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2005年9月 5日 (月)

松原仁さんの挨拶

緊急集会!―郵政と拉致と教育を考える―
日本会議主催
9月4日 五反田ゆうぽうとにて


只今ご紹介頂きました、松原仁でございます。今日は飛び入りでございまして、こういった機会を頂きましてありがとうございました。

翻ってみれば、日本の国は戦後の間、ある意味で眠れる獅子であったと思います。その眠れる獅子日本を呼び覚ましたのが、目を覚まさせた稲、実はこの拉致事件の問題の発覚であったと思っております。

私達の日本の国の憲法に置いては、近くの国々、そして世界の諸国家は善人である。-人間にも性善説、性悪説があるわけですが-たとえて言えば【国家性善説】というようなまさに現実離れした発想の中で日本の国の憲法は出来ていたわけであります。

諸国民は間違いないんだ、だから、諸国民は間違いないんだから、戦争する武器も放棄すると書いてあった訳なんです。しかし、みなさん、現実はどうだったんでしょうか?
世界の国々、わけても北朝鮮を含めて、私達が信じるような【国家性善説】で語れる国であったのでしょうか?

残念ながら我々は裏切られた。私達は今の日本の国の憲法の精神であるところの【国家性善説】にたって諸国民、諸外国を見てきたが、実際はそうではなかった-当たり前でありますが。-

そのことが北朝鮮の国家テロともいえる国ぐるみの拉致事件によって明らかになったわけであります。日本の国の国民の意識が大きく変わったことは、言を待ちません。

この【国家性善説】が崩れ、そして実際北朝鮮が国家ぐるみで犯罪行為を行っていたということ知って、日本国民の意識の底流に大きく『憲法改正すべし』と。また憲法改正と同時に『教育基本法のあり方、教育のあり方を見直すべきだ』と。そう言った思いがフツフツとして湧き起こってきたのは、むべなるかなと私はおもっております。(拍手)

私はこの状況というのは戦後60年において一番の大きな盛り上がりを示している。本来であれば、この日本国民が目覚め、眠れる獅子日本が目覚めたこの状況で、間髪を入れずに憲法改正の論議を深め、教育基本法の改正を断行するのが、私は国のリーダーがするべき使命だったのではないかいうことを申し上げたい。(拍手)

私は小泉さんに対しても、ある意味、期待をした時期があります。8月13日で非常にがくっとしたのは事実でありました。

しかし、この拉致問題の解決に対しても、未だに政治的メッセージとも言える、経済制裁の発動をしない、そして教育基本法に関しても、結果として中途半端。そう言った正に基本的な日本の国の魂の、日本の国の心の構造改革をやらずにして、郵政民営化と言う。これも実態としてはきわめて怪しい、アメリカの禿げ鷹ファンドにお金を取られてしまうんではないか、現実には融資する能力がありませんから、そうなることは間違いないでしょう。

私はその郵政民営化という彼の言葉のキャッチフレーズとアジテ-ションの中に、今やるべき日本の国の『精神の構造改革』が正に置き去りにされているのではないかと、この危惧と大きな怒りを感じております。会場の皆さんもその意同じ怒りを共有していると思います。みなさん、いかがでしょうか?(拍手)

私は磯の意味に置いて、今の内閣に対してはきわめて強い怒りを禁じ得ない。
今がタイミングなんです。

こないだこちらにいらっしゃる椛島さんともご一緒に、イギリスの、サッチャーの教育改革をみに行きました。。なぜサッチャーがあの教育改革が出来たのか?イギリスはある意味で誇りを失いかけて
、『名誉ある没落でいい』と皆、思っていた。国民の一人一人は自信を失っていた。今の日本もそうであります。一人一人の青少年、7割の子ども達が自信を失っている。「一体自分が何か分からなくなることがある」と多くの子どもが言っている。こういった状況になっているのであります。

かつてのイギリスもそうだった。そして、その時サッチャーが現れた。時あたかも、フォークランド紛争が起こり、アルゼンチンは「イギリスはもう、『名誉ある没落』をするんだから、フォークランドを取っても何もやってこないだろう」と思ったところが、イギリスは国威をあげて、大英帝国の時の思いを持ちながらフォークランドにおいて、イギリスの国家の名誉と主権を明らかに下のであります。その時の大きな波動が、そのエネルギーが、結果としてイギリスの教育改革を実行させ、そしてイギリスの精神的復興に繋がったことは、象徴的であります。

翻って、我々の日本を見るならば、まさに、多くの青少年が自信を失っている。教育現場に置いての問題ももちろんあるでしょう?しかし、それ以上に国が外交に置いて、毅然とした外交を展開しないことが、教育おける自信の喪失、自信を失わせしめているのではないかと、私は思うわけであります。

そう言ったことも含め、今日本が毅然たる外交を展開し、同時に正にイギリスに置いてフォークランドがあって大きなイギリスの復興があったように、拉致問題をしっかりと解決することを通し、(今日は西岡さんもここにおられますけれど)拉致問題は日本における人権問題、主権問題である。この拉致事件をきちんと解決して、その勢いを持って、私達は憲法問題、教育基本法問題、さまざまな戦後60年の積み残しの問題を解決していかなければいけないのであります。

まさにその時に置いて、今の政治が一番大事なこの部分=精神の構造改革が進むならば、他の様々な構造改革は、容易に進むんだと。どんなに他の構造改革をしようとも、日本人の戦後60年の精神の構造改革を、今やるべきこのタイミングに、今チャンスであるこの時にやらなければ、私達の国、日本という国が将来にわたって誇りと名誉を維持することは出来ないと私は思っております。

エドモンド・バークというイギリスの保守派の政治家が言っていたように、「政治というものは私達だけがやるものではない。過去の人たちと、未来の人たちと、私達の共同作業である」そう言った思いを介して考えるなら、今回この大きなうねりの中で、拉致のうねりを含めてのこの段階で、私達は大きく精神の構造改革をするための動きをしていかなければならない。

その動きをするために、どうかみなさん、私、戦う庶民派、松原仁をもう一度国政に送って頂きたい。
国政で活動する機会を与えて頂きたい。このようにお願いする次第であります。
拉致問題を解決するためには内閣に「拉致対策室」を作らなければならない。拉致対策室をを作るためにもう一度戦わせて頂きたい。このことをお願いしながら、皆様と共に、過去と、今の私達と、未来の永劫の日本の子ども達、未来の為に戦うことをお誓い申し上げて、私松原仁の訴えとさせて頂きます。よろしくお願い致します。ありがとうございました。

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