嫌う前に、相手を知り、周りを知ること
蒼き星々メインボードへの燕山の声さん の投稿をご紹介します。
約1年ぶりです、以前南米から投稿していましたが、ワケあっていま中国にいます。
拉致事件解決をめざす日本にとって六カ国協議は不満足に終わりました。これは彼らのしたたかな戦略だけでなく日本サイドの自滅に負う部分も大きい、「日本の拉致運動は反動極右勢力のガス抜き・メシネタ」とのレッテルが国際的にもかなり根付いてしまっている。相手は「国を挙げて」プロパガンダと工作をやってるわけです、こっちの動きの二歩・三歩先を読みながら組織で仕掛けてくる、半端ではかないません、国益、即ち国民の命のかかった外交は弾丸の飛ばない戦争の一形態といえるでしょう。
中国の戦略の闇の深さは半端ではない、初対面のころは笑顔で歓待しているが、少し慣れてくると連中のしたたかさ、嫌な本音の部分もいろいろ見えてくる、表向きは肩をたたき相好を崩しながら日本からの客をもてなし「おい、また日本企業が安物の土産持って挨拶に来たぞ」と陰口叩かれるはいつものこと。以下は最近やや気心の知れた行政職員(すなわち共産党員)から耳にした本音。この板にはこの国名を聞いただけで感情が先走る方もいるかと思いますが、最終的に実りを得るためには、相手の事実を分析対象として冷静に知ることも必要と思いますので、ご参考までに。
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「これはロシアの北方領土占領やチェチェン諸々やインドネシアのアチェなど世界いたるところに共通の問題だが、(尖閣諸島のことはこのさいおいといて)中国はなぜ民族浄化のような非道ことをしてまで、わざわざ操縦のむつかしい大国にこだわるのか、チベット、ウィグルのようなとくに中国にとってたいしたメリットもない辺境地の民族が独立したければさせればよいではないか。民族弾圧で世界の非難を浴びてまで国境線にこだわる感覚が理解できぬ、もし日本から九州や沖縄が独立するといったらオレは別になんとも思わぬ、ヤマトンチュにこれまでずっと苦しめられてきた沖縄が独立するなら応援する」と私が言ったら、日本通の彼はこう答えた。
「歴史の中では国土を拡大した為政者(王)が最もたたえられるもの、これを中華思想ととらえてもらってもよい。逆に国土が分割、切り離されるというのは国の崩壊・民族滅亡への恐怖心につながる、この恐怖心は大きい、為政者も国民も同じだ」とのこと。そして「海に囲まれ他国とじかに国境を接していない日本人に我々の感覚は分からない、国土割譲に対する恐怖心の欠落は、日本人と接して感じる我々との大きなギャップの一つだ、中国国民は中央政府にいろいろ不満は持っているが、こと国益、国土に関する部分では中国は国民も政府も一枚岩になる」と彼は付け加えた。
さらに別の男は言った。「文革の弾圧よりも革命直後の1950年代の粛清のほうがひどかった、何百万人もが片っ端から殺されたから、今の北朝鮮を見ても何とも思わない、権力とはそういうもの、1970年頃までは中国より北朝鮮のほうが豊かでうやましくさえ思ったものだ。日本のマスコミの今の北朝鮮報道は感情的過ぎる、ヒステリーだ。権力者が私利を膨らませ特権階層が良い暮らしをして喜び組で色欲を楽しむのはいつの時代も同じ。その国にはその国のやり方がある、金正日崇拝して何が悪い、日本の天皇も同じだろ、毛沢東が死んだときは我々も本当に悲しかったものだ(今となってはアホらしいが)。拉致なんてとるに足らぬ、色仕掛けで政府要人を篭絡するのは中国じゃ昔からやっている、こないだも日本大使館員が色仕掛けでゆすられて自殺した事件があっただろ、こういうのは騙されるほうが悪い。」
「中国人は決して自分の非は認めない、謝らない、自分中心、でもそれは世界の常識、日本人が異常なのだ。日本人が中国人犯罪をやたらと騒ぐが、田舎の道に金の入った自販機おいときゃ盗まれるのは当たり前、悪かろうが強いものが生き残るのは自然の理、生物の進化に必要なシステム。日本はどうせ日本だけじゃ生きられない、外国人も受け入れざるを得ないんだから、中国人犯罪を非難する前に日本が甘えを捨てて変わるべきだ。」
「(中国共産党員への)賄賂なんてなくならない、むかしからみんなやっていること、日本人は自分の職務を「責任」としてとらえるが我々中国人は「特権」ととらえるからね、これも文化の違い。」
「北京に台湾からの出資店がどうして多いかだって? 政権と経済とは別だよ、中国にとって台湾は一つの地方政権に過ぎない、今たまたま国民党が支配しただけのこと、日本だって野党が知事の県政はあるだろ、それに国民党連中のいう首都は南京だよ、台北は仮の首都、彼らも大陸と一体だと思っているのさ」
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(我々が身を引いて眺めれば) 彼らの考えもそれなりにスジは通っているし、外地では珍しく無い、アラブに比べりゃおとなしいくらいで、日本人のほうが(右も左も)特殊であることには違いない。
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