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2006年6月 4日 (日)

国民大集会(7)逢沢一郎氏

   『逢沢一郎 自民党拉致対策本部長 挨拶』

★司会 櫻井よしこ氏

では次に自民党の拉致対策本部長、逢沢一郎さんにお願いいたします。
ここで中川大臣が退出です。
どうぞ皆さん、拍手で送って頂きたいと思います。(拍手)
どうもありがとうございます。(中川大臣、壇上で会場や家族に向かって会釈をした後退出)

★逢沢一郎 自民党拉致対策本部長

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自民党幹事長代理を務めております、逢沢一郎です。(拍手)
司会の櫻井さんからご紹介を頂きましたように、安倍内閣官房長官の後を受けて、自由民主党拉致対策本部の本部長を務めさせて頂いております。
今日この国民集会、本当に力を感じます。
また勇気付けられる思いが致すわけでございます。
この集会を準備を頂いた、開催を頂いた日韓両国、ひとりひとりの関係者の皆様のご努力に、まず心から敬意を申し上げます。
ありがとうございます。(拍手)

拉致はテロ、であります。
拉致は明らかなテロ行為、と言わなくてなりません。
同時に許す事の出来ない人権侵害であり、国家主権の侵害であります。
私たちは国民世論に訴えながら、強い姿勢で北朝鮮に対処し、そして実践的に国際社会にも訴えていかなければならないわけであります。

先ほど安倍官房長官からのメッセージ、鈴木副長官から紹介がありました。
日本の対北朝鮮の基本姿勢、基本方針。
対話と圧力であったわけでありますが、それは現内閣においては圧力と対話である。
と言う事が明言を頂いたわけであります。(拍手)

私も外務大臣時代、度々拉致問題について国会で答弁をさせて頂いた。
自らも対話と圧力ではない、圧力と対話であると、臨まなくてはならない。
その事を国会でも度々申し上げてきたわけでございます。
平沼議連会長からもお話があったように、すでに日本の国会は政府に具体的な圧力、経済制裁の手段・ツールを手渡しているわけであります。

外為法を改正し、そして特定船舶入港禁止法もすでに施行をされているわけであります。
いつでも政府の判断でボタンを押す事が出来るわけであります。
また私ども自民党・公明党、与党はこの上に更に北朝鮮人権法を議員立法の形で、すでに国会に提出をさせて頂きます。
国民の皆様の理解を得ながらなんとしても今国会で成立を期したい。
その様に考えております。

圧力をかけていく。
経済制裁を実行していく。
経済制裁をやるかどうかの議論の時期は過ぎた。
いつどんな形で制裁を行うか?
今まさにそういう時点に我々は立っている。(拍手)
そのように申し上げたいと思うわけであります。

私事で恐縮でございますけど、私には一人娘がおります。
今中学3年生であります。
丁度2年前の秋、あれは確かフジテレビの報道2001だったと記憶しておりますけど、横田滋さん早紀江さん夫妻と一緒にテレビに出させて頂いた。
それが終わった後控え室で話を致しておりましたときにご夫妻から、「実はめぐみが拉致されたのは、明日の事なんです」
そんな話を聞かせていただいたわけであります。

真剣に国会議員として拉致問題に対応する。
そういうつもりはあったけれども、本当に心の底から我が事としてこの問題に対応、自分はしてきたんだろうか?
大きく私はその事に反省をさせられたわけであります。
一人一人の国民の皆様が我が事として、この拉致問題風化させない。
北朝鮮に引き続き、強い怒りをぶつけていく。
その事が本当に大切であると、改めて今日この場所でお訴えをさせて頂きたいというふうに思います。

アメリカからの情報発信、そして日韓の足並みも今まさに揃いつつある中で、この今日の国民集会を拉致問題の早期の解決に向けて、新しい一歩に続けていこうではありませんか。
私は自由民主党の与党の立場で最善を尽くして参ります。
政府と協議し、自民党から政府に強く注文をつけながら国民の皆様と共に歩んでいく事を心からお約束を申しましてご挨拶と致します。
共に頑張りましょう。(拍手)
ありがとうございました。(拍手)

★櫻井よしこ氏

是非、北朝鮮人権法の実行をお願いしたいと思います。
どうもありがとうございました。(拍手)


このテキストは話しの花束ぴろんさんの労作です。

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