国民大集会(26) 家族の訴え(7)
『寺越昭男さん (司会進行:増元照明氏)』
★増元照明氏
寺越さんお願いします。
私たちが声を上げてもう、3年と7ヶ月になります。
この間、県警に告訴したり、アメリカの下院で法案に明記されたり、成果はありました。
しかし、日本の中では何ひとつ解決されていません。
なんででしょうか?
ある国会議員の先生が今北朝鮮にいる武志のお母さんに、
「武志君は偉くなった、お母さんはいつでも行きたい時に行ける、だからそれでいいんじゃないか?」
ではもし、私の父親は殺されたかも分からない。
じゃあ父親の人権はどうなるんだ?
北朝鮮で亡くなった叔父の外雄さん、そしてその家族はどうなるんだ?(拍手)
そういう事を国会の先生方、そして政府の先生方に理解をして頂きたいと思います。
先日16日、小泉総理が石川県の方に観光視察に参りました。
私はよっぽど能登空港まで行って、総理に「事件の現場を視察して頂きたい」と言おうかと思いました。
まぁ、思い止まりましたけど、総理にお願いしたいと思います。
寺越事件の拉致認定だけじゃなく、ここにおられる特定失踪者の方、そして来られなかった特定失踪者の方の、間違ってもいい。
全部を拉致認定して、国際世論の中にもアピールして頂きたいと思います。(拍手)
それが金正日政権のまた違った面での圧力になると思ってますので、皆さんよろしくお願いします。(拍手)
★増元照明氏
今日は浜本雄幸さんと地村保さんがお出でになっておられますが、(地村さんマイクを握って話し始めようとする)あのちょっと待ってください。(会場笑い声)
時間が無いので、宜しいですか?すみません。
あの、お出でになっておられますけれども、一応立って御挨拶を(拍手)、これからも一緒に戦っていって頂く・・・・。(拍手で聞き取れず。浜本さん・地村さん会場に向かって会釈、更に拍手)
ありがとうございました。
これほど私たちに力を貸してくださっている皆さんに、感謝申し上げます。
しかし、これだけの国会議員がいて、県議会議員で議連が出来て、地方議員もいて、何故3年半も経ってまだ何もひとつも解決できないのか?
なぜ?政府は制裁も出来ないのか?
私は説明できません。
ただ一人の愛の無い宰相の為だけでしょうか?
それだけでは無いと思います。
やはり私どもの本気度も足りないのかもしれません。
一緒に戦ってください。
ありがとうございました。(拍手)
★櫻井よしこ氏
どうもありがとうございました。
そして先ほどこの会場に駆けつけてくださった、参議院議員で北朝鮮による拉致問題等特別委員長の広野允史(ただし)さんをご紹介します。
どうもありがとうございます。(拍手)
このテキストは話しの花束ぴろんさんの労作です。
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