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2006年7月 9日 (日)

しおかぜ変更と「人情の海」

[調査会NEWS 384](18.7.9)

■しおかぜ第二放送 周波数・放送時間変更

「しおかぜ」第二放送は明日7月10日より次のように放送時間と周波数を変更します。

 第2放送は周波数を9486KHz(修正)

 第一放送は従来と同じ05:30~06:00 
9785キロヘルツです。

 今後北朝鮮当局からの妨害によっては追加の対策をとる予定です。

■続・悪者は誰か
                         荒木和博

 383号のニュースで「悪者は誰か」と題して書きましたが、付け加えて書いておきたいと思います。

 前に飯塚繁雄さんにお聞きしたことですが、田口八重子さんの拉致が大韓航空機爆破事件によって分かったときに、八重子さんはマスコミから事件の共犯者のように見られたそうです。

 確かに、田口八重子さんが金賢姫に日本語や日本の風習を教え、その金賢姫が爆破事件を起こしたのは事実です。しかし、日本で平和に暮らしている私たちに、彼女を共犯者と呼ぶ資格のある人間はいないはずです。最も悪いのはもちろん、拉致をした北朝鮮の体制であり、次に悪いのはそれを放置してきた日本政府であり、私たち日本国民すべてです。自分自身が拉致をされて、北朝鮮当局に反抗すれば生命の危機にさらされるということになるなら、私も自分の安全を選ぶと思います。

 このところ、拉致問題については金英男さんの発言などの矛盾ばかりマスコミの皆さんの関心(それはおそらく読者・視聴者の関心ということでしょう)が集中し、工作員としての印象が強く報道されているように思います。確かに、その方が報道しやすいとは思いますが、本質はそこにはありません。

 もともと、北朝鮮当局の発表というのはほとんどが嘘です。私自身、大学での講義などで、学生には「北朝鮮の公式発表や報道などを読むときは、まず『これはすべて嘘である』と思って読め。そして、『彼らはどうしてこんな嘘をつくのだろう』と考えると、意外にホンネが分かる」と言っています。「労働新聞」など、間違いないのは発行の日付位と思っていた方がいいでしょう。間違い探しはいくらやってもあまり生産的ではありません。

 金英男さんの発言なども、矛盾を突くより、「北朝鮮当局は彼になぜこんなことを言わせるのか」と考えた方がいいのではないでしょうか。ともかく、彼は拉致被害者であり、北朝鮮でどんな発言をしたとしても、あるいは過去にどのような活動に従事させられたとしても、救出の対象であることは間違いありません。

 北朝鮮は混乱しています。これからまた何か訳の分からないことを持ち出してくるでしょう。私たちはそれに惑わされず、一気に攻勢をかけるべきだと思います。

 ちなみに、金英男さんの事件と類似したケースである寺越事件について、寺越武志さんは北朝鮮で「手記」を出版しています。題名は何と『人情の海』。もちろん、北朝鮮当局が寺越事件を拉致でないとするアリバイづくりなのですが、書かれていることを裏読みすると、事件の真相が明らかになり、また、北朝鮮当局の手口も分かります。なぜ、金英男さんがああいう発言をしたのかも分かると思います。ご関心のある方は訳文を私のブログからダウンロードできますのでご一読下さい。


荒木和博ブロク 記事「人情の海」

「人情の海」Pdfファイルダウンロード  

上記よりダウンロードして読むことができます。

印刷すると100ページぐらいになります。

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