« 日韓連帯東京集会(5) | トップページ | 白眞勲さん講演(2006/4/15) »

2006年6月11日 (日)

平田隆太郎さん(救う会全国協議会・事務局長)講演

「あなたも拉致の現実を知ってください」(群馬・前橋)」より

平田隆太郎さん(救う会全国協議会・事務局長)講演

5206_1

北朝鮮は今でも拉致問題はもう解決済みと言っています。
ある意味で4年前に小泉さんが訪朝をして5人生存、8人死亡と言うときに日本政府もですね、たとえば福田官房長官が「貴方の家族はなくなっています。」と家族にお伝えしました。何の証拠も無くですよ。この人本当に人間の血が通っている人なのかと思うくらい、家族には大変ショッキングな日なんですね。ある意味でうちの子が殺された日。日本政府も、同じようなことをして北朝鮮と国交正常化をしようとした。でも、国交正常化というのは、普通の良い国とするのが普通で犯罪史かやらないような国と何が正常化なんだろうと思うんですけれど、何故か正常化というのが大事だと思っていて、まぁ、≪拉致被害者の5人、10人なんだ≫というような意識を持つ人がいるのではないかと思うんですね。

しかしながら、家族会救う会でこれを跳ね返してきて、いや、そうじゃない、みんな生きてるという動きをその4年、続けてきて、実は生きているんだと言うことに、今なっております。

みなさんのお手元にこういうものがあって(配付した拉致被害者に関する資料を示して)、全部1978年になっていますね。このころに拉致が非常に多いんです。今わかっているだけで外国で12の国から拉致をしております。まだたくさんの国から拉致をしている可能性もあります。世界中からなんで拉致をしたのか。その人達も全部78年。

拉致はかなり前から実はやっていまして、ここにあるように一番最初に寺越さんというのが63年。古くからやっているんですけど、国家として組織的に拉致を始めたのが77年の後半ぐらいのようです。そして76年に金正日が『拉致指令』を出していると言う事がわかっています。それから今年30年であります。『拉致指令』からちょうど30年。

指令をしてから、工作員を訓練するのにおそらく一年ちょっとかかっている。そのあと実際に始まっていると言うことなんですね。従って
この年が非常に多い。それは、安明進さんという元工作員が授業でそういうふうに習ったと。将軍様がこんな輝かしい成果をあげたと言う事例としてそう事を習っているんですね。おそらく間違いないとことだろうと思います。

そういう形で、拉致というが78年から集中的に世界的に広がったと。何故拉致をするのかと。田口さんの場合は、教育係りとして拉致をしていますね。工作員が、若い女性に化ける。言葉から文化、風習まで若い女性に化けて何かの破壊活動をするとか、あるいは韓国を北に取り込む活動をする。田口さんの場合は破壊活動のほうに使われている。そして金賢姫と言う人を教育して日本語の上手い、まるで日本人のような人を作り上げて日本のパスポートを持たせて87年に大韓航空機を爆破したわけですね。

ふたを開けて出てくると、もし上手く死んでいれば、この事件は日本人の犯罪になったわけです。それが死にきれずにですね、あけてみたら実は北朝鮮が関わっていた。そこから田口さんというのが出てくる。一応<86年に死んでいる>というのは、87年の事故に関係なくするために勝手にそう言う年月を設定していると言うことになるわけです。実は87年以降、さきほどの話がありましたように生きているという情報があります。北朝鮮が出してきた情報は、いまのところ全てウソです。本物が一つもない。遺骨から資料から死亡確認書、結婚、全部ウソの情報で、自分の都合の良いように作り替える。

大韓航空機の時は、87年ですね、88年にソウルオリンピックがあって。このソウルオリンピックを邪魔するために、韓国の飛行機を墜としたわけです。しかもそれを日本がやったと。そして国際的にトラブルを起こさせて韓国を不名誉な国にするというようなことが、目的だったようです。それに使われているわけです。

あるいはそれ以外にたくさんの工作員に化けて特に韓国に侵入させる。工作員というのは日本にもいっぱいいるんですよ。今でも数百人単位でいると言われています。ある日ある時、送電線が爆破されるとか、いろんな事を起こすために配置をされていると言われています。そういうことで、北朝鮮の工作活動をは続いていて、そして韓国を必死で取り込もうとしていて、実は韓国で成功しつつあります。前の政権、今の政権、完全に北朝鮮、親北政権、反米政権になっています。北の目標ははやく米軍を全部撤退させると。そして最終的に取り込むという作戦ですから、今ぴったりのことを韓国がやってくれているという状況になっているわけです。

