カテゴリー「時流」の記事

2007年12月17日 (月)

youyube動画(テスト)

北朝鮮人権問題啓発週間のイベント

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2007年9月 4日 (火)

9.17渋谷街頭活動のおしらせ

来る9月17日(月・祝)渋谷ハチ公前で、

 『小泉訪朝から5年 思いだそう、あの悲しみと怒りを!
     私達は訴える、拉致被害者全員の救出を!』 

 

と題して、「9.17渋谷街頭活動」を行います。

5年前のあの日、あなたは、涙したはず!
思いだそう、あの日の怒りを! 救い出そう全ての被害者を!
私達は忘れない!あの怒りを!
5年前、平成14年9月17日、小泉首相の訪朝を期待と不安を胸に見守った。 
北朝鮮の答えは「5人生存、その他は死亡・未入国」と非情なものだった。
あれから家族は訴え続けた。しかし、拉致被害者の多くは北朝鮮に残されたままだ。
5年目の節目に、国民全体が救い出す意志を再確認するために私達は街頭に立つ。
  特定失踪者を含む全ての日本人拉致被害者救出のために、
世界中の拉致被害者救出のために、
私達は、首都東京、渋谷からから発信する。

一刻も早い拉致被害者全員救出のために、
  あなたも街頭活動に参加してください。
 

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日  時:平成19年9月17日(月・祝日)
     午後1:00~3:00
場  所:渋谷ハチ公前広場(大型掲示板付近)
呼びかけ人:東京都議会拉致問題解決議員連盟 古賀俊昭 都議 
企画運営:東京ブルーリボンの会・蒼き星々
協  力:拉致問題を考える川口の会・特定失踪者問題調査会
     北朝鮮難民救援基金 松浦芳子杉並区議
活動内容:
被害者の名前の読み上げ
  救う会認定被害者・東京関連特定失踪者問48名・川口特定失踪者の読み上げ
ARNKA タイにおける国際人権会議との連帯(予定)
ブルーリボン配布
チラシ配布
     しおかぜ・政府リーフレット
     東京都作成特定失踪者チラシなど
街頭アピール
9.17渋谷宣言
署名活動(予定)

集  合:12:30 ハチ公前
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ボランティアの方々は「東京ブルーリボンの会」幹事の現場指示に従っていただきます。
※この件についての問合せ先: jewel@blue-stars.org

関係各団体への参加要請中。拉致被害者ご家族・特定失踪者ご家族も参加予定。

尚、この活動で、配布するブルーリボンの作成者を募集しています。

心を込めて作ったリボンが、受け取った人にあなたの想いを伝えてくれます。
日本中にブルーリボンが広がるように、どうぞ御協力ください。
連絡は、上記アドレスへ、郵送先をご案内します。

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2006年4月30日 (日)

拉致を訴える政府ポスターについて

このポスターについては、デザイン、キャッチコピーなど批判も多く見られます。
それは救う会が作ったものではなく、政府が作ったものであるため、更に批判は激しくなっているようにも思います。もし、これが救う会の作ったものであれば、コピーもデザインも違ったかもしれません。そして、救う会が作ったものであれば、多少の不満も表面化しなかったかもしれません。

しかし私は意味は大きいと思うのです。
一つは、政府が公費で作ったという点です。救う会は昨年末からポスターを考えていました。そのことは関係者から聞いていました。いつになったらできるのだろうと思っていましたが、政府が取り組むと言うことで、救う会は政府に任せたのです。
心ある人のカンパで運営している救う会に資金が豊富な訳がありません。昨今は拉致被害者が新たに判明した韓国、レバノン、マカオ、タイ、韓国などと連携のため、外国に出向くことも多いのです。
会の関係者も「政府が作ってくれるから」とおっしゃっていました。資金的にも、連絡配付の実務を考えても、20万枚を全国の公共機関に無料で配布し貼ってもらうことは、なかなか、難しいのだと思います。
駅構内の掲示にも広告料がかかる時代、それも、良い場所はそれだけ高くなるわけですから。

