小川 晴久さんのお話(1)
◇第10回「拉致被害者と家族の人権を考える市民集会~拉致を語らずして人権を語るなかれ~」
2005年4月10日藤沢産業会館にて
小川晴久さん
「守る会」名誉共同代表、二松学舎大学教授、東京大学名誉教授
只今ご紹介にあずかりました、小川でございます。
今日は横田めぐみさんのご両親と一緒にお話しできるといった機会を与えていただけたことを嬉しく、光栄に思っております。
砂川さんのお話を聞いたのですが、25分という制約がある中で、ひとこと、ひとことが重くて(少し言葉に詰まる、涙ぐむ)とても良いお話しをお聞きすることができました。
私に与えられた時間も20分少々になりますが、今日お話し申し上げたいことがいっぱいありまして、レジメを用意しました。その中にたくさんのことを書かせて貰ったんですが、テーマは「北朝鮮の人権問題と世界の関心」というものにさせて頂きました。
私は悪い癖がありまして、一度に全部のことを語りたいと。
このレジメは(私が北朝鮮の人権問題に目を開いて以来今日まで僅か12年間なんですけれども)市民運動、人権運動をしていて学んだこと、掴んだ事を全部ぶち込んだレジメでございます。
但し今日は時間の制約もありますし、北朝鮮の金正日の体制というのは、どれだけひどい、悪い体制であるかというのは、日本の、特に民法テレビのがんばりでかなり知られるようになっているわけですので、北朝鮮が一体いつからあんな国になってしまったのかはレジメの3番目、4番目に要点は書いてありますので、後で参考にして頂ければと思います。
今一番私たちに求められている事は、横田滋さんも、砂川さんも仰いました。「膠着状態になっている。どうしたらいいんだ。何をやればいいんだ」ということだと思いますので。
その点に関していわゆる「包括的な解決方法」、小泉さんが何度も言っていますが、「包括的」と。人権問題も経済問題も、国交を開く問題も、すべて包括的に掲げて、その中で、できることからやっていこうという包括方式とか、六カ国方式で打開していくとかいう政府が取っている、あのやり方、あれは間違いであるということを、どうしても申し上げなければなりません。
私は今の憲法で育った世代の一人でありますので。1941年に生れて1947年に小学校に入った一人です。(ですから)今の憲法で小学校から育てられた世代ですので、どうしても第9条、「戦争放棄」(にこだわります。)
今の憲法はものすごく人権条項に恵まれた憲法であります。世界人権宣言と双子ではないかと思われるほど、日本の憲法は世界の中でも、ものすごく人権尊重を謳った憲法ですので、この憲法を生かして、隣国の北朝鮮の人権問題の解決に努めたいと、そういう立場で今まで、考え、且つ行動してまいりました。
人権は国境を越えますから、人権問題にものすごく敏感な人たち、それは、アメリカであり、ヨーロッパの人達であります。そういったひとたちが、世界が、北朝鮮の人権問題にどこまで関心を向けてきているのか、そのことが特に5番目にまとめてあるのですが、そこを中心に(お話していきたいと思います。)
現在この瞬間(4月10日)にもジュネーブで第61期国連人権委員会が開催中であります。
明日(4月11日)、ヨーロッパ=EU諸国と日本が、-今回は日本がかなりイニシア(ティブ)をとって-今年の北朝鮮に人権改善を求める決議案を上程して15日に採択される見通しでありますが。
現在進行中のジュネーブ国連人権委員会で どういう形で北朝鮮の人権問題が集約されているかについて今日は申し上げたいと思います。
今砂川さんがおっしゃったとおり国内の努力というのはまだまだたりない。小泉政権があのように「対話と圧力」「対話と圧力」それしか言わない政権、首相ですので。もっとはっきりさせてくれ(と言いたい)。
「対話の段階ではないんだ。交渉の段階ではないだ」ということがはっきりしているのにも関わらず、やるべきことをやっていない、そういう政権を私たちは持っておりますので。
日本国内でも、平和勢力、民主勢力、「第9条を守ろう」と一生懸命がんばっている人達、9条の会に結集している人達、その代表たちが北朝鮮の人権状況について発言しないという状況。私は、これは正しくない対応をされていると思うんです。(この部分強く怒りを持って仰っていました)
私は、第9条を守りたいという一人ですから、第9条を守る運動が広がっているのはとても評価しなくてはいけないのですが、しかし、何故そこで、北朝鮮のものすごいひどい人権状況について、あの年配の日本を代表する知識人たちが語らないのか!(声を強めて)どうして語らないのか? 大江健三郎さんにしても、何故このことを事挙げしないのか?ほんとにおかしな事態が進行しております。
憲法9条がどんどん崩され、有事体制がど進んできたこの10年間、その引き金を引いているのは、ノドンの発射、テポドンの発射、これによってぐいぐいと有事体制化が進行致しました。
それからイラク戦争に対しても、日本政府はアメリカをイギリスを支持して自衛隊を送っていますけれども、本来だったら断固、第9条の立場から、あんな遠くに自衛隊を送るのかということで大きな反対運動がおこっていいはずなんですが、それが暗黙のうちに、国民の半数以上の人たちの支持があって、その事態が進行していると言うことは、やはり北朝鮮の影が濃いからなんですね。北朝鮮脅威をいうものを、日本国民は肌身で感じているので、こういう事態が進行して、第9条がどんどん崩されていく。そういうことを第9条を守ろうという人たちは何故しっかり抑えて発言しないのか?
