カテゴリー「東京集会」の記事

2006年12月 8日 (金)

東京連続集会23(6)

   訪米団報告と北朝鮮の動き 東京連続集会23
06.11.16 友愛会館にて

『寺越昭男さん(寺越昭二さんの長男)の訴え』

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皆さんこんばんは。(「こんばんは」の声)
せっかく、石川の方から来たので一言。
今回松本京子さんが拉致認定されて、政府の姿勢と言うものが本当に安倍総理は拉致問題に対して真摯に取り組んでくれているなと言う思いがします。

寺越事件も私らは、安倍政権が出来たらすぐに認定されるんじゃないかな?と言うふうに思っていたんですけども。
政府としても、従兄弟の武志が北朝鮮にいて「拉致でない」という発言をしてから、やっぱり対応が遅いんでないかな?と思いますし。
また、武志の安全を考えると私はやっぱり拉致認定すべきではないかな?と思います。
今後も拉致でないという事にしますと、ある日突然病死したとか事故死したとか言うニュースが私らの耳に入りかねないので、やっぱり本当に病死でも事故死でも私たちにとっては抹殺されたんでは無いかな?と考えざるを得なくなる。
そうならないためにもやっぱり日本の政府がきちっと拉致を認定して、武志の安全と言うものを北朝鮮に要求していくべきだと思うし。

後、私ら2002年に声を上げ、丸4年もう過ぎたんですけど、まだ何一つ解決していない。
遺骨も返ってきていないし、事件の真相も全然分からない。
これは何でかな?と言うふうに思ったんですけど、やっぱり政府が拉致の認定をして北朝鮮に対して真相の究明とか遺骨の返還とかいうものを正式な交渉のテーブルに乗せていってもらえれば、少しは進展したんでは無いかな?というふうに思いますけども。
小泉政権のときにはそれが余り出来なかったので、安倍総理にこれから期待したいと思います。
以上です。
どうもありがとうございます。(拍手)
   

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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東京連続集会23(5)

   訪米団報告と北朝鮮の動き 東京連続集会23
06.11.16 友愛会館にて

『西岡力 救う会副会長の講演 その3』

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そういう中でブッシュ大統領の任期があと2年です。
安倍総理の自民党総裁としての任期が3年ですね。
この間に北朝鮮は時間稼ぎをして、核保有国として何とか認知されようとするでしょう。
先制的軍事攻撃はしないという事はほぼ決まっています。
それ以外の形で矛盾を高めて、彼らから核とミサイルと拉致被害者全員を取り戻すことが出来るかどうか?
出来る可能性は見えて来たと思っています。
いよいよ最後のときだと思っていますけど、だからといって「100%大丈夫です、いつ帰ってきます」、とは言えません。

前から言っているように、必要条件は整った。
一番良い国際状況が出来たときに安倍政権になって対策本部が出来た。
国連の制裁決議は通って、そこに前文でですけど「人道上の懸念」と言う単語でですけど、一応拉致に関する言葉は入った。
足場は出来た。
その足場からもう一歩進んでいく事が出来るかどうか?という事で、今回我々もニューヨークで出来る限りの事をしましたし、我々が出来ることは決まってますけど、国連代表部の人たちは相当必死になって出来る事をやっている事が分かりましたので、今は外務省も必死になってやっていると。

国連代表部の人たちに私は言ってきたんですけども、国際的な関心を高める・国際包囲網を高めると言う方法で国連でやることも意味があるけど、それだけじゃないんだと。
国連には北朝鮮の外交官がいると。
その人の前でどれくらい日本が拉致問題で必死なのか?という事を見せるという事は、安全確保につながるんだと。
日本はこのことで絶対に引かないんだという事をいろんな方法で北朝鮮内部にいろんなルートを使って入れなくちゃいけないんだけど、目の前に北の外交部がいるときに絶対に小さなことでも拉致の事が出たときに、大使が出て行って反論すると。
同じことの繰り返しでも何回も何回もやると。
いう事をやっていると、これは日本は拉致問題では絶対に譲歩しないんだなという事が北の外交部に伝わって、日本担当じゃない人間にも伝わって、という事になるんだと。
だから皆さんのやっている事は実は外交的に北を追い詰めるだけじゃなくて、安全確保につながると思って必死にやって欲しい、という事を言って来たんですけども。
まぁ分かってますけども。

そういう点ではですね。
6者協議に北朝鮮は出ると言って来て今度は6者協議の場所が一つの焦点になりますけど、6者協議の場所で北朝鮮が核を止めるなんて思いません。
まだもうちょっと圧力が掛らなければ核を捨てるという事を考え難いわけですけども、しかし彼らは去年10月に6者協議が開かれた後、「アメリカが金融制裁を解かなければ6者協議に出ない」と言っていたわけです。
で、ミサイル発射実験をして核実験をしたんですけども、今アメリカは金融制裁を解いてないんです。
それなのに6者協議に戻って来たんです。
向こうの方が弱っている事は事実なんです。
ミサイル実験をしたら失敗したんです。
核実験をしてもほぼ失敗だったんです。

・・・(聞き取れず)がなくて、6者協議に核保有国として出てくるとか言っているわけですけど、実は失敗したんです。
2度目が出来ないもんだから、出来ないのにやらないと言って何か少し物を貰おうとしている。
でも「6者協議に出てくる事は歓迎するが、6者協議に出て来ただけでは制裁は解除しない」というのが、今の国際社会の韓国も中国も入れた共通認識です。
ですから彼らは出て来たって何も得るものがないんです。
そこでアメリカと話をするといっていますけど、アメリカは金融制裁は犯罪に関わることだから、北朝鮮が偽札を印刷している事を認めてもうしないと、しないための証拠としてアメリカの偽札の版を出せと言っています。
版を出してきたら、本当にやっていたな?という事を言うんだと思います。(笑い声)
そういっていることに対してはアメリカは犯罪として対処しているんだから、外交の交渉事では無いと。
核開発を止めたからと言って偽札の手を緩める事は出来ないと。
で、日本は核が緩めても拉致がある以上制裁を緩めないと安倍総理が決めているんです。

問題は韓国と中国なんですね。
韓国政府は国連に対して金剛山観光と開城(ケソン)公団への投資は中止しないと。
それからPSIというんですが、大量破壊兵器拡散防止イニシアチブという、船にミサイルなどが乗って来たときにですね。
臨検をして本当にミサイルが乗っていたらばそれを取り上げてしまうみたいな事をやる準備をしているわけですね。
韓国はそれに入らない。
しかし一応肥料支援とコメ支援は止めるという事は言っているんですが、でもそのコメ支援を何とか再開したいと言う話が韓国の中から出て来ています。

アメリカは海外にある金正日の個人資金を凍結するという事をやっているわけですけども、今外貨が中にどんどん入って行っているのが金剛山観光と開城公団だと、表ではですね。
麻薬やミサイル取引など今厳しく取り締まられていますけど、昔のように外貨は入っていかないと。
そうすると北朝鮮からするとですね。
外貨が入るというのは、その二つの韓国との事業と言うのは大変な価値がある事業なんですね。
それをどう止めさせる事ができるか?
この次の国連制裁の議論になったときには、当然「民間の投資や観光事業についても止める」という文言が入れるようにアメリカ側は・・・(聞き取れず)して来ると思います。

日本はもう安保理事会も今年の12月で非常任理事国の任期が終ってしまいますから、指導的な地位には入れませんが。
そしてボルトン大使が今度中間選挙で共和党が負けたので、1月になったらいなくなるかもしれないんですが、ちょっといろいろな変数が出て来ていますが。
そして中国は石油や食料を生かさず殺さずで適当に入れながら閉めたりしていると。
どうやって国際社会は韓国の盧武鉉政権と中国の胡錦濤政権を、反テロと言う国際的な普遍的な立場に引き寄せる事が出来るかどうか?
いろんな変数がまだまだあると思いますが。

いよいよ日本国内で誰かが問題だと言う時期は終って、北朝鮮本体と全員取り戻すために彼らに圧力をかけると。
それと今いる拉致被害者に手を掛けたら絶対に許さない、という事を彼らに伝えていくような事をやる時期になってきたと言う点で、2002年の9月に第一段階が終わり、そして今2006年の9月に第二段階が終って、第三段階いよいよ最後のステージに入ったんではないかなと。
今のところ、我々は勝ち続けて来ているわけですけども、最後にどうなるか?
まだ分かりませんしいろんな紆余曲折があるかもしれませんが、少なくともですね。

これは横田さんたちがよく言っているんですけども、「やれる事をやらなかった」と言う悔いを残したくないと。
もうちょっと頑張れば、疲れているけど朝起きて行ける集会に行かなかった、という事・悔いを残したくない。
その早紀江さんが今年の4月に「アメリカへ行けない」と言いましたから、無理を言って行っていただきましたけど、もうちょっと横田さんたちに無理を言う時期では無くなって来ているんですが。
飯塚さんも今回足が毎日張っていて大変だったんですが(笑い声)、だんだん家族の人たちに無理を言えるような段階ではなくなって来ているんですが。
しかし安全という事については、出来る限りの事をやらないで悪い結果が出たときには本当に悔いが残りますので、出来る限りの事をしなくてはいけないなと言うふうに思っています。

それから最後に寺越(昭男)さんが来ていらっしゃるので、松本京子さんの認定を巡って今後の認定の問題ですね。
特定失踪者等に関わる問題について、私が考えていることについて申し上げて終りたいと思いますけども、松本京子さんは救う会は認定していないんですね。
救う会認定と言うのも、我々も4~5人しかいないわけです、全国協議会の事務局に。
今まで政府が積極的じゃなかったときには、政府の認定だけが拉致被害者じゃないという事からやって来たわけです。
家族会も、有本さんは家族会の創設メンバーですが、認定されていなかったんです。
横田さんも家族会が出来たときには認定されていなかったわけです。
2ヵ月後に認定されるわけです。

当時私たちが考えられる資料等で、この人拉致に間違いないという人を署名簿に書いたりしていたわけです。
松本さんについては分からなかったわけです。
だんだん情報が出て来たんですが、サンダルが残っていたとか殴られていたとかいうことは分かっていたんですが、北朝鮮という事について断定できる材料がなかったんですね。
警察が認定できたのは工作船が来ていたという事を示す電波があったんですね。
電波がある事は公開しないわけです。
我々は分からないわけです。
古川(了子)さんと加藤(久美子)さんについては私たちが信頼する安明進さんが似た人を見たと言っていましたので、そこまでは救う会が認定をいう事をしたんですが、その後はしていないんです。

特定失踪者と言う概念が出来ましたので、特定失踪者の中の拉致の疑いが濃厚な人という1000番台リストがいますから、そちらの枠のほうが良いだろうと。
荒木さんの方もこちらに認定してくれと言って来なくなったと言うのもありましてしていないので、今回古川さんや加藤さんなど私たちが認定した枠から新しい人が出なくて、私たちが何も言っていないところから新しい人が出たという事で、政府が特定失踪者も含めて本格的に調査すると言っているときに、民間団体が限られた材料から認定するしないと混合する事を、僕らの方からするとそういう事は無いだろうなと思っています。

ただ、問題はですね。
小住健三さんと言う人とそれから寺越(武志)さんですね。
そして福留(貴美子)さんですね。
それはもう、ハッキリしているわけですね。
寺越さんについてはですね。
もう北朝鮮にいるわけですよね。
という事が分かっているし、目の前で攫われているんですから、犯人と思われる人の名前まで分かっていてですね。
いろんな事がハッキリしているんだけど、拉致問題ではまず生きている人の安全を確保して、その人を取り戻した後真相を究明する。
犯人を、責任を追及するという順番なんですね。

安全が緊急ですから人質を取り戻さなくちゃいけないので、その場合には寺越事件の3人の被害者のうち一人だけ生存していらっしゃるのは武志さんだけなので、武志さんの安全を確保するために一番良い事は何なのか?という観点から、当面はですよ?
考えなくちゃいけない。
それは本人たちが何を言っていようと状況証拠から政府の責任で認定すると言うのが一番いいんじゃないか?
お母さんは反対したと、しかし政府は認定したと。
蓮池さんたち5人を北朝鮮に返さなかったときも政府の責任でやったんですね。
という事が出来ないのかな?というふうに今は思って、それはまた今度対策本部と話もしなくちゃいけないなと思っています。
これはもう特定失踪者と言う話じゃないですから、実際北朝鮮に連れて行かれているわけですから、そしてもしかしたら殺人事件かもしれないという事ですね。

しかしそれから福留さんのこと小住さんのことなどは、もう北朝鮮が関与しているのは明らかなんですね。
あと解釈などの問題で本人が一度日本に来たから北朝鮮と協力していたんじゃないか?と警察は言っているようですけども、あるいは小住さんはいなくなったときと朴がパスポート取ったときのちょっと時期がずれているからと言うような事を言っているわけですけども、北朝鮮が関与していて北朝鮮が消息を知っている事件は拉致事件“等”くらいにしてですね。
生きている人が日本から北朝鮮に連れて行かれた事が明らかにならなくても、北朝鮮が工作活動の一環として日本人をターゲットにしてやった事件を拉致“等”として認定できないのかな?と。
そんな事をちょっと考えていまして提案できないかなと思っています。

そしてもうひとつですね。
先ほどちょっと言いましたけど、拉致被害者がもし100人いるとするとですね。
認定されるであろう人は20人くらいだと思います。
後80人について言うと40人は特定失踪者や警察のリストにある人たちで、後40人は全く分からない人、という事です。
特定失踪者だけが拉致被害者じゃないという事です。
原(敕晁)さんはいまでも辛光洙が捕まっていなければ届け出も出ていなくて、失踪と言う届出さえしていない人だったんです。
拉致問題について我々は被害者の家族を支援する救う会とよく言われるんですけど、そろそろそういう言い方とか考え方を止めた方が良いと思うんですね。

家族がいない被害者もいるんですよ?
家族を支援しているんじゃなくて被害者を、家族と日本国民が一緒になって助けようとしている。
家族が名乗り出ない被害者も被害者なんですね。
何か大きな変動が起きた場合にまた何人か帰ってきたりして、日本の認定者がほぼ帰って来たり証拠が分かったりすると。
そして特定失踪者が何人か出て来たときに、これで終わりだと北朝鮮が言ってその時どうするか?
家族の人たちは誰も出てこない。
しかしまだいるかもしれない。

つまり拉致被害者を全員取り戻すと言うのは、家族がいない人の事も視野にいれて全員取り戻すという事なんです。
だから家族に対するケアとか家族に対する説明と言うのも必要ですけど、それはやっぱり二の次の問題で本当に一体何人いるのか?と、いう事を知らなくちゃいけない。
知る努力をしなければ新たな何か動きがあったときに、「これで終わりだ」と北朝鮮に言われたときのためにも、そういう努力をしておかなければいけない。
特定失踪者と言う言葉が出来た事は大変良かったと思いますけども、それだけじゃないんです。
届出が出来ない人もいる。
あるいは届出の出来ない人を北朝鮮はわざわざ狙ったんです。

だから大混乱になってですね。
「私が拉致被害者だ」って来たらですね。
戸籍を調べてみたら失踪していなくてちゃんといると、背乗りしていてその人がどこかにいるという事が、「実は自分が本物だ」といってどっちが本物か?という事になるかもしれない。
そういう事が起きるんじゃないか?
全員取り戻すという事はそういう事も含んでいるんだと。

日本ではやっぱり安全を北朝鮮に言うと同時に、全員と思っているんだったらその全員というのはお前たちがやった全員なので、家族がいない人も含んでいるんだと。
小泉総理が言ったように「家族が納得しないから再調査をしてくれ]]というのじゃなくて、「日本国として、家族がいようがいまいが日本国として、外国に連れて行かれた日本国籍人は全員取り戻す」と。
そういう事をまず確認しなくちゃいけないんじゃないかなと。
だいたいこういうところです。
寺越さんに一言、どうぞ。(寺越昭男さんにマイクが渡る)   

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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東京連続集会23(4)

   訪米団報告と北朝鮮の動き 東京連続集会23
06.11.16 友愛会館にて

『西岡力 救う会副会長の講演 その2』

圧力をかける事についてで、我々は前から国際連帯という事をずっとやってきましたので、国際社会で実質的に強制力を持っているのは国連の安保理事会だけですから、それ以外の組織は国際世論を盛り上げると言う点では価値がありますけども、強制力は無いわけです。
しかしいよいよ安保理事会で北朝鮮問題が取り上げられるようになったわけです。
私はこういうときが来ると前から言っていたわけです。
そのときはむしろをひいてニューヨークで座り込みをしようと前から言っていたんですけど、それをしなくても常任理事国の大使が皆会ってくれましたからちょっと私の読みが外れたんですが。
拉致を安保理事会が入れないで、核問題だけで議論するんだったら座り込みをしなくちゃいけないと思っていたんですが、しかしこれは日本の外務省も全力を尽くして、前々から実は2年位前からこうなったときはこうして欲しいと。
安保理事会で北朝鮮の制裁決議が出たときに拉致という言葉が入らないと拉致問題が棚上げになりかねないと、いう事をずっと言い続けていたんですね。

イラクに対する安保理決議の1441号決議には、これはイラクは大量破壊兵器を持っている疑いが強いと。
だから軍事制裁も含める方法で大量破壊兵器をイラクから取り上げなくちゃいけないとあるわけです。
これが戦争の根拠になったんですが、その戦争の根拠になった安保理理事会の決議の中にイラクがクウェート人を拉致していまだに帰さないという事が書いてあるわけです。
クウェート政府がイラクの大量破壊兵器のところで、自分のところの拉致の事も書いてくれといって外交力で入れさせたと。
クウェートが出来た事を日本が出来るかどうかだと、いう事を言っていたわけなんですけど、日本政府は頑張りまして今回の北朝鮮に対する制裁決議の前文に、理由を書く前の前文のところにですね。
人道上の懸念、humanitarian consequences(※1)と言うんですが、複数形なんですね。
拉致だけじゃなくて北朝鮮内部の人権上の問題も含んで、国際社会の人道上の懸念も含んで北朝鮮の政府は誠実に対応すると言う文が入ったわけです。

※1 humanitarian=人道主義の、博愛の consequence=結果、成りゆき、影響、(論理的な)帰結、重大さ、主要性

もともとの原案では「拉致問題を含む人道上の懸念に対して」と拉致問題と言うふうに特定された文章を日本は作ったんです。
ところが中国が反対した。
今回国連へ行って分かったんですが、中国が反対して「拉致問題を含む」と言う箇所をカットさせた。
本当は「人道上の懸念」と言うところを全部カットしようとしたんだけど、そこは日本が頑張って「そこは折り合えない」と。
アメリカやイギリスやフランスもそれについては日本に賛成した。
それで核問題で北朝鮮に対して制裁する事が目的で、中国が拒否権を使うわけですよね?
中国が反対する事はなるべく入れたくないわけですけど、「人道上の懸念」という言葉は残った。

このタイミングでニューヨークへ行ったという事はつまり北朝鮮は核を簡単には放棄しないと。
6者協議に戻るという事が我々ニューヨークに行ったときに出ましたけど、核を持った核保有国の資格を持って6者協議に出てくると今は言っているわけですね。
国際社会は北朝鮮から核兵器を取り上げると言っているんです。
そこは基本的な矛盾は解消されていませんから近くまた安保理事会で、北朝鮮の核問題でより厳しい制裁決議案の議論がされるだろうと。
イラクの場合も何回もされているわけです。
この次には「人道上の懸念」と言う抽象的な言葉ではなくて、「外国人を拉致して帰さないことも許されない」と、いう事を書いて欲しい。

それを書き入れる事が出来ればですね。
北朝鮮が国際社会の圧力で本当に苦しくなって、まだもう少しかかると思いますよ?
本当に苦しくなったらば、苦しくなったときに本当の交渉が始まるわけですね。
ごまかしではない本当の交渉が始まるわけですが、あるいは金正日政権が倒れて次の政権かもしれません。
でも交渉の始まったときに国連の制裁を解除して欲しいと北は要求するわけですね。
その代わり何をするのか?
核を全部出しますと、原子炉を凍結しますと、じゃあ良かったという事になるかどうか?ですね。
でも安保理事会の制裁決議に拉致という事が書いてある。
書いてあればですね。
その理由が解除されない限り、制裁を解除出来ないんです。
安保理事会で決めた事ですから。

日本はミサイル発射のときと核実験のときに単独制裁をしています。
国際制裁より先にしましたけども、その時に明確に日本のこの万景峰号を止めたりすべての船舶を止めたりしている制裁の理由の一つは、北朝鮮が拉致問題で誠実な対応を取っていないことだと。
当時官房長官だった安倍さんが話したり、核のときは政府が出した文書に書き込んだんです。
従って、6ヶ月経ったらまた見直すことになっていますが、見直すときに核問題で何らかの進展があったとしても拉致問題が何も動いてなければ日本は制裁を解除しないんです。
国際社会の制裁をその水準まで持っていく、という事が我々の今回の訪米の目的だったわけです。

で、その為には安全保障理事会だと。
安全保障理事会の常任理事国が力を持ってますから、拒否権を持っているので、5つの常任理事国に「会ってくれ」と言ったわけです。
そしたら中国は、4つは会ってくれた。
(アメリカの)ボルトン大使は「自分のところは良く分かっているから、他の4つの常任理事国のところへ行ってくれ」と。
で、「北朝鮮が話せば分かるような常識の通じる国では無い事を説明しておいてくれ」と言われたんですね。
イギリスやフランスも拉致問題良く分かっていて、イギリスの次席大使は女性だったですけど、日本語の研修を受けたことのある人で、「私は拉致被害者の現場に行きました」と言ってましたね。
めぐみさん(の拉致現場)、新潟へ行ったんじゃないか?と言う印象だったですね。

大変関心を持っていましたし、フランスは「世界で一番人権問題を捉えているのはフランスだ」と言っているんです。
我々に30分くらい、フランスではいかに北朝鮮の人権問題をやっているか?とブリーフィングしてくれたんですね。
先に言うよりも。
「フランスはEUの他の国は北朝鮮と国交を持っているけど、人権状況が酷いので国交を持たないんだ」と。
「今もその決定を後悔していない」と。
そう言っていました。

ロシアはですね。
ロシア代表部に我々を入れないでですね。
国連本部の中のラウンジで30分会うことになったんですけど、10分くらい遅れて来てですね。
それで5分くらい早く「ちょっと次の会議があるから」と言って席を立っちゃって。
だから「重大な問題で同情します」と言う話は、で「本国に伝えます」と。
「拉致被害者の家族には心から同情します」と、「頂いた情報はすべて政府に伝える]]と、「すべての事件が解決されるように祈っています」と言ってすぐ立っちゃったんですけど。
で、中国は会わなかった。

そしてそれに対してもう一つ国連に対して訴える事は、中国はこういうんですけど、「拉致問題は日朝二国間の問題だ」と。
「これを国際的な核問題と一緒にするな」と「拉致問題は日朝二国で解決して欲しい」と言うんですけども、そうではないと。
中国人を含んだ世界中の12ヶ国から拉致が起きているんだという事を、国際社会にアピールしようと。
特にフランス人の拉致についてフランスは安全保障理事会の常任理事国でもありますから、強くアピールしたいと思ってフランスを含む12ヶ国のうち、日本と、韓国はもう被害者家族が運動していますから、韓国人が拉致されていますと我々が通報することもないので、日本と韓国を除く10ヶ国の代表部を訪問しようとしたら、そのうち中国は拒否したので9ヶ国と会えたんです。
被害国の中でも中国だけは会わない。

でもそれ以外のところでは話が進んでいまして、特にレバノンに対してですね。
レバノンの被害者は78年に拉致されて79年に全員帰って来ているんですね。
ところが(4人の被害者のうち一人だけ)妊娠していたので、ハイダールさん(の娘のシハームさん)が(北朝鮮に)戻ったんですけど、これはレバノンの1979年の新聞なんです。
アラビア語なんですけど、この新聞によるとレバノン政府は帰って来た4人を調査したと。
そうしたらばその4人はですね。
「自分たちは北朝鮮である施設に入れられてスパイの訓練を受けた」と、「そこには28人の若い女性がいた」と。
「その中にはフランス人3人、イタリア人3人、オランダ人2人、その他中東や西ヨーロッパから来た女性が含まれていた」
言っていると、この新聞に書いてあるわけです。

レバノン政府は調査しているんだから調書があるはずだと。
そのレバノン政府の公式の調書自体を公開して欲しいと。
レバノン代表部に言ってレバノン政府に要請したら、「重大なことだ、本国に伝える]]と。
そして「日本の外務省からもレバノン政府にそういう要請があればとより良いと思う」と言ったので、国連から帰ってきまして日本の外務省に「それをやって欲しい」と言ったら「やります」と言いましたので。
レバノンが今内戦があったりして結構大変ですから古い記録が残っているかどうかちょっと心配ですが、レバノンの公安当局はその記録を持っているわけです。
それがオランダとかフランスとかイタリア政府がレバノンに、我々が「これがこの新聞です」と、「これに書いてあるんだからレバノン政府に聞いてみてください」と言ったので、オランダ政府は特に「すぐにレバノンに聞きに行きます」と言っていました。
国際問題になればつまり日本人だけの問題じゃないという事が明らかになる。

それを一歩進めてですね。
12月13日には、先ほど平田事務局長がご紹介しましたが、これは集会じゃなくて国際会議をやると。
狭いところで関係者だけとあとマスコミが入ってもらってですね。
拉致の被害者は世界中にいると。
特にその目玉はですね。
そのときまでにレバノン政府の情報が出ていれば一番良いんですが、崔銀姫さんに日本に来てもらいます。
マカオの孔(令イン=貝二つの下に言 Hong Leng-ieng)さんの事を見た。
見たというか、一年間隣の招待所で暮らしていて親しく話していた崔銀姫さん。
そしてフランス人拉致について詳しい情報を聞いている。
ヨルダン人にも会っている。
マレーシア人拉致についても話を聞いている崔銀姫さん。

日本人の拉致被害者の人からですね。
主婦の友と言う雑誌を貸してもらって編み物をしたっていっているんですね、崔銀姫さん。
蓮池さんたちもその主婦の友を見ていますから、同じあれじゃないかな?と思いますけどね。
その崔銀姫さんに来てもらって、それとアメリカの北朝鮮人権特使の人に、今何とか来てくれと言って接触している最中ですが。
それから先ほど国連も北朝鮮人権で国連が任命した北朝鮮人権報告官というのがいるんです。
毎年北朝鮮の人権状況を報告する人ですがタイ人なんですね。
ウンテッドさんというタイ人の大学教授も、その時来てくれる事になった。
あと日本でフランスの大使館の外交官とかレバノンの外交官とか、そういう人・関係者を呼んで、そこで崔銀姫さんの証言をきちっと聞いてもらう、いう事をやろうと思っています。
で、国際的な圧力を強めるという事ですね。

そして最後に安全を図るために何をするか?という事ですが、政府の対応方針には入ったんですが、そして全閣僚が入っている対策本部も出来たんですけど、しかしまだ安全を図ることについて政府が表立ってやっていることは無いです。
北朝鮮に対して協議をするとか引渡しを、あと警察が捜査をするとかいうことしか。
今何をしているか?と言う表があるんですが、各省庁にですね。
安全のことについては、まだ具体的なことは進んでいないわけです。

その一環として実は総務省の命令放送があったわけです。
NHKに対して命令放送をという、法に基づいてNHKの国際放送で拉致問題をよりたくさん取り上げて欲しいという事を命令したわけですね。
これは法律に基づいたことですから、出来るわけです。
で、安全を確保するという事を決めたわけですね。
じゃあ、安全を確保するために何が出来るか?と言ったらば、つまり本人たちと連絡を取って「気を落とすな」と「絶対に救いに行くから頑張ってください」という事を伝えることですよね?

ベトナムのアメリカ軍の捕虜がですね。
何人も捕まっていたわけですけども、アメリカはビラをたくさん撒いてラジオ放送もやってですね。
そのビラを見る事が出来た捕虜の人たちは自殺をしようと思ったけど踏みとどまった。
何かですね、水牢みたいなところに入れられてですね。
ここまでこうなって(首のところに手をかざして水牢の水の量を表現)、眠るとバサッとなって溺れて死んじゃうと言うところに漬けられていたりとかそういう事があったんですね。
アメリカ兵がですね。
そんなところへ、アメリカは絶対に忘れていなくて救おうとしていると。
自分と言う存在は忘れられていないんだと思えると人間は頑張れる。

だから、あらゆる方法を使って中にいる人たちに「頑張れ!]]と「もう少しで助けに行くから」という事が伝えられるかどうかと言うのは健康が維持出来るかどうか?
精神的なものも含めてですね。
頑張れるかどうか?に関わってくるわけです。
で、実際にNHKの朝鮮語の国際放送は北朝鮮の中で聴かれているわけです。
届いているわけです。

もうひとつ、ここで来てもらって話をしましたよね?
自由北朝鮮放送と言う脱北者の人たちがやっている放送局があって、そこに私が1週間に10分枠を持って、毎回朝鮮語で北朝鮮の幹部たちに対して「今生きている被害者に危害を加えたら絶対に許さないと、「日本国はその責任者を草の根分けても捜し出して、絶対に裁判にかける]]と、「これは時効は無い」
「しかし守ってくれたり、救出に役立つ情報を出してくれたりした人は日本国が褒賞する」と、いう事を何回も言っているわけですね。
いろんなルートでそういう話を北朝鮮の幹部の人たちに伝える必要があるんです。

金正日政権の内部はかなり矛盾が高まって来ていますけど、国際社会は先制的な軍事攻撃をしないで金正日から核を取り上げようとしているんですね。
あるいは金正日ごと核を取り上げるのかもしれない。
金正日からじゃなくて、北朝鮮から核を取り上げようとしている。
彼が離さないんだったら彼ごと取ってしまう。(小さな笑い声)
それを先制軍事攻撃以外の方法でやろうとしているわけです。
内部矛盾を高めると言う方法で一定程度それは成功していますけど、まだ金正日政権は核を離していないという点では完全な成功はしていないわけです。

これから何が起こるか分からないわけですけれども、そういう中で何か大きな変動が起きたときに、北朝鮮の外務省とそれから3号庁舎と呼ばれる工作機関は、日本が拉致問題を重視しているという事は知っていると思います。
しかし一般の軍の幹部たちや政治警察の幹部たちは多分知らないと思います、まだ。
金正日はある程度分かっていると思いますけど皆縦割りですから、自分の管轄以外の事は知らないわけです。
知ろうとしてもいけないんです。
しかし、何か政治的な変動が起きて次の政権を担うとすれば、当面は武力を持っている軍か政治警察の中から誰かが出てくる可能性が高いわけです。
そういう日本担当では無い人たちの中の幹部にも、日本と言う国は拉致問題となると狂ったようになってしつこくてたまらないと。
国連に行っても拉致の事となるととにかく反論をしてきかないと。

で、拉致被害者は何人いるんだ?と。
50人とか100人と?と。
「100人を返せば日本から金が来るならば安全に管理しておけ」というふうになるのか?
その事はいろんなクーデターですとかいろんな事があるんです。
いろんなことの中で優先順位を、日本人を守るという事を上にしなくちゃいけない。
それが出来るかどうかは、内部に外からどれくらい情報を入れるか?にかかっている。
アメリカも「ボイス・オブ・アメリカ」というのと「自由アジア放送」というアメリカ系のラジオ放送局があってやってるわけです。
それ以外にもアメリカ政府は北朝鮮人権法を使って、韓国国内で脱北者がやっている自由北朝鮮放送にアメリカの公的資金の援助が入りました。
今年から入るんです。

日本は何をするのか?という事になるわけです。
荒木さんのところが少ない自分たちのお金で「しおかぜ」と言うラジオ放送をやっていると。
そして脱北者の人がお金もないのに始めた物を、日本の人たちが皆さんにもカンパしていただいて自由北朝鮮放送支援委員会と言うのを作って、私はほぼ月に一回くらい韓国へ行って録音をしているわけです。
いろんな所でやった方が良いわけです。
誰がどんなところで聴いているか分からないんですから、出来る限りの事をやるべきだと。
その場合にNHKの国際放送は北朝鮮に電波が届いているんですから、ニュースの編成を何とかしろとなんて話ではなくて、地震のときに電波が届くのであれば被災地に必要な情報を出すという事を公共放送だったら考えるわけですね?
それと同じ事を、じゃあNHKは今やっているのかどうか?
国際放送にもっと考えて欲しいという事なんです。

私は国際放送が具体的に何をしているのか知らないので、断定的なことはいえませんし。
もしもやっているんなら北朝鮮に余り知らせる必要は無いですから、妨害電波が出たりしますからね。
しかし具体的な安全を図るという観点からの番組があるとは承知していませんので、是非そういう事をして欲しいと。
それは政府の政策に入ったわけですから。
いろんな形で北朝鮮の内部にこちらから情報を入れて被害者を絶対に守らなくちゃいけない。
そういう事をやりながら内部から情報を取ってどこに何人いるか?という事を調べなくちゃいけない。
一方国際社会に対しては核問題で金正日に圧力をかけるときに拉致問題も理由の一つにして、一緒に圧力をかけると言う包囲網を作っておくと。

・・・その3に続く・・・

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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2006年12月 7日 (木)

東京連続集会23(3)

   訪米団報告と北朝鮮の動き 東京連続集会23
06.11.16 友愛会館にて

『西岡力 救う会副会長の講演 その1』

3

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

確か前回のこの集会で申し上げたと思うんですが、拉致問題は新しい段階に入ったと。
今飯塚副代表が仰ったように、日本政府の中に拉致問題対策本部が設置されて、そして安倍総理が本部長になって、そしてすべての拉致被害者が生存している事を前提に救出するんだという事を明確に仰った。

今までは、2002年の9月までは、拉致を認めさせるという戦いだったんですね。
北朝鮮は拉致はでっちあげだと言っていた。
我々は拉致があると言っていた。
日本国内の世論は半々に分かれていた。
マスコミは拉致疑惑という言葉を使っていまして、産経新聞など一部の報道機関を除いては両論併記のような形で、あるかないか自分の立場として明らかにしないような編集方針が続いていたんですが、金正日が拉致を認めたのであるかないかと言う論争には決着がついたわけですね。

その後は、ここで何回も言いましたけども、新たに北朝鮮は二つの嘘をついたと。
拉致被害者が13人だけだと言う嘘と、そして8人は死んだという嘘だと。
その二つを打ち破ると言う戦いをして来たわけです。
日本政府は当初15人認定していまして、田中(実)さんが増えて16人になって、そして多分来週には17人目の松本京子さんが認定されると。
北朝鮮の言っている13人ではないと。
そこでももう4人違いがあるわけですし、それ以外にも今日寺越(昭男)さんが石川県から来てくださっていますけども寺越事件がありますし、そして特定失踪者と言われている人たちが450人くらい可能性が排除できない事案としてあり、警察には900人くらいが捜査を求めているわけですし。

そして後でちょっと触れたいと思いますけど、特定失踪者に入っていない被害者がかなりいるという事も事実です。
北朝鮮は二つのパターンで拉致をしているんですね。
海岸の近くから襲ってすぐ連れて行くというパターンと、人を認定してですね。
人定して調査して、この人が良いというふうに決めてから海岸などに騙して連れて行って拉致をすると。
後者の場合は基本的に家族のいない人を探すんです。
失踪しても届出の出ない人を探すんです。
いまだに失踪届けの出ていない被害者がかなりいるという事ですね。

原敕晁さんや久米(裕)さんのケースは、現場で犯人が捕まったり後から犯人が捕まったから分かった。
捕まってなければ、つまり今でも背乗りをしてですね。
日本人になりすまして活動している工作員がいる可能性が高いと思っています。
そうすると失踪の届けも出ていないわけです。
原さんは(犯人の辛光洙を)韓国が捕まえなければいまだに「原」さんはいたわけです。
「原」さんと言う名前の辛光洙が日本国内・海外を自由に出入りしていたわけです。
日本の警察は分からなかったわけです。
韓国が捕まえたから分かったんです。
じゃあ、韓国がそれを全部捕まえられているか?と言ったら、そんなことは無いです。
それは特定失踪者にも入っていない被害者がいるという事ですが、北朝鮮は13人で終わりだと言ったわけですね。

それで、そしてもう一つの嘘は8人は死んだという嘘ですね。
彼らは死んだと言って様々な証拠を出してきた。
8人分の死亡診断書が出てきたり、田口さんの場合は交通事故調査書でしたっけ?
交通事故調査書という北朝鮮の警察が作ってきたという書類が出てきたり、後、めぐみさんと松木(薫)さんについては遺骨が出て来たわけです。
しかしそれはすべて捏造だったわけです。

死亡診断書はめぐみさんについて言うと93年の3月に死んだと言って、お医者さんがサインしているわけですね。
主治医がサインしているわけです。
その主治医が斉木さんにも会っているわけです、北朝鮮で「私が主治医でした。私が目を話した隙に自殺しました」と言ってた人が93年の3月の日付でサインした死亡診断書が出て来たし、93年3月の日付の死亡者台帳が出て来たんですね。
ところが蓮池さんたちは94年の4月までめぐみさんと同じ地域で暮らしていた。
蓮池さんたちは政府にその話をして、政府はそれを決定的な時期に使おうと秘密にしていたら、毎日新聞が先に書いてしまったので、北朝鮮に伝わって北朝鮮が「死亡日を間違えていた」と94年の4月に変えて来たんですね。

斉木さんがまた行って北朝鮮でその主治医に2年ぶりに会ったわけです。
「あなたは前のときは93年の3月と言っていたじゃないですか?」
「いや、記憶違いでした」
「じゃあ死亡診断書はなんですか?あなたがサインしたのは93年と書いてあるじゃないですか?」
「慌てて作りました」

93年の日付の死亡診断書を2002年に慌てて作った。
これは捏造ですね。
それ以外の田口さんの死亡診断書も慌てて作った事を一緒に認めたんです。
生年月日とかが間違っていたり、いろいろおかしいところを指摘したら「8枚全部慌てて作った」と言った。
死亡診断書は無いんです、実は。

じゃあ死亡の証拠は何か?
そこで出してきたのは交通事故調査書ですけど、その交通事故調査書は名前も書いていない。
交通事故があったというのに写真もない。
ただ紙に交通事故があったと書いてあるだけで、被害者が田口さんであることも分からないただの紙なんです。
それで死んだという事がなぜ証明できるのか?
遺骨が出てこなくても遺体の写真でも付いていれば、それに特徴があればですね。
ある程度分かるかもしれませんが、何もないんです。
そして今度は遺骨が二人分出て来たわけですけども、帝京大学の鑑定で他人のDNAが出て来た。
従って8人死んだというけれど、8人の内のひとりについても死亡を北朝鮮は証明出来ていないんです。

2004年の5月に小泉総理が再訪朝したときに家族の人たちは小泉総理に対して、かなりきつい言葉で質問したりしたわけですね。
私もそこの席にいましたし、その前の記者会見では私も小泉総理を厳しく責めたわけです。
その理由は、小泉総理が金正日と会った後の記者会見で「蓮池さんたちの子供が帰ってくることになった。」
それは良い事ですけども、その後「日本の家族が納得していないので、再調査を求めたら北朝鮮が白紙に戻して再調査すると言った」と言ったんですね。
生きているか死んでいるかの問題についての再調査を北朝鮮に求めたんですが、その理由を小泉総理の口から出たのは「家族が納得していないので」と。
「日本政府として納得していないので」じゃなかったんです。

