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2006年1月 8日 (日)

ぬくもりは裾野から伝わる~浦和署名活動

 ◆~浦和~◆
救う会埼玉を中心に、特定失踪者のご家族、田口八重子さんのご家族も参加してJR浦和駅前の街頭署名活動が行われました。参加者は20名ぐらいだったと思います。

埼玉では、以前の大宮から浦和に場所を移して、毎月一回、定期的に活動をなさっています。私がこの活動に初めて参加してから一年がたちます。最初に参加したときの感想は、正直言って、『埼玉は冷たいのかしら・・』というものでした。『我関せず』と、うつむいて通り過ぎる人が多かったのです。

ボランティアはほんとうに一生懸命なのに、立ち止まる人の少なさ(これは私の期待が大きすぎたからかもしれません)上野に比べると人々の視線が、冷たいように感じたのです。それでも、特定失踪者のご家族、ボランティアのみなさんは、一生懸命でした。私も、精一杯声を出しました。

振り返って一年、上田知事が参加してくださり、大きく署名の数が伸びたこともあります。でも、翌月には、もとの数に戻ってしまって、ちょっとがっかりしたこともあります。

しかし、今日、久しぶりに参加した署名活動は、違って見えました。署名活動が街になじんでいたのです。
定着ということはこれなんだと思いました。駅付近にいる方々の視線が違うのです。
埼玉の署名活動は、浦和の駅前にきちんと市民権を得ていました、確実に。

『あ、あの署名活動は、拉致被害者救出の為にいつもやっている、あの署名活動だな』『前回素通りしたから、今日は書いてあげよう』『ごめん、今日は忙しいから、この次ね』という声が、歩いている人の視線から感じ取れたのです。

頭を下げて、通り過ぎる人、『頑張ってください』と声をかけてくださる方、家族そろって署名してくださる方、ファーストフードの飲み物を片手に、署名してくれる、女子高校生。
『あなたと同じ年頃で、拉致されためぐみさんのために署名して!君に頼んでいるのよ』と声をかけた私を見つめて、『え、オレ?』と聞き返しながら、『めぐみさんは携帯だって、メールだってしらないのよ』と言う私のほうをみながら、署名してくれた、少しばかり茶髪の男子高校生二人組。

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増元正一さんが信じた日本とは、あなたのことですよ。国民の一人として、その責任を、せめて、一行の署名で果たしましょう。救いたいという願いを、署名として政府に届けましょう。。。失踪者の多い埼玉の県民として、上田知事と共に埼玉が拉致被害者救出の先頭に立とうではありませんか。。
一人一人の特定失踪者にも名前があり、それぞれの人生があり、夢があったんです。
家族に会いたい願いは、皆さんと同じです。どうかその思いを共にしましょう。
どうかお願いいたします。
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つたない私の訴えでも、人々に響くようになっていました。
すべては、救う会埼玉と、川口の特定失踪者ご家族、田口さんご家族の努力のたまものです。継続は力を、正に知りました。

今日は、日本テレビのニュース報道ディレクターが取材に来ていました。『しおかぜ』の録音をテーマに佐々木悦子さんのお母様の活動を追われているそうです。佐々木さんのお母様は、高齢にもかかわらず、12月、日比谷の街頭でも、チラシを払っていく人の多い、寒い街で頑張っていらっしゃいました。生島さんも、新木さんも、他の失踪者ご家族も同じです。井上克美さんのお母様もきっと群馬で今日の活動を心配なさっていたでしょう。

そろそろ私たちが代わりになって差し上げるときだとも思います。

 ◆~上野~◆
同じ日、上野では、ひとりっきりの署名活動が行われていたそうです。忘れ物をした主催者が、戻るまで一人で署名を訴えていたAさんの心細さがよくわかります。でも、ここも継続は力です。心細そうなAさんに『頑張って!あきらめないで。必ず帰ってくるから。応援している人はたくさんいるから』と握手してくださった女性がいらしたそうです。
かけられる声に励まされ、ただただ、ご家族の代わりに頭を下げる姿が目に浮かびます。

昨日高英起さんは『金正日は日本の世論を一番怖がっている。』とおっしゃっていました。その世論を醸成するために、こうして裾野を広げれば、いざというときに日本中の大衆世論が味方をしてくれます。具体的には活動や、集会への参加者がひとりふたりと増えていくはずです。
私は、こういった地道な活動で、一人一人、拉致問題に関心を持つ裾野を広げていく活動の片隅にいます。被害者救出活動には、リーダーの取り組みを支える大衆世論の醸成と拡大が必要なはずだと私は信じています。

この掲示板は集会や署名活動といった現実の活動と、NETの中での言論、主張、声とを結びあわせて、救出のための総合力にしていく一助になれる場所でありたい。


 佐々木悦子さんのお母さん 


 田口八重子さんのお兄さん(本田さん)

  

  駅頭に掲げられたのぼり

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