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2005年7月18日 (月)

パネルディスカッション(10)

宮崎:はい。その、崩壊寸前の北朝鮮の体制を支えているのは、皮肉にも日本ではないかというお話が先ほど原口さんから、ありました。(会場拍手)
送金の問題、不良債権問題、ちょっと原口さん手短にご説明頂いて。。


原口:いや、これは重村先生も、安倍幹事長代理もよくご存じのことで、不良債権処理に伴うその不透明な債権処理、責任を取らない。そしてそこが、1兆4000億という莫大な日本のお金が、北朝鮮に流れている。このことは止めなくてはならないということをさっき議論していたわけです。

宮崎:どうして出来ないんでしょうか?
  ・・・・・・ 安倍さん!
(安倍さん、びっくりした様子、会場、拍手と笑い)

安倍:今原口さんがおっしゃったのは、いわゆる朝銀信組の処理に関わる問題だと思います。当時私は、
(不明~という役目にありましたので)1兆4000億をどう処理するか。朝銀といえども、日本の他の信組と同じ法律が適用される。こういう中にあってですね、他の信組と同じように処理をしようとしていたわけですが、そこで私は官房副長官という職ににおりましたので、「この朝銀と他の信組とは違いますよ、これを処理して、直接お金を出してしまったら、それが直接北朝鮮という国に行く可能性がある。普通のいわゆる信用組合の末端というのは、まぁ特定の企業が、信用度が低いのにお金を貸してしまう、あるいは特定の理事が自分の私腹を肥やすために、お金を横流しをしているという話なんですが、朝銀信組の場合は、いわゆる国(北朝鮮)ぐるみで貸し手も借り手も、全体がぐるになって、国(日本から)からお金を取って、北朝鮮に送っている。そしてそれは日本を攻撃するミサイルになるかもしれないし、あるいは、拉致を行っている組織にお金が入っていくかもしれないし、又そう言うことを行っている体制そのものの強化に繋がるかもしれない。であるからこそ、より厳密な審査をするべきである。」という主張をしました。

そして最後の段階で、理事に日本人の理事を入れなくてはならない。二名以上入れなくてはならない。あるいは理事に当時学習組と言われた、北朝鮮の労働党に直結する秘密組織の一員と言われる人が入っていたんです。ただ、それがなかなか証明できないんです。それをを証明するために、法廷に行って証言できるかというと、証言できないんです。証言は、その情報を取ってきた組織としても、証言をしないと言うのを基本としているという難しさもあるなかで大変、難しかったんですが。

最終的に朝銀信組側も、この理事について、こちらの要求を飲んできました。最終的には飲んできました。ここはなかなか難しいんで、彼らも日本の法律の中で成り立っている信組である以上、彼らも法的に守られていて、裁判ですと、こちらがあくまでもお金を入れないというと言ったら、負けてしまうという。ま、これは法律の支配、日本は、自由と民主主義、法律の支配の国ですから、ここは残念ながやもうえなかったんです。

しかし、最後の最後にはこちらも相当、訴訟になることも覚悟をしながら、最後まで理事に日本人の理事を入れるように、疑わしい人ははずすようにという交渉をして、最終的にはそれは結果として受け入れられた。

ただ、入った額が原口さんがおっしゃった大きな額であったという点は、まだ問題としては残りますし、いまでもですね、はっきりとしない口座=架空口座については、他の信組よりもっと厳しく、絶対架空の口座対しては税金をいれさせない。つまり、公的資金がはいったものは、そこには行かないということははっきりさせていると思います。

~西岡さん挙手~
宮崎:はい。

西岡:おっしゃることは、よくわかるんですが、一つやっぱり重大な問題が残っていて、それは脱税の問題なんです。なぜ朝銀信組にお金が集まるかというと、『あそこは税税務署から守ってくれる』と言う評判になっているんですね。朝鮮総連は、自分たちで『税務署との間に秘密合意がある』と嘯いていて、そして朝鮮総連の商工会がはんこを押して税務署に持っていくと、事実上特別扱いがされていたというのも私が確認している事実です。

そして94年の段階で一度日本政府はそのことを徹底的に調べてる。私は、内部文書を見たことがありますから、公安機関の。お金を止めることが出来る。脱税事件を挙げれば、止めることが出来ると言って、94年の駆け引きの時はかなり真剣に動いたんです。

それに比べて、今回は表向きは動いたようですが、政府は本気で止めようとしたのかどうか。つまり1兆4000億は今からは、安倍先生が言ったように、今これから行くというのはかなり抑えられると思いますが、過去に既に行ってしまったものの穴埋めになっているのではないか。そこの部分については税金の問題で責めていくしかないんですが、それをやっていない。そう言う点では、かなり不明朗な部分が残っている。

それは安倍先生はものすごくやってくださっていて、横で見ていて判りましたけれど、94年のように政府をあげて、徹底的にそれと対峙して、真相を全部明らかにしようとしたかどうかと言う点では、それはまだまだだと。

そこはなぜそうなるかというと、94年の時にはアメリカから強い圧力がきて、日本にお金を止めよときていたんですね。まだ国連の安保理事会にかかっていない段階ではそうなっていないとすると、人に言われないとやらない外交というのが、続いているんではないかと言う点で、やはり安倍先生が言ったことを全て認めた上で、もう一点まだおかしいんじゃないかと私は思う。

(会場大きな拍手)

安倍さんの発言に続く
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