死亡の証拠が出て来ていないときには、生存を前提にして捜すのが当たり前ではないか?と。
それが主権を侵された国の指導者の義務ではないか?と。
小泉総理は胸にブルーリボンバッジをつけて行ったので、我々と同じ気持ちかなと思って。
早紀江さんたちはいつも言うんですが、自分の息子や娘が拉致されたと思って交渉してくださいと言うんですが、その立場に立てばですね。
死亡の証拠が出てこない限り、生きていると言う前提にして返しなさいと言うのが当たり前ですよね?
ところが小泉総理は「家族が納得しないので」と言ったもんですから、我々は怒ったんです。

そしてあの夜の記者会見のときに、松木薫さんの弟さんの信宏さんが総理に「総理は生きていると思っているんですか?」と質問したんですね。
したら「生きているか死んでいるか、私は分かりません」というふうに総理は答えた。
客観的に第3者のように答えた。
救出しようという姿勢が全然ないと。
「自分は生きているか死んでいるか分からないけど、家族が騒いでいるから再調査を求めたんだ」と。
そしてその後小泉総理は「自分の任期中に日朝国交正常化をする」と言ったんです。
盧武鉉大統領と済州島で会ってですね。

そして家族会に大変近い立場にいた元救う会の役員をやっていた人たちとか、拉致議連の元幹部とかそういう人たちとか、そういう人たちが「めぐみさんたちは死んでいる」と言い始めた。
そして政府の中で生存を前提に捜すべきだと言っていた中山参与が辞任すると。
そしてめぐみさんの遺骨と称するものが出て来たと。
あの時帝京大学で鑑定が出来なければ政府は、「家族が納得しないから再調査をしてもらったけども、遺骨も出て来たんだからそろそろ家族のわがままには付き合えなくて、国交正常化交渉を進めるべきだ」と、いう事になりかねないのが2004年の11月12月だったわけです。

ところが帝京大学で鑑定が出来た。
これはですね、後で分かるんですけども日本の警察の勝利だった。
帝京大学の技術を隠していたんです。
2002年に最初に松木さんの骨が出て来たんですね。
その時に帝京大学に出していないと言ったんです。
警察科学研究所だけに出したと言っていた。
そこではDNAが出なかったと発表したんです。

しかし上あごの骨があったので、そこから歯根、歯の根っこを測定して、そして40代の男性ではなくて60代の女性だと、法人類学の鑑定を出したんですけど、実はその時にすでに帝京大学に出していてDNA鑑定をしていたんです。
他人の物だと分かっていたんですが発表しなかった。
北朝鮮は1200度で焼けばDNAが出ないと思ったんです。
北朝鮮もプロですからめぐみさんの骨を最初に出してDANが出たら困りますから、日本の鑑定能力を試したんです。
ところが日本の警察も試してきたな、と言うのが分かっていたから上あごの骨だけの事を言ったんです。
で、多分小泉総理にも報告していなかった。(小さな笑い声)
多分、そこは分かりませんよ?
私の推測ですけど、今のこの以前に申し上げたのは全部事実です。

これ、産経新聞が書いたんです。
今年の9月17日だったかな?はっきりと書いてあります。
多分政治家の、まぁ、それは分かりませんけどね。
だから小泉総理も自信満々に証拠が出てくると思ってたんです。
当時は朝鮮総連の許宗万(キョ・ソンマン)さんと飯島秘書官のラインがあったわけです。
しかし帝京大学でめぐみさんの骨だと向こうが満を持して出してきたものが偽物だったと分かった。
私は当時良く覚えているんですけど、小泉再訪朝のときにこれでもうダメだという感じになったときにですね。
飯塚さんの耕一郎さんが言ったんですね。

それはね、あ、そうだ、朝鮮総連はですね。
将軍様のハットトリックだと言ったんですね。
ロスタイムになって2対0で負けていたのが将軍様が3点入れて勝ったんだと。
小泉訪朝で逆転したんだと言っていたんで、私はそうじゃなくて野球だと。
9回の表に、ピッチャー小泉が新聞の見出しを考えてですね。
ボール球を投げてしまって逆転スリーランを打たれたと。

そして、9回裏の攻撃が残っていると。
彼らは再調査すると言ったんだから、多分この2年間くらい日本の事を相当調査してきて、死んだという事を納得させるような何かを出してくるはずだと。
我々は一回チャンスがあると。
彼らは一回絶対に球を投げてくる。
そこで打ち返すことが出来ればもう一回逆転できるはずだと、いうふうに2004年の5月に言ったんですが、2004年の12月の帝京大学が打ち返したわけです。(会場より「ふ~ん」と言う声)
それで日本政府は生存と言うふうになるわけです。

ところがその後安倍さんが官房長官になるまで生存といいながら何も動かなかった。
拉致問題対策本部の前に拉致問題専門幹事会と言うのが、これも安倍さんが官房副長官のときに作ったんですね。
ところが2004年の12月に偽の遺骨が分かった後ですね。
ほぼ一年間その専門幹事会が開かれなかったんです。
厳しい対応を取らざるを得ないと言いながら何もしないから、我々は座り込みをやったりしたわけですね。
その時に制裁をしない方がいいと、拉致被害者を救うために政府で必死に会議を開いてですね。
結論が出されているなら、それはそれで一つの見識だと思いますけども会議を開いてなかった。
専門幹事会、一回も開いてなかった。
2004年の12月以降、2005年の12月まで開いていない。

安倍さんが官房長官になって11月から急に一気に動き出した。
安倍さんが官房長官になった後は専門幹事会が月に一回か二回開かれる。
そして特命チームと名前を変えて、法執行と言う法律を厳しく適用する班と情報収集班が出来て、ポスターを作ったりですね。
英語のパンフレットを改定したり、スペイン語や中国語や韓国語(のパンフレット)を作ったりですね。
突然動き始めるんですね。

そして総理になってはっきりと全員生きていると、そして被害者はもっといるという事を言いましたので、二つの嘘との戦いも今年の9月10月で我々は勝ったんだと。
もう日本政府に対して何か圧力をかけたりするような時期は終ったと。
問題はいよいよ日本が一つとなって北朝鮮に圧力をかけるところに来たわけです。
そういう中で彼らはミサイル実験をして核実験をして国際社会を敵に回したわけです。

生存という事について政府の方針が固まった後の次の課題は安全の確保です。
前回言いましたけど、安全を確保してどうやって全員無事に帰って来てもらうか?という事ですが、それが対策本部が出来て最初の対策本部が開かれるのが10月16日なんですね。
全閣僚が参加した会議です。
そこで拉致問題における今後の対策方針と言うのが決められたんです。
そこで3つの方針が決められたんですが、その第一が先ほど飯塚さんが紹介した「北朝鮮側に対してすべての拉致被害者の安全を確保し、直ちに帰国させるよう強く求めていく」と。
また「拉致に関する真相究明、拉致実行犯の引渡しについても引き続き強く求めていく」と。

第一に「北朝鮮に対し拉致被害者の安全を確保し」、と言う言葉が初めて入った。
それまでは「帰国させるように求める」ということは言っていたんですが日本政府も全員が生きていると言う前提に立てば、今生きている人たちが危害を加えられたらたまらないです。
政府の方針として安全を確保しという言葉が初めて出たんですね。
これは我々は陳情していないんですが、全く同じ気持ちだという事です。

中山恭子補佐官は、今言ったような北朝鮮の二つの嘘に対して政府の中で戦っていた人ですから良く分かっていまして、補佐官になった直後にお会いしたときに「安全という言葉を次入れたいんですけど、どうですか?」と向こうから言って来たんです。
私も「まさに私が考えているその通りだ」と、「政府の政策として安全確保してもらわないと困る」と、いう事を言ったわけです。
今日本が第一に取り組まなくちゃいけない事は、安全を確保してそして圧力をかけるという事です。

・・・その2に続く・・・
   

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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東京連続集会23(2)

   訪米団報告と北朝鮮の動き 東京連続集会23
06.11.16 友愛会館にて

『飯塚繁雄 家族会副代表の訪米報告 その2』

それと後は、今回更にですね。
北朝鮮の人権蹂躙に関する非難決議を更にですね。
EUと日本との共同提案ということで今度非難決議案を出すという事が決まっておりまして、これにつきましては今までの決議案の内容よりももっと北朝鮮に対する厳しい追求といいますか、そういった内容を含めた案を採りまして提出すると。
これは今月にもこれが決議される予定でございます。

拉致と言う文字は入っておりませんですけども、さらに強い文言で強調した内容については、例えば「国際社会が人権関係決議の意向を北朝鮮に要請する目的で人権政策を強化する必要性に留意する」とか
言葉に形容詞とか強調詞を使ってですね。
きわめて深刻な懸念を表明するとか、それからこれは継続してやらなければダメですよ。
それから人権侵害については経済的・社会的および文化的権利の侵害、障害者の人権侵害と言うのもはっきり入れています。
それと他の主権諸国からの国民の人権も侵害し、国際的な懸念事項である強制的失踪の形態における外国人の拉致に関する未解決の問題もはっきりと出しております。
そういうふうにこれにはっきり出たのは外国人の拉致に関する未解決の問題、いう事ではっきりとここで出しています。

その他、過去の国連総会および人権委員会決議、あるいは国連の特別報告者など・・・(聞き取れず)による北朝鮮に対する勧告で上げられた措置を完全な形で履行せよ、言うような事ですとかね。
それから特別報告者と言うのがいるんですけども、それをきちっと受け入れて報告が出来るようにしなさいと言う内容ですとか、そういった内容を今回かなり出してですね。
北に対する圧力と言うか、我々全体では包囲網が整ってきたと言う実感があります。

韓国はですね。
今回我々と同じ立場あるいは状況にありながら、余り積極的にですね。
今回出ておりませんので、特に訪問と言う形は取りませんでした。

今回これだけですね。
ボリュームのたくさんある日程・計画をすべてスムースにこなして来られたのは、やはり日本の拉致対策本部あるいは外務省それから調整室が主になって、アメリカの日本の大使館から、それから国連代表部、この辺の人たちがですね。
非常に綿密な計画と、アドバイス・誘導によってですね。
我々知らない土地でスムースにこうした訴えが出来た、いう事については非常に喜ばしく思っておりますし、この訪問について今後の方向性と言うものも少しずつ見えてきたという事も伺われます。

それから国際連帯の中でこういった問題を徹底的に潰していこうといったそうした動きが見えてきたと、いう事も私たちは感じています。
従ってこれから6ヶ国協議その他で協議・対話の場があるかと思いますけども、それについては非常に対話と言うのはいわゆる単なる話し合いではなくて、ある大きなカードを持った上での交渉でなければ、また弱くなってしまうというのが必定でございまして、我々はこうした活動の中で国際社会もこういったことに対しては、北朝鮮に対する懸念と言うのは非常にあるという事をはっきりと伺いせしめたと、いう事に私たちは考えています。

このことについては当然北朝鮮には通じていると思いますけども、出来ればこれからですね。
こういったきっかけと言いますか、活動の中のこういったきっかけを上手くつなげていっていただきたい。
国際的な連携の下に先ほど言った情報交換、あるいはその中に日本人に関する情報があるかもしれませんし、そういった情報を上手くつなげていってですね。
どんどん膨らませて確たるものにしていくと、真相の究明についてはそういう事が必要だろうと。

その辺につきましては日本政府もですね。
早速拉致問題特別対策本部、ですね。
これを設置して即各省庁に的確な対応をしなさいという事で、内閣総理大臣が本部長になってこれを指揮しているわけですけども、そのおかげでですね。
こういった外務省、それから警察においても日本の警察でも非常な動きが見えて参りました。
ですから今回は、この活動については非常な盛り上がりと言うか形は出来つつありますので、これを絶対に無にすることなく一気に進めていただきたいなと言うのが本心でございます。

この機会を逃したならば、またこの問題がうやむやになって結局は被害者が泣き寝入りと。
またこれが未来永劫続いてしまうという最悪の事態に成りかねないので、私たちは核・ミサイルは当然隣国ですから非常な脅威ですけども、その脅威の中に人権の脅威と言うものがあります。
これらを絶対に忘れることなく、ですから制裁につきましても核・ミサイルだけが論議されてそれがある方向に行って、制裁が解かれるという事が絶対に無いように、必ず拉致問題の解決という事を重きに置いてそれを含めた形での結果を出していっていただきたい。
ですからそれが拉致問題が片付かないうちは制裁を止めないでくれ、これも各国にお願いしている事情です。

そういう事で私たちいろんな活動をしておりますけども、やはりここまで来ますと日朝だけでは済まされないなと言う感じもしますので、すべて出来る事を、あるいは政府としてもあるいは外国との連携にしても出来るだけこの時期を逃さずにですね。
的確にしかも急いで早くやっていただきたいと言う気持ちであります。
時間もあれでありますけども、すべて網羅した報告にはなっておりませんけども、西岡先生の方から副会長の方からフォローをいただきまして、一応私の方からの報告としたいと思います。
後で質問等は受けます。(拍手)

ちょっと付け加えますが、先ほどちょっと出ました拉致問題対策本部の設置と言うのは、正式には9月29日に閣議決定をしました。
それによって先日お話をしましたように本部長は内閣総理大臣、副本部長として内閣官房長官が当たります。
これがさらには拉致問題担当大臣としても役割を果たしています。
本部員としては他のすべての国務大臣が当たる。
いうことで、非常に前代未聞の対策本部が設置されまして、その問題における今後の対応におきましてはですね。
はっきりと「北朝鮮に対しすべての拉致被害者の安全を確保し」と言う文言が入っております。

ですから例えば今何人日本人が被害者として拉致されているのか?
あるいはその人たちがどこにいるのか?
どういう状態でいるのか?というのも分からない状況ですね。
ですからそういったことも考えながら、要するにどうやって奪還するか?と言う術もですね。
きちっと考える中で進めていきたいというふうにも期待しております。

それからいろんな法令化についても、輸出輸入の制限を含む法律が出来ておりましたし、これは外国政府のマネーロンダリングに関わる犯罪・私益等の流通の防止のために、特定金融取引規制のための特別措置法案と言うものを、案が出来ております。
これ、はっきりと。
これは座長が山本一太さんがやってますけども、具体的な内容で法案化される段取りもすべて出来てますので、これが通れば更なる制裁の拡大的な動きが出来ると、いうような内容です。
たくさんありますので、ちょっとここで全部あれしませんけど、そういうふうにですね。
具体的にどんどんどんどん進んで来ております。

チームとしてもですね。
今自民党の中に委員長が中川昭一さんがなっておりまして、その中にそれぞれ顧問・副委員長・幹事がたくさん連ねております。
その中に対北朝鮮経済制裁シュミレーションチームというのがあるんですね。
それから脱北者に関する検討チーム。
国際連携推進チーム。
こういうふうに実際の動きが出来るようなチームをそれぞれ作っています。
これは自民党の中のあれですけどね。
ちょっと付け加えました。 

 

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東京連続集会23(1)

   訪米団報告と北朝鮮の動き 東京連続集会23
06.11.16 友愛会館にて

『飯塚繁雄 家族会副代表の訪米報告 その1』

0001012m

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

皆さんこんばんは。(「こんばんは」の声)
今日、訪米報告と言うテーマなんですけども、私たち家族会は私と増元事務局長。
救う会は西岡、島田両副会長のこの4人で行って参りました。
この計画は当初から緻密に計画を立てまして、タイミング的にはちょうど安保理理事会において北朝鮮の非難決議がされた後。
それからこれもしかも全員一致という事で採択されたわけですけど、それらについての取りあえずのお礼ですね。
それと北朝鮮に対するそういった決議案に関して、各国の北朝鮮に対する制裁、これもおのおのの国で是非やって欲しいという事をお願いしたいという当初の・・・(聞き取れず)でありました。

さらには我々が持っている各国の拉致被害者に対する情報をですね。
提示して一緒に拉致被害者を奪還しようと言う、そういったお願いをするという事で行ったわけです。
もうひとつは北朝鮮に対する非難決議の内容ですね。
とりあえず人道上の懸念という言葉で、この拉致問題と言うものを代表しておりますけども、それをさらに具体化してですね。
出来れば拉致と言う文言をはっきりと入れた決議案をさらに出して欲しいと、そういう要求を一緒に持っていった。
そういった行く前の我々の目的・目標を持ってですね。
10月の29日から一週間、ニューヨークの国連本部に行って参りました。

あそこはですね。
各国の代表部がほとんど集まってまして、ニューヨークのマンハッタンの地区にですね。
歩いても15分20分くらいの距離に全部散らばっているわけです。
ですから車に乗ることもなく歩きで回ったんですけども、ちょっと私は少し疲れました。
ニューヨークって言うのは古い町でして道路が余り良くないんですね。
石畳やら、あるいは車が通る道路もところどころ痛んでいて、歩くにはちょっと不便だと言う。
私は前にワシントンに行って来ましたんで、どうもそこの比較になるんですけどね。
ワシントンは凄くきれいです。

その代表部のあるニューヨークの市街、マンハッタンの各代表部を訪れました。
行った日はですね。
日曜日だったので昼間はちょっと休養しましたけど、その日にちょうど国連の第三委員会と言うのが行われまして、これは特に人権などを扱う・議論する委員会です。
いう事でこれは毎回活発に論議されています。

そこで私たちは行く前に神余(隆博=しんよたかひろ)大使、ここに書いてありますね。
若干後ろに報告が書いてありますけども、代表部の大島(賢三)大使と言う人は元々ここの大使を長くやっていまして、もう一人神余さんと言うんですけども、大使がですね。
いろいろこの辺の状況を説明していただきまして、今どういう雰囲気なのか。
それからこの第三委員会の目的とか目標とか、さらにそれを各国がどういうふうに見ているか。
特に拉致問題に関しては、どのような雰囲気と言うか方向で各代表部が受け取っているかという、そういった目で見ております。

私たちもちょうどそれを傍聴しまして、大島大使がですね。
はっきりと北朝鮮に関する人権に関するステートメントをはっきりと伝えておりました。
もちろん私は英語は分かりませんから通訳を通してですけども、その中で12項目くらいあったんですけど、真ん中へんでですね。
拉致問題に関してはっきりとステートメントをしております。
その一つをちょっと読みますと、「わが国近隣に置けるひとつの例が北朝鮮です。
北朝鮮においては重大な人権侵害が継続しており、改善の兆しはありません。
北朝鮮工作員による日本人を含む外国人の拉致は未解決のままです。」とはっきり言っています。

「北朝鮮当局はかつて日本人を拉致した事実を認めている一方で、11名の拉致被害者に関し被害を受けた家族の悲しみにも拘らず、十分な情報を提供していない。
わが国は北朝鮮に対して拉致被害者の即時本国返還を含め、人権侵害の問題に真剣に対処するように求める。
また昨年の総会に採択された人権状況決議における呼びかけに真摯に応え、同時に北朝鮮が国際社会の人権問題に対する懸念に応えることの重要性を強調した安保理決議1718」、というのがあるんですけど、「これに表明された懸念に対しても真摯に対応する事を求める。」
こういうきつい言葉で言っておりまして、その後ですね。
「本日はこの議場において拉致被害者の家族とその支援者が審議を傍聴している事を申し上げたい。」という事を言っていただきまして、その瞬間かなりその代表部の人・委員の人たちが後ろを振り向きましてですね。
私たちの状況を見ておりました。

これに関して、北朝鮮がですね。
答弁権と言うのを発動しまして、このステートメントによる反論と言いますかね。
そういう事で北朝鮮の大使の次席、ですかね?あれはね。
ちょっと名前忘れましたけど、やはり相変わらずですね。
日本人拉致問題についてはすでに解決済みだと、これをはっきり言っていました。
で、今更こういう問題を取り上げるのは別の目的があるのでは無いか?と。
要するに政治的な問題にすり替えて来ているのではないか?と。
それよりも日本が、いわゆる戦後保障の問題について、まだまだ解決を見ていない。
これを先にすべきだと、言うような話をしております。

これについては毎回変わってないんですけど、確かに初めて聞く人についてはですね。
日本はそんなに悪い事をしているのか?とか、そういった逆のイメージを持たされる場面なんですけど、それについて後で大島大使に聞いてみたらですね。
北朝鮮のこのコメントについてはすでに皆が、また嘘をほざいているとこういう感じの意識でしか取ってないという事を聞きましたので、私としてもちょっと安心はしたんですけども。
ああいう正式の場所でのステートメント、あるいはそれに対するコメントですから、当然記録に残る。
あるいは各国の議論のテーマにもなる。
いろいろ問題として重要であり、また悪い方向で動いてしまっては困ると、そういった感じが受けましたけども。

北朝鮮はその中でも面白い事を言っているんですけども、たまたま大島大使がNorth Korea(ノースコリア)と、要するに北朝鮮という言葉だけでしゃべったのをですね。
相当この銘板を叩いて怒っていましてね。
これはわが国を侮辱した言葉だと、わが国はいわゆる北朝鮮民主主義人民共和国だと、民主主義が抜けていると。(笑い声)
だから皆さんが笑うようにですね。
他の国の方々も多分何が民主主義だと独裁国家では無いかと、言うようなことで多分受けたと思うんですけども。
相変わらずそういう事で本国から指令された同じようなコメントをしょちゅうしているというような雰囲気でした。
それの証拠にですね。
ですから決議案が理事国皆賛成で通るわけですから、そういった問題についてはきちっとした判断で、それぞれの国が判断し対応しているというふうに私たちは受け止めて参りました。

その他当初計画にあった国連の安全保障理事会の常任理事国のうち、アメリカ・イギリス・フランス・ロシアの大使と会いまして、先ほど言った非難決議案の中で「人道上の懸念という言葉を入れていただいてありがとう」と言う感謝の話をしました。
「新たな決議案が出されるときには、必ず拉致問題を制裁の理由のひとつとして明記して欲しい」と、さらにお願いをして参りました。
例えばアメリカのボルトン大使に会ったんですが、私は3年前に一度ボルトン大使とアメリカのワシントンに行ったときに会いまして、その時の事をはっきりと覚えてらっしゃいましてね。

あのときの日本人の拉致問題については、あのときから理解を深め始めたと。
そのときからブッシュ大統領と話を通しながら、この日本人の拉致問題と言うのは決して忘れないと。
もちろん日本人だけではなくて、最近は世界各国に広まっているというか非常に心外なことであると。
今回の決議案の中に人道上の懸念という言葉は、これはあくまでもスタートポイントであって、これを発展させるべきだと。
発展という事はもっときつい文言で対応させるような取り組みをしていかなければいけない。
言うことではっきりと仰っていただきまして、我々ブッシュ大統領と共に、この問題に関しては特に日本の味方であるとはっきりと言っていました。
そういう面では非常に心強く感じたわけです。

一方ロシアの方はですね。
残念ながら時間がなくてですね。
せいぜい正味15分くらいしか話が出来なかったんですが、我々の訴えに対して非常にそういった状況は理解して気持ちは分かると。
この件については本国に伝えていきます、と言う程度で終ってしまったんですけど。
あとはまぁ中国がですね。
我々の私たちの面会要請に対して拒否をされたという事で、非常に残念なことで。
この問題の大きなキーポイントである中国と面談・話が出来なかったという事は、凄く残念だなぁと言うふうに感じております。

あとはその他の国につきましては、それぞれ日程どおりにですね。
フランス・イタリア・オランダ・ルーマニア・ヨルダン・レバノン・タイ・マレーシア・シンガポール。
それから最後に国連事務局の方にアピールをお願いに行きました。
事務総長はいなかったんですけども、そのナンバー2の方がおられて我々の話を良く聞いておりまして、是非総長にもはっきり伝えておくと、言うような事を言われておりました。

やはり各国ですね。
非常に、我々が言ったおかげといってはちょっとあれなんですけど、非常にこの拉致問題が今時こういう問題が存在するのか?と言うそういった意識と、それから直に被害者の家族と会う・訴えられて凄い実感をしたという事を言っておりまして。
こういう問題についてはもちろん国連の場、さらには各国で、特に拉致をされたという国・被害者がいるという国に対しては徹底的に調査をしてですね。
その調査によって例えば日本政府とも連携をとって情報を掴んでいくと、言うふうなことを約束もしていただきましたし。

ただ、国によってはですね。
要するに拉致をされたかもしれないけれども、本人、あるいはその家族、あ、本人はいないですね。
家族が申し立てをして来ないという事になると、政府もそういうような事は何も出来ないと、言う事が一部あるようです。
細かいやり取りについては後ほど西岡先生の方から解析があると思いますけども、そういった雰囲気の中でですね。
私たちがびっくりしたのはオランダについては自国の拉致については初めて聞いた情報だと。
大変ショッキングだという話もしておりまして、本国でこれについては良く調べてみたい。
言うようなことも言われておりました。

・・・その2に続く・・・

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2006年11月23日 (木)

東京連続集会22-(1)

核実験の暴挙・どうする救出運動 緊急集会(東京連続集会22)
06.10.19 友愛会館にて

※今回の集会はいつものようにお一人お一人順番に講演するのではなく、北朝鮮情勢についてフリートークで語り合う、という形で進行しました。
ですので、初めに登壇者のお名前をご紹介しておき、講演部分を全部で6分割にして紹介をします。
ただし、家族のコメント部分はいつものようにお一人ずつ紹介する形をとります。
テキストの紹介の仕方がいつもと少し違いますが混乱のありませぬよう、あらかじめご了承のほどよろしくお願い申し上げます。

◆講演部分の登壇者氏名

・恵谷治氏(ジャーナリスト)
・西岡力 救う会副会長
・安明進氏(元北朝鮮工作員)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『北朝鮮情勢について その1 (話し手:恵谷治氏・西岡力氏)』

★恵谷治氏

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どうもこんばんは。(「こんばんは」の声)
最大の関心事である核実験について、これはまずハッキリ言って失敗です。
別に誹謗中傷して言っているわけではなくて、根拠もある事で失敗して。
失敗した上に再実験があると言われていますが、その事も西岡さんが来たら詳しく話そうと思います。

私の個人的な感じでは再実験も難しいだろう。
それはですね、ご存知のように実験にはそれなりのコストがかかる。
もう、そういうコストも無いんじゃないか?と私は考えています。
ですから私の予想が外れて再実験があれば、まだ多少は金があるんだろう。
ですから今・・・(聞き取れず)をしますがともかくミサイル・テポドン2号の失敗に続いて、今回の核実験も失敗している。
当然もちろん開発責任者は・・・(聞き取れず)をしているでしょうし、逆に言えば姪yの回復でもう一度やりたいと思っているはずです。
しかし、もう本当にやる余力が無い。
逆に言えば、私は核実験が行われれば崩壊の秒読み段階に入ると解釈しますから、私は冗談抜きで秒読みに入ったと思っています。

まず核実験の前に、ミサイルの事を簡単に申し上げます。
7月5日に7発のミサイルが発射されましたが、ご存知のようにそのうちの1発はテポドン2号です。
それから残りの4発は、これはまだ様々な分析がありますが、私が把握している限りノドンが2発それからスカッドが2発、それからスカッドの改良型と思われるもの。
ある一定の地域に落ちたと、これはまぁ日本政府はそういうふうに発表していますが、ある一定の地域と言うのはですね。
数10キロの範囲、これも報道されています。
数10キロの範囲に命中したと言う言い方は間違っておりまして、着弾したと。
つまりミサイルはおそらく仮想ターゲットが決まっていてそこを狙って撃った結果が40~50キロの範囲だというふうに思われるわけで、という事はこれはもうミサイルの体を成していないと言いますか、命中精度その他話にならんと言う事です。

これが10キロ以内、あるいは数キロの範囲で着弾したとなれば、これは・・・・(聞き取れず)。
それでも近代戦には使えない物ですから、そのレベルにも達していないということはハッキリとしている。
しかしながら一方でそのテポドン2号を除く6発と言うのは、そのうちの1発は12時間遅れですが、きちんと発射しております。
命中精度その他は別としまして、ノドン、スカッドと言うのは車載型で、車に乗せて任意に移動してミサイルを立てて打ち上げる。
それがきちんと行われる。
と言う意味ではミサイル部隊と言うのは、いわば機能していると言う事がいえます。

一方でテポドン2号は爆発したとも言われていますし、ちょっとここは究明されてないんですが、いずれにしろ2段式のミサイルの2段目を分離する事が出来ずに着弾している。
その問題はですね。
存知のように98年、テポドン1号が発射された際、1段目と2段目がきちんと分離しました。
実は3段目に人工衛星を積んでおって、それが爆発して結果的に皆さんご存知のように人工衛星の投射というのは出来なくなったんですが、ご存知のように北朝鮮は未だに光明星1号が地球の周りを回っておると嘘八百を放送する。

人工衛星は失敗しましたが、1段目と2段目のブースターの切り離しは成功してます。
これはですね。
日本が最初に・・・(聞き取れず)をやったときは切り離しに5回も連続で失敗しています。
それを北朝鮮は一回で成功させています。
これは上手く行ったり行かなかったりという事がありますが、テポドン1号は成功してテポドン2号は失敗している。

僕はこう思います。
つまり私はですね、テポドン発射のいろんななぜあの時期にとかいろいろ言われますが、大きなバックグラウンドとしてはお分かりのように昨年9月からの金融制裁が始まって、アメリカに対する威嚇とまでは言いませんが力を示したいという中で、テポドン2号+6発のミサイルを発射しろと金正日が命令したと。

で、6発の方、つまりミサイル部隊は北朝鮮レベルでは上手く機能した成功したと、こういう事が言えると思います。
一方でテポドン2号と言うのは、核実験もそうですが、北朝鮮では第二自然科学院と言いますが、これは日本語的に言いますと国防科学院。
この機関で開発をしています。
つまり軍部隊の方はミサイルでは成功し、国防科学院の方がミサイルに続いて核実験も失敗したと言う事になります。

ここがポイントなんですよ。
この国防科学院と言うのはですね。
朝鮮労働党軍需工業部の直属の機関です。
あらゆる最優先で物資・資金最優先される。
そういう組織が行った実験が連続して失敗しています。
これはですね、偶然ではありません。

私が思うに、まず9月からの金融制裁。
それからご存知のように警視庁含めて国内で様々な家宅捜索を行って、そのターゲットは科協という、もちろん総連も含めてですがこの監視が非常に厳しい。
という事はどういう事か?と言いますと、まず外貨が動かせない。
プラスですね。
れは脱北者、ミサイル関連の人間から何回も聞いていますが、足らない部品の機番を書いて東京にFAXで送ればすぐに、万景峰号のみが初めて入港禁止になりましたが、各地に寄港している船が届けるんです。
ですからそれがそういう作業でいわば、開発が継続していた。
そのルートが断ち切られている。
これがミサイルの、テポドン2号の失敗および核実験の失敗につながっているというように私は考えます。

西岡さんが来られたので、これから二人で始めます。

★西岡力氏

大学の用事ですみません遅れましたが、今の話は大変重要なポイントがあるんですね。
まず二つの事を仰ったんですけど、一つ目からもう一度確認したいんですけど、つまり核実験は失敗だと。
ミサイル実験もアメリカまで届く弾道ミサイルテポドン2は失敗だと、と見てらっしゃるしそういう事でいいんですね?

★恵谷治氏

そうです。

★西岡力氏

アメリカをけん制するために、アメリカまで届くテポドン2を実験して失敗した。
そうだとするともう一回やらなきゃいけないんですよね?テポドン2を。
(失敗の)原因が分かればテポドン2をもう一回やらなくちゃいけない。
やってなかった。
で、今度は核実験をした。
核実験については恵谷さんが多分未熟爆発についてしてくださった?

★恵谷氏

いや、まだです。

★西岡力氏

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じゃあ核実験がなぜ失敗だったのか?と言う理由について説明してください。

★恵谷治氏

多分ご存知のように北朝鮮には濃縮ウランがまだありませんから、原料はプルトニウムです。
プルトニウムと言う物の起爆方式と言うのはご存知のように爆縮と言いますが、いわゆる球体を中心点に向かって 均等圧縮を一瞬のうちにドンッとして、プルトニウムと言うものが圧縮されてそれで臨界に達します。
その時の、つまりトマトを潰すときに上手く、まぁこれは不可能なんですが、ちょっとずらすと中身がブチッと出ます。
こういう潰し方では拙いんです。
上手く、中身が全然出ないようにきれいに潰す。

★西岡力氏

つまり皮が、均等に圧力をかけているから皮が破れないでぷすっと潰れる。

★恵谷治氏

ええ、それを爆縮と言うんです。

★西岡氏

それを通常の火薬でやるんですね?

★恵谷治氏

プルトニウムがある。
カバーで包んで、それに火薬をつけます。
その火薬を、球体ですからサッカーボールを考えていただけば、サッカーボール(の皮)が四角がありますね。
これはアメリカ式なんですが、ソ連でもそうですが、32面体です。
その32ヶ所に起爆装置があって、それを100万分の1秒の範囲で正確に同時に爆発させて。

※(1)-2へ続く   

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東京連続集会22(1)-2  投稿者:ぴろん  投稿日:11月13日(月)19時21分54秒    引用 
   ※(1)-1より続く

★西岡力氏

100万分の1ですね、100万分の1。

★恵谷治氏

と言うのは中性子が飛び出す速さと同じ正確さで爆縮をかけないと出来ない。
ですからこの起爆装置の製造するのが非常に難しい、いう事はあります。

★西岡力氏

北朝鮮は起爆実験をかなりたくさんやっていますね?

★恵谷治氏

はい。
で、私はですね。
この今言ったらとんでもないように思われますが、これはいわば60年前の、つまり長崎に落っことしたのと同じやり方で作れば出来るわけで、北朝鮮は私はこの起爆装置は完成させていた、いると。
しかもそれは80年代の終わりには完成していたと私は考えています。

★西岡力氏

それは100万分の1で爆縮する技術を北朝鮮が持っていたと?
その根拠はなんですか?

★恵谷治氏

この32面体を同時に電気雷管で爆発させるんですが、これは家庭のビデオの同調装置ですとかね。
ディスコのブラックライトとか、ある光がありますね。
ああいう機器をそれに使えるんですね。
60年前には大変苦労した事がですね。
今は簡単に出来るようになっています。

★西岡力氏

それは日本から出ているんですか?

★恵谷治氏

ええ私は、証拠はありませんが、そういうものは秋葉原経由で北朝鮮に行っていると。

★西岡力氏

それを先ほど恵谷さんが言及された在日朝鮮人科学技術者協会ですね。
科協が関係しているんですか?

★恵谷治氏

もちろんです。
北朝鮮の科学技術と言うのは、もちろん科協がソフトの面、様々な資料、それからハードの面、機械・部品、これは日本で調達と言っても過言ではありません。

★西岡力氏

当然そういう協力があって、アメリカが60年前長崎で落とした程度の、しかし100万分の1秒で爆縮する技術は北朝鮮は持っていたと。
持っていたのに、何で失敗したんですか?
起爆実験も何回もやっているのに、それをもう一度。

★恵谷治氏

現在はもうしていませんが、核実験は北朝鮮では平安北道の寧辺(ヨンビョン)と言われています。
その寧辺で83年からこの起爆装置の開発が始まりました。
その地域の北部で結構な川原の砂地がありますが、そこで爆縮実験、つまり爆縮実験と言うのは100万分の1秒でドンッと行くか?と言うのを70回もやってその実験は終っています。

★西岡力氏

寧辺で70回やったんですね?

★恵谷治氏

はい。
完成していなければ当然まだ続くわけですから、しかし89年を最後にその起爆実験を終っている。

★西岡力氏

83年から89年まで70回、起爆実験をやったと?

★恵谷治氏

その通りです。
その実験の終わりと同時にですね。
旧ソ連、KGBがですね。
90年の2月に、北朝鮮では核起爆装置が完成したという文書を当時ソ連中央委員会に提出しています。

★西岡力氏

89年に実験が終って、90年2月にソ連の情報機関が完成したと言う文書を出した?

★恵谷治氏

はい。

★西岡力氏

整合性ありますね?

★恵谷治氏

ソ連の民主化以後、そういう文書が明らかになっています。

★西岡力氏

しかしその後も起爆実験をしている。
恵谷さんはそれを衛星写真で見つけたんじゃないですか?

★恵谷治氏

はい。
実は今寧辺での起爆実験は停止、終りましたが、実は97年からですね。
平安北道亀城(クソン)市、亀の城と書きますが、亀城市の龍徳洞(りゅうとくどう)、ヨンドクドンと言う場所でですね。
また起爆実験が始まって、これが97年から2002年まで5年間、これも70回起爆実験をしています。

★西岡力氏

つまり89年に終ったのが別の亀城と言う場所で再開されて、また70回やっている。
そのときは北朝鮮は94年のジュネーブ合意で核開発を凍結すると言っていた時期ですよね?

★恵谷治氏

そうです、そのとおり。
今言われたように94年に核開発を凍結すると言っていて、舌の根も乾かない97年に起爆実験を再開した。
その事を考えますと、80年代末に完成した起爆装置とは別の起爆装置、つまり90年に完成したと言われる起爆装置というのは言葉で言う爆弾用の大型の物だと思います。
ところがこれをミサイルに積むには小型化をする必要があります。
ですから私の推測では91年から始まった起爆実験と言うのはですね。
小型化を目指したものだと思います。

★西岡力氏

じゃ、それを70回やったとするとそれも出来ていると見ているんですか?

★恵谷治氏

私の判断では大型は90年のときに出来て、2002年の起爆実験は終ってますが、それはこれは出来ないと判断をして停止したんじゃないか?と私は判断しています。

★西岡力氏

今回の核実験の話に戻しますが、そうすると今回失敗したと恵谷さん仰ったんですけども、今回使われた起爆装置は恵谷さんの見立てでは80年代に作られた大型のものだったのか?
97年から実験していた小型のものだったのか?
どちらですか?

★恵谷治氏

私は80年代の末に完成した大型のものが今回の実験に使われた。
プラス今言いました2002年に中止になった小型化についてはですね。
とてもこれは出来ないということで、今回は使われていないと言うのが私の判断です。

★西岡力氏

私聞き手なんですけど、私若干違う説があるんですがそれは時間があれば後で申し上げますが、話を進めまして、そうするとまた疑問が出てくる。
89年に70回も実験をしていて完成していた、ソ連も完成していたと言う秘密文書まで出していた起爆装置がなぜ今回上手く働かなかったのか?

★恵谷治氏

はい、ですからそこで、つまり技術確保を先ほど言いましたように、ミサイルを2段式の場合は分離できる。
そういう技術確保が終っているにも拘らず、つまり70回も実験をしてこれで問題ないといったにも拘らず、つまり予行演習では上手く行ったのに本番では上手く行かなかった。
これは本番と言うものが経済制裁、あるいは日本のそういう監視が強化された中で行われているというのが、私はその背景にある。
あるいは重要な原因だと見ています。

・・・その2に続く・・・ 

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東京連続集会22-(2)

  核実験の暴挙・どうする救出運動 緊急集会(東京連続集会22)
06.10.19 友愛会館にて

『北朝鮮情勢について その2 (話し手:恵谷治氏・西岡力氏)』

★西岡力氏

プルトニウムを入れて、出来上がった起爆装置に安心していて70回も実験していて絶対上手く行くと思ってボタンを押したけれども、するとあれですか?
トマトが少し漏れたと?皮が。

★恵谷治氏

そして次に推定ですが、まず彼らは威力はどの程度のものを作っていたのか?
それをまず補足する材料は、ご存知のように報道にもありますが中国に事前通報した。
30分前とも20分前とも言われていますが、その時に中国に対しては4キロトンの物を作った。
実験をするとこう通告をしている。
ですから4キロトンの物がですね。
現在の情報によりますと0・5キロトンしか威力を発揮しなかった。
つまり8分の1の威力だったと、まずいう事が言えます。

★西岡力氏

長崎の原爆も4キロトンくらいだったんですか?

