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2005年6月11日 (土)

草の根の支援

10日、4.24に知り合った一人の女性から電話を頂きました。以前ご紹介した、蒼のはがきを100枚お知り合いに配ってくださった方です。

昨日の「田中実さんを救うぞ東京集会」にも参加なさったそうで、会場でお会いできなかったことが残念です。バスのルートが判らなくて、案内のはがきを頼りに地下鉄を乗り継いで参加なさったとのこと、少し迷われたようです。

「最近は長い時間椅子に座っているのが辛いのです」と仰るこの方は、9日も途中で腰の痛みを感じて退席なさったそうです。それでも帰りに余っている資料を受付で貰って帰り、「今日、署名を頂いたお近くの方達にそれを配りました。余って役に立たないのではもったいないと思って。」と仰っていました。

「24日もね、敷物と雨合羽を用意して行きますよ。黙ってみていられないんです。」と仰っていました。

拉致事件の被害者ご家族を思いやる温かい、そして強い意思を感じ取ることが出来ました。ご高齢でもあり、普段はNETもみず、お一人で行動をされている方です。支援の輪の外にいる方に悲しい言葉をかけられることもあるということ。それでも、一生懸命、痛い腰を我慢して活動なさっている様子に感銘を受けました。現実はNETより厳しいことでしょう。

9日は私のために印刷に使うようにとご自宅にあった用紙をお持ちになったそうです。それを持ち帰らせてしまったことが残念です。紙は、案外重い荷物になりますものね。

お電話でお話しをお聞きするだけでも、励まされ、互いの気持ちが伝わります。「梅雨時は、腰も痛むでしょう?お大事になさってください」と申し上げると、「貴方も無理しないように」と気遣ってくださいました。静かで、優しさが滲み出る話し方でした。

是非こういう方がいることをご家族にも知って頂きたいと思います。何よりの励ましになるのではと思います。増元さんご覧になっていたら、是非みなさんにお知らせくださいね。

NETで声を挙げることも大切。でも、この方は本当の草の根の支援をなさっています。心からの尊敬を送ります。

淡々と、静かな中にも強い意志を持って支援をなさっているこの方のことをどうしてもご紹介したくて、書かせて頂きました。
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コメント

私もこういった方には敬意を感じます。

地に足がついてらっしゃるんですね。

こういうことに関わって、己を見失わないと言うのは随分難しいんだなと、最近強く感じているところです。

投稿: とんぼがえりベイビー | 2005年6月26日 (日) 01時50分

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