ものすごい人権条項に恵まれている憲法を持っている国民、市民として、その人権条項を守るためもですね、早く北朝鮮の人権状況を改善しなければならない。(これは)ものすごく密接に関連があるはずなんですけれどね。
そう言う点日本国内でも、韓国ででも同じです。
(現在の)韓国の政権は民主化を達成した勢力が作っている政権であります。あの過酷な軍事政権と戦って血を流して、そして自分の力で勝ち取ったあの政権です。あの人達何故あの北朝鮮のものすごい、おぞましい人権侵害に対して積極的に改善するように声を挙げないのか?
「北朝鮮を刺激してはいけない。対話が始まったからばっかりだから刺激しちゃいけない」という態度、今のノムヒョン政権。ものすごくねじれていますね、韓国社会も。(深い憂いを込めて)
日本の社会もねじれています。
そういうことについてもどうしたらいいかということを時間の限りお話したいと思っています。
第五項
「世界はどこまで、北朝鮮のおぞましい人権状況に気付いてきているのか?」というテーマです。
まず、第一に1979年に2月24日にロンドンに本部があるアムネスティ・インダーナショナルがベネズエラの詩人アリラメダの手記を英文で発表致しました。この英文のラメダの手記によって、世界は北朝鮮に強制収容所があると言うことを、はじめて知りました。それから9年後(1988年12月)にアメリカで「北朝鮮の人権」という大変立派な人権報告書が発刊されました。これがそれです。
(掲げて示して)
『北朝鮮の人権』
それを出した主体は、「ミネソタ弁護士会国際委員会」と「アジアウォッチ」 という人権団体です。二つのNGOが共同して今日でもこれを凌駕することのない、北朝鮮の人権状況の把握ですね、今から16年前にだしました。これはアリ・ラメダの手記が、かなり大きな引き金になったのではないかと推察しております。
ところが、この翻訳大国の日本がこの大変立派な北朝鮮の人権報告書を昨年11月まで翻訳しませんでした。このこと自体も大変恥ずかしいことです。
3番目、ロンドンにあるアムネスティは、北朝鮮の人権問題について、大~きな貢献をして参りました。先ほど申し上げましたラメダの手記を発刊したり、富士山丸の漁船民の拿捕についても、アムネスティは1980年代に世界に訴えました。そういうことも、この人権報告書で知りました。
4番目にですね。
私が北朝鮮の強制収容所に気付くきっかけは今から12年前、1993年8月に東京のある朝鮮料理屋さんでですね、-40年前に、日本から沢山の人が北朝鮮に渡りました。日本人妻も6000人ぐらい渡ったと言われておりますがーその帰国者たちの家族が、北に渡った家族が強制収容所で殺されたり、ひどい迫害を受けているということを、はじめて小さな屋内集会で、(知りました)私もそこに誘われて、12年前、はじめて帰国者が受難していることや、山の中に恐ろしい収容所があることを知りました。その時から、この問題に取り組むようになったんですけれど。
韓国でも、同じような市民団体が私達の市民団体ができた2年後に誕生しました。私達は「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」という長ったらしい名前です。 韓国では「北韓人権市民連合」というNGOが一緒になって、「命と人権」という英語のパンフレット世界に発信することを始めました。
それで、何を訴えたかったかというと、山の中に恐ろしい強制収容所があるんだという事実を訴えたくて、4刊、今までに出しました。
第5番目に国連人権委員会の小委員会が、1997年8月にはじめて決議を出します。それは2年続きます。
6番目に、フランス知識人21名声明。1999年3月12日にでます。
(7番目)それからアメリカ上院外交問題小委員会では、強制収容所体験者を呼んでヒアリングをしました。1999年4月に行われています。
(8番目)それから、1999年12月から、北朝鮮難民問題国際会議というものが、ソウル(1999年12月)で開かれ、第2回もソウル(2000年12月)東京(2002年12月)で開かれ、そして一昨年はチェコのプラハ(2003年2月)で開かれ、昨年はポーランドのワルシャワ(2004年3月)で行われ、そして今年はまたソウル(2005年2月)で開かれました。こういう国際会議が営々と続いています。
(9番目)それからドイツ人の医者フォラツエンさんが2001年1月から、「北朝鮮を知りすぎた医者」(2冊)と言う本を出して、個人の力であれだけのことができるのかと思うぐらいがんばって、「情報こそ、インフォメーションこそ力だ」という信念の元に、行動を開始されております。
北朝鮮を知りすぎた医者 国境からの報告(Part2)
北朝鮮を知りすぎた医者