家族会、救う会で訪米をしましたけれど、飯塚さんが団長で、早紀江さんが大統領にあったりとか証言ををしたりしましたけれどしましたけれど、<助けてくれ>とお願いに言ったわけではありません。<助けてくれ>ではなくて、たとえば先ほどの話の中で国防総省に行ったと言う話があります。何故国防総省にいくんだと。日本の防衛庁に拉致問題で行くでしょうかと。アメリカにとっては北朝鮮というのはいまのところ拉致被害者がいないと言う建前になっていますから、核・ミサイル問題が一番大事な問題なんですね。アメリカにとっては核・ミサイル問題が解決されれば、それで済むという面もあります。だから六者協議やその他でそういうこと一生懸命やろうとしていますが、日本にとっては拉致問題なんです。

日本は核ミサイル問題だけで解決してもらっては困るので、拉致問題を忘れないでください。この拉致問題の解決無しに手を打たないでね、というお願いに行っているんです。ただ助けてくださいといっているわけではないんです。

そして国防総省でイングランド副長官もあるいは、ホワイトハウスもブッシュ大統領も、人権問題は絶対に忘れないと。これ大事な問題なんだと。世界に普遍的な問題、それを大事にしない国では、拉致被害者本人、あるいは家族が大変苦しい思いをさせられてにいる。

人権侵害というのは、本当にひとつひとつの事例をとると苦しい苦しい物語がたくさんある事件です。そう言うことが起こらないために人権の問題だけは絶対に譲れないと、全部が明言をしてくれた。国防総省で人権問題は絶対に忘れませんよと言う明言をとったんですよ。これが大事なんですね。従って今後はアメリカは絶対に全面的にバックアップして拉致問題が解決しない限り、北朝鮮と妥協しないと。

じゃ、日本政府はどうするのかというのが次の問題になるわけですね。
日本では昨年世論の後押しを得て国会で制裁二法が通りました。だけど、未だに発動しない。なんで発動してくれないんだと言うことを家族会は言い続けているわけですね。

制裁というと大変厳しい言葉のように聞こえますが、となりの家が自分の子供を拉致をした。どうするかと。米を持っていきますかと。日本は米を持っていくんですね。だけど(こどもは)全然返してくれない。貴方の家は悪い家だからもうお付き合いしないよ。人と金の出入りを止めますよというのが制裁です。船が行ったり来たりとか、人が行ったり来たりとか、お金が行ったり来たりとか、ものが行ったり来たりとか、そう言うことを止めますよと。制裁といっても最も消極的な手段で、腕力を使って取り返しに行くというんではないんですね。ただお付き合いをしないと。

昔<村八分>というのがありましたけれど、残り二分は何だったでしょうか?火事と葬式ですよね。火事は緊急避難、葬式は人道支援。この2つを除いた全てのお付き合いをしないというのが村八分ですよね。人道支援と緊急避難を除いて一切やりませんよということが日本政府は言えないんです。未だに普通なまともな国としてお付き合いをしていて、定期的に万景峰号他、何百の船が日本に来ています、北朝鮮の国会議員が在日に6人います。堂々と日本と北朝鮮の間を出入りしています。おそらく何かの命令を受けて帰ってきて秘密の工作が行われている可能性があるんですけれど、知らん顔です。

隣のうちが、うちの子供を人さらいしたのに、何でそんなことをいつまでもやっているんですかと。日本という国はちょっとおかしいんじゃないかと。アメリカ人も何でやらないのと言って質問するんですよ。何でやらないのかと。せめてですね、あんたとお付き合いしないと言うことぐらいすればいいのにと。

何もミサイル撃てといってないんですからね。それをどうして日本政府はできないのかと。ミサイルが飛んできたらどうするのかと。いや、ミサイルは飛んできませんよ。飛んできたらその国は終わりですから。何か近くミサイルを撃つとか撃たないという話が今日の新聞に出ていますけれどもね。おおいにやってほしいんですね。どうせ海に撃つんですから。どのくらい性能があるのかすぐわかりますから、損するのはむこうなんです。撃たないんです。脅しだけなんです。脅しに屈するというのが狙いなんです。これは北朝鮮の唯一のカードなんです。もうこれしかないんです。これで怖いと思ったら日本はまた米を出したりやらなければいけません。政治家の人も脅されているんですよ。ここで怖くないと、あんた何もできないでしょうと思えるようになったら、もう返ってくるんです。

