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2007年3月11日 (日)

越谷集会質疑応答

  第二回埼玉県東部の会 講演会
~今年中に拉致被害者全員を救出へ~
07.2.12 南越谷サンシティ2F 視聴覚室にて


『質疑応答』

★質問者1

生まれて初めて、新年の金正日の新年のサンシャ(?文字表記不明)、社説って言うんですか?
共同社説って言うんですか?演説って言うんですか?
あれ良いなって、翻訳だけ読んでいて。
今月号の月刊現代で佐藤優さんと鈴木琢磨さんが対談の中に、彼のサンシャの金正日の言葉の中に「黎明」という言葉に非常に反応しておられたんですよ。
何か、朝鮮戦争のときにやっぱり同じような言葉が出て来たと、ひょっとしたら今年、北の攻撃あるのでは無いか?と。
ただ外務省はこの分析を全然していないという事を佐藤優さんが非常に憤慨しておられて、「何かコメントないですかね?」と言ったら鈴木琢磨さんが「ラスプーチンさんにお教えする事は無いですよ」と答えていたんですけども。
なにか、先生そういう事があるんですか?

★回答 萩原遼氏

いえ、金正日が何か武力挑発とかね。
いう事は全然ありません。
そんな力、全くありません。
あったら中国自身のシナリオのぶち壊しやから絶対にそんな事やらすわけがない。
また彼が単独で南を攻撃したりとか日本に何か撃ち込んでくる。
今までは一応公海にぶち込んでいるけど、仮に沖縄にぶち込んだ。
そんなことをしてみろと、そりゃあ、あの国消滅ですよね。
だからそんな事ありません。
力もありません。
だからそれは大丈夫です。

★質問者1

武力ではなくても今、ピンクじゃないですか?どちらかと言うと、お隣の国が。
もっと何か、日本を含めて総連を含めて日本に情報戦争をどういうふうに仕掛けてくるんでしょうか?

★萩原遼氏

いや、何の力もないです。
そんなの有り得ないです。
何かありますか?例えば。

★質問者1

いえ、ありませんけど先生の目からからごらんになって。

★回答 萩原遼氏

特殊部隊を送り込んでくるとか?そんな事有り得ないやん。
あったら良いじゃないですか。
我々日本、喜んで及ばずながらも何でも撃退しますよ。
そりゃあ、日本人舐めたらあかんぞという事で。

★質問者1

じゃあ、総連自体も力が無いんですか?

★回答 萩原遼氏

力が無い。
あんなもの、僕らのあれで叩き潰すところまで来たじゃないですか?
まさか、何にも出来るわけないじゃない、そんなもんね、大丈夫ですよ。
それはむしろね、怯えないことが大事なんですよ。
彼らに、来るなら来い!と。
こちらはもう静かにね、静かなるあれでね、断固たる姿勢でね。
そんなもう怯えて右往左往しているから向こうが付け上がるんでね。
我々は何一つ怯えることもなくて、持てる力でね。
持てる最大限の力でね。
抵抗すると言うのは、これはもう自衛権と言うのは国の権利ですから、大丈夫です。
僕が言うても何の力も無いわけですけど。

★質問者 野口孝行氏(北朝鮮難民救援基金)

すみません、あのですね。
「拉致問題の解決なくして国交正常化は無し」というのが日本の立場ですよね?
で、最近その以前はその通りだと思っていたんですけど、最近僕が思い出したのはもちろん拉致問題の解決は大前提なんですけど果たして拉致問題解決して、まぁおそらく金正日の政権が倒れない限りは拉致問題は解決しないと思うし。
例えばじゃあ首を挿げ替えて中国がプレッシャーを与えて、仮に拉致問題が解決したとするじゃないですか?
そうすると3兆円規模の賠償金が行くと。
これって果たしてあげちゃっていいのかな?と言う思いがあるんですね。
そういう戦争賠償金をあげて良いのか?

何でか?というと、確実にあの国の体制・体質が変わらないとまたその賠償金を使って核を開発するかもしれないし、何か日本に対して悪い事を考えているかもしれない。
そしてさらにそれがその後ろ盾に中国がいたときに、果たして日本はそんなお金を手放しであげちゃっていいのか?という心配みたいのがあるんですけど、その辺はどう思いますか?

★回答 萩原遼氏

核をせよって、そしてそれを枕に寝ないと安心できないって言うのは、まさに金正日なんですよ。
彼が、チャウシェスクがルーマニア革命で民衆に射殺されたあの悪夢をね。
ビデオで見て、それで人民が蜂起したら殺されると、それでずっと核に突っ走っていくわけなんですが、その特殊なね。
極めて臆病者の正日と、それを皆がそうだというふうな事をちょっとね。
距離を置いて考えていただきたいのは、元々金日成が核を開発したけれどもあれほどね。
金正日ほど怯えなかったんですよ、金日成はお父さんの方は。

ところが息子の正日って本当に臆病な奴でね。
だから核を必死で握っているんだけど、あの男を除去すればもう少しマイルドな、それでマイルドなと言うのは厳しい査察と各施設の完全廃棄ですよ?
廃棄した後でなければ、もちろん米朝も国交を結ばないし日朝だってね。
そんなものね、核のあるいは凍結と称してやね。
重油をやったのがクリントンの大きな誤りだったんですが、徹底的な寧辺の査察もして完全に廃棄した後、国際的に核はもう一つもありませんと、核なんか無いと言う状況になって初めてお金が渡るわけなんですよ。

それでなければ絶対に核も拉致も解決せずにお金だけ先に渡す。
とんでもないことで、それをね、野口さん。
野口さんだってまず真っ先に査察で行くじゃないですか?ね。
で、僕もば~っと行きますよ。
どないにかプロが何百人も入りますから、そういう連中が日本からも数百人行くし外国からも数千人行くしね。
その連中が徹底的に北の人民と協力して、あそこに隠してるここに隠してる言うてね、人民も立ち上がりますから。
それをね、力を合わせればね、僕は残さず暴かれると思いますから、それをやった後の話なんですよ。

★質問者 野口孝行氏

そうじゃなきゃ駄目なんだと?

★回答 萩原遼氏

そう、そうなんです。
そうじゃなければね、そんなビタ一文やれない。
だからまず拉致のご家族がね。
先頭に立って収容所なり彼らの集結場所、まず真っ先に乗り込むのは皆様方ですのでね。
そういう日をね、是非気になさらずに野口さん、別に強制収容所に入らんように頑張ってください。(笑い声)
いや、そんなことで宜しゅうございますか?  ★質問者2

先ほど萩原先生、お話の最後の方でですね。
向こうに帰国事業で帰った50万人の朝鮮人の方々をもう一度こちらに受け入れるんだという事を仰いましたよね?
確かにあの方々は騙されて向こうに連れて行かれたわけで、わかります。
それは筋だとは思うんですよ。
ただ、北朝鮮に行って何年くらいですか?40年くらいになりますよね?
こっちで定住して日本国民になってもらうためには、物凄い職業訓練とかコミュニケーションの取り方とか、色々やらなきゃ、三浦さん(=北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会の事務局長・三浦小太郎氏)がよく帰国した人に脱北して来た人に「あんた、最低限日本語覚えなさいよ」って言ってるらしいですけども、いう事をやってあげなければならないと思うんですよね。
ただでも、それをやると50万人の人を受け入れて、日本が多国籍、多民族国家になる覚悟が必要になると思うんですよ。
今の日本人の多民族国家になる覚悟があると萩原先生はお思いになりますか?

★回答 萩原遼氏

そこがね、○○さんね。
これからの問題で難しいものが色々ありますがね。
皆さんもご存知のようにね、50年後には日本の人口が1億人を割る日が来るんですよ。
毎年100万人ずつ減りますから、ず~っとこれからね。
そうしましたらね、50年後には9900万人くらいになる。
経済的な活力が当然落ちますよね?
そしたら小さな日本で行くか?あるいは今1億2千7百万の大きな日本で行くか?と言う選択をね。
今まさに迫られているんですよ。

そしたら仮にですよ。
女性が子供を産まないのは、これは世界の先進国の態勢ですから、そしたらね。
今例えばフィリッピンから看護師さんを入れるのを問題になっていますね?
日本が従来型のサービスって言うんですか?看護師さんや、それからケアの方や何とかやそういう人手が足らなくなる。
どうしても否応無しにどっかの国から持ってくると言ったら言葉悪いですが、来ていただく。
それはね、どうしても必要に、今なっているんですよ。
それをね、日本国民が要求するのか、そのように要求しないのか。
それを「老々介護で行きます」というふうに国民のコンセンサスが得られたら、今のままちょっとずつ人口減って1億人割っても「日本だけでやりましょう」と、それは日本国民が決めることなんです。
これがまず一つね、これが大前提。

やはり流れとしては外国人労働者を入れるね、方向に今動きつつあると。
と言う中で在日の人たちは最も近い外国人なんですよ。
在日朝鮮人の子供・孫・ひ孫、今もう4世になっていますからね。
この方々は日本に対する憧れが非常に強いんです。
皆物凄く日本に行きたい・帰りたい言うのね。
それはあの国が余りにも酷いから日本の物は何でもね。
こんな汚い例えで悪いんですがね。
「日本の物なら犬の糞でもありがたい」と言う言葉があるんです、北に。
それほど日本の物がありがたがられている。

という事は、彼らはね、最も良質の労働力となり得る。
そりゃあね、外国人を入れたらそれはもう言葉が通じない、イライラで喧嘩になる、すぐに何やかんやごたごたが起きる、それは当たり前で、どこの国でもヨーロッパでも何十年も前からそれでやってるわけでしょ?
日本もようやくそういう時代に、○○さんね、入りつつあるという事なんですよね。
それは国民の結局コンセンサスがね、どっちへ向かうのか?
僕は大勢として外国人を受け入れざるを得ない。
中でも在日の方が一番近い。

それでね、50万全部ここに連れて来いって言うんじゃない、一旦原状回復しなさいという事なんですよ。
一旦日本の土を踏ませて、3ヶ月か半年ね。
我々や在日にも親戚はいるし、それからベトナム難民のときに作った施設もまだ残ってるし、それからバブルのときの遊休のホテルやなんかが一杯、リゾートやなんやであるでしょう?
もう今、閑古鳥鳴いていますよね?
そこに10万やそこらは受け入れる施設はあるらしいんですよ。
ありとあらゆる施設を、そこで半年でもおって、そして選択は自由にしなさい。
やっぱり北が良いと、言うたら北に帰りなさいと。
その代わりまた舞い戻りたくなったら来なさいと。

往来の自由と言うのは、今世界どこでも同じじゃないですか?どの国でも自由に行けるわけでしょ?
だからそういうふうに○○さんね。
一旦、拉致された人を原状回復するというのが原則ですから、一旦ここに連れて来いと。
それで後はその人たちの自由意志によって、「やっぱり北朝鮮が良い」と言う人もおるんですよ、結構。
・・・(聞き取れず)来てるっていうでしょ。
「日本は冷たい、北に帰りたい」って言うてるんですよ。
「じゃあ、なんであんた来たんだ?」とここから出かかるけど、それを言ったらおしまいなんでね。
「向こうに帰りたい」って言う人いるんですね。

まぁ、いろいろです、人間。
せやから、まぁ○○さん。
ともかくね、これはね、拉致の方はね。
とにかく無条件に取り返すのと同じようにね。
北朝鮮と朝鮮総連に騙された人たちを一旦ここに戻せと、原状回復しなさいという事を申し上げたいわけなんです。

★質問者2

惰性で入れちゃ駄目ですよね?