(10番目)それから、2001年9月(あのニューヨークセンタービル爆破事件の月でありますが)北朝鮮人権改善のためのアメリカ委員会が発足しました。とっても立派な創立宣言を出しております。この創立宣言の何処が立派かと言いますと、「安保問題よりも、核問題よりも、人権問題のほうが大事だ」という視点を打ち出したことです。
11番目になりますが、国連人権委員会のコリア委員会で、立派な決議がでるようになりました。、
(12番目)そして昨年の4月(2004年)の決議では地域を特定した北朝鮮の人権問題を特別に調査する特別報告官が勧告され昨年の7月にタイの学者、ムンターボーンさんが初代の北朝鮮特別人権報告官に任命され、精力的にその方が活動され、今回進行中の人権委員会に立派な報告書が提出されております。
そして昨年12月には、アメリカで「北朝鮮人権法」が成定され、これが北朝鮮に対する大きな圧力になっているのはみなさんもご承知かと思います。
このように世界の中で目立つのは、アメリカです。この立派な人権報告書をだしたアメリカの人権団体がひとつの象徴ですね。それから、クリスチャンたちのものすごく活躍していますね、アメリカであれヨーロッパであれクリスチャンたちの活躍が非常にめざましい。。
アメリカとヨーロッパが非常に良い形で提携して、今日まで、国連人権委員会に向けて北朝鮮の人権状況の改善のために、力を合わせて努力しております。
人権決議の中には山の中に恐ろしい強制収容所があるということが、しっかりと書かれておりますし、北朝鮮の人権問題がほとんど全て網羅されている、レベルの高い決議が採択されております。
あとは、砂川さんが仰ったとおり、「人権査察」が必要なんですよね。核査察は一度北は受け入れましたが、核施設をごまかして隠してきたんですが。それよりも人権査察が必要なんですよね!
人権査察で何を査察するか?それは山の中に今5つ6つに集約されているといわれている強制収容所を詳細に確認し査察する必要がある。しかしこれはもう人工衛星でキャッチされています。
アメリカの商業用の人工衛星なんですけれど、山の中の強制収容所の詳細な衛星写真が、一昨年、アメリカ人権委員会の報告書「隠された強制収容所」という報告書に、26枚の強制収容所の衛星写真がここに示されております。
昨年の9月にイギリスの外務次官、ビル・ラベル(?)さんというひとが(イギリスは北朝鮮と国交がありますので)、人権問題を特定して北朝鮮に乗り込みました。そして北朝鮮当局に、ここに強制収容所があると言って、写真を持ってその確認を迫ったんですね、そうしたら、北朝鮮はそれは刑務所であるとごまかしたそうです。でもラベルさんはその報告書を2冊おいてきたそうです。そこまで行っている。
残念なことに私は、40年前、学生時代は北朝鮮を支持していたひとりでありました。
当時は、北朝鮮はあんなにウソをつくようなでたらめな国ではなかったと思うんですね、。
だからこそ、たくさん多の人がいろんな人の説得に応じて、北朝鮮に渡ったんですね。全て騙されたとは言えないところがあるんですね。<北朝鮮というのは社会主義だ。日本では大学にも行けない。日本の大学を出ても研究職には就けない>というのが当時の状況でありましたから、東北大学で研究していた在日の科学者たちも率先して北に行くんですよ。その人達が数年後に強制収容所にぶち込まれてしまうんですよね。そんな悲劇を私達は、なかなか判らなかった、長い間。(感慨深く)そういった帰国事業の悲劇もあるんですけれども。
今や北朝鮮はあらゆることにウソをつくひどい国になっちゃいましたね。これは本当に悲しいことなんですけれども、そこのところをどのように打破して行くかと言いますと。
今申し上げた国連人権委員会をはじめ、人権を守れという世論も高まりつつありますけれど、だ・け・ど、北朝鮮は崩れませんよね。なぜ崩れないと言うと、国内でがっちりと体制を固めているからです。なんで固めているかというと秘密警察、密告制度、それから恐ろしい強制収容所です。本人が収容所にいれられるのだったら、まだ我慢もできます。自分さえ勇気を持っていればいい。。ところが、家族ぐるみ入れられちゃうんですね。裁判もなしに。こういうことは、強制収容所体験者の手記を読まないと判らないんです。手記は日本でいっぱい訳されています。その手記はレジメの第2番目のところに書いておきましたので読んでください。この中の一つでもいいですから読んで頂きたい。(参照A)
時間もなくなってきましたので、何故、北は崩れないのかとうと、これは国内をがっちりと固めている。金正日という人は国家主席になればいいものを、国家主席なんか蹴飛ばして、軍事委員会の委員長なんですね。それはどういう事かと言いますと、北朝鮮の軍隊、秘密警察、その上に彼は自分を乗っけて、自分ひとりの命を守っているんです。北朝鮮の軍事力で、自分一人の命を守っているんです。(声を強めて早口で)
