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2006年2月26日 (日)

国を守るために

昨日の佐藤守さんの講演を聞いていて、痛切に感じたのは『情報』ということです。
実際日本の持っている情報は、国家機密であっても、防衛上の資料であっても、総連を通じて確実に北朝鮮に流れているでしょう。

よど号犯の妻たちは、防衛大学近辺で情報を集めたり何らかの工作活動をしていたことは明らかです。核開発技術も、他国を経由して北朝鮮に流れているわけで、日本の情報はほとんど筒抜けといってもいいのかもしれません。

それに比べて、日本は北朝鮮の軍事的状況は、ほとんど米軍頼りであり、拉致被害者の情報となると、帰国者と脱北者や安明進さんの証言以外は、何の情報収集もできていないわけです。

国内の拉致情報にしても、政府は民間機関である特定失踪者調査会とも情報交換さえ行われていないのです。(私は、藤田進さんの情報を斉木さんが「本当なのか」と聞いたことが忘れられません)

諜報機関の設置は、砂川昌順さんが各所の集会で訴えていますが、一向にその方向にも向きません。中国拡大の動きや、竹島問題も含めて、表向きの外交レベル以外にも、近隣諸国の情報を収集し蓄積する機関がどうしても必要だと強く思います。

繰り返しますが、拉致被害者の情報は北朝鮮から与えられたもの以外、僅かなのです。
どうやってその所在を確認するのでしょう。救い出すためには、まずその情報が必要なのに。

拉致査察にしても、何の情報も持たずに行えば、相手の思う壺の結果を導き出されてしまう(死亡の確認)わけで、何の意味も持たなくなってしまいます。

日本は、自虐史観と平和、人権、平等、弱者保護という言葉で、防衛上の機密さえ簡単に流出する状況を作ってきたのではないでしょうか?人権、平和、平等という言葉の陰で、他国に利を与え続けてきた人たちがいます。

今夕放送された、TBS報道特集の中でも、有本恵子さんのお父様が、多くの北朝鮮にパイプを持つ議員に働きかけたが、反応があったのは安陪さんだけだったとおっしゃっていますね。彼らは、日本を守る気持ちがなかったのですね。その犠牲が拉致被害者ではありませんか?

一昨日のNHKラジオ番組ではロシアの危険性について語られていました。『プーチン大統領は、政敵を次々にシベリア送りにし、憲法を変えて継続して実質的独裁政権を続けるつもりではないか』という話です。ロシアは北方領土を返還するつもりはない。
韓国は竹島に建物を建て、老夫婦を住み着かせ、あろうことか竹島の日に自治体の長がその表札を掛けに訪れている。

中国は、北朝鮮清津を軍事上の前線基地にしてしまっている。(佐藤守さんのお話による。SAPIO参照)尖閣列島を含め太平洋上のアジア地区にも着実に拡大展開路線を維持している。

そして、それを押さえようという動きには、日本の先の戦争を引き出し、南京大虐殺とか、靖国を持ち出し問題をすり替えてくる。

こういった東アジアの状況を考えれば、我々は自らを守る手段として情報収集に力を入れる必要があると痛切に感じます。

私たちは、この国を子供たちにきちんとした形で渡さなければなりません。
今、拉致問題を簡単に集結させることは、上記に述べた状況を容認することになります。
私たちは今、危機的状況にあることを、もう一度考えなくてはならないと思います。

政府には強い対応を求めます。

日本は好感度のもてる国という評価が最近ありました。
世界から、好感度のもてる国と見られて喜んでばかりはいられません。
好感度のもてる国=御しやすい国 でないように厳しい外交、強い自己主張も必要ではないでしょうか?
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先日行われました、戦略情報研究所主催の講演会「自衛隊による拉致被害者救出のシュミレーション」の詳細を、本日より数回に亘って講演要旨を抜書きする形でご紹介をします。 作文力には大分不安のある私ですのでどこまで講演の様子を伝えられるか分かりませんが、最大限努力 [続きを読む]

受信: 2006年2月27日 (月) 21時08分

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