★回答 萩原遼氏

それはそうですね。
その点では小太郎さんもそうだし、僕らもね。
力の無い我々がホンマに苦労し抜いてます。
まず言葉を教えないかんでしょう。
大変ですよ、言葉が分からんから。
それで言葉を覚えてもろうて、今度は就職先を探さなあかん。
若い人もおるからね。
おじいさんやおばあさんはいいんだけども、40代の人はね。
仕事は本当にこれ頭痛いんです。
だから僕は29日からまた大阪行って、その人の就職先を探すね、そんな仕事をね、私も細々皆でやってるわけでね。
まぁ、○○さん、色々援助してくださいよ。(笑い声)
まぁ、お願いします。
なんか、二次会があるらしいから、その時で。

★質問者3

萩原先生、今日はどうもありがとうございました。

★回答 萩原遼氏

いえいえ、どうも雑駁な話で。

★質問者3

それでですね、これから救う会とか一般の市民・国民とかがですね。
運動できる事は今までの他に何かあるのかな?と思いながらも聞いていたんですが、その点をお願いします。
その中にですね。
だってメディアと政府にもっと違った形で説得力のある正確な、市民・国民にしか出来ないような働きかけをしたいなと思うんですが、その辺をもしこういう事こういう事が出来ますよという事があったら、余興でお願いしたいんですが。

★回答 萩原遼氏

それは古藤さんが、日頃古藤さんや加藤さんやそれから金子さんがお考えのことですよね?
ですからむしろ、そういう日頃運動を担っておられる。

★司会 古藤勝次氏(埼玉県東部の会)

あの、最後まで言い続けるしかないんじゃないか?と。

★質問者3

そうですよね。
地道ですけど、署名活動なんていうのもいいですよね?
これ、いろんなところにお話頼み込んで数千万名くらい集めるくらいのね。
そうすれば効果ありますよね?

★回答 萩原遼氏

そうですよね。
そもそも署名から始まったんですものね。
横田さんご夫妻なんかがね。
その事を思えばね、今地道な、すぐには結果は出ませんけどね。
しかし、あれが基本じゃないでしょうかね?

★質問者3

先生のお話聞いて、だいぶ希望が見えて来たんです。

★回答 萩原遼氏

ありがとうございます。
それとね、さっき横断幕立派なのを作っていらっしゃるでしょう?
大平さん(=特定失踪者・藤田進さんの従兄弟)なんかこうやって、ああいうのをね。
いろんな集会の度にね。
「私たちは拉致された者の家族です」という、こういう事をね。
行く先々やそれから街頭でもね。
ああいうのをおやりになったらね、そりゃあ物凄く効果があるんじゃないか?と私は思ったんですが。
本当に立派なね、川口の方は本当に立派なお仕事をなさっていると思っていますので、是非。

★質問者3

12月でしたっけ?
その・・・(聞き取れず)の駅で署名活動したんですよね、横断幕をもって。
結構関心のある人、多くいますよね。

★回答 萩原遼氏

本当に、田口八重子さんのね、国民的シンボルになっておられますのでね。
本当に不幸な形でとはいえ、そういう国民的に知られておりますので、是非ご家族の方はですね。
一つ力を発揮していただきましたら、僕らが励まされるわけですからね。
是非よろしくお願いいたします。

★質問者3

はい、ありがとうございます。(拍手)

・・・集会終了・・・   

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萩原遼さんの講演-越谷- (3)

もう一つは北朝鮮が使ってる日常生活用品の8割は全部、中国製。
僕は、『赤旗』という共産党の新聞の特派員をやっていたとき、焼き肉の炭、『炭ないかー』って言って。(炭のことをスッチーっていうんですよ。スッチー)『スッチーないか、スッチー』『いや、スッチーしらん』もう、言葉自体なくなっていたんですね。炭なんか、すぐできるわけなんだけど。それが作らせないんだから。つくっていない。

炭がないから焼き肉、石油コンロ焼くんですね。焼き肉、石油コンロでは、まずいですよ。
そんなわけで、みんな中国からのもので、なんでも。
風呂どうしてるってきいたら、中国から、なんて言ったかな、あれ、日本でも、一頃あったでしょう?こんなカーテンで四角なお風呂、簡易風呂。シャワーないから。簡単な風呂のない家が使う、昭和30年頃、日本にもあった。何て言うのかな、あれ。冬でも、夏は、たらいで行水できるけど、寒いから。みたいなの。北朝鮮の連中は使っているんですよ。

つまり、事ほど左様に中国の物がいろんな形で入ってきて、要するに商品の市場としても北朝鮮は中国のもうけ口。地下資源でも、べらぼうに儲けてる。物流基地としても非常に有効になっているということは、限りなく植民地に近い状況にあるということみなさんに理解してもらいたい。

僕が何故、これを言うかというと、この問題と、拉致の問題が、非常に重要な関係にあると言うことを言いたいんです。

何故か?
中国が北朝鮮に本格的に進出して、経済進出、それから、資源の供給地、それから物流基地となるには、何がいるのか。
鉄道がいります。道路がいります。港がいります。飛行場がいります。それから他に、インフラといわれる経済基盤。道路、それから電気、鉄道、港、飛行場。飛行場も今一つか二つだけやけど、あと10~15どうしてもいりますよね。

そのお金を、一体、どこから取ってくるかというということで、中国は、自分のところで精一杯だから、北朝鮮にあるわけがない。日本からは3兆円から6兆円の経済協力資金が、国交正常化すれば、お金が向こうにいくわけです。一番欲しがっているのは、中国がほしがっている。ということは、日朝の国交正常化を早くやれと、そして、早く金を取れというふうな圧力になって、今その圧力が、すこしづつ、すこしづつ、すこしづつ、狭まっております。いずれ、中国が首をすげ替える時が必ず来る。何故か?日朝の、国交正常化の最大の難問は拉致です。 【拉致解決成しに、国交正常化なし】 これはもう、安倍さんも言っている。自民党も、もし、これを言わなくなったら、その首相の首が飛びます、みなさんがいる限り。絶対そんなこと言わせません。

だから、日朝国交正常化の、最大の前提は、金正日を排除することでなければならない。何故ならば、拉致は、奴さんが、やったわけだから。だから僕は首をすげ替えろと。何のメリットもありません、中国にとって。中国がこの、正日を抱えている以上、自分たちの、北朝鮮の経済基盤整備をやることが出来ないんです。『これ、こいつ(正男)に、もう、変えろ』と。『変えたってあんた方の腹は何も痛まないじゃないか』ということを、僕が主張しておりますが、ごまめの歯ぎしりですから。英語版作ったから、こんどもう一回、中国語版を作って、中国語版持って、僕、北京に乗り込みます。これ、胡錦涛に読ませるんです。『胡錦涛さんにも渡してくれ』って。どうしても。実は中国語版翻訳やってるんですよ。

これはね、萩原遼の孤独な戦いやけどね、これ、結構世界を動かしてるなー。これ、韓国語版出ました。去年でまして。これ出たっていうか、向こうで勝手にやってね。『萩原先生、出来ましたーー。』って。『何が出来た?』『翻訳できました』ってね。もう一方的でね、いい加減な連中でね。韓国の連中ていうのは。ま、なんていうか、アホですわ。(会場笑い)ホンマ。アホですわ。僕が冗談ばっかり言ってるから。『おまえら、アホや』いうて。それが、『出来ましたー』ていうからエライ元気よくやってきたわけ。

それがね、『萩原先生講演に来てください』っていうから、『何日、大丈夫でしょう!』向こうで決めてるんですよ。しょうがない行かざるを得ないから、僕はもう、韓国語しゃべってないから・・それでも、『1時間しゃべれ』っていうから、1時間しゃべりましたよ。そうしたら、『萩原先生、10年前に先生の講演聞きましたけど、韓国語ヘタになりましたね。』(会場笑い)はっきり言うんじゃないよー って言ったんですけど。そんなわけで、これ出来まして、韓国でね、右翼が集まってるんですよ。戦争記念館、朝鮮戦争記念館、右翼がえらい、いっぱい集まってるんですよ。それは、たいしたもんでした。
だから僕、『こういうものは、小規模でやるもんだよ。』言ってやったんですよ。(会場笑い)

そんなこともあって、これ作ったでしょう。英語版も作ったでしょう?
お金ないのいね、300万円集める予定が、200万しか、集まらなくて・・・・お志が、ある人は、今からでも、一冊15ドル、1500円。
外国人に、欲しい人には奨めてください。まだ、3~400冊残ってます。

今中国語版作っています。『首すげかえろ』と、『はやく』ということで、私なりの孤独な戦いをやって、今年中に中国語版作って、中国の北京に乗り込んで、みんな、説得して。もうええかげんせいと。

それでね、みなさん、本当にはらわた煮えくりかえると思うでしょうが、ひとつね、子供が、10ヶ月経たんと生まれんように、うちわで扇いでも、早く生まれるわけではないので、一定の時間が必要だから。タイムテーブルをちょっと申し上げます。さきほども、相当時間がかかるとおっしゃったけれども、こういう段取りなんです。あとで、討議でいっしょにね、また、みなさんね。

ちょっとねこういう風な状況なんですよ。
ブッシュ大統領もう何の力もありません。レームダック。既に、政権末期の無気力状態。次は、ヒラリーさんになるか、オバマさんになるかと言う状況で。今年の12月には、韓国の大統領選挙がありますが、さっき野口さんがおっしゃいましたが、『たいしてかわりばえないよ』と。韓国は、全く、おっしゃるとおりで、たいして力ありません。どっちがでても、Aさんがでても、Bさんがでても、にたりよったりで、代わり映えしません。何の力もない。

次は、ヒラリーさんがでるのが、2008の12月ですね。これまで、おあずけ。アメリカの大統領が、きまるまで、もう、ブッシュは何の力もない。ヒラリーさんが、次ぎに何をするかというと、おそらく、クリントン大統領が、2000年丁度にですね、あの方は北朝鮮と国交を結ぶ寸前まで行きましたが、時間切れで。米朝の共同コミュニュケと言うのを出したんですよ。国交正常化、やりますと。ところが、その一ヶ月後、ブッシュがとおって、もう、全部チャラになりました。だから、ご主人のビル・クリントンさんの残した仕事を、たぶんヒラリーさんは受け継ぐだろうと。

となると、2008年の12月の大統領選挙。翌年の2009年2月が就任式、いつも、あの国は、どういう訳か、えらい寒いとき、みぞれが降って、寒い寒い時期ですが、その2月にヒラリーさんが、かっこよく登場します。6ヶ月はお勉強です。何にも知らんから。お勉強します。2月から六ヶ月と言えば、8月のバカンスあけ、動きがあります。だから2009年にかなり大きな地殻変動的動きがあるというのが、私が見るタイムテーブルですので。

そのときまで、ぼくらはじっとしてただ拝んでいるしかないのか?、とんでもない話で。僕らがやらないかんことは、ものすごく、力持ってるということなんです。

さっき言いましたように、日朝国交正常化を真に望んでいるのは、実は中国なんですよ。
中国の方から、圧力かかります。日朝国交正常化をやろうと、本格的に動き出すのも、中国が、2008年8月のオリンピックが終わった後なんです。終わった後になったら、少し余裕が出てくるから、朝鮮半島の根本解決に向かいます。

だから、2008年の8月のオリンピックと、12月のヒラリーさんの当選と、その辺を超えた後に地殻変動的動きがある。それに備えるために、1日も早くそれを実現させるために、僕らはじっと遊んでいるわけにはいかない。こういう地道な集会を、至る所で開いて、やはり、みなさんの声を常に届けること。これですね。これを忘れずに、もう、へこたれずに、諦めずに、『あいつがやらんから、おれらも』とか、人のせいにするんじゃなくて、誰がやらないところから、ここまで盛りあげたじゃないですか?みなさんが。