金正日さえいなくなったら、金正日さえその地位から引きずり降ろせば、北朝鮮の民主化は一気に始まります。(それなのに)何故(崩れない)かと言えば、金日成から築いた恐怖の体制=強制収容所、秘密警察=そういう体制がまだしっかりしていますから。金正日、金日成の批判をしたら、即刻山の中の収容所に持っていかれてしまうんです、家族もろとも。
北朝鮮の人達の命が、全部あの金正日というたったひとりの人間の手に握られているです。
もちろん北朝鮮を支えているのは金正日だけではなくて支配層はありますよ。
もし、金正日が失脚したら、自分たちも一緒にやられちゃうと言う。北朝鮮政府に代表者はみんなそうですね。そう言う人たちは、必死ですよね、あの体制を守らなければならないと。だけど、金正日さえひとり除去できたら、ものすごく早く、北朝鮮というのは民主化する。この問題は解決されていくと思います。
そのために(失脚しないために)彼は必死になって、軍事委員会の委員長として自分を守っているんですね。
だからなかなか倒れないと言うことがあるんですけれど、だけど、残念なことに(国外にも)北朝鮮を支えている勢力があるんですね。ひとつは中国です。ひとつは残念ながら韓国政府ですね。残念なことに、日本政府もなんて言うんでしょうか・・小泉さんと金正日が会談しましたよね。宣言を発表しましたね。あれを(日朝平壌宣言)を遵守するなんて言ってますからね。だから、日本政府の北朝鮮に対する対応は非常に弱いですね。だからこそ、拉致家族の皆さんも非常に苦しんでいらっしゃいますね。
日本政府もどっちかと言えば北を支えている。
何故、支えているかと言うと、北朝鮮が崩壊して難民が多く出てきたら困る。それだけです。これはエゴイズムだと思います。難民がいっぱい出てきたら困る。だからできるだけ今の体制で改善していって欲しいというのが、中国、韓国政府、日本、ロシアもそうですね。そう言う形で支えちゃっているから、なかなか崩れない訳です。
だけども、支えている国の中にそれぞれ大きな矛盾があります。
一つは、中国の矛盾ですね。中国は1951年に難民条約に加盟しております。『この人を送り返したら命が危ないという場合は、保護しなければならない』というのが難民条約の根本精神ですね。
ところが北朝鮮からどんどん難民が出ています。その難民を中国は捕まえて送り返しているんです。
これは難民条約の明白な違反ですね。国際人権活動家たちは、もう歯ぎしりしています。何を言い始めているかといいますと、今年の2月のソウルでの国際会議の決議に入りました。
『中国政府がこんなことをやってたら2008年の北京オリンピックをボイコットするぞ。』と。この声がだんだん、だんだんと高くなっていくと思います。これは中国の一番の弱点でありますね。北京オリンピックを成功させたいと思っていますから。これは中国の最大の弱点です。難民条約に違反して脱北者を送り返しているんですから。
韓国政府の弱点は何かと言えば、軍事独裁政権と戦って血を流した人たちが、北朝鮮の裁判もなしに、金正日、金日成の批判をしただけで、収容所に入れてしまうような体制、あれに賛成するはずないんですよ。民主化でがんばった人たちが、もしそれをあからさまにそれを知ったらですね。そこも、ものすごい矛盾ですね。
今、386世代(60年代に生まれ80年代に大学校に通い、現在30~40代の世代)というのが政権を支配していると言われています。それよりも10才上の世代486世代が分離して動き始めています。それはとても待ちに待っていた嬉しい事態ですので、大いにそれを見守りたいし、その人達と一緒に行動していきたい。
更に、日本の北を支えている人たちの矛盾が何かと言えば、さっきの9条を守ろうとしている人達が、北朝鮮の人権問題について口を噤んでいると言うこの矛盾です。これは早急に解決されなくてはならないと思います。
総じて言えば、平和勢力、民主勢力、もっと端的に言えば左よりの人たちですね。その人達が北朝鮮に対してものすごく甘いんです。この弱点がある。この人達が、北朝鮮を支えてしまっているのです。ここのところの矛盾をもっと突いて、こういう人達がもっと拉致問題にも取り組み、難民問題にも取り組み、北朝鮮に返った人たちの受難もですね、そういった問題をどんどん取り上げるべきです。(また)特にNHKはもっと北朝鮮内部の収容所などの問題を報道しなければいけないと思います。
そう言うことも含めて、やるべき事ははっきりしています。
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2005年4月10日藤沢産業会館にて
小川晴久さん
「守る会」名誉共同代表、二松学舎大学教授、東京大学名誉教授
只今ご紹介にあずかりました、小川でございます。
今日は横田めぐみさんのご両親と一緒にお話しできるといった機会を与えていただけたことを嬉しく、光栄に思っております。
砂川さんのお話を聞いたのですが、25分という制約がある中で、ひとこと、ひとことが重くて(少し言葉に詰まる、涙ぐむ)とても良いお話しをお聞きすることができました。
