古川了子さん第6回行政訴訟報告会(13)
『高野美幸さん(特定失踪者・高野清文さんの妹)のお話』
1976年に伊豆七島の神津島からいなくなりました、高野清文の妹・高野美幸と申します。
私からこの左に、(向かって)右の方にいらっしゃる方たちというのはまだ1000番台にも入っていない、拉致かどうか非常に不安を感じながら日々過ごしている者なんです。
警察や日本政府に拉致かどうか調べてもらっているか?という事も、調査会を通してもですね。
伝わってこない。
非常にどうなっているのか?五里霧中の状態の者たちでございます。
そして今日私が傍聴させて頂きまして感じた事は、「あれ?これ今なんでこれやってるの?」という事です。
とりあえず家族がどうなっているか知りたい、早く帰って来て貰いたい。
両親、待っている家族、本人が元気なうちに一刻でも早く自由の身にさせてあげたいと思っているのに、「ここでなんで日本の政府と争っているの?」
すんごい疑問でした。
そしてもう肩に力入っちゃって、ボールペン握りながら聞いていました。
こうやって待っている家族、まず拉致かどうかを分からなくて失踪しているケースは、まずそれさえも分からないから、それを調べて欲しいわけです。
拉致が解決しないと、その先にもいけないんです。
そういう失踪者の家族の気持ちをもう少し、もう少し本気で考えて欲しいと思います。
以上、感想でした。(拍手)
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氏名 高野 清文
失踪年月日 昭和51(1976)年7月30日
ふりがな たかの きよふみ
生年月日 昭和31(1956)年10月31日
性別 男 当時の年齢 19
身長 172センチ 体重
公開 第2次公開
当時の身分 電気通信大学2年生
特徴 中肉、丸顔鼻低い、口は大きい、眉濃い。
失踪場所 東京都神津島村の民宿から
失踪状況 大学寮の仲間と神津島へ行き行方不明に。前日に山へ行くと言っていたため、神津島村の天上山を捜索するが発見できず。同月12日に隣の新島でも若い女性が行方不明になっている。
※特定失踪者の情報は調査会のHPより引用
http://chosa-kai.jp/index.html
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