だから、色々文句はあっても、このポスターはありがたいことであり、できるだけ目立つところに貼ってほしいのです。20万枚と言っても、全国各都道府県に、5000枚程度の数ですね。各県の県庁、市役所、窓口、図書館、公民館を考えれば、ほんの僅かですね。駅などにも配付するそうで、すでに都内の地下鉄駅でご覧になった方も有るそうですから、東京の私鉄だって、駅ごとに貼るほど数はありません。

私達は、このポスターを批判しているだけではいけないのです。それぞれの意見を伝えることです。
もっと良いものを、もっとたくさん貼ってほしいという希望を伝えることです。
国民の多くが、それを望んでいる、ポスターの反響が大きいと言うことがわかれば、増刷、改善だってあり得るわけですから。

ところで、今日とてもいやな新聞記事を知りました。
政府制作のこのポスターを使って、小泉政権を皮肉ったパロディです。

拉致のポスターを利用してこんな形で、小泉政治を批判する、この記事。この記事全文読んでいないのですが、この画像だけでも、私はがっかりします。

新聞記事のほうは、「日本は見捨てない」と言いながら、小泉首相の政策で 格差社会を作り沢山の人を見捨てたじゃないかと言う風刺 なのですね。

拉致問題の解決と小泉政治批判を意図的に関連づける、この左の人たちの巧妙さを、しっかり見てください。
そもそも、拉致問題と、小泉政権批判を同列に扱うこと自体が、間違っているのです。

小泉批判に、このポスターを利用すること自体、拉致問題を茶化していることになるし、せっかく早紀江さん達がアメリカで努力して、世界の人権問題として訴えてるときに、拉致問題をわざと矮小化して見せているようで腹が立つのです。

朝日新聞には、是非抗議をしてください。
せっかく盛り上がろうとしている世論を、さめさせるような、コメンテーターの言動も昨日今日目立っています。もっと私達が声を上げなければ、意図的にこの動きを封じ込めようとする人もいるかもしれないのです。

ところが、みなさん考えてください。私達は不満の余り、同じようなことをしていませんか?
左の人は、そこのところを上手くついてきたように私には思えます。
朝日新聞のこの記事は、そのことを良く現しています。
あなたは支援者としてそう言うスキを彼らに与えていませんか?

私達の最終目的は、被害者の奪還です。経済制裁も、それをなかなか実行しない小泉首相への批判も、奪還のための手段です。にもかかわらず、小泉批判や打倒が目的になってしまっていませんか?

私達も注意すべきです。
拉致問題を矮小化する人々は、狡猾です。
その狡猾な人々に、私達はスキを見せてはいけない。
目的である奪還のために、そのあたりも気をつけていきたいものです。

◆―――――――――――――――――――――――――◆
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2006年4月26日 (水)

めぐみさんの写真展(札幌)

横田めぐみさんの写真展始まるSTVニュース STV


   北朝鮮による拉致の現実を肌で感じることができます。開催の中止を要求する脅迫状が届き、急遽、会場が変更された横田めぐみさんの写真展がきょうから始まりました。

これは、13歳になったばかりのめぐみさん、事件前の最後の写真です。この1か月後にめぐみさんは北朝鮮に拉致されました。この写真展は横田さん家族を支援する団体が開きました。展示されている写真はおよそ100点。そのほとんどが、札幌出身の父・滋さんがめぐみさんの嫁入りの時に持たせようと撮りためたものです。そして、北朝鮮政府がめぐみさんだとして提示した写真です。両手を前に組む姿勢は拉致前に撮影されためぐみさんと同じ姿勢です。めぐみさんが習っていたクラシックバレエの基本の姿勢です。
(訪れた人)(めぐみさんは)中学生でいなくなったので母親の気持ちがわかる。幼い子供を非常にも拉致した国に怒りをおぼえる
この写真展をめぐっては会場として予定されていた百貨店に写真展の中止を求める脅迫状が届き、急遽、会場が変更されました。
(山内記者)取材するにあたり私たちはこの腕章の着用を求められました。こうした写真展で腕章の着用を求められるのは珍しいことです。そしてこちらでは普段より多くの警備員が警備にまわっています
また、きょうは横田滋さんと同じく3人の子供を持つ札幌市の上田市長も会場を訪れました。
(上田文雄・札幌市長)(自宅には)それなりに家族の写真がある。それと思いを合わせるとせつない
厳重な警備の中での写真展ですが北朝鮮による拉致の現実を身近に感じてほしいという父・滋さんの想いが伝わってきました。


