古川了子さん第6回行政訴訟報告会(3)
古川了子さん第6回行政訴訟報告会(3)
2006/6/28
『竹下珠路さん(特定失踪者・古川了子さんの姉)のお話』
左:生島馨子さん、
右:竹下珠路さん
★竹下珠路さん
本日は本当にようやく裁判が動き出したと言う感慨深い思いで話を聞いていました。
荒木先生が本当に分かりやすく、そして川人先生が具体的に話が分かるように質問してくださった事で、とても裁判長に分かりやすくこの話が聞いて頂けたのではないかと思い込んでおります。
思いますに、昨日も「アブダクション」という映画を私も拝見させて頂きましたけど、これは前から思っておりますことなんですけども、今は認定されているご家族の皆さんと、私とこの後ろに並んで頂いている特定失踪者の家族と、同じであると。
本当に同じ思い。
ある日突然に愛していた家族が消えてしまった。
そしていろいろ捜したけれども見つからなくって、20数年も30年近く経ってようやく北朝鮮にいるという事が分かった。
ただ1997年に拉致という事実が国会に認定された時に、私を含めて私たちの家族は、この後ろにいる皆さんは、(この辺りから声を詰まらせながら)ほんの少しの勇気とそれから知恵と、それからほんの少しの情報が無かったために、今拉致被害者として認定されているか、特定失踪者という立場になっているかの違いがこんなに大きくなっているんだと思います。
裁判で争うなんていけない事だ。
まず私は悲しいと思います。
日本国として拉致された被害者を、全部同じ命ですから裁判が少しでも早く。
荒木先生が最後に言ってくださったように、皆の命がかかっているのですから、少しでも早く司法が行政への働きかけをしていただいて、拉致被害者全員の奪還に向けた動きを国が一丸になってしてくださるように、本当に願うばかりです。
皆さんのご協力を今後一層宜しくお願いします。(拍手)
★司会 二瓶弁護士
どうもありがとうございました。
竹下さんのその様な思いがですね。
法廷の中で裁判長に直接訴える・・・(後は聞き取れず)
改めて思いました。
たくさんの方今日傍聴されていまして、時間の関係もあるので家族会の飯塚さんお願いします。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント