経済制裁発動を要求する緊急国民集会(15)
15 閉会の挨拶 佐藤勝巳会長
司会 櫻井よしこさん
このあと、私たち皆で「故郷」の歌を合唱したいと思いますが、その前に佐藤勝巳会長から閉会のご挨拶がございます。佐藤会長は長年この拉致問題に取り組んできた第一人者、佐藤勝巳会長のご挨拶でございます。
(拍手)
紹介を頂きました、佐藤でございます。本日は本当にこんなにたくさんお集まり頂いて、大変勇気と自信を持つ事が出来ました。(拍手)
私たちが運動を始めた7年前は、大変に関心が薄く、いつでも孤立無援という印象は拭い切れませんでした。しかしながら、第一回目の日比谷公会堂での国民集会を開いたときに、全国の皆さん方に協力のカンパをお訴えしました。そしたら驚く無かれ、当時で1000万のカンパが集まってまいりました。東京などで同じ頃、署名や街頭宣伝などを行いましても、ほとんどの人がビラすら受け取ってくれない時期です。
ところが我が国の全国に向かって協力の発信をいたしました所、今申し上げたように全国から多くの激励と賛同を得ることが出来ました。その事実を見て、私たち運動をやっている人たちは我々だけではないんだと。我が国の深い深い心の中で、「拉致は許せない・テロは許せない」という仲間たちがいるんだと言う事が確信をする事が出来た。それで私たちは今日まで、運動をやって来ることが出来た。
言葉を変えて申しますと、東京の街頭に立つと絶望感を味わうんですが、しかし、日本全国には心ある国民が脈々として沢山いらっしゃる。そのお金で、実は家族会の皆さんが全国にオルグに出る。特に横田ご夫妻なわけですが、国民のカンパで飛行機に乗る・新幹線に乗る、そういうことが出来た。言葉を変えて申しますと、まさにこれは国民の手によって、拉致救出の運動がやられてきたという事が、申し上げられる事が出来ると。(拍手)そして本日ただいま、かくも沢山の人達が集まって、私たちが問題を提起している「経済制裁をおこなうべきである」、と言うことにご賛同頂けたわけです。
で、私、小泉総理には色々不満がありますけれども、あの人を操作するにはそれほど難しい事ではない(笑い声)「経済制裁を発動しなかったら支持率が下がりますよ」、という事をですね、(少し長い拍手)明らかにいたしますと、総理大臣も我々の方にきっとやって来るに違いない。確信を致しております。(拍手)
我々主催者はこれからも全力を上げて頑張っていきますが、今までの生存をしておった5名の人。その家族を取り返す運動と、これから我々がやろうとしている10名を取り返す運動は、質的な違いがあると言うふうに自覚をしております。つまり不退転の決意。日本の国家が、政府が、あえて誤解を怖れず申しますと「戦争も辞さず」という決意を持って(拍手)挑まなくては、あのテロ国家から拉致された日本人を救出する事は、かなり困難だと思っております。
私たちがそれをやり抜けば、第二次世界大戦後初めて、侵された主権を回復する事が出来る。(拍手)蹂躙をされた人権を、我々の手によって回復する事が出来る。そういう今、歴史的な場面に立ち会っていると思います。どうぞ、ご協力をお願いします。(拍手)
司会 櫻井よしこさん
佐藤会長ありがとうございました。ここで事務局からの連絡がございます。よろしくお願いします。
【事務局より】
事務連絡をさせていただきます。本日みなさまのお手元・座席にお配りをしました、書類につきまして簡単にご説明させていただきます。署名用紙があったかと思いますが、それは今日ここで皆様方にお書き頂くのではなく、お持ち帰りをいただいて、ご家族の方・お知り合いの方などにご署名を頂いて、救う会の事務局などにご返送いただきますようお願いいたします。
署名用紙が足りないようでしたら、誠に恐縮ですがそれぞれコピーをしていただくなどして、ご活用いただければと思います。
それからこのチラシですが、皆様方さらにお使いになりたい、お配りをしたいのご希望がありますれば、受付の方でまだ残部がございますので、ご希望がございますればお分けする事が可能でございますので、どうぞ受付の方に一声お声をおかけください。