政府はそっぽむく、警察はそっぽむく、誰も彼も聞いてくれない中で、だれがここまで持ってきたかと。
僕は、生まれて初めて、南越谷、きました。ド田舎ですね、ド田舎でこれだけ熱心に、せっかくのお休みの日に、こういう風に集まって、ご家族の方を先頭に、それを、みんなが、支えてる。特定失踪者からも難民救援基金からもいらして、本当にみなさんの温かいお気持ち、これが愛国心じゃないですか。人に教えられるんじゃなくて。(拍手)
人に教えられて、『あなたが教えてくれたから、愛国心とはこんなものですかー』、『けっこうなもんですなー』とかそんなもんじゃない。
みんな、こうやって、同胞を救おう、可哀想な人たち、家族が引き裂かれてどんなに辛いか、その気持ちを我が痛みに感じる人がこれだけたくさんいると言うことが、僕は素晴らしい事だと思いますから、みなさん希望を捨てずに、へこたれず、頑張りましょう。

僕はおととい70になりました。もう何にも怖くない。
暴力団がきたら、僕が先頭に立ちます。命怖くないんだから。
何にも怖くない、何時死んでも良いんだから。

幕末の林子平、皆さんご存じでしょう?幕末の大政治家、林子平。
あの人が、『七無斎』って言ったんですよ。
http://www.marinenet.co.jp/jinpati/lastsong/sihei.html(参考リンク)
※「六無斎」の誤りか

なんで、「七無斎」かっていうと、

 ~親は無し(二親×2)、妻無し、子無し、版木無し(木版)、金もなければ、死にたくも無し~

親は無し、二親いるでしょう。妻無し、子無しでしょう、版木無しは、江戸時代の本は、木版ですってたでしょう。
版木を幕府に取りあげられたんです。貴重な『開国兵団』という版木が失われたんですが、ところが、たまたま、そのあと出てきて。ある人が密かに持っていて、今日岩波文庫で読めるわけですからね。
この林子平の「七無斎」。
僕は、『親無し、妻無し、子無し、版木あり』なんですよ。
これがあります。金も無ければ、死にたくもなし、これは似ていますが。

僕は、六無斎」っていってるんですよ。六つの無い男。
ですから、命は全然惜しくないし、足引っ張られる孫もいなければ、子供も、嫁さんもいないから、好き勝手にやってますよ。
みなさん、僕にどんなことでも持ち込んでください。どんな問題も、持ちこんでいただいて、結構です。対応します。なんでも対応します。北朝鮮と命がけで闘うのなら、僕は何でも引き受けますから。みなさんも、是非お気持ちを発散させて、時間はかかりますけど、希望ありますから、ここまで盛りあげてきたんだから。

最後にひとことだけ。朝鮮半島に、いよいよ、根本的な地殻変動が起こります。何故か?朝鮮戦争というものが、もう戦争が終わって、今年で53年たつのに、まだ、休戦協定なんです。戦争を、ちょっと休んでいる状況なんです。朝鮮戦争が、終戦になっておりません。
終戦になっていない。ここに、38度線が常にごたごた、ごたごたする原因があって、金正日のような冒険主義者が、ちょっと核を振り回したら、また、その辺が右往左往する。政府レベルがが右往左往して、走り回っている。あんなものは、何の役にもたたんと僕は言っている。ただの時間稼ぎに過ぎない六カ国協議。こんなものは、単なる時間稼ぎ。

そこで、六カ国協議に拉致を取りあげてくれようが、くれまいが、そんなこと関係なく、日本人は、日本人として、徹底的経済制裁をやって、あいつら、きりきり舞いさせているのは、日本の世論なんですよ。マグロも禁止したでしょう。金正日の贅沢品、全部禁止したでしょう。女性のパンティもあかんと。下着も一切贅沢品入れてないでしょう。

あいつの神通力というのは、要するに贈り物戦術なんです。女性には、高級下着や香水ね。そいで、己は、築地のマグロや北海道のいくら、なんとかのウニね。地中海のオレンジ、オレンジを10個買うのに飛行機飛ばして、買いに行ったり。とにかく、それに対して、一番効いているのが、アメリカの金融制裁と日本の万景峰号なんですよ。もう徹底的に締め上げると。僕ら、やることたくさんありますから。何も、六カ国協議でやれ取りあげられなかったからどうのこうの、それは、外務省のバカどもが言っているだけの話で。我々はそんなこと、一喜一憂する必要はありません。徹底的にこういう小集会をやって、そして締め上げて、そして、関連の朝鮮総連の関連者を一人一人、しらみつぶしに洗い出して、そいつを、もう逮捕するというところまでいかんと。拉致は、ここでやられたんだから。日本が日本は、材料いっぱい持ってるんだから、だから、僕らの調査力と、特定失踪者(問題調査会)がやっているような、野口さんたちがやっているような事を徹底的にやることによって、僕らが・・・。

地殻変動的に動いたときには、休戦協定が、平和協定になる日が来ます。
そのときは、南北にまっぷたつに割れます。割られたら、ええんだと。おまえ等バカだから割られるんだと、僕は、韓国の連中に言ってるんです。北朝鮮は中国の属国になりつつあります。その属国の奴隷になろうとしているのが韓国ですから、二人そろって、仲よく中国の属国になれば良いじゃないかと。我々は独自の道をいくんだと。

そういうことで、アメリカと中国が朝鮮戦争終結しますね。終結した後は、アメリカが北朝鮮と国交を結びます。その前には、正男を連れてくるか、別な奴を連れてくるか、とにかく金正日は消えます。はずします。

そのときに、拉致は堂々と、舞台にのぼります。全部、500人全部取り戻すということを堂々と主張できますから。その代わり、国交(正常化)にはしかるべき必要な賠償金は、払って当たり前。
それは、拉致の見返りとか、身代金という意味では全然ないですよ。
それを解決しなければ、俺たちは、びた一文出さないんだという堂々たる態度で臨めば、その日が、必ずここに2~3年でね、僕は、地殻変動あると思います。僕が、ヒラリーさんに一種の期待をかけてるのはそれでもあるんです。

その時に、500人かえってきます。10万人の在日朝鮮人も、全部連れてこいと。その子孫たちが、50万います。それも全部連れてこいと。その人達は、もとここから出て行った人たちなんだと。ここから騙されて出て行って、夢やぶれて、ひどい目にあった人たちを、全部僕らが受け容れられないわけがないんですよ。終戦直後の、あの苦しいときに、300万の外地の引き揚げ者を迎えた。200万の兵隊を迎えた。もう食うや食わずの日本がね、そう言うことをやった経験もあるんだから。ベトナム難民を1万人救ったことも、経験としてありますから。50万ぐらいの、在日の人たちをみんさんも、温かく迎えていただきたいと。それが、拉致をも解決する道でもあると思いますので。
 みなさん、一緒に頑張りましょう。これで終わります。

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2007年3月 9日 (金)

萩原遼さんの講演 -越谷-(2)

越谷集会(2007/2/12) 萩原遼先生の講演(2)


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それじゃ、私の話に入りますが、昨日の産経新聞を読んでいたら、三面に『拉致解決へ風船作戦』、これは、杉野さんやってるんですね。
   ~~(記事)
   特定失踪者問題調査会は、10日、韓国の民間団体の協力で、北朝鮮の国境近くの島から、北に向けて、拉致被害者へのメッセージを大量に付けた風船を3月に飛ばす計画を検討している。~~

(杉野さんに)昨日発表になったんですか?
~~会場から、『昨日の講演会で、荒木さんのほうから、その話がありました』

キリスト教の北朝鮮人権協会ですか、韓国のキリスト教団体と提携していると言うことでね。

そして、調査会は、今しおかぜね、さっき話が出た、短波放送しおかぜ。これにね、僕らの脱北者も3人でてね、12月11日に朝鮮語と日本語でやったんです。日本に脱北者した人が、『私たちは日本で幸せに暮らしています。皆さんも是非、金正日のあれを打破して、どんな犠牲を払っても日本にたどり着け』と、『私たちが必ず迎えるから』と力強いメッセージをしおかぜでやらせていただきました。ありがとうございました。

それで、僕が申し上げたいのは、この連携プレーがじつに素晴らしいと言うことを、この連携プレーが実に素晴らしいと言うことをみなさんに申し上げたい。みなさんに、国際的連携について、申し上げたい。

これ、脱北者の青年なんですよ。雰囲気だけでもわかってください。朝鮮語の韓国で出ている新聞でね。
イ・ミンボクという農業専門家。この人は、農業の専門家で、ずっと北朝鮮で活動していたら、北朝鮮の農業の不振の原因は、集団農業にあるんだと言うことがわかって、それを金日成に進言した。つまり、個人農業にしないと、集団農業では誰も働かないし、誰もいい加減な仕事しかしないから、『これは元に戻すべきだ』と言ったら、『おまえは、韓国のスパイだ』と言われて、身辺に危険が迫ったので脱北した方で、今ね、何やってるかというと、風船飛ばしてる。僕も、『萩原さん一緒に見学するか?』っていうので、『僕も行く、行く』と言って、ソウルから車で三時間、地図は、ここに残念ながらないね。(朝鮮半島は)ウサギのような形しているでしょう。丁度38度線が真ん中でしょう。38度線の東側が江原道(こうげんどう)という道ですね、この江原道の山奥に、山がずーーとあってね、そこにね、ワゴン車にヘリウムのボンベを10本ぐらい積んで、山また山の山道を、ずっーーと三時間ずっと行って。それで、いよいよ、設営。『今日は風向きが良い』と。

風向きなんですよ。朝九時に電話かかってきたのは。そいで、ばーーっと行ったんですけどね。『今日は風向きが良いから、行くぞー!』と。ヘリウムでね、これぐらいのね、人間すっぽり入るぐらいのね、ようするに、八岐大蛇みたいな、15~6メートルのぶぅーっとビニールの風船なんですよ。そこにヘリウムガスをブーーっと入れてね。それを僕らが持ってる訳なんですよ。それで僕も体が軽いから、ふーーっとつり上げられて、三メートルぐらい浮いて、『このまま、萩原さん、北朝鮮にいくつもりか』と言われたくらい。。(会場笑い)で、僕の足をみんなで押さえてくれたから。(会場笑い)ゆーーっとあがるんですよ。人間一人つり上げられる中に、何をいれとるのかというと、これを入れとるんですよ。こういうね、これ、宣伝ビラなんですよ。これね、見やすいから、こんな白い紙だけど、もとはこのビラなんですよ。ぺらぺらのビニール。ビニールに裏表びっしり。

   ~ビラの内容~
   愛する北の同胞の皆さん、もう一度考えてみましょう。
   金日成は金正日に殺された。
   金正日国防委員長の女関係・・ (会場笑い)

なんとかかんとか・・いろんな小さい情報がね・・
ここに、山の中でこれが秘密のアジトでしてね。トンネルみたいに真っ暗なところが、ざーーっとあるんでね。『ここはなんですか』って聞いたら、『ここは農業をやってはいけないところなんですよ。』と。だけど、小屋を建てれば、そこの農地だけは、開墾して収穫することが出来るというんで、要するに農業を偽装して、何やってるかというと、これ、こればっかり作ってるんですよ。(くしゃくしゃに丸めたビラをみせて)これを、印刷したのをこんなに(くしゃくしゃに)やってるもんだから、『なんで、こんなくしゃくしゃにするんだ、読みづらいじゃないか』というと、『違う』と。『固めてやると、固めて落ちる。』と。

