カテゴリー「第5回国民大集会(2003/5/7)」の記事

2003年5月 7日 (水)

第5回国民大集会(目次)

1.開会
2.帰国被害者の挨拶(5名)
3.ゲスト挨拶
ゲスト挨拶1
石破氏・安倍氏・中山氏・石原氏
ゲスト挨拶2
崔祐英さん・キム・ソン・ホさん・安明進さん
ノルベルト・フォラツェンさん・ブラウンバック米上院議員

4.荒木和博氏報告
5.家族からの訴え
6.大会関係者挨拶
7.閉会
8.レポートを終えて

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第5回国民大集会(1)

2003年5月7日(東京フォーラム)
1 開会  開式 櫻井よしこさん(司会)

みなさまこんばんは。

(おちついたゆっくりした声、拍手、会場からこんばんは~の声)

只今より第5回国民大集会を開催させていただきます。
きょうはまず最初に、みなさま方に心からのに御礼とお詫びを、申し上げなければなりません。
この広い会場にいっぱいに多くの人たちが来てくださいました。それと同時に1000人を超える人たちが会場にはいれることができずにお帰りになられました。(拍手)
日本国民の『拉致はテロである。決して許すことができない』という思いでご参集くださったみなさま方、会場に入りきれずにお帰りになった皆様方、その全員の方々に心からのお詫びと、そして来てくださった事へ心からの御礼を申し上げます。

1977年に 横田めぐみさん、久米裕さんが拉致され、それから26年間が過ぎました。
長い四半世紀を越える時間がが流れ、ようやく5人の方々が戻ってこられました。
私たちは、5人の皆さん方の帰国にどよめきました。
しかし未だに5人の方々のご家族の皆さん方は戻ってきてはおりません。多くのその他の人々は消息さえもわかりません。
私たちが愛する家族のひとりびとりの消息が明らかになっていない一方でいくつかのことも判明してまいりました。それは北朝鮮に拉致された人々は60年代から姿を消しているという事でございます。1960代から~1990代の始めまで拉致は続いていたとみなければならない状況がおきております。

日朝交渉がはじまったのが91年でございます。テーブルの上で日本と北朝鮮の友好をうたいそして国交正常化の交渉を行う一方で、卑劣なテロであります拉致事件は続いていたわけです。私たちは北朝鮮によるこのような拉致をけ・っ・し・て許すことはありません。

           (会場大きな拍手)

またこの拉致を只放置する日本の外交のメカニズムもけ・っ・し・て許すことはありません。
また日本国民、そして韓国の国民の皆さん方も含めて卑劣な拉致の犠牲者になっているの事態を見て見ぬふりをして無気力に只受け入れることも、私達はけ・っ・し・て許すことはありません。
日本人から拉致された全ての人々、韓国から拉致された全て人々、卑劣なテロ行為であります拉致の犠牲者を全員救い出すために、私達はまた今日ここに集い気持ちを新たにして共に手を携えながら、助け合いながら励まし合いながら進んでいきたいと思います。
           
               (拍手)

新たな決意を胸にこの会を進行して参りますけれども、まず北朝鮮の拉致被害者家族会代表の横田滋さんに開会の辞をおねがいします。

2.開会  開会の辞 横田滋さん

只今ご紹介頂きました拉致被害者家族連絡会の横田でございます。本日はお忙しい中、第五回国民大集会に大勢の方にお集まり頂き厚く御礼申し上げます。初めて5千人規模の会場を選んだわけでございまして、私たちはどのくらいの方にきて頂けるかとちょっと心配しておりましたんですが、杞憂に終わりました。
この姿を金正日に、是非みせてやりたい気がします。

             (大きな拍手)(そうだ~)

今までは『各家族会』『救う会』『行動する議員連盟』『地方議員の会』の主催でございましたが、今年はこれに加えまして『特定失踪者問題調査会』それから『北朝鮮による拉致被害者の救出に取り組む法律家の会』の6者で共催で行うことになりました。
昨年9月金正日は拉致を認めたにも関わらず8ヶ月以上(7ヶ月?)たった現在、5人の被害者は家族を残して帰国してから6ヶ月経過いたしました。この間は北朝鮮は蓮池さん地村さん曽我さんの家族人質として抑留し続け、横田めぐみら生存未確認者確認者10人に対して日本政府が提起した150の質問に一切こたえず、また15人以外の多くの拉致の真相を隠蔽した状態です。
この状態を打破するために我々は(家族会では)3月にはワシントン東部をおとずれました。また4月には国連に訴えるために(国連人権委員会)ジュネーブにも行きましたし、『民間との対話』ということでロサンゼルスも訪れております。

今こそ拉致問題の解決を図らなければならない時です。
そのためには日本国内で被害者、家族、支援者、政府、国民が一体となって救出の声をあげていくほか米国、韓国をはじめ国際社会に強い支持を得て金正日政権に対して拉致問題の完全な解決を断固として求めていくことになります。(拍手)
金正日政権は拉致問題すでにほとんど解決したとし論議する必要もないと主張していますがどうかみなさま最後までいろんなかたが来ておりますし。。。家族の声もありますのでお聞き頂き拉致の真相を、最後までお聞き頂きたいと思います。

          (大きな拍手)


いつもの、やさしい横田節、5000人の会場が満席の喜びが笑顔に表れていました。

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第5回国民大集会(2)

1.帰国被害者の挨拶 地村保志さん

《桜井さん(司会)》
ではここで四半世紀ぶりに日本の地を踏みました5人の方々にご挨拶をお願いしたいと思います。いろんな事情がございますのでみなさん方はここでご挨拶を頂いたあと、別室にさがりましてこの会の模様を見守ることになっています。
では5人の皆様方どうぞ。

帰国の5人会場中央へ
(長い拍手なりやまず)
台上中央に舞台右手から地村夫妻 蓮池夫妻 曽我さん、男性2人はダークスーツ、冨貴恵さんはピンクのスーツ、祐木子さんは淡いオレンジのスーツ、ひとみさんは、紺のブレザーに白のブラウス、プリントのスカート5人とも胸にブルーリボン、バッチはない。
舞台に向かって右側に、来賓(石原氏、石破氏、安倍氏、中山氏)、拉致議連議員他の席、左手に家族会(横田夫妻をはじめ帰国、未帰国被害者の家族)救う会の席、中央に演台、舞台後ろにはワイドスクリーンで発言者を大きく写し出し、2F席からも表情がよくみてとれた。客席右に手話通訳席が設けられ、耳の不自由な方も手話でこの大会をしっかり受け止めていた。
舞台向かって左手横にカメラマン席、目視で10台以上のテレビカメラ他新聞雑誌などのカメラ。
5人は演台の前で話し始めた。

《地村保志さん挨拶》
今日はお忙しい中、私たちの拉致問題解決のため沢山のみなさんにお集まり頂き、まことにありがとうございます。昨年私たちは帰国しまして約7ヶ月がすぎようとしていますがおかげさまで帰国しその間みなさまの絶大なるご支援とご協力の支えにより、きょうは帰国した当時と少しちがった面もち(気持ち)でこの場に立つことができました。またこの4月からは夫婦揃って仕事を頂いて二十数年前と同じように社会復帰もはたしました。

(大きな拍手、鳴り止むのを待つようにして。。)

これひとえに私たちの帰国を暖かく迎えてくださり、物心両面で支援をしてくださったみなさまのおかげと深く感謝しております。(拍手)

しかしご存じのとおり、まだ北朝鮮に残してきました家族との再開を果たせぬまま今日に至っております。この問題につきましては、日本政府の責任ある対応によりまして、早期解決するものと信じておりますが、これにはみなさまの深いご理解と認識そしてご協力とご支援がなくては難しいと思っております。

そういった意味で今回の大会が成功裏におわることを心から望んでいます。
最後にみなさんの変わらぬご支援とご協力を再度お願い申し上げ、挨拶に代えさせて頂きます。

               (大きな拍手)
          
朴訥とした地村さんの話し方はTVで拝見するのと同じに優しさがあふれていました。
地村さんの感謝の気持ちと、これから私たちに期待することの重さを、訥々とした話しことばのはしばしに感じました。
誠実な人柄、北朝鮮できっと随分自分を押さえて耐えてきたからこそ、あのようにお話になれるのだと思いました。
支援と声をあげ、私たち市民が彼らを後押ししなければならない。必ず経済制裁などの北に対する圧力を政府に実行させなくてはと、思いを新たにしました。
どうぞ、参加できなかった方も、同じ想いを感じ取って頂きたいと思います。

2.帰国被害者の挨拶 地村富貴恵さん(浜本)
みなさんの励ましと支援の中でおかげさまで私も職場にもだんだん慣れて生活に張りがでてまいりました。本当に帰ってこられてどんなにか良かったと思う毎日です。
本当にありがとうごさいました。

              (大きな拍手)

でも、日がたつに連れて、子どもたちへの想いは募るばかりです。親が子を、子が親を慕う想いはここに参加しているお父様、お母様も一緒だと思います。私は今、親兄弟の愛を受けながら暮らしていますが子どもたちには誰もいません。
どうか早く逢わせてください。みなさんのご支援とご協力、もっともっとお願いします。

              (盛大な拍手)

『帰ってこれてどんなにか良かったと思うと』というところでは、明るい富貴恵さんの笑顔が印象的でした。
募るお子さまたちへの想いを早く叶えて差し上げたい。
もうこれ以上耐えるのはあまりにかわいそうです。
まわりは、目がしらを押さえる人、ハンカチをバックから取り出す人が目立ちました。
拉致問題の解決なしに、食料援助などありえません。

3.帰国被害者の挨拶 蓮池薫さん
拉致問題まだ拉致疑惑と言われていた時、孤独とそれから絶望の中でうちの両親たちは私たちの救出運動を続けていました。その中で一筋の希望そして勇気と力を得たのはみなさまのくださった署名であり、又そのときにかけてくださった『がんばってください』という一言でした。

             (おおきな拍手)
             
そして私たちが帰国して日本に留まって子どもを待つという決心をし、その後一向に先の見えないそういう不安の中でも子供達を迎える準備をし、そして社会復帰の一歩一歩を歩んでこれたのも、みなさまの下さった励ましの手紙と声援と支援でした。

(支援協力がなければ)そのような拉致問題解決のための気運が高まることはなかったでしょうし夢にも思わなかった我々の帰国、帰郷という事実はありえなかったと思います。
現在我々が、私たちのひとつの又最大の願い、(それは)やはり子供達北朝鮮に残してきた子供達が1日も早く帰ってきてそして自分の意志で家族で自分の将来をきめるという、そのことです。
           (拍手)
我々、わたしたちは本当に、自分の意志に反して拉致されていった以上、これは我々が日本に留まって子供たちを待つというのは当然のことであり、(拍手)だれにも指示されたわけでもありません。(拍手)ありがとうございました。

只、言うか言われないかという事情、子供たちに知らせることができなかったという事情をすべて話し、そういうことを知った上で、本当に子供たちが自分の意思で将来を決めていく、これは我々の当然の権利であると思います。(拍手)

本当に我々の願いは平凡でありながら切実な願いであります。
我々はこの問題がみなさまの支援なくしては到底解決できないものと思っています。(拍手)
特に、今情勢が流動的な現在、みなさまの支援とご声援によって問題解決の気運がさらに高まることを心からお願い申し上げます。

                (大きな拍手)

4.帰国被害者の挨拶 蓮池祐木子さん(奥戸)

(さらに大きな拍手)

日本に帰ってきて7ヶ月、羽田空港であんなに沢山の方々が私たちを迎えてくれるとは夢にも思っていませんでした。歳月がたつに連れ、両親に私たちが元気でいることを伝えたいという気持ちが大きかったのですがどうしようもありませんでした。
元気でいてくれるのか、夜月を眺めながら思ったものでした。