いよいよ始まりました。
会場には、上田札幌市長も訪れたとのこと。上記STVのサイトでは動画もご覧になれますので、是非みてください。

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2005年11月18日 (金)

【拉致問題解決に対する立ち位置・主張を伝える為の 10 個の質問】

私の場合

 1.拉致被害者家族会が北朝鮮への経済制裁を訴える事に違和感を持つ。(#ご家族に対して、どれだけその心情を汲み取り、感情移入しているか?)

 (1)とても違和感を持つ。
 (2)違和感を持たないことも無いが、心情は理解出来る。
 (3)この様な主張を行うのはある意味当たり前である。
 (4)拉致を解決できず、経済制裁が出来ないのは、私たちの力が足りないからである。申し訳ないと思う。
 (5)その他。
 
  ◆答え(2)
    心情は理解できる。万景峰号は早く止めて欲しい。在日の方さえそれを望んでいるとの声を聞いた。
    が、北朝鮮への圧力のかけ方は、特定失踪者問題調査会がはじめたラジオ放送や、国による拉致調査機関の設置など、サイドからの攻撃=崩しも必要だと思う。制裁に踏み切れない政府にいらだつよりも、現実的に形になる政策を求めることも大切。

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 2.例え拉致問題が解決しなくとも、今後、同じ出来事が自分の身に降り掛かるとは思えない。(#拉致問題を、どれだけ身近なものとして捉えているか?)

 (1)現実的に考えて、自分の身に降り掛かるとはとても思えない。今日において北朝鮮による拉致が明るみになった以上、迂闊に工作活動を行う事は出来ないと考える。
 (2)何とも言えない。
 (3)自分の身に降り掛かる可能性は十分にある。拉致に関わった北朝鮮工作員が、処罰される事無く現在も日本社会において根を下ろしている現状を考えるべき。
 (4)その他。
 
   ◆答え(3)
   総連が現存している状況は、常にどんな脅威にさらされるかわからない状態。拉致でなくテロもありうるし、それに巻き込まれる危険は常にある。
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 3.小泉政権による対拉致問題への取り組みは、生ぬるいと考える。(#拉致問題に取り組むにあたり、急進的な思考に立脚した論考を積極的に行うスタンスにあるかどうか。)

 (1)生ぬるいと考える。拉致被害者に残された時間はそう長くは無い事を踏まえるべき。
 (2)何とも言えない。
 (3)生ぬるいとは考えられない。多少時間が掛かっても、着々と地に足の付いた取り組みを行うべき。
 (4)その他。

   ◆答え(1)もっと積極的に動いて欲しい!
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 4.小泉政権による対拉致問題への取り組みが、拉致問題の解決へ大きく寄与していると考える。(#政府の取り組みに対して、どれだけ信頼を置いているか?)

 (1)寄与していると考える。
 (2)何とも言えない。
 (3)寄与しているとは考えられない。
 (4)その他。

   ◆答え(2)
   確かに一時はその動きがあった。しかし、今小泉首相の目をみて、拉致が一切視野に入っていないように感じる。
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 5.国際社会における米国との連携が、拉致問題の解決へ大きく寄与していると考える。(#他国との連携のあり方をどう考えるか?)