さっき言ったでしょう。ヘリウムガスでぶわーっとあげて、上空に行って30分後にぼーんと破裂するんだって。そいでバラバラと落ちる。ところが、それが重なってあると、重なって落ちて、そのままもっていかれちゃう。だから全部こうやって、みんな、ぐじゃぐじゃにして、そいで、四散するように。ぶぅーーっと飛ぶように。おばさんがみんな、四人ぐらいで、ぐわーーっとやってるんですよ。ぐわーーっと、ビビンパ練るみたいに、ぐわーーっとやって。それを詰めて、みんなでガスをぶーーっと入れて、それで、ばーーっと飛ばして、それを15回やりました。それでね、もう、『ちゃんと飛んでいけよー、ちゃんと届けよー』と。 僕も喜んで。そんなことをやって。

それを、特定失踪者問題調査会は今やろうとしているんです。

 (特定失踪者問題調査会が、韓国でテストして、韓国のセイガダイにおちたこと、韓国政府にはやめろと言われていること。どこから飛ばすかなど、杉野さんとの会話)

   萩原さん:大統領官邸の真上に落ちたと、それはあかんな、(会場笑い)
   杉野さん:韓国政府からは止めろといわれているんです。

それでね、これをね、『紙の爆弾はサイルよりもっとすごいんだ』と、このイミンボクさんが言ってるんですよ。これが本当のその通りでね、何でかというと、彼は、こういうふうに言ったんですよ。

『闇が濃いければ、つまり、もう漆黒の闇、真っ暗闇のところは、マッチ一本でも明るく感じるでしょう?』と。『北は今、正にそれなんですよ。何にも情報がないから、マッチ一本の火が明るく感じるように、このチラシがですね、いかに大きな威力を発揮するか』というて。

これはね、一枚だけど、もう一つは、金日成の写真を入れてるんですよ。写真入れたら、向こうの法律で《丁重に奉らなければならない》という法律があるんですよ。だから、ばーっとやって破ることも出来ない。お尻に敷くことも出来ない。ポケットの入れることも出来ない。丁重に奉じなければならないから、恭しく持っていかなければならないんですよ。それで、関係機関に申告しなければならない。それでその間に読むじゃないですか?(会場笑い)

そこ、上手いことやってましてね。考えているんですよ。ま、あの手この手でね。それが何の意味があるのかというと・・要するに、私の考えでは、金正日と人民とを引き離すこと。引き離せというのが私の意見で。。

それで、引き離さないで・・先ほども、武力攻撃と言うお言葉も、出ていました。お気持ちはよくわかります。もうイライラ、みんな、いい加減腹立ってるから。一発噛ましてやろうと。それをやればやるほど、人民が、金正日のまわりに団結するんです。日本の野郎が我が国に武力攻撃をしようとしているとか、アメリカが今にもパトリオットだ、イージス艦だといって攻撃しようとしていると言うと、今まで金正日の悪口を言っていた国民までが、我が国を守らなければならないと団結してしまうんです。それは、もう逆なんです。そうじゃなくて、逆に切り離す。切り離すための何が良いのかというと、それが、正に、この紙の爆弾なんですね。金正日は父親を殺したんだなんてことが、みんなものすごく興味深く読むわけですね。だから、僕は、あの国に情報を入れる。徹底的に情報を入れる。

情報がないから、国民がうその報道、嘘の宣伝、嘘の口コミで、みんな惑わされて、金正日になんだかんだ言ってついて行ってる。
これを断ち切らなければならない。それで、僕も、腹に据えかねて、それで書いたのがですね、これ。文庫本になりましてね。私は一塊のジャーナリストで力がない。そやけど、ジャーナリストのやれる分野もまだたくさんあります。

この中心課題はね、《金正日は、父親金日成を殺した?》 (?)クウェスチョン付けてますけど。それから、《200万、300万の人民を餓死と称して殺人行為を行った》 3つ目が、《金正日は、核危機を演出することによって、反政府に向かってくる(国民を)、反米に持っていった。》 腹が減った、食料くれと言って国民が、おこりますね、それを、核危機を、わざと、上空に飛んでいる衛星通信のスパイ衛星で、写させて、核製造をわざと見せつけて、つまり(北朝鮮国民が)反政府に向かうところを反米に持っていった。

この3つをですね、これ書いたんですよ。それで、これをどうしてもアメリカ人にわからせたくて、もう、お金のない私が英訳本作ったんですよ。一冊、欲しい方にあげますから。

アメリカ人に一目でわかるように
   
   金日成は、金正日によって殺された?
   金正日は、200万ないし300万人の人民は、飢餓を装って餓死殺人された。二番目ね
   三番目、核危機は、反政府に向かうのを、反米にすり替える術策であった。

この3つを、アメリカにね、ぱっと見て直ぐわかるように、持って、僕は、去年の7月いっぱい、アメリカで走り回っていました。
ライス国務長官、ご存じでしょう。よく漫画になる、黒人で、漫画にしたら面白い顔のおばさん。あの人にどうしても読んで欲しかったんですよ。その人に一番接触している、マイケル・グリーンという補佐官。ブッシュの補佐官、半年前までやっていた人にあったんですよ。この人、日本語ものすごく堪能でしてね、上手ですね、『何処で勉強したんですか』って言ったら、『静岡に二年いました。』なんて。『東京大学にも4年おりました。』って。それは上手いはずですよね、6年いれば。

彼に、萩原さん:『あんた、ライス長官と親しいだろう』
   マイケルグリーンさん:『非常に親しい』
   萩原さん:『絶対これ、ライス長官に渡してくれるか?』
   マイケルグリーン:『絶対渡します』

彼はね、彼が乗ってきたのは、『二番と三番は判っていたが、一番は、これは知らなかった。』というわけですよ。金日成は、息子に殺されたというのは。『なんでそうなったんですか』といきなりのってきたんですよ。

そこは、日本の知識人は、(知識人たくさんおるから、差し障りあるかな?どうかな)知ってて知らん顔をします。知って知らん顔します。アメリカ人は、非常に直接的、直裁というか、直ぐに乗ってくるんです。『これ知らなかった。どういう事ですか』と。二時頃だったんですが、『今日はこれで引き上げて、早くこれを読みたい。』と言い出して。

結局、そのマイケル・グリーンが40冊、これ引き受けてくれました。全部ただで配ったんです。あなた20冊、あなた20冊といって。300冊持っていって、それで、政府の要人、それからむこうの北朝鮮研究者、全部配ってね。

『とにかく、あなた方、こいつと、いつまでだらだら、だらだらつきあっているんだ』と。
『こいつをはずせ』と。『はずして、次ぎに変わる者を持ってこい』というのが、私の主張なんです。

これ、私、正日相手にする時代は去ったと、そういうこと、いろんなところで言い出したらですね、そうしたら、私の主張が、こんな形で世論になりつつあるんです。『首をすげ替えろ』と。『金正日の首を長男の正男にすげ替えろ』と。僕がとは言わんが、僕のあれが、効いたと思うんです。

今まで、『後継者が誰だ』、みなさん聞いたことがあるでしょう?高英起(コ・ヨンヒ)という二番目の奥さんとの間に、高ジョンチョルというね、割合背の高い、いい男がおるんです。24~5で。その弟が、コウヨンウンという、これはずんぐりむっくりの、親父そっくりの体やけど。あの、長男はね、お母さん似の非常に細面の、これが本命だというて、日本のマスコミやら、専門科と言う人が、ジョンチョルだ、ヨンウンやというて。僕が、『そんなこととんでもない。後継者決めるのは中国だよ、中国にいる正男だよ』と言ったら、僕のあれ以来、ぴたりと止みました。そいで、こういう線で落ち着きつつある。

何故か、これも、今朝の新聞だけど、ばっちり写真が出てるんですよ。ご覧になった方もあると思いますが。
これ、正男ですね、北京の正男です。2001年に、成田に来ましたでしょう。女性同伴でね。
(会場から他の新聞にも載っていると言う声)日経にも、朝日にも、じゃぁ、今日一斉に載ったんだ。

正男はね、今、中国と、北朝鮮はどういう関係になっているかというと、一口で言えば、『属国』です。『属国』。
これは、興味のある方だけ。僕はね、初めてね、産経が出してる正論にね、『中国の属国化する北朝鮮』というのを書いたんです。そしたらね、えらいね、日本の専門家たち・・毎日テレビ出てて、勉強できるわけないんですよ。だから、同じ事、ばっかりいってるでしょう?だから、『萩原さん、一回ぐら、テレビ、出てくださいよ』ていうんですけど、『いやー、僕は、御免被る』ってね。僕は、テレビでね、一回朝鮮総連批判やったら、テレビから総スカン食らって、『あいつはやばい奴だから、生で絶対出すな』と。『もう、いらん』と、こっちから断ってるんですよ。

《中国の属国化する北朝鮮》 と言ったら、どういうことかというと、みなさん、ちょっとね、この界隈でも、被害があったと思うけど、マンホールのふた、消えてますね、どぶの鉄のふた、消えてますね、それから、電線、そこいらの工事現場の。電線がごっそり盗まれている。頻々と起きている。何処に行ってると思います?

中国に行ってるんですよ。全部中国に行ってるんですよ。ということは、中国が窃盗団を組織して盗っていっているということを言っているのではないんですよ。中国の経済発展が、もう急激に進んでいるために、値段が高騰してね、みなさんの理解のために、ちょっとご披露しておきますが、これも、東京新聞、千葉でも側溝のふた、きれいに消えています。百何十枚。あっちもこっちも頻々として起きている原因は、銅がですね、これ、住友電工の社長の松本まさよしさんという人が言ってるんですが、『銅が約二年前までは、一トン30万円前後でしたが、今は、80~100万です。』たった二年で三倍でしょう。そこに原因があるわけですよ。

朝鮮戦争の時には、年配の方は、わかるでしょうけど、特に高く売れたのは、真鍮、銅(あかがね)、もっていけば、それから鉄くず、持っていったら何処でも買ってくれた時代がありました。それを上回る事態になっていると言うことは、中国の経済発展が、ものすごく発達してきていて、よその国のどぶ板までもっていく。

それが、中朝関係にどういう影響を与えているかというとどういう影響を及ぼしているかというと、中国は、川一つ隔てた北朝鮮が、実は、地下資源の宝庫であるということは、前からわかっていたんだけれど。ところが、中国が、そんなに経済発展が、ここ10年ぐらいで、経済発展が、高まるとは、おそらく、みなさんも知らなかったでしょう?今日10年ぐらいで、こんなになるとは思わなかったでしょう?それがこうなっている。もう、急激なんですよ。

そこで、目を付けたのが、実は北朝鮮だと。
北朝鮮の地下資源というのは、これは、日本が植民地にしていた頃から、膨大な地下資源があるのは、もうよう判っていたんです。調査もちゃんとあります。その地下資源がどれだけの量かというたら、 日本のお金にしてですよ。日本のお金にして、183兆円。タングステンは、世界一。タングステンと言ったら、劣化ウラン弾、装甲車や戦車をどーーんと貫く、すごい鋼(はがね)の弾ね。これに欠かせないのが、タングステン。これが、世界第一の埋蔵量ね。それから、世界四位の埋蔵量は、モリブデン。これも、兵器には欠かせない。モリブデン、これが世界四位の埋蔵量。そんなものが、川一つ隔てた目の前にわかったから、もう急激な北朝鮮進出をやっているんです。