★恵谷治氏

いや、長崎の場合20キロトンなんです。

★西岡力氏

元々小さい数字を言っていて、それにも。

★恵谷治氏

駄目だった。
これままだまだ議論をする余地があるんですが、失敗の原因がいろいろ考えられます。
私がいろいろと、この起爆に失敗したとすれば未熟爆発と言う言い方をしますが、早期爆発です。
本当に最後の臨界に行く圧縮をかける前に漏れて、中性子が飛び交って少し核分裂を起こしてブシュとして連鎖反応は止まります。

★西岡力氏

トマト(の皮)がこう切れた?

★恵谷治氏

そうするとですね、8分の1の威力ももう出ないんです。
非常に少ない威力です。
それが全体的に数字で言うと、0.5キロトンくらい。
0.5キロトンというのは500トン、もっと言ますと、ですから当初の新聞ではダミー実験だったんでは無いか?
1トン爆弾、そこそこでかいですけど、これを500発爆発させれば同じ震度になるという事です。

★西岡力氏

しかしそれは核物質が空中で採取されたのでダミーではなかったという事は間違いない。

★恵谷治氏

間違いないです。
ではどういう事か?と言いますと、実験報道の直後にですね。
新聞で読まれた方もいると思いますが、ロシアのイワノフ国防相、彼はですね。
5キロトンから15キロトン、で、我々独自の観測で得たデータであると言明をしました。
しかしもちろん15キロトンの計算も出来ないわけではないんですが、私個人的にはですね。
イワノフが本当に直後に言ったんですが、15キロトンと言う数字が頭にあったのは事前通報を先ほど中国に対しては20分か30分前に通報したんですが、モスクワには2時間前に通告しています。
その時に実験規模、威力を言ったはずですがそれは報道されていません。
で、今言ったイワノフ国防相の15キロトンと言うのは、おそらくモスクワに対してはですね。
おそらく15キロトンと言ったのではないか?
逆に言えば中国の4キロトンと言うのは正しいのかどうか?という問題もある。

★西岡力氏

元々北朝鮮は4キロトンではなくて、15キロトンの実験をしようとしていた?

★恵谷治氏

私はそう考えています。

★西岡力氏

と言うのが恵谷さんの考えですね?

★恵谷治氏

つまり通常のいわゆる、古い技術ですね。
作ればだいたい15キロトンから20キロトンの物が出来るはずで、その威力を小型化する。
これは先ほど言った起爆装置の問題とはまた別の問題です。
威力を小型化するというのは大変に高度な技術が必要です。
ですからもちろん4キロトンくらいではやってやれない事は無い。
北朝鮮で出来るかどうか?と言うくらいのところなんですが、いずれにしろ彼らの技術を考えると通常の作り方をすると通常の破壊力、つまり15キロトンから20キロトン。
その設計で実験をした結果、未熟爆発と言うブチッというのが0.5キロトンと言うというと非常に。

★西岡力氏

15キロトンと0.5キロで30分の1。

★恵谷治氏

それくらいであれば、いわゆる未熟爆発、早期爆発という事が言えると思います。
ですからこれは今お話したのは私の推測でありますが、おそらく北朝鮮としては15キロトンの物を、つまり中国が4キロトンと言っているのは無視をしてと言いますか。
私の考えでは北朝鮮は15キロトンの物を実験した結果、結果的に0.5キロトンの破壊力しか発揮できなかった。

★西岡力氏

とにかく0・5キロトンだった事は事実ですから、中国に4キロトンと言ったと。
あるいは15キロトンだと、どちらにしても想定した物が出てこなかったと。

★恵谷治氏

そういう事ですね。
想定した威力の物の何十分の1か。

★西岡力氏

恵谷さんの説だと30分の1だし、中国の言われている事が事実だとしても8分の1。

★恵谷治氏

その通りです。
ですからいわゆる設計どおりの威力が出なかった。
失敗した。
ただし、その未熟爆発でも曲がりなりにも名前は核分裂と言えますから、それなりの爆発が起きます。
その振動を当然現地では、報道されている豊渓里(プンゲリ=咸鏡北道吉州(キルジュ)郡豊渓里)と言う場所ですが、そこで地震を感じたはずですし、そこに立ち会った人間は成功したと思って第一報を平壌に送ったはずです。

★西岡力氏

そこでちょっと疑問なんですけど、北朝鮮は核実験をすると言って10月3日に発表して、テレビで何回もアナウンサーが言っていて、するするって言っていましたよね?
するすると言ってやったわけですから自信が無ければ出来ないはずですから、特にテポドン2が爆発してしまったと国際社会に言われている。
恥をかいたわけですね?一回。
国防科学院に対してね。
同じ部署ですよね?ミサイルと。
そうすると2発めのミサイル発射については原因究明が出来なくてやれなかったと私は思っているんですけど、とにかく一度ミサイル発射で失敗した同じ部署が、満を持して予告して核実験をしたと。
中国に対して4キロトンと言ったけど、少なくとも中国に対して言った物の8分の1しか出来なかった、失敗してしまった。
これは相当おかしなことじゃないですか?
なぜ失敗したんですか?

★恵谷治氏

ですからいろんな原因が考えられると思うんですが、その今言った32面体の配線が、分かりませんよ?
例えばの話ですが、配線が古くなったので実験用に新しく部品交換をするときに、本来なら届くはずのものが届かずに代用品を使って、本当に極端なたとえ話ですがこういった様々な物をもっと極論するとですね。
コピー用紙がない。
そうすると必要な指示を必要な部署に全部を配れない。
そうするとこっちは知っていてもこっちは知らない。
あらゆるシステム工学的な事を考えると、あらゆる事が完全に出来なかった。
そうするとこういう大規模プロジェクトで言えばですね。
どこかにミスがあってそれが連鎖で失敗したと、いうふうになります。

★西岡力氏

しかしそうなるとですね。
北朝鮮はミサイルを発射した・核実験をしたと言うのは、アメリカが金融制裁で締め付けをしてきたので、それを解かせようと思って威力を見せようとしたけれども、恵谷仮説で言うとアメリカの金融制裁や日本の取締りの結果、金融制裁に対して威力を見せようと思った核実験やミサイル実験が失敗してしまったと?

★恵谷治氏

はい。

★西岡力氏

という事になるとブッシュ大統領の思う壺にはまっていく事になりますか?

★恵谷治氏

私はそう思います。

★西岡力氏

追い込まれていて、追い込まれているところの脱出口を作ろうとしてミサイルと核をやったけれどそれも失敗した。
いよいよ追い込まれている?

※(2)-2に続く
   

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東京連続集会22(2)-2  投稿者:ぴろん  投稿日:11月14日(火)17時11分13秒    引用 
   ※(2)-1より続く

★恵谷治氏

そういう意味ではカウントダウンでありまして、先ほど最初に申し上げたように再実験ももうやる余力がない。
あるいはやるためにはですね。
完璧に今度は設計どおりに威力を発揮しないといけませんし、その準備あるいはそういう部品その他の調達、それに伴う資金、非常に厳しい状況にいるというように私は思います。

★西岡力氏

先ほど科協の話が出たのでもう一回、ここでは何度も話しましたけど、確認をしておきますけども。
つまり去年の秋以降、日本の警察が科協や総連の取締りを厳しくしている事が効いている、そういう事ですか?

★恵谷治氏

まさにその通りです。
逆に言うとそれは私の想像では、ワシントンとの協力関係で何が必要なのか?
もっと正確に言いますとですね。
この部品あるいはこの物資を日本のある企業が作っているとして、その移動・移転を監視しろと、個別にそこまで来ています。
ですからここだけの話ですが、そういう監視体制はもう完成しています。
ですから必要な部品が平壌には届かなくなっています。

★西岡力氏

去年の10月に科協本部の事務所が薬事法違反の容疑で家宅捜索されたときに、コンピュータが全部押収されたと。
恵谷さんが先ほどFAXと言いましたけど多分FAXは80年代の話で、北朝鮮から部品の調達はEメールで来ているはずです。

★恵谷治

ええそうです、その通り。

★西岡力氏

そのEメールのやり取りを全部日本の警察は去年の秋以降、掴んでしまった。

★恵谷治氏

ですからそういう影響でテポドン2号も失敗し、核実験も失敗している。
となればですね。
それを成功させることは出来ないと、こういう事です。

★西岡力氏

という事はアメリカの制裁だけでなくて安倍晋三さんが去年官房長官になって、拉致問題特命チームを作って法執行班を作って、今まで余りにも甘い法の適用を当たり前に厳しくするという事をやった結果、ミサイルと核が失敗したと。
恵谷仮説で言うとそういう。

★恵谷治氏

はい。

★西岡力氏

元々もっと早くやっていれば、こんなにはならない。(笑い声)

★恵谷治氏

本当にそうです。
と、もうひとつ、そういう意味で言えばテポドン2号が成功していればですね。
その前ご存知のように去年の2月に核保有宣言をしています。
ですから保有宣言をしてテポドン2号が実験に成功したとなれば、ワシントンに対して強い圧力がかかるから、そういう意味で核実験もまだしなかったと思います。
しかし見事に失敗した。
となればワシントンへのメッセージ・プレッシャーとしては、次はじゃあ核実験をやれと。
ご存知のミサイル実験の後ご存知のように40日、金正日は隠遁生活の好きな男ですから、40日姿をくらましていた時はですね。
そういう事を考えていたのではないか?と思います。

★西岡力氏

で、70回も起爆実験をしているから絶対に大丈夫だと。
満を持してカードを切ったと。
そしたらばぷしゅっとトマトがもれちゃったと。
この恵谷仮説が正しいかどうかと言うのは、つまりこの次核実験を近くするかどうか?
それで分かる?

★恵谷治氏

ええ、実験をしてそれで成功するかどうか。

★西岡力氏

それで成功するかどうか?
しかし、今すると2回目の制裁になっちゃいますよね?
2度やるんなら早く、次の日とかにやれば国連安保理の制裁決議がかかる前にやってしまえば1回の制裁で済むんですけど、今すると安保理決議がかかったのにまたやったという事になって圧力が高まっちゃいますよね?

★恵谷治氏

報道もそうなんですが、パキスタンは6回、二日に分けて5回と1回やりましたが、初日に5発やりました。
その記憶があるもんですから連続実験なんていいます。
あるいはいろいろな方が次々と実験するんではないか?と。
じゃあ北朝鮮にいくつ核爆弾があるのか?それをどんどん消費できるのか?いう問題があります。
逆に言えば中国が最初に核実験をやった77年、64年か。
ちょっとごめんなさい数字を覚えていない。
とにかく最初の核実験をやったのは1発で、1年置いてやって、つまり過去の例を見れば印パを除けばそんな連続実験なんかしていないんですね。

★西岡力氏

ただし、それは成功しているという事ですよね?
中国がやって1発目最初に。
成功しているから1年後に再実験。

★恵谷治氏

はい。
ですから、言いたいのはですね。
新聞報道でいくつも核実験が出来るような、つまりパキスタンも5つもやったんだから連続と言う報道があるんですが、それは全く見方が間違っています。
パキスタンの場合はですね。
1980年代にはもう何十発も作っておりまして、彼らは持っていると常に言っておりました。
しかし誰も信用していないと言いますか。
で、結果的にインドがやったがゆえに対抗措置として5発5連続でやった。
そういう事がなければ1発で十分だった。

★西岡力氏

パキスタンは未熟爆発は無かったんですか?

★恵谷治氏

パキスタンはすべて成功しています。

★西岡力氏

そうすると北朝鮮としては虎の子の何発しか無い、10発とか10何発かくらいのうちの二つをやるんだから、本当に絶対に成功すると思う起爆装置でやってるはずですよね?
さっきの話に戻っちゃうんですが、それが失敗しています。
物凄いダメージですよね?

★恵谷治氏

おそらく自信があったはずですから、がゆえにもちろん実験した。
あるいは事前通告もした。
それが見事に失敗したという事ですから相当なダメージです。

★西岡力氏

という、今までの話をまとめるとですね。
つまりアメリカが去年の9月から金融制裁をして、北朝鮮の核およびミサイル開発そして軍隊を維持するような資金の移動を止めることに関して、そして日本も去年の秋以降法律を厳しく適用すると言う制裁をして、日本の中から核の部品や技術指導がされていたのが、今はほぼ止めることが出来ている。
このまま続くと核・ミサイル開発も出来なくなりますし、軍隊も維持出来なくなるかもしれないし、それを解除してもらうための交渉をアメリカに要求しようとしていろいろ動いたけれども、アメリカは金融制裁は犯罪に対する法執行だから交渉の対象じゃないといって交渉を拒否している。

★恵谷治氏

それに補足して言いますと金融制裁というよりも法執行と言うのが正しいんですがそれは別として、言葉で言うと銀行間取引を停止させている。
そうすると商売はキャッシュでするしかない。
で、偽札もたくさん刷ってますからいくらでもキャッシュがあるんですが(笑い声)、こういう実話があります。

今年の2月にですね。
中国の東北部の瀋陽に北朝鮮の関係者が来てですね。
潤滑油を何万トンか、その数値は分かりません。
大量に買いたいと、でキャッシュはあるんだ、と持って来たそうです。
瀋陽の企業としてはですね。
いやいやこれだけのキャッシュを見てもこの中に偽の札があるかどうか分からないから、偽札検査をして確認をしたい。
でまぁ、ここは中国人だと思うんですが、商売が上手いと言いますか。
瀋陽には実は偽札鑑定機が無いんです。
おそらくそんなことは無い。
無いから北京から取り寄せると、その費用を全部お前のところで持てと、それを言ったら取引に応じると。
そうしますと当然ご存知のように厳しい財政事情の中で余分な経費なんか決済出来る権限なんかありませんから、ですからすごすごと帰っていったといいます。

つまり、そういう事が各地で起きている。
ですから先ほど言った部品どころか、日本からの重要な部品どころか、国営企業であれ研究室であれなんでもとにかく入手が出来ない状況がどんどん続いている。

★西岡力氏

偽札や麻薬だけじゃなくて通常の貿易が出来なくなっている。

★恵谷治氏

通常の貿易じゃなくて、通常の買い物が出来ない。(笑い声)
そういう影響が出ているわけです。

★西岡力氏

私が最近ソウルで聞いたのは、ゴムが買えなくて豚の皮で靴底を作っている。

・・・その3に続く・・・

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東京連続集会22-(3)

   核実験の暴挙・どうする救出運動 緊急集会(東京連続集会22)
06.10.19 友愛会館にて

『北朝鮮情勢について その3 (話し手:恵谷治氏・西岡力氏)』

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★恵谷治氏

ですからまぁ、そういう実態を見ればですね。
ミサイル発射あるいは核実験と言う巨大プロジェクト、現代で言うとシステム工学が要求されるものがこれはもう出来ないと言っても良いと思います。

★西岡力氏

そうなるとですね。
彼らにとっては最悪のシナリオで、失敗はしたけれども国際的には制裁が高まってしまった。
国連の安全保障理事会で中国もロシアも賛成した全会一致のミサイルでは非難決議、そして今回は制裁決議が通った。
日本も独自制裁を2度したと。
そして今度は国連決議に基づいて船舶に対する検査をするかどうかと言うところまで来ている。
しかし彼らは失敗してしまって、アメリカを脅すことは出来なくて2国間交渉にはならなくて、金融制裁を解いてもらおうと思ったら逆にもっと強まった。

★恵谷治氏

今の話を整理すると、まずアメリカの金融制裁。
それからご存知の日本独自の経済制裁。
それに今回の国連制裁。
プラス、私が記事に書いてご存知かどうか分かりませんが、米軍による5030という謀略作戦がある。
これは秘密作戦なんで中々表には出ません。

★西岡力氏

ちょっと待ってください。
まだ分からない人が多いです。
5030って数字の番号なんですか?

★恵谷治氏

はい。
これは米軍がというか太平洋軍の作戦計画が5000番台、あるいは中東軍だと7000番台とかいう。

★西岡力氏

米軍の作戦番号なんですか?

★恵谷治氏

はい。

★西岡力氏

太平洋軍は5000番台なんですね?

★恵谷治氏

そうです。
もちろん知られている限りは5026と言うものがありますが、これはですね。
90年代に核問題が浮上したときに、先ほど言いました寧辺の核施設を限定空爆する、と言う計画です。

★西岡力氏

それが5026、5026の限定爆撃。

★恵谷治氏

そういう作戦計画は出来たんですが、ただそれを考えているうちに、米軍側は限定だと思っていてもですね。
金正日側は攻撃されたら全面戦争だという、当然そういう反応がありうる。
であれば今度は全面戦争の作戦計画が必要だという事になりまして、次なる5027という作戦計画があります。

★西岡力氏

5027は全面戦争の作戦計画ですね?
報道で別なのが出来たと、ニューズウイークにも5027書いてありますよね?

★恵谷治氏

5027はまず米軍の地上軍が行って、まだ1990年代初めの作戦計画です。
ですがこの5027はもう現実的には米軍ではもう対応できません。
それよりもその作戦計画によるとですね。
朝鮮戦争当時と同じ50万の兵力を投入する、と言う計画ですからこれはもうこの21世紀は不可能。

★西岡力氏

で、恵谷さんはそうじゃなくて今5030と言ったんですけど、その間に何かあるんですか?

★恵谷治氏

ええありますが、いろいろとまず。

★西岡力氏

今26、27と言った、28、29ってあるんですか?

★恵谷治氏

28がきちんと、つまりこれはすべて機密作戦なわけです。
表に出ているはずが無いんですが、それは別として、5029と言うのがあります。
この29と言うのは何か?といいますと北朝鮮において何かが、北朝鮮の中でクーデターが起きる、あるいは暴動が起きる、あるいは大地震で大災害が起きる。
つまり在韓米軍あるいは韓国軍にとって重要な異変が起きたときに対処する作戦計画です。

★西岡力氏

北朝鮮の内部で何か起きたときに対処する。

★恵谷治氏

それが5029です。
5030と言うのは実は在韓米軍だけの作戦計画ですが、5029までは韓国軍と在韓米軍の共同作戦でした。
しかしこの29を策定するに当たってですね。
有事、北朝鮮が混乱したときをどう判断するか?
という事で韓国側と交渉が上手く行かず、この5029と言うのは韓国政府は承認していません。

★西岡力氏

在韓米軍と韓国軍の合同計画であるにも拘らず、韓国政府がそれを承認していない?

★恵谷治氏

そういう事です。

★西岡力氏

じゃあ、使えないじゃないですか?

★恵谷治氏

そうです。
ですから今のところ5029と言うのは宙に浮いた計画です。
それで最初に言いました5030を策定するに当たっては、在韓米軍独自でやる。
韓国を入れない、と言う作戦計画です。

★西岡力氏

それでその5030と言うのはどういう計画ですか?

★恵谷治氏

これは秘密作戦、謀略工作です。
ご存知のように皆さん有名なCIAというものがいろんな謀略を過去においてやってきました。
毒針で暗殺するとかですね、いろんな謀略をCIAがやっていました。
CIAではそういう悪面もあって、あるいはアメリカ政権内部のいろんな問題もありましたけど、非常に規模が縮小されています。
今また多少復活していますけど。

★西岡力氏

つまり5030はCAIでは無いという事ですね?

★恵谷治氏

はい。
その5030の特徴は今言ったイメージ、過去におけるそういった謀略工作をCAI・中央情報局ではなく、国防情報局、つまり米軍が行う。
という事がひとつ。

★西岡力氏

だから作戦番号が通し番号でついているわけですね。

★恵谷治氏

そうです。

★西岡力氏

軍の計画として謀略をする?

★恵谷治氏

これは本来は軍の仕事では無いといいますか、つまり戦闘兵器をもちいて戦闘する行為ではない。
本当の意味での秘密作戦。

★西岡力氏

具体的にそれが今の核やミサイル問題とどう関係するんですか?

★恵谷治氏

ですからこの5030の最大の目的は金正日政権を倒す。
その手段についてはあらゆる可能性を探る。
単純に言えばですね。
金正日の警護員を騙して暗殺させる。
出来る出来ないは別として、とにかく考えられる事を全部選択肢として、その中で今度は実行可能なものをやっていく。
例えば党の最高幹部を亡命させる。
あるいは軍に不満な人間がいれば、彼を支援する、彼のグループを支援する。
しかしもちろん、北朝鮮は厳しい監視社会ですから大変難しいですが、とにかく考えられる事はすべてやっていくというのが5030です。

★西岡力氏

それで思い出しましたけど、恵谷さんが確かSAPIOに書いたと思います。
呉国烈という幹部で今は党の作戦部長。
つまりテロや拉致をやる部署の責任者の息子がアメリカに亡命した、という情報ありましたよね?

★恵谷治氏

おそらく私の考えではテロの総責任者である、呉国烈を亡命させようとしたんではないかと思うんですね。
そのパイプ役に息子を使ったんじゃないか?と私は思っています。
これはもう秘密作戦ですから、詳しい結果はいずれ50年後60年後に分かるかもしれませんが、いずれにせよその呉国烈の息子が亡命したのは事実なんですが。

★西岡力氏

事実なんですか?
呉国烈の息子が亡命したのは?
アメリカに?

★恵谷治氏

はい。
その亡命方法が興味深いと言いますかね。
当然、韓国にも亡命されている方がたくさんいますが、可能であれば自分だけでなく家族あるいは親族と一緒に亡命したいと当然思います。
で、呉国烈の息子の場合はですね。
家族は当然一族郎党40人を一度に亡命、つまりその。

★西岡力氏

40人?

★恵谷治氏

40人です。
40人をですね。

★西岡力氏

家族とか知人とかそういう人たちを全部?

★恵谷治氏

親族です。

★西岡力氏

家族、親族ね。

★恵谷治氏

それでその船でたくさんの方が亡命していますが、彼らも一隻の小さな船に40人も乗り込んで上手く清津を出港して、その40人が通常であれば漂流して食料・水なんか無い状況でギリギリですから。
で、5030の担当者はですね。
とにかく携帯電話、無線も含めてすべて持って、その船をですね。
日本海の沖で米軍が潜水艦を出しました。

★西岡力氏

アメリカの潜水艦が亡命者を救い出す?

★恵谷治氏

その40人をすべて潜水艦に乗せて横須賀に着きまして、横須賀から飛行機でアメリカに行きました。

★西岡力氏

スパイ映画みたいですね。

★恵谷治氏

全くこれは、もっと言いますとその連絡役にどういう絡みか分かりませんが、中国人民軍の高官も絡み日本の暴力団も絡んでいると、いうくらい(笑い声)ちみもうりょう。
しかしそれくらいしないとそれくらいの計画は出来ません。

★西岡力氏

それは本当なんですか?

★恵谷治氏

これは本当に真面目にそれに携わった人間からも聞いていますし。
(会場より「何年何月ですか?」の声)2003年10月。
ですからこれは全く秘密作戦ですから、恵谷がああいう事を言っていたけど?と誰かに聞いてもすぐ否定されます。
そんなことは有り得ないと。
そういう作戦です。
ですから今言ったのは一つの例です。

★西岡力氏

NHKはソウル発の報道で亡命したと報じてますし、韓国の月間朝鮮も報道してますね。
報道は今みたいに具体的な話じゃないですけど亡命したと、名前が明らかになっています。
その呉国烈の息子が平壌から姿を消している事は事実で間違いが無い。
という事をやっている事と核・ミサイル、金融制裁とつまりどういう関係があるんですか?

★恵谷治氏

それは今言ったそういう中に当然、国防科学院の人間も・・・(聞き取れず)。
とにかく様々なことが、ですから私も分かりませんし具体的に説明できませんが、その5030という秘密工作・謀略工作によって今回のミサイル発射あるいは核実験と言うものが、つまり国防科学院が主管するプロジェクトのどこかに関わって。

★西岡力氏

では意図的にアメリカが何か謀略を仕掛けて、ミサイルや起爆装置が上手く作動しないようにしたっていう可能性さえ考えられると?

★恵谷治氏

私はそう思う。
ですからそれだけで先ほど言った様にまず金融制裁から日本の独自の制裁で、これが核実験を行う・・・(聞き取れず)
今後国連の制裁がありますし、その前にこの5030のこの3つの力でテポドンの発射が失敗したし、今度は国連と言う世界規模の力がかかりますから、何回も言うように2度目の核実験と言うのはとてもじゃないが出来ないんでは無いか?
逆に言ったらやったらまだまだ体力はある、というふうな判断基準になるんでは無いか。

★西岡力氏

内部矛盾がどんどん高まっていくという事だと思うんですが、だったら北朝鮮の内部はどうなっているか?と言う情報は無いですか?

★恵谷治氏

一番大きな変化はですね。
人民軍が自給自足になって久しいんですが、部隊で敷地で畑を作り・・・(聞き取れず)を蒔いて豚を飼ってと自給自足社会。
しかしそれ以外はですね。
言葉で言う、・・・・・(聞き取れず)ある程度の秩序は守られる。
しかしそれは今度国民の側から見るとですね。
人民軍が、部隊が来るととにかく当然女性は隠れなさいと言うような、あるいは民家に入って焼酎を造っていたのを出せ、あるいは豚の肉を出せと謀略無尽だったんですが、それがしかし現在はですね。

実は人民軍党内文書によりますと、今年に入ってから100件の武器盗難事件があった。
それは機密文書でその資料を元にこういう幹部の集まりで講義をする。
でその資料で、(隣で西岡氏が「1000件」の声)失礼、1000件。
1000件が発生して注意するように。
つまり単純に言うと人民軍が持っていたカラシニコフ1000丁が民衆側に隠匿されている。
これももちろん各地でバラバラですから、一ヶ所にあればもっと力になると思うんですが、いずれにしても過去にはそういう事件は起き得ない状況でした。
つまりですね、住民があそこに武器があるのは当然知っている。
しかしこれまではそれを盗むとかいう発想はありませんでした。

もう一つ同じような意味で、今年大水害がありました。
金正日にとっては年中自然に助けられて水害で援助をしてくれると、今回はほとんど集まらないんですがそれは別として、水害のところをニュース映像で見ますと人民軍の兵士がほとんど映っていない。

★西岡力氏

復旧作業に映っていないという事ですね?

★恵谷治氏

龍川(リョンチョン)の大爆発事件がありましたが、あのときには人民軍が飛んでいってすべて復旧作業に当たったんですがそれと正反対です。
聞く所によりますと大水害で人々は大混乱で、もちろん復旧も救護もありますが、人民軍は何をしていたか?というと、もう襲われるんでは無いか?と住民にですね。
武器庫・食料庫の守備防衛に当たっていて、復旧作業などとても出来ない。
それくらい緊張が高まっているというのが私に入っている情報です。

★西岡力氏

思った以上につまり金融制裁、あるいは日本の制裁、5030心理戦計画などが効いていると。
そしてアメリカはさっきの作戦部長と言うのは拉致をした責任者ですから、その呉国烈本人が来れば何人どこにいるか分かるくらいの重要な人物を亡命させようとして、少なくともその息子と一族郎党を40人を亡命させることは出来ている。

★恵谷治氏

ですから拉致問題のことで言いますとですね。
アメリカ政府との交渉で呉国烈、まぁ息子ですからどの程度の情報を持っているかどうか分かりませんが、接触して本人から直接話を聞くというのも一案ではないか?と。

★西岡力氏

呉国烈の息子にですね。

・・・その4に続く・・・   

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東京連続集会22-(4)

   核実験の暴挙・どうする救出運動 緊急集会(東京連続集会22)
06.10.19 友愛会館にて

『北朝鮮情勢について その4 (話し手:安明進氏・恵谷治氏)』

★西岡力氏

ちょうど安明進さんが来てくれたので、今ソウルで最近のですね。
今のと関係して北朝鮮の内部の話、内部矛盾が高まっているという事について新しい情報があると聞いているので、安さんに一言。

★安明進氏(通訳:西岡力氏)

(拍手、日本語で)皆さんこんばんは。(「こんばんは」の声、拍手)
(以下朝鮮語で)このような集まりにはいつも来て、皆さんにご挨拶したいと思っていたんですけど今日はちょっと遅刻してしまいました。
最近の北の核実験、そしてこちらからの経済制裁、また軍事作戦の話が出てくる中で、北の内部がいったいどうなっているのか?
普通の国であれば分かるわけですけど、隠されているその内部を我々知りたいと思うわけです。

実は核兵器についてはですね、私が北朝鮮にいた90年代の初めまでの時期でも実はすでに持っているんだ、という内部ではですね。
そのような自負心を皆持っていました。
今になって国際社会が北朝鮮の核兵器が脅威であると言って対応を始めるというのは、私から言わせると余りにも遅いんじゃないか?と言う気がします。
その核兵器がミサイルに乗って実際に周辺国に脅威を与えることが出来るかどうか?と言うのが関心を呼んでいると思いますが、それだけでなくその核兵器が実はテロリストの手に渡るという核拡散の問題も大きな問題だと思います。

北の住民たちはもう核兵器を持っているという自信感を持っていたので、今回の実験でやっと私たちは核保有国になったんだと言うような反応は無いです。
むしろ北の住民たちの中では核実験をした事によってより一層の国際的な孤立を呼び、国家が崩壊してしまうのではないか?と言う憂慮の声が高まっています。
特に大規模にこれまで北朝鮮を支えてきた中国からの支援が減少を見せ、また韓国の中でも北朝鮮に対するこれまでの支援を見直すべきだという声が高まっている事を受けて、北の内部でも二つの意見が対立している。
混乱状態になっています。

なぜ金正日がこのような時期に核実験をしたのか?と言うのは本人にしか分からない事でありますが、しかし彼の周囲にいる人間たちは、なぜ金正日が今の時期核実験の命令をしたのか?と言うことについて、やはり海外にある自分の個人資金が使えなくなったからではないか?と判断していると言う情報があります。
過去には金正日の個人資金は労働党の39号室が管理していましたが、今は金正日の家族・親戚が海外に直接出て行って管理をしている。

そしてまた張成沢という義理の弟が一時期金正日から遠ざけられていたのですが、また個人資金を管理しなければならないと言う必要が生まれて来て張成沢を再登用して中国へ送って、自分の個人資金の管理をさせていた。
しかし、中国当局が張成沢が来ても金正日の個人資金を完全に北側に渡す事はもうしなくなっている。
そういう中で張成沢の動向は今脚光を浴びて来ています。

外部ではですね。
北の中でハト派とタカ派がいて、タカ派が金正日に核実験をするように言ったとかそういう議論がありますが、北朝鮮の中で金正日に対して核実験をすべきだとかすべきではないとか、いうような事を言える立場の人間はいません。
ただし外部の勢力から大規模な物的な支援を引っ張ってくることが出来る人間が例えば朝鮮族で中国にいて、中国が核実験を止めればこれだけの支援をしてくれますよと言う形であれば、金正日に話をする事が出来る。

ある人は今回の核実験は北の軍部が指導したと言う人がいますが、北の社会と言うのは100ドル程度の外貨を使うのでも金正日の決済が無ければ出来ない。
すべての事は金正日の決済で行われている。
つまりこの核実験も金正日の命令で行われている事は間違いが無いという事。

外では今核実験について大変騒がしいですけど、北の住民たちはすでに核実験などと言っても無感覚になっています。
ただもう今日食べるもの、明日食べるものが確保出来るかどうか?
自分の生活だけに関心がある。

北朝鮮の核兵器の危険性と言うのは、つまり何人かの金正日及びその周辺の人間たちが危険な人間であって、その人間が自由にそれを使うことが出来るからこそ危険性が高まっている。
そしてまた今北朝鮮の状況の中で、最高指導部の中でもこのままこの危険な金正日と一緒に行けないと考えて、外部勢力と手を結ぼうと、あるいは外に逃げようという人たちが少しずつ姿を現しています。

金正日は馬鹿では無いから暴発なんかはしないだろうという議論もありますが、しかし金正日と言うのは自分のいない地球は必要ない。(笑い声)
朝鮮労働党がない地球は必要ないという事を公言する自己中心的な人間ですので、そのような人間が核を持っているのは危険であるのは間違いない。
この話を実は私がただ言っているんじゃなくて、実際1992年に北朝鮮の将軍たちの前で話した話だと。
また、そのときだけじゃなくて今もそのような話をしている。
自分の命が危なくなったらば世界も道連れにして核兵器も使って死のうという事を考える男であるという事。

北朝鮮は近く再び核実験をするという情報がありますが、私はすると見ています。
なぜなら国際社会は今回の核実験に対して北朝鮮を恐れなかったからで、馬鹿にしていると思った。
更にやらなけければならない。
実験場の場所には1回だけのための施設だけじゃなくて、2回3回4回が出来るような工事が同時になされていたからです。
もちろん今日の中国の代表団と金正日が会ってどんな説得をしたか分かりませんが、とにかく今回の事態が金正日の危険さを我々が分かる重要な機会だと思います。

★西岡力氏

最後に恵谷さんに、この今緊迫した状況の中で我々拉致問題に、日本人拉致被害者全員救出、それ以外の拉致被害者救出のために何をすべきなのか?
日本政府は何をすべきなのか?我々は家族会や救う会や国民は何をすべきなのか?という事を一言言っていただいて、それを受けて家族の人にコメントに移りたいと思います。

★恵谷治氏

正直言いまして、被害者を奪還する効果的な方法も今までありませんでしたが、安倍政権になって本当に私はですね。
安倍総理の言葉を聞いてご存知のように最後の一人、全員救出すると言われました。
これはですね。
日本的な言い方でありまして、最後の一人まで救出すると言うのはご存知のように金正日政権が倒れない限り不可能です。
逆を言えばあの表現は自分が任期中に倒れると。
で、別にそれは期待値ではなくて何らかの根拠、それは当然ながらワシントンでしょう。
そういった事を踏まえたうえであの発言になったと、こういうふうに私は思います。
それとは別に、ですから逆に言うと2年以内にはもう倒れる。
本当に秒読みで来年倒れてもおかしくないと私は思います。

★西岡力氏

2年でブッシュ大統領の任期が切れる。

★恵谷治氏

はい。
同時に安倍総理の任期も。

★西岡力氏

まぁ、自民党の総裁の任期ですから。

★恵谷治氏

それは別として、救う会家族会でどうするか?という事に関して言えば具体的に正直言ってありませんが、先ほど言ったように、押収物あるいは何度も申請したでしょうが、金賢姫その他ですね。
とにかく我々の手立てで第一情報と言うか、それをとにかく収集する。
逆に言えばそれは私は夜明けは近いというふうに確信しています。

で、ちょっと時間がなんですが、皆さんにこれを紹介します。
これは5万分の1の地図です。
この上に・・・・(聞き取れず)で見えませんが、最近は山に登られる方も2万5千分の1ですから、私は現役時代5万分の1ですからなじみがあるんですが、この3つのポイントが韓国、アメリカ、それからCTBTが確認した震源地です。
その中央に萬搭山と言う、2205メートルの山です。
皆さん衛星写真で見られたと思いますが、その場所というのがここです。

竪穴だ横穴だと言う議論がありましたが基本的に横穴で、先ほど安明進さんが言われましたが、ここからまた別の穴が伸びているはずで、とにかくこの直径は5キロ。
そこまでは絞り込まれていますがそれ以上は今のところはピンポイント出来ていないのと、実は今日アメリカからも情報で、先ほど0・5キロトン。
これは新聞報道ですが、聞くところによるとアメリカは0・55キロトンと分析しているそうです。
と同時に横穴を水平に掘って、あの衛星写真が写された場所は標高1200です。
1200で、萬搭山が2200です。

ですから単純言えば1000メーターあの中で爆発した。
水平坑道がL字型になっている。
つまりここで爆発したらこの坑道に爆風が出るわけですね。
しかしこちらには出ない。
もちろん塞ぐんですが、塞いでも吹っ飛びます。
そういう形でL字型になっているんですが、いうことだそうです。

あと最後についでながらというか、失礼ながらいました話は、最初の方に言った話は来週のSAPIOに書いてあります。
それには今の話が詳しく載っているので興味のある方はすみません。

★司会 平田隆太郎氏

恵谷さん、どうもありがとうございました。   

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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東京連続集会22-(5)

核実験の暴挙・どうする救出運動 緊急集会(東京連続集会22)
06.10.19 友愛会館にて

『横田滋 家族会代表のお話』

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皆さんこんばんは。(「こんばんは」の声)
前回、特に変わった事はありませんでしたが、「核実験を行います」と声明を出しまして、そしてその声明を中山補佐官が・・・(聞き取れず)をしました。
そして閣議で政府の制裁や安保理決議に拉致問題という事も入れて欲しいと・・・(聞き取れず)しました。
中山補佐官は、今回は制裁決議を満場一致で通すという事が目的なので入るかどうか分からないけど、努力しますと言うお話がありまして。
そして翌日塩崎官房長官から自宅に電話がありまして、昨日国連の大島大使に拉致という事も入れるようにと連絡しましたという事を伺いました。

そして今日この資料として配られましたものの中は・・・(聞き取れず)にありますけど、人道に対する国際社会の実現という形で拉致問題が織り込まれましたが、非常に政府の対応が迅速であって且つ国連の方でも素早くそれだけの決議がされたという事は、政府が如何に努力しているかの表れで、我々としてはありがたく思っております。

それからもう一枚のA版の方ですが、これは10月5日に東商ホールで関係試写会が行われまして。
そしてこの下の方に書いてありますけど11月25日に、GAGAの劇場とか109シネマズMM横浜とか109シネマズ川崎、新しくラゾーナと言うところが出来ましたんですが、ここの5階で公開されます。
・・・(聞き取れず)でも・・・(聞き取れず)でやるといっていますが、全国的に順次公開していくことが決まっております。
それから更にはこの前に11月の初旬には、例えば拉致議連だとか拉致された・・・(聞き取れず)等で試写会が開かれることになっております。

川崎では写真展が11月14日から開かれますがそれは駅の東口ですが、西口では2回同じ日に試写会が開かれることになっております。
それから先般も、横浜の瀬谷の集会に行ったんですね。
そこの公民館で集会が開かれましたけど、こういったものを公民会なんかで借り出して救う会で上映できないものだろうか?と言う質問がありましたんですが、それはGAGAの方に聞いてみましたらロードショー期間中というはそういったものに貸し出すことは出来ないという事で。
一般の劇場と同じ料金を取らなければ貸し出しはしないという事で、それは時期が過ぎると、だんだん安くなっていくという事を言っておりました。
各地でそういう上映の問い合わせが来ているという事で、また大勢の方が見てくださって、日本とはまた違った感覚で作った映画なので。

