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2006年1月19日 (木)

■生島孝子さんのお姉さんの著書刊行へ



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■生島孝子さんのお姉さんの著書刊行へ
              荒木和博

 昭和47年11月1日に東京渋谷区の自宅を出て失踪した生島孝子さんのお姉さんである生島馨子(けいこ)さんの著書『うらさんの祈りはダイヤモンドになって』(文芸社・税込1,470円)が2月に刊行されます。

 本書のテーマは昨年2月に99歳で亡くなられた母親のうらさんのことです。孝子さんの失踪でご苦労されたこと、それでも娘さんに会いたいという一念で懸命に生き続けられたことが切々と書かれています。深刻な話の割に読んでいて落込まないのはうらさんの前向きの生き方と、馨子さんの文章によるものだと思いますが、自分たち自身、活動の上でも(特にご家族と接するときの気持ちなど)色々と考えさせられることがありました。

 本の中に、調査会を分離する前、平成14年の末に救う会全国協議会として最初の特定失踪者リスト(当時はまだ「特定失踪者」という言葉自体がありませんでしたが)を発表する予定でご家族に了解をとったのに、直前になってその発表を延期したことに落胆されたくだりがありました。延期して調査会を分離し、1月10日の設立にあわせて発表したのは当時救う会の事務局長だった私の責任でやったのですが、延期を決めたときに、生島さんとは別の失踪者のご家族から、涙声で「何で延期したのですか」というお電話をいただいたことがありました。本を読んでいて、「あのとき同じ思いをしておられた人がいたのだな」と思い、自分の言動や行動の一つひとつをもっと大切にしなければならないと感じた次第です。

 本書は2月刊行なので書店に出るのはもう少し先ですが、ぜひご一読をお勧めします。

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調査会ニュースから
参照:特定失踪者問題調査会

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