白頭山って聞いたことがあるでしょう?白頭山のそばに、茂山(モサン)というところがあります。埋蔵量15億トン、これも世界最大とは言わんが、東北アジア最大の鉄鉱石の鉱山。これをたった、9億ドルで買い取っているんです。50年独占。

それから、港はね、ラジン。帰国船が、着く港が、清津(チョンジン)の港と言う港。清津と言う港、ここが、満州を日本が持っていた頃の巨大な不凍港なんですよ。凍らない。だから、年がら年中、船が出入りしている、真冬でも船が出入りする。その上に、ラジンというもっと良い軍港があるんですが、ここを、50年、中国は買い取りました。買い取ったおかげで、旧満州の穀倉地帯で、大豆、小麦、よくとれます。それを、日本海に直に流すんだって。日本海に。

今までだったら、汽車でね、大連まで、延々1500キロ持っていって。そして大連から積み出して、上海とか、四川省のね、大消費地に向かうと。それが、なんと、こっちの、日本海にでて、釜山におろせばね、もう半分以下の運送費と日数が、短縮されると。ということはね、中国は、去年輸送の関係で、一千万トンの穀物を全部、腐らせているんですよ。一千万トンですよ。そごいでしょう。五億トンの中の一千万トンだから、中国は、たいした額じゃないと言うが、そう言うのを腐らせる事が無くなるんですよ。
だから、物流の基地に、そのラジンという港が、こんどは香港に変わるように、香港に匹敵する、大はぶ港にな流と言う状況が、今あります。

それと、燃料供給地として、地下資源、豊富な地下資源を、中国が、ごっそり持っていく段階になっています。   

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萩原遼さんの講演 -越谷-(1)


   越谷集会萩原遼先生の講演(1)

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名刺も持たずに失礼いたしております。
私の所属団体は『北朝鮮帰国者の命と人権を守る会』と申しまして、60年代に沢山の方が、在日の方、日本人妻の方が『地上の楽園に戻ろう』という美しいことばで、北朝鮮に大挙、10万人近くが、帰国と称する--まぁ、拉致だと私は言っているんですが--(北朝鮮に)帰国をされました。

この方々が、もう、ひどいめにあって、銃殺されたり、強制収容所に送られたり、いろんなひどい目にあって、その消息が、密かに手紙やなにかで伝わって参りまして、ぼくらも、もう放っておけないということで、こういう団体を作りまして、今日まで12年間、始めは結成集会は、150人、「たくさん来てくれたな」と思ったら、50人が総連の暴力団。みんな殴られて、めちゃくちゃにされて、横断幕引きちぎられて、マイク引きちぎられてね、大変な中で、結成集会やりましてね、代表の小川晴久さんが、東大教授がですね、結成宣言読み上げるときに、みんなが、がーーっと押しかけてきたもんだから、ぼくらが、老兵がスクラム組んで、小川さん守って、小川さんは、天井向いて首しめられて、『結成宣言!』というのをやった。そんな中で、もう争乱のなかで暴力で、朝鮮総連の暴力とのなかでやった。あいつらは、暴力で、僕らをやっつけることはできないという、最初の先鞭をつけたんです。

だから、今みなさんが集会やっても、総連はこんでしょう?来たら、僕が、皆さんの前に立って、『おまえら、なんだ!』ってやりますから、こっちだって、適当に暴力ふるいますから。(会場笑い)
その団体の名誉代表やっておりますから、ちょっと名刺も持たずに、失礼しておりますが。

このぼくらの団体は、野口さんの団体とと提携して、もうすでに、130人返したんですよ。日本に130人帰ってます。(拍手)

おととい、関西の事務所がありまして、山田文明代表のご自宅を二部屋、我々の事務所代わりに、こういう方々が来たら、いつでも、その晩から泊まれて、という、74のお母さん、41才の娘さん、2人脱出して無事関西につきまして、僕らの事務所で、その晩歓迎集会やって、そしてお風呂にちゃんと入ってもらって、『もう夢のようです、45年ぶりです。』といって、日本妻が帰ってまいりまして、それを僕は見届けて、それで、古藤さんのこの集会に、夕べ遅く駆け付けてという、こういう段取りです。

とれとれの帰国者が、今二人。
これは、野口さんのほうの難民救援基金のね。こういう連携なんです。
野口さんは、体をはって、中朝国境でやって、ご自身も捕まってひどい目にあって、日本に送ってくださる。その人達を僕らは受け取って、そして定着支援して、まず生活保護をとってあげること。それから、日本語ほとんど判りません。74のお母さんがたどたどしい、日本語がわかります。、、もう、ほとんど忘れてる。娘さん、41、可哀想に、電球を作っているフィラメントを何か、ガソリンを蒸発させて、その蒸発したガソリンが目に入って、片目がほとんど見えない。気の毒なんです。劣悪な北朝鮮の人権無視の工場の実態の、そういう方を、もう一人一人一本釣りで、僕らが日本に呼び寄せて、祖国で、とにかく幸せに、最後の晩年。。あるいは、子供さん達、孫、若い子もいます。ものすごい優秀な子供がいまして。

みなさん喜んでください。たった一年で、大検。三科目通ったんですよ。日本語一言も判らなかった子が、大検、去年の12月に。そいでその子に、今、24才の娘ですが、みんな、どうしても、東大に行かせたいというてね、みんなで一生懸命やってるんですよ。まぁ、東大じゃなくても良いけど、入って。そういう事こそが、僕は、真の国際貢献だと思いますので、(拍手)

藤田進さんの従兄弟の、大平さん、是非申し上げたいのはね、いろんな情報もってきていますから、必ず、拉致の人たちにも、良い影響をもたらします。

今、ひとことだけ。まだ、表に出してないから、みなさんに言うて、あとで僕がどっかから怒られるかもわからんから。
こういうことがあります。日本にいた固定スパイ、わかりますね。それは、拉致専門にずっと調査して、そしてそれを本体の北の工作員に知らせる。・・する。日本にいた固定スパイ。僕らに回り回って、こんな情報伝えてきてる。万景峰号の上には、家族訪問だとか、在日朝鮮人が乗って、船底には拉致した日本人がおって、拉致して連れて行って。「それを担当していた人から、自分は聞いた」って言ってるんです。だから、17人と政府は言っているけど、17人どころではないんですよ。ま、それでその人の話では、『私は、拉致は500人以上と思っていますよ』と。

ですから、そう言う状況の中で、それは、腹が立って煮えくりかえる思うでしょうが、これは、何というても、日本の政府は、見て見ぬふりをして、万景峰号を自由自在に入れていたんです。そこに、根本的問題があるわけでね、ようやく国民の厳しい目が、政府にも向かって、政府も好き勝手に出来なくなったと。そう言う状況にありますから。事態は少しずつですが、発展していますから、みんな、希望を持ちましょう。希望を持って、絶対に、諦めない。

今日も新聞見ておって本当にむかついたのはね、女たらしの、自民党の議員いるでしょう?福岡から出ている・・会場から『ヤマタク』・・ヤマタク。それが雑誌かなんかに書いてる。『日本は拉致ばかり言うとると、バスに乗り遅れるぞ』と。なんちゅうこというんやと。あの男、僕は、もうみなさん、はっきり言いますけど、女との絡みの写真を撮られてるんですよ。だから、あいつは、それを脅しにされてるから、北が来いというたら、もう、飛んでいかなならん状況にあるんです。そんな奴が、何をいうかと。みんさんのように、一生懸命、やってる人に、ご家族の神経をですね、逆なでするようなこというてね、それで北の代弁しとる、変わりに言うとる。そんな馬鹿な奴がおるから、私たちの運動に水をかけて水をかけて、やってるんですが、ようやく彼も、化けの皮、剥げますから。

それでね、みなさん北朝鮮に観光に行くというのは、絶対行かないでください。どういう事になるか?ホテル着きます。ドアあけます、真っ裸の女性が、ばっとでてきて、ばっちり写真とられています。それが切り崩しなんですから。絶対に北朝鮮に観光であってもいかんでください。今いかんでください。自由と民主主義が回復したときに、なんぼでも、僕が旗もって、せいじょう軍よろしく、僕行きますから、どんどん後付いてきてください。そう言う日が、必ず来ますから。今は、観光ぐらいいいやろ、というたら、必ず(そういうことになる)・・。ヤマタクは、下半身が緩い人ですからあれだけどね。みなさん堅固な人でも、やられるんだから、絶対、いかんでください。そう言うシステムつくってるんだから、絶対いかんでくださいね。

そこで、これを一冊売ったら、500円、お金がはいる。僕にじゃない。ぼくらの運動に入ってくる。これを売って僕らは活動資金作ってます。これ700円。これで500円儲かります。なんでそんなに安いんだ?原価200円。これね、ボクが韓国に行って、韓国で作ってるから。原価200円。500円は、飛行機代、滞在費、なんとか。こどもの教育費、どうしても、月三万いるんですよ。どうしても、日本語教育に。そんなお金にかけてますから、絶対買ってください。私の本は、買わんでも、これは、買ってください。

それで、ちょっとみなさんに、ご紹介しておきたいのがあるんですが、こういう新聞がでているのが、東京新聞、今日、これいいですよ。これほんとによく出ていますよ。今日ここに這ってあるかとおもったんです。(2月11日東京新聞朝刊:北朝鮮拉致の現状)良くできてます。東京新聞、関東六大紙だから、どこかで、もらって、壁に貼っておきましょう。広い壁がある人、貼っておきましょう。一目瞭然。あとでみてくださいね。
北朝鮮拉致の現状、何人、どこから、田口八重子さん、田中実さん、全部出ています。救う会独自認定の7人。
藤田進さんはでてないのかな。。。いずれにしましても。。
で、この中に、ばっちり書いてるのは、特定失踪者問題調査会の事務局長の荒木和博さん、ばっちり書いてますから。荒木さんが良いこと言ってるんですよ。

『現在日本は、対話と圧力との方針の下に、拉致問題の解決を目指している。しかし、今の政府には、拉致が安全保障上の問題であるという視点が決定的に欠如している。拉致被害者の中には、かつて曾我ひとみさんがそうであったように、政府も私たちも気づいていない人が、まだ多数いる。それらの人達も助け出すには、あの体制を変えてしまう以外方法はない。』そこまで言ってる。『拉致は、北朝鮮という異常な国家のみならず、それを知っていながら放置してきた日本という異常な国家のコラボレーションである』共同作業ね。『この問題の全貌が明らかになったとき、日本の戦後史は必ず書き換えを迫られる。』と。ここまでね、明確に荒木和博調査会代表はおっしゃった。素晴らしいメッセージであるし、これほど、力強いメッセージは、もうないと思うんですね。

一般の新聞が情報が少ないのは確かですが、良心的な記者もいっぱいいますから、そう言う方々も、社内で色々な制約の中で頑張っておられるということを、ひとつみなさんもご理解いただいて評価もしてやって欲しいと思います。

もうひとつ、これも、みなさんのご紹介したいと。
僕は、朝日も毎日もやめました。東京新聞だけ取ってます。これは、今朝駅で買いました。

~PPMの歌の記事の紹介 萩原先生が、この対訳を朗読~

SONG FOR MEGUMI

めぐみに捧ぐ歌(対訳)産経新聞2月12日記事より

  めぐみ何か話して。そしてもうすぐ私のそばにいるって言ってほしいわ。
 あなたのいない明日がずうーっと続くなんて思うと
 哀しみの涙があふれます。

  あなたは、まだ若い乙女なのに全ての夢を砕かれたのよね。
 そして別れの挨拶どころか何の言葉も無くいなくなったの。

  めぐみを私に返してください。
 荒ぶる大海の向こうより力の限り魂を叫びなさい。
 私の心なら必ずそれが聞こえるから
 そしたらあなたは家に帰るのよ。

  めぐみ、こっちに来て、あなたはどこに。
 風の中にあなたの声が聞こえます。

  めぐみを私に返してください。
 荒ぶる大海の向こうより力の限り魂を叫びなさい。
 私の心なら必ずそれが聞こえるから
 そしたらあなたは家に帰るのよ。
 私に返してください。私のめぐみを。