元々これは日本で公開する予定のなかった映画です。
日本人は皆拉致の事を知っているから、日本でやっても誰も興味を示さないだろうと思ったんですが、アメリカでの映画祭でずいぶんたくさん賞を取ったことから逆に争奪戦のような形になって、このGAGAと言う配給会社が権利を獲得したわけなんです。
それにアメリカでも試写会を、大使館か何かが後援か主催でそれでアメリカでも試写会をするという事になっております。
これによって、日本の人とは感覚は違いますけど、拉致の問題についてもまた新たな認識が広がるんじゃないかと期待しております。(拍手)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※参考リンク

アブダクション=『めぐみ 引き裂かれた家族の30年』全国上映館リスト
   

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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東京連続集会22-(6)

   核実験の暴挙・どうする救出運動 緊急集会(東京連続集会22)
06.10.19 友愛会館にて

『横田早紀江さんのお話』

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皆さんこんばんは。(「こんばんは」の声)
本当に長い間ご支援いただきましてありがとうございます。

皆様のご支援の中で、なんとか今日まで健康を持ちこたえながら活動を続けておりまして、おかげさまで本当に今回安倍総理が組閣で本当に拉致問題に対して熱心な方々が組み込まれてくださって。
ようやく私たちが望んでいた展開に、はっきりとした具体的な形で表してくださるようになって。
本当に私たちはいよいよ、西岡先生がいつも仰っていたように嵐の前の静けさという事を仰っていましたけど、本当にいよいよ嵐が吹いてきたなと言う状況になってきたんですが。

私たち家族会にとっては子供たちの命を預けているわけで、人質の人たちが向こうにいるわけですから、本当にこういう大変な状況の中でどんなふうになっていくのかな?と不安感を持っております。
本当に何とか無事に助け出されて欲しいと願っています。
結果は・・・(聞き取れず)皆様に頑張っていただいて私も頑張って来たのですから、本当に日本中が喜んで良かったって言えるような結果が出て欲しいと。
全部が全部、皆が生存しているか、どれだけの人がいるか、本当に分かりませんけど。
ある程度の覚悟はしながら、必ず少しでも元気な姿で帰ってきて欲しいと思っていますので、これは祈るしかないと、私はいつも一生懸命お祈りしているんですが。

なんとかこんなに分からなかった事がこんなにはっきりとした事に、少しずつですけど現れて。
めぐみの事だけでも死亡したと言われながら孫がいたり、夫だと言う人が北朝鮮の人だと言われていながら韓国人の被害者だったという事もはっきりと現れてきて、一つ一つの事が明らかにされてきたと言う事。

そして今いろんな事が、核の問題を通して北朝鮮と言う国が本当に恐ろしい。
本当にああいう国がある事が大変なんだという事が世界中が心から思うようになって、今どうしたらいいのかという事で考えてくださる。
本当に良いように、何とかあちらの心が変わってくれないか?と、それだけを願っています。
どうぞよろしくお願い致します。(拍手)   

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東京連続集会22-(7)

   核実験の暴挙・どうする救出運動 緊急集会(東京連続集会22)
06.10.19 友愛会館にて

『増元照明 家族会事務局長のお話』

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今、恵谷さんが核実験が失敗だったと仰って非常に心強く思いました。
あの、キチ、これは放送禁止用語で、精神異常の金正日がやはり核を持つのは非常に危険なことだと思いますので、失敗したことでまだ少し未来があるのかな?と思いました。

実は私、強硬な家族会の事務局長としては本当ならレジュームチェンジを言わなきゃいけないんですけど、それを言うと今まで反発が多いので余り言ってこなかったんです。
でも昨日ちょっと鹿児島でついつい、取材を受けていましてレジュームチェンジまで言ってしまった。
それが新聞に載ってしまいました。
ちょっと拙いかな?と思っているんですけども。
そこまでやらなきゃ、最後の特定失踪者の拉致被害者を取り戻すことは出来ないというのは私たちの共通認識です。

さらに北朝鮮問題の難民救援基金、守る会、皆さんの共通認識としてあの金正日政権があってはならないというのは共通認識なんです。
それを言うと本当にまだコンセンサスが得られないので、ここにいる方はほとんど皆さんお分かりだと思いますけど、その為には絶対に毅然とした姿勢で制裁を課していかなければならない。
そこで私たちが怯えていたら決してすべての拉致被害者の救出は出来ない、という事をこれから私たちは日本各地で皆さんにお願いするしかないんですけども。
安倍さんのやっている事を支持していただきたいという事をこれからも講演で言っていきたいと思います。

昨日の取材の中で私もちょっと不安になったんですけど、後ほど質疑応答されるでしょうけども、軍部の暴発と言うのが有り得るのか有り得ないのか?
金正日が自分の命が惜しいですから中々戦争に踏み切るという事は無いと私は思うんですが、ただ軍部が追い込まれて暴発する可能性と言うのは有るのか無いのか?と言うのを後ほどお教え願いたいと思っています。

とりあえず秒読み段階まで入ったと言うので期待をしながら、出来れば今年の冬を迎える前に解決してもらいたいと思っています。
ありがとうございました。(拍手)

すみません、29日からですね。
国連に行きまして、今国連決議では代表が先ほど仰ったように、国際的な人道の懸案でしたっけ?でしたね。
そういう文言で入っているんですが、拉致と言うこのハッキリした言葉で制裁決議をして頂きたいという、その要請に行って参ります。
実は1441号と言うイラクの経済決議のときも、クェート人拉致が入っていたように、それだったら日本人拉致それから12カ国に及ぶ拉致被害者が広がっているわけですから、日本人拉致だけではなくて世界中の問題であるという事を認識して頂くためにも、もう一度中国人とそれからタイ人とそれからマレーシア人それからレバノン、いろんな方たちが拉致されている事を国連大使たちに訴えて、北朝鮮による外国人拉致と言う文言をはっきり入れていただきたいというふうに思っています。

そうすれば核やミサイルが解決しても拉致の問題が残っている限り制裁決議は生きているわけですから、そこまでやはり私たちはやっていかなければならないと考えていますので、西岡さんたちと一週間ほど、ハードスケジュールになるかまだ分かりませんけども行って参ります。
よろしくお願いします。(拍手)

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東京連続集会22-(8)

   核実験の暴挙・どうする救出運動 緊急集会(東京連続集会22)
06.10.19 友愛会館にて

『本間勝さん(田口八重子さんの兄)のお話』

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皆さんこんばんは(「こんばんは」の声)
田口八重子の兄で本間勝と申します。

今の話の中でですね。
金正日が暴発するのかしないのかと言う問題が問われているんですけども、ただ国会の中でも自民党の内部でさえ暴発を招くから余り刺激するなとか、そのような声は出始めていますよね。
我々はそんな暴発なんか恐れていたら、この問題解決なんか出来ないんです。(拍手)
我々の家族が北朝鮮にいて本当に命は無事なのか?
もう心配しています、これ正直。

だけど、誰かはきっとね。
守ってくれる人がいるはずです。
全部北朝鮮の人民が悪いわけではないと思うんですよ。
本当に悪いのは金正日なんです。
あの人さえいなくなれば体制はね、変わるんです。(拍手)

もう本当にね。
この核問題が起きてね。
本当にこの拉致問題も一歩前進したとさえ私は思っています。
そこまで追い詰められたんだと、追い詰めなければあの国は何もしないんだと思っています。
引き続き、また支援をよろしくお願いします。(拍手)

それからちょっとお知らせなんですけど、我々川口で八重子の問題なんかも含めて特定失踪者の人たちが川口では8人もいるんですよね。
その問題でもって11月の19日に埼玉会館の小ホール、これはJRの浦和駅の西口にあるんですけども、「拉致問題を考える埼玉県民の集い」ということで、横田お父さん、めぐみさんのお父さんと我々の兄貴・飯塚繁雄、それと佐藤克己救う会の会長が来られて講話をしていただきます。
なにしろ会場が500人程度の狭いところなので、入れるか入れないかって言うくらいのところなんですけど、本当にそれを心配するくらいの人が来てくれればありがたいんですけど、ひとつこういう会もやりますので皆さんよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。(拍手)
   

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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東京連続集会22-(9)

   核実験の暴挙・どうする救出運動 緊急集会(東京連続集会22)
06.10.19 友愛会館にて

『北朝鮮情勢について その5(話し手:西岡力氏・恵谷治氏)』

★西岡力氏

今家族の方からですね。
同じような話があったんですが、これまではですね。
全員生存しているとその前提で交渉して欲しいと政府に言ってきたんですが、それはハッキリとかかってるんですね。
今後の是非政府にお願いしたい事は安全を確保したい。
全員救出と言うのはもちろんですが、今一番急がれる事は今生きている人の安全を確保するために出来る限りの手段を全部取って欲しい。
いう事を続けてお願いしていきたいと思っています。

どこにいるのか?と言う情報を取ることも大変大切なことですけども、それと同時に今ここまで我慢してもらって耐えて待ってている人たちが、混乱の中で怪我をしたりとか病気になっている人たちもいるかもしれないし、その中で治療が止まってしまったりという事が起きないように何が出来るのか?
是非、政府は体制を一新しまして総理が本部長ですから。
全閣僚が入っている対策本部が出来て、官房長官が議長で担当大臣で、私たちが一番安心している中山恭子さんがもう一度補佐官になって事務局長になってと言う、これ以上ない布陣であるとは思いますが、しかしだからと言って今直接北朝鮮にパイプがあるわけでは無いしラインがあって、今どこにいるか守ってくださいと言えるわけでは無いので。
是非情報室も出来まして、政策企画室も出来ていろんな事を考えていただける体制が出来ているので信頼をしているんですが、是非急いでですね。
安全を確保するために何が出来るのかと言う事を考えていただいて、この間中山補佐官にお会いしたときもお話をしました。

そしてその中でこれは増元さんが安倍総理に直接お話をしたりしたことですが、北朝鮮の内部に対する働きかけをして欲しいと。
短波放送を使うとかあるいはビラを入れるとか、口コミで脱北者から北の内部に情報を内部に入れるとか、あるいは日本の外交官が北朝鮮の人間にどこでもパーティとかで会ったらそういう事を言うとかですね。
いろんな形で日本の政府はすべての被害者を今生存を前提に救出活動に臨んでいると。
今生きている人たちに危害を加えたら絶対に日本国は許さないと。
その責任者を最後まで探し出して法の処罰を与える。
いう事をですね、繰り返し北朝鮮の内部に向けてメッセージを出して欲しいと。(拍手)
そして一方で守ってくれたり助けてくれたり、あるいは貴重な情報を提供してくれれば、政権が倒れた後や倒れる前に逃げ出してきたときに日本は褒賞すると。
傷つけたら許さないと、しかし守ってくれたり情報を出してくれたり助け出してくれたらお礼をするという事をですね。
北の内部に繰り返し繰り返し伝えて欲しいと。

米軍がベトナム戦争をしていたときにジョン・マケインさんと言う上院議員が捕虜になりました。
彼は5年捕まっていたんですね。
それ以外にも米軍の捕虜がたくさんいたんですが、例えば水の入っているプールに入れて、寝てしまうと溺れると言うようなところで寝ることも出来ないと言うようなところに入れられると言う待遇を受けていたとき、その中でアメリカは制空権を持っていましたからビラを撒いたんです。
「米軍は捕虜の米兵を捜している、最後まで捜している」
それを何らかの方法で見る事の出来た捕虜は、あるいは口コミでそういうビラが撒かれたと聞くことの出来た米兵は、「自殺しようかもう死んでしまおうかと思ったときに、頑張ろうと思えたんだ」という話をジョン・マケイン議員が、捕虜になった人たちがしている話を聞きました。

もちろん被害者に直接伝える。
荒木代表の特定失踪者問題調査会は「しおかぜ」と言う短波ラジオをやっていまして、そしてここでも来て貰いましたけども韓国にいる脱北者で金聖ミンさんたちがやっている自由北朝鮮放送では、私が毎週10分時間を持っていまして朝鮮語で今のような話をしているんですが、民間でちょぼちょぼやっているような状況なのか?と。
本当に、つまりやっていますと言う自己満足のためにやるんではなくて、本当に北の内部にどんどんどんどん伝わるような事を考えていただきたいという事をお願いしていまして。
で、相手のあることですからやったらばやる事に対してまた妨害電波が出たりしますので、余り具体的な事を表立って言わない方が良いことも有りますけども、それ以上手段や方法については言いませんが。
一部法務大臣の発言とかいろいろなことが有りましたけど、是非できる限りの事を政府として関係機関も考えていただきたい。

その第一の目標は安全の確保だ。
そして安全を確保していて最後に金正日政権が倒れる、あるいは倒れる直前に拉致問題で何か大きな譲歩をせざるを得なくなる。
自分の身の安全のために来る事が出来るかもしれない。
その時に本当の交渉が起きるかもしれないし、倒れた後誰が助けに行くのか?
倒れた後の政権に誰が一番早く話をして、倒れた後の政権が被害者を守るかどうかは、倒れた後に政権を取る候補の人たちに出来るだけ日本が本気であると。
国際社会が核とミサイルを差し出せば納得するかもしれないけれども、そうでは無いんだと。
実は国連の制裁決議に拉致問題が書き込まれていて、金正日政権が倒れた後核とミサイルが解決しても国際援助は来ないんだと。
めぐみさんたちが今生きているのが混乱の中で死んでしまったらば、日本は怒ってODAを絶対出さないと。

100人とか200人とかいう人を確保するのは、クーデターを起こす人たちにはそんなに難しいことではないと思いますが、優先順位が低いと思うんです。
しかしこれは何兆円と言うお金になると彼らが思っていれば、彼らはこれが解決しない限り国際制裁は解けないんだと思っていれば最優先で安全を確保するし、責任はすべて金正日のせいにすれば良い訳です。
その優先順位を上げるためにも、こちらが本気なんだと言う情報を内部に入れなければならない。
安全を確保して取り戻すためにも常に情報を我々が発信するという事。
荒木さんのところもなけなしのお金を無理して始めて、私も月一回韓国に行くって結構大変なことなんですが、普通の職場を持っていますから、是非出来る限りの事はやろうと思ってやってきたんですが、是非政府にも関係機関にも出来る事があるんであればやっていただきたいと。(拍手)

家族の人たちは今くたくたで活動されてますけども、早紀江さんがどこかで仰っていたのを聞きましたけど、出来る事をやらなかったと後悔したくない。
くたくたでも朝起きて出掛けるのは、今日出掛けなくて家で休んでいたら出来る事をやらなかったのではないか?と言うふうに思っていらっしゃるというのが、家族の率直な気持ちでそして安全の事を一番心配されていると思うんですが、その気持ちを安倍総理は分かってくださると思うんですが、ぜひ出来る事はやらなくて後悔するようなことだけにはならないで欲しい。
強くこの事を、先ほどの恵谷さんのお話を聞きながら考えましたし、もういよいよ嵐が来たわけですからその中で考えなくちゃいけない安全確保。
そして全員取り戻すためにそういう事を要求していきたいと思います。(拍手)

★司会 平田隆太郎氏

ありがとうございました。
・・・・・・・・(聞き取れず)質疑応答に行きたいと思うんですが、先ほど軍の暴発というご質問がありましたが、恵谷さん。

★恵谷治氏

暴発というのには、金正日の暴発と軍の暴発がありますが、まず軍の暴発と言うのは先ほど安明進さんも言われましたが、これは有り得ません。
金正日のサインがないと動けませんし、ミサイル発射も軍の暴発だったとか報道がありますが、これは北朝鮮の実態を知らない人の言葉です。

一方金正日の暴発については、これは先ほど安明進さんもあれなんですが。
いずれにしろですね。
現状・現在、これから来年再来年、それまでは持ち堪えないと思いますが、いずれにせよ現状では金正日が暴発仮にしたとして、日本に影響がある事はノドンが何発か飛んでくる。
ノドンと言うのは、私は西岡先生とは意見が違いまして、核弾頭は積んでいない。
ですからこれは通常1トン(爆弾)が降ってくる。
もちろん突然降りますから人的被害の可能性がありますから、心理的には大きな影響がありますが、先ほど皆さん言われたようにそういう事を恐れる必要は無い。

具体的に言いますと、1トンの弾道ミサイルと言うのはナチスドイツがロンドンに何千発も撃ちました。
その統計から見ますと一発につき死者5人・負傷者10人。
もちろんその中でも最大の死者は120人で、平均値で言うとそういう。
人口密度の濃いところに落ちればそういう事であって被害はその程度です。

ですから、ありうるとすればそれだけで、よく言われる南進があるとか冷戦思考で言われますが、もうソウルは金正日のものでありましてですね。
ソウルをわざわざ壊してまで手に入れる必要は(無い)。
無血入城が出来るわけですから、出来る現状になっていますから、そういう意味では暴発は無いと私は思います。

★西岡力氏

あとこれは安倍さんが官房長官だったときかな?
幹事長だったとき、国民大集会で言っていた事ですけどね。
ノドン一発撃ったらですね、彼が死ぬんです。
アメリカは5030計画の中でも、ステルス戦闘爆撃機を北朝鮮上空に入れて演習をしていますので。
ただ、アメリカは先制攻撃をしませんから。
しかし彼がどこにいてどういうふうに逃げるか?といろんな情報を取っていますし、死ななくてもフセイン大統領のような穴倉暮らしをずっと続けると。
贅沢なもの何も食べられなくて穴倉で暮らすことを覚悟しない限り。

一発(撃ったら)ミサイルと言うのはどこから撃ったかすぐ分かるんです。
北から来たと分かる。
と、もうアメリカは自衛権を発動するという事です。
命令者は金正日ですから、彼は命が無くなると。
彼は自分のいない地球は困ると言っています。
自分がいなくなる。(小さな笑い声)
先に彼が撃つという事はありえない。
それはもうハッキリしているので。

なぜ拉致をしたのか?と言うのも、テロをすると報復されるんですね。
だから自分がテロをしながら、日本人を拉致して日本人のせいにするために、わざわざこんな複雑な手続きをして大韓航空機を爆破したんです。
自分の工作員にさせればいいわけです、相手を嫌な気持ちにさせるのなら。
それを報復されて自分が殺されるのは嫌だ。
そして日本は拉致をしても報復してこないと思ったからされたんです。
当時の日本は。
実際しなかったわけです。

彼が臆病なのは明らかですから、自分がトロを食えなくなる。
ミサイル発射のときも制裁をしたら、先制攻撃も何も出来ないんです。
万景峰号が入って来れなくなっても何もしていないんです。
今回も日本が独自制裁をしても何もしていないんです。
次言うとすれば、「撃つぞ!」と口で言うくらい。(笑い声)
しかし、今回撃つぞと言っても乗せるものがトマトがべちゃっとなっちゃって、失敗したわけですよ。
怖いものは何もない。
怖くないんだと、制裁をかけた後怖くないんだと我々思えばいい。

そういう点で完全に彼は追い込まれていて、暴発論と言うのは逆に「暴発するぞ!」という事を日本の世論に言わせようとしているんです。
嫌な気持ちにさせることはできると思いますが、それは日本の中に工作員が100人くらい入っていて、何かテロをすると言う危険性はゼロでは無いですが、それもそれをやってしまえば一回使ってしまえばおしまいですから。

彼が日本の中に入っている工作員を使うときは、自分が殺される直前に、自分を爆撃に行くアメリカの爆撃機が行かないように滑走路に爆弾を仕掛ける。
自分の命を守るために使うか、朝鮮戦争で自分が勝ちそうになってソウルを取れそうになったとき以外に全員を使うことはありえない。
嫌な気持ちにさせるために、どこか煙が出たとか言うかもしれませんが、そういう事で野良犬と言うのはキャンキャン吠えますが怖くは無いという事です。
今まで彼らは実際に自分の身を危険にさらしてまで何かテロをしたことは無い。
逆にこちらが強く出たらいつも譲歩している。

金日成が謝ったのは「ポプラの木事件(※1)」と言う事件が1976年にあって、アメリカの米兵を殺したわけですけども、アメリカは戦争を覚悟して空母を送ったわけです。
そしたら彼らは謝った。
94年の第一次核危機のときも、アメリカは大変な被害が出ると言われても米兵を増強して戦争を覚悟したら向こうが折れてきた。
ギリギリまでは行きますけどギリギリ以上の事は出来なかったと言うのが今までの経験ですし、これからもそうだと。

特に今回はギリギリでやろうとした核もミサイルも失敗したと。
いよいよ怖くなくなって来ちゃった。
張子の虎が分かってきたという事を暴発だと言う人たちには言うべきだと思います。

・・・その6に続く・・・

※1ポプラ事件について    (★Wikipediaより)

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東京連続集会22(10)

   核実験の暴挙・どうする救出運動 緊急集会(東京連続集会22)
06.10.19 友愛会館にて

『北朝鮮情勢について その6(話し手:恵谷治氏・安明進氏)』

★恵谷治氏

今言われたようにですね。
暴発あるいは核の恐怖、あるいはノドンが降ってくる。
それはべつに工作員の教育を受けて普通に週刊誌等に書いている訳じゃないんですが、これこそが最高の工作なんですね。
勝手に思わせる。
何度もテレビでも、呼ばれてそういう事を言うんですが、当然そこはカットされる。(笑い声)
それプラス、「仮に東京に核が降ったらどういう被害がありますか?」と言うからしゃべったら、そこだけは使われてあれなんですが。

とにかく、まず暴発はありません。
核も降って来ません。
ノドンも飛んで来ません。

だけどもちろん先ほど相手は放送禁止用語とあれですが、私は正しい日本語を、相手は「狂人」ですから(笑い声)何が起こるかわからない。
それは一方でちゃんとする必要はあるんですが、とにかくまず北のそういう軍事的脅威は無いと。
あるいはあるあると騒がれて出るのはですね。
金正日はテレビを見て、これで良いんだと高笑いをしていると思います。
ですから少なくともここにいらっしゃる皆さんは、暴発とかそういうのはありえないと、根拠があるんです。
今言ってきましたように。
それだけを頭に入れてどなたかと話をするときもしていただければと思います。

★西岡力氏

安さんが一言言いたいそうですけど。

★安明進氏(通訳:西岡力氏)

金正日が判断を誤るような、そのような機会を国際社会は与えてはならないという事です。
今、北の中ではタカ派とハト派がいると、強硬派とソフト派がいるというような解説こそが金正日が判断ミスを犯させる契機になってしまう。
強硬派がいるということになれば、金正日がすべての悪辣な犯罪を犯した責任者であるにも関わらず、自分は責任を取らずに済むと彼は誤解をしてしまう。

ここにマスコミの方もいらっしゃいますけど、北の中では意見が分かれていて、金正日と関係のあることで何か行動が起こるというような報道は是非しないで欲しい。
すべて北朝鮮で悪い事が起これば金正日の責任であって、責任は追及されるというふうに彼に思わせるような報道をすれば彼は何も出来なくなる。
自分に責任の追及が来るんだと思わせなければならない。
金正日が一番悪い奴で、北がやっている悪い事はすべて金正日の責任だと言ういう事を忘れないでいただきたい。(拍手)

★司会 平田隆太郎氏

長くなりますからここで。
外へは暴発はしないという事で、内に向かってはあるかもしれませんね。
特に金正日に向かってこれはありえますよね?(笑い声)

★西岡力氏

5030というのはそういう事を誘導しようとしてやっている。

★恵谷治氏

ですからもっと言いますと、これまでですね。
クーデターと言うのは私の計算では、大体3年に1度くらい合議があり事件が発覚し首謀者が処刑。
これは過去に何度もあります。
その原因と言うかクーデターが出来ないのは、人民軍内部には3つの密通ライン。
いわば秘密警察あるいは軍の保衛部、あるいは党、その報告が上がるとそこに矛盾があればすぐ追及される。
というふうにきちっと情報管理、あるいは密告制度。
それが機能しているからこれまではクーデターはすべて発覚したんです。
ですから今後はですね。
そのラインが崩れるようになれば軍の・・・(聞き取れず)を作りますから、いわゆるクーデターのような動きはそれは当然これから有るかもしれない。

実は95年の大飢饉のとき配給がガタガタに、その前から配給制度は機能しなくなっていたんですけども、あれでガタガタになって結果的にご存知の通り300万人が餓死した。
そのときには当然末端のいわば密告者も、あるいは彼らをコントロールする人間にも、食料が無くなっていく。
そうするとこんな仕事はやっていられない。
で当然今まで自分が監視していたあるいは密告していたんですが、当然自分がやられるかも分からんといって逃げる。
そういう約束があるから、あるいはそういう物質的に人々に・・・・(聞き取れず)。
そういう仕事をしていたんですから。

あの飢饉のときに見事にそういうラインに届かなくなって監視体制が緩んでいたところに、100万トンの米が行きました。
それでそのラインにすべて行渡って、密告制度・監視体制と言うのが倒れ掛かったのが立ち直ったんですね。
あのときに米を出してなければですね。
完全に崩壊、崩壊まで行かないんですが、大変なことになっていたでしょう。
で、同じような状況が今後そういう事に出てくる。
となれば暴発は平壌に、金正日に向くという事は十分に考えられます。

と、もう一点ですからとにかくマスコミ、テレビ雑誌、新聞はさほどではありませんが、とにかく暴発あるいは核の恐怖・ノドンの飛来というふうに書いている方仰っている方の8割は聞かないようにする。(笑い声、拍手)

★司会 平田隆太郎氏

お一人かお二人質問がありましたら時間をとりますが。
はいどうぞ。

★質問者1

恵谷さん、産経新聞のですね。
4面か5面に、トンネル作ったわけですよね、核実験の。
そのトンネルを作りに行った人は全部生還していないと言う情報が出ておったんですけども、その辺どうなっているんですか?
分かりますか?

★恵谷治氏

私もその話は聞いたんですが、当然十分にありうる。
もっと言いますと、ある意味先ほどいった萬搭山という場所が収容所と考えていた人間がいるくらい。
つまりそこで穴を掘らされて、そうすると単純に掘っている人は別ですが、ある程度の設計その他構造が分かる人は消されていると言う可能性もある。

もうひとつ先ほど後の方で言いましたが、暴発、私は暴発なんかないからという事を言っても、それはニュースに映像にならないんです。
つまり暴発があるといえば放映される・活字になる。(笑い声)
しかし暴発が無いって言ったって別にニュースじゃないですから、暴発がないと言うヘッドラインは無いんですね。
暴発がある・核は怖いんだと言うんでヘッドラインになるんであって、そこらへんが全く、それで皆さん勘違いをして何度もそういう設けるんですが、無いんです。

★司会 平田隆太郎氏

(※音声が全体的に不明瞭のため、テキスト化を断念。内容は閉めの挨拶です)

・・・集会終了・・・   

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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2006年10月12日 (木)

東京連続集会(9)西岡力氏-4

   『西岡力 救う会副会長の講演 その4』

あるいは去年10月、警視庁がですね。
西新井病院を手入れをしまして、藤田進さんの拉致に関する犯人が捕まるんじゃないか?と言う報道が一部あったんですが、実はあの時は西新井病院はほとんど捜索されなくて、在日朝鮮科学技術協会の事務所が家宅捜索されたわけなんですね。
あの事件の法的根拠は薬事法違反で、在日朝鮮科学技術協会、略称は科協ですが、科協の副会長の一人が科協の仕事じゃなくて自分の個人でやっている仕事で、インターネットを使って朝鮮人参を売っていた。
その宣伝文句に「万病に効く」とか書いてあって、きちんと認可をとってないのに万病に効くと書いたから薬事法違反だと。
そして、その人が副会長だから科協の事務所へ行って、コンピュータその物まで持ってきた。
そして捜査をしてみたらば、コンピュータの中から陸上自衛隊がミサイルの起動を計算するときに使うソフトが出て来た。
これ報道されている部分だけです。

93年4年の、先ほど京都の書類一枚出ていないと言って朝鮮総連の京都本部でフロッピーまで持っていったと言いましたけど、今日本の警察は朝鮮総連に対して大体それと同じようなレベルでの法の執行をやっていると、私は見ています。
アメリカと足並みを揃えて今まで余りにも不明朗だった特権的な対応をしていたところを戻す。
逆に不明朗だった分があるので、やれる事がマイナスをゼロにするのでやれる事は多いです。
朝鮮総連の土地建物の競売がどんどん進んでいます。
この600億の裁判で彼らが負ければ全国の財産が全部競売されると言う事も有り得る、言う事を日本政府がやっています。
そういうことをやる法執行班というのが拉致問題特命チームの下に出来た。
今もそれは動いています。

そしてもう一つが情報分析会議と言うものです。
警察や公安調査庁や海上保安庁や外務省の情報の専門の幹部がそこに入って、拉致問題に関わる情報を集中的に収集分析するという作業をして。
今年のちょっと時期は忘れちゃったんですけど、2月だったかな?
産経新聞が藤田進さんが失踪した直前に、海上自衛隊の対潜哨戒機が日本海に北朝鮮の工作船が来ていた事を写真に撮っている、言う報道をしました。
あれは偵察情報なんですね。
警察は自衛隊の写真を見る事は・・・(聞き取れず)過去に遡って、30年位前の。
と言う事が今安倍さんになってからやれる。

去年の12月から、1月でしたっけね?
蓮池さんや地村さんが自分を拉致した犯人のことを話したという報道がありましたよね?
安倍さんになってから警察にかなりの話をし始めたというように聞いています。
北朝鮮と勝負をしたければ、自分が守るから何か情報を出してくれというように安倍さんが話をして話し始めたと、どこかの新聞が書いてますね。
警察庁も今年は拉致問題で勝負をかけるというように、長官が言ってるんですね。
漆間長官と安倍新総理は大変関係が良いんです。
2002年の最初の訪朝のとき漆間長官は警備局長で安倍さんは副長官で、そういう情報の分析を一緒にやっていましたから、大変息は合っている。
今度首相官邸の補佐官とかあるいは副長官とかにするんじゃないか?という話も出ています。

と言う事を実際やって来ているわけで、安倍さんは確か2年位前にですね。
神奈川県で講演をしたときに、北朝鮮に話し合いだけで問題解決出来ると言っている人間は物事が分かっていない。
北朝鮮のやっている事は暴力団と同じだと。
麻薬を作って偽札を作って13歳の少女をさらって行っている。
このような相手に対しては圧力をかけてそして話し合いをするしかないんだと。
彼らの瀬戸際政策は放っておけばいいと、これは講演で言っています。
報道されている内容ですけどね。

時間稼ぎは許さないと。
緊張を彼らが高めてきたとしても、それでおたおたしないと。
時間が経てば経つほど真綿で首を絞めるように、あるいは狸を洞窟からいぶり出すように煙を強くする。
言う事が日本とアメリカで今、去年の9月から1年間事が進んでいて、ミサイル発射もそれに対するあがきのようです。
緊張を高めて瀬戸際まで来て「ちょっと待ってくれ、ミサイルを撃つのはもう止めてくれ」「それじゃあマカオの銀行をどうしてくれるんだ?」というふうに、緊張を高めて高めた緊張を下ろす事と、何かをバーターするのが彼らのやり方なわけです。
緊張を高めたらば余計圧力が強まると言う事を今回、日本が単独制裁をかけ、国連で非難決議が出てその非難決議に基づいて更に金融制裁をかける。
オーストラリアもかけたんです。
彼らが今核実験の準備をしていると言いますが、実験をすればまたもっと圧力がかかるんです。
言う状況が出来て、いよいよ本当に勝負のときになったんではないか?

一番心配だったのは、安倍さんが9月の昨日ですね。
官房長官辞める事は決まってたんです。
総裁選で負ければ一代議士に戻って首相官邸を出るかもしれない。
すると去年の9月からブッシュ政権と足並みをそろえていた圧力をかける路線が揺らぐかもしれないと。
それが心配だったんですが、官邸に残ってもっと偉くなった訳ですから。
ただ、安倍政権の対北朝鮮政策は去年の10月以降、アメリカと一緒に進めている圧力を強めていくと、経済制裁ですね。
そして話し合いの門戸は開いておく。
しかし話し合いをするに当たっては、彼らに実質的な譲歩をさせることです。
口先だけの譲歩ではなく、と言う体制になっていると思います。

安倍さんが北朝鮮に行くんじゃないか?とか、なにかそういう観測だとか水面下でありますけども、アメリカと足並みを揃えて核とミサイルと拉致を含む人権問題、三つの解決を求めている。
小泉総理はその中の拉致問題の、それもその一部だけを自分にやらせて欲しいと、そしてその一部だけを解決するのに経済制裁をしないと言うカードをですね。
大規模な経済協力をするというカードを切ろうとしたんです。
それは日米関係からすると裏切りですよね。
安倍さんはそういう事はしないでしょうから、最後に話し合いをするとすればブッシュ政権と緊密な連携の下に大規模に折れてきたり、あるいは94年のときも父親と息子が対立して父親が死んだんですね。
同じような事がおきて、その次の人と話し合いをするためなら行くことも有り得るかも知れませんけども、今はこちら側が何か譲歩する必要はない。

そして、時間が経てば経つほど苦しくなってくるのは彼らである。
北朝鮮はまさに時限爆弾が国内にあるわけです。
国内には人口の15%が餓死させられたんですね。
金正日によって殺されたわけですから、配給を止めて、自分はどんどん食べていたわけですから。
藤本さんの本を読めば彼らは同じ時期に何を食べていたのか?と、良く分かるわけです。
39号室資金は国庫の配給資金とは全然別だから、そういうことが出来るわけです。
だから39号室に対して制裁をしても一般の国民には何の被害も与えないんです。

と言うところまで今来ていて、日本は体制が整ったと。
官房長官に誰がなられるのか?官房副長官に誰がなられるのか?あるいは拉致担当の大臣が本当に置かれるのか?
細かい事ではいろんな事を早く知りたいと思いますけど、状況は安倍さんが去年の10月以降やってきた路線で行くだろうと。
アメリカと緊密な連携をとりながらどんどん行くという事で、そこで変数はですね。
韓国です。

中国はずるいですから、両方顔を見ながら金融制裁に協力しながら北に援助もしているわけですけども、今韓国の保守派の中で言われているのは、突然盧武鉉大統領が夜テレビに出て「明日平壌に行く」と言う事が起きるかもしれない。
「核問題で国際的に話し合いが息詰まっているから民族の中で話し合いをしよう」と金正日に言われて、「本来なら金正日が来る順番だけどそんな体面なんか関係ないから私が行く」と言う事はある。
そして口先だけの核を止めるとか凍結するとか約束を金正日がして、そして「その代わり制裁を解け」という事を国際社会に要求して、そして南北連邦制の開始を宣言すると、言う事をするかもしれない。

韓国の憲法を改正しなければ出来ない事を大統領が憲法違反をすることですから、帰ってきたらば今保守派の人たちが20万人30万人の大デモを、盧武鉉の金正日との約束無効と言うデモをしなくちゃと。
いつでも動員できる体制を取らなくちゃいけないと、準備が始まっていましたから。
南北首脳会談賛成のデモも起きるでしょうから、デモ隊とデモ隊の暴力的な衝突も有り得る。
その時に警察そして軍隊がどちらにつくか?
言う事もありうると、韓国のこの間国民大集会に来てくれた趙甲済さんなんかは言っています。

しかし、何があろうともアメリカは経済制裁で39号室資金を凍結して金正日を追い込んで、核とミサイルとそして拉致問題を解決すると言う姿勢は変わらないです。
訪米したときにですね。
ブッシュ大統領が早紀江さんに会って下さったのも大変な感激だったんですけども、クラウチ氏ですね。
ホワイトハウスにNSCと言うのがあるんですが、安倍さんも日本版NSCと言うのを作ろうとしているんですけど、安全保障の副補佐官と言う方が我々に一時間くらい会ってくださったんですね。

そこで最後にその人が言ったのは、皆さん方に約束すると。
アメリカにとって、そして日米同盟にとって北朝鮮の核問題は必ず解決しなくちゃいけない問題だと。
しかしその問題を解決するに当たって拉致問題は忘れない。
原則を守りますと、いうふうに安全保障会議の副補佐官が約束しますと言ったんです。
これは多分、準備されていた原稿だと思います。
それまではそれを言うと、家族に対して。
それで何か・・・(聞き取れず)感激して。
つまり今言ったような状況で緊張が高まったときに、アメリカは拉致問題を見捨てないと言ったんです。
忘れないと。

そして国防総省に行ったらば当時のイングランド長官が、ラムズフェルドさんが中東に出張中でしたから、長官代行として、国防総省のトップが太平洋司令官とかそういう人たちを従えて出て来てくれて、国防総省にあなた方の味方がいることを忘れないでくださいと。

アメリカには5029という作戦計画があるんですね。
5029というのは北朝鮮で天変地異が起きたりですね。
あるいはクーデターが起きたり内乱が起きたり、そして治安が維持出来なくなった場合に韓国軍とアメリカ軍が出て行って、大量破壊兵器を確保してそれがテロリストの手に渡らないようにして治安を維持するという作戦計画です。
去年の5月に出来たんですけども、盧武鉉大統領が北朝鮮が倒れることを前提とした作戦計画にサイン出来ないといって、大統領のサインが出来なくて宙に浮いている作戦計画なんですが。

つまり今アメリカがやっている事は5029自体を作ろうとして、39号室資金を止めていると言う事です。
すごく大雑把に言うと。
そのときに動くのは韓国軍と米軍なんですが、米軍の最高司令部が皆さん方の身内ですと言ってくれたんです。
と言う事も大変大きな意味があるなと。
実際に北朝鮮に米軍が入るという事は可能性としては有り得るわけです。

最後に今、一番大切なのは安倍さんも分かっているから情報収集委員会と言うのを作ったわけですけども、どこに何人いるのか?と言う事です。
今どこに幽閉されていて、日本人が後何人、分かってない人たちが何人いるのか?と言う事を、我々は正確に知らないわけです。
嵐の中で目隠しをしたまま遭難者を救出していく事にこのままではなり兼ねないです。
もちろん、政府は情報を持っているかもしれません。
情報担当者というのは嘘をついていいわけですね。
持っていても持ってないと言って良いわけです。
分からないと言っていても持っていて欲しいなと思いますけども、いよいよ決戦のそういうときが来たと思いますし、家族の人たちの体の具合も本当に限界で、もう安倍政権が出来たわけですから少しゆっくり休んで頂いても良いんじゃないかなと。

そういう点でも本当に良いタイミングで最後の時を迎えることが出来るんじゃないかなと。
親でなければ娘さんが帰ってきたら、親でなければ出来ない事がありますから、もう地方を回って訴えるという事をしなくても別の人がしても良い部分は休んで頂いてもいいんじゃないかな?と思います。
これで終ります。(拍手)

・・・集会終了・・・ 

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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東京連続集会(8) 西岡力氏-3

   『西岡力 救う会副会長の講演 その3』

アメリカは、イラクには軍事攻撃をしたわけです。
北朝鮮に対してはしていないわけですね。
イスラエルと言う同盟国があって中東は石油もあるし、アメリカはイラクそしてイランの問題を重視しているという説があります。
しかし、これは島田洋一さんに教えてもらったんですが、ブッシュ政権は発足の当初から悪の枢軸といってイラク・イラン・北朝鮮を上げていますが、対処の仕方は違うんだとハッキリ言っています。

イラクには経済制裁は効かないと、イランにも効かない。
なぜなら彼らは石油を持っているから。
石油を闇で売ることができる。
イラクは湾岸戦争以降ずっと経済制裁がかかっていたんです。
しかしそれほど効果は無かった。