 (1)米国と連携した北朝鮮への締め付けが、今後の拉致問題の進展に大きく寄与していく。
 (2)逆効果、中韓と連携して融和政策を取るべき。
 (3)法整備も含め、日本単独で解決する道を探るべき。
 (4)その他。

   ◆答え(3)+(1)
    日本が独自に解決を目指さなければ、世界も動かない。積極的に方針を示し、アメリカやヨーロッパ、アジア各国にも発信し、世界に日本が訴えていって初めて解決に動くのでは?政府として日本からの発信が少なすぎ。
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 6.北朝鮮問題は日本の安全保障としての核の問題が第一優先事項。ここで対応を間違うと数千万人の単位で被害が出るから。数十人、最大でも数百人の拉致被害は優先順位では二番目だ。(#現実主義的思考の度合いは?)

 (1)冷酷だがその通り。もちろん拉致被害者には同情するし解決して欲しいと思うけど…。
 (2)何とも言えない。
 (3)反対。核の脅しに屈して妥協することは北朝鮮の狙いにはまることでしかない。国家の尊厳を失うことは国家としての自殺なのだ。
 (4)その他。

   ◆答え(3)妥協する必要はない。
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 7.拉致被害認定者である残り 11 人の帰還を以って、「拉致問題の解決」と考える。(#何を以って「拉致問題の解決」とするのか?)

 (1)拉致認定被害者が帰ってさえくるのであれば、「解決」と考えても良い。
 (2)拉致被害者の数は 11 人とは限らないかもしれないが、結果として妥当であると考えても良い。
 (3)拉致の可能性が濃厚な特定失踪者を含めた残り 100 人以上の人々はどうなるのか。とても「解決」と考える事は出来ない。
 (4)その他。
   
   ◆答え(3)
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 8.日本人拉致被害者のみならず、その他外国人の拉致被害者、また、北朝鮮国内における人権問題の解決も併せて目指していくべきだ。(#自国以外における北朝鮮問題をどの様に捉えているか?)

 (1)当然である。自分達だけ助かれば良いという考えは、道徳的にも国際的にも、到底受け入れられる事ではない。
 (2)もちろん、これらの問題が解決するに越した事は無いし、日本政府も取り組んでいくべきだとは思うが、優先順位は考慮されて然るべき。
 (3)まずは自国の拉致被害者を救出する事が先決である。あれこれ手を広げた結果、拉致被害者救出に支障をきたしてしまっては本末転倒である。
 (4)その他。
 
  ◆答え(2) スタートはまず日本から。
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 9.北朝鮮の体制が崩壊しない限り、この問題は解決しないのでは?(#北朝鮮体制の現状に対する認識、体制崩壊への方法論)

 (1)そう思う。アメリカに対する強力な外交カードを握って武力制裁に踏み切らせるしかない。
 (2)そう思う。でも中国と韓国がそれを許さないだろう。どうしたらいいのか分からない。残念だけど長引きそう。
 (3)ある意味そう思う。しかし拉致問題はある程度のところでいったん手を打って国交正常化を先に行うべきである。北朝鮮に市場経済が導入され、不可逆的に日本への依存度が高まれば自ずと政治的自由を求める声が高くなり先軍独裁体制は実質的に変化する。そのとき、拉致の解明は一気に進むであろう。
 (4)そうは思わない。このまま対話と圧力だ。圧力として経済制裁が必要。
 (5)その他。

  ◆答え(3)
     崩壊まで待つ事はできない。崩壊を恐れる韓国、中国が延命策をとるのは必定。

韓国の負担が多すぎる。韓国主導で半島がまとまるためには、統一ではなく、一時的に北朝鮮自体が自らで体制を立て直す時間が必要。ある程度整ってから統一を。
その間、中国に手を出させない国際圧力が必須。これは国連で。(私は現在の国連の肥大化には幻滅しています。常任理事国入りにも一時反対でしたが、少し考えが変わりました。)その為にも日本の常任理事国入りは必要かもしれない。
必ず崩壊する歴史の必然を加速させること。
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 10.この運動をきっかけに日本の愛国心の高揚を図り、他の様々な問題に対しても応援に向かい団結していくべきである。(#「運動」のあり方に対する考え方、日本国においての拉致問題の位置付けをどの様に考えるか?)