そこがどうしても、この日本のある意味平和な60年の中で日本人が毅然とした態度がとれない。まぁ平和ぼけの60年というのがあるわけです。そういうことで、政治家の人たちも毅然とした態度がとれません。

経済制裁をしても、実は在日の人たちは喜びます。(北朝鮮に)行かなくて良いと。無理矢理行かなきゃ行けなかったのが、いかんでいいと。船でいくと高いんですね。本当は飛行機で行きたいんですね。飛行機で行けると。あるいは食料を支援しても、どうせ上の方にしかいきません。下のほうにはいきません。

あさりの輸入禁止などというのを救う会が運動してみなさんの御協力ですぐに<0>になりました。あさりは軍が北朝鮮のこどもに強制労働させて、強制的に奪って送っている飢餓輸出です。あれをもし日本が輸入しなければ、子供が動物性タンパクをたべる可能性があるんです。私達はその可能性さえ奪ってきたんですね。

ただかわいそうだからと言ってものを送ればいいと言うわけではありません。どうせ送るんだったら私は米よりご飯を送るべきだと思います。ご飯はすぐに腐るから。米は権力のある人が何時までも持ち続けるんですよ。腐らないから。その場に行って炊き出しをすれば絶対に良い活動ができますよ。それはさてくれませんからね。とするといまのところ送らない方が良いと。日本が制裁をすると言うことは、日本政府は拉致と言うことを理由に明らかな国家の意思として、許さないと、怒っているんだと言うことを示すことになります。

いまのところ日本政府はまだそれをしないで、現行法の厳格な適用、安倍さんが官房長官になってからそれをものすごい勢いでやりだしました。おそらく『やれ』と『おれが責任取る』という命令が出ているんだと思います。

いろんなところで、今北朝鮮はたいへん苦しい思いをしています。アメリカの制裁があるので外貨が無くなってきています。2月16日の金正日の誕生日には、普通お米とかいろんものが国民に配られるんですけど、無かったんだそうです。買えなかったんでしょうね。こんな人を信じて良いんだろうかという声がおそらく北朝鮮の中にいっぱいおこっている、そう言う時期です。

今まで何時滅んでもおかしくなかった国が滅ばなかったのは、<U>≪外圧をかけなかったから≫</U>です。外圧なしには自分たちだけで革命をおこすというのは無理です。しかし2000万国民、未だに飢えに苦しんでいるです。本当にこんなこと、目をつぶっていて良いんでしょうかという状況が続いています。

同時に拉致被害者を救わなければいけない。そう言うことも毎日毎日の苦しみを彼らは乗り越えて生き続けていますから、その悲鳴を聞いて私達も1日でも早くですね、助けてあげなきゃいけないと思います。

今年は是非ですね、制裁を発動してほしいと。さっき言いましたように<北朝鮮を村八分にしましょうよ>ってことですね、簡単に言えば。
まぁ、本当の緊急の場合の人道援助とか、火事なんていうのはこっちにも降りかかってきますので、協力しないわけにいきませんけれど、それ以外のお付き合い止めると。船で来んでくれという制裁を是非やってほしいと。そのくらいのことをして、<対話と圧力>でなくて、まず<圧力>をかけて、話したいと言うんだったら話しても良いよと。圧力もかけないで話しましょうなんて言うから、拉致問題は解決済みなんて言われるんですよ。それを『是非やってくれ』という声をですね、群馬からもわーっとあげてくださると力がつききますので、是非御協力を御願いします。(拍手)

※一部発言の中の年代の言い間違えなどは、こちらで修正しました。

◆―――――――――――――――――――――――――◆
この記事が参考になった方は、下記バナーをクリックしてください。

人気blogランキングへ

|

« 日韓連帯東京集会(5) | トップページ | 白眞勲さん講演(2006/4/15) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/35960/2168504

この記事へのトラックバック一覧です: 平田隆太郎さん(救う会全国協議会・事務局長)講演:

» 北朝鮮問題に関するなぞかけを思いつきました。 [なぞかけブログ]
毎日楽しいなぞかけをつくっています。けっこう真面目な内容ですよ。「北朝鮮ミサイル発射準備に対する日本の姿勢」とかけて・・・ [続きを読む]

受信: 2006年6月19日 (月) 11時01分

« 日韓連帯東京集会(5) | トップページ | 白眞勲さん講演(2006/4/15) »