それが、24年ぶりに現実となり、再会することができました。
両親は老人になり、私も中年になりました。本当に長い間離ればなれになっていたということを痛感しました。この日を迎えるために長い長い年月信念を持ってこの問題をなんとか解決しようと活動してくださった方々のおかげで私たちが帰ってこれたんだと思っています。心から感謝しております。(拍手)
そして、私たちの出身はもちろん全国各地から激励のお手紙をたくさん頂き大きな励みとなっています。(大きな拍手)
有り難くて何回も読み返したお手紙もありました。本当にありがとうございます。(拍手)
日が経つにつれ日本で子供たちを待つ決心をしたことをつくづく良かったと思っています。(拍手)

半日あったら行って連れて帰ってこれるところなのに、子供たちがいる大学もわかっているのにと考えるとたまらなくなるときもあります。いつも心の中で元気でいてほしいと、いつ帰ってきてもいいようにみんな待っているのだからと思います。

子供たちと1日も早く会える日を信じて、精一杯頑張ります。これからもご支援お願いします。
             (大きな拍手)
こんど東京に来るときは、子供たちを迎えに来るときだと思っています。
           (『そうだ』の掛け声と拍手)
こんなに多くの方がこの集会に参加して頂いて本当にありがとうございます。(拍手)


◆お二人とも、はっきりと『日本で子供を待つ』と、『自分たちで決めた』と仰いました。そして『日本で待つことに決めて良かった』と仰っています。『北に一度帰れ』などと言っていた識者のみなさんに会場に来てていただき、このはっきりとした発言を生で聞いてほしかったです。
上へ 2-5.帰国被害者挨拶 曽我ひとみさん  下へ
《曽我ひとみさん挨拶》
こんばんは。(客席からも『こんばんは』の声)
本日は行方のわからないわたしの母のことを知って頂きたくて佐渡からまいりました。
母について申し上げる前に日本に来て以来全国のみなさんから頂いた貴重なご支援に対してこの場をお借りしてお礼を申し上げたいと思います。
また先日は肺ガンの手術を受けご心配をおかけしてしまいました。
みなさん、重ね重ねのご支援に感謝しております。

さて日本に来るまでは、母は日本に暮らしていると思っておりました。大好きな、そして心の支えでもありましたので、北朝鮮にいる家族にも母のことはよく話をして聞かせておりました。
24年前に私と共にいなくなってしまったきりだと知った時、信じられないというショックで、呆然とし涙が止まりませんでした。
佐渡の実家に残された母の着物や日用品を見るのがとても辛く感じました。日本に来てしばらくはそれを見ながら毎晩泣いていました。
この半年の間いろいろな体験をさせていただき、だんだん日本の生活にも馴染むにつれて、冷静になってみると北朝鮮にいる家族のことと同様に母の事がとても気がかりになってきました。

一週間まえに私はある夢をみました。その夢はとても悲しく辛く信じられない夢でした。
母が死んだということがテレビで放映されている夢でした。朝起きてからそのことを考えると一日中何も手につきませんでした。突然の夢に心の中に、大きな穴が開いてしまったようで寂しさを堪えられませんでした。

しかしそのあとで、私は思いました。これは絶対夢で、現実ではないと。(拍手)
母に会ったら『生きていてくれてありがとう』とお互いに強く抱き合いながら涙が枯れるまで泣いてみたいです。(拍手)
まだまだ娘としてしてあげたいこと、そしてしてほしいことが数え切れないほどいっぱいあります。この24年間は母の大切さをとても深く感じる結果となってしまいました。生死もはっきりしない家族を想うことは辛く辛くほんとに苦しいことです。今日ここにいらっしゃる被害者の方々は、そのことを一番わかってくださると思っております。

明日からは又、心から願っているその日のために力を合わせて強く強く前進してください。
わたしも。(拍手)
今拉致被害者として手厚い保護を受けておりますが、わたしも母の行方を知りたい家族のひとりとして、なにか少しでもお手伝いさせていただきたいと思い、この国民大集会に参りました。

今日はお忙しい中を参加してくださった国民の皆さんに心から感謝しています。(拍手)
家族の大切さ、家族の絆の深さを少しでも理解していただければありがたく思います。
国民のみなさんの強い力を信じております。よろしくお願いします。
わたしの話をお聞きいただきほんとうにありがとうございます。
 
             (盛大な拍手)

《櫻井さん(司会)》
地村さん、冨貴恵さん、蓮池さん 祐木子さん、そして曽我ひとみさんありがとうございました。
私たちはこの5人のみなさんをここに迎えている喜びとともに、ここにいない多くの人々の哀しみも知っていたはずです。壇上に座っていらっしゃる拉致被害者の家族の皆さん方の哀しみを思いますと、私たちはここでもう一度、全ての人達が救われるまでは、みんなで力をあわせて、け・っ・し・て 諦めることはしないということを、大きな拍手でしめそうではありませんか。(長い長い拍手)
ありがとうございました。
わたしたちは、け・っ・し・て ここにいない人たちを忘れることはありません。



◆曽我さんの夢は、逆夢に間違いありません。『絶対夢で、現実ではないと』とのことばを聞いて曽我さんの強さを改めて感じました。北朝鮮のご家族とお母様と全員が帰国できますように。
ベーカー大使との面会の実現は解決に向け、心強いものになりましたね。

桜井さんの『け・っ・し・て』と『全ての』と『忘れることはありません』ということばには、力がこもり、心から被害者と家族を支援する気持ちがよく表れて胸に響くものがありました。

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第5回国民大集会(3)

1.ゲスト挨拶 石破茂防衛庁長官

《桜井さん(司会)》
私たちはけ・っ・し・てここにいない人たちを忘れることはありません。
このことは私たち国民の代表であります政治家にもそのことを忘れては頂きたくないと思います。
   
     (そうだ~!よ~し!などの掛け声、大きな拍手)

この会場には、今まで拉致問題の解決に力を尽くしてくださった多くの政治家の皆様方がいらしています。
まず現職の防衛庁長官、石破茂さんにご挨拶を頂きたいと思います。(拍手)
石破さんは防衛庁長官になられる前まで拉致議連の会長をしておられました。
家族にとっても多くの力を頂きました。石破さんお願いします。(拍手)
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 《石破茂防衛庁長官挨拶》
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石原都知事そしてまた多くの国会議員の先生方がご臨席いただいております。前に(拉致議連の)会長を務めていたという事で先にご挨拶をさせていただきます。失礼をお許しいただきたいと思います。

昨年の9月にやっぱりこういった会合をやりました。もっともっと小さな会場でした。一年たって『ほんとに努力というものは実るものだ。誠意というものは報われることがあるものだ。』というそういう思いを新たにしておるところでございます。 (大きな拍手)
(拍手の中)多くの方のご尽力に心から厚く御礼を申し上げます。(拍手)

9月17日、小泉総理が訪朝なさった日、覚えていらっしゃる方も多いと思いますが、ほんとに雨の降る日でございました。強い雨の降る中、私たちは総理がいい知らせを持って帰ってきてくださる、そういう思いで家族のみなさま、家族会のみなさん、議連の同士のみなさん方と待ち焦がれておりました。外務省の飯倉公館に場所を移しまして届いた知らせというのは余りにも残酷なものでした。私は恥ずかしいのですが私自身余りのショックに言葉もでなかった。

            (周りからすすり泣きの声)

ありありと覚えていますがその話を一家族(ひとかぞく)一家族に外務省が説明をした。横田ご夫妻は、奥様の、お母さんの早紀江さんは、『私は絶対信じない』ということをきっぱりいわれた。私は本当にあれに勝る感動というものを受けた事はありません。

そして大事なことは日本国政府と国民と家族とこれから心をひとつにすることだと思っています。(拍手)家族会のみなさんと、そして帰ってこられた方々、国民、日本国政府、その思いがひとつになることがこの拉致問題を解決し大きな喜びを迎えるための最も大事なことだと私は思っております。(大きな拍手)
   
本日は政府から安倍官房副長官、あるいは米田内閣副大臣同士の方々がおいでになっております。
私たちは政府の中にあって国民の気持ち、家族の気持ち、そしてその政府が一体になり最大限の努力を今後してまいる所存であります。(拍手) したがいまして私たちは『テロにはけっして屈しない』『脅しにはけっして屈しない』 (拍手)この体質がなければなりません。
   (わきあがる長い拍手、掛け声が会場あちこちから) 
体質だけではなくこの拉致問題に我々取り組むにあたって『主権国家とはなにか』『国家とは何か』これが問いかけられているのだと思います。(拍手)
(拍手のを断ち切るように言葉を早めて)私たちはけっして脅しに屈することがないように、そういうような国の形成を行っていきたい。そして日本国、そして合衆国、韓国、そして多くの国々が一致してこの問題に取り組むようにと思っています。

去年の今ごろは、私たちは政府にお願いしてもなかなかやっていただけないので、この拉致問題を解説した英語のパンフレットを議連が自費で作りました。それをもって世界中を回りました。そして国連人権委員会にも訴えました。去年、たった一年前です。たった一年前には、それを訴えても誰も聞いてくれなかった。しかしこの一年間で国連の人権委員会でこれをもう一回審議しましょうというところまできたんです。

(力強く)努力をすれは、必ず実る。(拍手) 一年後に全員帰国という実りとして報われるように私どもとしても最善の努力をしていきたいと思います。我々の願いがほんとうに実る、日本国が国家として、再び大きく羽ばたいて行くその日まで、私達もみなさまとともに、努力したいと存じます。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。(拍手)
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《桜井さん(司会)》 
ありがとうございます。日本国が国家としてこの拉致に取り組むという力強いお言葉を頂きました。おおいに期待をしたいと思います。

力強いことばに会場は熱気を帯びてきた。掛け声も大きくなり身を乗り出して聞く人もいた。
3F席最後部は、やはり見難いらしく、2F席前の階段に来て、そこに座って見る人も随分いた。
桜井さんは最後のコメントをまるで会場とともにこの発言を確認し記憶するように言った。

2.ゲスト挨拶 石原慎太郎都知事
《櫻井さん(司会)》
拉致はまぎれもなくテロであるとはっきりと仰っている都知事の石原慎太郎さんおいでいただきました。
             (われるような拍手)

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 《石原慎太郎都知事挨拶》
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石原でございます。あの、私たちは昨年ある2つの出来事をきっかけに敗戦以来忘れていたものをようやく自分自身のものとして取り戻します。
それは、自分がまぎれもなく日本人という民族に属していること一員であるということ、それからまぎれもなく日本という国家社会に属している一員であるということですね。私たちはまずそれを最初に日本で催されたワールドカップで感じましたね。やっぱりとにかく我れを忘れて日本に声援を送らざるを得なくなった。あのときの心境というのはもう理屈を超えたやっぱり一番根源的なものだったと思います。
そして、この拉致事件なるものが正式にクローズアップされる、政治的問題として社会的にも登録された時に、帰還された5人の方々、そしてそれを待ちわび続けたですねご家族の方、そしてなお行方知れずの自分の肉親を思って余りある家族の方々のおかげで『これは大変なことなんだ。自分は同じ日本人なんだ。同じ日本人がこういう目に遭ったんだ。』ということを私たちはまぁ痛感しました。これはとっても大切な事なんだと思います。(拍手)
私たちはやはり日本の風土の中で同じ伝統ある文化の中ではぐぐまれて、共通の情念なり、感性というものを育てて日本人として形成されてきた、そういうことを相対的世界の中での立場というものを私たちが認識したということは非常に大切なことだと思う。

私はこの事件を私なりに考えてまいりましたし24年国会にいました間にも、外務委員会でも質問を相当しました。そのたんびにはずされてました。まぁ国会で質問してもどうなるものでもなかったんですがそういう苦い経験もしました。まぁある時点で決心をして『日本というのは去勢された考えの国なのだ』いうことばを残しまして国会を後にすることにしたのですが。(拍手)

今でも覚えていますが、日本でも上映されましたが、昔みなさんも知ってると思うが『風とライオン』という映画がありました。日本に戦争を布告したフランクリン・ルーズベルトの叔父さんのセオドア・ルーズベルトが大統領をやっていた時、アフリカを旅行していたアメリカ人の中学校の先生、女の先生です。子供連れだったんですけども、誘拐されましてモロッコのシークの大酋長のハーレムに入れられたんですね。それを知ったルーズベルトは即座に軍艦を送ってですね、大砲の火蓋をきって戦争をしかけた。そしてこの自分の同朋を取り戻した。
(断言するように)私はこれが、やはり国家だと思います。
    (大きな賛同の声、拍手)
    