しかし北朝鮮の場合は経済の土台が腐っている。
国内で物を生産する、当たり前の産業や農業の能力がどんどん落ちている。
しかし犯罪資金や総連からの吸い上げとか韓国からの賄賂とか、あるいはミサイルを売ったりしてそういう形で統治に必要な資金、大体年間10億ドルとか20億ドルとか言われているんですが、を集めている。
それがある限り逆らった人間を殺す事が出来て、ミサイルを開発し続ける事が出来て、金正日及び周辺にいる幹部たちの特権的な暮らしが維持出来ている。
人口の15%が死んでも彼らはなんとも思わないわけですが、選挙も無いので、言論の自由が無いわけだから政権交代も無いんです。

私は1997年に出した本で、北朝鮮は国家全体が政治犯収容所になってしまったんだと、書いたんですね。
収容所の中の人間が餓死しても殴り殺されても、警備兵は何のお咎めも無いわけなんです。
ただ警備兵がチェックしなくちゃいけないのは反乱だけです。
反乱と逃亡だけです。
95年以降金正日時代になって配給を止めてしまって、国民がばたばた死んでも何も手を打たなかったのは、反乱さえ抑えれば良いと言うふうに、国全体をなしたからです。

それはアメリカは最初から分かっていて、北朝鮮の経済基盤は弱いから経済制裁が効くと言っていたんです。
39号室資金を止めれば良いと言っていた。
この金融制裁は実は3年位前からプロジェクトチームが出来て、いろいろ検討していて行われたものだと言うふうに中に入っていた人が、今出て来てる人が言っています。
なにか、中国人のマフィアが偽札に関わっていて、それでアメリカの捜査機関がそのマフィアを仲間の結婚式があるから来てくれといってアメリカまで呼んで、タキシード着て来た奴をみんな捕まえてしまった。
そこで偽ドルが北朝鮮から来ていると言う様々な証拠を握ったと。
それが去年の7月くらいだったから9月まで発動しなかったんだというような、今アメリカの新聞や雑誌にその事が出て来ていますけど。

ブッシュ政権としては、これは何回もここで申し上げていますけど、任期中に北朝鮮に対して圧力を加えていますけども、結果として今のところは北朝鮮は核兵器を増やしているんです。
2003年以降北朝鮮は核の量産体制に入って、年間3発くらいずつ増やしているわけです。
今も北朝鮮の寧辺の原子炉には・・・(聞き取れず)棒と燃料棒が入って、プルトニウムが作られつつあって2年に一回抜いて、そしてそこから5~6発分くらいのプルトニウムが出来て、2年に一回で5~6発ですから一年に2~3発出来つつある。
パキスタンから導入した濃縮ウラニウムの工場は完成したかどうか分かりません。
アメリカの情報ではまだ完成していないと言っているようですけど、完全には分からない。
それが完成すればまた年間2個ずつ位は出来ると言われている。

そして今稼動しているのは5千キロワットの原子炉ですが、今5万キロワットと20万キロワットの原子炉の工事を再開したんですね。
5千キロワットで年間2~3個だったら5万キロワットだったら、単純に言えば20個30個になっちゃうわけです。
この原子炉の工事が再開されたわけです。
私理科系じゃないんで単純に10倍して良いかどうかちょっと自信が無いんですが。
・・・・・・・(聞き取れず)は間違いが無い。
ブッシュ大統領があと2年数ヶ月で任期終えたときに悪の枢軸だといって、テロ国家が核武装することは絶対に防ぐと言っていたのに、防ぐどころか増えてしまっている。
いう事では、次の選挙で民主党からどう言われるか分からない。

イラクではテロで足元を取られ北朝鮮は核を増やしているいう事に現状ではなるわけですが、だからこそアメリカは全力を尽くして北朝鮮を今追い込もうとしている。
それは海外に出た39号室資金を凍結するという事。
伝家の宝刀を抜いたといえます。
前回のときは親子対立までになり、父親がもしかしたら殺されたのかもしれないという所までになり、そして金正日もアメリカに妥協して核開発を凍結と表面上の・・・(聞き取れず)はありましたけど、凍結とまで言ったわけです。
プルトニウムの開発も中断したわけです。
ミサイルの発射なりそういうこともありましたけど。
まさに、それがここで私が嵐が来るとずっといっていた根拠です。

北朝鮮が核を増やしていてアメリカはそれを絶対に許さないと。
アメリカが圧力を強めていくと。
2002年の9月の状況も、まさに2002年の1月に悪の枢軸と名指しする状況があって、北朝鮮がパキスタンの技術で濃縮ウラニウムを作ってるのは分かってるんだぞとメッセージをブッシュ大統領から発せられたところから始まっている。
金正日が日本と韓国をアメリカから引き離さないと危ないと思った。
しかし日本は安倍さんが当時副長官で、田中局長路線でアメリカから距離をとって国交正常化に行くというあぶないところまで行ったんですけど踏みとどまった。
そして今は昨年の10月、郵政の選挙で勝った後ですね。
小泉総理は安倍さんを官房長官にしたわけです。

9月にアメリカは金融制裁を始めたと。
そして10月に山崎拓さんの派閥からは誰も使わなくて北朝鮮と裏交渉をして、まぁ5人の家族が帰ってくるときは一役買ったわけですけど、その人たちを完全に排除して安倍さんを官房長官にしたんです。
アメリカは伝家の宝刀を抜いていたわけですね。
小泉総理はおととしには「自分の任期中に国交正常化をしたい」とまで言っていたんですが、安倍さんを官房長官にしたらそんな事出来るはず無いので。
じゃあなぜ変わったのか?というのは、もちろん安倍さんを後継者にしたというのもあるんでしょうけど、大きな理由の一つはアメリカとの関係を緊密に取らないと朝鮮情勢の緊張が高まる。
朝鮮情勢の中で日米同盟が第一重要課題で、イラクに出兵したのも日米同盟を固めて朝鮮情勢に向かうためですから、いよいよそういうときが近づいてきたと小泉総理は判断したんじゃないかな?というのが私がここで前に申し上げた事ですが。

安倍さんが官房長官になって、ブッシュ大統領が39号室資金を凍結するという事をやり始めたときに、日本は何をしていたのか?ということを申し上げます。
それが安倍政権が今後北朝鮮に対してどう対応するか?ということの予告になっていると思うからです。
先ほど横田代表がご説明をして下さったとおりですが、拉致問題専門幹事会と言う組織があるんです。
内閣官房に有りまして、北朝鮮と関係する各省庁の局長クラスの人たちが入っている会議で、官房副長官が議長なんです。
安倍さんが副長官のときに出来た会議です。

それがだから、細田官房長官・杉浦副官房長官の時代におととしの12月に開かれたわけです。
偽の遺骨が出てきたり黒塗りされていた交通事故調査書が来たりして、北朝鮮から提供されたすべての証拠と証するものや情報は信じるに足らないと。
生存を前提として被害者の返還を求めるというような事を決めたわけですね。
その後専門幹事会は細田官房長官時代一回も開かれなかった。
おととしの12月に開いた後、厳しい対応を取らざるを得ないと細田さんが言いましたけど、ここでも言いましたよね?
厳しい対応をどう取るのか?という事の話し合いはしていなかったと。
我々は実現のために申し入れをしてたりしたわけですね。

もう一つは、私はこれ個人的に思って多分間違いないだろうと思うんですが、中山参与が離任したのはおととしの9月だと思うんですが。
中山参与は、参与と言うのは非常勤の職責なんですが24時間拉致問題の事を考えてくれて、職位としては24時間拉致を担当する職位がないですけれど、24時間ずっとその事を考えていて専門幹事会を開いた方がいいと思って根回しをして動いていたわけですね。
副長官は忙しいわけですね。
官房長官も忙しいですね。
いろんな課題があるわけです。

中山参与がいなくなって細田・杉浦体制になった後、偽の遺骨が出てきて、政府として当面絶対にやらなくちゃいけないことをやった後ですね。
今後どうするのか?と言うことの検討はされないで、北朝鮮の出方を見るという事でずっと放って置かれたんです。
言う事だったんじゃないかな?と思うんですが、それが北朝鮮の出方は何も変わっていないのに安倍官房長官になったら、すぐ専門幹事会の増強を図って各省庁から全部出したんです。
それから政務官を外務省の政務官と内閣官房の政務官を拉致担当として入れるんです。
山谷(えり子)先生と山中(あき子、あき=火へんに華)先生が拉致担当の政務官になったんですね。
宮内庁以外のすべての役所が入る専門幹事会になって、それを呼び名を「拉致問題特命チーム」とすると決めたわけです。
そしてひと月に多いときは2回とか3回、会議を開いている。
ポスターを作ったり、英語やいろんな国の言葉でパンフレットを作ったりする作業が突然大胆に始まるんですよね。

それだけではなくてですね。
その専門幹事会は全体の会議ですから各省庁が上げてやるという事でやるわけですけども、実質的に動くためにはプロジェクトチームみたいのが必要なんです。
その専門幹事会の下に二つのチームを作ったんです。
ひとつが「法執行班」というので、法律を執行する班です。

実は安倍さんが官房長官になった直後に、井上さんと言う今度政務担当の首相秘書官になる人がいるんですが、井上さんが事実上の責任者になって法執行班的な事をやっていたんですね。
非公式にやっていたんです。
官房長官直属でやっていたんです。
実はその井上さんは内閣拉致問題連絡調整室にいたんですね、安倍さんが官房長官になるときに。
それまでは安倍さんが副長官のときの秘書官だったんですが、調整室にいたときに実は法執行について検討していたんです。

我々は当時経済制裁法の発動と並んで、北朝鮮や朝鮮総連に対する余りにも今まで法律の適用が不適切だったと。
法適用の適正化も求めるという事も広い意味での制裁として求めていたんですね。
税金の問題やあるいは朝鮮総連の幹部で北朝鮮の国会議員を兼ねている人が自由往来できるのはおかしいじゃないかと。

その時はですね。
細田官房長官に言ったときは、これを法務省に聞いたときは法律上出来ないんだと言われたんですけど、ミサイルが飛んできたら法律が変わってもいないのに出来たんですよね。(笑い声)
法務省に聞いてもらったら法務大臣の権限で出来るんだと、何であの時出来なかったのか?と釈然としないものはありますけど。(笑い声)
そういう事をですね。
実は検討していた人を官房長官の秘書官にして、各省庁に「これとこれとこれは出来るはずだよな」と言う事はやっていたわけです。

RCCというのがあるんですね。
朝鮮総連は朝銀信用組合を持っているんですが、それがどんどん破綻していきまして公的資金が1兆4千億円も入ったんです、合計で。
公的資金が入るとですね。
その債権を債権回収機構というところが引き受けて借金取りをするわけですね。
不良債権を返せと。

そのRCCがですね。
朝鮮総連というのは任意団体なんですね。
商法上の法人格を持たないわけなんです。
だからお金を借りられないんです、総連では。
でも朝鮮総連系の個人や会社がお金を総連系の信用組合から借りているんですね。
担保は何か?というと、総連が持っている民族学校の土地や総連朝鮮出版会館と言う土地建物を担保にして、総連の信用組合から総連の人間がお金を借りて踏み倒している。
そうすると預金者保護といって公的資金が入ると、言う事が行われて来たわけです。

善意の預金者を保護するというシステムを借りている人と貸している人と担保を全部、書類は別だけど上で操って作っている人がいたんじゃないか?と。
その借りた人のところへですね。
ジャーナリストが、これはアエラと言う雑誌が一番最初にやったんですが、1億とか2億とか借りている人の家へ行ってみると6畳と4畳半くらいのところに裸電球ひとつで暮らしていて、「返すつもりなんか無いですよ」と言っていると。
書類上だけ彼が借りた事になっていて、破産してしまえば終わりです。

しかしそれに対してRCCは、2千億ぐらいをRCCが担当していて今回収作業をしているんですが、そのうち600億円について名義上は朝鮮総連と入っていないけれども、実際は朝鮮総連が借りたとみなすと言って去年の11月に朝鮮総連を相手に日本政府が民事訴訟を起こしたんです。
金を返せと。
これは法律を執行しただけです。
しかし、不明朗な金の流れがあったわけですね、今まで。

アメリカも不明朗な金の流れをやっている所にはアメリカの法律を適用しただけなんですが、先ほど法の執行と言いましたよね?
実はアメリカも金融制裁と言う言葉は政府の中でも使っていないんです。
法の執行と言っています。
安倍さんはその言葉まで足並みを揃えているんですよ。

・・・その4へ続く・・・

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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東京連続集会(7) 西岡力氏-2

   『西岡力 救う会副会長の講演 その2』

それでその亡命者の話によると、カン・ソンサンですとか金タツゲンというそういう経済官僚が計って、金日成に直訴した。
このまま行ったらば経済がめちゃくちゃになってしまう。
国庫に金が無くて39号室に行く。
それを止められるのは父親だけだ。
父親は実態を分かって、息子を呼びつけて怒鳴ったと。
死ぬ一年前くらいです。
そして経済活動を息子から取り上げて自分が直接やると。

息子を監視するために息子との後継者争いに敗れた自分の弟を、これ田舎に引っ込んでいたんですが、それをもう一回持って来たわけです。
副主席にしまして、経済は自分がやる。
息子は、「39号室資金と言うのは韓国を革命化するための資金として使っていたんです」と、必死で弁明をしている。
しかし、その亡命者の人の言葉によると時はすでに遅かったと。
息子は父親の活動や父親に入る情報をすべて管理できる体制を作っていた。

最終的に妙高山の別荘で父親は心臓病で死ぬんですが、その時心臓病の侍医はそこにいなかった。
心臓蘇生装置、海外から輸入した最新の装置があったんだそうですが、それは妙高山に持って行っていなかった。
いうことを、かなり高いクラスの今韓国で非公開になっている亡命者が言っているということを、間接的にその人から聞いた人がいると。
39号室資金をどう使うのか?ということでつまり親子の対立が起きて、金日成がもしかしたら殺されたのかもしれない。
あるいは少なくとも重病だったのを放置されていたのかもしれない。
それくらい体制の根幹に関わるものなんですね。

前回の第一次核危機の時、アメリカ政府は日本に対して朝鮮総連の送金を止めろと言って来たんです。
アメリカはそれが分かっていて、39号室の資金を止めれば北朝鮮は苦しいと。
爆撃などしなくても北朝鮮に体制の危機まで追い込むことが出来るから、その後話し合いが出来ると。
実際日本は朝鮮総連からの送金を止めるべく動いたんです。
警察はかなりの事をやってます。

一例だけ挙げますと、京都でですね。
朝鮮総連の民族学校が土地を売ったか買ったか、土地の取引をした。
京都市役所に書類が一枚出た。
いう理由で朝鮮総連の京都本部を家宅捜索して、金庫の中にあったフロッピーとか全部持っていった。
しかし書類は出ていたんです。
出ていたけれども、京都府警は全然動じず、「いや我々は何も法的に間違った事はしていない。なぜなら京都市役所が我々に書類が出ていないと言ったからです」
言って、一週間くらい持っていった物を返さなかった。

そういうふうにしてですね。
資金の流れを掴んで国税庁を使って脱税を上げて資金を止めるというプロジェクトが進行していたわけです。
93年の12月に警察庁が作った秘密・・・(聞き取れず)の文書がありますね。
それは私が書いた2002年に出した「テロ国家北朝鮮に騙されるな」と言う本の中に全文書いていますから、関心のある人は全文そちらでと思いますが、そういったことを書いていますが。

39号資金を手をつけようとしたらば親子の対立が起きて、最終的に父親が核を止めると言って核開発を凍結するいう所になったわけです。
そのときは北朝鮮は制裁は宣戦布告とみなすと言っていて、ミサイルも飛んできたわけです。
経済制裁をして39号室資金を止めても、ミサイルは飛んでくる。
今とそっくりなんです。
内部でも対立が起きると。

そのときは日本側は拉致問題を一切出していませんでしたから、そのときのテーマはあくまでも核問題。
金日成・カーター会談で核問題凍結が決められて、父親が亡くなった後も金日成がそれは守ると言ったので、39号室に対する制裁はそれで止まってしまった。
そして村山内閣は逆に北朝鮮に、北朝鮮に対して核凍結の代価として35億ドルで原子力発電所を作ってあげるという事と10億ドルを出すと約束したんです。
拉致問題が一切進展していないのに、10億ドル出すという約束が94年にされてしまったわけです。
実際5億ドルくらいは出したようです。
安倍さんは官房長官になったとき、「あれは借款で出したんだから返してもらう」と言っていましたから、ぜひ返してもらいたいと思います。(拍手)

しかし朝鮮総連の送金は今ものすごく引いています。
今はもう、往年の金額ではありません。
今度アメリカが狙ったのは日本からの送金ではなくて海外の預金、つまり北朝鮮に入っていない39号室の資金は。
海外の銀行に外貨の形で預けられている。
マカオの銀行や香港の銀行を使って、そしてスイスの銀行、ヨーロッパの銀行もたくさん使われているんですが、外貨の形で各地にある。
つまりそれを動かせなくしてしまえば良い。

その銀行は北朝鮮の銀行ではないですから、北朝鮮と付き合ったら犯罪資金を洗浄した事になる。
アメリカの金融機関は一切取引をしてくれなくなる。
世界中の銀行に預けられている39号室資金を動かすな、というんです。
動かしたらばその銀行はテロに加担したとみなして制裁をかけるぞ、ということを今言っているわけです。
北朝鮮もいろんな国に、ベトナムやモンゴルやいくつかの国に口座を移したと。
それが明らかになって、アメリカの財務省が言って止めにいったらば、ベトナムは作った後北朝鮮にいったん下ろす時間を与えて口座を廃止したようですけどね。
世界中を転々としているわけです。

今北朝鮮の貿易をする人は銀行送金出来ないから鞄にドルを詰めていく。
今年の2月と聞いているんですが、中国の瀋陽に北朝鮮から潤滑油を買いに来た。
中国に対して銀行送金が出来なかったのでドルを鞄に詰めてきた。
中国の業者が、「俺がいくら勇気があるといっても、お前の国から出てきたドルは受け取れない」(笑い声)
一枚一枚全部鑑定しなくちゃならないんです。
鑑定機は瀋陽に無いから北京から持って来なくちゃいけない。
(中国の)業者は「その費用お前の方で全部持ってくれ」と要求したんです。
潤滑油を買いに来た人はその権限を与えられていなかったので物を買えないで帰っていった。
通常の貿易についてもそういう事が今起きています。

だから金正日は中国に1月行ったんです。
中国の銀行だけでもどうにかしてくれと。
中国政府が核問題だけでも中間的な立場でアメリカと北朝鮮の間の立場を示していますけど、犯罪資金の洗浄の問題で北朝鮮を助けられない。

もう一つ、偽人民元も作ってるんです。(小さな笑い声)
それから中国にも麻薬を、中国人マフィアを通じて売ってるわけです。
中国は麻薬については厳しいですから、国家が偽札作ったり国家が麻薬を作ってることを、社会主義政権の中国もそれは認められない。
アメリカに証拠を突きつけられた場合は、それに加担していた中国の銀行が制裁されてもアメリカに文句は言えない。
中国を使って北朝鮮に圧力をかけるという意味があるわけです。

北朝鮮は先軍政治といっているんですね。
金日成が死んだ後金正日になって先軍政治で軍隊が先だと。
様々な資源がまず軍隊に送られる。
軍隊とそれから政治警察ですね。

北朝鮮の統治を支えていた柱は大きく3つありまして、一つは情報の統制と洗脳教育。
外の情報を都合の悪いものは一切入らないようにする。
ラジオもチューナ付いてない訳ですね。
スイッチしかない。
そして学校で幼稚園のときから金日成・金正日万歳しか教えない。

それから二つ目は主食の配給です。
主食は配給だと。
党が決めた職場にいない限り、配給はもらえない。
逆らったらば配給は止められる。
主食の自由販売を許していないわけです。

三つ目が逆らう人間に対する暴力です。
国家保衛部という政治警察があって、政治犯収容所がある。
人口の1%が常に収容所に入れられている。
みんな収容所に入れられたら生き地獄だと知っている。

ところが94年の金日成が死んだ後にですね。
大飢饉が起きて年間100万人が死ぬというような状況が98年くらいまで続いた。
300万人以上が死んだと。
その理由は配給が止まってしまったからです。
党に忠誠心を尽くしていた、まじめに配給を待っていた人もばたばた死んでいった。
闇をやった人だけが生きている。
闇をやったか泥棒をやった人か海外に親戚がいるか、親戚に政府高官か党の高官がいて横流ししてもらったか、そうした人しか生き残れなかった。

元々配給で国民を統制していたんですけども、配給を止めてしまった。
逆らったら配給止めるぞと言っていたんですが、逆らわなくても止めてしまったので、配給による国民の統制は利かなくなってしまった。
みんなそれぞれ自分で食べるしかないと思って闇をやるようになって、今も配給は復活していませんが食べているんです。
何とかして自分で食べる事が出来る人が生き残っているんです。

そしてもうひとつ、目の前で家族がばたばた死んでいきましたから、金正日に対する信頼と言うのは地に落ちたんです。
北朝鮮は韓国の情報を入れないようにしているんですね。
比較は時系列の比較しかさせないんです。
70年前とか60年前は地主は全部日本人だったと。
金日成が戦争をやって日本を放り出したおかげで我々は主人になったと。
アメリカが戦争を仕掛けてきたけどそれを追い出して、だんだん生活は良くなってきたと。

言ってるわけですけども、見ている前で自分の家族が死んでしまったわけで、金正日時代になったら家族が死んだ。
時系列で比較すると金日成のときは良かったけれども、金正日になったら家族が死んだ。
アメリカのせいだというけれど、アメリカの経済封鎖はずっと続いているわけで、金日成時代は人は死ななかったのに金正日になったら死んだ。
洗脳教育・情報統制、もうひとつは後は脱北者が最盛期はですね。
30万人くらい出たんです、中国に。
それで8割くらいは(北朝鮮に)帰ったんですね。
食べ物とお金を調達して家族を助けるために帰る。
そこで情報を知ってしまう。

外のことを知っている人たちが(北朝鮮に戻って)、情報が流入して来た。
中国の犬が食べているものは北朝鮮の人間が食べている物より良いと。
しかし、韓国の犬はもっといい物を食べているらしいと。(笑い声)
言うふうに思ってしまう、事実ですよね?
それを知っているわけです。
情報がどんどん入って来てしまう。

しかし一つだけ残っているのは暴力なんです。
逆らった人間は家族連座制で殺すと、あるいは家族連座制で収容所に入れて酷い目に、生き地獄の苦しみに遭わせているんです。
そういう事がまだ金正日政権は出来ると思っているから、まだ持っているんです。
国民の恐怖心がまだ維持されているんです。

95年以降実は公開処刑がどんどん増えているんです。
脱北者の話によると金正日が教育事業をやっている時代じゃないと、銃声を聞かせろと。
ひと月に一回くらい住民を集めて公開処刑をして逆らうとこうなるんだぞと見せる。
政治犯を処刑するんですか?と聞いたら、政治犯はいない事になっているから政治犯は隠れて殺すんだと。
普通の食べ物とかを盗んだ人間を公開処刑にする。
ということを95年くらいから始めたわけですが、恐怖だけによる統治と言うのは恨みを買うわけです。
やられた人たちの家族・親戚は、金正日のせいで殺されたと思うわけです。
あるいは政治警察の人間に殺されたと思っているわけです。
やればやるほど、目に見えない形での反発が増えているわけです。

韓国は同じ民族なのに豊かに暮らしていると。
同じ共産党の支配でも中国人は豊かに暮らしていると。
餓死者が出ていないと。
なんで我々だけこんな目に遭わなくちゃいけないのか?と。
金正日のためだと、思う人たちが少しずつは出て来ている。
しかしその事を言ったら殺されますから。
それも家族連座制ですから。
その暴力装置を支えているのが39号室の資金なんです。

国内の一般の工場や共同農場は動かなくなっちゃったわけです。
配給を止めてしまってますから、人々が出勤して来ても大体エネルギーも無いし資材も無いし、出勤して来て自分の工場にある道具とか何とかをくず鉄にして中国に売って食べている。
「自分の工場の物を盗むのは泥棒と言わないんだ」と脱北者に言われて(笑い声)、あぁそうか、そういう物なんだと思った事が聞いていてありましたけど。
だからもう抜け殻みたいになっちゃってるんです。

しかし39号室にはお金があって核開発・ミサイル開発、政治警察の維持、金正日の贅沢な暮らしは出来ているわけです。
一般の人たちは餓死をしていても、39号室には別のルートでお金が回っていて、国民に対しては外貨を稼げと。
砂金を採るとかマツタケを採るとかいったお金は国庫に入らないで、そっちに行く。
金大中が送ったお金もそこに行った。
しかしそれを今、止めようとしているんです。

・・・その3へ続く・・・   

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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東京連続集会(6) 西岡力氏-1

   『西岡力 救う会副会長の講演 その1』

0000955m

 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 

先ほど飯塚副会長が少し引用してくださいましたが、私がここで膠着状態ではないと去年からずっと言っていたんですね。
嵐の前の静けさで必ず嵐が来るだろうというふうに言っていましたが、昨年の9月のアメリカの発動した金融制裁が大変効いていると。
そしてもうひとつ、実は昨年の10月の末に安倍晋三さんが官房長官になった後、日本政府が余り目立たない形ではありますけども法を執行すると。
現行法規を厳しく適用すると言う形のかなり厳しい、広い意味での経済制裁をしてきて、それも効いて来ています。

それで北朝鮮側は今年になってからは1月には、突然金正日は訪中をして。
去年の12月に胡錦濤さんが訪朝をしたんですね。
首脳会談があって2ヵ月後に突然訪中をするということがあって、2月には日本との間で拉致問題を含む会談が持たれ、また金英男さんが出てきて記者会見をし、ミサイルの発射があると。
バタバタ、バタバタしているんです。
打つ手がみんな失敗していると思っていますが、とにかく現状を維持するのが辛くなっているんです。
動かざるを得なくなっているんです。

彼らの側からするとですね。
民衆政治というのは弱点になると思ってるんです。
民衆じゃなくて選挙なんです。
ブッシュこそが一番の敵だと思ってるわけですが、彼はもう次の選挙には出られない。
自分は彼が任期を終えても良いと、ブッシュが大統領府からいなくなるまで時間稼ぎをすれば新しい展開が生まれると、言うふうに思っていた事は間違いないし、一部の非公式の情報でもそういう事を言っていたようですが。
それに対して時間稼ぎを許さないと。
彼らが拉致と核とミサイルの問題で、誠実な対応を見せなければ時間が経てば経つほど苦しくする。
圧力を高めて彼らの状況が苦しくなっていくようにするという方針を、ブッシュ政権そして安倍さんが官房長官になってからの日本もとって、今それが効いてきているという状況だというふうに見ています。

ですから安倍さんが総理になってこれから何をするであろうか?というのは実は拉致問題だけに限って言うとですね。
分かっているんですよ。
去年の官房長官になってから、何をして来たのか?というのを見ればその延長線上で総理としてもやっていく事が分かるんです。

その事を説明する前にアメリカの金融制裁について少し中身を見ておきたいと思うんですが、アメリカは昨年の9月に「愛国者法」というアメリカの法律をマカオの銀行に適用したんです。
犯罪資金・テロ資金、あるいは偽札資金などの資金洗浄にマカオの銀行が、分かっていながら加担していた。
20年間くらい北朝鮮と商取引があって、分かっていながら加担していたという事で、そのマカオの銀行に事情を言わせたり弁明の機会を一切与えないで、アメリカの国内法で一方的に制裁をしたんです。
その制裁の内容は、アメリカの金融機関がそのマカオの銀行と取引を止めると言う事です。
あの銀行は、テロ資金・犯罪資金を分かっていても取り締まってないと。
そういう銀行とアメリカの銀行は取引を止めると一方的に決めたんです。

その結果どうなったか?というと、そのマカオの銀行、取り付け騒ぎが起こったんです。
アメリカの金融機関と取引が出来なければ、この銀行潰れるだろうと思って預金者が預金を下ろしに来て、それでマカオ行政府管理と言うことになって、北朝鮮の講座が約20あったんですがそれがいまだに凍結されているんです。
いうことです。
だいたい20億円くらいですかね?
余り金額はたいした事無いんですが、それよりも講座が凍結されたと言う事の方が重大でありまして、世界中の金融機関がそれを見ているんです。

実は昨年の9月にマカオのバンコ・デルタ・アジアと言う銀行に金融制裁がかかったんですが、そのバンコ・デルタ・アジアにかけたときに、・・・・・・・(聞き取れず)トリビューンという香港の経済専門の雑誌に、アメリカの財務省の人間がリークをしているんですね。
バンコ・オブ・チャイナも実は制裁の対象として我々は検討しているんだと。
バンコ・オブ・チャイナと言うのはマカオの銀行ではなくて中国の銀行です。
中国の5大銀行に入るような国営銀行ですが、日本で言うと昔の東京銀行のような外国為替に強い銀行です。
日本にも支店がいくつかあります。
その銀行とアメリカが取引を止めると。
かも知れないとリークをしたんです。

実は2000年の6月に金大中、当時の大統領ですが、平壌を訪問したときに4億5千万ドルの裏金・秘密資金を金正日に送ったわけですね。
そのうち2億ドルが中国銀行のマカオ支店にある金正日の口座に送られた。
ということを韓国の捜査当局が掴んでいるわけです。
中国銀行のマカオ支店にもアメリカがターゲットにしている金正日の個人口座があった、ということをアメリカは知っている。
当然その4億5千万ドルを送った事は不法行為ですから、韓国の裁判所で有罪になってまして当時の韓国の経済部長だとか・・・(聞き取れず)の長官は刑務所に入ったんですけど恩赦で出て来てしまった。
金大中元大統領だけは盧武鉉大統領がかばって、法治行為だから裁判には馴染まないと言って逮捕されなかったんですが、次の選挙でハンナラ党が勝てば当然金大中は逮捕されて、その問題で騒がれると私は思っています。
それでなければ韓国は民主国家とはいえないと私は思っていますが。

アメリカから見ればその2億ドルも犯罪資金だと。
韓国の法廷で有罪だとされた資金が中国銀行のマカオ支店に入っている、いうことですね。
中国銀行は慌てましてアメリカの財務省と水面下でいろいろ交渉したようです。
制裁は発動されませんでしたけれども、中国銀行のマカオ支店の北朝鮮の口座は凍結されている。
言う事をアメリカ政府の当局者がこの7月に認めました。

今アメリカの財務省の金融制裁の担当者の高官で次官とかがいるんですが、折に触れてでこう言っているんですね。
「北朝鮮の商業活動・経済活動は犯罪に関わる部分とそうでない部分を区別するのが難しい。なぜなら国家が偽札を作り、国家が麻薬を作っているからだ」と。
と言う事はですね。
逆に言うと北朝鮮と通常の経済活動をしている銀行もアメリカが一方的に制裁の対象にするかもしれませんよ?とアメリカの財務省の高官は公然と言っているんです。
犯罪資金を扱ったら制裁すると言っているんですけれども、北朝鮮は国家が犯罪をしているから、北朝鮮と付き合えば犯罪資金と付き合ったことになるのと同じだと言っているんです。

去年の12月に増元さんと私とソウルで開かれた北朝鮮の人権会議に行ったんですよね?
そこにレフコウィッツという、アメリカの議会が決めた北朝鮮人権法で任命された北朝鮮人権特使が来ていたんです。
駐韓大使とレフコウィッツが前に出てきまして、口をそろえて言うのは「北朝鮮は犯罪国家だ」
レフコウィッツさんはもっと過激でして、「国家が偽札を作っているのはナチスドイツと北朝鮮だけだ」
いうふうにテレビカメラが回っている国際会議場で、増元さんが言うんだったら分かりますけども(笑い声)、特使という人がアメリカを代表して断定したわけです。

日本からは安倍官房長官が急遽任命してくださった斎賀人権大使がいらっしゃったんですが、私が斎賀大使と挨拶しただけで何もしないで帰ってしまった。(笑い声)
ナチスドイツだって13歳の少女はさらわなかったと言って欲しかったんですけど。
つまり犯罪国家だと言う事は、国家と商取引をすると犯罪資金と取引をした事になる、言う事を言っているわけです。
そしてそうするとアメリカの国内法が適用にされる。
国連安保理事会も何も関係ないです。
一方的にアメリカがやる。

私の韓国に住んでいる知人がですね。
8月に韓国から、ワシントンにありますある北朝鮮関係のNGO団体にカンパしようと思って送金をした。
韓国の銀行を使って送金手続きが終ったら数時間後に自宅まで銀行から電話がかかってきた。
「あなたの送金先には口座名にNorth Koreaと名前が入っているけど、この講座は北朝鮮政府や個人と何か関係があるのか?」と。
「事情を聞かせて欲しい」と。
「調べがつくまで送れません」と。
多分コンピュータで自動的にNorth Koreaと出てきたら、止めろという事になっているんだと思う。
北朝鮮の人権活動をやっているNGOの口座なんですけど、North Koreaと入っているんです。
救う会も駄目かもしれないけれど(笑い声)、海外からの送金、もしかして。

つまり、韓国の今の政府はアメリカの金融制裁に賛成していないわけですね。
盧武鉉大統領は解除してくれとブッシュに今回も言ったし、前からブッシュ大統領に何回も言っている。
だから韓国政府は韓国の銀行に北に送るなと言っていないんです。
韓国の銀行でもアメリカから制裁がかかるんですよ。
アメリカは国内法で一方的にやりますから、アメリカと取引出来なかったら大変な事になりますから自粛しているわけです。
自主規制。

北朝鮮は金融制裁で送金だとか金融業務が出来なくなって困ってですね。
ケソンという韓国が投資している工場があるんですね。
そこに韓国人の企業のために韓国の銀行が出ているんですが、そこに北朝鮮の口座を作ってくれと要求して。
その銀行はアメリカが怖くて断ったんですが、今日でしたか、ニュースによると韓国政府はその銀行に「口座と作れ」と圧力をかけている。
言う事が分かっているわけですが、作れと言われても北朝鮮にわざわざ出ている銀行でも口座を作れない。
アメリカが取引を止めろということを脅している。
世界の金融秩序は今アメリカが中心に回っているわけですが、アメリカの銀行と取引が出来なくなると言う事は取り付け騒ぎが起きると言う事につながるわけです。

アメリカが狙っているのは先ほど金正日の個人資金と言いましたけど、これが実は重大な意味を持つんです。
今度10月の10日に発売される月間Voiceと言うところにその事を詳しく書いたんですが、なぜ?北朝鮮は貧乏な国なのに海外になんで口座があるんだ?ということです。
金正日のポケットマネーくらいだったら、党が食えないくらいだったらそんなにたいした事無いじゃないか。
我慢するだけだ。
いう事ですけど、そうじゃなくて海外にある資金を動かせなくなると政権の維持が大変難しくなるくらい、重大な意味を持つのが海外の口座にある資金なんです。
金正日の個人資金と言いましたけど、それを管理しているのは朝鮮労働党39号室と言うところです。
金正日の個人資金を管理する部署があるんです。

北朝鮮はですね。
国民に外貨稼ぎ事業と言うのを指導していて、マツタケとか砂金を採らせているんです。
それは政府には入らない。
国庫には入らなくて39号室に行く。
それから朝鮮総連が一時期は大変多額のお金を北朝鮮に送金していました。
いわゆるパチンコマネーとか言われていましたが、それも大部分は39号室に入っていた。
ミサイルを売った代金などもかなりの部分、39号室に入っている。

金タツゲン、キム・ダムヒョンという経済官僚が北朝鮮にいたんですが、国家計画経済委員長と言う、北朝鮮は一応社会主義で計画経済になったんですが、今は崩壊してしまっていますけども、その責任者になった人間がいるんです。
その人間と親しかった人が最近韓国に亡命したんです。
金タツゲンの話を今でも覚えているんですね。
ソ連が崩壊した後、北朝鮮経済はそれほど影響は無いと彼は言っている。
なぜなら、ソ連の経済圏に入っていなかったから。
日本との貿易も、・・・(聞き取れず)ながらもしていた。
帳簿上は大丈夫だった。

ところが国庫に入らなかった。
調べてみるとマツタケを輸出したと、マツタケの代金が入って来ていない。
調べてみると39号室の海外の口座に横流しされていて国庫に入って来ない。
物を売っても、生産した物を海外に売っても代金が39号室に行って国庫に入って来ない。
社会主義経済というのは計画経済で、国家がすべての経済を管理しているにも拘らず、収入は39号室に行ってしまって外貨が入って来ないと。

フンナムというところに肥料工場がありまして、日本の植民地時代に作ったんですが、それが施設が老朽化している。
外貨を下ろして新しい施設を入れないと、肥料が作れなくなって大飢饉が起きると金タツゲンは思って、しかし国家に金が無い。
金正日の所に行って「何とか39号室の資金を使わせてくれ」と言ったらば、労働党の組織指導部というところに呼ばれてつるし上げを食ったと。
「お前の思想が悪い」と。
「思想が良ければ肥料は出てくるんだ」とか、言われたと。(笑い声)
90年代の後半の大飢饉の一つの理由は、その肥料工場の肥料生産がすごく下がったと言う事なんですね。

・・・その2に続く・・・

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東京連続集会21(5)本間勝さん

   『本間勝さん(田口八重子さんの兄)のお話』

皆さん、こんばんは。(「こんばんは」の声)
田口八重子の兄の本間勝と申します。
本当に、安倍さんが総理になったことで政治家の中の最高の、我々拉致を抱える家族とすれば最高の人が日本のトップになってくれたなと本当に嬉しく思います。
今まで安倍さんが拉致被害者(家族)の我々に対して、皆が署名を持って行ってもちゃんと受けてくれて、会ってくれて、お話をしてくれて。
拉致問題については2002年の9月17日の小泉さん訪朝の時について行った経緯から、ずっと見守って支援して一番拉致問題について理解してくださる方だと言うことだと思います。

その人が今度トップになったという事で、今までの発言のブレが無いように、総理になった立場と官房長官の立場と、言えるトーンの大きさが多少影響があると思いますけど、今まで通りですね。
トップが今度は毅然としてやれば今度はトップが言う言葉ですから、官房長官の言葉とは違うわけですから、それが北朝鮮に対し大きな力になると思うんですね。

北とか韓国もそうなんですけど、中国の靖国問題を政治利用して反日キャンペーンを打って、北東アジアから日本をちょっと・・・(聞き取れず)のような形で今まで相手にしないような政治的体制を取ってますよね?
これが安倍さんになったときに、果たしてこれが本当の北東アジアの繁栄につながるだろうか?ということは、向こうも考えていると思うんですよ。
いつまでもそんな戦後60年も経っている問題に対して、過去の問題を引っ張り出して自分たちの体制維持のためにそれを利用して反日キャンペーンを打ってきたという事は、断じてここで切って頂いて今の政権に対してですね。
拉致を抱えていると、また先軍政治を抱えていると、自分のところの国の繁栄は無いんだと言う事を思い知らして、びしびし制裁をかけてそれを理解させるように、トップ同士の国同士の交渉を早く、小泉さんでちょっと滞ってましたけども早く軌道に乗っけて、この拉致問題を解決させて頂きたいと思います。

