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2006年9月19日 (火)

安倍政権への期待

安倍政権成立が目の前、中山参与を拉致特命大臣に任命するのではとの観測もでて、ご家族・救う会も、一気に拉致問題解決への期待が膨らんでいると思います。

思えば昨年九月の郵政選挙のあと、安倍さんには2つの道がありました。ひとつは、閣外に出て次期政権を狙い小泉首相の怠慢に抗議し小泉首相と一線を画すと言う道、もう一つは閣内に残り政権内で拉致問題解決を推進する道。

どちらの道を選ぶかは安倍さん自身にも迷いがあったかもしれませんが、2つの道のうち、安倍さんは後者を選びました。閣内に残るべきではないという意見もNET内では多かったと思います。この掲示板でも、閣外にあるべきと言う意見もありました。

拉致に関心の深い人の中では、郵政選挙後、『安倍政権実現の可能性のある一年後までは辛いけれども忍の一字で耐えるしかない。ご家族には、その間健康に留意されて、待つことをお願いしなければならない。』と言う声もありました。

私は、どちらの道をとっても、安倍さんの拉致解決への気持ちは変わらないと信じていました。ですから安倍さんには、閣内に残ったことを最大限に生かして欲しいと思っていました。

安倍さんは、そのことを実現してくださいました。彼がいて拉致問題の特命チームができ、拉致のポスター持つくられ、調整室の機能も拡大されました。最大の効果は、北朝鮮がミサイルを発射したときに即制裁処置を執れたことです。

官房長官という要職にあり、直接小泉首相に進言したり説得することができるポジションにあったことが、迅速な対応にどれだけ力になったかと思うと、彼は選択した道を最大限に生かしてくれたのだと思います。

今安倍政権に対する期待は風船のように大きくふくれあがっています。しかし、こういうときであるからこそ、私たちは冷静でいなければならないと思うのです。

既にテレビ各局、マスコミでは、安倍さんは、拉致問題での活動があってこそ政権への道が開かれたが、今後拉致問題に展開が生まれなければ拉致問題が安倍政権のアキレス腱になることも考えられると伝えています。

最終的に日本の政治を左右するのは世論です。民主主義の国家として、正論を大切にするのは当たり前。拉致問題の解決を早めるのは、安倍さんではなく、世論なのです。

どこまで世論が安倍さんの北朝鮮政策を支持し、推進していけるかに、今後はかかってきます。
なぜなら、拉致問題への対応を理由に安陪おろし、安陪批判をしようという勢力が手ぐすねを引いているのは見え見えだからです。

進展が遅いとき、又は効果がなかなか上がらないとき、どれだけ世論が安倍さんを支持できるか?
既にテレビのコメンテーターなどには中山参与の起用や拉致担当特命大臣の設置が大げさであるとの論調も散見されます。

大きな転機を迎える拉致問題ですが、これですべてが解決するなどと言う楽観は禁物。
安倍さんがその行動力を遺憾なく発揮できるよう、世論が支えなくてはなりません。

万全な世論形成も小さな一歩からひとつづつ。
私たちができることは、国民全体に、動きが遅ければ、「もっとやれ」と激励し、頑張っているときには「良くやった」とほめることのできる雰囲気を作ること。そのために、リボン着用や、日々の話題、一筆の署名、そしてここに投稿してくださることも、その一歩だと思います。

気を引き締め、冷静に安倍政権スタートを見守りたいと思います。

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