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2006年2月22日 (水)

ノルベルト・フォラツェンさんからのメッセージ

北朝鮮を知り過ぎた医師  脱北難民支援記  ノルベルト・フォラツェン著 草思社

上記書籍について、支援者の方からご紹介を頂きました。
一分引用してご紹介をいたします。

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 ◆先の二冊と同じく、北朝鮮の人々と、
 彼らを助けたいと思っているすべての人に捧げます。
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日本のみなさんへ  ~独裁国家の悲劇を終らせるために~

早いもので朝鮮半島に来てから三年以上の月日が立ちました。かつては北に、そして今は南にいます。ドイツ緊急医師団(カップ・アナムーア)の医師として一年半(一九九九年七月~二〇〇〇年末)滞在した北朝鮮での日々から、私の生涯の課題が生まれました。それはこの地球で最後のスターリン主義独裁国家における人権のための闘い、子供や飢えている人々、虐げられている人々のための戦いです。

なぜこの闘いを? なぜ私は介入せずに入られないのでしょうか?
なぜなら、ひとりの人間だからです。私たち人間は、苦しんでいる人のことのことを心にかける義務があります。抑圧され、虐待されている人がいたら、手を差し伸べねばならないのです。たとえそれが直接私に関係がなかろうが、いやそれどころか、他の国家の主権を侵すことになろうとも。
これからも私は介入しないわかけにはいきません。それは私が医師だから、それも今すぐ助けに行かねばならない緊急医だからです。

今すぐに行動しなければなりません。北朝鮮で起こっている悲劇は、世界史における非常事態なのです。今、こうしているあいだにも、この国では人々が、飢え、拷問され、死んでいます。このよう事態にあっては、医師である私も政治的な使命を引き受け、行動しなければなりません。―――――今すぐ、緊急医として。緊急医というものは往々にして思い切った処理をする必要に迫られます。時と場合によっては、法すれすれのこともあるでしょう。けれども緊急医は青信号を待っているわけにはいきません。たとえ信号が赤であっても突っ走らなければならないのです。

私が行動を起こさずにいられない一番の理由は、おそらく私がドイツ人だからです。
父が、祖父が、ナチの残虐さにたいして沈黙していたと非難されるドイツ人、行動を起こすことも、決起することも、反抗することもなかったと非難されたドイツ人だからです。当時、二度とこういうことを繰り返してはならないといわれました。独裁政治の不正を知った以上、たとえ強制収容所の噂を耳にしただけにせよ、二度と再び手をこまねいているわけにはいきません。私は歴史から学ばねばならないのです。

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