これからも皆さん、安倍政権の行方を支援していただいて、我々も出なくてもすると。
安倍政権が毅然として相手に対してくれれば、我々はここにいるように出て行かなくても済むわけなんですよね。
もう我々に任せろとトップに任せろということで、我々は国際的な拉致問題の包囲網、それをこれからもまだ軌道に乗っていませんから、それが我々のやる運動の最たるものだと思うんですよね、これからは。
そういった力を安倍政権の支援という形でしてバックアップしていければなぁと思っています。
これからもよろしくお願い致します。(拍手)

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東京連続集会21(4)飯塚繁雄さん

『飯塚繁雄 家族会副代表のお話』

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どうも遅れましてすみません、飯塚です。(拍手)
すでにお話があったかと思うんですけども、今回の総裁選の結果については本当におめでとうと言うふうな気持ちでいます。
私たち以前から安倍さんにつきましては、この問題を本当にやってくれるんだという全幅の信頼の元に今までおりましたし、その辺の対応をして頂きましたし。
官房長官のときからこの問題について具体的な姿勢を示さなきゃいけないという事で、非常に大きな範囲で例えば北朝鮮に対する制裁を考えていただき、更に今回の選挙中にでもですね。
いろいろ制裁面も、法律その他を含めた北に対する圧力を考えていってくれるという事ですし。

もちろん安倍さんが総理になったからといって即解決するとはいかないと思うんですけども、今度総理になるんですけど、圧力圧力圧力、そして対話だというふうに言っております。
これは今までの長い経過を見ると、この問題を蔑ろにして今まで日本の国民の税金をただ北に取られていただけだと。
挙句の果て人まで取られたと、いう経過がある中で、やわな交渉では絶対に日本の有利な国益、または結果は出ないというふうな事も信じておりますし。
そういう意味では日本の国内、更にはアメリカを初めとする世界の国際社会からの北朝鮮に対する非難。
それが相当広まっておりますし、実際に経済制裁を含めた今の北朝鮮の状況というのは相当苦しいと言うふうに聞いております。

そういう状態でありながらも北はあくまでも意地を張り、虚勢を張ってですね。
しからばやっぱり更に北に対するメッセージを強く言って、要するに制裁を強めてですね。
我々の国民の声と政府の態度と、あるいは世界を巻き込んだ北への非難を含めて、絶対に中途半端な交渉にならないように、目的は日本人をあるいは韓国人をあるいは世界の拉致被害者を全部返しなさいと言うのが最終目的ですし。
一人一人状況を説明してそれを終わりにすればもうこの問題終わり、拉致問題は終わりと、しばらく前の話ですけどもそういう傾向がありましたですね。

・・・(聞き取れず)から5ヶ月ですけども、例の韓国の金英男さんの話から進んで、横田家の情報だけを言って・・・(聞き取れず)する。
挙句の果てヘギョンちゃんを使ってですね。
この問題を諦めさせるまでいろいろ手をこねて来た経過があります。
ですからその他の家族の話は全く情報は全く無い。
どこからも話も無い。
と言う事は今までやってきた中で苦い経験がありますから、絶対にそういうことではごまかされないぞという精神面の元に今回この体制が、組閣はこれからですけど、前から言っているように拉致を24時間担当する専門の大臣を作ってくださいと、いろんな集会でも私も言っていましたけど、そのような気配もあるようですし、そういうものを含めてですね。
総理の指揮の下にこの拉致問題を絶対に後には引けないと、そういう態度でおります。

言葉の中に、たとえ一人の被害者があったとしても私は国家的な責任の元に取り返すと言う話もしておりますし。
・・・(聞き取れず)でも思いましたけど、一人二人どころか、特定失踪者も含めれば300人とも言われる日本人が向こうに行っているわけですから、それを一人ずつ一本釣りで解決すると言うのはこれはもう難しい問題ですから、この機会にですね。
一気に片付けていきたいと、日本人が全員一緒に帰ってくるというふうにして頂きたいなと感じるわけです。

という事で私たち、私もそうですが今回この・・・(聞き取れず)を取り巻く環境・情勢を見ますと、千載一遇のチャンスだと。
前、西岡先生が今は嵐の前の静けさだと沈黙だと、もうすぐ嵐が来ると。
今まさに嵐が来ている状況で、こういった機会を絶対に逃すことなく後退することなく前進していく。
政府には対応していただきたいし、私たちも安倍総理のですね。
足を引っ張ることなく出来るだけ連携を取り合って、今度こそこの問題を解決するんだと言う事を日本が一丸となってですね。
一枚岩で・・・(聞き取れず)を与えていきたいなと思います。

結果はどうなるか分かりませんけども、黙っていたんじゃ解決しない。
何かしなければいけない。
そういう意味では今前進しているんですよね。
そしたらこの前進を更に進めて・・・(聞き取れず)ように、また私たち、あるいは皆さんと一緒にこの問題を・・・(聞き取れず)し、あるいは活動し、目的に向かって頑張りたいと思いますので、相変わらずのご支援をよろしくお願いします。
ありがとうございました。(拍手)

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東京連続集会21(3) 増元照明さん

   『増元照明 家族会事務局長のお話』

こんばんは、ご苦労様です。(「こんばんは」の声)
番組の宣伝じゃありませんが今代表が仰ったように、先週の放送では有本ご夫妻にお話をして頂きました。
来週は横田代表、再来週は飯塚副代表に新政権について聞いております。
スカパーを、もしお持ちの方はご覧になってください。
で、その中でもいろいろお聞きしているんですけども、まずなぜ安倍さんを信頼しているのかどうか?という事で、それぞれにお聞きしました。

一番やはり関わりが長いのは有本さんご夫妻です。
有本さんご夫妻も1988年、(北朝鮮から)手紙が来た時点から安倍晋太郎事務所ですよね。
そこへ行って、奇しくもその時に秘書官として晋三先生もいらっしゃったようですが、一番親しく接したのは飯塚さんと言う秘書官の方です。
飯塚さんと言うと副代表と同じ名前で、奇しくもそういう偶然が重なっているのかもしれませんが、人柄が本当に親身になって彼は外務省、それから省庁を一緒に回って頂いたというのがきっかけだったそうです。

その後何年かして1993年くらい、4年くらいだと思いますけども、当時日本新党が政権を取ってそのときの幹事長にお願いしに行ったらしいですね、有本さんご夫妻が。
そしたら会見が終って衆議院会館を歩いていたら、飯塚さんという方がたまたま偶然そこで会って、それで有本さんたちを見かけて向こうから声を掛けて来たそうです。
それで「今度晋太郎先生は亡くなったけど、晋三先生が一年目として今活動しております。必ずこの拉致の問題は晋三先生もやる」と言うふうに仰って手を取って頂いて。
その辺りから、安倍さんに対する信頼も強くなっていると仰っていました。

私が安倍晋三先生に初めて会ったのは、2000年の首相官邸で土下座したときだと私は記憶しています。
あの時初めて官房副長官としてその場にいた安倍さんに初めてお会いして・・・(聞き取れず)ました。
それ以前にこういう勉強会はひと月ふた月に一辺くらいあったんですね。
家族会とそれから救う会の幹事会の中でも、安倍さんと言う名前は常に信頼できる政治家、西村先生と同じように信頼できる政治家という、そういうことは聞いておりますし、そういうふうに私も見ていますし。
安倍さんと言うのは信頼できると思っていたんですが、初めてお会いして誠実な態度に非常に信頼できる方なんだなぁと言う思いをしております。

それに当時官房副長官として、官邸にメールが一杯来ているんです。
その中に横田拓也君がちょくちょく官邸にメールを送っていた、この拉致問題で。
で、それを全部見ていて、拓也君に「メールを見ています」と仰ったそうです。
そういうところからもこの拉致問題に対して、安倍さんは非常に強い気持ちを持っていらっしゃるということです。

更に一番信頼出来る所はですね。
これは拉致と言う非常な悲劇ですがそれが家族の問題ではない、と言う捕らえ方をするんです。
家族がかわいそうだから、だから私がやらなければならないという、そういう考え方ではありません。
国として間違いなんだ、これは。
国家として放っておいてはいけないんだという、その強い気持ちから取り組んでおられます。
最初っからそうです。
だから国会議員として当たり前のことをやるんだという、その気持ちが前面に出ていましたので、それからずっとぶれていません。
いまだにその気持ちを前面に押し出してやって頂いてます。

幹事長になっても幹事長代理になっても官房長官になっても、東京にいる役員を三ヶ月に一辺くらい一緒に集めていただいて話を聞いていただいたり、政府レベルではどうなっているのか?というのもすべて官房長官として、・・・・・(聞き取れず)個人としてもやって頂いてます。
その中に必ず中山元参与が同席されていますから、安倍さんのこの中山恭子さんに対する信頼も、拉致問題では非常に強いのではないか?と私は思っています。
中山参与は参与を辞められてもずっと家族との集まりの中では、必ず安倍さんが主導だったら中山元参与を同席させておられますので、非常に信頼を申し上げています。

拉致問題担当相か補佐官かまだはっきりしないですけども、我々が拉致問題担当相を作って頂きたいと申し上げたのは外務省と言うのは今谷地体制と言うのがあって非常に良くなっています。
昔は川口順子(外務大臣)それから・・・(聞き取れず)さんと言うラインじゃなくて、安倍・麻生さん、それから谷地さんというラインがあって非常に毅然とした態度を取って、今の担当の梅田参事官この方も関西弁ですけど、非常に強い気持ちを持っておられるので、外務省としては今我々が知っている限りでは、斉木さんがいればもっと良いんですけど、ベターな体制だと思います。
ただASEANとか地域フォーラムとかそれから対中、対韓でどうしても時間を取られますから、太平洋アジア局長はすべての事で出て行かなければならないですから、北東アジア課の課長もそこに同行しなければなりません。

その間この拉致の問題と言うのは、やはり手を付けられない状況になるわけですね、外務省としても。
ただ私たちは24時間、どうやったら救出できるのか?どういうふうに情報を集めればいいのか?どういう交渉の仕方をすればいいのか?
それを考えていける部署は、特命でも担当大臣と言う者がいて権限を持たせ予算もつけて、情報収集するためにもやはりお金がいるでしょうし、そういう面でもしっかりとした部署を作っていただきたいと思ってはおります。
今確かに外務省はしっかりしているけども、それだけではやはり足りないものがあるのではないか?
もし最優先の重要課題と政府が捕らえているのであれば、少子化も大変でしょうけど、少子化って確か猪口さんがなってらっしゃいますよね?
男女共同参画というのもあるのであれば、拉致問題担当相があっても良いじゃないか?
私は素直にそう思ったもんですから、あちこちで言わせてもらっていますが。

それは補佐官になるか、担当相になるか分かりませんけど、私たち家族がずっと言い続けてきた事。
安倍さんもきっと聞いて来て頂いて添った形に、おこがましいですけどもそんな形でもどういう形でも発信していっていくことは、非常に大きな意味合いを持つと言うふうに私は思っています。
確かにこれが担当相が出来てすぐに、一ヶ月や二ヶ月で解決するとは思いません。
でも金正日に対しては日本がこれだけの担当大臣を作って部署を作って、拉致問題を重要視していると言うそのメッセージを送る事になりますから。
今までは本当に制裁はしないわ、対話を急ぐわけではないわ、日本ってじゃあ拉致問題はどうでもいいのか?というふうに金正日は思ったかもしれない。
李登輝さんなんかそう言ったらしいですよ?
「日本って本当に拉致問題解決する気があるのか?」と。

そのくらいの誤ったメッセージを送り続けていた。
安倍さんだったらきっちりとしたメッセージを示していける。
大きな力があります。
だからこれはやはり安倍さんが来年の参議院選に勝てるかどうか?と言うのが一番問題なんですが、今ここまで言うとちょっと政治的になるんですが、当然テレビがあるからカットされるでしょうから話してしまいますが(笑い声)、民主党の小沢さんと言うのはハッキリ言ってまだ分かりません。
確かに豪腕なのかもしれませんが、つい2年ほど前はもうすべて終った政治家だと思っていたのが、・・・(聞き取れず)で国会対策委員長になって人気が出てきましたけども。

ただ、安倍さんと小沢さんではやはり安倍さんと私達は願うし。
国としてあれとか、国家としてどうやってしていくのか?は、私はまだ明確に安倍さんの方が私は示していると思ってますので、拉致問題、私は来年の7月までかかると思ってませんけども、今後の・・・・・・・・・・・(聞き取れず)非常に私たちにとっても深刻な問題になるわけです。
更に言わしていただければ、2年前の5月22日に小泉総理に「もしあなたがこの拉致問題解決できないのであれば次の政権に期待するしかない」といって、逃げてしまいましたけど。
昨年の衆議院選挙が政権交代のというか、政権を小泉さんがどなたかに渡すチャンスだったんでしょうが、あれはメディアのメディア戦略と言う点では非常に小泉さんを有利にしてしまって勝利してしまった。
そこら辺は、私たちと考えの違う方が大勢いるのかなと思います。
これから、ただ、そうですね。
私たちがおそらく1年かかっても拉致問題が進まなければ、国民の間から批判が出るでしょう。
でも、私は信頼した安倍さんがトップにいる限り、すべて任せるしかないだろうと言うふうには思っています。

確かに本当に冬は厳しいですし、今年の初めから今年中にというふうに思っていました。
北朝鮮はこの夏の洪水で食糧が無くなっているでしょうから餓死者も出るんではないかと言われている。
更に中国からの流入も少しずつ減る傾向にありますので、暖を取るのが非常に厳しい状況です。
マイナス20度、30度と言うと我々の想像を絶する寒さです。
私も北海道で最高20度くらいまでは経験した事ありますけども、10度くらいでも非常に寒い状況です。
北海道は部屋の中に大きなストーブがあって暖を取れますので、全然なんら困る事はないんですが、北朝鮮ではマイナス20度30度の時に暖を取れなければ、下手をする凍死者が出るのではないか?
その恐れさえある。
そんな中でまたこの冬を越さなければならないのか?と思うと非常に残念でならないんです。
ただ、まだ二ヶ月ありますから、なるべく救出の道筋だけは付けて頂きたいと考えています。
それでも安倍さんを信頼する限り、私はお任せしたいと言うふうには思っています。

今後メディアの力は大きいと思いますので、メディアの方たちも安倍政権を批判するだけではなくて、もっと応援する形になっていただきたいと思います。(拍手)
今、安倍さんが一人勝ちしたらこれは拙いだろうと。
それは良いじゃないか、一人勝ちしたあと小沢さんと対決して、これからの自民党をまとめていけるだけの時間が出来て良いじゃないかと私は思っています。
一人勝ちしちゃ拙いだろうって、何が拙いのか?と私は思っていますが。

今政府はそれだけ北朝鮮に対して金融制裁も、先日閣議決定しました。
更に外務省も、申し上げたとおり今体制としてはベターです。
そして担当相が出来れば更に北朝鮮に強いメッセージを送ることができますが、政府がそういう状況になっている中、メディアが逆風に民衆を仰いだり、それから北朝鮮に媚を売っているような姿勢を見せていると日本人の怒りが伝わりません。
私達は横田早紀江さんが仰りますが全体にこれは拉致問題は非道な問題であるという、金正日にメッセージを送らなければいけないときに、政府はようやく固まったのに、民間の方がまだ緩くしていたのでは、日本人の怒りと言うのが全く通じないではないですか?
それを何を考えているのか支局を置くようなそういう通信社もいますので、私はもっと実行して頂きたいと思っています。

メディアの皆さんは凄い大きな力になっています。
我々の運動にとっても大きな力になっています。
それは非常に感謝申し上げます。
でももう少し解決のために私たちと一緒に何が出来るか?と言うのを考えながらやって頂ければ、本当にありがたいと思います。
以上です。
すみません。(拍手)

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東京連続集会21(2)横田早紀江さん

『横田早紀江さんのお話』

0000950m

皆様、こんばんは。(「こんばんは」の声)
長い間、本当に長い長い間こうして拉致の問題に対してこうしてお話を聞きに来てくださったり、・・・(聞き取れず)で本当にありがとうございます。
本当にどうしたら解決するんだろう?っていう思いでいろいろ・・・(聞き取れず)ですけれども、よく考えて見ますといつも・・・(聞き取れず)に思いますけど、特にめぐみの事に関しては20年も分からなかった。
真っ暗闇の中で何一つ分からなかったのに、こんなに鮮やかにいろんな事が出てきて、生死が分からない。
そしてどこにいるのかが分からないというだけなんですけども、北朝鮮にいるというのは確かだし、そしてキムウンギョンちゃんという人も現れてきたし。
そして最近も結婚していた方が、韓国から拉致された高校生の中の一人だと言う事が、本当に驚くような事が出てきましたし、結婚したときの写真だとか子供が一歳のときの誕生日とか、本当に私たち想像もしていなかったような写真が次から次から出てきて、本当に驚いてばかりいるんですけども。

必ず他の人たちも一緒に、拉致をされた人は何らかの形で一生懸命生きていると本当に信じているんです。
だから今回の安倍さんが自民党の総裁になられたというい事は、本当に長い間私たちが待ち望んでいた事がなされた事で、本当に嬉しく思っていますし。
安倍さんはお父様の晋太郎さんのときから、有本恵子さんは特にご両親が晋太郎さんのオフィスで会われて、恵子さんの事を何とかしてくださいといつも話をよく聞いてくださったといいますから、安倍さんもお父さんと同時にそういう事も良く聞いていると思いますので、拉致という事に対して敏感に考えていてくださる人だということを、私たちも分かっていますので。
今回はあと安倍さんを取り巻かれる・・・(聞き取れず)方が、本当に熱心な方が選ばれて安倍さんのなさる事を支えて、汗を一杯かいて本当に一体になって、心を一つにして、何とかどうしたらいいだろうかと本気になって考えて協力していって下さるような方が選ばれて欲しいなと、それだけが願いなんです。
だから本当に良い方がここに就かれることを一生懸命願っております。
これからもよろしくお願いします。(拍手)

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東京連続集会21(1) 横田滋さん

   拉致被害者の年内帰国を求めて

  次期総理に家族が期待すること 東京連続集会21
                   06・9・21 友愛会館にて

0000949m


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

『横田滋 家族会代表のお話』

皆さまこんばんは。(「こんばんは」の声)
予想通り安倍さんが2位に大きな差をつけて総裁に選ばれました。
従来から拉致問題の解決について幹事長をやったり副官房長官をやったり、それぞれの立場でこれまでも拉致についてご尽力頂いておりましたので、ぜひ安倍さんに総裁になってかつ、総理になると言う事は願っておりましたのでそれはそのとおりになった事は良かったと思っております。

先ほどもチャンネル桜で増元さんと一緒に出ていたんですが、安倍さんといつごろ知り合ったんだろうか?と言う話をしたんですけど、余りはっきりした事は覚えていません。
平成14年になりますと拉致の問題に対する関心が深くなって、小泉総理が「拉致問題の解決なしに国交正常化交渉の妥結はありえない」と言う事を、ブッシュ大統領との首脳会談で話されたんですけど。
その頃には安倍さんは、例えば省庁が縦の関係になるので横の連絡が悪いから拉致の専門幹事会を作っていただきたいとお願いしたり、それが実現して議長をやってくださったり。
・・・(聞き取れず)も出るとか出ないとか、いろいろな問題が起きるといろいろな事があった中で・・・・・・・(聞き取れず)て頂いたり、その頃は良く覚えているんですけど、一番初めというとどこかな?とちょっと記憶に無いわけです。

現在は組閣が決まっていない段階ですからどのような人選になるのか分かりませんけど、拉致の専門の担当大臣を任命するって言う噂も出ていますし、その人選も平沼さんとか前の中山参与とかいろいろな方が噂になっていますけど、やはり常時拉致問題を担当してくださる方を設けると言うことはやはり意味が大きいと思います。

それと先ほど言いました拉致の専門幹事会と言うのは、各省庁のかなり上の方の人がメンバーになっているわけですけど、安倍さんが昨年官房長官になって拉致を担当する官房副長官は杉浦さんから鈴木さんに代わったわけなんです。
それで平成16年の11月にめぐみの遺骨と称するものが伝えられまして、そして12月8日の日にそれが別人のものと鑑定されたわけです。
それで他の方の資料の精査もありましたので24日の日に杉浦官房長官が、「北朝鮮が速やかに誠意ある態度を取らなければわが国としても厳しい態度を取らざるを得ない」という発言をなさいました。
そしてその二日後の26日の日に専門幹事会が開かれて、これからどういう扱いをするかと言う事を協議されたわけなんです。

しかしその次がいつ開かれたか?と言うと、安倍さんが官房長官、鈴木さんが官房副長官になった昨年の12月ですから、1年間何もされてなかったわけです。
それを特命チームと名前に変えまして、前は直接関与する省庁だけのメンバーだけだったんですが、宮内庁を除くすべての省庁のかなり上の方のメンバーが、更に山谷さんとか中山さんの政務官の方も含めて拉致の特命チームを作って、その下にあるのか横なのかちょっとはっきりしませんけど、そこに情報収集チームが警察庁とか公安調査庁そういったところで情報収集のチームを作って。
そして法執行チームと言う実際の取締りなんかをする税関であるとか入国管理局とか、そうした一つの法執行チームと言うのを作って、昨年から最低月に一回開かれていますし、3月には3回開かれているんです。

そしてポスターを作ったり、英語のパンフレットを作ったり、それ以外にも韓国語とか中国語等も作って、山谷さん山中さんの政務官のような方がアフリカの方へ行って相手方の大統領なんかに渡して拉致の事を説明して協力を依頼すると、非常に活発に動き出したわけなんです。
安倍さんがトップという事になっていますけど、その上には当然小泉さんがおられる訳です。
今度は官房長官から・・・(聞き取れず)ということは、さらに安倍さんが総理になられて、その次どなたが官房長官になられるかというのは、それから拉致の担当の官房副長官がどなたになるかと言うのは、まだちょっと分かりませんけど引き続き有能な方を登用して拉致を一日でも早く解決するようにしてくださると思っています。

安倍さんが総理になると、いろいろなエピソード等をテレビで紹介していますが、やはり父上からは「政治をするときは命を懸けてやれと言われた」とか、「物事を決めるときは相手の立場に立ってやりなさい」と言う事を教えられたと言いましたけど、拉致の問題につきましても気持ち等を考えた上で、これまでも時々例えば昼食会などを開いてそのときの状況を説明してくださったり・・・・・・・(聞き取れず)やってくださっています。

今度の総裁選のスローガンも見ますと、他の方ももしかしたらお話になったんだけどウエイトが低かったんで・・・・(聞き取れず)されていますから、載っていたのは安倍さんが拉致問題の解決をと言う事がスローガンに載っておりましたし。
それ彼特定失踪者の人も未認定の人も救出しなければならないと言う事も言われておりますし。
それから秋葉原の立会演説でも、ポスターでも日本は見捨てないとポスターを作ってましたけどあれと同じで、横田めぐみさん他拉致被害者を見捨てないとはっきりと仰ってくださいました。

ですから拉致問題に関心が深い方が総理になってくださったという事で。
我々は交渉と言う事は日韓、日中にしてもギクシャクしてますけど、総理が変わればそれがまたきっかけで会談が始まるかもしれません。
それから北朝鮮についても同じ事が言えると思います。
今年の2月の平行協議以来何の接触もありませんし、次にいつ開かれるかと言うのも決まってませんし、やはり新しい総理が決まったという事で、何らかの動きが出てくるんではないか?という事で我々も一日も早い解決を望んでおります。(拍手)

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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2006年8月 9日 (水)

東京連続集会20(7)

   『西岡力 救う会副会長のお話 その2』

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今の金英男さんの会見についてですけど、安明進さんも言いましたけど実は韓国には、さっき安明進さんはビデオ係りだと言いましたけど、金英男さんが拉致被害者だと認定されたのは今回のDNA鑑定の結果では無いんですね。
この新聞記事があるんですけども、これは1971年の11月27日の韓国の東亜日報という新聞の記事ですが、ここで「高永復教授36年間韓国でスパイだった」
ソウル大学の教授が36年間スパイだった。
その人に会うために夫婦のスパイがソウルに派遣されてきたんです。
で、奥さんが自殺をしてそして男の方、これが教授でその下この人がスパイなんです。

・・・資料より一部引用開始・・・

崔正男 19期生
     連絡部工作員
     1996年、夫婦で韓国に侵入し工作活動中に逮捕
金正男ら韓国人拉致被害者から韓国人化教育を受ける。安明進が金正日政治軍事大学で目撃した日本人教官を目撃している可能性有り

・・・引用終了・・・

崔正男、安さんの先輩で政治軍事大学の分校にある以南化環境館というところで韓国人化教育を受けて、そして3人の高校生が失踪した高校生が実は自分の先生だったと自白したと、いうふうに韓国政府が発表したと。
韓国政府の発表と違う事を、ここに金英男さん出てるわけですね。
英男さんが違う事を言わされていたことについて、韓国政府が反論しなければ誰が反論するのか?というふうに崔祐英さんや李美一さんがソウルで記者会見をして言っていました。
それはこの事なんです。

で、ここを見ますとですね。
金正日がこう言ったと。
「朝鮮戦争で北に来た人間たちは歳が多くなったので南朝鮮の人間を拉致して対南工作に利用しようと命令をして、それに従って拉致が行われた物である」と言うふうに崔正男が自白したと。
韓国政府の発表文なんです。
日本人拉致も「1976年の金正日の命令によって行われた」と安明進さんが言ってるわけですけど、それと同じ事を崔正男氏が取調べで言ったと、いうふうに91年の11月に韓国政府が発表しているわけです。
拉致の首謀者は金正日である、と言う事がここでも明らかになってるわけです。

そして今日お配りした資料はですね。
実は今名前が公開されている韓国にいる元工作員の名簿をお配りしました。
この人たちは捕まったりですね。
あるいは安さんのように自分で亡命したりして1度以上記者会見をしている人たちです。
それ以外に非公開の人たちが何人かいるようですが、金正日政治軍事大学、昔は朝鮮労働党中央委員会直属政治学校と言ったんですが、そこの出身者たちです。

韓国政府の発表でもですね。
崔正男さんが19期生でいますけどその上に金東植さんという人がいてですね。
この人も金英男さんを見ている。
言うふうにこのときの発表で書いている。

・・・資料より一部引用開始・・・

金東植 19期生、1962年9月28日生
     1980年8月、社会文化部(現在の対外連絡部)工作員に選抜
     1995年10月24日、韓国内で工作活動中に扶余で逮捕
金英男ら韓国人拉致被害者から韓国人化教育を受ける。安明進が金正日政治軍事大学で目撃した日本人教官を目撃している可能性有り。

・・・引用終了・・・

私もこの中の何人かの人に会いに行ってるんですが、韓国政府がこの人たちに対して強い圧力をかけて拉致問題の真実を言わないようにさせている、というふうに複数の関係者から私は聞いています。
しかし、崔正男さんと金東植さんの証言によって5人の高校生の拉致が明らかになってるわけですし、その下の21期生車成根、車と書く人ですね。

・・・資料より一部引用開始・・・

車成根 21期生
     1996年、ザンビアで空手教師として勤務中に亡命
     1996年5月9日毎日新聞で日本人拉致について証言
安明進が金正日政治軍事大学で目撃した日本人教官を目撃している可能性有り

・・・引用終了・・・

この人が毎日新聞の96年に日本人の拉致に対して証言していまして、その記事を持ってきていますけど、自分がやったと言うわけじゃないんですけども、自分の指導員から1980年代初めに日本海の海岸近くの公園を散歩していた20歳くらいの男を拉致してきたと、作戦を実行した指導員本人から聞いた。
日本人拉致は作戦部では常識だと。
ドル偽造の事も聞いていると。
ザンビア派遣での作戦で貰った1万ドルが偽札でなかった証拠は無いが、常識的には偽札は持たせないだろう。
偽旅券は私も使いシンガポール人になりすました。
アヘン密売の話を聞いた事もある。
96年の段階で言ってるわけです。

韓国には実は情報が一杯ありまして、韓国が左翼政権になるまでは我々を助けてくれたのは韓国なんです。
めぐみさんの拉致も韓国の助けによって。
日本の警察に最初情報が来た時は日本の警察は無視をして明らかにならなかったわけですけども、韓国の意図的な情報リークがあり分かったわけです。
金賢姫の事も辛光洙の事もみんな韓国からの情報提供があったわけです。
今逆の状況になってるわけですけど、情報自体は韓国にたくさんあるわけです。

そして一部ですね。
金英男さんの後妻の方が出てきたので、とにかくめぐみさんはあの家族から離されているんじゃないか?と。
だから、もしかしたらば亡くなっている事も有り得るんじゃないか?と言う質問を、地方に行ったとき全然別の所の二人から聞いたんですが。
これは救う会は2004年に発表しているんですが、これも韓国にあると思われるある事が、私たちが確認している情報なんですが、めぐみさんは金正日の息子の内の一人の日本語の家庭教師をさせられていると。
95年前後の2年間だという情報が私たちに分かった、韓国にそういう情報がある。
その事を知っている金正日書記室の副部長クラスの人間が韓国にそういう話をしているという情報について発表したんですが、週刊文春の7月13日号で全く同じ情報の話が出ていまして、出所が護衛司令部第9部の人間が韓国に来て話をしたという事になっているんですが。
出所が違うんですが、中身が全く同じ話がここに出ています。
私はもう一つ全然別の西側の情報関係の人からも同じ話を聞いています。

安さんから前にちょっと聞いた事があるんですが、金正日の家族の所に連れて行く場合は、いくら小さい子供がいても無理矢理引き裂いて連れて行くだろう。
5歳の子供と会えなくなるとなれば、精神的におかしくなっても、また一時的におかしくなっても帰りたいという状況になってもおかしくない、いうふうに思います。
とにかくあの一家とは離された。
蓮池さんたちも94年4月以降は全然全く消息が分からない。
死んだという事も知らない。
葬式にも出ていない、同じ所に住んでいて葬式にも出ないなんておかしいんです。

しかし今まで使っていた病院でいろいろ聞いてみても分からないということは、別の所に連れて行かれた。
三号庁舎よりもっと秘密の所があるとすれば、金正日ファミリー以外は有り得ない。
三号庁舎の病院と金正日ファミリーの病院とはまた違う。
言う事ではないかな?と。
まだ真実は明らかになっていませんけども少しづつ見えてきていて。

最後にミサイルの話をして今日の集会を終わりたいと思いますけど。
今回の金英男さんの会見も、つまり日本の怒りが解けないから。
日本は去年の11月以降、実は法律を厳しく適用すると言う事実上の制裁をやってるんです。
これ、かなり効いています。
朝鮮総連が潰れるかもしれない。
朝鮮総連に対して今600億円の損害賠償の訴訟を日本政府が起しているんです。
朝鮮総連の財産はいろんな試算がありますけども、200億円を越えないだろうと。
この裁判で勝てば、朝鮮総連の財産を全て没収される、と言う裁判を日本政府が起している。

科学技術者協会という朝鮮総連の下部機関が、不法に日本からミサイルや核に関する技術などを北にどんどん送ってきた事についても捜査が進んでいます。
税金の問題も大変不明朗な点があったという事についても、かなり厳しく法律が適用されて来ています。
それで民潭を使って総連を守ろうとしたんですが、それも失敗した。
日本の怒りを解かなければ駄目だし、今度はDNA鑑定までされてしまって韓国も日本の怒りに合流しそうだと。
崔桂月さんはあのまま行けば国民大集会に来て「金正日けしからん」と、横田さんと一緒にこぶしを上げていたわけです。
この事が無ければ。

それは絶対に阻止しなくてはいけない。
13歳と16歳、両方シンボルが二人出てしまって、両方が北の政権けしからんと言って制裁せよと言うと。
それにアメリカがブッシュ大統領が早紀江さんに会ってくれて、後押しをしてくれる状況になりそうになる。
それで北朝鮮には大変危険な、韓国人拉致被害者で尚且つ三号庁舎の中にいた人間を出すと言う賭けに出てきた。
そして何とか韓国の世論を拉致の怒りを解こうとしたけど、失敗したと。

もう一方、アメリカの金融制裁も物凄く効いているんです。
最近聞いた話ではですね。
ゴムを輸入できなくて、靴が作れなくてですね。
豚の皮で靴を作っている。
外貨が無いわけです。
有るお金も動かせないわけです。

今、マカオの銀行をやりましたけど、それ以外に実は中国銀行の香港支店に280万ドルの偽札が預金されたと。
預けた人間を確認する為に13万ドルだけ下ろさせたら、その結果北朝鮮が預けた事が確認されたと。
残り260万ドルが偽札だと、いう事が明らかになってきまして、中国銀行も偽札に加担しているという情報をアメリカは持ち始めている。
それに対して制裁をかけるかどうか?という事になっている。
またスイスの銀行に北朝鮮は秘密資金があるんですが、実は北朝鮮が何かの商取引で未払いが出て告訴した。
その告訴状に自分の銀行の口座名を書いてしまって(笑い声)、スイス当局が北朝鮮の口座を一部発見した。
それは犯罪資金として凍結されている。

アメリカは北朝鮮に対して偽札をやっていたと認めろと、そうすれば金融制裁を解いてやると。
で、偽札の版を出しなさいと。
版は15枚あるんです。
アメリカが確認している。
段々発達していくわけですね。
偽札の技術が(笑い声)、だから版があるんです。
出さない限りまたするかもしれないから、だから口で言っても駄目だと。
出したら、お前本当にやっていたな?と。(笑い声)

現金と食料と燃料が無いという状況で、今年の正月や2月や4月の、彼らの礼節というんですけどね。
金正日の誕生日や金日成の誕生日に贈り物が満足に出来ないような状況だと、いうことです。

それで金正日には道が二つあるわけです。
拉致を認めてめぐみさんたちを返し、核・ミサイル開発を止める。
そうすれば国際社会は彼との共存を選ぶことになる。
もちろん北朝鮮の中の人権問題があります。

しかし、彼はそれが出来ないわけです。
拉致の命令者は金正日だから。
三号庁舎に拉致解決の案を出せと言った時に、金正日に責任が被るような案は出せないんです。
そんな物を作ったら、隣の日から刑務所へ行かなければならない。
と、限界があるわけです。
お母さんの前で嘘を言わせるような案しか出来ないんです。
生きた人を死んだといわせるような案しか作れないんです。

核・ミサイル開発も、金日成が死んだのは94年ですよね?
金正日が全権を握った後、300万人の餓死者を出しながらも彼は核・ミサイル開発を続けてきたんです。
それだけの事をやった者を今、金融制裁がされたからと言って放棄出来ない。
止まらない列車に乗っているわけです。
で、どうするか?と言うと、今みたいな金英男さんを出して嘘をつかせたりして日本を鎮めようとして失敗したと。
ミサイルを撃っても、ミサイルを撃って彼らの手法で緊張を高めるわけです。
高めた緊張を交渉材料にして、もう撃たないから何かをやってくれ、と。
もう撃たないから金融制裁を止めてくれ。

金融制裁は偽ドルについてかかっているのに、ミサイルを撃たないから金融制裁を解いてくれと。
理屈に合って無いんですけども、今までは、つまりアメリカのクリントン政権の時は、「北朝鮮は変りつつある。我々の政策は成功しつつある」と国内に説明しちゃったもんですから、変わって無い事をやられると困るんで悪い事をしそうになったら、悪い事をしたらば褒美をやって止めさせる。
言う政策を執ってたわけです。
変わりつつある、と言ってしまった方が負けなんです。

しかしブッシュ政権は悪い事をした人間には褒美をやらないと、言う事を決めたわけです。
今回彼らが緊張を高めたらば、その責任は国連の非難決議になったんです。
少なくとも中国も非難決議までは合意しているんです。
これは日本外交でかつて無かったことです。
非常任理事国の日本が国連の安保理事会を引っ張って、そして反対していた中国が議長声明じゃなくて非難決議まで中国に出させる所に持ってきた。
今は日本と中国の間で文案の折衝をしているわけです。
彼は拒否権を持つ、こちらは無いのに、日本が毅然とした態度を取って国際社会を味方につければ、北朝鮮の悪事は孤立するんです。

でも彼らはまだ懲りないでしょうから、金正日の責任を認める。
核を止める事も拉致を認める事も金正日の責任と直結しますから、まだ出来ないでしょうから、もう一回緊張を高める事はやってくる。
ミサイルの開発か、再発射か、あるいは核実験をやるか。
やればやるほど国際社会から孤立する。
そして中国やロシアも応援できなくなる。
韓国もさすがに応援できなくなる。

後は韓国と南北首脳会談をやって韓国を大混乱に陥れるという事をやるかもしれませんが、すでにもう韓国の世論は盧武鉉の対北政策は失敗だったと思う人が過半数を超えたと。
多数です、すみません。
成功だと思う人より失敗だと思う人が初めて多くなったんです。

嵐が吹いてきた事は間違いが無い。
去年から私はこう着状態ではないと、嵐の前の静けさだと何回もここで言いましたけど、嵐が吹いてきたと。
北朝鮮がたまらなくなって動いてきたと。
北朝鮮は時間稼ぎが出来なくなったと。
ばたばたして来て失敗しているんです。
しかし、耐えられなくなるから今までの手法で緊張を高めたり嘘を言ったりするしか無いんです。
そして失敗をする。

金英男さんも出てきたわけです。
拉致を公式に、事実上認めたわけです。
いないと言っていたのに。
韓国版9・17です。
部分的だけど認めざるを得なかった。
追い込まれたんです。

もう一歩の所までは来ているわけですけれども、後は、つまり必要条件は満たされつつある。
救出の必要条件は満たされつつある。
しかし十分条件は何か?と言うと、どこに何人いるか?ということを知るという事です。
無事助ける為にはどこに何人いるか?ということが分からなければ、助けられないんです。

もちろん日本政府は今、実は法を厳しく適用するチームと一緒に情報を検討するチームを作って、政府を挙げて、今政府が持っている情報を一元的に管理して、必死で情報分析作業をやっていると私は理解しています。
今までそれも無い事だと思います。
各省庁、各いろんな機関が持っている情報を、拉致に関する事でひとつに集まって分析されている。
そこへ、帰ってきた人たちもかなり協力をしているというふうに聞いています。

しかしそれで、一生懸命やっていると言うのが助け出すイコールではないですから、まだ十分条件にはなり得ないんです。
必要条件は満たされつつありますけども、十分では無い準備の中で全員取り戻す事をしなければならない。
しかし、彼らがばたばたして来ている事だけは間違いが無くて。
拉致はテロだと言ってきたり、何回もアメリカに行ったりヨーロッパに行ったり、日本中世論を盛り上げてきた事は間違いが無かった、というふうに思っています。

今日お配りしたミサイルが発射された時の声明の中にはですね。
一番最後に最後に金正日テロ政権は追い込まれつつあると。
国際社会が団結して強力な圧力をかけて、彼らから核とミサイルを取り上げ、全ての拉致被害者を取り戻し、北朝鮮人民を人権抑圧から解放する事が出来ると。
拉致被害者の皆さん、もう少しの辛抱です。
元気で救いの手を待っていてくださいと、言うふうに書かれてありますけども、まさにそういう状況だと思っています。

救う会では9月に幹事会を開いて、12月に北朝鮮人権法が設定する啓発週間がありますけど、そこで何をするのか?
あるいは国連の安保理事会でいよいよ拉致問題が取り上げられるようになりましたから、安保理事会に対して我々がどう働きかけをするか?ということも、9月の幹事会を目指していろんな事を考えています。
また皆さん方にお願いする事もたくさん出てくると思いますけども、いよいよ、今までですとね。
このまま行ったら負けてしまうとですね。
だから集会でも助けてくださいと言いましたけども、死んだという事も定着されると言うことも無くなりました。

