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2005年11月23日 (水)

救出の為に日米韓連帯を!東京集会9

『横田拓也 家族会事務局次長のお話』
横田拓也と申します。
よろしくお願いします。
今日はまず初めに、お休みにも拘らず皆様お越し頂きました事、御礼申し上げます。
それから先ほど増元照明事務局長からもお話がございましたように、今回の訪米に付きましてはですね。
内閣官房の調整室と在米の日本大使館の皆様方とそれからご紹介のあった、今日お見えになっています南条氏他、現地のスタッフの方々の本当に絶大なるご協力があってですね。
大きな成果を獲得する事が出来ました事を重ねて御礼申し上げたいと思います。
私の方からは(訪米の)目的とですね、成果。
あと具体的なアウトプット、あと今後の課題という4つのお話を簡単に申し上げたいと思います。

目的につきましては、まぁこちらの本の中に書かれているのかも知れません。
今増元さんの方からお話があった通りではあるんですが、そのほかにも簡単にお話したいと思います。
私たちはたまたまこの拉致問題という事に関しまして、皆様方に常にお訴えをしているわけなんですが、この日本国内では拉致問題と並行的に6者協議、そして日朝対話と言うことが10月の下旬の中で開かれ展開していたわけでございます。
この政治的な流れ、もしくは二国間の流れにおいて、私たちもこの拉致問題がピンボケしてしまわないようにしなければいけないという事で、訪米を持ってこのニュースの価値をあげていく必要があっただろうということを考えると言うのが一点です。

後、先ほど増元さんの方からもお話ありましたが、国際協議においてとかくこの形式的に合意がなされて、実質的な実があったのかどうか?
つまりアメリカの真意が何処に行ってしまったのかどうか?と言う事を確認をするために、直接政府・議会の関係者の方とお会いいたしまして、確認をしに行ったということが2点目でございます。

あと先ほどの話と重なる所があるんですが6者協議の中ではとかく核の問題、安全保障の問題が優先的に話し合われているわけでございます。
私たちは日本の国民の一人としては安全保障の問題、大きな懸念事項であるんですが、こちらとしては人権の問題であります。
そういう意味では核の問題の他に人権問題をどう考えているのか?と言う確認と、重ねてこの拉致問題が深刻な状態にあるんだという事をアメリカ政府・議会関係者の方々に改めてお伝えしに行ったと、言う事でございます。

ニュースにつきましてはアメリカ国内の方々、多くの方々がご存知でしたけれども、昨年末の「めぐみの骨」と称します物。
彼らの欺瞞工作について改めて多くの方にご説明申しあげて、そして皆様方もご記憶に新しい、めぐみが拉致されて半年後くらいに北朝鮮で写された北朝鮮国内で寂しい顔をした写真があったと思うんですが、あの経緯についてお話をしてまいりました。
増元事務局長の方からは、中心的にタイとか他の多くの国々で日本人・韓国人以外にも拉致が成されていたんだという事も説明させていただきまして、この拉致問題が世界規模の広がりを見せているんだという事も説明させていただきました。

また今回は訪米におきまして具体的には接触する事は出来ませんでしたけれども、本来であれば、ワシントンの他にニューヨークの国連にお邪魔をしてボルトン国連大使と会いまして、この国連安保理の付託の打ち合わせですとか、人権委員会への流れも確認しに行くという事も考えてはいたんですが。
国連の中での動きと言うものが私たちの行程と折り合うことが出来ませんでした為に、今回はワシントンDCのみでの活動という事になった次第でございます。

当初、決まっていた物も多くあったんですが、全ての日にちにおいて全てが決まっていたわけでもなかったんですが、結果的に訪米した(後)、現地に行ってからですね。
事後増殖的に予定が入っていった。
これは私たちの力ではなくて、あちらにいらっしゃる多くの議会関係者の方、政府高官の方々が「あの方にも会って置けよ」と、言う助言を持ってですね。
私たちの行く所に全ての道筋をつけて頂いたという事では、この問題の高さ、関心の深さを改めて感じた訪米でもありました。