国民の生命と財産を国家の権利責任において守るという事が国家の大原則だと思いますがそれを果たせない今日の日本の政府に、ほんとにこの政治家のひとりとして恥ずかしい思いが改めていたします。でも、私たちはいろんな力があるし可能性がある。それをですね相手に向かって誇示をすることでほんとの外交が進展していくと思います。この点で私は、なんで日本がこの事態になお、積極的に言ってみれば(きっぱりとした口調)報復を考えないのかわからない。
    (大きな拍手)

先日、ワシントンポストのインタビューを受けまして、今日言ってることとおんなじことを言いましたら、それがアメリカの新聞に載った瞬間にですね、北朝鮮は非常にヒステリックに反応してまして、私は日本の新聞にはいつも言ってることなんですが、アメリカの新聞にそれが載ったら非常にヒステリックに反応して、『石原のような病的な戦争論者、愛好者のような政治家を戴いているのは日本人の恥だ』というような論評が向こうの新聞に載りまして、これもまぁ外国の新聞記者から教えられましたが。それくらいですね、日本は舐められている。やっぱり欧米の論調というものをあの国は気にせざるをえない。
ならばなんで私たちはせめて(義憤に満ちて)日本は経済的な報復を、経済制裁というものをしないのか、私にはわからない。
          (大きな拍手 掛け声)
具体的な事案はたくさんあります。私の個人事務所のすぐ前に大阪経済法律大学というまことにわけのわからない-大阪に本拠があるようですが-大学がある10階だての建物ですが、だれも住んでいない。これは北朝鮮系のですね学校のようですけど資産としてそのビルを構えているけれども、大学並に固定資産税も地方税も払っておりません。この他ですね、美濃部時代に-あの人は社会主義と自由主義が戦争をして完全に社会主義に自由主義が負けたと言って金日成に最敬礼した人ですけど-この時代に北朝鮮系のいろいろな施設にもこれを在外公館並に扱って無税にしました。これは非常におかしな話で、昨年から調査しましてこれには私は東京都の責任で課税をしてまいります 。
     (われんばかりの拍手)(がんばれ~、やれ~の声)

大事なことはですね、具・体・的に、具・体・的に一つずつ事を重ねていかないと、絶対動かないんです。怒りの言葉、哀しみのことばはいくらでも出てくるでしょうが、それだけではやはり相手は絶対に動かない。私はやはり、政治家の責任として政治的に具体的に事をこうじて、これを積み重ねていくことではっきり日本の国家としての日本人の民族としての意識と意思というものを相手に伝えない限り(決然と強い口調)私たちの失われた同胞は帰ってこないと私は思っています。
           (拍手、そうだ~の声)
東京は東京の責任でやってまいります。国は国の責任でやってもらいたい。
           (大きな拍手)
             
米を送れば失った被害者が帰ってくるなどと言ったバカな外務大臣がいたが、そういう政策をしても誰も帰ってこないのはみなさんよく承知しているはずだ。(拍手)
やっぱり私たちは同朋を取り戻すために、積・極・的に、具・体・的に事を重ねていくという、その施策というものを国民が支持してくださらなかったら、これはですね政治家、政治は動かない。
(はっきりと)東京は東京の責任で一生懸命でやります。
         (大きな拍手)

私はたくさん方々がこの問題で集まられたのを見て、なんか残念なことに戦後50年日本が失ってしまった『垂直の倫理』立場、年代、世代を越えたですね、人間が人間として持ち続けていかなくてはならない心遣いを含めたですね、人間の垂直な出会いとか世代を越えた原理、倫理とかがまだやっぱり日本人に残っているなぁと思った。
頑張ってください。 (うずまく拍手)

【 桜井さん(司会)】
ありがとうございました。非常に勇気づけられる石原都知事のことばでした。


前半は緩やかに、後半になると早口でたたみ込むように強い口調で、石原氏は話しました。
会場は一気に熱気を帯び、感動で涙を流す人、声援の声を上げる人、かけ声をかける人が多くいました。
きっぱりと東京は具体策を実施すると明言したのです。
会場にいた人たちは強い感動を思い出してください。
いなかった人はこれを読みとってください。
国の無策を憂えるこの訴えに、政府はどう答えるのでしょうか。
国も積極的に具体的に動くべきです。


3.ゲスト挨拶 安倍晋三官房副長官

《櫻井さん(司会)》 
拉致被害者のみなさまがたがきわめて強い信頼を寄せてる政府関係者が安倍晋三官房副長官でいらっしゃいます。ご挨拶をお願いします。(長いおおきな拍手)
━━━━━━━━━━━━━━
 《安倍晋三官房副長官挨拶》
━━━━━━━━━━━━━━

 皆さんこんばんは。(会場から声をそろえて『こんばんは』の声)
ご紹介いただきました安倍晋三でございます。本日のこの国民大集会の開催にあたりましてこの家族会の皆様、救う会の皆様、多くの関係者ボランティアの皆さんに本当に心から敬意を表したいとこういう風に思います。そしてまた海を渡って参加していただいた韓国の拉致被害者のみなさんにも心から感謝申し上げたい。(拍手)

昨年の9/17日小泉総理とともに訪朝いたしました。東京におられた石破長官とともに私も北朝側からの報告を聞いて私もことばを失ったわけでございます。
しかしその結果10/15日、5人の拉致被害者の方々は24年ぶりに日本の土を踏むことができた訳でございます。これは本当に24年間、こどもたちを、兄弟たちを、生活を犠牲にして、仕事を犠牲にして一生懸命探しつづけたご家族の皆様の家族の絆、愛情として家族同士の団結の結果でございます。本当にそう思うのであります。(拍手)
                           
24年間、本当に長い年月であります。何故もっと早くこうした糸口を見つけることができなかったのか、我々政府としても是非とも考えなくてはならない点が多々あると思います。
そしてまた石原都知事が、石破長官が仰った通り、『日本は国家としてどうあるべきか』本当にそのことを考えました。(拍手)

しかし、今一番大切なことは5人の被害者の方の家族を、子供達をその両親のもとに、母親のもとに取り戻すことあります。(拍手)そして、北朝鮮によって『死んだ』といわれている8人の方々、『行方不明』といわれている2名の方々のの安否を私たちが納得する形で私たち自身でその安否を確認することです。

             (大きな拍手)
             
私と総理はこの原則を変える事はありません。(拍手)
拉致問題の解決によく落としどころということをいう人がありますが、『拉致問題自体にに落としどころはない』わけでございます。

          (『そうだ!』の大きな声、拍手)
          
我々、日本政府はけっして日本人を見捨てません。
そして又、『もしかしたら私の家族も』と捜索の申請をだされた方もたくさんおられるわけでございます。そういった方々の捜索も我々責任を持って、徹底して捜索を行っていきたいのです。そう考えているところであります。(拍手)
私は蓮池薫さんと大体同年代でございます。蓮池薫さんにおこったことは私におこったかも知れないのであります。同じ日本人におこったかもしれないのであります。

        (『そのとおり』と大きな声)
       
この問題は、単なる誘拐とかそうした事件とは違う問題なのです。この問題は、国家の安全保障上の問題なのである、そう考えております。(拍手)
我々はこの国を守る、日本人の生命と財産を守る大きな責任があるわけであります。
『国家としてこの問題を必ず解決をしていく』そういう決意を示すことが今の日本には大切じゃないだろうかそのように思う次第でございます。 (大きな拍手)

本日本当に多くの皆様にこの会場にご参集いただきました。
このみなさんの声は、この声は北朝鮮の指導者の耳に必ず届きます。
そして、今必ずまだ北朝鮮に残っている全ての方々にも届く、私はそう信じている。
我々は、拉致問題は必ず解決をするという結果をだすためにその責任を果たしていきたいとそう思っています。
大切なことは『国民のみなさんと我々政府、全ての日本人の声をひとつにしていくこと』だと思います。ひとつ、今後ともよろしくお願いいたします。
                  (拍手)

【 櫻井さん(司会)】
日本政府はひとりの国民も見捨てない。拉致問題は、日本国の安全保障上の問題であると言いきってくださった安倍官房副長官、私たちはそれが具体的に示されていった時に更なる全幅の信頼を安倍さんに寄せたいと思います。期待したいと思います。


家族の信頼を政府関係者としてこれからもしっかり受け止めて、具体的な形で実行していってほしいものです。
会場は、なにか連帯感のようなものが生まれ、掛け声や挨拶も自然にそろってきました。全体の気持ちが繋がっていくのを実感しました。

4.ゲスト挨拶 中山恭子官房参与

《櫻井さん(司会)》 
拉致被害者のみなさまが帰ってきて本当に頼りにしているのは中山恭子官房参与でいらっしゃいます。本当にやさしいお人柄ながら、非常にしっかりしたサポートをみなさんに与えてくださっています。中山さん、お願いいたします。(拍手)

 (『ごくろうさま~』と女性の大きな掛け声、会場、軽い笑いと拍手)
━━━━━━━━━━━━━━
 《中山恭子官房参与挨拶》
━━━━━━━━━━━━━━ 
みなさまこんばんは。(いつもの柔らかい口調)今夜この第五回国民大集会にこのようにたくさんの方々がご参集くださいまして大変ありがたく思っています。大変心強く思っております。ありがとうございます。

             (大きな拍手)
             
今まで、拉致被害者の方々が、そしてご家族の方々が二十数年間苦しんできたことを思えば、私どももできる限りのことをしなければならないと考えております。ここにご参集なさったみなさまも同じ考えだとおもいますが。(拍手)
私たちの仲間が拉致され、他の国に連れて行かれ音信不通になってしまっている、そのような時期が二十数年間続いてしまっているということは、決して許されない事だと考えております。(拍手)

なかなか思うように事が進まない状況ではございますけれど、日本の中の人々が心をひとつにして、あらゆる機会をつかい、国際社会にも訴え、日本自身としてできうるあらゆることを、なしうる全ての事をおこなって、被害者の方々--北朝鮮にいる方々--がもう一度母国日本の土を踏めるように、みんなが元気で帰国できますように、又、ご家族の方々--母国を知らない若い方々がいるかも知れません--その方々がもう一度自分の国の土を踏めますように、みんなが元気で帰ってこれますように、それまで一生懸命努力していきたいと考えております。

             (大きな拍手)

どうぞこれからもみなさまのご支援をお願いいたします。
みなさまのご支援なくしてはこの問題は解決に向かって進まないことと思います。
どうぞ最後まで見守り、なしうることをしてご支援くださいますように心からお願いいたします。
私どもも努力して参ります。よろしくお願いいたします。

            (感謝と励ましの拍手)
―――――――――――――――

《櫻井さん(司会)》 
中山参与はウズペキスタンからこの会のために急きょ戻ってくださいました。
ほんとうにありがとうございました。

◆会場にいると、中山さんの笑顔がどんなに拉致被害者と家族の力になっているかが伝わってきました。
被害者と家族の中山さんをじっと見つめる目に深い信頼を感じたからです。是非これからも頑張っていただきたいと思いました。
会場全体も、石破氏、石原氏の力強い挨拶の時とは違って、少し緊張から開放され優しい雰囲気になりました。


◆―――――――――――――――――――――――――◆
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第5回国民大集会(4)

5.ゲスト挨拶 チェ・ウ・ヨンさん
《櫻井さん(司会)》 
日本ではどれだけの人たちが拉致されているのかということがまだ特定されておりません。
特定失踪者問題調査会の調査のレポートによりますと、おそらく『300名以上の人々が拉致の可能性が排除しきれない形で失踪している』と、そこまではわかっております。
拉致の被害は、私たちが考える以上に大きく深刻なものがございます。