それはもう、今回の事で大失敗だという事で、もう日本政府が生存を前提として交渉すると言っているわけです。
今回日本政府が日本語のパンフレットを作ってくれたんですけども、その中でも政府としては拉致被害者が全て生存しているとの前提に立ち、北朝鮮に対して被害者の即時帰国、真相究明及び拉致実行犯の引き渡しを強く要求すると共に、北朝鮮側に納得できる対応が無い場合には厳しい対応をとる方針である。
つまり今まで言ってきた事が、ちゃんと文章で書いてある。
これ6万部作ったそうです。(拍手)

もう一歩だと思ってますので、お疲れで大変だと思いますけど、そろそろ休んで頂いても良いんじゃないか?と。
元気で待って頂かなくてはならないと思っています。
宜しくお願いします。(拍手)

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2006年8月 6日 (日)

東京連続集会20(5)

   『横田滋 家族会代表のお話 その1』

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出席が大変遅れましたんですが、12日に日本最南端の石垣市の中学校の方と公民館の方で集会がありまして、予定では昨日帰る予定でしたが、台風4号の影響で全便欠航という事で誰も帰れなかったわけですけども。
今日も本来であれば9時5分くらいに出発する便なんですがそれが飛んだのが夕方の4時過ぎくらいでしたか、それで羽田に6時に着きました。
それでもそれは・・・(聞き取れず)の社長が特別配慮をしてくれまして、横田さんたちは早く返してあげたい(笑い声)と言う事で、一番最初に飛んだ飛行機に乗せて頂いて。(笑い声)
それでマスコミの方も一緒だったんですけど、マスコミの方の前には700人のカテゴリーの中で空席待ちをしていますので、それが全部さばけたら乗れるという事で、今日中には何とか(笑い声)何とか那覇までは来れるという事です。
それが帰ってしまわないと、明日からマンゴーとかパイナップルの出荷に影響すると言う事で、それで今日中に人だけは臨時便を出してということですので、皆さん一緒に行った方はそのまま残っています。(笑い声)

それで、会の方は小さな市ですけど、中学校の1年生から3年生まで全員が体育館で話を聞いてくれまして1時間くらいやりましたんですが。
それから公民館の方は満席になって、別室にもビデオで映像を見てもらうくらい熱心で。
そして台風が接近すると台風警報が出るんですが、それが出るとみんな家にこもって外に出ないそうですが。
6時開場6時半開演だったんですが、6時半に台風警報が出たと言う事で、入る人はみんな入ってくれて。
幸いにも途中で帰る人は殆どいなくて、満席でした。
その様な事がありまして、遅れたわけでございます。
これも本来であれば先月の29日から行きまして、市長の表敬訪問とか中学校へ行って、それから1日の日にやる事になっていたんです。
しかし(金英男さんの)会見が行われた結果、やはり東京にいた方が良いだろうという事で、頼んで延長してもらったんです。
その結果が台風の(笑い声)・・・。(聞き取れず)

この会見で・・・(聞き取れず)の仰る事は筋論なんですが国の違いがありまして、今も説明があったように韓国政府が何も拉致と言わないわけです。
それで我々の感じでは5月の15日から17日まで韓国に行って、向こうの家族と対面したわけです。
お母さんは日本人だともうちょっと若いかもしれませんけど79歳、数え年で一番多いのは83歳と言うのが有りますけど体が弱っていて、生きているうちに息子に会いたいと何回も言っていました。
ですから日本の感覚からいけば向こうに行くことによって、息子さんが自分は拉致ではなく救出されたんだと言って。
そして金正日のお陰で学校へ行ったり、それから病院の費用なんかも無料でよかったと言うだろう、と言う事は予想されていたわけです。
お母さん・お姉さんには説明したわけですけども、それはあくまでも説明で説得という事はしませんでした。

・・・・・・・(聞き取れず)と言うことであって。
日本であれば帰れなくなるから行かない方が良いと言いますけど、韓国の場合行かなくても誰一人として政府が救出した人がいないわけです。
それで再会した人が英男さんの前に12人が離散家族の中で面会しているんです。
ですから面会できれば運が良かったという感じがあって、そんなに(北朝鮮に面会に)行ったら帰れなくなるという感じは無いわけです。
(面会に)行かなくても帰れない。
それなら行った方が得だ、と言う所があるわけなんです。
ですから我々からすれば、もうちょっと喜んであげても良いんじゃないか?と言う感じは受けました。

そして実際金英男さんの話を聞いてみますと、予想通りに自分は拉致ではなくて救助されたんだと言う事と。
それからめぐみが死んだということ、聞いたような余りはっきりした事は言わなかったんですが、そういうような事。
それからウンギョンさんも私は日本で会いたくない、と言うような事。
それから本人も日本に行きたくないだろうと言ってましたので、だいたい予想されたような通りの結果になりました。
それからその時にちょっと、事故で脳に障害があるような事がありましたんですが、それは初めて聞いたことです。
そしてお姉さんが(韓国に)帰ってから、自動車事故に遭ったというような事を言ってましたけど、それは後でまた釈明をしていましたけど、結局弟からめぐみは3歳の頃に事故に遭って脳の障害があって、それが結びついて死んだという事になってるわけなんですが。
それがなんて言うか、自分が脳に障害が起こることと言うと自動車事故と思って言ってしまったという事で誤解を与えたと言ってますけど、金英男さんは別に自動車事故と言うふうには言ってなかったようです。

その事故、3歳の時にめぐみは低い所からですけど階段から落ちてたんこぶが出来た事はあります。
しかしそれで意識を失って救急車に載せられたというと事故になりますけど、普通の怪我であって頭が痛いなどという事も中学1年生まで有りませんし、そのために障害が出たらしいと言うこともなくて。
成績はいつも学校のトップクラス・学年のトップクラスでありましたし、脳に障害があったという事はちょっと考えられません。
その点、テレビに出てきたお医者さんの話を聞いていましても、小さいときに頭を打ってそれがうつ病につながる事は無いっていう事を、テレビ局が違いますから何人かの方がそうやってお話していますからそれはすべき事ではないと思います。

ああした生活をしていまして、アベックの方のように一緒に暮らしたわけではないので、18歳頃になったら帰れると思ったら帰れなくて、うつ病になったと言う事は亡命した工作員の証言から。
めぐみと一緒になって身の上話を聞いて、そんなことはありえると思いますけど。
たくさんの写真が出てきますけどその中に特に病気らしいと感じさせるものはありません。
ただ、カルテがたくさん出てきましてそのコピーを見ますといろんな病気になってるようですけど、そのカルテが日付順に並べたら年齢が連続しないとか、必ずしもめぐみのものかどうか分かりませんけど。
それにそんなにしょっちゅう入退院なんかを繰り返していたとすると、だいたい日本語教育の教官なんかになれるはずは無いと思いますし、それから結婚生活なんかも出来ないと思います。
結婚した後半くらいになると「帰りたい、帰りたい」という事をいっていたと蓮池さんも仰っていますから、やはりうつ病になったと言うことは有り得るかもしれませんけど、そんな病気の連続という事はちょっと考えられません。

それで今回新しく出てきた写真と言うのは、最初の時にも10枚くらい出てきたんですが、その後の時の日本の記者団向けの会見の時には2枚の写真が出てきまして、1枚は本人の物かどうか分かりませんけど(写真の裏に書かれた)数字の1と言うのは横にああして書くと7と見間違えやすいです。
だから私もああいう字は書かないし、めぐみも横に長くはしていないと思いますから字が違うような気がしますけど、韓国語の部分は我々は全く見当がつきませんから、本人のもので無いかもしれないと思います。
そして赤いスカートをはいているのを見ますとちょっと緊張した顔をしていますけど、でもやっぱり病気になったと言う感じはしませんし、それから1歳のウンギョンさんの誕生日の家庭でのパーティーでの模様もちょっと我々で想像も付かないような豪華にしていますけど。
あれも北朝鮮では立派な事をやると聞いていますけど、皆さんテレビで解説しているのを聞いても、あんな豪華な事をやれるのは限られた人だろうと仰ってました。

英男さんが話したのを総合的にみますと、やっぱり最初の(会見の)時は全く家庭生活の事は出なくて、それから原稿を読みながらの演説に、日本の新聞の評判からみても悪かったわけですけども。
それを知ってかどうか次の時には原稿も無しに、それから家庭の状況なんかについても話していました。
幸せな生活をしていたんだけど、脳の障害によってうつ病になって、その結果自殺をしたんだと言うような話に持って行こうとするための一つの形だと思います。
前の骨が出てきた時の写真も同じような形で、わが国が育てたんだけど、自分が弱って病気で自殺をしたんだと言う事で持ってきたんだと思いますけど、今回も同じような筋書きを作るために出してきたんだと思います。

あの2枚の写真と言うのは2002年の11月に、第3回の実務者協議が開かれていたときに、金英男さん、そのときはまだキム・チョルジュンさんでしたけど、チョルジュンさんがめぐみの遺骨と言う物を持ってきたわけです。
その時に日本政府の人は誰もチョルジュンさんと言うのは見たことが無いわけです。
最初に手紙を貰っていますけど、それは代筆だとか言われてますけど、それは本人から貰ったものではなくて北朝鮮政府を通じて貰っていますから、初めて見るから本人かどうか確認できない
結婚した直後の二人の写真とヘギョンさんと3人で写った写真があって、薄暗い部屋だったんで余りハッキリ確認は出来なかったんですけど、その写真に写っている人と骨を持ってきた人は同じ人だろうという事は政府の人も言っていました。
その写真が今回提供されたものです。

「ウンギョンさんはとても可愛くて賢い子だから、ぜひ会ってあげたら良いですよ」みたいな事を、テレビ局で向こうが英子さんがホテルにいて、こちらはテレビ局にいたわけですが、「何か横田さんに伝えたい事があるとか言ってたんですけど、どんな事ですか?」と聞いたらば、そんな事を言ってました。
我々としては今急に考えが変わったということではありませんし、特にこちらから会いに行くと言うことは考えていませんが、しかしめぐみの事が何か分かったと言うことがあったのであれば、また行って。
しかし、帰らない自分の意思だと言うかもしれませんけど、それはどこか別のところで政府の人が確認をするという事で、それは相談して決める事になるんでしょうけど、そういった事も考えなくてはならないことも出てくるかもしれませんけど、今の段階ではウンギョンさんに会いに行く事は考えておりません。
今回の記者会見、二回目の記者会見、それからお姉さんの会見で心から感じた事は以上です。(拍手) 

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東京連続集会20(6)

   『横田早紀江さんのお話』

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皆様こんばんは。
本当に遅くなりまして申し訳ございませんでした。
今、主人が殆ど感想を話してくれたので。

私は全然初めから、9月17日の時から、ずっと絶対に生きていると。
不思議なんですけど、なにかそういう不安な物が、死んでしまったと言う不安な物が絶対に感じられないので、カンと言うか自分の親の気持ち的なものだけなのかもしれませんが、絶対にあの子だったらうちの子だったらって。
みんな連れて行かれた人たちはどこか一ヶ所に、何をしているか分かりませんけど、大事な人質として囚われているというふうにしか思えないんです。
必ず元気で、いつか助けてくれるだろうと思ってみんな待っていると思います。

この間の金英男さんの面会・対面があったときの事は、最初から本当にこういうふうに、きっとこういうふうに言ってなるだろうと思っていた所にその通りで、びっくりするほどぴったりの感じで参りましたので、ああ、やっぱりそうだったというふうな物にしかなれなかったんですけども。
やっぱりヘギョンちゃんが出てきたときにかなりお姉さんになっていて、あの時はまだ本当にまだ少女と言うか抱きしめられるような小さな少女だったような気がしましたけど、ちょっと何年か経つとすぐに成長してね。
あんなに大きくなって。
ああ本当に大人になったなぁ、と。
本当にお父さんは小さい時に会いたいだろうなと思って、何とかして早くそういう日が来ると良いなと思いますけど。

やはり大人になっていた分だけ彼女自身もいろんな、何年か前の幼い顔の時と違って大人としての感覚も発達して来ているでしょうし、いろんな事も思いを巡らしたりしながら話をしていたような感じが見えて、どういって話したら良いのか。
鯉がアップアップして水面でこうして酸素を求めているような気持ちで、本当に可哀想で、こんなにも親・子・孫まで難題にも亘って拉致問題というのは本当に残酷、ということが改めて思われて。
私は・・・(聞き取れず)にも書いてありますけど、私は本当にお腹の中が煮えくり返るような悔しさで、どうして助けて上げられるんだろう?っていう事としか考えていないんです。

やはりあの、あちらは何とかしてこの拉致をした人たちが生きているって言う事を世界が知った時に、どういうことだったかと言う事が全部明らかになるし。
田口八重子さんの事もまだ大韓航空機爆破事件というのは我が国がやってないと言っているわけですから。
そういう所を全ての事を覆い隠そうと・・・・・・(聞き取れず)あちらの国のやり方だと言う事がようやく国際的な所まで分かってきて本当に私たちには信じられないような事だと、私たち自身がまだ本当かな?と思いながら始まった活動でしたけども、本当に次から次からと明らかにされて今もこうして事実が出て来ましたので。

本当に今問題になっているように制裁の問題もそうですけども、中国が今こんな時だからこそ、いろんなリスクもあるし国によって大事な事もあるでしょうけども、こういう事は全部の国が一緒になって違う!これだけは違う!こうしなさい!という事を一緒になって一つになってメッセージを出す、本当に良いときなので本当に考えを改めてみんなと一緒に協調して。
その代わり、それが出来れば本当に平和に友好関係はもちろんですよと言う事をきちっと伝えてやって頂けないものかな?と思いながら、願っております。

また質問を頂ければあれですが、今ちょっとこのような事しかいえませんが、めぐみは必ずどこかに他の人たちと一緒に匿われていてどこかに一生懸命頑張っているんじゃないかという事をいつも考えて頑張っています。
ありがとうございます。(拍手) 

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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2006年8月 3日 (木)

東京連続集会20(3)

   『安明進さんの証言 その1(通訳:西岡力氏)』

0000872m まずお話申し上げる前に、私はちょっと日本の地理がまだ良く分かっていないので、(道に)迷ってしまって遅くなってしまった事を謝罪申し上げます。(笑い声と拍手)

今回の記者会見はですね。
韓国よりも日本で大々的に放映されました。
今回の記者会見を見てですね。
今回の会見は韓国人拉致被害を認めて韓国との関係改善を図ろうという会見ではなくて、日本を大変意識した会見だと思いました。

まず離散家族の再会の行事の中で金英男さんと家族の再会がなされたんですが、金英男さんは一般の離散家族とは別に特別に個室を二つ与えられて、そこで家族と面会をさせられたわけです。
その再会の場面を見てますとですね。
今の彼の所属はどこかもちろん分かりませんし、北朝鮮の赤十字の人間が何人かいたかもしれませんが、私の見覚えのある、昔私を教えた朝鮮労働党直属政治学校。
それが92年に金正日政治軍事大学と烽火大学に分かれたんですが、金正日政治軍事大学側にいた、私の事を叱った教官までもがそこにいました。

これを見ながらですね。
金正日は余りにも露骨だと。
私や先輩たち、政治軍事大学出身の者は韓国に何人もいるのに、その人間たちが見れば分かるにも拘らずその教官たちが堂々と出してくるんだなぁ、と。
それは韓国政府は自分達の味方だと安心しているからじゃないか?という考えも浮かびました。
そして金英男さんは統一事業で働いていると言ったんですが、韓国ではじゃあ統一事業って何なんだろう?と思う。
北朝鮮で言う統一事業というのは韓国を赤化統一する、金日成・金正日の独裁下で統一するという統一事業です。
確実に韓国を赤化統一する事が統一事業だと言う事は韓国の専門家たちはみんな知っている事です。
そして韓国で北の統一事業というのは赤化統一事業なんだという事を言える人たちは、実は今大きな声を出す事が出来ない状況にいます。

実は金英男氏については私はちょっと分かってなかったんですが、あの金英男さんは何回も政治軍事大学で私は会っていました。
しかし当時、北朝鮮の言葉遣いを完全にマスターしていたので、韓国からの拉致被害者だと思っていなかったんです。
教官ではなくて、教官を助ける補助員のような職員のような仕事をしていた。
崔正男(チェ・ジョンナム)と言う私の先輩の工作員の証言によって金英男さんが実は韓国人拉致被害者なんだと言う事が明らかになったんですが、それ以外にも何人かの先輩たちがいるんですが、先輩たちは今口をつぐんでいます。
多分その証言をした崔正男と言う先輩の工作員もただ高校生の時の写真を見ただけではなくて、北朝鮮にいるときに金英男さんと個人的に親しくなって韓国人拉致被害者だと分かって、そして韓国に入って捕まって証言したんじゃないかと私は思います。

実は金英男さんは我々学生に南のビデオを、つまりテレビ等のビデオを見せる技術者の役割をしていたんですが、当時我々は南のビデオを見るとですね。
性に関する描写があるとそこはカットされる。
あるいは南のニュースを見るときもですね。
南北関係に関する微妙な問題が出てくるとそこはカットされて次の場面が出てくる。
それを何でこれカットするんだ?と言って、担当者の金英男さんに学生たちが「もっと見せろ、何があるんだ」と言うとですね。
彼が「私は何があったか知りません、ただ命令どおり上に言われたとおりにやってるだけです」と答えた場面を生々しく記憶しています。

今回の金英男さんの記者会見はもちろん強制的にさせられたものだと私は信じていますけれども、強制的にさせられたにしても彼は嘘をついたと言う事で、彼なりの少しは責任があると言う事で、もしかして私がこれから言った事が向こうに知れたら彼は処分をされるかもしれませんけど、いくつかエピソードを紹介したいと思います。

ビデオの授業が終わって休み時間になったらですね。
実は「休み時間にしないで、もっと面白いビデオを見せてくれ」と言うと彼は教材では無い、面白い場面の入ったビデオを見せてくれる。
それから授業が終わった後ですね。
何かを覚えなくちゃいけないと何回も同じ場面を見せられるわけですけどそれはつまらないので、担当の教官に、実は今は地下の以南化環境館という韓国人化教育の施設の中の・・・(聞き取れず)ですけど、その時には韓国のお金を貰って買い物とかをするわけですね。

担当の教官に韓国のお金を渡すとちょっと自由にして貰えると。
教官たちが何かそれで買うみたいなんです。
で、教官たちをどこかにやって、そして面白いビデオを見ていた。
その時に金英男さんは実は我々を助けてくれた。

実は今回何枚か写真が出てきたんですがその中の一枚、ヘギョンさんを抱いて写っている。
白頭山で金日成が生まれたと言うのは嘘ですけど。
そこの前で撮った写真で金英男さんが着ている服は、あれは私は大変見覚えのある服なんです。
あれは韓国製の作業服ですけれども、中で作業をしている教官たちやその助手たち、金英男さんもあれを着ていたと、以南化環境館の中で。
だから見覚えのあるもので、韓国製だから北朝鮮のものに比べて良い物だから、これは自分でも良い物を着ていると自慢をするためにソウルでも着ていたのかなぁと感じる。

それからですね。
子供を抱いている金英男さんの写真の中で背広を着ている写真を見ると、実は以南化環境館の中に背広屋があってそこで売ってた既製服です。
ポケットが(背広の)横(=脇)に入っている(=付いている)と言う意味ですね?
そういう昔韓国で作られた既製服です。
写真の中で妙高山だとか白頭山だとか平壌市内の写真は外部の人間が多いですし、もしかしたら韓国代表団などと偶然に行き当たるかもしれないのでサングラスをかける。
彼らは自由に外に出ることなど出来ないのです。
たまに外に出る事が出来たときに記念写真を撮っただけだと思います。

今回の記者会見を見てですね。
この記者会見の前に何日間かあるいは何ヶ月間か練習をさせられて、それで原稿をすらすら彼は読めるようになって出て来たんだなと思いました。
今回お母さんに上げた写真の中に、息子が後ろにいて傍に座って息子と遊んでいる写真、それから家族が熱帯系の植物がいるところで写している写真、それからヘギョン(さん)がやっぱり熱帯系の植物の前で撮った写真。
そこの所に写っている植物と言うのは一般的な北朝鮮の人間が接触できるような植物ではなくて、招待所の中でしか見ることの出来ないような植物の前で撮られた写真です。
今年の夏に、ですから自分のお母さんに会う直前に撮って渡したと思われる写真です。

その様な植物と言うのは政治軍事大学などには無い物で、自分達がいたところよりもっと良いところの環境の招待所に入れられていたんだなぁと。
家族ごと。
そこで家族ごと再会の為の練習をさせられていたんだなぁと思ったんです。
そして今回ですね。
拉致と言わないで漂流して助けられたんだと言ったと、それは三号庁舎の人間でもいくらなんでもこんな嘘が通用するとは思っていません。
しかしそれでも我々の口から拉致と言う事は出来ないと考えて、こういう事を言い出したんじゃないか。

・・・証言その2へ

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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東京連続集会20(4)

   『安明進さんの証言 その2(通訳:西岡力氏)』

拉致だと言えばじゃあ悪い事をしたと謝らなくてはならない。
責任が付いてくる。
だから絶対に拉致だと言えないわけです。

今回の記者会見で金英男さんの顔だとか動作を見てですね。
私はつまりビデオの授業で金英男さんと何回も会ったわけです。
数えてみたら何百回も会ってるんです。
その金英男さんと比べてみてですね。
私の覚えていない金英男さんの姿です。

まずですね。
私の全然見たことの無い、口が渇いて、そして何かマイクにも乾いたような音がしていた。
そしてもうひとつは話した後で息を吐く。
ハァ~と。
これは私の感じですけど、「なんでこんな嘘まで俺、言わせなくちゃいけないのか?」という彼の思いがこもっているような息のように思えました。
心の中で「ちくしょ~」と言う感じです。
そういうふうに「この野郎」とか思って喋っている、喋らされていると、そういう印象を受けたと。

それから最後に原稿をしまって誰かに渡そうとして、こうやってお母さんのところに言って向こうに渡しましたけど、あれも自分の本心では無い、原稿を読まされているんだと言う事を何とか示したいと思って彼が意図的にやった行動ではないか?と。
不自然で、ああいうふうには普通しないわけですけど、というふうに私には見えました。
原稿を自分がしまって誰かに渡すと言うのは、台本にあったと思いません。
台本どおりにやったとすれば、北朝鮮がこれはおかしいと思われるからと言って止めさせます。
だから台本には無かった動作だと思います。

ここにいらっしゃる皆さんは「まさか北朝鮮がそこまでやるか?と」思われるかも知れませんけど、北朝鮮は例えば銃を後ろで突きつけてやらせると思っても良いわけです。
会見が終わって隣の部屋に行って、そのまま刑務所や収容所に入れられてしまうと言う事が十分あるんです。
彼らは絶対に本当のこと、心の中を言うことは出来ないんです。

正確には覚えていないんですが、めぐみさんについて金英男さんが言った言葉でですね。
「死にました」とか「自殺しました」とかではなくて、「自殺したことになりました」とかという「・・・事になりました」という単語が語尾に入っている。
本当にめぐみさんが死んだところに彼が立ち会っていたとすればですね。
ああいう中にいたら自分が頼れるのは妻しかいないわけです。
幼い娘が残ってしまって、それを育てなければいけない。
大変な衝撃だったわけです。
それを死亡年度を覚えていないなんて事は有り得ない訳です。
93年だったけど間違えたなんて有り得ない訳です。

まためぐみさんの骨をまず土葬していて、その遺体を掘り出して火葬したと言う事もですね。
北朝鮮では全く不自然で、無い習慣です。
昔北朝鮮ではですね。
党の幹部たちが、自分の両親の遺体を掘り起こして火葬して故郷にもう一度移送するという事はありましたけども、めぐみさんの故郷に移送できるわけも無いし、金英男さんも故郷が無いわけです。
そんな人が掘り起こして移送する為に火葬するなんて、有り得ないんです。
全く不自然です。

そしてまた故郷も無いような金英男さんが元の妻の骨を掘り起こして火葬するなんて事を、三号庁舎が許すはずも無いんです。
火葬場として行った所も、大変豪華な招待所だと。
あんなところを何で火葬場と言うのか?と、日本人を馬鹿にしているのか?と。

北の精神病院というのはあんな所ではないと。
逃げられないようにですね。
鉄条網が引いて鉄格子が付いていてというところが精神病院で、あれは綺麗な・・・(聞き取れず)だと思います。
そこに日本を納得させる為に患者たちを綺麗な服を着せて準備しておいておいたと。
北朝鮮に中々行けないからと日本のマスコミたちも行って、北朝鮮がセッティングして「写せ」と言った所をそのまま写して帰ってきたと、言うふうに思いました。
本当に見ていられなかったわけです。
何故北朝鮮がセッティングした所を、ただそのまま素直に何も文句を言わないで写して来たのか?と。

北朝鮮は何とかしてめぐみさんが死んだという事を日本と横田さんの両親に説得しようとしているのですから。
今度はまた崔桂月さんたちを8月と9月に招待すると言ってるわけですから、そこでまた何かショーをするかも知れません。
日本の皆さんも日本のマスコミの皆さんも、このままそのショーを受け入れてはならないと思います。

(ここで横田さん夫妻が会場に入場・登壇、会場より大きな拍手)

実は今回金英男さんと言う韓国人被害者、それも以南化環境館という工作員教育に使っていた韓国人被害者を出してきたと。
その被害者に教わった工作員出身者が私をはじめ何人も韓国にいるのに出してきたと言うのは、大変日本を意識している事だと思っています。

そして韓国政府もですね。
それに対して抗議をするどころか逆に拉致の責任も追及しないで、ただ人道的な再会とだけ言ってですね。
統一部の長官が、ただ北に米をやるとか言って再会だけをセッティングして、そこまでしてめぐみさんの死を日本に納得させようとしているのか?と。
韓国政府に対しても大変な怒りとそして背信感を感じました。

韓国政府の中の専門家・実務者で、金英男さんが拉致であるという事に付いてきちんと説明が出来る人を一度も出さなくて、韓国政府の立場を表明せずに彼の会見をそのまま受け入れたと言う事を、これは許せないと思いました。
そしてその再会の場面にはですね。
私の教官たちが何人もいたわけですけども、赤十字の人間じゃない人が指揮をしているいる事は韓国政府も分かっていたはずなのに、何故そのまま放置していたのか?

そして私はここではっきり申し上げたいんですが、今後はですね。
めぐみさんが死亡したと言う一方的な主張を北朝鮮だけが言うんじゃなくて、韓国の一部の間違った考えを持っているこういう政府高官たちも含めて、そういうふうな嘘を日本に言って来るんじゃないか?と思います。

基本的な事から申し上げたいんですが、60年前の朝鮮戦争のときに亡くなったアメリカの兵士の骨も北朝鮮は今掘り起こして送っているのに、特別管理の対象であっためぐみさんが死んでいるんであれば、何故その骨を日本に送る事が出来ないのか?と。
送ってしまえば彼らは金を貰う事が出来るわけです。
なせそれが出来ないのか?という事です。

ですから北朝鮮は今ですね。
子供でも信じる事が出来ないような嘘をついているわけですけども、絶対にその様な嘘に皆様日本人は騙されてはならないという事をもう一度、喚起したいと思います。

カムサハムニダ。(拍手)


このテキストは話しの花束ぴろんさんの労作です。

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2006年7月30日 (日)

東京連続集会20(2)

   『西岡力 副会長のお話 その1』

0000871m2

西岡でございます。(拍手)
先週ですね。
3日間韓国に行って来まして、金英男さんの記者会見について韓国がどういう反応を示しているのか?という事を直接聞いて来ました。
また日韓の救出団体が対立している。
あるいは拉致問題で日韓が対立していると一部報道があったんですが、その辺についてもいろいろと話を聞いてきました。

先週の火曜日の10時にソウルで記者会見がありました。
産経新聞が報道をしていましたが、韓国には拉致被害者家族会が3つあるんですが、そのうち2つが会見を合同でしました。
崔祐英さんたちの家族会と、それから朝鮮戦争中の家族の李美一さんたちの家族会です。
私もそこに同席をしていました。

そこで二つの事が主張されたんですが、一点目は金英男さんの記者会見についての韓国の家族会の見解です。
真実が反映されていない会見である。
真実が反映されていない会見に対して韓国政府がこれは真実で無いと言っていない。
韓国政府の姿勢が大変問題である。
真実が反映しない会見が何回も繰り返されても拉致問題解決には繋がらない。
再会出来たこと事態については良かった事だと思うが、嘘を言わされているという事で拉致問題解決にとってはこれ以上の進展が見られなくなってしまった。
韓国政府がこれに対して何故反論しないのか?と。
金英男さんが可哀想だと。
韓国政府だけでも金英男さんが嘘を言わされているんだと言わなければ、彼が嘘を言わされているという事を分かってくれる人が世界中にいなくなってしまう。
韓国政府が言わないので私たちが会見をしました、と言うふうに言っていました。

そして二つめはですね。
実は今回の離散家族の再会の中に朝鮮戦争中の拉致被害者の名簿が当初入っていたんですね。
奥さんが朝鮮戦争中の家族会の会員で夫を待っていたんですが、夫と会えるというふうに北朝鮮側から通報が来たと。
ところが、そして会う準備をしていたら、出発の1週間前くらいになってこれは事務上のミスだったと。
同姓同名だけれども、男性がいたんだけれども、その男性の妻というのは申請した人間とは違うと。
いうふうに北朝鮮から通報が来たと。
いうことで、それに対して韓国政府が北朝鮮から行政上のミスだったと行って当事者の妻に繋いだだけだったので、朝鮮戦争中の被害者家族会は政府に抗議をして北朝鮮にもっと厳しく言えと。
北朝鮮は拉致被害者と気付いてなくて名簿に入れたのが、後で分かって拙いと思って中止したに違いないと。
もしもそうでないのならば、北朝鮮が言ってる通り朝鮮戦争中の拉致されたと言う人と同性同名の人が、離散家族にいるという事を証明しろと、言う記者会見だったわけです。

そしてもう一点目、韓国の大手のメディアは一切書いて無いんですが、左派のインターネットの新聞とそれから一部の左派系の国会議員の人がインターネットのニュースなどで、日本の救う会やそれを支える運動が極右反動勢力であって、それと連帯してはならないという事を言っていたんですが、それに対して韓国の二つの家族会は、今までも連帯して来たしこれからも連帯していきますと。
人道そして人権という観点では日本の運動と全く一致してやっていくことは出来ますと、いう話がありました。
まずその事をご報告しておきます。

そしてもうひとつですね。
韓国の当時の新聞を金英男さんが記者会見をしたときの新聞をちょっと調べてみまして、どういう見出しだったのか?
日本でも一部報道はされていますけども、これは記者会見の次の日の朝鮮日報です。
一番自由民主主義の立場に立っている一番部数が多い、韓国でも一番のクオリティペーパーですが、これはですね。
「金英男さん拉致では無い、嘘」と書いてあります。(笑い声)
かぎカッコつきで拉致ではないと書いてあって、その後嘘と書いてあります。
見出しで嘘と書いてある。
そしてその論説ではですね。
「北の企画ドラマ、母子対面」(笑い声)
企画ドラマ、これが朝鮮日報です。

同じ朝鮮日報でこれは解説ですけども、「北の工作員も拉致だと認めたのに・・・」(笑い声)
それで「北の政府は何故嘘を言っているのか?」と言って、解説記事が書いてあります。
そこには97年に安全企画部が金さんが拉致されたと確認した、と。
北は同じ時期に高校生5人を拉致した、と。
小さな船で寝ていたら、なんて納得できない、と。(笑い声)
63年に拉致された日本人も漂流して北に入ったと主張していた。
寺越事件まで紹介して解説を書いています。
それから韓国の、これも朝鮮日報ですけど、韓国の家族会のコメントとして「北の政治的なショーに過ぎない」と韓国の家族は言っている。

それからこれは東亜日報ですが、「海水浴場で拉致、南に侵入したスパイの陳述と違う」と。
それから東亜日報の社説は「28年ぶりの母子対面、涙の海を作ったのは北の拉致犯罪である」
責任は北朝鮮にある。

次は中央日報は専門家、「徹底した脚本に従った会見である」
脚本どおりの会見である。

それからですね、一番左派系の新聞でハンギョレ新聞と言うのが有るんですが、このハンギョレ新聞も一面でですね。
「金英男、拉致疑惑を否認」というふうに事実関係だけを書きまして、しかし中の記事では「突発入国、当事者の証言、他の証人が無いので真実が漂流」
真実が漂流している。(笑い声)
ボートが漂流しているんじゃない、真実が漂流している。
ハンギョレ新聞でも真実が漂流という見出しをつけたんです。

言う事でして、つまり北朝鮮は韓国の世論にめぐみさんはもう死んでいるんだと。
ところが日本の拉致運動いろんな政治的な動機を持っていて、意図的に北朝鮮を圧迫しているんだと印象付けようと今回の記者会見を企画したと思われるのですが、しかし韓国の左派新聞までが真実は漂流と言わざるを得ないくらい説得力を持たなかったと。
朝鮮日報は嘘と書いている。
一番左側のハンギョレ新聞も真実は漂流と書いている。
言う事で彼らの工作は失敗したと言えると思います。

北朝鮮の工作は、後で安明進さんに解説してもらった方が良いと思いますが、北朝鮮の工作が侮りがたいと思われるのは人間に対する工作をする。
人に対する工作は大変優れています。
ある特定の人間に対して接近してそういう人間を自分の側に(引き寄せるために)、弱みを握ったりあるいは喜ぶ物をやったり、それが情報だったり名誉だったりお金だったりいろんな事をしますけど、そういう事をやるのは上手いんです。
日本の自民党の政治家の人たちにそれをやられた人たちがたくさんいるという事は、自民党以外の政治家の人たちももちろんそうですが、ここで何回も議論してきたとおりですが。

実は金英男さんの家族と我々がソウルで会ったときには、北朝鮮に行きましょうなんて話は一言も出ませんでした。
ところが東京にいらっしゃった時には何回も横田さんに一緒に行きましょうと言った。
そしてその時に崔桂月さんは息子と孫に会いに行きましょうと言った。
その時点でまだ北朝鮮は金英男さん拉致を認めていなかった。
それなのにあの80歳のおばあさんが行けば息子に会えると横田さんに喋っている。
それは我々が5月にソウルに行って彼女たちが東京にいらっしゃるその間に、何かがあったんです。
韓国政府がその間にあの家族の所に話をして、会えるかもしれないという話をしたんです。

その事を実は金英子さんが日本のテレビの中で話している。
会えるかもしれないといわれて、国民大集会で経済制裁をしようと一緒にこぶしを振り上げたらば、拙いと。
いう事に、端的に言えばなったんだと思います。
北朝鮮が一番嫌っている(麻生)外務大臣と会ったら困ると。
安倍さんの事は会っても、私よく分かりませんが、突然キャンセルして外務大臣には会わなくなったと。
言う事ももちろん、家族会同士のいろんな争いも小さな物としてあるんですが、本筋とすると韓国政府がそういう事を言ったんです。
韓国政府がそういう事を言ったというのはどういうことか?というと、北朝鮮から会わせてやると通報が来たという事です。

北朝鮮と韓国政府を通して、韓国政府を通して崔桂月さんに話があったと。
あのおばあさんは会いたいんだと。
ならば会いたいということで会わせて、日韓の連帯を崩せば良いと。
そういう事は大変上手いんです。

そして記者会見をしたという事です。
後で安明進さんに聞きますけど、あそこで会見場を仕切っていたのは三号庁舎だと。
三号庁舎の人がですね。
さっき増元さんも言いましたけど、シナリオを書いたわけです。
めぐみが死んだという事を韓国人に納得させるような会見にしろという事だと思うんですが、それをお母さんたちを横に座らせて会見したと。
そこまではもう大成功ですよね?

韓国の記者たちも事前に刺激するような質問はするなといわれていて、会見をして何かを喋らせる事が優先ですからそのことのみ。
事前に質問を出して会見が出来たんです。
そして生放送で世界に発信できる。
夫にめぐみさんは死んだと言わせるって機会まで作ったんです。
そこまでは大したもんだったんです。

しかし失敗したのは何か?というと、つまり調子に乗りすぎたんですね。
上手くいっていて、そしてここまでは上手く行ったと。
韓国政府も味方にして、家族も味方にして出した。
しかし、世論というものが分からないんです。
韓国にも世論がある。
ところが分からないんです。

だから私が一番酷いと思ったのは、もちろん小さな船に乗ってって言ったところもおかしかったんですけども、その後着いた後にですね。
北朝鮮に着いた後、最初は緊張していたけど北朝鮮の人は優しくて、そして北朝鮮は大学教育が無料だと。
故郷に帰ってもうちは貧乏なので北朝鮮で教育を受けて行こうと思って残る事にして28年経ちましたと。(笑い声)
と言う事を、原稿があったわけです。
その原稿を母親の前で息子に読ませる。
お母さんを捨てました、と言う原稿を母親を横にして、28年ぶりに会えて泣いて喜んだ母親の前で読ませる。
言う事をやるわけですね。

つまりお母さんの愛情よりも、党の愛情の方が上だと言わなくちゃいけないわけです。
金正日の愛情の方が上だと言わなくてはいけない、と言う社会の常識を韓国の世論がどう思うか?と思えないんです。
家族を横においておけば家族がその記者会見に同席したんだから反論できない。
そこまでは良く考えているんです。
しかし、世論が分からない。

それは小泉訪朝の時もそうだったと思います。
平壌宣言までサインさせる所までは緻密にやられていましたよね?
しかし家族会が記者会見をして、普通の鉄工所のお父さんとか、銀行員を辞めたお父さんとか、市場でマグロ買ってる競のお兄さんとかが(笑い声)、日本では話をしたらば国民はそれを信じるんだという事が分からないんです。
総理がサインしている方が上なんです。
北朝鮮では。
トップがサインするんですから。
それが分からない。

今回も、つまり韓国の人たちはめぐみさんが死んだかどうか分からないわけです。
我々がめぐみさんが生きていると言う根拠について、韓国に宣伝出来ていません。
遺骨についてはネイチャーと言う雑誌が報道したと、韓国の新聞は大きく書いてるわけですね。
どちらか分からないという雰囲気です。
しかし、今回の会見が全く説得力を持たなかったのは、金英男さんが北朝鮮へ行くプロセスが全く、韓国の左派新聞でも真実は漂流と書かざるを得ないくらい説得力が無かった。
それで失敗をした。
そういうことです。

その会見を見て感じたことについて安明進さんが来ていますので、その話をしてもらって、ミサイルの話は私、後でしたいと思います。

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東京連続集会20(1)

   『増元照明 家族会事務局長のお話』

0000870m

こんばんは。(会場より「こんばんは」の声)

先週でしたか藤沢の集会で記者会見のことでは多少お話をさせて頂きましたが、とにかく茶番見てて辛かったと言うか馬鹿馬鹿しかったというか腹立たしかったと言うか、それが印象です。

代表御夫妻もその時仰っていましたけども、ある程度の予想出来た回答でした。
しかしいくら言い訳するにもあの言い訳はちょっと酷過ぎますね。
はっきり言って世界中の誰も信じないと思うんですが、でもそれをしゃあしゃあと言ってる北朝鮮の工作機関、三号庁舎でしょうね。
人材がいないということがこれでハッキリしたんですが、これ以降三号庁舎がこれに関わってくるともっと無茶苦茶になってしまうような。
ただ嘘を重ねていくと必ずほころびが出てくるという事で、その点ではどんどんやって貰えば良いんでしょうか?