もう一つは私からは本当は申し上げるつもりは無かったんですが、すでにある新聞などで書かれているんでこちらでも申し上げたいと思うんですが。
丁度11月15日が横田めぐみが拉致された日でありまして、11月15日~16日にブッシュ大統領が日米首脳会談で日本へお見えになりました。
そのタイミングでこの拉致問題・人権問題をどうか口にして頂けないかと、多くの方々にお願いをしてきたわけです。
訪米が終わった後にも成田の記者会見で申し上げましたけども、この件に付いては実は伏せておりましたけど。
結果的にいろんな日米首脳会談の結果につきましても宮沢さんとか中曽根さんとかが、「余り中身があったとは言えないね」と言ういろんな報道をなされておりますけども、その中に拉致の問題・人権問題がブッシュ大統領の口から言及されたという事については、私たちの訪米の大きな成果であったのかな?と思っております。

その成果の中でお会いして頂いた議会関係者・政府関係者の方々のコメントをいくつかご紹介したいと思います。
ただ、先方のお立場とか、オープン・クローズっていう問題があるんで、あえて日時ですとかどなたがとかは伏せた状態でアットランダムな形で話を申し上げたいと思います。
これも私たちが訴えてきた内容とほとんど合致することではあるんですが、私たちの活動、人権問題・拉致問題をクローズアップさせていく事は、とても大事な事ですよと。
イコール北朝鮮にとってはとても大きな圧力になるはずですよ、と言う事を仰ってました。

で、ある高官についてはですね。
6者協議の中で合意がなされた翌日に北朝鮮が更に大口叩いた結果については、あんな物はどっちでも良いというかですね。
結局彼らは言いたいことは言うけれども、アメリカ政府としてはこれは6者協議の約束を守った後にしか北朝鮮にとっては見返りは無いんだと言う事は明言されていました。

また私たちも、もしくは日本政府も拉致問題の解決なくして国交正常化は有り得ないと言う事は統一見解として出されておりますけれども、アメリカ政府としてもですね。
日本のこの拉致問題・人権問題解決されなければ、米朝間の国交正常化はありえないということは仰ってました。
またこの拉致問題については、核の問題の問題と同時に大きな関心を寄せている所であるということは仰っていました。

先ほど増元事務局長から最後にお話がありましたけれども私たちが求めている北朝鮮への経済制裁、これはとても有効でしょうと言う事を仰ってました。
とりわけ贅沢品に絞ってですね。
彼らの政府高官・軍高官に行ってるような物を絞っていく事にはとても意味があるんじゃないか?と言う事を仰ってました。
その例えとしてですね。
これはまた違う方が仰ってたんですが、結局は日本国内の、先ほど第1部の方でもお話がありましたように、経済制裁をすると(北朝鮮の)一般の国民の方が飢えて苦しんでいるのではないかといったまやかしの議論がよく横行するわけなんですが、そんなことは決して無いんだと。
元々が北朝鮮は宮殿経済、「パレスエコノミー」と言う言葉を例えられていましたけど、そこにしか経済と食べ物・着る物・贅沢品が行ってないんで、そこを止めることは一般の方に苦しみを与えないんだと。
私たちが戦っている敵に効果が有るんだということを明言されていました。
とても意味があると思います。
その意味で私たちは経済制裁と言う言葉を口にしているんですが、スマートサンクションですとかターニングサンクション、要は絞った制裁なんだという事葉を使ったらどうか?といった助言もあったくらいでして、私たちが訴えている具体的な行動案と言う物を、全く正しいという事が実感した次第でございます。

あとあえてこに方だけは特定して申し上げたいんですが、今回の訪米の目的で、人権に焦点を当てていくという具体的な形で、J・レフコウィッツさん、大統領特使の方と会うと言うのが目的の一つでした。
この方と直接お会いしまして、アメリカ政府としてはこれは譲れない問題だと言う事を仰っておりましたけれども、その中でですね。
これはまた違う有る方なんですが、日本においても人権特使を設定されたらどうか?と言うことは仰ってましたし。
これはアメリカ政府の共通認識であるということは仰ってました。
これは後でお話しするように具体的なアウトプットとして省く事なんですが、実際に安倍官房長官が数日前に人権特使の設定を検討しようかと言う話も口にされ始めていますから、やはり今回の訪米の結果ですとかアメリカ政府からのお口添えと言うものが具体的な形として表れてきたのかな?と言うふうに考えています。