この歌が、近く、なんですか、この新聞によると、ポールさんは17日に来日して、18日には都内のライブハウスで横田夫妻に歌を披露すると、こうありますので、みなさんも何かご都合がついたら、行ってあげてください。   

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特定失踪者家族の訴え(越谷)

第二回埼玉県東部の会 講演会
~今年中に拉致被害者全員を救出へ~
07.2.12 南越谷サンシティ2F 視聴覚室にて

『特定失踪者家族の訴え』

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★鈴木智さん(特定失踪者・鈴木賢さんの兄)

こんにちは、はじめまして。
私「拉致問題を考える川口の会」の鈴木と申します。
現在拉致問題は大変困難な状況を迎え、解決にはかなりの難しい局面を迎えているんじゃないか?というふうに思います。
いかなる状況下にありましても、終始「北朝鮮に拉致された日本人を救出しよう」と、この言葉ほど私ども家族に取りまして、なんとしても心強く大きく胸を打ち、お力添え・ご支援をいただきます事は私どもの精神的な大きな支柱になっておりまして、本日はお休みの中をご来場いただきました会場の皆さん。
このような催しをご準備いただきました救う会東部の皆様方に、この席をお借りまして厚く御礼を申し上げます。

「川口の会」の立ち上げにつきまして若干お話させていただきたいと思います。
拉致被害者・田口八重子さんが17歳まで住んでいた地元町内会からの発信でございまして、田口八重子さんの家族と当初より支持・支援をいただきました行政とによりまして、「田口八重子さんを救う市民の会」として発足し、その後本籍・住居・勤務先等大変川口市に関わりの深い特定失踪者家族が加わりまして、家族・市民・行政と三位一体となった会の特徴から「拉致問題を考える川口の会」として、定期的な署名活動、ビラ・チラシの配布、会合、集会等においてのアピールと言う活動を継続しまして現在に至っておるわけでございます。

一方、私の弟も特定失踪者でございまして、先ほど来、杉野専務の方からお話をいただきました拉致事件の全貌の解明、失踪者の拉致の疑惑の有無、さらに拉致被害者の救出活動を支援されておる特定失踪者問題調査会に届出をしまして調査を依頼して参りました。
先ほどお話がございましたように特定失踪者と言いますと、公開・未公開者を含めまして460名。
それと埼玉県内でどれくらい特定失踪者がおるか?と言いますと15名。
15名のうちの6名が川口市に関係でございます。
これよりちょっと田口八重子さんのご家族、それと特定失踪者の私どもの家族もこちらにお邪魔していますので、ちょっと紹介をさせていただきたいと思います。
じゃ、すみません、ご家族の方こちらにお願いします。(会場脇に控えたご家族が登壇)

拉致被害者・田口八重子さんのお兄さんです。

★飯塚進さん(田口八重子さんの次兄)

(拍手)みなさんこんにちは。
私、田口八重子の2番目の兄の飯塚進と申します。
八重子が生まれ育った地元・川口に住んでおります。
八重子が拉致されましてから四半世紀もとうに過ぎて、まだ一向に話の進展が無く、いつになったら帰ってくるのやら本当にいつもいつも八重子の事を思って心配しております。
どうかこれからも皆さん、よろしくお願いします。
ご支援よろしくお願いします。(拍手)

★鈴木智さん

田口八重子さんの右側から6名が川口に何らかの関わりのある特定失踪者でございます。
井上克美さん、この方は46年の12月の29日に、お勤めが川口なんですね。
川口の会社の忘年会を終えた後、友人と別れた以降行方不明という事でございまして、年明けにお子さんが生まれる間際だったという事でございますので、自らの意思あるいは何らかの事情によって自分からね。
家出をするとかあるいは何らかの事とついては考え難い、いう事でございます。

次に鈴木賢でございます。
私の弟でございます。
47年の5月の28日になりますけども、その年に就職した会社の春のレクリェーションという事でもって、奥多摩に行くという事で当時の自宅でありました三芳町藤久保の家を朝6時に出てます。
今年で35年になると思うんですけど、この間、何らかの音沙汰と言いますか風の便りと言いますかね。
そういう事すらなく、全くの音信不通で現在を迎えております。

次に藤田進さんのお従兄弟さんの大平さんがお見えになっていますので、大平さんの方から。

★大平一男さん(特定失踪者・藤田進さんの従兄弟)

こんにちは。
私は藤田進の従兄弟の大平と申します。
後ほどお時間をいただけるそうなので、その時に藤田の事を少しお話させていただこうと思っております。

★鈴木賢さん

はい、すみません。
丁度真ん中にいる方が新木章さんですね。
新木章さんは昭和52年5月の21日の日に、川口市の自宅から「外出をするよと言って家を出たまま行方不明でございます。

佐々木悦子さんのお母さんが見えてますので。

★佐々木アイ子さん(特定失踪者・佐々木悦子さんの母)

皆様こんにちは。
いつもお世話になっております。
私、特定失踪者問題調査会の方でお世話になっております、佐々木悦子の母です。
よろしくお願いします。
うちの娘は結婚5年目でしたんですけども、埼玉銀行に勤めておりまして平成3年4月22日月曜日、朝出たまま。
銀行の方には行っておりません。
パスポートや免許証も家に置いたまま、社内預金なんかも全然手付かずのままで、後で免許証の書き換えとか戸籍の移動なんかも一切無く、何の連絡も無いんです。
私も娘が日本の土を踏むまでは頑張って頑張り抜いていきたいと思います。
皆様これからもご支援をよろしくお願いします。(拍手)

★鈴木智さん

石井久宏さんです。
石井久宏さんは、49年の5月の1日に失踪でございまして、100万円以上の営業資金を持ったまま自家用車で行方不明、いうことでもって現在まで何の消息もございません。

川口関係は以上なんですけども、こちらにですね。
生島さんがお見えになっていますので、どうぞこちらにどうぞ。
どうぞ、一言お願いします。

★生島馨子さん(特定失踪者・生島孝子さんの姉)

皆様こんにちは。
私の妹・生島孝子は東京でいなくなりましたので、こちらの会には申し訳ないんですが、同じ特定失踪者という事で皆様に知っていただけたらと思います。
よろしくお願いいたします。(拍手)

★鈴木智さん

今、田口八重子さんの写真と特定失踪者の6名の横断幕と、それから生島さんの紹介をさせていただきましたけども、私思いますのに特定失踪者が全部が全部拉致されたとは思っておりません。
がしかし、数人か数十人か数百人か分かりませんけども、北朝鮮で拘束され肉親を思い祖国を思って救出を待ち続けている、特定失踪者と言われている人が必ずやいる事は間違いの無い所だろうというふうに思っております。
北朝鮮にはたびたび日本は私どもは、いつもいつも騙され・試され・脅かされて全くこの状況をですね。
私ども考えて見ますと何ともやり切れません。
空しさ・歯がゆさ・悔しさ、このような気持ちを一体どこにぶつけたら良いんでしょうか?

ひとつは、私どもはやはりこの救出活動の歩みを止めない。
あるいは救出活動の火を消さない。
救出活動の炎を赤々と燃やし続ける事が一つではないか?と思います。
もう一つはやはり先ほど杉野専務の方からもお話がございましたけど、我々の世代でこの拉致問題を解決できなかったとしたならば、これは何と言っても日本の国の最大の汚点であり、この拉致問題を先送りする事がございましたらば、日本の最大の汚点として末代に亘って未来永劫残されていくんじゃないか?と大変危惧しております。

その為にもなんとしても我々の世代で、今年中とか来年中とか言っていますけども、やはり私はこの解決についてはかなりの長い道のりを覚悟をせねばならないと言うふうに思っております。
皆さん方に更なるご支援をいただきまして、我々としましても今まで以上にこの救出活動を加速させていきたいというふうに考えております。
本日はありがとうございました。(拍手)

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杉野正治 特定失踪者問題調査会常務理事の講演 

第二回埼玉県東部の会 講演会
~今年中に拉致被害者全員を救出へ~
07.2.12 南越谷サンシティ2F 視聴覚室にて

『杉野正治 特定失踪者問題調査会常務理事の講演 』

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皆さん、こんにちは。
調査会の杉野でございます。
今日はお招きを頂きまして大変ありがたく思っております。

今、古藤さんからもお話がございましたように拉致問題。
この問題、いわゆる家族会が出来てから10年経つわけですけども、全くまだ問題は解決していない。
私ども調査会ができたのが今からちょうど4年前でございます。
4年もこの問題をやっているとは私も思わなかったわけですけども、やはりそれだけ根が深い問題である、という事であろうと思います。
今日は私ども調査会の活動についてご説明をしていただきたい、という事でございますので、現在我々がどういう事をしているか?という事を話しながら、この拉致問題についてお話をしていきたいなと言うふうに考えています。

冒頭、ちょっとお話にもありましたけれども丁度6カ国協議が行なわれて、今日で終るような事を発表したようですけども、基本的には核問題について話し合う。
日本国政府もその中に何とか拉致問題を議題として、議題と言いますかテーブルに持ち出したいということは仰っておりますけども、これは枠組みとしては中々難しい問題である事はこれ間違いがありません。
拉致問題と言うのは基本的にはやはり北朝鮮と日本の問題である、と言うのが他の4ヶ国の認識であります。
じゃあ、日本と北朝鮮で協議が出来るか?中々出来ない。
いろんな所でキャッチボールを6ヶ国でやっているわけですけども、日本が投げる球を北朝鮮はキャッチしないわけですね。
ですからこの場で何かが出来ると拉致問題について何かが出来ると、中々期待は出来ないわけであります。

しかしながら、拉致問題だけを考えるとそうなんでありますけども、北朝鮮を攻め込んで行くにはやはり国際的な、やはり皆で力を合わせて追い込んでいくしかない。
その時一番有効な手立ては人権の問題なんですね。
北朝鮮の人権問題、拉致問題は当然のことです。
こちらの自国民を虐待している。
あるいは日本からの帰国者は、これはかなり昔から差別をされ、そして中には収容所送りにされている。
その強制収容所の実態というのも重要な問題であるわけであります。
こういった問題で北朝鮮を追い込んでいく。

人権の問題というのは、ある意味では世界共通の問題でありますし、しかも6ヶ国協議の議長国である中国も野口さんからお話がありましたように、非常に面映いと言うかこれで突かれると中国としてもあまり大きい顔は出来ない、いう事なんです。
そういう事で我々もいろいろな民間機関、難民救援基金や守る会あるいはRENK、そういったところと力を合わせながら、この問題を解決していきたいと言うふうに思っています。

我々の活動という事なんですけど、現在一つは昨年の秋からですね。
私どもマッピングリストと言うものを逐次公表を致しております。
毎月一回ずつ、一つか二つずつなんですけど、このマッピングリストと言うのはですね。
マップと言って地図と言う意味なんですけど、実は私どものところに今特定失踪者と呼ばれるリスト、460名の方がいらっしゃる、失踪者がいらっしゃるんです。
今日もご家族の方見えられているんですけども、この人たち、我々出来た当初からですね。
データを作っていくわけですけれども、明らかに共通点と言うのが出てくる、出て来たわけなんです。