 (1)その通り。拉致問題と他の国益に関する問題は直接は関係ないが間接的には関係している。問題は愛国心だ。
 (2)何とも言えない。
 (3)反対。政治的なイデオロギーを持ち込むと運動の方向性が拡散するし、敬遠する人も出てくる。むしろリベラルな人でもこの問題には賛同するし怒りを覚えるという立場が大事。
 (4)その他。

  ◆答え当然(3)
  今、一番危険な時期だと思う。


関連話の花束
質問制作者サイト善ポコのタコ部屋で質問への回答がまとめられています。ご参考に。

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2005年10月 9日 (日)

大衆世論に訴えるために

昨日の藤沢は、お話しも市川さん、横田哲也さんの訴え、フォラツェンさんの韓国の状況についてのお話、特定失踪者問題調査会の岡田さんのお話、西村幸祐さんのお話と、盛りだくさんの内容でした。

何故金正日が拉致を認めて3年も経つのに、状況が変化しないのか、何故日本政府が積極的に拉致に取り組まないのか?本当に不思議になります。

その元凶が何処にあるのか、その部分にも岡田さんは触れていました。

私は、九条の会の活動をみて、その組織力、動員力、意思の硬さを体で感じます。参加している人の表情、態度から、この人達は確実に拉致問題へ「後ろ向きなんだ」という感触を体で感じるのです。

この人達と一緒に拉致に取り組むことは非常に難しいのだと思いつつ、少なくとも運動のまとめ方、組織力には、我々も学ぶべき点はあるのだと思います。

たとえば、ボランティア名簿の活用、救う会活動への参加登録など、連絡網を活用することで街頭活動ももっと盛り上がるのだと思います。

地方の会では、それぞれ努力していると思います。会員制度をとっているところもあるでしょう。しかし、首都東京では、そういったものは見かけません。家内制手工業状態ではないかと。

通常サラリーマンはそう簡単に自由な時間を取ることが出来ません。だから、どうしても活動の中心にはなり得ない。でも多くの人が少しずつの時間を組み合わせて、5人で一人分の活動を作り上げて行くことも出来るのだと思います。

街頭もいつも同じメンバーではなく、みんなで交代で参加していけばいいと思うのです。
上手に組織を作っていくことも大切なのではないかと。

昨日初めて拉致関連の集会に参加した方が、集会にについて素直な感想を聞かせてくれました。
何度も参加していると気がつかなくなっている部分、見えなくなっている部分もあります。そのことに気付かせてくださいました。

新しい参加者が気持ちよく参加できる集会というのもこれからのテーマだと思います。
大衆世論を味方にするためには、内側で「小泉退陣を言わない支援者は正当ではない」とか「ものの言い方がヘタだから気に入らない」などといっている場合ではないのだと思います。

やはり広げることが大切です。

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藤沢駅で感じたこと

藤沢の駅では、よく「九条の会」の人が街頭活動をしています。共産系の方が大勢で。
今日も(8日)活動をしていました。駅に着いて、そののぼりとちらし配布の人数の多さに、うらやましささえ感じました。
こんなに大勢で街頭活動をした経験が余りないからです。

その中で、救う会神奈川の方がふたり、一生懸命集会の案内をなさっていました。
ほんとうにご苦労様と声をかけたくなりました。多勢に無勢なんですもの。

他の署名活動でも、「九条の会」とバッティングしたことがあります。もの凄く冷たいです。
こちらのマイクが使えないぐらい、連続で話し続ける。とうとう、「同じところで訴えるのですから、交代でマイクを使いましょう」と声をかけました。なんとか交渉は成立しましたが、勿論署名はしてもらえません。最後に「拉致は大切な人権の問題です。この問題にも関心をもってください。」と言って、早紀江さんのことばを印刷した物を渡しました。「電車の中で良いです、絶対読んでください」と言い添えて。