またNGOの方々が主催される色々な夕食会ですとか打ち合わせ会とかに、多く参加いたしました。
この拉致問題が実にアメリカ国内で広く浸透し始めているという事を実感いたしました。
私たちは人権問題の中でもとりわけ拉致問題に関して取り組みをいつもしているんですが、先ほど増元事務局長の方からお話がありましたようにですね。
・・・(聞き取れず)の中にあって政治の・・・(聞き取れず)問題ですとかですね。
人権侵害とか、そういった問題に対してあらゆる組織・団体の方々が同じ目的を違うアプローチで検討し始めている。
広がっているという事で、日本から拉致問題を紹介する時に更にこんな問題があったのか?と言う認知で広がったという意味では、国際的な広がりをますます拡大していくだろうという実感をした次第でございます。
向こうのNGOの中にラジオ・・・(はっきり聞き取れず)、北朝鮮向けに出している団体もいらっしゃいました。
私たちの日本国内でも特定失踪者問題調査会の荒木代表が同じ試みをされておりますけれども、そこと連携しようじゃないかと言ったようなお話も向こうの方からお話もありましたし、それも国際的な広がりが具体化して来ようかと、いうふうに思っています。

私の方からある方とお話をさせていただいたときに、これ私個人的に思い込んでる話なんですが、めぐみまたは他の誰かがですね。
拉致をされていく経過の中で、万景峰号で拉致をされたケースが私はあるんじゃないか?と思っています。
それは根拠はありません。
ただあらゆる疑いからそういう疑いを捨て切れないと私は思っておりまして、その中で万景峰号を私たちは国会を通した制裁法を通過させる為に、もっとアメリカの方からも規制強化をする必要があるんじゃないかと言う事をお願いかたがたしてきました。
ただこの問題日本国内で決めた法案の問題なので私がお話した相手の方はですね。
それはちょっと政治的な問題なのでそれに対してはちょっと言う立場には無いけれど、ただ不法行為がされているのだとしたら監視の強化は緩めないと言う事を仰っていただいたのは、私自身にとっては印象的な内容でした。
今後もさらに強化をしていく必要があるというお話でした。

私も日本政府は良くやっていると言う言葉の裏には、私は日本政府がこの問題真剣に取り組んでいるのか分かりませんけど、ただ経産相がやってるPSIにはアメリカ政府は大変意義があると仰ってましたし、今後更に強化していくと仰っていました。
後もう一つは私たちは経済制裁、特定船舶入港禁止法と改正外為法のお話をしているんですが、過去にPSIとかあるんですけども、このほかにマネーロンダリングを始めとする金融面での強化を図っていく必要があるし、それはとても効果があると言う事をおっしゃっていました。
これは後ほどの所でもう一回触れたいと思います。

今度の訪米で具体的に何が起きたのかと言う事をお話したいと思います。
ひとつは先ほどのブッシュ大統領からの人権問題への言及と、後は安倍官房長官から人権特使のポストの設定の可能性があったこと。
訪米後に増元さんからお話のあった、ハイド委員長からですね。
アメリカから北朝鮮の国連大使に対して行った、10月15日までに横田めぐみを即座に解放せよという警告文を具体的に流していただいた事。
これは本当に具体的な大きな形として実現したわけでございます。

昨日・今日の新聞で皆さんも一面、社会面で出ているかも知れないと思いますけども、これは日本政府としては直接関係ないと言ってるようでございますが、朝鮮総連へのお金の取り立てですとかね。
そういったものが具体的に金融面からの強い強化が図られてきたというのは、分離した話ではなくて、私たちから見るとつながった話、アメリカからの圧力があって日本も動いているんじゃないかと言う見方をしております。
更にKEDOの中止と言う事も 私たちの訪米結果と言うのは本当に実に多くの皆様方に支えられてですね。
国際的な規模、そして日米で展開して来たと言った内容かと思います。

ただ今後の課題としては、やはり日本政府の取り組みとしてはどうも甘いと私は言わざるを得ないと思います。
それは拉致の被害者、政府認定の方々がどうして小規模で留めておく必要があるのか?といった事。
今日のこの会場には特定失踪者の家族の方も見えてますけど、相談件数は450件くらいも特定失踪者調査会に来ているそうでございます。
その中において11件16人と言う政府認定と言うのは余りにも遅すぎるし、この取り組みの姿勢がちょっと甘すぎるんじゃないかと言う事を思います。
具体的に人権特使をポストを設定されてもっと北朝鮮に対して毅然たる態度を取っていただくと共にですね。
この拉致問題解決の為に具体策を練っていただきたいと思います。