私どもがこれまで発表した項目を簡単に申し上げますと、まず第一番目は目撃証言があった人。
これはかなり最近になってからなんですけど、北朝鮮の中で目撃証言のあった方と言うのを並べています。
それから朝鮮半島での失踪者、これは韓国なんですけども見つかったわけです。
それから医療関係、特に女性の方で看護婦さんでいなくなっている方が、かなりたくさんおられるという事でございます。
これ医療関係全部あわせますと、これ20名近くの方が460人の中でいなくなっている。

それから電話関係者、これはいわゆる電電公社の社員だったりとか、あるいは今生島(特定失踪者・生島孝子さんの姉)さんおられますけど、電話交換手をされていた方。
そういった方々が非常にたくさんいなくなっている。
それからアベック、それからご夫婦での失踪者。
これはなぜか1970年代に前半と後半に固まってポンポンと非常に奇妙ないなくなり方をされている、いう事でございます。
後半と言われますと、今帰っていられる蓮池さん・地村さん、それから鹿児島の市川さん・増元さんといったような方々ですけども、特定失踪者の中にもこの時期に非常にたくさんの方がいなくなられている、いうことでございます。

それから印刷関係者、これは最近でもちょっと話題になりましたけども、1970年を中心とした前後に印刷工あるいは印刷技術あるいは印刷の原版を作るのに重要な技術を持っている方、これがいなくなっています。
地域とするとこれは東京の東部から千葉にかけて、という事でございます。
それからこれは一緒くたなんですけど、原子力発電・核兵器・ミサイル開発、これは当然北朝鮮をミサイルあるいは核という事を見越して、というふうにしていたわけですけども、こういう方がたくさんいなくなっている。

中にはですね。
かなりご年配の方ならご存知かもしれませんけど、かつてはココム規制品というのが、対共産国主義国に輸出してはいけない品物と言うのがございまして、こういうのを作っていた日本でもかなり最高の技術を持っていた方がいなくなっている。
テポドンが飛んできて日本列島を越えて太平洋に落っこちた、という事がございましたけど、あの時はその失踪者の同僚の方が、「あれはあいつの技術でミサイルが飛んで来たんだよ」と言うふうに友達が言っていた、同僚が言っていた、いう事でございます。
そのくらい高度な技術を持った方がいなくなっている、いうことです。

それから失踪前後に不審な電話があったというような方が、これも非常に頻繁に見られるいう事でございます。
これはどういう事か?我々も中々図りかねるわけですけども、ひょっとすると拉致をした方が家族がどういうふうに感じているのか?探るために電話をして来たと。
あるいは、無言電話と言うのがあるんですけど、攫われる前に本人が「最後に一回だけ電話してもいい」と言われた。
それで無言だけど電話をして来た、という事かもしれません。
これは色々考えられるわけですけども、失踪直後に不振な電話がある。
これは割りと年数が下ってからもですね。
電話が本人、あるいは本人を知っている者から電話がかかってきたとしか思えない、と言うような電話が頻繁にあるということでございます。

それから後は年代的にですね。
例えば1980年代中盤あるいは90年代の初めに若い女性がいなくなっている、いうことがございます。
今日お出でになっております佐々木さんのお母さんでいらっしゃいますけども、佐々木悦子さんもこれに該当する方でございます。
それから学歴なんですけどもこれが非常に奇妙で、同じ中学校と高校だけに限定しますと14件の方が同じ中学・高校の出身でございます。
ここは埼玉ですから申し上げますけども、田口八重子さんと川口のご自宅からいなくなった新木章さん、この方同じ高校を卒業されています。
在籍は別だったんですけど後で同じ高校になっちゃったと言うパターンなんですけど、実はこういう同じケースが全国でも14件ある。
これは中学・高校だけでも。

サンプル数で言うと実は460件全部がお届けされているわけではありませんので、分かっているだけ300件。
300数件なんですけども、この中で14件が同じ中学高校を卒業という事で、これ統計的に見ても非常におかしな話でございまして非常に注目をしている。
大学の話、これはちょっとマスコミにも出てますけど、関西のある有名な私立大学ですね。
ここからはなぜか在学中に失踪した方を含めて8名の方がいなくなっている、というような奇妙な事が起きています。

こういったマッピングリスト、実はまだ完成していませんで逐次発表しておりますけども、例えば今日お手元に資料がありますけども消えた川口の7人。
あるいはさっき佐々木さんの話、あるいは新木章さんの話も出ましたけど、この地域的な問題ですね。
埼玉県の川口市、たくさんの人がいなくなっている。
我々がいわゆる1000番台としている方のこの中には、藤田進さん・佐々木悦子さん・新木章さん。
非常にですね、怪しいケースがこの川口には集中している。

あるいは西の方に行きますと神戸ですとかね。
そういった非常にこれも偶然とは思えないような失踪が相次いでいるという事でございます。
これはこれからも徐々にまた増やしていきまして、現時点ではまだ載っていませんけど近くHP上でも公開いたしますので、是非これご覧になっていただきたい。

実はこの奇妙な共通点と言いますか、これは我々調査会が出来た年ですか。
平成15年今から4年前、調査会が出来て半年くらいのときに実は発表した事があるんですけども、当時は中々特定失踪者と言うのが注目をされていませんで、中々マスコミの方も食いつきが良くなかったんですけども、今年になりましてこういったものを発表しましたところ、少しずつ取り上げて下さっておられる。
捜査機関の方も、警察の方もかなり注目をして来ています。
いうことでございます。

こうした事は我々のみならずですね。
今言いました捜査機関でも当然やられていなければ、もしかしたらやっているかもしれませんが、我々は良く分かっておりません、どこまでやっておられるか?は。
という事でございます。
ただしこれは国内だけ、我々が出来うることの範囲内でございまして、我々国内だけの調査だけでは今後拉致問題の全容解明というのは当然出来ないわけです。

当然これから救出という事をすでに考えなければいけない時期に入っていると思います。
そうした事を考えた場合にですね。
我々北朝鮮からの情報収集という事を考えなければいけません。
皆さんご存知の方も多いかと思いますけれども、私ども「しおかぜ」と言う短波放送をやっています。
これは一昨年の11月から始めまして1年数ヶ月になりました。
この短波放送、実は北朝鮮から一番いいのは拉致被害者から直接の連絡が我々のところにあるのが一番いいわけですけども、現在のところそれはありません。
しかしながら北朝鮮内部で声は聴こえる。
聴いている人がいる、と言うところまでは我々把握は出来ております。

北朝鮮向けのラジオと言うのは我々だけでは無くてアメリカもやっておりますし韓国もやっておりますし、いろんな所でやっております。
それを聴いてくれると非常にありがたいと思っておりまして我々は今やっているわけですけども、情報という事から言いますと我々は中々今まで北朝鮮からの情報と言うのは受け取ることができない。
あるとすれば向こうの何とか放送のいい加減な放送をせいぜい見るしかない。

いう事なんですけども、しかしこの情報と言うのを我々が把握して、そして拉致被害者を救出するとするとき、例えば北朝鮮内部で何か異変があったときに我々が手を突っ込んで乗り込んで、誰がどこにいるか?と言うのを把握して、そして救出をしなければいけないわけでございます。
そうした場合にやっぱり情報と言うのは重要になってくる。
我々この「しおかぜ」、短波放送のラジオなんですけどそれを中心としてですね。
一応「しおかぜ」プロジェクトと名付けましていろんな情報を収集して、そして出来れば最終的には北朝鮮のどこに拉致被害者がいて、そしてどうやって救い出すか?
いう事をすでに考えなければいけないという事で作業を始めております。

その中の一つでですね。
ひとつはこの「しおかぜ」の役割はこちらからも情報を入れる。
ベルリンの壁が崩れたときも、最大の大きかったのはやはり西側の情報がどんどん入ってきた。
これによって東欧内部が緩んできたという事がございます。
そういう事を我々もやっていかなければいけない。
出来ればですね、個人的なんですけどガセ情報の一つでも流しましてですね。
金正日をちょっとうろたえさせたいという思いもあるんですが、そういったことで情報の流入、それから情報をどうやって入れるのか?いう事を一つはやっていく。

もう一つは、先ほど野口さんの話にもありましたように脱北者がどんどんどんどん流出している。
そこからの情報も我々取って行きたい、と思っております。
韓国内にたくさんの脱北者がおられる。
あるいは報道にもありますけど、タイにもたくさんに脱北者が今おられる。
1000人くらいと言うお話で、やはりタイ国境にもたくさんの脱北者が押し寄せて来ている。
こういったところから情報を取れないだろうか?という事で今我々はアプローチをしております。
中には日本にも行きたいと仰っている方も数人おられるそうで、そういった方にもアプローチして行こうという事で今作業を進めておる所でございます。

かなり雑駁な話ではあるんですけど、我々が今やらなければなりたいこと、これはもう救出に向けてどうやっていくか?という事でございます。
先ほど6ヶ国協議という事がありましたけど、野口さんからも韓国はそういう情勢だと。
アメリカですけど、アメリカの状況はですね。
頼りにしたいところは無いではあるんですれけど、アメリカもブッシュ政権非常にぐらついておりまして、一つはイラクに非常に集中をしなければいけない。
この間、兵力の増派ということもありましたけど、それをやっている片方でアメリカが北朝鮮を例えば軍事的にオペレーションをかけるという事は中々期待は出来ない、という事だと思います。

しかもこの拉致問題という事に関して言えばですね。
我々日本がかなり主導的になってやって行かなければならない。
国際的に圧力をかけるという事は当然ございます。
この間国連の高等弁務官のアマルディさんと言う方とお話をいたしました。
「国連として何とか北朝鮮に手を突っ込んでもらえないものだろうか?」と言うような質問がその場であったわけなんですけども、やっぱり国連と言うのはですね。
安全保障理事会で制裁決議が出れば別なんですけど、それ以外ですね。
国連が手を突っ込んでやるという事は、北朝鮮と言うのも一つの国とみなされているわけですから、その国の中に手を突っ込んであれをしろこれをしろという事は出来ない、という事になるようです。

拉致問題という事で言えば、なおさら「そりゃ北朝鮮はいかん」と、非難決議はすると思うんですけどだから何かをやるという事は中々出来ない。
国際的な信用を失うだけなんですけど、北朝鮮と言うのは元々国際的な信用と言うのはございません。
「あんた信用できないよ」と言われたからと言って中々それに従うと言う国ではございません。
そういう事を考えるとやはりこの拉致問題と言うのは日本人が、特に日本人の拉致被害者を救出するためには日本人が何とか頑張って取り戻すという事を考えるべきであります。

拉致被害者は現在12ヶ国に亘っていると言われておりますけども、その中で一番力がありそして救出が出来る国というのはやはり日本を置いて他に無いという事です。
これは日本だけではなくて、そういった国々をリードする役割を我々は果たさなければならない、と言うふうに思います。
冒頭ご挨拶で日本の国家と言うお話がありましたけど、やはりわれわれ日本と言う国、それが出来る国なんであります、能力としては。
しかしながら長いこと我々は同胞を、同じ日本人を拉致されてきた。

「それは国の責任だ」という事は間違いないんですけど、その時に国と言うのはただ日本政府と言うだけではありません。
我々日本国民全員という事であります。
拉致をされたのは我々日本人全員の責任でございます。
であれば、これを取り戻すのも我々国民一人ひとりの力であると思います。
何とか今年早いうちにこの問題を解決する。
その解決の一つ、というか最大の部分はあの独裁政権、金正日の独裁政権を倒すことにあると私は思います。

