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2004年12月 9日 (木)

増元るみ子さんを救うぞ東京集会(8)

飯塚繁雄さんのお話

皆様こんばんは。(拍手)
お忙しいところをたくさんお集まりいただきまして、本当にありがとうございます。
この会も3回目となりましたけども、各家族被害者のお話を聞きますと、本当に長い間ご苦労なさって。
本人にとっては大事な人生の1ページって言うか。
ちょうど22歳から45歳までの大事な時間を、あんなB5版の偽の死亡診断書で抹殺されてしまっていると言う、今の状態です。
これは絶対有り得ないと言う話を、今西岡先生からもおっしゃったとおりですけども。
先ほどの記者会見で報告した内容を、ちょっと時間無いですから簡単に申し上げます。

いわゆる北の嘘について。
更に「これもだ」と言う事で更に一押ししたのが、いわゆる「田口八重子が、例の大韓航空機事件の金賢姫の教育係り、李恩恵は有り得ない」という、北の報告でありますけども。
地村富貴恵さんから直に私が小浜で聞いた話ですね。
田口八重子さんと別れて、具体的には86年の7月20日に別れたんですけども。
その後数ヵ月後、まぁ約3ヵ月後と言っておりますけども。

「田口八重子をよく知っている運転手が、『田口八重子をデパートで見た』という話を聞いた」と言う、話ですね。
皆さんご存知のとおり、(金賢姫の)本にも書いてありました。
八重子はデパートで良く買い物をする。
しかも外貨デパート、外貨百貨店なんですね。
一般の人はなかなか入れない所でいつもそこに行ってたということは、金賢姫が書いた本にも書いてあります。

ここではっきり言えるのは、北の発表した死亡時期は全くの間違いだと、捏造だという事がハッキリしました。
もちろんこの情報については、直に私と被害者だった富貴恵さんとの確認という形で、はっきりと明確になった情報ですから。
これはある意味では重要な情報として、これからもこれを信じて行きたいし。
生きてると言う事に、さらにつなげて行きたいと。

それからもう一つはですね。
金賢姫と関係ないという話・・・ちょっと前後しちゃったんですけど。
ある時期、「金賢姫に日本語を教えていた」と、いう事が地村富貴恵さんから伺ったんですが。
富貴恵さんは実際金賢姫という言葉は使わなかったんですが。
当時金賢姫の名前が金玉花(キム・オッカ)と。
(飯塚さんの後ろで、西岡氏が「金賢姫=玉花(オッカ)、田口八重子=李恩恵」と板書)

玉の花と書くんですけども、これを朝鮮語でオッカと。
これは後になって救う会の人たちと色々分析した結果、これ(金賢姫=玉花)が出たわけですね。
当初、オッカオッカとこれしか分からなかったんですが、言葉として分かってなかったんですが。
待てよ?という事で西岡先生の分析で、こう(オッカ=玉花)書くんだと。

金賢姫の別名が金玉花ですか。
金賢姫の書いてる本からもわかるんですが、2人で生活している間に彼女のことを、「玉ちゃん玉ちゃん」と呼んでたんですね。
で、それと「オッカ」全部これ(金賢姫=玉花=オッカ)イコールになるんです。
従って北が言ってる「李恩恵なんてのは有り得ない」、向こうが言ってる、「実際教育した李恩恵という人物はいない」と言ってるんですが。
今回の報告でも、「田口八重子はコ・ヘヨクという名前しかなかった」と、いうふうに若干和らげて言ってますけども。

これ(田口八重子=李恩恵と書いたところを指差す)を認めてないんですね。
これ(田口八重子=李恩恵)を絶対に認めてない。
なんで田口八重子を拉致したんだ?と、いうふうになるわけですけども。
先ほど西岡先生がおっしゃったように、北はですね、金正日の命令によってあの事件を起こさせた。
いわゆる「日本人の仕業で韓国の飛行機を爆破して、日本人のせいにしよう」という企みの計画だったんですけど、それを絶対認めてないんですね。

田口八重子の細かい嘘の情報を一杯並べても それはいいと。
問題はこれ(田口八重子=李恩恵)を認めさせて、要するに教育係だったという事を認めさせて。
そこから生きてる田口八重子を探し出すしかないんですね。

そういう意味では、昨日横田めぐみさんの骨が出てきて、それが嘘だと。
唯一の物証も嘘だと言うことになりました。
しかも我々、こういった情報も、帰ってきた人たちに聞けば皆嘘だと。
今回3回目の成果と言うのは、向こうの言ってる事全て嘘だと、ハッキリしたのが成果だと。(拍手)
小泉さん曰く「北の努力も認められる」というのは(笑い声)「嘘をつくための努力は一生懸命した」(拍手)と、いうふうに我々考えています。

また今後、これを含めてですね、また更に何人かの方の集会をここで開きますが。
やはり皆様の一致団結した北への怒りを示していただいて。
実際国の方でも先ほど出た特別委員会とか、あるいは議連の怒りの声とか。
もちろん国民の皆様のこれに対する支持。
「こんな交渉ではだめだ」と、「経済制裁をやれ」と、いう強い怒りを、ぜひこれからも私たちと一緒に、皆様と頑張って行きたいので、宜しくお願いします。(拍手)


 増元氏による 「蒼のハガキ」の案内

先ほどもちょっと申し上げましたけど○○さんという人が、インターネットの「青き星々」というHPをやられている方たちが、その中で呼びかけて。
こういうブルーの地に、こちらのほうにはすでに「小泉潤一郎様、内閣支援室宛」になってますが。
こういうものを作って、皆さまにひとりずつ、皆さまの住所と名前を書いて送っていただきたいんです。

で、救う会の方ではハガキの運動を考えておりますが、正式に救う会運動としてはやっておりません。
ですから今日は、私・増元家からのお願いという事で、ぜひ、入り口のほうで配りますので帰る時にお持ち帰りになって頂きたい。
ひとりで何枚というより、なるべく大勢の方に書いていただいた方が良いと思います。

であの、ここに「私の一言」とありますけども、絶対に誹謗中傷だけはやめて下さい。
私等もそうなんですけども、この運動、誹謗中傷するような運動になってしまっては、運動のマイナスになります。
私も日頃あまりだらしない格好して、外を歩けなくなっております。(笑い声)
私のイメージとして、やはりキチッとしとかなければいけないという事で、非常に苦しい思いをしておるんですけども。(笑い声)
でもそれが会としての姿勢だと、いうふうに思っていますので。
この運動も誹謗中傷という事ではなくて、総理大臣に対する国民の一人の意思表示ということでやっていただきたいと思います。

これを欲しい方は、蒼き星々のところに申し込めば送っていただけるとのことです。
これじゃなくても良いです。
電脳保管録の方で作ってるブルーリボンシール、それを貼ってでも良いし。
とにかく小泉総理に・・・私の気持ちとしては辞めて頂きたい・・・そんなこと書いちゃいけません。(笑い声)
小泉総理に国民の意思を突きつける、と。
それで経済制裁の発動を国民の声として突きつける。
どうぞ宜しくお願いします。(拍手)

(司会者より、来年以降の連続集会の案内、チャンネル桜の案内などがあり、そのあと登壇者が全員ならんで挨拶をし、大きな拍手のうちに集会終了)
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