この人権特使と言うのはアメリカにおいてはクリストファー・ヒルとレフコウィッツという二人ですが、6者協議と人権問題と言うのを切り分けているわけですが、ある高官の方が大変面白い意義深い事を仰っていました。
この二人を分けていると言うのは仮に日本みたいに一人でやってしまうと結局日朝間なり米朝間なりで協議があった場合、こっちの問題は許すからこっちの問題をやってくれとか、バーター的な取引があって片付けられてしまう、捨てられてしまうその危険があるのでこの問題を分けてですね。
それそれが交渉を迫ることにとても意味があるんだと、言う事を仰ってました。
その意味で日本もですね。
佐々江局長が精力的にやってくださってますけど、また違う方でこの人権問題・拉致問題のアプローチをですね。
それぞれ迫っていただく事がこの拉致問題、被害者を一刻も早く取り戻す早道だと私は信じております。

後もう一つは今日の第1部でもお話がありましたし、私たち国内においても特定失踪者の方々が、多くのポスター失踪者の載ったポスターがあるわけでございます。
国際的規模、タイの方とかルーマニアですとか、増元事務局長と西岡副会長がいろんな国に行ってですね。
この問題の真相解明に向けて格闘しておりますけども、やはりこれだけ数が多いとですね。
これは私自身の個人的な考え方ではあるんですけども、ご帰国されている方がどなたか見られている可能性は無いのか?と言うことを私自身思うわけでございます。

当時5人の方がご帰国をされた時にですね。
横田めぐみの話を中心的に話された事はご記憶に新しいかと思います。
増元(るみこ)さん他、他の方の件については何も見ていない聞いていないと言う事で、後から見ればご本人たちが直接私たちにお話も頂いておりますけども、北朝鮮政府の差し金によってですね。
横田家を一本釣りするためにですね。
横田めぐみについての情報に絞って情報提供をしていたと言う事実は知られている所でございます。
その中で彼らから話があった内容としては、めぐみが住んでいた家とか、彼ら自身が住んでいた家の近くに幼稚園があったと言う事はご存知かと思うんですが、幼稚園があるということはですね。
人が二人や三人では無いと言うことなんです。

その意味で拉致被害者がある一角に隔離されていて、先ほどの韓国の方々ですとかタイの方々ですとか、もしくは特定失踪者問題調査会に挙げられている460人から100人の、多くの被害者の方と一緒だった可能性はあるんじゃないかな?と、私は思います。
私たちは救う会・家族会ともにですね。
国民の皆様方の力を借りる形でですね。
この問題を世界的に広げようとしてこの問題皆様にもお訴えをしておりますが、この問題合わせてですね。
ご帰国された5人の皆様方に更に自発的自主的にですね。
あの人を見た見ないという事をですね。
お口に頂く事でこの問題更に具体化していくんではないか?と言うふうに思います。
その意味では、私たち自身としてはですね。
家族会・救う会合同で、1対1ではなくて合同でですね。
彼ら5人と会う機会を設けさせていただいて、情報交換が出来ることは出来ないのかな?と思っております。(小さな拍手)

西岡さんがお親しい関係にはありますし、私の横田めぐみと言う言葉を最初に口にしてくださった安明進さん。
亡命元工作員の方がいらっしゃるわけなんですが、この方は私たちが日本の事しか知らないように、北朝鮮の事を良く知ってらっしゃるわけです。
で、ご帰国された方は北朝鮮の事を23、24年間、北朝鮮政府の管理の中ではありますけども北朝鮮国内にいらっしゃったわけであります。
その中でいろんな事を見聞きしたはずでしょうし、生活と言う物を実感しているわけでありますからお互いが見てきたこと感じた事をですね。
情報を補強しあって補完する事が、問題の情報を点と点を線につなげて面と化していく、大きな道筋になると私は感じています。
その意味では今回の訪米のベクトルをもう一歩大きなベクトルにするためにはですね。
日本国内からこの問題にですね。
この問題焦点を当てていく機会を何とか作って行きたいなと思っています。

その意味では12月の22日に、国民大集会他ありますけども、こういった大きなイベントとはまた別にですね。
この問題の仕掛け作りをしていけないかな?と思っています。
私が帰国後に成田空港での記者会見の場でも申し上げましたけども、今回の訪米結果と言う物はですね。
直後には具体的に何も見えた成果はございませんと申し上げました。
おそらくこれから仕掛けが生きてくる訪米だったと申し上げたんですが、今申し上げた事意外にもおそらくいろんな物が隆起的につながって行って、この問題がクローズアップされてくると私は信じています。
私たちは本当にこうしてお話で訴えさせていただくしか出来ないんですが、きっとこの問題解決に向けて今着実に進んでいると私は感じておりますし、皆様方に引き続きのご関心をいただければと思いますので宜しくお願い申しあげます。
ありがとうございました。(拍手)
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