日本と同じように、もしくは日本よりも、もっと大・規・模・な拉致の被害にあっているのが韓国でございます。韓国の拉致被害者の家族の会のみなさま方と日本の家族会及び救う会は1999年以来交流関係をもち助け合ってまいりました。
そしてこの国民大集会にもそのたびに、チェ・ウ・ヨンさんたちが参加をしてくださいましたけれども、今年は7名のみなさまが来日してくださいました。
まず、拉致被害者家族協議会会長のチェ・ウ・ヨンさん、そして同じ会の総務のパク・ヨン・ホクさん、会員のキム・テ・オクさん、そして朝鮮戦争拉致被害者家族協議会の名誉理事長のイ・ミン・ギンさん、同理事長のキム・ソン・ホさん、キム・ヒョン・ギさん、そして運営委員のキム・ソン・チョンさんの7名でいらっしゃいます。(拍手)

韓国ではわかっているだけで私たちと同じ拉致の可能性を共有する拉致の犠牲者の方々が486名もいらっしゃいます。また、南北の朝鮮戦争当時に北に連れて行かれた、連行されてしまった人々、83,000人もの人々の行方が未だにわかっておりません。

       (『ゆるせねぇ~』との声)
     櫻井さんがそれに答えて(厳しく、はっきりと) 
       『許せません。本当に許・せ・ま・せ・ん。』
           (会場大きな拍手)

韓国の方々を代表いたしまして、韓国の拉致被害者家族協議会会長のチェ・ウ・ヨンさんにご挨拶をいただきたいと思います。チェさんは最初の会から5年連続、私たちと共に戦うために海を渡って駆けつけてくださいました。

              (大きな拍手)
《チェ・ウ・ヨンさん挨拶》(日本語で)
みなさんこんばんは (拍手)
韓国の拉致被害者家族団体を招待してくださった救う会の佐藤勝巳会長、家族会の横田滋代表、そしてこの集会を成功させようと努力された関係者のみなさまに感謝と尊敬を表し、申し上げます。(拍手)

私は去年9月韓国の拉致被害者家族協議会を代表して、『北朝鮮に拉致された日本人を救出するぞ、第4回国民大集会』に参加しました。私は今ここにいらっしゃる日本の拉致被害者家族とともに小泉総理のピョンヤン訪問が成功するように祈りました。これまで6年間、日本の拉致救出運動はキム・ジョン・イル(金正日)に日本人拉致の事実を認めさせ、謝罪までさせ、さらに5人の拉致された人々の国家への帰還を勝ちとりました。日本のみなさまがこれまで6年間活動してきたことに続けて北朝鮮を圧迫し続ければ、(強く)必ず残っている拉致被害者の帰還は勝ち取ることができるはずです。

              (大きな拍手)

拉致された韓国人の中には、犯人あるいは政治犯として収容所へ送られてしまった人もいます。私は金正日(キム・ジョン・イル)に要求します。
『キム・ジョン・イル(金正日)は直ちに、拉致された全ての日本人と韓国人を帰しなさい。』

              (大きな拍手)

私たち韓国の拉致被害者救出運動はまだまだ様々な障害があります。朝鮮戦争以後に拉致された486名のうちひとりも帰還が実現せず帰ることはできていません。
私たち韓国の拉致被害者家族協議会は日本の拉致被害者家族連絡会、救う会と国際的連帯を強化しようと考えています。
また、私たちは6月に訪米し、米国政府が北朝鮮の人権について設置する会に、韓国の拉致被害者の問題について言及してくださるように要請します。(拍手)
またヨーロッパ、中国や国連人権機構が日本の拉致問題だけでなく韓国の拉致問題についても言及するように努力します。

このたびの大集会が成功することを心より願っております。

              (大きな拍手)

《櫻井さん(司会)》 
チェ・ウ・ヨンさん本当に、ありがとうございました。
あなたのお父様も帰ってくるように、私たちも力をこめて貴女を応援したいと思います。


とても優しい声で、なめらかな日本語を使い、時には力をこめてチェ・ウ・ヨンさんは話されました。韓国には、また日本とは違った事情があることでしょうが、同じ想いの同士として、共に世界に訴えていくとの宣言に感動しました。

韓国の拉致問題の根の深さ、規模の大きさを実感し、改めて北朝鮮の犯罪に怒りを覚えるとともに、石原氏の言うとおり、具体的に目に見える形で日本の怒りを表して(報復)、相手に要求を伝え全員を取り返さなければと思いました。経済制裁賛成、万景峰号寄港反対、不買運動大賛成です。
それにしてもこの期に及んで経済制裁はないという川口外相に怒りを覚えます。

韓国の拉致被害者の方々にも一日も早く帰還して頂きたい。そのためにも国際的に北朝鮮を包囲していかなくてはなりません。

※韓国からのゲストの方のお名前は漢字表記が無理なので、櫻井さんの発音をカタカナ表記させていただきました。
6.ゲスト挨拶 キム・ソン・ホさん
《櫻井さん(司会)》
次に朝鮮戦争の時に拉致された被害者の家族協議会の理事長いらっしますキム・ソン・ホさんにご挨拶を、お願いします。キム・ソン・ホさんは今回初めてこの会に来ていただきました。通訳は荒木和博さんにお願いをいたします。

《キム・ソン・ホさん挨拶》
日本の皆さんこんばんは。(拍手)
まずい日本語で挨拶するのを許してください。(拍手)
私たちを招待してくださって、本当にありがとうございます。(拍手)
皆さんのおかげで、絶望的な私たちに希望が生まれました。

        (大きな拍手)

私たちは朝鮮戦争中に拉致された被害者の家族です。
日本の皆さんがこんなに多く集まったことに、ビックリしました。(拍手)
皆さんがここに集まった目的は、北朝鮮、キム・ジョン・イルのテロを糾弾すると共に、皆さまの家族を救うために燃える心で集まったと思います。(拍手)
この熱い力を韓国にもらっていきたいと思います。(拍手)

1952年五十数年前、韓国では、北朝鮮の共産軍によって占領されたすべてのところで各界の民間人が拉致されました。この席にいられる朝鮮家族会を創立したイ・ミン・ギン名誉理事長のお父さんは工場を経営していた有望なる実業家でした。ところが北朝鮮の警察が強制的に連れて行きました。
またキム・チョン・ヒさんは、お母さんの腹の中にあったときお母さんの出産前ですけどお父さんが鉄道業務を務めていたとき拉致されました。
私のお父さんも大学の教授だったんですけど、蒸し暑い9月23日、北朝鮮警察によって、拉致されました。
北朝鮮のテロリストは一万あまりの韓国の民間人を拉致したのです。。
しかしながら韓国の政府は拉致者の問題は特にわからないといいました。
けれども、私たちは、昨年2月大韓民国の政府が1952年公式的に作成した12,959名の拉致者名簿を発見したのです。
このよううな拉致行為はキム・イル・ソン秘密命令によって行われた『テロ』です。(拍手)

このようなことが、今も北朝鮮の政府に行われています。
日本の方に行った拉致テロはキム・イル・ソンの拉致を世襲したキム・ジョン・イルのテロ犯罪と思います。(拍手)
キム・ジョン・イルが日本の人たちを拉致したのも、韓国の人を拉致したものけっして許さない『テロ』だとと思います(拍手)
この問題は国際社会も容認されないけっして許されない犯罪だと思います。(拍手)

私たちは、日本の拉致被害者家族の皆さんと哀しみをを一緒にしながら、そして、まだ北朝鮮に残っていられる家族の送還と捜査に対する真相究明がいち早く達成できるよう祈ります。(拍手)
そして日本の皆さん、韓国の被害者家族の帰還も実現させるように力を合わせて戦ってくださ~い。

             (長い拍手)

アジアの平和と、世界の平和と、テロリスト金正日(キム・ジョン・イル)がなくなるまで奮闘します。日本の皆さん頑張ってください。私たちも頑張ります
どうもありがとうございました。

         (なりやまない拍手)(がんばれ~の声)
         
《櫻井さん(司会)》 
キム・ソン・ホさん一緒にがんばりましょう。ありがとうございました。

通訳の必要などなく、一言、一文、丁寧に力を込めて話してくださいました。
熱い想いが伝わってくる話し方でした。
韓国の拉致被害者のあまりに多いことに、愕然としました。

7.ゲスト挨拶 安明進さん
《櫻井さん(司会)》

次に元北朝鮮工作員で日本にもたびたびいらっしゃいまして、いらっしゃるたびに拉致された人々についての具体的情報を私たちに提供してくださいました。そして拉致されている人々、指導したとされている人々は必ず生きているということを、北朝鮮のことをよく知る人として言ってくださいました。安明進(アン・ミョン・ジン)さんお願いいたします。

        (大きな拍手鳴りやまず)
 
通訳は荒木さんにおねがいします。   (ありがとう~~の大きなかけ声)

《安明進さん(元北朝鮮工作員) 挨拶》
こちらこそ大変感謝をしなければなりません。(拍手)

97年のはじめに、初めてこの拉致の問題について証言して以来、自分がどうなるか、キム・ジョン・イルがどうなるか、あるいは拉致された人たちがどうなるかいろいろ考えました。失望した時もありました。

数万人の韓国人を拉致し数百万の北朝鮮の人々を飢え死にさせたキム・ジョン・イルは、今までただの一度も謝ったことはありませんでした。生まれてから両親にさえ謝ったことのないキム・ジョン・イルが日本の首相に謝ったという事を見まして、皆様の力に大変驚きました。(拍手)
その皆様方の、ここにいる関係者のみなさまの、努力が9月17日に実ったときに私は本当に感激をいたしました。
『過ちは必ず正される、そしてわからない事は必ず明らかになる』という事を、その時改めて確信をいたしました。(大きな拍手)

今日は『拉致はテロだ』というスローガンの基に皆さまはお集まりになったと思いますが、飛行機をハイジャックした人を普通テロ犯という風に言うのであります。飛行機の中にいる人を連れて行くほうがまだましではないかとすら、思うのであります。
北朝鮮のキム・ジョン・イルは北朝鮮という飛行機に日本人を拉致してきて乗せて、いつでも殺そうと思えばすぐ殺せるような状態でいるわけでございますから、これこそまさにテロ犯ではないでしょうか。(拍手)

ここにお集まりになっておられます日本の方、ご家族、そして韓国のご家族、この方々にお集まりいただいて、私としては大変うれしい気持ちでございます。(拍手)

いまも拉致されて帰ってこない多くの日本人たち、そして今ここに自分自身が韓国に浸透するためにそういう風な教育を受けた、その韓国人の教官のお母さんもおられるわけですが、その方々が救われてキム・ジョン・イルが最後の審判を受けるまで、みなさまの協力をお願いしたい次第でございます。

日本では多くの方々が拉致をされて、そしてこのような会が催されたわけでありますが、韓国では、数百人の方が拉致されても、このような場は持たれた事はございません。
皆様のこのお力が韓国にも伝わって、拉致をされた韓国人を救出するように、韓国の人たちが立ち上がってくれるように期待するものであります。

みなさま方の志とそして、力と努力は必ず実現すると考えます。カムサムニダ(ありがとうございました。)

《櫻井さん(司会)》
安明進さん、ありがとうございました。

命をかけて証言を続けてくれている安明進さんに、会場から心のこもった感謝の拍手が送られていました。初めて生で彼の姿を見、話を聞きましたが、強い正義感を持つ人だと感じました。
韓国の拉致被害者の救出運動がもっと盛り上げる為にも、日本の北朝鮮に対する強い姿勢が必要になると思います。
8.ゲスト挨拶 ノルベルト・フォラツェンさん
《櫻井さん司会》
次に、ノルベルト・フォラツェンさんをご紹介いたします。(拍手)
北朝鮮を知りすぎた医師として本を書き、多くの国々で北朝鮮での実態をお話してくださいました。

(ありがとう~の声)(拍手)

国連の人権委員会での北朝鮮非難の決議はフォラツェンさんなしでは考えられなかった事です。
お願いいたします。 (拍手)

《ノルベルト・フォラツェンさん(ドイツ人医師)挨拶》 
こんにちは(日本語)(拍手)
(ドイツ語で以下通訳内容)
私はドイツ人の医師として、北朝鮮で一年間半暮らし働いてきました。
北朝鮮、この国は巨大な監獄です。人々は飢え、殺され、そして拷問され、あるいは強制監獄所に送られます。
北朝鮮の政府は罪のない日本人を拉致しているだけではなく、とりわけ自国民に対して、そして核の脅威というものによって全世界を脅迫しています。