アンケートがあったと思います。これから先、拉致被害者救出運動のための参考に供したいと思いますので、どうぞご協力をお願いをいたします。
それから今日、この集会、ご来場の皆様方に会費を頂くことなく、一切無料で行っております。しかしながら、この会場費でありますとかチラシ・ポスターなどの印刷費用がかかっております事は、申すまでもございません。誠に恐縮でございますが皆様の浄財をお願いをしたいと思います。(拍手)ありがとうございます。受付にカンパ箱を用意していますので、ご協力の程をお願いいたします。
それから式次第の下の欄の所に、本日の集会以外の全国各地域での集会のご案内を載せおります。本日の集会に留まらず、この連続集会にも引き続きご参加をいただきまして、皆様方国民の皆様方の一層の声を上げて下さいますよう、ご協力をお願い申し上げます。
以上です。
司会 櫻井よしこさん
ではここで、遠く北朝鮮の地に捕らわれている人々の事を思いながら、私たちの故郷の歌、「故郷」を皆で合唱したいと思います。どうぞご起立を下さいまして、皆で声を合わせて、北朝鮮に届くように歌って送っていきたいと思います。伴奏が流れますので、伴奏に合わせてお願いをいたします。
・・・「故郷」を、フルコーラス合唱・・・(合唱後、拍手)
故郷(ふるさと)
うさぎ追いし かの山 小鮒 釣りしかの川
夢は今もめぐりて 忘れがたき故郷
いかに居ます 父母 つつがなしや 友がき
雨に風につけても 思いいずる故郷
こころざしを果たして いつの日にか 帰らん
山はあおきふるさと 水は清き故郷
◆櫻井よしこさん司会
皆様ありがとうございました。拉致被害者の事を忘れることなく、日本人である事を忘れることなく、この問題が最後のひとりまで解決するその時まで、私たちは力を合わせて頑張りましょう。本当にありがとうございました。拉致議連の皆様方本当にありがとうございました。会場の皆様方、そして会場の外にいらっしゃる皆様方、本当に本当にありがとうございました。(拍手)
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司会 櫻井よしこさん
このあと、私たち皆で「故郷」の歌を合唱したいと思いますが、その前に佐藤勝巳会長から閉会のご挨拶がございます。佐藤会長は長年この拉致問題に取り組んできた第一人者、佐藤勝巳会長のご挨拶でございます。
(拍手)
紹介を頂きました、佐藤でございます。本日は本当にこんなにたくさんお集まり頂いて、大変勇気と自信を持つ事が出来ました。(拍手)
私たちが運動を始めた7年前は、大変に関心が薄く、いつでも孤立無援という印象は拭い切れませんでした。しかしながら、第一回目の日比谷公会堂での国民集会を開いたときに、全国の皆さん方に協力のカンパをお訴えしました。そしたら驚く無かれ、当時で1000万のカンパが集まってまいりました。東京などで同じ頃、署名や街頭宣伝などを行いましても、ほとんどの人がビラすら受け取ってくれない時期です。
ところが我が国の全国に向かって協力の発信をいたしました所、今申し上げたように全国から多くの激励と賛同を得ることが出来ました。その事実を見て、私たち運動をやっている人たちは我々だけではないんだと。我が国の深い深い心の中で、「拉致は許せない・テロは許せない」という仲間たちがいるんだと言う事が確信をする事が出来た。それで私たちは今日まで、運動をやって来ることが出来た。
言葉を変えて申しますと、東京の街頭に立つと絶望感を味わうんですが、しかし、日本全国には心ある国民が脈々として沢山いらっしゃる。そのお金で、実は家族会の皆さんが全国にオルグに出る。特に横田ご夫妻なわけですが、国民のカンパで飛行機に乗る・新幹線に乗る、そういうことが出来た。言葉を変えて申しますと、まさにこれは国民の手によって、拉致救出の運動がやられてきたという事が、申し上げられる事が出来ると。(拍手)そして本日ただいま、かくも沢山の人達が集まって、私たちが問題を提起している「経済制裁をおこなうべきである」、と言うことにご賛同頂けたわけです。
