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2007年2月22日 (木)

飯塚繁雄さんの訴え

和光市集会(7)
   北朝鮮に拉致された日本人を救出するための4市協議会・講演会
07.2.11 和光市民文化センター・サンアゼリア小ホールにて

『飯塚繁雄 家族会副代表の訴え』

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 皆さんこんにちは。
普段からこの問題に対しまして非常な関心を持ち、深いご理解とご支援、ありがとうございます。
私も集会に来るたびに皆様の強い大きな力を感じ取って帰っていくわけですけども、また明日への頑張りの糧になるという事で、皆さんのこういった雰囲気ありがたく頂戴しています。

今まさに拉致問題に関してはこう着状態と言う話がありますけど、嵐が吹き荒れて来るぞという非常な今までに無い大きなある意味ではチャンス。
ある意味では問題がどういう方向に転がっていくか、どういう方向に行くかわからないところに来ていると、言う状態でございます。
このところ6者協議の様子も見ておりますと、相変わらず北のキム・ケガンですか?
あのふてぶてしい顔が良く出るんですけども、ああいう顔をされているという事は、私たちにとっては非常に怒りを、逆に我々の弱みを感じている逆の効果を出しているんじゃないか?と思うわけですけども、この6者協議の中で相変わらず日本としては、先ほどお話にありましたように拉致問題をきちっと解決させなければいかなる援助もしないと、いうこのハッキリした態度。
これを我が政府、安倍総理含めて強く出てくれております。
これがあるうちは私は期待したいと思います。

怖いのは、核の問題だけで核の停止を条件に支援が決まってしまっては、この後日朝協議いくらやろうと解決の方向に行きません。
従って日本は核の決議をする中にも、今言った拉致問題も日本の重要な問題だという事をはっきりと強く申して、その他の国に対しても、日本はそういう態度を崩さないと言う強いメッセージを出していただきたいと思います。
安倍内閣については非常にこのところいろいろごたごたの足を引っ張る動きが一杯出ていますけど、少なくとも総理大臣として国家の重要課題であるこの拉致問題の対策本部を置いてやろうと、いう事についてはこれ誰も反対する理由は無いわけですよね。

今自民党の中でもあるいは民主党・社民党等も含めてですね。
こういった国家の人権問題、拉致があっていいという人はいないはずなんです。
なぜここにベクトルを合わせて日本全体が怒りの態度・怒りの声を発しないのか?という私たちは衝撃に一般の市民として感じています。
ですから私たちは少なくとも安倍政権が頑張っている間は、絶大な支援をしていきたいし、またその足を引っ張る人についてはきちっと意見を申し上げていきたいと、そういう気持ちでおります。

とにかく北側と言うのはですね。
すべて悪事を働いて犯罪国家であるわけです、何事においても。
それに対して、支援をやるからお願いだから止めてくださいというような形の雰囲気になってはまずいと。
あくまでも例えば支援がなくても、その悪事を撤回しなければとんだ事になるぞという脅かしを受けてですね。
やっぱり彼の国にも強い態度で出ないと、またこの問題もおかしな方向に行くという恐れがあるという事を近々感じております。

時間がありませんので、私たち家族会としてもですね。
先輩諸兄の皆さんのご意見・指導を受けながら、安倍政権要するに対策本部という中の活動をこれからもずっと見つめていきたい、注目もしていきたい。
あるいは・・・・(聞き取れず)もし、一体となった形でこの問題が是非進むように、今年こそはとまた私言いますけども、何かの動きとして良い方向の動きとして出てくるのではないか?と言う期待を込めております。

それにしても一番に総力として力になるのは、先ほども言いましたように皆様の世論です。
世論がこの問題について固まっている限り、政府も安倍政権も安倍総理もそれを大きな力として頑張れるというふうに、当の総理も言ってましたし私たちもそう感じております。
従って私たち家族会も全国津々浦々相当回りましたけども、力の限り皆さんに訴えましてですね。
本当に心はひとつだと言う期待の下に、皆さんの更なるご支援をお願いして参っていきたいと思います。
今日は本当に長く時間を借りましたけども、皆様の熱心なお顔を感じまして、またこれからの私たちの力となっていくと思います。

それから各自治体の皆さんも相当細かいところまで気を使っていただいて、こういった活動をご支援していただける姿も最近良く見受けられます。
この四市についてもそういう形では大変ありがたく思っております。
また皆さんと共に、共に戦いましょう。
今日はどうもありがとうございました。(拍手)

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