『アブダクション』=『めぐみ 引き裂かれた家族の30年』初日レポート
渋谷シネマGAGA(公園通りディズニーストア上階)で初日を迎えた『アブダクション』=『めぐみ 引き裂かれた家族の30年』の二回目上映にいきました。
一回目の終わりと、二回目の始めに、横田夫妻、増元照明さんの舞台挨拶があると聞いて駆け付けてみました。
公園通りシネマGAGAは、コンパクトな上映館ですが、駅からも近く便利なところです。
映画は救出運動の初期から現在までを丁寧に追っており、2002年9月17日以前の厳しい戦いの様子も描かれています。
舞台挨拶で、 滋さんは、「ここまで救出活動の支援をしてきてくださった心ある皆さんのおかげで頑張ってこれました。こうして映画というかたちでもっと多くの方々に知っていただく機会ができたことはありがたい。めぐみをはじめ拉致された人々全員を取り戻すまで応援をお願いします」と。早紀江さんは、「長い間、拉致の問題を無視放置してきたこの国は一体なんだったのでしょうか。この映画は、私たちが命がけで闘ってきたことや、拉致が日本や世界にとってどんなものなのかがお分かりいただけると思います。こうして皆さんの後押しで政府も本気で動くことになりました。これからもご支援をお願いします」と。 増元さんは、「この映画の話が出たとき、監督に個人の生活の場のシーンは困ると言ったのですが、熱意に押されて遂に応じました。出来上がってみると全体が一つの(本物の)物語になっており、初めて見る方にとっても、一体なにが起きたのか、如何に長い時間が費やされてきたのかをお分かりいただけると思う。私はアメリカで5回、日本で試写会を5回観ましたが、回数を重ねるごとに涙の量が増えています。 今後も拉致された姉や皆さんが全員帰国を果たすまで頑張ります」と述べられました。
これは、映画館で配付されているチラシ。
上記画像は、会場内で販売されているプログラム(一部1000円)
わかりやすい内容で、記事も豊富、お奨めです。
出来るだけ多くの人がこの映画をみることで、更に関心を深めていただければと思います。
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