私は横田めぐみさんのご両親に二年以上前にめぐり逢いました。めぐみさんは笑顔のかわいい女の子だったと聞いています。そしてその彼女が北朝鮮に拉致されました。
北朝鮮の子供たちは笑うことも泣くことももうしません。そしてきっと拉致された人々も同じだと思います。
北朝鮮というのは、医学的にみて緊急事態に陥っています。だから今治療しなければなりません。
日本政府は拉致された日本人を救うためだけではなくて、(写真をみせながら)このかわいそうな北朝鮮の子供たちを救うためにも、今この経済力を利用するべきだと思っています。

     (大きな拍手)

現在北朝鮮政府は、国際的なメディアのプレッシャーに悩まされております。そして、それに抵抗するために今、核というものの脅威を持ち出してまいりました。

中国も今徐々に北朝鮮から距離を置こうとしております。そして中国はそれに加えまして現在、悪性肺炎SARSの
圧力に悩んでおります。

日本の政府は今これを解決するために、人権とそれから核の問題とそして拉致の問題と全部コンビにして訴えかけていくべきだと思っております。(拍手)

日本の外交の毅然とした態度が拉致された人を取り戻すため、そして北朝鮮の子供たちを救うための希望に繋がっていくたった一つのものだと思っております。(拍手)

私は北朝鮮の人々を暴君の手から救うため、そして、日本人をふるさとに連れ戻すためにはこれからも勇気のある人権擁護の活動家たちとそれからみなさんの援助というチームワークに基づいて努力して参りたいと思っております。
(拍手)

日本の国民、そして日本の政治家、そして被害者の皆さん、みんながチームワークを持ってこれに向かっていけば、
私は今年中に北朝鮮の傲慢な政府を倒すことができると思っております。

     (盛大な拍手、かけ声)

《櫻井さん司会》
日本の国民と政府と被害者が心を一つにあわせれば、今年中にこの拉致問題は解決できると、ドイツ人のフォラツェンさんが仰ってくださいました。

フォラツェンさんは張りのある、切れのよいドイツ語で、飢えに苦しむ北朝鮮の子供の写真を手に、拉致問題についての見解を語ってくれました。国際的なこの問題への理解は必要不可欠である。ドイツ人である彼に『日本の外交の毅然とした態度』と要求された日本の外務省にも、しっかりしてほしい。自らの国の主権を侵されているということに怒りをみせてほしいと思いました。(経済制裁賛成)

9.ゲスト挨拶 ブラウンバック米上院議員
日本人だけではありません。韓国の人もドイツの人もそしてアメリカの人々もこの拉致問題では私たちを応援してくれています。次にご紹介いたしますのは、アメリカ共和党の上院議員ブラウンバックさんからのメッセージでございます。
ブラウンバックさんは家族会のみなさん方が訪米してこの拉致問題を訴えましたたときに非常に親切に、そして心込めて話を聞いてくださいました。記者会見にも一緒に出席してくださいました。私たちにとっては非常に心強いアメリカの助っ人でございます。お願いいたします。(拍手)

《ブラウンバック米上院議員のメッセージ》(ビデオ出演)
日本の皆さん今日は。私はアメリカ合衆国上院議員で外交委員会東アジア太平洋小委員会委員長のサム・ブラウンバックと申します。

北朝鮮の野蛮な体制に愛する家族を拉致された被害者家族の皆さんに私の心からの同情と祈りをお伝えしたいと思います。

2ヶ月前、私は皆さんの代表に直接お会いするという幸運を得ました。皆さんの代表は、その体験を語ることで、我々アメリカ人に北朝鮮の現体制がいかにひどいものであるかを再認識させて下さいました。

アメリカ合衆国はみなさんの受けた被害に関する北朝鮮の責任を追及するとともに、北朝鮮が全ての人間を当然受けるべき尊厳と尊敬をもって取り扱うよう、圧力をかけ続けます。

みなさんの活動は大変重要です。世界中の人々がみなさんの活動を通じて北朝鮮の内部で今も続いている悲劇をよりよく知ることができるのです。

私たちはこの邪悪な体制から顔を背けることはできません。彼らとは対決しなければならないのです。

みなさんの愛する家族を奪還するため、ともに行動しましょう。最後に、みなさんのご多幸をお祈り申し上げ、私の挨拶とさせていただきます。

《櫻井さん(司会)》
アメリカ共和党のブラウンバック上院議員からのメッセージでございました。

拉致問題の進展にはアメリカブッシュ大統領の『悪の枢軸』発言が大きな意味を持っていました。
やはり、日本政府よりアメリカが動いてくれないと、解決の道は遠いのでしょうか?
アメリカにこのような理解者を得たことは、家族にとっては大きな力でしょう。
ビデオのブラウンバック上院議員の表情は時に優しく、時にはっきりとした口調で家族への思いやりを感じることができました。

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第5回国民大集会(5)

4.報告 特定失踪者問題調査会 荒木和博さん
《櫻井さん(司会)》
長い間日本は国家として機能してこなかったために、多くの日本人が拉致されていっております。
その事について『特定失踪者問題調査会』が作られました。これは昨年9月小泉総理が訪朝なさった時に私たちの知らなかった拉致のケースが判りました。曽我ひとみさんのケースでございます。曽我ひとみさんが拉致されていると判った時に、私たちは否応なく、拉致の被害者は私たちの知らないところでもっともっといるに違いないという事を認識しなければなりませんでした。

では一体、誰が拉致されているのか、一体これはどのようにして日本国政府が調べてくれるのか。
残念ながら日本国政府には、そのような意思も機能も、その時はございませんでした。

そこで家族会の皆さん方、救う会の皆さん方が協力をいたしまして『特定失踪者問題調査会』を作りました。正式に発足したのは今年の一月でございました。代表の荒木和博さんからその後どのような問い合わせが続いているのかについての報告をお願いしたいと思います。(拍手)


《荒木和博特定失踪者問題調査会代表報告》 
ご紹介いただきました、特定失踪者問題調査会の代表をしております荒木でございます。9月17日認定していなかった曽我ひとみさんが拉致をされている事が判りました。以来、救う会には毎日のように『自分の子供も拉致をされたのではないか』という問い合わせが多く寄せられました。

これはただならぬ事ということで、昨年末救う会の中で議論をいたしまして、1月10日に『特定失踪者問題調査会』という名で、救う会からこの北朝鮮から拉致をされた可能性のある失踪事件を調査する団体を立ち上げまして、救う会の事務局長でございました私が退任してその団体の代表となりまして、以来1月10日に40人、2月10日に44人、『特定失踪者』として『北朝鮮による拉致の可能性が必ずしも排除できない』と言う事で発表をいたしました。
84人のうち、お二人は日本国内にいると判りました。
お二人、福岡出身の加藤久美子さんと、千葉県出身の古川了子(のりこ)さんにつきましては、先ほどお話をされました安明進さんの詳細な証言によりまして、北朝鮮に拉致されている可能性がほぼ間違いないという風に判断するに至りました。    
それ以外の方々、そしてまだ非公開の方々がたくさんおられまして、私どもの手元に来ておりますご家族からの届け出とそして我々が独自に入手した情報で現在の時点で約320人に至っているわけでございます。

320人の一割が拉致であれば32人、政府が認定している15人の倍以上でございます。我々のところに届けを出していない人もたくさんいるでしょうから、これはただならぬ事だという風に考えております。(拍手)

時間がございませんのでみなさま方にご協力のお願いを申し上げます。
私どもこの数ヶ月の間調査をしておりまして、非常に強く感じている事がございます。

『この事件の核心は北朝鮮ではなくて日本の中にあります』
           (大きな拍手)

拉致を行って連れていったのは北朝鮮の工作員であっても、その誰を拉致をするのかを選定し、そしてそれを誘導する、あるいは幇助する、これをやったのはいわゆる土台人と言われる在日朝鮮人の協力者、さらにそれだけでなくて、我が同胞である日本人の中にもこの事件に関与して北朝鮮に日本人を送り出した人がいる事は、私は非常に強い確信を持っています。(大きな拍手)

という事は、この国の中に間違いなく、何らかの拉致の証拠があるはずです。誰かが必ず情報を持っております。もしなにか不思議な事、思い出す事、ご自分がそのような体験がある方がありましたら是非、私どもでも、警察でも、報道機関でもなんでも結構です。明らかにしていただきたい。是非ともお願い致します。

そして安明進氏の証言で拉致問題は非常に大きく前進をしたわけでございまして、これから先いろいろな形でいろいろな人が、拉致された日本人の事について証言されてしていくと思います。

現在も、マスコミでたびたび報道されておりますように、日本人を見たという方の証言が出ております。ただここで一言申し上げておきたいのは、今私たちは、その今でております証言について残念ながら確信が持てるという状態ではないという事でございます。
これを間違いなく作り話だともできませんけれども、いろいろな情報から総合いたしまして今の状況でまだこれが明らかであると確信はできない。単なる情報だという風にしか残念ながら今は言えません。

しかしこれから先いろんな情報がでてくると思います。失踪者のご家族は今まで何十年もの間苦しみを続けてこられました。ですからその情報で大変苦しまれると思います。どうかみなさま、そのような事がありまして、お近くで協力してあげられるときは是非とも協力してあげていただきたいと思うわけでございます。

これから先北朝鮮側はあるいは、偽の情報を流して我々を攪乱してくるかもしれません。まさにこの拉致の救出というのは『戦い』であります。
我々は情報戦を含めた、この戦争に勝たなければいけないわけでございます。
どうかこの問題をご理解を頂きたいとお願いを致します。

私ども今新しいポスターをまた作りまして、公開している方々についての情報を集めております。
CS放送のご協力をいただいて、CS放送の中で毎日番組放送後にこの情報を流しております。これらの情報をできるだけ多くの方に見ていただくように、ここにおいでの方にもご協力を頂きたいとお願い致します。

そしてもう一言だけ、ここにおそらく、これだけ沢山の方がおいでですから、おそらくは朝鮮総連ないし、北朝鮮のエージェントの方もおそらく参加しておられると思います。その方々たちに申し上げておきたい。
今キム・ ジョン ・イル(金正日)体制というのは、日本人拉致だけでなくて、韓国人の拉致、そして韓国二千万国民を人質にして拉致をさせ、世界でも最悪の人権弾圧をやっている体制でございます。その体制に今なお従って、キム・ ジョン ・イル(金正日)のほうに味方するをするのか、あるいは日本人そして北朝鮮の人民の側に立つのか、今証言をすれば『勇気ある証言』です。(拍手)
全てが判ってからお話をされても、『只の犯罪者の自白』にすぎません。

 (大きな長い拍手)(拍手、軽い笑い声で次が話せない。。周りを見回す人も、拍手)

今日そういう方がおうちに帰られましたら一晩ゆっくりとお休みになって考えて、明日どうするか決めていただきたい。以上です。

《櫻井さん(司会)》
320人と荒木代表は仰いました。しかし320人よりももっと多いかもしれません。私たちはこの人たちを、繰り返すようですけれども、一人残らず救出するまで、この運動を続けていきたいと思います。


荒木さんは、やや早口で特定失踪者の実情を語ってくれました。『ただならぬ事』と荒木さんが危惧するとおり、もしこの失踪者リスト、さらに隠れた失踪者が北朝鮮に連れ去られたとすれば、韓国の拉致被害者に匹敵する数になります。
『この事件の核心は北朝鮮ではなくて日本の中にあります』との指摘は、国内での捜査によって解決への手がかりを見つける事ができるということです。いかに捜査されていないかの証拠でもあります。
後半、会場の笑いも誘いながら、しかし国内の協力者への怒りもしっかり述べてくれた。家族への深いいたわりの気持ちも伝わってきました。
会場は問題の大きさを認識した緊張感と一瞬の笑いと警戒心と賛同の声と、いろいろなものが渦巻いていました。

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第5回国民大集会(6)