で、私、小泉総理には色々不満がありますけれども、あの人を操作するにはそれほど難しい事ではない(笑い声)「経済制裁を発動しなかったら支持率が下がりますよ」、という事をですね、(少し長い拍手)明らかにいたしますと、総理大臣も我々の方にきっとやって来るに違いない。確信を致しております。(拍手)
我々主催者はこれからも全力を上げて頑張っていきますが、今までの生存をしておった5名の人。その家族を取り返す運動と、これから我々がやろうとしている10名を取り返す運動は、質的な違いがあると言うふうに自覚をしております。つまり不退転の決意。日本の国家が、政府が、あえて誤解を怖れず申しますと「戦争も辞さず」という決意を持って(拍手)挑まなくては、あのテロ国家から拉致された日本人を救出する事は、かなり困難だと思っております。
私たちがそれをやり抜けば、第二次世界大戦後初めて、侵された主権を回復する事が出来る。(拍手)蹂躙をされた人権を、我々の手によって回復する事が出来る。そういう今、歴史的な場面に立ち会っていると思います。どうぞ、ご協力をお願いします。(拍手)
司会 櫻井よしこさん
佐藤会長ありがとうございました。ここで事務局からの連絡がございます。よろしくお願いします。
【事務局より】
事務連絡をさせていただきます。本日みなさまのお手元・座席にお配りをしました、書類につきまして簡単にご説明させていただきます。署名用紙があったかと思いますが、それは今日ここで皆様方にお書き頂くのではなく、お持ち帰りをいただいて、ご家族の方・お知り合いの方などにご署名を頂いて、救う会の事務局などにご返送いただきますようお願いいたします。
署名用紙が足りないようでしたら、誠に恐縮ですがそれぞれコピーをしていただくなどして、ご活用いただければと思います。
それからこのチラシですが、皆様方さらにお使いになりたい、お配りをしたいのご希望がありますれば、受付の方でまだ残部がございますので、ご希望がございますればお分けする事が可能でございますので、どうぞ受付の方に一声お声をおかけください。
アンケートがあったと思います。これから先、拉致被害者救出運動のための参考に供したいと思いますので、どうぞご協力をお願いをいたします。
それから今日、この集会、ご来場の皆様方に会費を頂くことなく、一切無料で行っております。しかしながら、この会場費でありますとかチラシ・ポスターなどの印刷費用がかかっております事は、申すまでもございません。誠に恐縮でございますが皆様の浄財をお願いをしたいと思います。(拍手)ありがとうございます。受付にカンパ箱を用意していますので、ご協力の程をお願いいたします。
それから式次第の下の欄の所に、本日の集会以外の全国各地域での集会のご案内を載せおります。本日の集会に留まらず、この連続集会にも引き続きご参加をいただきまして、皆様方国民の皆様方の一層の声を上げて下さいますよう、ご協力をお願い申し上げます。
以上です。
司会 櫻井よしこさん
ではここで、遠く北朝鮮の地に捕らわれている人々の事を思いながら、私たちの故郷の歌、「故郷」を皆で合唱したいと思います。どうぞご起立を下さいまして、皆で声を合わせて、北朝鮮に届くように歌って送っていきたいと思います。伴奏が流れますので、伴奏に合わせてお願いをいたします。
・・・「故郷」を、フルコーラス合唱・・・(合唱後、拍手)
故郷(ふるさと)
うさぎ追いし かの山 小鮒 釣りしかの川
夢は今もめぐりて 忘れがたき故郷
いかに居ます 父母 つつがなしや 友がき
雨に風につけても 思いいずる故郷
こころざしを果たして いつの日にか 帰らん
山はあおきふるさと 水は清き故郷
◆櫻井よしこさん司会
皆様ありがとうございました。拉致被害者の事を忘れることなく、日本人である事を忘れることなく、この問題が最後のひとりまで解決するその時まで、私たちは力を合わせて頑張りましょう。本当にありがとうございました。拉致議連の皆様方本当にありがとうございました。会場の皆様方、そして会場の外にいらっしゃる皆様方、本当に本当にありがとうございました。(拍手)
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