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2006年5月29日 (月)

国民大集会決議文(2006/5/58)

決 議 文 案

多くの拉致被害者が北朝鮮にいるのを分かっていながら救出できず、今年もまた、私たちは国民大集会を開いた。なぜ、助けられないのか、口惜しくて、悲しくてたまらない。

それでも、国際連帯と制裁による圧力という二つの柱を掲げた私たちの運動はこの1年で大きな成果を挙げた。
金正日が世界12カ国から拉致を行っているという驚くべき事実が明らかになった。また、横田早紀江さんが米議会で証言し、ブッシュ大統領との感動的な会見を行ったことも記憶に新しい。日韓の拉致運動の連帯も強化された。

日本政府も拉致問題特命チームを中心に法適用厳格化などで強い圧力を加え始めたし、米国が昨年9月に実施した金融制裁は大きな効果を挙げている。

窮地に追い込まれた金正日政権がどのような反撃に出てくるのか、予断を許さない緊迫した局面が生まれている。

私たちは今、北朝鮮の地で助けを待っている被害者に向かい「あともう少しです、元気で待っていてください」という心からのメッセージを送りながら、次の3点を強く要求する。

1 金正日政権はすべての拉致被害者を即刻返せ。
2 小泉首相は、北朝鮮への制裁を発動してすべての被害者を救出するという強い国家意思を示せ。
3 韓国盧武鉉政権、中国の共産党政権は、拉致というテロへの加担を意味する金正日への支援を中断せよ。

平成18年5月28日
小泉首相の決断と、今年中に拉致被害者全員救出を求める国民大集会
参加者一同

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コメント

 先ほど、mixi退会の手続きを完了しました。
 今後はここから直接支援をしていきたいと思います。改めてよろしくお願いします。

 先日は国民大集会、お疲れ様でした。

 拉致12カ国のうち、レバノンの4名はレバノン本国の家族へ「日本の日立製作所で働いている」という偽情報を送る名目で出国した際、監視役の隙をついて脱出し、クウェート大使館に逃げ込み保護されたことで拉致が発覚、この事実を知ったレバノン政府は外務省を通じて「残り2人のレバノン人女性を早く帰国させろ!もし断るのならあらゆる手段を行使して我が国の国民を奪還する!」と最後通牒を突きつけ、2人の脱出から3ヶ月後に残りの2人を解放させたそうです。
(※このレバノン人拉致を担当した北朝鮮工作員は日本の「日立製作所」の求人担当を名乗り、秘書として採用するふりをして4人のレバノン人女性をだまして拉致したそうです。)

 日本政府も拉致被害者救出のため、これぐらいの強い姿勢を示してほしいのですが・・・

投稿: 元・フクス | 2006年5月30日 (火) 23時03分

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» 拉致被害者救出国民大集会 [新・へっぽこ時事放談]
※産経新聞平成18年5月29日より引用 ) ■拉致被害者救出国民大集会 集会に参加した(前列右から)崔祐英氏、李美一氏、横田滋、早紀江さん夫妻=27日午後、東京・永田町【共同】 [続きを読む]

受信: 2006年5月30日 (火) 02時10分

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