« 家族の絆と、国との絆 | トップページ | 砂川昌順さんからの呼びかけ »

2005年4月19日 (火)

平島さんに関する要望書

北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会の三浦小太郎さんの投稿文を許可を得て転載します。

昨日山田代表が提出した要請書  


昨日午前中、守る会山田代表が提出(ファックスの形で)した文章です。

2005年4月19日
内閣総理大臣 小泉純一郎様
外 務 大 臣 町村信孝様
                北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会
                         代表 山田文明

   平島筆子さん救出のための緊急要請

北朝鮮を脱出して2003年1月に日本に戻った平島筆子さんが、昨日、北京の北朝鮮大使館で記者会見し、北朝鮮に戻ると語りました。
しかし、これは平島さんの自発的な発言、自由な意思ではなく、中国で北朝鮮工作員によって北朝鮮大使館に拉致された上、北朝鮮当局の強制によって、また北朝鮮に残る平島さんの子供たちと平島さん自信の身の安全のために、北朝鮮当局の意向に沿って発言しているに過ぎません。
今回の事件は、中国で発生した北朝鮮当局による日本人拉致だと判断せざるを得ません。拉致を実行した北朝鮮当局の責任とともに、結果としてそのような犯罪の実行を許した中国政府の責任も問わねばなりません。
このままでは平島さんは今日にも北朝鮮に送られてしまいます。
平島筆子さんの身の安全を確保するため、当面次の処置をお願いいたします。
1 平島筆子さんの北朝鮮への送還を止めることに全力をあげてください。
日本政府は平島さんの北朝鮮への出国(北朝鮮送還)を止める措置をとるよう中国政府に断固とした決意で要請し、中国政府がこのまま平島さんを北朝鮮に行かせるなら、平島さんの拉致に中国政府が関与したことになることを強く申し入れてください。
2 日本政府が平島筆子さんの意思確認を行ってください。
日本政府は安全かつ自発的意思で発言できる環境の中で平島さんと面会し、本人の意思・希望と北朝鮮大使館に入った経緯の説明を受けることができるよう、中国政府に申し入れ、これが認められなければ日中関係の断絶も辞さない決意で中国政府に迫ってください。
現状では、平島さんは北朝鮮に残る子供たちとご自身の安全確保のためには、北朝鮮当局の意向に従って発言するほかない状況に置かれています。日本政府はそのことを踏まえたうえで、対応してください。
3 平島筆子さんの希望が日本に戻ることであれば、直ちに身柄を保護してください。
平島さんが冷静に自由意志で発言できる環境を確保し、本人の意思が日本に戻ることであることが確認できれば、その場で直ちに平島さんの身柄を保護してください。

家族を人質に脅迫することは北朝鮮当局の常套手段です。平島さんは北朝鮮で夫を奪われ、ご本人たちも山奥に追放された悲惨な経験があり、北朝鮮当局の恐ろしさを知り尽くしている人です。日本政府の断固とした対応で救出していただくようお願いいたします。
以上
~~~~~~~~~~~~~~~


ここからは三浦の私見ですが、何よりも、平島さんと、私たち救援団体や個人との間にコミュニケーションや信頼関係が薄かったことも原因の一つだったと思います。そこは個人として深く反省しています。


平島さんが北朝鮮に戻ることを表明した記者会見の模様は左記アドレスで

―――――――――――――――――――
◆この記事が参考になった方は、下記バナーをクリックしてください。


|

« 家族の絆と、国との絆 | トップページ | 砂川昌順さんからの呼びかけ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/35960/1091225

この記事へのトラックバック一覧です: 平島さんに関する要望書:

« 家族の絆と、国との絆 | トップページ | 砂川昌順さんからの呼びかけ »