何故この人達には、「拉致の悲惨さ」が伝わらないのか?
兵本さん、萩原遼さん、小川晴久さんのような方は、ほんとうに貴重な存在だと再認識します。

「九条の会」は、とても壁が厚いと感じました。
「九条の会」はともかく、国民世論を味方に付けるための、訴え方はどうあるべきか、もう一度考えるべき時でもあると、思います。
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2005年8月28日 (日)

アジアの中で生きるために

中・露の海上封鎖演習は重大な行為だと思う。イージス艦が給油のために寄港するだけで、がなり出す北朝鮮に比べて、余りにも静かすぎる日本という国。ここにも拉致問題が進展しない素地がある。

momoedake管理人が書いているとおり、自己主張が主張すべきをはっきり主張して行かなくては、現在の東アジアでの国際関係を円滑に進めることはできない。

『靖国参拝をすると日本が戦争を始める』という飛躍した論理を共有する左の日本人は何時から生息しているのだろう?教科書が一部変わったからと言って、戦争をしたいと思う子どもは、今の日本には皆無だと思う。ゲームや携帯のほうがずっとおもしろいし、今の日本の子どもには残念ながら闘いなどできる『耐える』という精神を持ち合わせない。

街の監視カメラや犯罪者の情報を警察が把握することが人権に関わるという考え。
国の諜報機関の設置を治安維持法に繋がると考える人たち。
犯罪者の権利だけを守って、被害者の人権を置き去りにするマスコミや識者。
青山学院の英語の入試問題を非難する人たちは、現代の子どもの正直な実態を知っているのだろうか?

過去のトラウマだけに囚われて恐がり、必要なことを行ってこなかったことが、今の社会を生んでいる。拉致問題の放置もその中で生まれた。

戦争に勝った「正義の国がそんなことをするわけがない」「理想の共産主義は犯罪を犯さない」

終戦前後のソ連の行動は、正に火事場泥棒のようなものだった。北方四島をなんの苦もなくさらっていった。そのソ連は崩壊した。理想の制度とされたコルホーズ・ソホーズによる国家による集団経営は、競争と生産性を無視したため破綻した。

日本の社会保険庁などの腐敗は、ほとんどその縮図のようなものだ。日本の中には労働組合が勝ち取ってきた働く者の権利によってできあがった社会主義の「負」の部分が蔓延している。

私達は戦争をしたいとは思わない。
子どもが言う「戦争したいのは中国だ。一回やって勝ちたいんじゃないの?」

外国から言われたい放題。拉致もやられっぱなし。
いったい日本は何時からこのような国になったのかと思う。
私達は、素直に歴史を学びたい。

言うべき事は言う。必要なことは行う。他国との間でもしっかりした主張をしていかなければ、日本は領土さえ失いかねない。

中学の歴史教科書を読んだ。元寇についても教科書では「友好の国書を持ってきた朴世忠(元の使者)を殺した」などと書かれている。更に寸劇まで指導されている。
※------------------※
寸劇の内容
時は1275年4月、山口県にやってきた元の使者朴世忠は、皇帝の国書をもってきた。彼は鎌倉幕府の最高指導者北条時宗にようやく合うことができた。

役 人:「元の使者朴世忠が持参した国書です」
時 宗:「また国書を持ってきたのか?・・なに!元の家来になれと言うのか?けしからん、この使者を切り捨ててしまえ!」
役 人:「はっ!」(刀を抜いて)「えい!」
朴世忠:「う!」(倒れる)

ナレ-ター
使者朴世忠が殺されたことを知った皇帝フビライは、二度目の日本攻撃の命令を下した。

(教育出版)中学社会歴史~未来をみつめて~ より
※------------------※
○この寸劇で子ども達は何を感じ、何を学ぶのだろうか?