そうでなければ、我々は民主主義国家であります。
我々一人ひとりの力を合わせれば、たった一人がすべてを決めてそしてすべてを命令して、そして自国民を殺してしまうようなそういう国に我々負けるわけにはいかないんです。
是非ともそういう事を心に刻んで、まだこれからも頑張っていきたいと思いますので、ご協力をよろしくお願いします。(拍手) 

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2007年2月25日 (日)

野口孝行氏(北朝鮮難民救援基金)の講演

第二回埼玉県東部の会 講演会
~今年中に拉致被害者全員を救出へ~
07.2.12 南越谷サンシティ2F 視聴覚室にて

『野口孝行氏(北朝鮮難民救援基金)の講演』

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こんにちは。
北朝鮮難民救援基金の野口と申します。
本日は、こういう席にお招きいただきましてどうもありがとうございます。

私たちの団体は、脱北者を支援している団体という事で、日本とですね。
韓国にももちろん私たちみたいに支援している人たちはたくさんいます。
私自身3年前の12月ですか。
北朝鮮から逃げてきた帰国者の人を助けているというですね。
作戦をしている間に中国で捕まって、8ヶ月拘束をされたんですが、韓国にもですね。
もちろんそういう方たちがいます。
で、実際そういう方が中国で捕まった場合、どういう仕打ちを受けるか?と言うのをですね。
そしてまた、韓国と言う国はどういう対応を取るのか?というのをちょっと私の場合と、完全に同じ条件では無いので多少状況は変わってくるんですが、違いみたいなものをちょっとお話したいと思っております。

皆さんですね。
記憶にある方もいらっしゃるかと思うんですが、今から4年前ですね。
ですから、2003年の1月に煙台ボートピープル事件というのがありました。
その時はですね。
漁船を2隻ですね。
これを使って日本と韓国に1隻ずつ脱北者を中国から脱出させるという作戦がありまして、それで1月の18日に決行させる。
船を出航させる予定だったんですが、その未明に一網打尽にされてしまって約80名くらいの脱北者の人が拘束されて、その計画に関わっていた現地の主に朝鮮族の人たちと、あと首謀者とされた韓国人が拘束されるという事件がありました。

でですね。
これ首謀者という方が崔永勲(チェ・ヨンフン)さんと言うんですが、裁判を受けまして5年と言う刑を言い渡されました。
その後ですね、3年11ヶ月の服役を経まして、去年の11月にですね。
中国から韓国に帰って来たと、そういう流れがありました。
それでですね。
私は実は彼が拘束される2週間前に中国の煙台で会っていまして、「こういう計画がある」という事を実は聞かされていまして、「日本に1隻のボートが行くから」と。
もしか行って、日本の領海に入って海上保安庁等々に連絡をして、「受け入れをお願いします」と言うような事を僕らの方に知らされていて、それで実際に煙台で僕が会って、捕まったと。

今回韓国に帰って来たときに私が韓国に会いに行ったんですね、今年の1月、2~3週間くらい前です。
で、色々話を聞いていくうちにこれは私のケースと凄い桁違いだな、という事で凄く驚きまして、まずですね。
彼が捕まって、もちろん韓国の領事が来るわけですね、彼に会いに。
そのカンショウ(?)に来たときに、領事の方が言うには「あなたは中国の法律を破ってしまったんだからしょうがない」と。
「これから裁判に行ってどういう結果が出るか分からないが、ここでずっと仕事もしないで寝起き出来るんだから」と、「ゆっくり休みなさい」と、「私も代われるものなら代わりたい」と、「私も忙しくて休めるものなら休みたいよ」と、そんなような言い方をしたらしいですね。

方や、私が捕まったときもすぐに領事館から人間が来まして、その時はですね。
「野口さん、心配しないでいいから」と、「日本の政府も一生懸命中国の政府と掛け合って、なるべく早く釈放されるようにこちらも動くから、大変だと思いますけど何か欲しいものがあったら今伝えて欲しいし、何か不都合があったら今言ってください」
まぁ、こういう感じでした。

それですね。
それから3年11ヶ月の間、彼は拘束されるんですが、出所になる2ヶ月くらい前から約1ヶ月の間ですね。
囚人たちが6人か7人か8人、寄って集って殴る蹴るの拷問を加えたっていうんですね。
それだけではなく、彼はキリスト教徒だったのでちょっとお祈りをする部屋が欲しいという事で、それは言ったらそれは認められて小さな部屋をあてがわれたらしいんですが、そこでお祈りをしていると後ろ、背後からですね。
その囚人の人たちが何人か来て、彼を羽交い絞めにして殴る蹴るをすると。

場合によっては彼を羽交い絞めにしてある時は、注射を持った医務官みたいのが来て注射を何回かされたと、いうこともあったようです。
その注射をするとですね。
とにかく意識が朦朧として記憶が無くなる感じがあったそうなんですね。
実際それが何だったのか?と言うのは実は分からないんですけど、彼が言うには実際韓国に帰ってきて、頭の調子もおかしくなったし、そういう暴行があった2ヵ月後に釈放になったという事を考えると、もしかしたらですね。
中国の政府が帰国が決まっている彼に対して、もうこいつ廃人にしちゃおうと。

廃人にすればですね。
実際どういう事があったのか?とかですね、どんな酷い事が現場で起こったのか?とか、そういう事をもしかしたらですね。
口封じしちゃおうとそういうような可能性も、深読みすればですね、あったのかな?というふうにも思いました。
私の場合は、刑務所ではなくて未決囚が収容されている監守所だったので、拷問みたいなものもありませんでしたし、そういった注射みたいなものもされる事はありませんでした。

その後、彼はですね。
去年の11月に帰ってくるんですが、最初に私のケースで言えば成田空港に着いたときには取材の方たちが来て、その後記者会見みたいなことを成田空港でして、そのまま帰ってきました。
その後は外務省の邦人保護課の方に呼ばれて、その時の状況ですね。
「どういう拷問をされましたか?」とかですね。
いろんなその、「体は大丈夫ですか?」とか、そういった事を聞かれるわけですよ。

方やその崔さんの場合なんですが、彼は空港に降り立って税関と言うか出口ですね。
ゲートを出ると搭乗口の迎えの人たちがいるところに出る前に韓国の警察が待っていまして、いきなり3年11ヶ月もそれこそ脱北者の人を助けようと思って一生懸命やっていた人にも関わらずですね。
「あなたには詐欺の罪がある、詐欺の容疑がある」と言ってですね。
「現行犯で逮捕する」と言って手錠かけられて連れて行かれそうになったと言う事なんですね。

それはどういう事か?というと、彼は脱北者を助けながら中国で事業をしていて、それは建設機器の部品の商社みたいな事をやっていて、どうやらいくらかお金を借りていたらしいんですよ、その事業のために。
それが確か200万くらいだったと思うんですが、借りていてもちろんそれは返すはずだったんですが、3年11ヶ月の間返せるわけ無いですよね?捕まってしまったんですから。
それを盾にですね。
「あなたは返すはずだったお金をこの間返していない」という事でですね、「これは詐欺だ」ということで逮捕されそうになったと言うんですね。
実際その逮捕状を良く見てみると、罪状なんかも身に覚えの無い事が含まれていたり、生年月日なんかもいい加減だったりしたらしいです。

そうするとですね。
中国の方も拷問をかけてですね、彼を破壊しようとしたと。
もうひとつ自分の国である韓国に帰って来てですね。
あたかも彼が空港を出て記者に何か話そうとするのをですね。
阻止するような感じで口封じするような感じでですね。
降り立った瞬間に彼に手錠をかけてそのまま留置をしようとするという、そういうですね。
耳を疑ってしまうような事件が実際去年の11月ですか。
起こっているという事ですね。

彼は結局その後おそらくそのストレス、せっかく帰ってきて家族にも対面する前に手錠をかけられたと言うストレスだったと思うんですが、ちょっと頭がその当時おかしくなっちゃったような状況で。
たまたまその留置場に入れられる前にそこに迎えに来た国会議員の方がいて、「私が彼の身柄をちゃんと保証するから今日は返してあげなさい」と「国会議員として保障するから」と、帰る事が出来たんですが。
手錠を外されて家に帰ってもですね。
やっぱりPTSDというか凄く情緒が不安定になって、もちろん家族に会えるのは嬉しいんですけど、夜パッと起きて奥さんの顔を見るとそれが自分をリンチした囚人と同じに見えたり、時によっては奥さんとか子供が監守の人たちに見えるという事で、結構最初の1ヶ月くらいはですね。
家族に暴力を振るうという事があったらしいです。

実際に病院に行くとですね。
統合失調症なのではないか?と言う診断を下されまして、これで家族もですね。
これまで支援して来た人たちも、これで大変だなという事になったんですが、落ち着いてみてですね。
何軒かの精神科医をたずねて行ったところ、あれは急激なストレスが加えられたことによる一時的な錯乱状態だったという事で、統合失調症というのは誤診だったらしいんですね。
それで今、徐々にですね。
そういった状況から脱して精神的にも安定してきていると言う状況らしいです。

ただですね。
これだけ本当に韓国と日本の間でも、人道支援家と言う人の目を通してみてもこれだけ大きな差があると。
もちろん彼がやった事は僕がやったことよりも規模が大きいですが、それでもですね。
これだけの大きな差があって、逆に言えば彼のやったことと言うのは本当に自分の民族を助けると言う、韓国の人たちが常々言っていることをやったにも関わらず、そういったとんでもない仕打ちを受けるという事をですね。
今回、本当にまざまざと見た思いでした。

実際ですね。
本当に韓国の人たちは太陽政策とか私たちの民族とか色々言うんですが、そういった事は今に始まったことではなくてですね。
実際に私もまだ東南アジアとかで、動いていたときに脱北者の人をですね。
あれはカンボジアのプノンペンだったんですが、子供6人をですね。
プノンペンの韓国の大使館に「保護してください」と連れて行ったときにですね。
凄く嫌な顔をされまして、「今回今日は彼らを受け取りますが、次にまたそういう事をしたらですね。私たちはあなたたちをこの大使館に入れる事は出来ない」と韓国人の参事官が言ったりするんですね。
本当に不思議な国だなというふうに、その時に思ったんですが。

この後萩原先生の方からおそらく詳しい話があるかと思うんですが、1月に韓国に行って「実際今年の大統領選どうなるんでしょうか?」という事を何人かの人に聞きましたが、おそらく今のウリ党で野党でハンナラ党がありますけど、ハンナラ党が仮に政権を取っても状況はあまり変わらないでしょう、と言う意見が大半でした。
もちろん今の盧武鉉政権を批判するために、ハンナラ党としては今の太陽政策は間違っているとかですね。
そういった発言をする人たちも多いんですが、基本的には無関心だって言うんですね。
自国の拉致問題に対しても無関心だし、脱北者の問題に関しても無関心だと。
選挙に勝つための材料としてウリ党の今の政策を批判する事はあるけど、結局どちらが勝とうとも基本的には無関心だし、あまり大きな変化を期待してはいけないと言われました。
そうなるとですね。
やっぱり脱北者、人権・人道の問題にしろ拉致の問題にしろ、韓国に頼る事は無駄だというか、頼れないのかな?と言う思いを本当に強くしました。

最後なんですが、今の実はお話した話がですね。
おそらく2月の25日、もしくは次の週だと思うんですがこの崔永勲さんという韓国の人道活動家の方とですね。
話とかですね。
韓国の今の状況とか含めた話が報道特集で放送されると思いますので、宜しければご覧になっていただいて韓国の状況をご覧になっていただけたらと思います。
どうもありがとうございました。(拍手) 

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