私に与えられた時間も20分少々になりますが、今日お話し申し上げたいことがいっぱいありまして、レジメを用意しました。その中にたくさんのことを書かせて貰ったんですが、テーマは「北朝鮮の人権問題と世界の関心」というものにさせて頂きました。
私は悪い癖がありまして、一度に全部のことを語りたいと。
このレジメは(私が北朝鮮の人権問題に目を開いて以来今日まで僅か12年間なんですけれども)市民運動、人権運動をしていて学んだこと、掴んだ事を全部ぶち込んだレジメでございます。
但し今日は時間の制約もありますし、北朝鮮の金正日の体制というのは、どれだけひどい、悪い体制であるかというのは、日本の、特に民法テレビのがんばりでかなり知られるようになっているわけですので、北朝鮮が一体いつからあんな国になってしまったのかはレジメの3番目、4番目に要点は書いてありますので、後で参考にして頂ければと思います。
今一番私たちに求められている事は、横田滋さんも、砂川さんも仰いました。「膠着状態になっている。どうしたらいいんだ。何をやればいいんだ」ということだと思いますので。
その点に関していわゆる「包括的な解決方法」、小泉さんが何度も言っていますが、「包括的」と。人権問題も経済問題も、国交を開く問題も、すべて包括的に掲げて、その中で、できることからやっていこうという包括方式とか、六カ国方式で打開していくとかいう政府が取っている、あのやり方、あれは間違いであるということを、どうしても申し上げなければなりません。
私は今の憲法で育った世代の一人でありますので。1941年に生れて1947年に小学校に入った一人です。(ですから)今の憲法で小学校から育てられた世代ですので、どうしても第9条、「戦争放棄」(にこだわります。)
今の憲法はものすごく人権条項に恵まれた憲法であります。世界人権宣言と双子ではないかと思われるほど、日本の憲法は世界の中でも、ものすごく人権尊重を謳った憲法ですので、この憲法を生かして、隣国の北朝鮮の人権問題の解決に努めたいと、そういう立場で今まで、考え、且つ行動してまいりました。
人権は国境を越えますから、人権問題にものすごく敏感な人たち、それは、アメリカであり、ヨーロッパの人達であります。そういったひとたちが、世界が、北朝鮮の人権問題にどこまで関心を向けてきているのか、そのことが特に5番目にまとめてあるのですが、そこを中心に(お話していきたいと思います。)
現在この瞬間(4月10日)にもジュネーブで第61期国連人権委員会が開催中であります。
明日(4月11日)、ヨーロッパ=EU諸国と日本が、-今回は日本がかなりイニシア(ティブ)をとって-今年の北朝鮮に人権改善を求める決議案を上程して15日に採択される見通しでありますが。
現在進行中のジュネーブ国連人権委員会で どういう形で北朝鮮の人権問題が集約されているかについて今日は申し上げたいと思います。
今砂川さんがおっしゃったとおり国内の努力というのはまだまだたりない。小泉政権があのように「対話と圧力」「対話と圧力」それしか言わない政権、首相ですので。もっとはっきりさせてくれ(と言いたい)。
「対話の段階ではないんだ。交渉の段階ではないだ」ということがはっきりしているのにも関わらず、やるべきことをやっていない、そういう政権を私たちは持っておりますので。
日本国内でも、平和勢力、民主勢力、「第9条を守ろう」と一生懸命がんばっている人達、9条の会に結集している人達、その代表たちが北朝鮮の人権状況について発言しないという状況。私は、これは正しくない対応をされていると思うんです。(この部分強く怒りを持って仰っていました)
私は、第9条を守りたいという一人ですから、第9条を守る運動が広がっているのはとても評価しなくてはいけないのですが、しかし、何故そこで、北朝鮮のものすごいひどい人権状況について、あの年配の日本を代表する知識人たちが語らないのか!(声を強めて)どうして語らないのか? 大江健三郎さんにしても、何故このことを事挙げしないのか?ほんとにおかしな事態が進行しております。
憲法9条がどんどん崩され、有事体制がど進んできたこの10年間、その引き金を引いているのは、ノドンの発射、テポドンの発射、これによってぐいぐいと有事体制化が進行致しました。
それからイラク戦争に対しても、日本政府はアメリカをイギリスを支持して自衛隊を送っていますけれども、本来だったら断固、第9条の立場から、あんな遠くに自衛隊を送るのかということで大きな反対運動がおこっていいはずなんですが、それが暗黙のうちに、国民の半数以上の人たちの支持があって、その事態が進行していると言うことは、やはり北朝鮮の影が濃いからなんですね。北朝鮮脅威をいうものを、日本国民は肌身で感じているので、こういう事態が進行して、第9条がどんどん崩されていく。そういうことを第9条を守ろうという人たちは何故しっかり抑えて発言しないのか?
