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2005年11月14日 (月)

拉致問題解決に対する立ち位置・主張を伝える為の 10 個の質問

善ポコのタコ部屋の善さんが、拉致問題解決に対する立ち位置・主張を伝える為の 10 個の質問というエントリーをあげていらっしゃるのでご本人の許可を頂き、全文を紹介します。

現在の状況で、自分の立ち位置を確認するために非常に有効な質問、選択肢が与えられています。
是非みなさんも回答を考えてみてください。
もう一度、ご自分の考えをまとめ、今後を考察するにも非常に役立つ質問だと思います。
尚、管理人も熟考のうえ、回答を試みるつもりです。
みなさんも、ご自分お考えがまとまれば、要点でもご紹介頂ければ幸いです。
以下全文
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拉致問題解決に対する立ち位置・主張を伝える為の 10 個の質問
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(1) 拉致被害者家族会が北朝鮮への経済制裁を訴える事に違和感を感じる。

1.とても違和感を感じる。
2.違和感を感じない事も無いが、心情は理解出来る。
3.この様な主張を行うのはある意味当たり前である。
4.拉致を解決できず、(経済)制裁が出来ないのは、私たちの力が足りないからである。申し訳ないと思う。
5.その他。.
(#ご家族に対して、どれだけその心情を汲み取り、感情移入しているか?)
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(2)例え拉致問題が解決しなくとも、今後、同じ出来事が自分の身に降り掛かるとは思えない。

1.現実的に考えて、自分の身に降り掛かるとはとても思えない。今日において北朝鮮による拉致が明るみになった以上、迂闊に工作活動を行う事は出来ないと考える。
2.何とも言えない。
3.自分の身に降り掛かる可能性は十分にある。拉致に関わった北朝鮮工作員が、処罰される事無く現在も 4.日本社会において根を下ろしている現状を考えるべき。
5.その他。
(#拉致問題を、どれだけ身近なものとして捉えているか?)
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(3)小泉政権による対拉致問題への取り組みは、生ぬるいと考える。

1.生ぬるいと考える。拉致被害者に残された時間はそう長くは無い事を踏まえるべき。
2.何とも言えない。
3.生ぬるいとは考えられない。多少時間が掛かっても、着々と地に足の付いた取り組みを行うべき。
4.その他。
(#拉致問題に取り組むにあたり、急進的な思考に立脚した論考を積極的に行うスタンスにあるかどうか。)
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(4)小泉政権による対拉致問題への取り組みが、拉致問題の解決へ大きく寄与していると考える。
寄与していると考える。

1.何とも言えない。
2.寄与しているとは考えられない。
3.その他。
(#政府の取り組みに対して、どれだけ信頼を置いているか?)
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(5) 国際社会における米国との連携が、拉致問題の解決へ大きく寄与していると考える。

1.米国と連携した北朝鮮への締め付けが、今後の拉致問題の進展に大きく寄与していく。
2.逆効果、中韓と連携して融和政策を取るべき。
3.法整備も含め、日本単独で解決する道を探るべき。
4.その他。
(#他国との連携のあり方をどう考えるか?)
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(6)北朝鮮問題は日本の安全保障としての核の問題が第一優先事項。ここで対応を間違うと数千万人の単位で被害が出るから。数十人、最大でも数百人の拉致被害は優先順位では二番目だ。

1.冷酷だがその通り。もちろん拉致被害者には同情するし解決して欲しいと思うけど…。
2.何とも言えない。
3.反対。核の脅しに屈して妥協することは北朝鮮の狙いにはまることでしかない。国家の尊厳を失うことは国家としての自殺なのだ。
4.その他。
(#現実主義的思考の度合いは?)
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(7)拉致被害認定者である残り 11 人の帰還を以って、「拉致問題の解決」と考える。

1.拉致認定被害者が帰ってさえくるのであれば、「解決」と考えても良い。
2.拉致被害者の数は 11 人とは限らないかもしれないが、結果として妥当であると考えても良い。
3.拉致の可能性が濃厚な特定失踪者を含めた残り 100 人以上に上る人々はどうなるのか。とても「解決」と考える事は出来ない。
4.その他。
(#何を以って「拉致問題の解決」とするのか?)
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(8)日本人拉致被害者のみならず、その他外国人の拉致被害者、また、北朝鮮国内における人権問題の解決も併せて目指していくべきだ。

1.当然である。自分達だけ助かれば良いという考えは、道徳的にも国際的にも、到底受け入れられる事ではない。
2.もちろん、これらの問題が解決するに越した事は無いし、日本政府も取り組んでいくべきだとは思うが、3.優先順位は考慮されて然るべき。
4.まずは自国の拉致被害者を救出する事が先決である。あれこれ手を広げた結果、拉致被害者救出に支障をきたしてしまっては本末転倒である。
5.その他。
(#自国以外における北朝鮮問題をどの様に捉えているか?)
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(9)北朝鮮の体制が崩壊しない限り、この問題は解決しないのでは?

