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2006年8月 9日 (水)

空を見て、月を見て

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今日(8日)の東京の夕焼けは、鮮烈でした。
赤く燃える空を見ながら、遠く北朝鮮の空の下、拉致被害者も空を見あげているのではないかと思いました。

早紀江さんは沖縄で月の話をしました。沖縄の澄んだ空気、何もない自然な空に浮かんだ月はどんなにきれいだったでしょう?
早紀江さんは、何度も何度も月を見あげてめぐみさんも同じ月をみているだろうかと思ったそうです。月を見て、めぐみさんを思って何度泣いたかわからないと。。

今日の北朝鮮の空はどんな空だったのでしょう?
多くの被害者がきっと見あげているであろう空に、月は、星は見えているでしょうか?夕焼けはみえたでしょうか?

ただ待っている。助けを待っている人たち。
何の罪もなく、拉致された人たち。
どんなに苦しく、悲しい日々を過ごしているのでしょう?

私には今日の夕日が被害者たちの叫びのように感じられました。

拉致被害者の嘆き、叫びのように感じられました。

私達は、生きている、血の涙を流しながら、『私達は待っている、生きている』 と声にならない声で、泣き叫んでいるように見えました。

どうしても救い出したい、その思いを更に結集していかなければなりません。

高齢の家族は、残り少ない命と時と闘いながら待っている。
一分、一秒、自らの命を繋ぐ戦いを続けて。。

月よ、星よ、私達の心を伝えてください。
被害者に『生きて待ってください』と伝えてください。

長い時を重ねて、故郷への思い、家族への想いは変わらないはず。

せめて再開を願う、この祈りを伝えてください。

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