5.家族のみなさんの訴え
《櫻井さん司会》

最も大事なことは拉致されているということが確認されている人々を、まず救い出す事でございます。このステージにはこのようにはっきりとした拉致のケースの被害者の家族の皆さん方がいらっしゃいます。21人の方々がここにおいでです。
私たちはこの何年間も苦しみを共にしてきました。哀しみも共にしてきました。だからこそ心込めてこの皆さん方を応援していきたいと思います。皆さま方に一言ずつお願いします。(拍手)


1.横田 早紀江(よこた さきえ)さん(66)

(拍手)(早紀江さん滋さんと一緒に立ち上がる)

こんにちは。横田めぐみの母でございます。本当に6年前にこれをしますときに何も無かった、何も受け入れていただけなかったその頃から比べて、今回このようにたくさんの方が関心を持ってくださっているということに感慨無量でございます。どうかこれからも本当に『正義』のために一生懸命一緒になってやってください。

2.飯塚 繁雄(いいづか しげお)さん(64)

私は北朝鮮に拉致された田口八重子の兄の飯塚 繁雄と申します。
家族のために一生懸命働いて幸せな家庭を作るのがごく当たり前のことでありますけれど、これができないのは、(八重子さんが拉致され今そうできない現状があるのは)当たり前の常識を無視し、私利私欲にはしりまたは家族はどうなってもよいと言っている金正日(キム・ジョン・イル)がいるからです。  (拍手)

彼は、自分の国の国民さえ私物化しています。このような人物が世界を錯乱している以上、私たち(日本の)国民も幸せな生活はできません。一日も早く妹たちを奪還し、皆様と同じように当たり前な生活をさせてやりたいと思っています。(拍手)


3.有本 明弘(ありもと あきひろ)さん(74)

私は北朝鮮に拉致された有本恵子の親の有本明弘です。

(拍手)(後ろの席のお母様も一緒に立つ)

15年前娘に娘の手紙を受け取り、それから娘の救済を日本政府にお願いしてきました。
昨年アメリカブッシュ大統領の『悪の枢軸』発言によって私たちの活動に追い風が吹いてきました。(拍手)
アメリカの力による北朝鮮の武装解除は北東アジアのの平和につながると私は思っております。(拍手)
その日まで救済を続けていくつもりであります。
尚、この15年間北朝鮮外交を仕切ってきた人たちは口をつぐんでおりますが、国民に対し又拉致家族に対して申し訳ない・・・(かけ声でその後がかき消える)・・と謝るべきだ。

(そ~だ!、そのとおりの声、すすり泣きの声、拍手)


4.市川 健一(いちかわ けんいち)さん(57)

こんばんは。(弟が)北朝鮮に拉致されて25年になります。

(お姉様も一緒に立つ、手にはカエルのマスコット、帰還を願ってであろう)

私には88才の高齢の両親がおります。2人が健全なうちに何としても弟に会わせてやりたい。その使命のために戦って来ました。両親の大きな支えになっているのが北朝鮮元工作員安明進氏の目撃証言です。(拍手)
昨年9月17日北朝鮮から死亡と伝えられました。その内容は全てでたらめで信じられないものでした。安明進氏が弟を目撃した時より12年前に死亡したとされているのです。
『拉致はテロ』です。日本政府は拉致(事件)解決なしに一切の援助を止め、制裁を発動するという強い姿勢で北朝鮮に対応し続けてほしいのです。

  (大きな拍手)

皆さん、拉致問題に関心を持ち続けてください。力になってください。
世論の力ほど強いものはないのです。よろしくお願いします。(拍手)


5.蓮池 秀量(はすいけ ひでかず)さん(73)

柏崎からやってきました蓮池薫の親です。

(蓮池さ~~んの声)(拍手)(着物姿のハツイさんも一緒に立つ)

私は時間の関係上皆さんに一つ提案をさせて頂きたいと思います。
それは、『何・故・こ・の・問・題・が・25年・も・かかったのか』
(嗚咽が漏れる。。)(そうだ~の声、拍手)
『何故進展しなかったのか』ということを皆さんと共にこれから考えていきたいと思います。

(そうだ、がんばれのかけ声。。。すすり泣き)

もう一歩で糸口が掴めたはず、もう一歩でもって何とか前進ができると思っていたいくつかの問題がありましたが、これが前進しないで終わってきました。すなわち、大阪の原さんの事件で辛光洙(シン・ガン・ス)という犯人が逮捕されました。これについても何とか日本の裁判にかけて欲しいと私達は政府にお願いしました。そして、これも思うようにできませんでした。それから、日本に不法入国した金正日(キム・ジョン・イル)の息子金正男(キン・ジョム・ナム)の事で・・・

(蓮池ハツイさん秀量さんの後ろから引っ張る、微笑ましい様子に思わず笑い声。。)(拍手)

この息子の取り調べもやらないで、(拍手、笑い)帰した。もう一歩、今一歩と前進というところになっています。どうか、日本国政府、外務省それぞれがチームワークの行動になって一致協力し、そして全面解決までご尽力頂きたいと思います。

(拍手、ハツイさんが興奮ぎみの秀量さんをたしなめる、笑い、拍手)


6.浜本 雄幸(はまもと ゆうこう)さん(73)

24年ぶりに帰国しました浜本富貴恵の兄の浜本雄幸です。ありがとうございます。帰国できたのは皆様の愛国心の賜物と感謝いたしております。(拍手)

(もう一人ご兄弟も立ち、うなずきながら)

(力強く)今まで北朝鮮に媚びへつらう土下座をする、当たり障りのない建前での外交は絶対許されません。(拍手)拉致問題解決なくして国交正常化はありえない。(拍手)
子供たちを何としても守り抜き、(キム・ジョン・イル)と対決をすべきであると、(拍手)そう思います。拉致問題解決のために今まで以上に支援、ご協力、力を貸してください。(拍手)


7.松木 信宏(まつき のぶひろ)さん(30)

ヨーロッパでよど号メンバーによって拉致されたとされる松木薫の姉の齊藤文代と弟の松木信宏です。

(文代さんは松木薫さんの写真を胸に掲げていた)

(昨年)9月17日の小泉総理の訪朝で初めて正式に北朝鮮による拉致ということがはっきりしました。その後兄のものとされる遺骨が偽物ということがはっきりし家族としましては、兄は絶対生きていると確信しております。

  (大きな拍手)

一刻も早く兄を救出すべく家族全員で力を合わせてできうる限りのことをやりたいと思っております。そのためには皆様のお力が頼りです。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)


8.地村 保(ちむら たもつ)さん(75)

こんばんは。皆さん、大変大勢の皆さんがお集り頂いたこと、本当に厚く御礼を申し上げます。

(ちむらさ~~ん)(拍手)

皆さんのおかげで息子たちが帰りましたが、これも一重に皆さんの力添えがあったことと私感謝しております。

(父ちゃんの力だ~の声)(拍手)

息子たちは帰国いたしましたが、まだ(帰国した)5人の子供たちは人質の形で残されております。もう一踏ん張り皆さんの力をお借りしまして、息子たちの(北朝鮮に残した子供の)一日も早い帰国を皆さんの力で外務省を動かし、お願いしたいと思います。(がんばって~の声)日本の外務省は『拉致がテロである』ということも断言もできないような外務省であります。

(拍手)(マイクを持つ手が少し震える、怒り?)

25年にもなるのに、今だにゆっくり話し合いをするとか(会場から軽い笑い)経済制裁の考えはないとかいう外務省に対して私は大変不信感を持っております。(拍手)どうか皆さんの力で外務省を動かして(保志さんたちの)息子たちを帰してやってください。お願いします。    

(拍手)(がんばって~~)

9.寺越 昭男 (てらこし あきお)さん  寺越昭二さんの息子さん

寺越武志さん(現在53歳)の従兄弟。武志さんは1963年5月11日、叔父の昭二さん(当時36歳)、外雄さん(当時24歳)と能登半島へ漁に出たまま行方不明となる。
寺越武志さんは現在北朝鮮在住、昭二さんについてはこのとき昭和43(1968)年に病気で亡くなったと伝えられている。


皆さんこんばんは。私は寺越昭男と申します。(ご兄弟か?もう一人ご一緒に立つ)
1963年5月12日、今年で丁度40年になります。父の死の真相、事件の真相がまだ明らかになっておりません。これを、改めて政府に真相究明のお願いをしております。
よろしくお願いします。(拍手)

10.平野フミ子(ひらの ふみこ)さん(52)(増元 るみ子さんのお姉さま)

私の父は去年10月15日、5人の人たちが日本の土を踏んだその2日後にこの世を去りました。父が亡くなる直前弟に『俺は日本を信じる、お前も信じろ』と言い残していきました。

(後ろの席の増元 照明さんは胸に、お父様の写真をしっかり持っていた )

今日は私は日本人を信じて良かったとつくづく思っております。父もそう思っていると思います・・・ありがとうございました。

    (拍手に声がかき消される。。)(泣き声、がんばれの声)

もしここに朝鮮総連の方がいらっしゃるなら申し上げたい。あなた達はこれからも金正日政権に荷担するのですか。北朝鮮の人民を救うために金正日(キム・ジョン・イル)政権を打倒するために私たちと共に戦いましょう。(拍手)お願いします。

   (大きな拍手)(すすり泣き、嗚咽)(かけ声)

11.蓮池 透(はすいけ とおる)さん(48)

(蓮池さ~ん、がんばれ~の声、拍手に声が聞き取りにくい)
石原都知事は『拉致はテロだ』とはっきりいって頂きました。
しかし、外務省はいいません。(外務省は敵だ~の声)
(石原さんは)『拉致、核、ミサイルとパッケージである、それをなくして北朝鮮との関係はない』とはっきり言ってくれました。(拍手)
それから今日申し上げたいのは6千人の会場に2万人の方が来てくださいました。

(長い大きな拍手)

これは『このままの状態だと日本国民は黙ってないぞ』という気持ちの表れだと思います。
(拍手でほとんど聞き取れず)。。。。勘弁してください。

(蓮池さんがんばれ)(拍手)(とおるさ~~ん)

今日は皆さんから大きなパワーを頂きました。今後とも皆さんのパワーをお願いします。

《 櫻井さん(司会)》
ありがとうございました。国民は黙っていない。けっして黙っていません。
それと同時に私たちが問いたいのは、『日本は国家なりや否や』ということであります。(拍手)
そして私たちが期待したいことは、『日本が国家であってほしい』と言うことです。(拍手)
拉致は交渉して取り戻すものではありません。(拍手)
拉致は『要求』して取り戻すものです。(拍手)
日本が国家であるなら、当然のこととして全員の原状回復を求めるべきものです。

 (拍手)(かけ声)

私たちは断固として(言いたい。)私たちは私達の国の政治家に交渉などしてほしくない、『要求』をしてほしいと思います。(拍手)


家族の心の奥底からの訴えは全て聞く者の心に響くものがあり、会場中が感動と涙と興奮とに包まれた。特に平野さんの発言の時にはハンカチで顔を覆って涙を拭く人、立ち上って声をかける人も見られた。私の周りでは男性がボロボロと流れる涙をふきもせず声をあげて泣いていた。蓮池透さんが言葉が出ないほど感動していることが、伝わってきた。 蓮池透さんの挨拶の時には会場の心は完全に一つになり六千人に一体感が生まれていた。

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第5回国民大集会(7)

櫻井さん(司会)》
家族は本当に長い間苦しんできました。多くの国会議員の人たちはそっぽを向きました。けれども少数派の人たちは国会議員たちは助けてくれました。その少数派の人たちが今ここに来ております。そして(拍手)『北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟』というものを作り、この何年間か行動を共にしてくださいました。その会長の中川昭一さんからご挨拶を頂きたいと思います。(拍手)