半島は元へ服属してから、長い間大陸の属国に近い状態が近世まで続いていたにも関わらず、敵は「日本」という見方をしている。

今、拉致問題をきちんと解決しなければ、一方的な日本批判が火種として21世紀以降に引き継がれていく。

「言うべき事は言う」

この姿勢をきちんと打ち出し、今拉致問題を解決し、アジアでの日本の立場を確固たるものとして築かなければ、子ども達は何時までもうつむき、犯罪も核も麻薬も、北朝鮮のやりたい放題になってしまう。

また、秋がやってくる。9.17から3年という時は過ぎた。

このままでは絶対いけない。その気概を日本外交に求めたい。
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2005年8月24日 (水)

民族性

 2005年8月21日(日)蒼き星々掲示板の投稿

近頃、仕事の関係で中国人や韓国人と席を同じくする機会が多くなったので、その中で気づいた点を記しておきます。これは私だけが言っているのではなく、幾つかのセミナー( いわゆる日中セミナーなどのビジネスセミナー)に出席しましたが、そこでも言われていることです。
中国人や韓国人の特性として、自己主張が極めて大きいことです。逆に、日本人の場合、自己主張が少ないのです。実際の現場で、どんな事が起きるかと言えば、会議をしていて、彼らがその時のテーマに知識が無く、発言のチャンスが無い場合でも、少しでも何らかの知っている事が話題になると、テーマには関連が無くてもそれについて自分はそれについて見識があるんだと喋り出し、その話がかなり続くのです。その件は、テーマとは違うからと、発言を中断させるのに苦労します。これが、一旦、何かの都合で彼らの領域を侵した場合は、大変です。極めてヒステリックに騒ぎだし、問題を大きくするのが常です。逆に日本人の場合には、他人から促されて始めて、話が始まるケースが少なくありません。
また、何か問題が起こると、その責任の所在が日本人の場合は、割と決着が早いですが、中国人や韓国人の場合には、一悶着あるのが常です。日本人は自罰的であり、中国人、韓国人は他罰的です。
これは、多少バラツキはありますが、チャンスを狙うことには積極的です。メインの職業は大学や学校の教師や役人だが、副業として別のところに勤めていたりとか、会社を持っているとか日常的に聞く話です。極端なケースでは、自社が扱っている製品のニセモノを同時に取り扱うとか日本では考えられないことも耳にします。
ここで大事なことは、( 最後の例は、犯罪ですが )、これらは民族性として理解してそれ自体を非難するよりも、彼らはそういう考え方をするものであり、こちら(日本人)はそれに即した対応をすることが大事だと思います。
今までの日本人は、中国人や韓国人から、( あるいは、それを代弁する日本人から )、一方的に非難されても、過去に「負い目」があるから、あっさり全面的に当方の非を認めることを繰り返してきました。自己主張が強い者が、自己主張をしない者に、他罰的に非難することを、自罰的に受け容れているのです。これが民族性が逆転していたら、全く違う展開になるでしょうが、世の中は皮肉なものです。事態は一方的に悪い方に回転していくのです。
( 実際のビジネスの現場では、どうしているかと言えば、当方の主張をきちんと説明することに重点を置きます。それを相手が受け容れるかどうかがポイントになりますが、後々、問題を起こすより、最初に彼我の問題を明らかにすべきとの考えです。)
しかし、戦後60年を経て、そして、拉致事件を通して日本人は、主張すべきことは主張しなければ、日本人としての存在をも否定されることに気づきました。
13歳の女の子が理由もなく拉致され、その犯人が分かっても、過去の日本に問題があるから犯人サイドへの援助が先であるなど、上に展開した民族性そのものです。北朝鮮はそう主張し、今までの日本人はそれに対して唯々諾々と受け容れてきました。私たちはそれに対して、それは間違いであると訴えています。こういった日本人が確実に増えているのでしょう。8月15日のNHK「戦後60年討論会/日本の、これから」を見た人も多いかと思います。最後の携帯電話でのアンケートにそれが如実に出ています。
質問 : 日本人がアジアの中で歩んでいくのにどのような姿勢がより大切か?
 1.自分の立場を主張すべき
 2.相手の立場を考えるべき
というアンケートでした。アンケートを取る前は、質問が悪い。1も2も必要であるとの指摘が会場から起きていました。しかし、全国の携帯電話からの結果は以下のようでした。
携帯の生アンケートの結果・・・
 1.自分の立場を主張すべき 31,216人
 2.相手の立場を考えるべき 10,131人
実に75%以上の人が、日本人はもっと自己主張をすべきであると回答したのです。これは、今までの日本人が自己主張を全くしてこなかったという反省そのものではないでしょうか。日本人は確実に目覚めつつあります。そして、そういう人を増やさなければなりません。子供が夏休みの方は、教科書を一読してください。そこに何が書いてあり、書いてないのか。私たちの子供のころとは相当違うと聞いています。 (momoedake)