ものすごい人権条項に恵まれている憲法を持っている国民、市民として、その人権条項を守るためもですね、早く北朝鮮の人権状況を改善しなければならない。(これは)ものすごく密接に関連があるはずなんですけれどね。
そう言う点日本国内でも、韓国ででも同じです。
(現在の)韓国の政権は民主化を達成した勢力が作っている政権であります。あの過酷な軍事政権と戦って血を流して、そして自分の力で勝ち取ったあの政権です。あの人達何故あの北朝鮮のものすごい、おぞましい人権侵害に対して積極的に改善するように声を挙げないのか?
「北朝鮮を刺激してはいけない。対話が始まったからばっかりだから刺激しちゃいけない」という態度、今のノムヒョン政権。ものすごくねじれていますね、韓国社会も。(深い憂いを込めて)
日本の社会もねじれています。
そういうことについてもどうしたらいいかということを時間の限りお話したいと思っています。
第五項
「世界はどこまで、北朝鮮のおぞましい人権状況に気付いてきているのか?」というテーマです。
まず、第一に1979年に2月24日にロンドンに本部があるアムネスティ・インダーナショナルがベネズエラの詩人アリラメダの手記を英文で発表致しました。この英文のラメダの手記によって、世界は北朝鮮に強制収容所があると言うことを、はじめて知りました。それから9年後(1988年12月)にアメリカで「北朝鮮の人権」という大変立派な人権報告書が発刊されました。これがそれです。
(掲げて示して)
『北朝鮮の人権』それを出した主体は、「ミネソタ弁護士会国際委員会」と「アジアウォッチ」 という人権団体です。二つのNGOが共同して今日でもこれを凌駕することのない、北朝鮮の人権状況の把握ですね、今から16年前にだしました。これはアリ・ラメダの手記が、かなり大きな引き金になったのではないかと推察しております。
ところが、この翻訳大国の日本がこの大変立派な北朝鮮の人権報告書を昨年11月まで翻訳しませんでした。このこと自体も大変恥ずかしいことです。
3番目、ロンドンにあるアムネスティは、北朝鮮の人権問題について、大~きな貢献をして参りました。先ほど申し上げましたラメダの手記を発刊したり、富士山丸の漁船民の拿捕についても、アムネスティは1980年代に世界に訴えました。そういうことも、この人権報告書で知りました。
4番目にですね。
私が北朝鮮の強制収容所に気付くきっかけは今から12年前、1993年8月に東京のある朝鮮料理屋さんでですね、-40年前に、日本から沢山の人が北朝鮮に渡りました。日本人妻も6000人ぐらい渡ったと言われておりますがーその帰国者たちの家族が、北に渡った家族が強制収容所で殺されたり、ひどい迫害を受けているということを、はじめて小さな屋内集会で、(知りました)私もそこに誘われて、12年前、はじめて帰国者が受難していることや、山の中に恐ろしい収容所があることを知りました。その時から、この問題に取り組むようになったんですけれど。
韓国でも、同じような市民団体が私達の市民団体ができた2年後に誕生しました。私達は「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」という長ったらしい名前です。 韓国では「北韓人権市民連合」というNGOが一緒になって、「命と人権」という英語のパンフレット世界に発信することを始めました。
それで、何を訴えたかったかというと、山の中に恐ろしい強制収容所があるんだという事実を訴えたくて、4刊、今までに出しました。
第5番目に国連人権委員会の小委員会が、1997年8月にはじめて決議を出します。それは2年続きます。
6番目に、フランス知識人21名声明。1999年3月12日にでます。
(7番目)それからアメリカ上院外交問題小委員会では、強制収容所体験者を呼んでヒアリングをしました。1999年4月に行われています。
(8番目)それから、1999年12月から、北朝鮮難民問題国際会議というものが、ソウル(1999年12月)で開かれ、第2回もソウル(2000年12月)東京(2002年12月)で開かれ、そして一昨年はチェコのプラハ(2003年2月)で開かれ、昨年はポーランドのワルシャワ(2004年3月)で行われ、そして今年はまたソウル(2005年2月)で開かれました。こういう国際会議が営々と続いています。
(9番目)それからドイツ人の医者フォラツエンさんが2001年1月から、「北朝鮮を知りすぎた医者」(2冊)と言う本を出して、個人の力であれだけのことができるのかと思うぐらいがんばって、「情報こそ、インフォメーションこそ力だ」という信念の元に、行動を開始されております。
北朝鮮を知りすぎた医者 国境からの報告(Part2)
北朝鮮を知りすぎた医者 (10番目)それから、2001年9月(あのニューヨークセンタービル爆破事件の月でありますが)北朝鮮人権改善のためのアメリカ委員会が発足しました。とっても立派な創立宣言を出しております。この創立宣言の何処が立派かと言いますと、「安保問題よりも、核問題よりも、人権問題のほうが大事だ」という視点を打ち出したことです。
