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2005年9月14日 (水)

拉致を矮小化しているのは誰か

荒木和博さんの主張

(略)
これまで何人もの警察関係者から、直接間接に、現場では拉致だと考えた失踪事件であったのに上にあげると潰されたと言う話を聞かされているのである。

私は「拉致問題の全貌が明らかになったとき、日本の近代史は書き直しを迫られる」と言ってきた。
拉致問題はそれほど根の深い問題である。だからこそ政府はその実態を明らかにしないのだろう。あるいは帰国者5人の声が聞こえてこない理由もそこにあるのかもしれない。

もちろん今でも拉致が行われている可能性はあるのだが、長期間経過した事件の場合、名納得できる証拠の出てくるケースは拉致事件全体のごく一部にすぎないはずだ。この問題はそもそも個別に見るべきものではなく、安全保障上の問題、主権侵害、もっとはっきり言えば「戦争」ととらえるべきことなのである。

政府の中枢はこの点が分かっていると思う。だからこそ、その本質を見つめることを避け、逆に個々の事件、家族の問題に矮小化して乗り切ろうとしているのである。

「エコノミスト」より抜粋

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» …言うに事欠いて。 [* 園丁日記 *]
こちらのブログさんを拝見して、目を疑いましたが、 元記事が両方とも存在するのにはアキレました。 元記事その1 元記事その2 朝鮮新報さんも恥を知ったほうがいい。 一番恥ずかしいのは執筆者の方なんであるが。 まさか、本気で書いてるんですね? mumurブログ(9/25) [続きを読む]

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