東京連続集会21(1) 横田滋さん
拉致被害者の年内帰国を求めて
次期総理に家族が期待すること 東京連続集会21
06・9・21 友愛会館にて
『横田滋 家族会代表のお話』
皆さまこんばんは。(「こんばんは」の声)
予想通り安倍さんが2位に大きな差をつけて総裁に選ばれました。
従来から拉致問題の解決について幹事長をやったり副官房長官をやったり、それぞれの立場でこれまでも拉致についてご尽力頂いておりましたので、ぜひ安倍さんに総裁になってかつ、総理になると言う事は願っておりましたのでそれはそのとおりになった事は良かったと思っております。
先ほどもチャンネル桜で増元さんと一緒に出ていたんですが、安倍さんといつごろ知り合ったんだろうか?と言う話をしたんですけど、余りはっきりした事は覚えていません。
平成14年になりますと拉致の問題に対する関心が深くなって、小泉総理が「拉致問題の解決なしに国交正常化交渉の妥結はありえない」と言う事を、ブッシュ大統領との首脳会談で話されたんですけど。
その頃には安倍さんは、例えば省庁が縦の関係になるので横の連絡が悪いから拉致の専門幹事会を作っていただきたいとお願いしたり、それが実現して議長をやってくださったり。
・・・(聞き取れず)も出るとか出ないとか、いろいろな問題が起きるといろいろな事があった中で・・・・・・・(聞き取れず)て頂いたり、その頃は良く覚えているんですけど、一番初めというとどこかな?とちょっと記憶に無いわけです。
現在は組閣が決まっていない段階ですからどのような人選になるのか分かりませんけど、拉致の専門の担当大臣を任命するって言う噂も出ていますし、その人選も平沼さんとか前の中山参与とかいろいろな方が噂になっていますけど、やはり常時拉致問題を担当してくださる方を設けると言うことはやはり意味が大きいと思います。
それと先ほど言いました拉致の専門幹事会と言うのは、各省庁のかなり上の方の人がメンバーになっているわけですけど、安倍さんが昨年官房長官になって拉致を担当する官房副長官は杉浦さんから鈴木さんに代わったわけなんです。
それで平成16年の11月にめぐみの遺骨と称するものが伝えられまして、そして12月8日の日にそれが別人のものと鑑定されたわけです。
それで他の方の資料の精査もありましたので24日の日に杉浦官房長官が、「北朝鮮が速やかに誠意ある態度を取らなければわが国としても厳しい態度を取らざるを得ない」という発言をなさいました。
そしてその二日後の26日の日に専門幹事会が開かれて、これからどういう扱いをするかと言う事を協議されたわけなんです。
しかしその次がいつ開かれたか?と言うと、安倍さんが官房長官、鈴木さんが官房副長官になった昨年の12月ですから、1年間何もされてなかったわけです。
それを特命チームと名前に変えまして、前は直接関与する省庁だけのメンバーだけだったんですが、宮内庁を除くすべての省庁のかなり上の方のメンバーが、更に山谷さんとか中山さんの政務官の方も含めて拉致の特命チームを作って、その下にあるのか横なのかちょっとはっきりしませんけど、そこに情報収集チームが警察庁とか公安調査庁そういったところで情報収集のチームを作って。
そして法執行チームと言う実際の取締りなんかをする税関であるとか入国管理局とか、そうした一つの法執行チームと言うのを作って、昨年から最低月に一回開かれていますし、3月には3回開かれているんです。
そしてポスターを作ったり、英語のパンフレットを作ったり、それ以外にも韓国語とか中国語等も作って、山谷さん山中さんの政務官のような方がアフリカの方へ行って相手方の大統領なんかに渡して拉致の事を説明して協力を依頼すると、非常に活発に動き出したわけなんです。
安倍さんがトップという事になっていますけど、その上には当然小泉さんがおられる訳です。
今度は官房長官から・・・(聞き取れず)ということは、さらに安倍さんが総理になられて、その次どなたが官房長官になられるかというのは、それから拉致の担当の官房副長官がどなたになるかと言うのは、まだちょっと分かりませんけど引き続き有能な方を登用して拉致を一日でも早く解決するようにしてくださると思っています。
安倍さんが総理になると、いろいろなエピソード等をテレビで紹介していますが、やはり父上からは「政治をするときは命を懸けてやれと言われた」とか、「物事を決めるときは相手の立場に立ってやりなさい」と言う事を教えられたと言いましたけど、拉致の問題につきましても気持ち等を考えた上で、これまでも時々例えば昼食会などを開いてそのときの状況を説明してくださったり・・・・・・・(聞き取れず)やってくださっています。
今度の総裁選のスローガンも見ますと、他の方ももしかしたらお話になったんだけどウエイトが低かったんで・・・・(聞き取れず)されていますから、載っていたのは安倍さんが拉致問題の解決をと言う事がスローガンに載っておりましたし。
それ彼特定失踪者の人も未認定の人も救出しなければならないと言う事も言われておりますし。
それから秋葉原の立会演説でも、ポスターでも日本は見捨てないとポスターを作ってましたけどあれと同じで、横田めぐみさん他拉致被害者を見捨てないとはっきりと仰ってくださいました。
ですから拉致問題に関心が深い方が総理になってくださったという事で。
我々は交渉と言う事は日韓、日中にしてもギクシャクしてますけど、総理が変わればそれがまたきっかけで会談が始まるかもしれません。
それから北朝鮮についても同じ事が言えると思います。
今年の2月の平行協議以来何の接触もありませんし、次にいつ開かれるかと言うのも決まってませんし、やはり新しい総理が決まったという事で、何らかの動きが出てくるんではないか?という事で我々も一日も早い解決を望んでおります。(拍手)
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