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2005年8月21日 (日)

半島アレルギー?

時折「誰が半島の血が入っている、だから彼(又は彼女)は拉致事件の解決に消極的だ」という論調をみることがあります。未だにこの危険な考えを改められない人が多いのに驚きます。

地理的に日本と半島は海を距てて隣合わせなのです。太古の昔から大陸からも、半島からも人の交流はあったのです。その交流がなければ稲作も伝わらないし、仏教も伝わっていません。

「大和朝廷が成立するまでには、中国地方(出雲)と半島南部は同一文化圏だった」という見解も古代史の中では語られています。そして奈良、平安時代にも多くの文化が半島を通じて入ってきています。帰化人も多いのですから、極論すれば、貴方の祖先をその時代までさかのぼれば、どこかで血が混じっていても不思議ではないのです。

更に交流は続いており、江戸時代でも半島からの使節は大切に扱われてきたのです。そして半島を統治した時代が近世においてあるのですから、官吏として半島に渡った日本人夫婦だって現地で子どもをもうけることだってあるわけです。

私達は、出身がどうの、生まれた土地がどうので彼ら彼女らを「敵」にしてはいけないのです。

13才の少女をいきなり拉致するという<「犯罪」に対して怒りを述べるべきであって、この問題に精力的に努力してくれるならば、半島出身であれ、日本国籍のないひとであれ、味方にすべきなのです。

ある意味で半島アレルギーのようなものが見られます。西欧人やアメリカならいいのではなく、「同じ人間として、この問題を共に考えてくれる人」であれば仲間のはずです。

韓国の拉致被害者家族も私達と共に戦う仲間です。安明進さんも力を貸してくれています。韓国にも、人権問題を取り上げ、共に戦う人もいるのです。国内の在日の方にも共に声をあげてくださる方だっているのですから、そういう人を一人でも多く味方に付けたいのです。

れっきとした日本人でも、拉致事件の解決に消極的な人もいます。その人には「人間の命の問題です。考えを変えて下さい」と言いましょう。

私達の敵は、「拉致事件の解決に消極的な人」です。
私達の味方は、「拉致事件の解決に力を貸してくれる世界中の人」です。

そのことを忘れれば、この問題は単なるエゴと捉えられてしまう危険があります。

私達が区別するのは「血」ではありません。

今、ご家族は本当に辛い時です。
日本人全てに拉致問題を理解して貰うため、世界中に拉致問題を訴えるために、今必要なのは裾野の拡大です。

そしてその障害になるのは誤った半島アレルギーではないでしょうか?

間違いなく小泉首相は、今回の選挙を劇場型にして、一般の関心を集めていますね。
今回の選挙戦、現状ではマスコミの取り上げ方を見ても、悔しいけれど小泉首相の戦略が郵政改革反対波や野党勢力を上回っています。

私は小泉首相のやり方に賛美を送るものではありませんし、拉致問題への取り組みをみれば不満が蓄積しています。

しかし、彼の血がどうであれ、今回の選挙戦にかけるエネルギーを(あり得ないとは思いますが)もしも拉致問題の解決のために注いでくれるのであれば、彼でも味方に付けたい。

少なくとも今回の選挙に取り組む為に作戦を組んだ小泉首相周辺のブレーンが、救う会の周りにいて、拉致解決の為に戦略を持って戦っていれば、現状のようにご家族が苦しんでいるようなことは無かったのではと思っています。

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