《中川昭一拉致議連会長挨拶》
(具体的に言え)(お~)
『北朝鮮に拉致された日本人を救うための衆参超党派の国会議員団』を代表して一言申し上げさせて頂きます。主催者としてまず皆様に感謝とお詫びを申し上げなくてはなりません。途中私や西村幹事長、平沢事務局長は中座をせざるを得ませんでした。というのは今蓮池透さんからお話があったとおり何千人という方が入れずにそして何千人という方々がそれにも関わらずーとロビーにいたもんですから横田さんの奥様や蓮池透さん方がご家族という立場でありながら深々と頭を下げて『まことに申し訳ありません』と謝るその姿を見た時に、我々、今回の想像を絶する国民の皆様のご参会に感動すると共に主催者としての不手際をこの場をお借りいたしまして関係者にお詫びを申し上げなくてはなりません。
しかし後ほど石原慎太郎知事もここでのお話がおわったあとに駆けつけてくださいまして『一緒に戦おうではないか』というシュプレヒコールをやって、この怒りの気持ちがここ(会場内)と同じように問題解決の為に力を合わせようという前向きのエネルギーに変わっていったということをまず皆様方にご報告させて頂きたいと思います。 (大きな拍手)

我々が議員連盟を作ったとき一体どこから手を付けていったらいいのかと(思ったものですが)、そして今回第五回のこの大集会。こんなにも大勢の皆様にお集まり頂き、壇上でひしひしと皆様方の国民としてのいや一人の日本人として人間としてのお気持ちというものを感じたときに、今までの二十年三十年のご家族の皆様方に対するお詫びの気持ち、不策に対する責任というものを政治家の一人としてそして又日本の立法府、政府としてお詫びを申し上げ全面解決に向かってやるべき事をすべてやっていかなくてはならないという決意を持っているのであります。(大きな拍手)

昨年の九月十月以来、政治的社会的には状況が大きく変化をいたしました。しかし今ご家族の皆さんのお話を伺っていても家族の皆さん方のとっては状況は変わっていないであります。5人の帰国者の皆様方も『子供が早く帰ってきてもらいたい』と。死亡と言われている八人の方々もいろんな状況からお元気で暮らしていらっしゃる。そして何十人、何百人という北朝鮮が認めていない拉致被害者の皆様方も元気で暮らしているわけでありますから、早くこの問題を全面解決するまでは五人の皆さんもご家族の皆さんも全くその苦しみは実は全く変わっていないのであります。(そうだ、そうだ)(拍手)

これを何としても安部副長官や中山参与等々心ある日本の政府の皆さんと国民の皆さんと一体になって、万が一日本政府がこの目的に対してプラスとならない行動をとるときということになったならば、我々も緊張感を持って政府を対峙していかなくてはならないと思っているところであります。

もう家族の皆さんだけでこの問題に取り組むと言う状況ではない。(拍手)日本人全体が日本全体がこの拉致という国家のテロ、国家の犯罪、他国民の普通に暮らしている国民の命をもてあそび、核兵器をもてあそんでおる北朝鮮、金正日(キム・ジョン・イル)のこの政府を何としても(打倒するために)何としても目的達成のために、戦っていかなくてはならないのです。(おおきな拍手)

今日お集まりの皆さんも『拉致被害者の皆さんも大変なんだろう』とか『頑張ってもらいたい』というだけではなくて皆さんもご家族の皆さんや我々と一緒に戦ってください。(拍手)

戦おうではありませんか。(大きな拍手)皆さんと、家族の皆さん一緒になって我々も皆さんのご指導を頂きながらこの問題を全面解決に向かって全力を挙げて戦うこと誓って主催者としての御礼のご挨拶とさせてください。

《 櫻井さん(司会)》 
中川さんありがとうございました。


会場内も盛り上っていたが、外でもそれほどの人が集まっていることを知って、会場内もどよめきました。これ以上曖昧な態度を政府、外務省がとることはもう許されない。被害者、家族の苦しみは何も変わっていない。中川氏は長年家族と連れ添って活動してきたからこそ、今こそ『全面解決』の時期だと体感しているのだと思いました。会場の熱気はさらに高まっていきました。
上へ 6-2.大会関係者挨拶 平沢勝栄さん 下へ
《 櫻井さん司会 》
この後拉致議連事務局長の平沢勝栄さんにご挨拶を頂きます。

《 平沢勝栄拉致議連事務局長挨拶 》 
(やや興奮気味)
大勢の皆さんお集まり頂きまして本当にありがとうございました。本当はこの会は日本武道館で開かなければならなかったんです。(笑い)(拍手)(そうだ~の声)
このような集会をもう一回開くことのない様に私達はこの問題を全面的に全力で取り組んでいかなくてはならないと思っております。

今日のこの集会の盛り上がりを最も苦々しく思っていたのは--、国内にもおりますけれど--何よりも金正日(キム・ジョン・イル)なのです。今日のこの盛り上がりを、私達は絶対に許さないという怒りのこのメッセージを金正日政権に送りつけなくてはならないと思います。

   (会場中『そうだ~』他、多くのかけ声と拍手で騒然)

尚、今日のこの集会に本来なら黄・ジャン・ヨプさん、ご案内の通り1997年北朝鮮の労働党書記のお立場から韓国に亡命なさった方ですが、金正日(キム・ジョン・イル)の側近中の側近であった方でございます。この方が今日この会場に来られる予定でございましたけれども、パスポートの発給が間に合わないという、こういう事情で(欠席になりました。)まぁいろいろ事情があると思います。わかる方にはわかる、わからない方にはわからない。

        (ばかばかしい)(なんで)(拍手)

この方からメッセージが届いておりますのでご紹介します。

黄・ジャン・ヨプ元朝鮮労働党書記メッセージ


「北朝鮮に拉致された日本人・家族を救出する国民大集会」に招請してくださった議員連盟側と出席者の皆様に、真心からの感謝と敬意を表します。
 韓日両国の共同の敵は北朝鮮の独裁政権であり、金正日独裁体制を崩壊させることにおいて 決定的意義を持つのは韓日両国間の民主主義的な同盟を強化することです。                   
 今回の大会を契機に韓国と日本の民主勢力をはじめとする世界の平和を愛好する人民たちの親善協力がより発展することをお祈りいたします。

                              2003年5月6日
                           北韓民主化協議会 代表会長
                                 黄・ジャ・ヨプ      

                                (大きな拍手)

尚、私達はおよそ百名で超党派の拉致議連を作っております。
社民党共産党除くほとんどの政党です。(笑い)(拍手)
ご紹介致しますので、拍手はあとでお願いします。(笑い、拍手)

安倍晋三 あべ しんぞう 内閣官房副長官 (山口4区)(あべさ~んの声)
中川昭一 なかがわ しょういち 自民党衆議院議員(北海道11区)
西村慎吾 にしむら しんご 自由党衆議院議員(大阪17区)(しんご~の声)
上田清 うえだ きよし 民主党衆議院議員(埼玉県4区)
小池百合子 こいけ ゆりこ 自民党衆議院議員(兵庫6区)
塩田晋  しおた すすむ 自由党衆院議員 (兵庫10区)
金子善次郎 かねこ ぜんじろう 保守新党衆院議員 (比・北関東)
高木毅 たかぎ つよし 自民党衆院議員 (福井3区)
山谷えり子 やまたに えりこ 保守新党衆院議員 (比・東海)
大石尚子 おおいし ひさこ 民主党衆院議員 (神奈川県4区)
松原仁 まつばら じん 民主党衆院議員 (東京都3区)
よしだ すすむ? 自民党衆院議員?(言い間違い、訂正聞き取れず)
★自民党に吉田姓の議員が数名いるが拉致議連とすれば吉田六左右衛門氏か?
西博義 にし ひろよし 公明党衆議院議員(近畿)(声小さくなる)
浜四津敏子 はまよつ としこ 公明党参議院議員(東京)
漆原良夫 うるしばら よしお 公明党衆議院議員(北陸信越)
近藤基彦 こんどう もとひこ 自民党衆議院議員(新潟2区)
林省之介 はやし しょうのすけ 自民党衆議院議員(比例近畿)
西川京子 にしかわ きょうこ 自民党衆議院議員 (比例九州)
保坂三蔵  ほさか さんぞう 自民党参議院議員 (東京)
白保台一  しらほ だいち 公明党衆議院議員(沖縄1) (言葉に詰まりはっきりしない)
弘友和夫  ひろとも かずお 公明党参議院議員(福岡)
福島啓史郎 ふくしま けいしろ 自民党参議院議員 (比例)
森ゆうこ もり ゆうこ 自由党参議院議員(新潟)
間違った方は特によく覚えておいでください。(拍手 笑い)
どっちにしましても私達拉致議連は北朝鮮からいろいろと妨害を受けておりますが決してこうした妨害に屈することなく負けずに頑張ります。(拍手)

【櫻井さん(司会)】
ありがとうございました。
【櫻井さん(司会)】
ありがとうございました。


興奮ぎみの平沢議員でしたが、特に拉致議連の議員紹介では、名前の読み上げに戸惑うシーンもあって、この人は
本当に正直なのだと思いました。選挙区は調べて付け加えましたが、我々は本気になって被害者を救おうとする議員を見定める必要があります。さらに、そういう議員を増やし後押しし家族や被害者の力になるよう、政治家に積極的に声を届けなくてはいけないと思う。私達も行動しなければならない時なのだから。メールでも電話でもいい。
《櫻井さん司会》
拉致はテロであります。韓国の人がこの横断幕を韓国で作って持ってきてくださいました。(拍手)

韓国からのゲストが大きな横断幕を持って壇上中央に広げる。上部の大会看板の
【拉致はテロだ!第五回国民大集会】に対応して韓国の方の持ってきた大きな大きな横断幕には
【韓国人の拉致もテロだ】と書いてある。
『拉致』と『テロ』は赤字で書いてある。

韓国人の拉致もテロです。 (拍手でよく聞こえない)
テロは日本人の拉致だけではありません。韓国人の拉致もテロであります。(拍手)
韓国の人の皆さんは486人、8万人あまりの人が未だに行方不明です。韓国の人たちの拉致問題を解決するためにも私達日本人はは韓国の方々と協力して全員救い出すために終わりまで頑張りたいと思います。
韓国の皆さんありがとうございました。
韓国からわざわざこれを作って持ってきてくださいました。
本当にありがとうございました。カムサムニダ。(拍手)

それではここで私たちの今日の会として声明を発表したいと思います。
土屋たかゆき都議にお願いをしたいと思います。都議の皆さん方の活動は国会議員の皆さん方活動が低迷期に入ったときに、家族のみなさん方をほ・ん・と・う・に力づけてくださいました。ありがとうございました。よろしくお願いします。

3.大会関係者挨拶 土屋たかゆき さん
《土屋たかゆき都議声明文発表》
みなさんこんばんは。ご紹介いただきました地方議員の会の会長をしております都議会議員の土屋たかゆきです。地方議員の会の副会長の古賀俊昭(こが としあき)都議会議員、田代ひろし都議会議員、井上ひろし市会議員 中村実(なかむら みのる/船橋市議会議員)も出席しております。私たちの地方議員の会の活動は平成十年から始まりまして、平成十一年に正式に決成されました。地方議員の立場として全国3,200の自治体の中で拉致問題に正面から取り組んで参りました。今ご紹介した以外にも今日は多数の私たちの同士がこの会場の中にいらっしゃることを改めて私からご紹介させて頂きたいと思います。

今日のこの国民大集会は五回目ということでありますが、私は何故政府の主催でこうした集会が開催されないかと(疑問に)思っております。(拍手、そうだ!)さらに本日小泉内閣総理大臣や川口外務大臣がこの場にいないということに全く納得できないのであります。
テロリストである金正日(キム・ ジョン ・イル)から私たちの同胞や拉致された韓国の人たちを奪還する決意と金正日政権打倒の決意を込めましてこれから決議文を読ませて頂きます。
第5回国民大集会声明 
私たちは本日、東京国際フォーラムに集まり「拉致はテロだ! 北朝鮮に拉致された日本人・家族を救出するぞ! 第5回国民大集会」を開催した。

 昨年9月に第4回大集会を開いたあと、金正日が拉致を認め謝罪、5人の被害者の帰国と、拉致問題は大きく動いた。しかし、その後、北朝鮮は「拉致問題はすでに解決した」などと開き直り、5人の家族を日本に帰さず、10人の未確認者について「死亡」「未入国」などという根拠ない主張を続け、百人を超えるとも予想される未認定拉致被害者に関しても否定するという、不誠実きわまりない姿勢を続けている。韓国人拉致についても全面的に否定し、北朝鮮民衆への抑圧を強化しながら、核武装への道をひた走っている。