1.そう思う。アメリカに対する強力な外交カードを握って武力制裁に踏み切らせるしかない。
2.そう思う。でも中国と韓国がそれを許さないだろう。どうしたらいいのか分からない。残念だけど長引 きそう。
3.ある意味そう思う。しかし拉致問題はある程度のところでいったん手を打って国交正常化を先に行うべきである。北朝鮮に市場経済が導入され、不可逆的に日本への依存度が高まれば自ずと政治的自由を求める声が4.高くなり先軍独裁体制は実質的に変化する。そのとき、拉致の解明は一気に進むであろう。
5.そうは思わない。このまま対話と圧力だ。圧力として経済制裁が必要。
6.その他。
(#北朝鮮体制の現状に対する認識、体制崩壊への方法論。)
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(10)この運動をきっかけに日本の愛国心の高揚を図り、他の様々な問題に対しても応援に向かい団結していくべきである。.

 1.その通り。拉致問題と他の国益に関する問題は直接は関係ないが間接的には関係している。問題は愛国心だ。
 2.何とも言えない。
 3.反対。政治的なイデオロギーを持ち込むと運動の方向性が拡散するし、敬遠する人も出てくる。むしろ 4.リベラルな人でもこの問題には賛同するし怒りを覚えるという立場が大事。
 5.その他。
(#「運動」のあり方に対する考え方、日本国においての拉致問題の位置付けをどの様に考えるか?)

(#「運動」のあり方に対する考え方、日本国においての拉致問題の位置付けをどの様に考えるか?)

回答方法
質問は以上の 10 個となります。回答方法としましては、各質問に付随している選択肢を選びつつ、且つ、その「ココロ」を、事実関係等を沿えながらテキスト形式にて述べていく方式を想定しています(#「ココロ」を述べる事が肝だと考えています)。

質問の狙い
現在、リアル・ネット共に、拉致問題解決を目指し、各人がまざまな場所において考察・意見交換されている事かと思います。その中において、例えば「経済制裁に賛成・反対」ひとつをとってみても、いろいろなスタンスの違いがあるのかと思いますが、それらのスタンスの違いは、ブログを書き連ねる過程において断片的にしか判断する事が出来ないと感じており、一度、この様なまとまった質問に回答していく形式を取る事により、それを明確に読者に伝える事が出来るのかと考えています。

また、今回の質問集は、拉致問題を考える上での「着目点」足り得る部分を中心に質問を列挙しています。「ご家族への感情移入」や「運動論」、「北朝鮮との対峙のあり方」、「『解決』の基準」等がその典型でしょうか。先日行った F 尺度測定でも感じた事ですが、これらの質問に対して自身の考えを述べるという形式は、自身の考えを今一度整理すると共に、拉致問題に関心が有る・無しに関わらず、読者に「考えるきっかけ」を与え、より強い関心を呼び起こし、問題解決への考察をより深める事が出来るのではないかと考えています。

長々と書いてみましたが、つまるところ「考えるきっかけ」を作り、思慮を深め、そしてより強い世論喚起へと繋がるのではないかと、そう思っています。質問内容について、いろいろと至らない部分もあるかもしれませんが、上記の理由に付き、お時間のある方は、一度自身のブログ上においてご回答なされてみるのも良いのではないでしょうか。

個人で貢献出来る範囲というものは限られてくるとは思いますが、それはそれで良いのかと思ってます。こうやってあの手この手でお互い思慮を深め、より強い世論喚起へと繋がっていければ、と。いろいろと根の深い問題ではありかと思いますが、皆で知恵を絞って、問題解決に邁進していきましょう。

既に善さんもご自分のサイトで回答を書かれていますし、各所において回答をなさっている方もあります。話の花束でぴろんさんも回答をなさっています。ご自分の意見と比較して考え合わせてください。

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