11番目になりますが、国連人権委員会のコリア委員会で、立派な決議がでるようになりました。、
(12番目)そして昨年の4月(2004年)の決議では地域を特定した北朝鮮の人権問題を特別に調査する特別報告官が勧告され昨年の7月にタイの学者、ムンターボーンさんが初代の北朝鮮特別人権報告官に任命され、精力的にその方が活動され、今回進行中の人権委員会に立派な報告書が提出されております。
そして昨年12月には、アメリカで「北朝鮮人権法」が成定され、これが北朝鮮に対する大きな圧力になっているのはみなさんもご承知かと思います。
このように世界の中で目立つのは、アメリカです。この立派な人権報告書をだしたアメリカの人権団体がひとつの象徴ですね。それから、クリスチャンたちのものすごく活躍していますね、アメリカであれヨーロッパであれクリスチャンたちの活躍が非常にめざましい。。
アメリカとヨーロッパが非常に良い形で提携して、今日まで、国連人権委員会に向けて北朝鮮の人権状況の改善のために、力を合わせて努力しております。
人権決議の中には山の中に恐ろしい強制収容所があるということが、しっかりと書かれておりますし、北朝鮮の人権問題がほとんど全て網羅されている、レベルの高い決議が採択されております。
あとは、砂川さんが仰ったとおり、「人権査察」が必要なんですよね。核査察は一度北は受け入れましたが、核施設をごまかして隠してきたんですが。それよりも人権査察が必要なんですよね!
人権査察で何を査察するか?それは山の中に今5つ6つに集約されているといわれている強制収容所を詳細に確認し査察する必要がある。しかしこれはもう人工衛星でキャッチされています。
アメリカの商業用の人工衛星なんですけれど、山の中の強制収容所の詳細な衛星写真が、一昨年、アメリカ人権委員会の報告書「隠された強制収容所」という報告書に、26枚の強制収容所の衛星写真がここに示されております。
昨年の9月にイギリスの外務次官、ビル・ラベル(?)さんというひとが(イギリスは北朝鮮と国交がありますので)、人権問題を特定して北朝鮮に乗り込みました。そして北朝鮮当局に、ここに強制収容所があると言って、写真を持ってその確認を迫ったんですね、そうしたら、北朝鮮はそれは刑務所であるとごまかしたそうです。でもラベルさんはその報告書を2冊おいてきたそうです。そこまで行っている。
残念なことに私は、40年前、学生時代は北朝鮮を支持していたひとりでありました。
当時は、北朝鮮はあんなにウソをつくようなでたらめな国ではなかったと思うんですね、。
だからこそ、たくさん多の人がいろんな人の説得に応じて、北朝鮮に渡ったんですね。全て騙されたとは言えないところがあるんですね。<北朝鮮というのは社会主義だ。日本では大学にも行けない。日本の大学を出ても研究職には就けない>というのが当時の状況でありましたから、東北大学で研究していた在日の科学者たちも率先して北に行くんですよ。その人達が数年後に強制収容所にぶち込まれてしまうんですよね。そんな悲劇を私達は、なかなか判らなかった、長い間。(感慨深く)そういった帰国事業の悲劇もあるんですけれども。
今や北朝鮮はあらゆることにウソをつくひどい国になっちゃいましたね。これは本当に悲しいことなんですけれども、そこのところをどのように打破して行くかと言いますと。
今申し上げた国連人権委員会をはじめ、人権を守れという世論も高まりつつありますけれど、だ・け・ど、北朝鮮は崩れませんよね。なぜ崩れないと言うと、国内でがっちりと体制を固めているからです。なんで固めているかというと秘密警察、密告制度、それから恐ろしい強制収容所です。本人が収容所にいれられるのだったら、まだ我慢もできます。自分さえ勇気を持っていればいい。。ところが、家族ぐるみ入れられちゃうんですね。裁判もなしに。こういうことは、強制収容所体験者の手記を読まないと判らないんです。手記は日本でいっぱい訳されています。その手記はレジメの第2番目のところに書いておきましたので読んでください。この中の一つでもいいですから読んで頂きたい。(参照A)
時間もなくなってきましたので、何故、北は崩れないのかとうと、これは国内をがっちりと固めている。金正日という人は国家主席になればいいものを、国家主席なんか蹴飛ばして、軍事委員会の委員長なんですね。それはどういう事かと言いますと、北朝鮮の軍隊、秘密警察、その上に彼は自分を乗っけて、自分ひとりの命を守っているんです。北朝鮮の軍事力で、自分一人の命を守っているんです。(声を強めて早口で)
金正日さえいなくなったら、金正日さえその地位から引きずり降ろせば、北朝鮮の民主化は一気に始まります。(それなのに)何故(崩れない)かと言えば、金日成から築いた恐怖の体制=強制収容所、秘密警察=そういう体制がまだしっかりしていますから。金正日、金日成の批判をしたら、即刻山の中の収容所に持っていかれてしまうんです、家族もろとも。