 このような金正日政権とたたかうため、私たちは日本全国だけでなくワシントン、ロサンゼルス、ジュネーブなど世界各地を訪れ、「拉致はテロだ!」という訴えを行った。それに対して、米国政府は全面的協力を約束し、4月に北京で行われた核問題をめぐる北朝鮮との交渉の席で拉致問題解決を迫った。また、同じ4月にはEUが主導して国連人権委員会が北朝鮮人権決議を採択したが、同決議は明確に拉致問題の解決を求めている。その直後に、家族会は人権委員会作業部会で陳述を行い、北朝鮮の主張を完全に論破した。いま、拉致は人類共通の敵であるテロであり、許し難い人権侵害だという認識が、国際的に大きな広がりを見せ始めている。

 しかるに、当事者たる日本政府が、「拉致はテロ」と強調せず、自国民を奪還するために毅然たる政策を実施するという姿勢が希薄であることは残念でならない。ここで金正日政権に警告する。近く日本も米国をはじめとする世界各国と連帯して、核問題と拉致問題の完全解決を求めて、経済制裁を必ず断行する。なぜなら、拉致完全解決を求める日本国民の怒りの声と国際的非難が日に日に高まっているからであり、金正日テロ政権が核武装することを日本は絶対容認しないからだ。

 私たちは、この会場から強く以下のことを金正日政権に要求する。いますぐ、日本人拉致被害者とその家族を全員帰国させよ。韓国人拉致被害者もすべて返せ。核武装と戦争準備を止めて、北朝鮮民衆の生活向上に力を尽くせ。それらを実現するため、私たちは世界の心を同じくする人たちと連帯を強め、たたかい続けていくことを誓う。

                              平成15年5月7日
        「拉致はテロだ! 北朝鮮に拉致された日本人・家族を救出するぞ!
                               第5回国民大集会」参加者一同

                            (盛大な拍手)
力強く声明文を読み上げた土屋議員、会場も大きな拍手の渦で盛り上がりました。
以下参加議員のHPとメールアドレスをわかる範囲で記載します。
田代  田代HP htashiro@htashiro.tttnet.ne.jp
土屋  土屋HP fwja9724@mb.infoweb.ne.jp
古賀  古賀HPhouki@msh.biglobe.ne.jp
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第5回国民大集会(8)

閉会1  佐藤勝巳救う会会長閉会の挨拶 
《櫻井さん司会》
ではここで、主催者の北朝鮮に拉致された日本人を救出する全国協議会会長、佐藤勝巳よりご挨拶を申し上げます。


ただ今紹介を受けました佐藤勝巳でございます。(拍手)
本日はこのようにたくさんお集まり頂きまして誠にありがとうございました。先ほど蓮池さんがからも話がありましたように沢山のかたが会場に入れなくて横田早紀江さん蓮池透さん私の三人で皆さんの前で謝って参りました。その席で次のような約束してまいりました。そう遠くない将来、武道館で『大歓迎の集会』を開きたいと。そのときは是非今日の償いとしてみなさん方に優先的においで頂きたいと申し上げてきました。(拍手)

色んな方々のお話を伺っておりまして、私たちは(今回)第五回。これまでこの集会をいろんな形で、第一回日比谷公会堂でそれから二回~三回と日比谷でやってきました。それと今日を比べますと、運動をやってきた私たちにとっては感無量です。本当にありがとうございました。

                 (大きな拍手)

最後に具体的に皆さん方にお願いしたいことが一つございます。
日本政府は何人かの方が指摘したとおり『拉致はテロ』だとなかなか認めようとしない。--政府というと本日は安倍さんがいらっしゃいますので言いづらいのですが--外務省などはなかなか『拉致はテロだ』と認めようとしません。従いましてこれを我が国の政権が認めますと北朝鮮の政権には非常に大きな圧力になるのです。(拍手)

具体的経済制裁をという中身を言えば『北朝鮮の船は入港させないという法案』北朝鮮の船舶が我が国に入港できないような法律を国会で通すことです。

議員立法で法案はできているにも関わらず、国会に上程されない、従って審議されないというのが現状です。この状況を変えていくのは私達の六年間のささやかな活動の経験から言いますと国民のひとりひとりの声です。みなさんは正規に選出されている国会議員の皆さんに、『是非ともこの法案を通して欲しい』という風に要請をして頂きたいと思います。(拍手)

戦いは抽象的にはできません。具体的に政治家の皆さんにあるいは政府の要人にお願いをしていく。そしてようやく今日只今この時点までたどり着いたと言うのが私達のささやかな経験の結果です。ですから今までは私達は国民の皆さんに対して『我々は一生懸命でやります。それを支持してください』とお願いして来ましたけれど、本日只今からはそれは止めて国民の皆さんに『一緒に私達と戦ってください。』という風にお願いをして、私の閉会の挨拶に代えさせて頂きます。

                (大きな拍手) 

盛り上がった大会も佐藤会長の閉会の挨拶で終了へ。
『一緒に私達と戦ってください。』とのことばを参加者は胸にきざみこんだでしょう。5,000人の会場にはこのメッセージは伝わっていました。では、その5,000人と会場に入れなかった15,000人とで、その誓いをどれだけの人に伝えられるでしょうか?
大きなテーマが頭をよぎりました。会場は満足感と高陽の余韻が長く長く響いていました。

閉会-2 西岡力氏より
《西岡力氏より》
本日の集会は無料で行っております。しかし大変資金がかかっており、資金が不足しております。志のある方の支えで最後までこの運動に邁進していきたいと思っておりますので、お帰りの際カンパ箱の前を通って頂く際に軍資金の面でも支援いただきたいと思います。
もう一つ、救う会では郵便物とEメールで通信を配布しております。通信をご希望の方はお座席にある用紙にご記入の上お帰りの際に係にお渡しください。

《櫻井よしこさん(司会)》
ここで、離れ離れになっている人たちのことを想って『ふるさと』を歌いたいと思います。

スクリーンに歌詞が出ますので起立してご一緒に歌いましょう。
故 郷(ふるさと)文部省唱歌 合唱      

 作詞:高野辰之  作曲:岡野貞一(大正3年6月)
  
うさぎおいしかのやま  こぶなつりしかのかわ
ゆめはいまもめぐりて  わすれがたきふるさと
いかにいますちちはは  つつがなしやともがき
あめにかぜにつけても  おもいいずるふるさと
やまはあおきふるさと  みずはきよきふるさと
こころざしをはたして   いつのひにかかえらん
《櫻井さん(司会)》
ありがとうございました。
今日私たちは地村保志さん・富貴恵さん、蓮池薫さん・祐木子さん、そして曽我ひとみさんをここにお迎えしました。5人の方々の家族は日本に戻って来ることができません。そのほかにも横田めぐみさん 市川修一さん 増元るみ子さん  田口八重子さん 有本恵子さん 石岡亨さん 松木薫さん 久米裕さん 原敕晁さん 曽我ミヨシさん 寺越昭二さん。そしてそれ以外にも多くの方々が日本に戻って来ることができないでおります。
今日私達は拍手の中で、感動の中で、憤りの中で、疑問の中で、期待の中で、この全員を救い出す為にその日の来る時まで心を一つにして戦っていくことを誓いました。どうぞその想いを忘れずにこれからも家族を支えていってくださいませ。そして、家族を守ってくださる政治家を支えてやってくださいませ。日本人が日本人として日本人を救い出せば、それは韓国の方々を救出すことにも繋がります。(拍手)
心込めてこの運動に邁進して参りましょう。今日は本当に皆さんありがとうございました。
会場に入れなかった方にも、ありがとうございました。
みなさん、ありがとうございました。本当にありがとうございました。
          (大きな温かい拍手)

会場の雰囲気は『ふるさと』の合唱でなにか高揚感から安堵感のようなものに変わっていった。会場を出、銀座まで歩く。いつもと変わらない雑踏になにか違和感を覚えた。寄り添う人々、明るい会話、ネオン、ショッピング街のディスプレー、これが平和日本の日常なのだ。
奪われた人々の日常はどんなものなのだろう。犯罪者の統治する国家に銀座のような日常はない。そして今、ここを歩く人々にとっては会場のあの熱気は無関係のように見える。
胸とハンドバックに付けた小さなブルーリボンに気付く人はいない。ブルーのスカーフをバックに結び直した。小さなアピール。『今日私は国民大集会に行って来たのよ。この青い色に誰か気づいて欲しい。関心を持って欲しい』と。
五千人、二万人その想いをどうやってより多くの人に伝えていくのか。その疑問を頭に巡らせながら地下鉄の階段を降りた。

尚、記録に極力忠実にご報告しましたが、発言記録上、一部わかりづらいところはある程度手を加えました。親板から移動の際に一部誤りを訂正した部分があります。ご了承ください。
上へ 8.第五回国民大会レポートを終えて 大会メニューへ
私は、被害者を救いたい気持ちを持ったあの9月17日にテレビの前で流した涙を忘れられないのです。涙とともに、何かがしたいと誓ったことを記憶に深く刻み込んだその時を忘れらません。家族の皆さんのあの哀しみと慟哭をどうしても忘れられずに今日まできました。

今回の大会でも、やはり会場で生で聞いた被害者と家族の言葉とその言葉の奥にかいま見る心からの訴えが一番胸に響きました。

会場の五千人の気持ちが完全に一つになっていたと思います。そして入れなかった人を含めて二万人の人が同じ想いでいたのだとテレビで外の様子をみて感動しました。
中に入れなかった人にこの会場のことを知って欲しい。会場の中にいた人にはその感動と決意とを忘れないで欲しい。そのためにレポートを書きました。

どうぞ、被害者と家族の声をお友達に話してあげてください。そして拉致事件への関心をあなたの隣にいる人に伝えて欲しい。

ご家族の朴訥な一言一言には四半世紀の苦しみが凝縮していました。
横田早紀江さんは『正・義のために』と仰いました。
飯塚 繁雄さんは 『(妹に)当たり前な生活をさせてやりたい』と。
市川 健一さんは 『高齢の両親が健全なうちに何としても弟に会わせてやりたい』と。
浜本 雄幸さんは 『拉致問題解決なくして国交正常化はありえない。』と。
蓮池 秀量さんは 『何・故・こ・の・問・題・が・25年・も・かかったのか』と。
地村 保さんは  『孫たちを帰してやってください。』と。
寺越昭男さんは 『40年前の事件の真相、父の死の真相を明らかにして欲しい』と。
有本明弘さんは 『今まで北朝鮮外交を仕切ってきた人たちは国民に対し、拉致家族に対して申し訳ないと謝れ』と振り絞るように仰って、メモを持つ手が震えていました。
平野フミ子さんは『日本人を信じて良かった』と、そして朝鮮総連関係者へ『金正日政権を打倒するために私たちと共に戦いましょう。』と呼びかけました。
松木 信宏さんは 『一刻も早く兄を救出すべく家族全員で力を合わせいる』と。
蓮池透さんは 『この大会は、このままの状態だと日本国民は黙ってないぞという気持ちの表れだと思います。』と仰いました。

一人一人の言葉には四半世紀が詰まっています。その奥底を想像してください。そして伝えてください。一致はできないけれど、想像にすぎないとしても少しでも気持ちを近づけるために。

被害者を救うためにこの声を広げ、伝え、まず行動するときです。

政治家にメールをしましょう。
地元の政治家でいい。拉致議連の人にも。積極的な人にはエールを。物足りない議員には叱咤激励のメールを。一人でも多くの議員に国民の声を伝えまず北朝鮮の船の『入港を阻止する法案』を上程させ、可決させるために声を上げていこうではありませんか。

石原都知事は言いました。『国家の主権を侵されて、何故報復しないのか』と。
私はみなさんと共に被害者の帰国まで戦っていきたいと思います。

※レポート作成中応援の声をかけて頂いた方のおかげでくじけそうな気持ちを立て直して完結することができました。ありがとうございました。何度も記録を繰り返し確認して書きましたが、不備の点はお許しください。報告終了後、声をかけてくださったみなさんに心から感謝致します。今後ともご指導をよろしくお願いします。
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