日韓連帯東京集会(1)
日韓連帯東京集会(1)
『西岡力 救う会副会長 挨拶』
皆さん、こんにちは。
予定の時間を少し過ぎましたので、「日韓連帯で全ての拉致被害者を救出するぞ!東京集会」を始めたいと思います。
今日は、私が司会兼通訳をさせて頂きます。
救う会の常任副会長であります、西岡でございます。
よろしくお願い致します。(拍手)
実は私たちは、日韓連帯拉致被害者救出集会を開くのは3回目です。
昨年の10月(※1)と11月(※2)にやはり東京で集会を開いてきました。
10月には朝鮮戦争後の約500人以上と言われる拉致被害者の問題を取り上げ、その家族会に来て頂きましたし、11月には朝鮮戦争中の民間人拉致の被害者の家族会にも来ていただきまして、集会を致しました。
そして金英男さんが横田めぐみさんと結婚生活をして娘さんを持たれたという事が判明致しまして、日本社会で韓国人拉致についての関心が今大変高まっている中で、今日の3回目の集会を持つことになりました。
残念ながら、この席には金英男さんの家族はお招きする事は出来ませんでしたけども、今日の集会では金英男さんと横田さん御家族の出会いという問題ではなくて、今日本で大きく感じている疑問について考えたいと思っています。
その疑問とは、韓国には日本と比べられないくらい多くの拉致被害者がいるのに、何故今韓国政府は拉致問題に積極的に取り組んでいないのか?
いないように見えるのか?
韓国のマスコミは日本に比べて拉致問題の報道が小さいのか?
韓国の国民は被害者の家族を助けようという姿勢が日本と比べて小さいのか?
と言う疑問です。
そこで今日は、特に韓国から国会議員の先生も二人来てくださいました。
実は韓国は今、大統領選の前哨戦として一番大切な統一地方選挙の真っ只中で、3日後に投票日で。
尚且つハンナラ党は党首がテロに遭って、選挙戦を戦えないという非常事態の中で。
しかしハンナラ党は前回私どもがソウルに行ったときに、ハンナラ党として拉致問題を最優先課題にすると言ってくださって、忙しい中二人の先生が来てくださいました。
そこで、今日はですね。
特に声をかけたのが全国の救う会の仲間たち、あるいは政治家の秘書の方たちや、これまでも何回も集会に来てくださっている人たちで、拉致が大変な事なんだという事はすでにもう分かっていて、どうしたら解決できるか?と、いう事に関心を持っている人たちに集まって頂きまして、韓国と連帯するためには今韓国の拉致はどうなっているのか?と。
韓国の拉致問題を分かるためには、韓国の社会そのもの、韓国政治を分からなくちゃいけない。
私たちは勉強をしようと思ってこの席を作りました。
ですから韓国から来た方々にゆっくりとお話をして頂いて、それを聞いて日本の家族の人たちから質問をしていただいたり、皆さんから質問をしていただくというふうにしたいと思います。
その様な趣旨で集会を持たせていただきますが、まず主催者を代表致しまして、横田滋家族会代表から挨拶をいただきます。
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★筆者注
※1=韓国人拉致被害者も救うぞ!東京連続集会12 (05.10.20 日本青年館にて)
※2=救出のために日米韓連帯を!東京連続集会13 (05.11.23 友愛会館にて)
このテキストは話しの花束ぴろんさんの労作です。
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