北朝鮮の人達の命が、全部あの金正日というたったひとりの人間の手に握られているです。
もちろん北朝鮮を支えているのは金正日だけではなくて支配層はありますよ。
もし、金正日が失脚したら、自分たちも一緒にやられちゃうと言う。北朝鮮政府に代表者はみんなそうですね。そう言う人たちは、必死ですよね、あの体制を守らなければならないと。だけど、金正日さえひとり除去できたら、ものすごく早く、北朝鮮というのは民主化する。この問題は解決されていくと思います。
そのために(失脚しないために)彼は必死になって、軍事委員会の委員長として自分を守っているんですね。
だからなかなか倒れないと言うことがあるんですけれど、だけど、残念なことに(国外にも)北朝鮮を支えている勢力があるんですね。ひとつは中国です。ひとつは残念ながら韓国政府ですね。残念なことに、日本政府もなんて言うんでしょうか・・小泉さんと金正日が会談しましたよね。宣言を発表しましたね。あれを(日朝平壌宣言)を遵守するなんて言ってますからね。だから、日本政府の北朝鮮に対する対応は非常に弱いですね。だからこそ、拉致家族の皆さんも非常に苦しんでいらっしゃいますね。
日本政府もどっちかと言えば北を支えている。
何故、支えているかと言うと、北朝鮮が崩壊して難民が多く出てきたら困る。それだけです。これはエゴイズムだと思います。難民がいっぱい出てきたら困る。だからできるだけ今の体制で改善していって欲しいというのが、中国、韓国政府、日本、ロシアもそうですね。そう言う形で支えちゃっているから、なかなか崩れない訳です。
だけども、支えている国の中にそれぞれ大きな矛盾があります。
一つは、中国の矛盾ですね。中国は1951年に難民条約に加盟しております。『この人を送り返したら命が危ないという場合は、保護しなければならない』というのが難民条約の根本精神ですね。
ところが北朝鮮からどんどん難民が出ています。その難民を中国は捕まえて送り返しているんです。
これは難民条約の明白な違反ですね。国際人権活動家たちは、もう歯ぎしりしています。何を言い始めているかといいますと、今年の2月のソウルでの国際会議の決議に入りました。
『中国政府がこんなことをやってたら2008年の北京オリンピックをボイコットするぞ。』と。この声がだんだん、だんだんと高くなっていくと思います。これは中国の一番の弱点でありますね。北京オリンピックを成功させたいと思っていますから。これは中国の最大の弱点です。難民条約に違反して脱北者を送り返しているんですから。
韓国政府の弱点は何かと言えば、軍事独裁政権と戦って血を流した人たちが、北朝鮮の裁判もなしに、金正日、金日成の批判をしただけで、収容所に入れてしまうような体制、あれに賛成するはずないんですよ。民主化でがんばった人たちが、もしそれをあからさまにそれを知ったらですね。そこも、ものすごい矛盾ですね。
今、386世代(60年代に生まれ80年代に大学校に通い、現在30~40代の世代)というのが政権を支配していると言われています。それよりも10才上の世代486世代が分離して動き始めています。それはとても待ちに待っていた嬉しい事態ですので、大いにそれを見守りたいし、その人達と一緒に行動していきたい。
更に、日本の北を支えている人たちの矛盾が何かと言えば、さっきの9条を守ろうとしている人達が、北朝鮮の人権問題について口を噤んでいると言うこの矛盾です。これは早急に解決されなくてはならないと思います。
総じて言えば、平和勢力、民主勢力、もっと端的に言えば左よりの人たちですね。その人達が北朝鮮に対してものすごく甘いんです。この弱点がある。この人達が、北朝鮮を支えてしまっているのです。ここのところの矛盾をもっと突いて、こういう人達がもっと拉致問題にも取り組み、難民問題にも取り組み、北朝鮮に返った人たちの受難もですね、そういった問題をどんどん取り上げるべきです。(また)特にNHKはもっと北朝鮮内部の収容所などの問題を報道しなければいけないと思います。
そう言うことも含めて、やるべき事ははっきりしています。
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コメント
日本国憲法にあるということを、未だに理解出来ない者が、拉致問題について講演するとは笑止と云うほかない。。
『平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、我らの安全と生存を保持しようと決意した』(前文)結果が拉致の発生だ。
その解決を妨げているのも、自衛力さえ公認しない9条が象徴する武力の背景無き外交だ。
張本人金正地日を勇気付けているのが大江健三郎等の「進歩的文化人」だ。
投稿: realist | 2005年4月17日 (日) 19時16分