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2007年3月12日 (月)

護民の意識

日本の歴史をひもとけば、日本という国家に欠如していたのは、『護民の意識』 ではないかという意見を、井沢元彦氏は説いている。(「逆説の日本史9」)

 一分引用
中華思想にも美点はある。それは、国家が国民を守るべきだ、という感覚が非常に強いことだ。護民の思想である。日本の政治家は、護憲はよく言うが、護民はあまり口にしない。しかし、これこそローマの昔から政治家の第一の資格と考えられてきたことなのだ。アメリカの新聞によくある『トリビューン』とは、ローマの護民官のことである。貴族や官僚と庶民は身分が違う。だからこそ、為政者(権力者)は弱い立場の民を護らなければならぬというのが、護民の思想で、これは日本にはほとんどない。平等意識が強いことの裏返しかもしれないが・・

  参考:
 
http://www.ne.jp/asahi/masa/private/history/roman/magi/tribunus.htm護民官1

       http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AD%B7%E6%B0%91%E5%AE%98 護民官2
     アメリカの新聞に多い<~トリビューン>という名前は、ローマの護民官(tribunus plebis)を語源

上記の中で、中国の護民思想は、外的から民を護ることはするが、民の人権としての意識は薄いと私は思っている。その点は別として、日本には、国家や為政者が民衆を護る意識より、民衆が、国を護る意識、国家が国家を護る意識が上回っていたというとらえ方も出来ると思った。

国を富ませよう、国を守ろうという意識は、国民にもあり、それは、愛する家族を護る、愛する故郷を護る、愛する国土を護る、そのために命も惜しまなかった。犠牲を惜しまない精神が国民にあっても、国家が国民のために尽くすという意識が西洋に比べて欠如していたのではないかということである。

安倍首相は、一貫して「一人の国民の命もおろそかにしない」と発言してきた。
戦後の首相の中で、<FONT COLOR=blue>『護民の意識』</FONT> を持っている希有な首相かもしれない。

相手を知ってこそ、外交は成立する。
中国はどうか、韓国はどうか、北朝鮮は?

中国に対して、外向の致命的失敗を犯した河野洋平氏に関して、下記のブロクで詳細を知ることが出来るので、是非一読を奨める。
参考サイト 国を憂い我と我が身を甘やかすの記
「河野談話」に対する河野氏本人の説明

この事例をみても、外交に於いて謙譲の美徳は、無益であるとこうことを、私たちも学ぶべきだと思う。
北朝鮮に対しては勿論、中国、韓国、ロシア、アメリカにも・・・

戦後半世紀以上も立って、国連の敵国条項が現存すること、安保理常任理事国入りが果たせていないこと、北方四島が返還されないこと、尖閣列島、竹島問題etc.

主張すべきことを、きちんと主張し、国民を護る国へ変わるために、拉致問題で筋を通して、国際社会に働きかけていくことは、重要なこと。現状をみて、安倍政権は、そのことを実践してくれる内閣だと感じている。

安倍さんの取り組みが全て正しいとは言わない。
しかし、護民と言う意識を強く持つ首相、それを実践しようとしている内閣を支持していきたい。作業部会でも、17日からの六者協議でも、世界に対して、粘り強く、正しいことを主張し、説得していってもらいたい。

北朝鮮、中韓露はもちろん、アメリカ内部にも、自民党内にも、拉致に対する日本の強い姿勢をけん制し、揺さぶりをかけ、切り崩そうとしている人たちがいる。一部の安倍たたきは、こういった勢力の思惑に惑わされている部分もある。

だからこそ、拉致問題の解決を目指す私たちにも、揺さぶりがかかる。拉致は国家命題であり命の問題でもある。時間の残されていない今、もうコップの中の嵐をやっている暇はない。こういう勢力に対抗するためにも、日本の世論を、拉致解決に向かう力として、大きく包みこみ、大河とするべきだと私は思う。

北朝鮮問題の解決には、どうしても日本の金と技術が必要。
オリンピック前も、オリンピック後も、中国には日本が絶対に必要。
韓国にとっても、日本の資金がなれれば、北朝鮮への援助も底をつく。。

青木直人さんも、中国にも、韓国にも、日本は『金』という切り札をちらつかせる外交をすべきだと言っている。(戦略情報研究所メールマガジンによる)

国家が、護民の意識をしっかり持って、拉致被害者全員を取り戻す意志を強く示すべき時が来ている。そのための外交に、相手のウィークポイントを知った上で、『日本の資金』というカードを示すことは、重要な鍵となると、私は思っている。

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