ただ先ほど言ったようにそれを垂れ流しされると見ている家族が非常に腹立たしくなったり、特にヘギョンちゃんに嘘を言わせてる姿を、いつも早紀江さんが仰っていたんですが、辛いんです。
その姿をさせるために2ヶ月か3ヶ月か訓練させられて、そして北の言うように喋らなければならない状況というヘギョンちゃんを見るのは嫌なんです、と仰ってたので是非そのあたりの事を報道の方はしっかりと考えて頂きたいと思います。

毎日毎日、朝から晩まで彼らの嘘を垂れ流されると辛いです。
更にもう一つ言っていきますと日本の国民の中にも、信じはしないと思いますけども。
ただめぐみさんの死亡に関して報道で、「やっぱり死んでしまったんではないか?」と思う人が出てくる。
集中してこの拉致問題の考えをずっと理論しながら研究している人は、そんなに多くはないと思うんです。
ただテレビをつけてワイドショーを見て報道を見て考えている人たちが多いので、それを毎日のようにめぐみさんは死んだという報道だと、その中で段々と「やっぱり死んでしまったのではないかな?」と、そういう思いを抱く方たちが出てくる可能性があるので、あまりあの、本当でしたらもう、これ以上彼らの事をただ単に垂れ流すのは止めて頂きたいと思います。(「そうだ、そうだ」の声)

更に日本の記者に対する会見もされました。
これは金剛山での酷い会見が余りにも韓国内でも日本国内でも酷い報道がなされたから、やはりもう一回やっておかなければならないという思いでやったんでしょうが、行かれた記者の方が殆ど拉致の問題に対して今まで真剣に取り組んでいなかった方たちなんでしょう。
ただ向こうの用意された物を見せられて何ら反論もしていないのか。
その反論したと言うのが全然聞こえて来ないんですが。

例えば火葬場に連れて行かれたけども建物の内部には入れなかった、と。
「何故入れないのか?」くらいは言っても良いんじゃないでしょうか?
「何で入れないんだ、ちゃんと火葬場見せろ」と言っても良いんじゃないですか?
で、あの建物なんですけどいろいろと皆さん仰っているように煙突が無いとか、あの建物自体がですね。
松木薫さんの遺骨を納骨していた建物と全く同じ、というふうに斉藤文代さんから電話がありました。
平壌にひとつしか無いんでしょうけども、納骨堂と火葬場が一緒になっているのに余りにも小さい華奢な建物だったと私は思ってますので。

まず行った人が中を見せろと言って欲しかったですね。
それで彼らがどういうふうに対処するのか?
更に金英男氏の会見についても何ら追求したのかどうか?僕たちのところには入って来ていない。
ただ今回、実際北朝鮮が許可したのは日本の社会部の記者、新聞社の余り拉致の問題に詳しく無い人たちであろうと。
その中で記者会見が行われたのは非常に残念ですし、無理矢理な・・・(聞き取れず)もいるようですけども考えて頂きたいと私は思っています。

更に今度ヘギョンちゃんがああいうところに置かれてしまったので、今後ヘギョンちゃんの待遇、ちょっと心配はしているんですけども、我々としては日本に取り戻したいと思っているんです。
ただ金英男氏の家族も出て来ましたので、非常に難しい立場になってしまったなと言う感想を持っています。

更にテポドンです。
テポドンが7月5日、私は新潟の港に行きました。
新潟の港で万景号が入って来るのを抗議する集会に参加する為に新潟の港にいまして、7時くらいに電話で起されてテポドンの発射という事を言われました。
その時に不謹慎ですが、第一番目に思ったのは「やったぁ!」という、これで日本政府が全く制裁をしなければ、私たちの国はおかしくなるというか、国民が絶対に許さないだろうと思って制裁を課すというふうに思って喜んだと言うのが第一印象です。
正直な気持ちです。

日本の国土に落ちたわけでも無いし日本海に落ちたんですが、それでも制裁をするだろうという確信を持っておりました。
安倍官房長官でありますし。
案の定その日のうちに制裁がかかり、そして万景峰号の入港はなされませんでした。
早朝8時に港に行って「万景どうなってるんですか?」って聞いたら、沖の方で待機という状態であると。
夕方まではおそらく入らないでしょうと聞いたんで、それでその日のうちに制裁が決まるかどうか分からないけれど、夕方まで入らないんじゃないですか?という事で、夕方まであそこで待っているわけにはいかなかったので東京に帰ってきましたが。
東京に帰る車中の中で、制裁の発動が決定されたと言う。
しばらく1年近くは新潟に通わなくて済むなぁと。

半年と言っても半年過ぎたら冬に向かいますから、冬の日本海は万景峰号で航行するには非常に厳しい状況なんですね。
李英和さんでしたかね?確か。
万景を作って贈る時に、金日成があの万景峰号の設計に多少文句というか、もうちょっと大きくしろと天井を高くしろといって、多分・・・・・・(聞き取れず)たんでしょうけども、で非常にバランスが良くない。
だから凄い揺れるんですね。
あれで行った方はこの中にいられるかどうか分かりませんが、非常に揺れが激しくて在日の方もあれで行くのは大変だなと李さんも言ってらっしゃいました。

あれで行くよりは飛行機で行った方が全然良いんです。
料金も安いですし、楽ですし、平壌に直接入れますし、時間も短い。
ですからあれが止まった事を一番喜んでいるのは在日の方たちだと私は思っています。
あの船が止まったことによって、あの船で行かなくて済むんですから。
それは彼らにとって非常に良い事だと思っています。
他のある程度安くて済むという事ですのでそれはそれで良いんですが、万景峰号を止めたと言う事一点だけは評価しております。

しかし、さっきも言いましたけど何故拉致を冠につけなかったか?
つまり拉致問題の解決の為にも、というふうに言って頂きたかったし、1998年のテポドンの時も私はそう思ったんですが、我々はあの時も経済制裁の発動という事をずっと訴えてました。
確か1998年か97年、経済制裁の発動をして拉致問題をしてくださいとずっと訴えたんです。
それがテポドンが領空内を通って初めて日本政府は一応制裁をかけたんですね。
万景号は止めませんでしたけども、公務員の渡航禁止それからチャータ便の渡航禁止。
日本にいる北朝鮮の国会議員にはあんまりやってないんです。
厳しい制裁ではなくて軽い制裁をやってるんです。
でもそれでも制裁をかけたんです。

さらに1999年でしたかね。
テポドン2号、99年、もう一度撃とうとしたんです。
もう一度撃とうとしたときに、あの時の誰でしたかね?
誰が官房長官でしたかちょっと忘れましたが人・物・金を止めると言ったんです。(隣で西岡氏が「高村さん」の声)
高村さんというのは拉致はテロだと言った人ですが、人・物・金を止めると言ったんです。
あの時は日本独自で制裁をかけられる今の改正外為法とそれから特定船舶入港禁止法は無かったんです。
常に日本政府が言っていたのは単独で制裁はかけられないとずっと言ってたんです。
その最中です。
1999年、人・物・金を止めると言ったんですから。
え?と私思ったんですね。

全く実害の無いテポドンの上空通過で人・物・金を止めるとまで言えるのであれば、拉致被害者、あの時には政府認定は8件10人です。
8件10人の拉致被害者を政府が認定しているにも関わらず、それに対しては全く制裁をしようという姿勢が見えなかった。
ですから私は非常に腹が立って2000年の外務省前の座り込み、自民党の外交部会前の座り込みでもその事を申し上げました。
政治家の方たちも官僚の方たちも何か分かりませんけど、結局自分達が築こうとした信頼に対して裏切られて面子潰されたから制裁をかけるのか?という思いで、もっと実害のあるはっきりと制裁をかけて頂きたいとずっと言ってました。

2002年、9.17拉致問題が顕著化して、はっきり言って拉致問題解決のためには私たちは圧力が必要だと思っていたんですが、それ以降北朝鮮の不誠実な対応に対しても何ら制裁をかけようとしていなかったのに、テポドン一つ撃ったと同時に制裁をかけるという。
安倍さんだからかけられたという、それまで全然かけようとしないで、テポドン一つでかけるというのはちょっと私たちにとっては残念な気持ちです。
日本政府は拉致問題を最優先課題にするとずっと私たちに言い続けてました。
それが結局は最優先課題ではなかったと言う事をあの一点で私たちに教えて頂きました。
じゃ、今まで何を優先課題としてやってきたのか?
私たちはちょっと残念な気持ちが非常に強いです。
ただ、ただただって先ほどから言ってますけど、かけた事は解決に向かって繋がっていくだろうと思いますし、半年間の万景峰号、これが拉致問題も視野に入れてというふうに官房長官が訂正されましたので、日本国内では拉致問題の解決が無い限りはこの制裁を解除する事は無いだろうというふうに期待しています。

更に国連安保理での制裁決議の日は最初は威勢が良かったのに、さすがに中国・ロシアが中々拒否権を行使するかもしれないという状況の中ではちょっと難しくなるのかもしれません。
でも制裁決議は一応上程しても決議できるかどうかではなくて、どの国があのテロ国家の支援国家になるのか。
それを世界中に知らしめて頂きたい。
どの国があのテロ国家に支援しているのか?
あのテロ国家支援国として今存在するのかという事を国連の場でちゃんと知らしめて頂きたい。

更に申し上げれば、国連の機能が今まったく生きてないから拉致問題の解決も出来ませんし、中東の問題だって解決できないんではないですか。
話し合いで問題が解決するのであれば国連が主体になってこの拉致問題も取り組んでいかなければならないし、中東の問題にも取り組んでいかなければならないのに、全く機能していないというのは国連の存在意義さえ私たちに問題として考えさせられる状況になってくると思います。
今後安保理の決議がどうなるか?
私たちには不透明ですけが、もう国連だけ頼りにする時代ではないのかも知れない。
もし頼りにするとすれば国連の機能を変えるような声を私たちは上げていかなければならないと思います。
そのために私たちはあそこに2割の負担をしているんですから、国連が本当に全うに世界の平和を維持できるようなそういう機関に変えていかなければ金出さないよと言うくらいの声を上げていかなければならないと思います。(拍手)
これ拉致問題だけでないです。
このままでは国連の本当に存在意義がなくなると言う事をもっと強く国連に対して言って頂きたいと思います。
大島(国連大使)さんには。

今後日本が必ず制裁を解いて解除しないと思いますが、今後金融制裁、アメリカの金融制裁です。
これに付随するような形で日本国内にある貿易会社の資金凍結とか、北朝鮮の資金を凍結するとかそのくらいの事はやって頂かなければならないと思っています。
今アメリカの金融制裁が如何に効いているかというと、それは金正日政権を維持する人たち・金正日の回りにいる人たちの資金を凍結し、彼らに不自由を味わわせるからです。
今日本は万景号で彼らにメロンを食べさせる事はしなくなりましたが、もっと日本にある資金凍結進めていかなければならないと思います。
それが今後、彼らの核開発に使うお金が無いわけですからそれを止めることにもなりますし、ミサイルの開発にも非常に不便をもたらす事になると思いますので、平和のためにもそれはやるべきだと思っています。
そこで北朝鮮が拉致問題を解決しなければならないという状況まで、そして核とミサイルを放棄しなければならないという状況まで行かなければ本当の問題の解決までならないでしょう。

1997年私たちが家族会を結成しましてから、西岡さんも前からずっとそうでしょうけども、朝鮮総連や北朝鮮からずっと脅しの言葉をかけられております。
その脅しの言葉に私たちは一回も屈した事は無いんですが、向こうはあまり手を出さなかったと思います。
荒木さん、調査会の代表が良く仰っていますが、何回も何回も経験するとあのような脅しは「こんにちは」「こんばんは」、そういうのと全く同義語だと。(笑い声)
あんまり言われすぎるとその様に聞こえると。
我々もそういう感覚でいちいち北がどういう反応をしたかというのを、どういう言葉で言ってきたのかというのを、あんまり気にしないほうが良いと思います。

日本は毅然として自分達のやれる事を進めていけば、後は中国と韓国がどれだけ臣下であろうと、要は日本が独自の制裁政策・対北朝鮮政策を国民に納得するようにちゃんとやっていただければ、私はそれで文句はありません。
今後とも安倍官房長官に期待しながら話を終わらせて頂きます。
ありがとうございました。(拍手) 

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2006年7月13日 (木)

東京連続集会19-8

   『質疑応答 その1』

★質問者1

お尋ねします。
中山正暉という男がいました。
今もいると思いますけども、あの男が有本さんに対して救う会と縁を切れと、そしたら恵子さんに会わせてやるというふうに言ったはずです。
これ周知の事実ですね。
ところがそれ以降警察がですね。
中山に事情聴取をしたと言うことは聞いた事はありません。
したんでしょうか?

警察も所詮政治の影響がありますから、それが出来ないものなら今度は僕の不信感は救う会に向かいます。
何故救う会はあの男に会って、「ホントなのか?」
私たちは恵子さんは生きていると信じます。
それを前提に「お前何故それを言ったんだ」と、「誰から聞いたんだ」と、「もし本当ならそれを公表しないんだ」というふうに、責めるって言うか聞くって言うかですね。
しないのか?と不思議に思っています。
その事をお聞きしたいと思います。

★佐藤勝巳会長

中山正暉さんとは、彼が議連の会長で私が救う会の会長で、接触する機会もしばしばありました。
実を言いましてあの人ですね。
余り信用できる人ではない。
思いつきでしょっちゅう物を言う人ですから。

一例を紹介しますと、拉致の解決というのは「夜寝て朝起きてみたら、隣に拉致された人間が寝ておった」と。
「そういう状況が一番解決としては良い方法だ」などという事を公の場で平気で言う人ですから。
バッジをつけて十何回か当選されている方ですけど、そうですね。
冗談にしてもですね。
テロ国家から拉致(被害者)を救出する時、「朝、目が覚めたら拉致被害者が隣に寝ておった」なんて話をですね。
拉致議連かな?
何か知らないそういう場で平気で言う人ですから。

それから北に招待されて帰ってきたら「拉致という言葉を使わないでおこう」というような事を言ってみたりですね。
言動を見ておって、今ご指摘のような事を聞いてまともに答えるような人ではない。
時間の浪費であろうと思って聞きません。
以上です。

★質問者1

じゃあ、一応与太と思っていいんですね?

★佐藤会長

ああ、与太も与太で良いところです。(笑い声)
デタラメも良いところです。
第一あの男が情報なんか持ってるはず無い。

★質問者2

問題提起として皆さんのご意見を伺いたいんですが、二つあるんですが。
一つはですね。
この拉致問題をね。
最近教育基本法で愛国心が出てきているんですけど、私もその愛国心という言葉で一度酷い目に遭っている年代なんですが、拉致されている人はみな日本人なんですよね?
それを取り返す事が出来ない国にですね。
愛国心てのが育つのかな?と最近疑問に思ってるんですよね。
ですから国を挙げて日本人を救うという姿勢を示して、初めて愛国心が育ってくるんじゃないか?と(拍手)私思うんです。
ですから拉致という事を愛国心というところに結びつけて、活動を展開していく事が出来ないかな?と、ちょっと皆さんにご相談したいと言う事が一点。

後一点は金正日体制が崩壊するという事につきましてですね。
多分中国、特に韓国がですね。
ドラスティックには考えて無いんですよね?
出来れば軟着陸して日本から莫大な金を搾り取ろうという狙いがあるわけなんですね。
ですからその点をですね。
上手く考えていかに拉致されている人を救い出すかと事について、確かにお金を使うという事がありましたけどもね。
どういうふうにお金を使うか?という事を皆さんで考えてやっていった方が効率的じゃないか?と。

多分中国はですね。
特に韓国は金正日体制が崩れたときにですね。
大混乱が起きる事を予想してます。
例の東西ドイツが統一して今16年経つんですが、凄い経済格差があるわけなんですよね。
そういう事を韓国の人は考えていて、統一統一ってかっこいい事を言ってるけど、本当は統一はしたく無いんじゃないかな?と思われるんです。
その辺ちょっと分析をお願いします。

★佐藤会長

前の方は皆さん含めて愛国心で議論して頂いて。
後ろの方についてご意見を言わせて頂くと、私が金を使えと言ったのは、お金を使って拉致された人がどこにいるのか?調べる。
そういう意味でお金を使えと言うことであって、崩壊した後にどうしておるのか?という話は、さしずめ今の私の発言の中のお金ってのでは非常に限定された物とご理解してください。
いうことです。

凄いお金の効果があるんですよ。
今さっき言いましたようにですね。
ドルは偽ドルが入っているからやばいんです。
円はそんなことありませんからね。
円の力は強いですから。
・・・(聞き取れず)にお金を今使うという事は、お金を使って買収して情報を得る、ということなんです。

先ほど本間さんの方から北朝鮮に入って調べれば良いというお話があったけれど、そりゃあ確かに、まぁ時間と暇があったらやったほうが良いと思うんですが、簡単なんですよ?
拉致を管理している所はどこなのか?
分かっているんです。
拉致を管理している部署ははっきり分かってますから。
それから拉致をした人間を警備している部署はどこか?
これも分かってるんです。
ターゲットはハッキリしているんです。
そこを狙って金を使えば良いんです。

拉致なんていわば北朝鮮にとってはトップシークレット、担当者以外誰も知らないです。
その担当者はどこなんだ?という事を分かってるんです。
こんなもの、大騒ぎしてあっちこっち捜す必要なんか全く無い。
非常に限定されているんです。
そこに金を使ったら良い、いう意味です。
まぁはっきりいえば、買収をしましょうと。(笑い声)
そりゃ円の力は物凄い強いですから、それでやっぱり分かるならね。
一発も拳銃を撃たなくても住んでる場所が分かるなら、それに越した事は無いわけです。

それから前段の方の、愛国心なんか育たないんじゃないか。
拉致の問題でそれをやったほうが良いんじゃないかという、ひょっとすると育つかもしれないから、そういうお話なんですが、私はですね。
政府がしっかりやれば上手くいくという趣旨のお話もあったんですが、政府がしっかりとね、指導力を発揮してやれば良いという話があったんですけど、私は拉致の問題をやってみておってですね。
実感です。

政府なんかにね、期待したって何もしないんです。
政府を動かすのは国民です。
それ以外無いんです。
拉致が何故ここまで来たか?といえばね。
それはやっぱり家族会とか救う会とか国民のとても多くの人が、はっきりしろよと言ったから動き出したんです。(拍手)
私たちが本当にひとりひとり愛国心を持たなきゃいかんというなら、政府にしっかりとそれを要求すべきです。
何よりも自らが国を愛さなきゃ駄目だと思います。(拍手)
自らがどうするかを曖昧にしておってね。
人様に向かってああしろこうしろという話はね。
やっぱり説得力は無い。

そういうふうに考えますと、北朝鮮が、金正日が拉致を認めるまでの拉致救出運動の現状を考えた時、それは政府だけを責めるんじゃなくて、日本国民の愛国心だって問題になってるんじゃ無いか?という事ですよね?
私はそこを抜きにしてですね。
やっぱり愛国を語る、政府にああしろこうしろについてはですね。
あんまり賛成じゃないんですね。
やらなかったらお前の政府潰すぞ言うくらいの迫力を国民が持つべきなんです。
終わります。(拍手)

★質問者3

下妻の○○といいます。
茨城での県民集会では1000名以上集まったんですが、で、結局「私たちに何が出来るか?」っていう事で、佐藤会長さんさっき言われましたように、じゃあ何が出来るだろう?という事を話し合う事だと思うんですが。

茨城では一番結局地元、朝鮮総連に圧力をかけることだろうという事で、朝鮮総連に最後には下妻の市長さんも課税すると言う事で今年動かれました。
ところが残念ながらこの間の情報ですとさいたま市ですか。
川口で4人とか5人とか拉致された方がいられるという事で、埼玉県って本当に大きい被害者の県だと思うんですけど、そういう所で私も電話を実際かけてみましたけど、朝鮮総連では今日はいないって言う事で逃げっちゃうんですよね。
担当者がおりません、後でまた電話をかけてください。
で市役所に電話しますと市役所の担当の方、これは課している相手様の事情のことですから断る事もあるでしょうという事で逃げて。
じゃあどれほどのさいたま市にですね。
多くの市民の皆様、県民の皆様声が行ってるのか、そこはちょっとつかめないんですけども、それほど行ってないのかな?と残念な気持ちでね。

結局埼玉の方には埼玉の方が、茨城の方には茨城の方が声をかけて、自分でも投票してますんで市会議員の先生方にですね。
押しかけて行ってでも断じて熱く語ると。
これをしないとやはり安倍さんとかを国のトップに挙げる事も大事なんですが、一番地元・近く・隣組・自治会長さん、そこの所から動かしていくような運動をしないと、国民運動にならないとですね。
やはり拙いんじゃないか?という事で、今年北朝鮮が秋にも倒れるか?という事でそんな悠長な事を言ってたらという部分もあるんですが、やはり基本的なところかな?という気がするんですがいかがでしょうか?

★佐藤会長

全く賛成であります。
そのとおりだと思います。
埼玉は県民700万が、私もあそこに住んでおりますけど、仰るように一番私たち身近にいる市会議員さんですから、この人たちとコミュニケーションしてですね。
具体的に市議会で、あるいは県議会でね。
問題にしていただくと。

みておりますと県議会が、今あそこは全国の県議会に呼びかけて拉致県議会、なんていうのかな?
協議会みたいのを作って埼玉は事務局をやってるところで、あそこのリーダシップと言うのはご案内のように、拉致の議連の・・・(聞き取れず)をやっておった方で、非常に関心のあるところですから。
ご指摘の通り下の方からですね。
しっかりと問題提議をしていく。
言う事が非常に大切なんだろうと、ご意見に全く賛成であります。(拍手)

★質問者4

小泉首相はなぜ、経済制裁をしないと言うふうに考えたら良いですか?

★佐藤会長

はい、分かりません。(笑い声)

★質問者5

すみません、今の言われた事に私個人が感じた事はですね。
埼玉県は知事さんは凄い関心を持っているんですね、拉致問題に。
ですからその延長がずっとそれぞれの部署に影響が・・・(聞き取れず)って行くようです。

で、ついでにすみません。
山崎拓さんがまたうろちょろうろちょろしているようなんですが、何かその辺の情報感じてませんか?

★佐藤会長

山崎拓さんについては北朝鮮が相手にしていませんから、どうぞご安心ください。(笑い声、拍手)

★質問者6

最近産経新聞がですね。
大挙して訪朝したそうですけど、大手の中では産経が一紙訪朝したそうですけど、それも産経で別に記事も何もありませんけど、僕は非常に恥知らずなと、内心ですよ。
内心そう思ってるんですが、産経の人たちは何か佐藤先生に弁解めいた事を言ってますか?

★佐藤会長

全く分かってません。
申し訳ありません。

★質問者7

テポドンは、液体燃料っていうんですか?
入れたら抜くのが非常に危険で、入れたらもう撃っちゃう他ないと聞いているんですが、その辺はいかがですか?

★佐藤会長

技術的にはかなり難しいと聞いています。
多分ね、液体燃料入れてないんじゃないですか?
注入してないと思いますよ?
あのね、いないと思うってのは注入をしたという確かな証拠は存在致しておりません。

それから出たついでに申し上げますと液体燃料というのは燃料を詰めますとね。
あれ、蒸発しちゃうんです。
だからすぐ発射しないと時間が経てば経つほど、蒸発した部分だけ飛距離が落ちちゃう。
そういうものなんです。
従って注入が始まれば同時に発射と理解して宜しい。
従ってあれ、注入しているかいないかというのは大変大きなポイントで、発射していないから注入していないんです。(笑い声)

だから、脅しでやっているんじゃないか?という見方が、専門家がいるわけですが、私は中国側の動きを見ておったら脅しではないと思いますね。
本気でやはりミサイルを発射するつもりだった。
それが発射できなかった。
ここはしなかったんじゃなくて出来なかった、というのが最大のポイントだと思うんです。
これは将軍様の権威が著しく失墜する事ですから、これが今後どうなっていくのか?というのが大きなポイントですよね?

で、私みたいのが何を言うかというと、やっぱりいろいろ偉そうな事を言っておったけどあれは張子の虎だと、たいした力の無い奴です、といわれたら非常に北は、面子というかね。
潰されるから、発射してくれれば良いと思いますよ。(笑い声)
それはね、発射をすればですね。
非常に面妖になるんです。

今回私は率直に言ってアメリカの動きって言うのは賛成じゃない。
アメリカやそれから周辺の「発射するな、するな」というのは、私は反対なんです。
発射してもらったほうが良いんです。
非常にハッキリします。
で射程3500から6000くらいだろうといいますとね。
アラスカ沖くらいまで飛ぶんです。
アラスカ沖まで撃って貰えば、これはもう議論の余地が無いわけでしょう?
別にあそこに落っこったからといって、別にあそこの魚に被害は出るかもしれないけど、それ以外に余り被害は出ないわけですから。

そうすると国際的にはもう明白です。
まさに問題児でありね、テロなわけですから。
それに対してどうするか?ってのはね。
非常に議論がハッキリしてくる。
私は千載一遇のチャンスを逸したと思ってますね。
あれは発射して貰った方が非常に良いんです。

・・・質疑応答(2)へ


蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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東京連続集会19-9

  『質疑応答 その2』

★質問者8

実際にテポドンに関して、日本の政府とかはどの程度掴んでいたのか?
我々が知るのは多分テレビとかの情報なんですけど、それ以上の政府は発表していない情報までも、どの程度掴んだ上でマスコミに発表していたんでしょうか?

★佐藤会長

それはもう物凄い、我々やマスコミに報道されている何十倍も知っていると思います。
発表なんかしていないのが圧倒的に多いと思います。
この種の情報でね。
知り得た事を・・・(聞き取れず)発表するようでは政府じゃないですね。
それは早くからこういう状況にあるという事は承知しておったようです。
それからいろんな情報を相当・・・・・・(聞き取れず)でしょう?
ですからいろんな事を考えてね。
この程度。

例えばね、皆さん注意していておや?っと思ったはずですけど、麻生さんと安倍さんのテポドンに対するね。
記者に向かっての反応と言うのは非常に違っておったでしょ?
麻生さんはっきり、何かあれじゃないですか。
制裁の選択肢はたくさんあるんだから、船を入れないということもあるし、撃ったらやっちゃえば良いですよという話を良く言っておったじゃないですか、何度も。
安倍さんはああいう言い方をしていませんでしたよね?
非常に慎重な言い方をしておる。

という事で微妙に外務大臣と官房長官との間には反応の違いがあったんです。
なぜか?という事なんですね。

★質問者8

今度月曜日に外務大臣がテレビに映ってますけど、あの段階で撃ってこないと言う事は外務大臣は分かっていたという事なんですか?

★佐藤会長

そうだと思いますよ。
撃ってこないんだというよりも、もう今刻々とアメリカと北京とどういう今会話をされているのか?
ワシントンとロシア・モスクワとの間にどういう会話が交わされているのか?
で、プーチンはどういう反応を示したのか?
胡錦濤はどういう反応を示したのかということが刻々と入ってきていると思いますよ?
官房長官のところにはそりゃ入ってきていると思います。

アメリカとの関係ですよね?
アメリカとの関係でこのミサイルに対してどういう反応を示そうか?
一番それが良いのか?
打ち合わせはしょっちゅうしていると思います。
そこはそんなにね、国民が考えているほど悠長ではない。
臨戦態勢に入っておったという事ですよね。
危機管理がかなり・・・(聞き取れず)を上げた事は間違いが無い、ですね。

★質問者9

私は零細店を営んでいるものですから、国会へデモをかける方法なんかは方法が分からないわけですけど。
ああいう事は労働組合とか学生の団体とかそういうものを動員する方法が無いと、デモをかける方法は無いですか?

★佐藤会長

どういう理由でデモをかけるんですか?

★質問者9

国会へ請願のデモですね。

★佐藤会長

何を請願する?

★質問者9

拉致問題への積極行動を促す意味で。
本当に国民が燃えなければ、日本人なんてのは全然眠っているような民族だと見られているわけですね。
実際そうです。
ですから全然燃えるという事は、燃えているという意思表示はやっぱりデモの形が一番、マスコミも大きく取り上げますし、一般の人がもっと関心を持ってもらいたいと思うわけですね。

私は本当は小売の店をやってる場合はこういった政治めいた事にはマイナスなんです。
ですけれども私は戦争をやってきて4回死に損なって来てますから、日本をこのままにしたんじゃとても死ねないという気持ちで燃えてますけども。(拍手)
・・・(聞き取れず)瓦版として、この前の日比谷公会堂でやるときにも、皆でもってあそこへ行ってお話を聞きましょうという瓦版を配って。
また出席したあくる日、昨日行って参りましたとそういうことをまた配ってるんです。(拍手)

ですけどもまだ行き交う人によって、「ご苦労さん」といってくれる人は稀にいますけども、ほとんどの人が無関心です。
これがもっと関心を持ってくれるようでないと舐められて、どうせ日本なんてあんなもんだという見られ方のひとつだと思います。
何かデモる方法ってのは無い物なんですかね?(拍手と笑い声)

★佐藤会長

そうですね。
運動形態の問題ですよね?
どういう運動のやり方をするか?という問題なんですが。

★質問者9

あれはサヨクの運動だけなんですかね?(笑い声)
何か方法は無いものか?と思って、私ら知恵が無いもんですから。

★佐藤会長

デモも決して、デモも否定しているわけでもありませんし、結構だと思うんです。
しかしそれは前にも2度ほど、うちデモをやった事があるんですね。
はい、2回ほどあるんです。
あるんですが、国会に拉致の関心を持ってもらう。
あるいは国民の皆さんに拉致の関心を持っていただく。
それはその関心を持ってもらう方法の中でデモもひとつだと理解をしています。

そうなんですね、もうちょっとですね。
先ほど茨城の方が仰っていたように、地域において市会議員の皆さんなんかの了解というか理解を得て、朝鮮総連の建物に課税をしていないなどという行政機関はおかしいわけです、これ。
それから北朝鮮ほど素晴らしい国はありませんとか言ってね。
歌劇をやって日本国中を回っている。
金剛団歌劇団というのをね。
県が後援団体になる。
あるいは市が後援団体になるなんて事をね。
やっているのはおかしいわけ。
これは地域でやれるわけですから。

それから民族学校の中でどういう教育をしているか?といえば、アメリカと日本ほどけしからん国は無いと言う教育をやっている。
そういう学校に地方自治体が補助金を出している。
おかしいですね。
ですから、そういうことの一つ一つ。
つまり拉致をした国の直接指導を受けている教育機関に日本の自治体が補助金を出すなんて変な話はないわけですから、そこらへんのね。
地域社会において啓蒙をして、一つ一つ潰していくというですね。
事も拉致に関心を持ってもらうことの手段の一つであろう、というふうに考えておりますし。

それから拉致議連の先生方にいろいろご協力を頂いて、議会で、あるいは拉致問題特別委員会でこういう問題を取り上げてもらう、ああいう問題を取り上げてもらうという動きも私たちは東京では致しております。
そういう運動はあまりあるひとつの事に今絞り込まないで、多方面から責めた方が宜しいではないか?
で、決定的な瞬間ですよね?
その時には国会を取り巻くような大デモというような事は当然選択肢のひとつとして考えておかなければならないと思いますが、先ほど誰かから質問があったように、小泉さん。
何で制裁を発動しないのか?
分からないんです。

いろいろな推測は出来ますよ?
推測は出来ますけど証拠はありませんから、全く分からないです。
これは本当に不思議な現象でありまして、で、例えば小泉さんがやりませんよね?
その下にいる官房長官は制裁をやろうとしているわけなんです。
それでなにか日本の政治は上手く動いているというから、これも分からないです。(笑い声)
だから自民党がですね。
なんであんな小泉なんて総裁の存在を、拉致の問題において許しているのか?というのも分からない。
自民党の議連総会でもってね。
なんで経済制裁を総理大臣は発動しないのか?総裁は発動しないのか?おかしいじゃないか?という声が出たって話を聞いたことが無いですね。

だから今ご指摘のように国家いと言う抽象的なことじゃなくて、自民党の総裁がイコール首相なんです。
何故自民党がそういう総裁のああいう言動を許しておるのか?
おかしいですね。
これがデモの問題とはちょっと次元が違う。
自民党そのもののあり方が問われているんだろうし、私は機会があったらおかしいと言ってるんです。

それから閣僚懇談会。
閣僚懇談会でもって、総理に向かってなんで制裁を発動しないのかと迫っていかないのか?
言った国会議員は一人もいませんよね?
あ、失礼誰一人閣僚はいませんよね?
なぜか?
おかしいんです。
つまり内閣というのは総理大臣を中心にして閣僚によって構成されている。
懇談会においては何でも発言できる。
自由が保障されている。
何故?総理大臣を糾弾しないのか?
いうことです。
不思議です。

これはちょっとね、デモのレベルとは違うんですね。
一体自民党という政党はどういう事になっているのか?
分かんないです。
本当に正直言って秘密だらけで分からないんです。

これはね、本質的には民主党も同じですよ?
小沢一郎さん、拉致の事なんか一言も言った事無いですよ?
あれ、拉致について何を考えているのか全く分からない。
全く分からない。
で、在日の韓国人や朝鮮人に参政権を与えるというような事言ってますよね、あの人。
そういったことについて一体民主党の中でどういう議論がなされているのか?
我々国民の側には見えてきませんよね?
分からんです。

私がもし自民党の国会議員のバッジをつけた人間なら、議員総会で必ず言いますね。
総理、発動しない理由は何か?教えて欲しい。
言います。
ところが誰も言わない。
何故?
ということです。

★質問者9

そんなに分からないんですか?

★佐藤会長

答えになっていないかもしれませんが、本当に分からないんです。

★増元照明氏

デモに関してなんですが、来月の15日、福岡で九州の救う会がまとまってデモをやります。
7月の16日でしたっけ?
そして7月の15日にはチャンネル桜の草莽の会が主宰になって、このままじゃ我慢できないというデモをやるそうです。
それがどこでやるのか私もちょっと聞いておりませんけども、北朝鮮からの・・・・まぁ2~300人くらいは集まるんじゃないか?と仰っておりました。
デモに関してはそういうことです。

・・・・・・・・・・・・

※増元さんのお話の中に出てくるデモについての情報はこちら↓

7月15日 北朝鮮からすべての拉致被害者を奪還する国民大行進
 http://blue.ap.teacup.com/applet/star717/20060715/archive
7月16日 北朝鮮に拉致された日本人を救出する国民集会・国民大行進
 http://blue.ap.teacup.com/applet/star717/20060716/archive

・・・・・・・・・・・・・

★質問者10

これまでも救う会で、日本の与野党を問わず議員の人が、お中元とかお歳暮を北朝鮮とか朝鮮総連から贈られて弱みを握られているという確か・・・(聞き取れず)がありましたけど、この期に及んでもそういった工作で押さえつけているところがあるのかどうか?
あったら恐ろしい事で、それ自体許されないことなんですけど、まだそういう工作がまだ続いているのかどうか?

★平田事務局長

朝鮮総連から議員個人へのお歳暮その他は続いているのか?と。

★佐藤会長

はい、部分的には続いているようです。
だけど、今金が無くてですね、少数の人たちだけで。
私は朝鮮総連の結成された時から朝鮮総連を見てきた人間からしてみれば、敵ながらここまで落ちぶれたかと可哀想でね。
あの落ちぶれ方は酷いもので、本当に金が集まらないです。

これは、我々からすると実に好ましい現象でありましてね。
先ほどチラッと言いましたけども、総連にくっついておったら将来生きていけないと、商売が出来ない。
ということで組織離れが物凄い加速度的に進んでいます。
そういう状態ですから、とても日本人に何かね。
昔は人参酒なんかしょっちゅう配っておったんですが、そんなことはとてもとてもですね。
出来るような状況には無い、です。
だからまぁ体力的には、そうですね。
近頃の国会議員はみんなドライですから、人参酒一本で騙されるような(笑い声)奴はあんまりいないですよね。

昔はね。
派閥の総裁というのはバブル時代にはだいたい1億です。
桁が違います。
まだ貰った奴で生きてる政治家いますよ。
それ程バブル期で、亡くなった韓徳銖(ハン・ドクス)というのは一晩でもって1億2億の金を集める力がありましたからね。
金丸が訪朝したときなんかは、あれは韓徳銖の作った金を持って行ってるんですが、それは大変な力を持っていました。
しかしその時代に比べたら、もう見る影も無い。

しかしながら先ほど申し上げましたように、工作をする力は依然として残っているんです。
物凄い力がありますから、そこは侮りがたいものがありますよね?
今回の民団の事件なんかを見ておりましてね。
やっぱり凄いなぁ~~という感じがしますし、日本が学ばなきゃいかんのはあの執念ですよ。
本当に日本の国家の利益とかね。
国民の安全を守るために北朝鮮のやっているあの工作の執念さ、これをですね。
やっぱり日本が学ぶとすれば、ああいうことを学ばなければいかんのだろう、いうふうに思っています。
以上です。(拍手)

集会終了


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2006年7月11日 (火)

東京連続集会19-7

   『本間勝さん(田口八重子さんの兄)のお話』

0000849m

皆さんこんばんは。
最近の情勢を見ていますと、北朝鮮は今テポドン2号を発射という事で大騒ぎしていますけど、これは本当は拉致問題から行けば良いチャンスくれたな、と。
すでに北朝鮮に対して政府が法をかける状況に当然追い込まれるわけですね。
良いにしろ、悪いにしろ。
それが我々にとっては、今の現状では打開出来そうも無いような現状であると思いますので、・・・・・・・・(聞き取れず)。
厳密には発射できない。
佐藤会長の言われるように、分析で発射できないだろうという事なんですけどね

今年も6月の22日です。
本当に月日は早い物で今年ももう半分も来ちゃうと、言う事で本当に、今年こそと私たちは思っているんですね?
今まで横田早紀江さんがブッシュ大統領に会ったり、いろいろ諸外国を巻き込んでこれだけ盛り上げてきた年なんで、今まで無かったんですよね。
本当に今年が勝負だと思うんですけども、中々打開できないでいると。

北朝鮮は相も変らず拉致問題は解決済みだと、そういうふうに言ってるわけですよね?
これは2002年からずっと来てるわけですよ。
たかだか3家族返して誠意は見せたぞと、冗談じゃないです、我々は。
我々の家族を生きて返してこそね。
何ぼの世界なんですよ。
死んでからどうのこうのなんて言う事で、とてもそんな問題は許せない事ですから。

テポドン2号でも分かる通り、人工衛星の、偵察衛星ですか?
性能が凄く良いわけですよね?
だからあれを徹底的に利用してね。
日本は・・・・・・・・・・・・。(聞き取れず)
性能的には今ひとつみたいなんで、そういった偵察衛星の情報をお金を出して、どんどん、じゃあ収容所はどこにあるのか?と。
この収容所はどんな実態なのか?と。
それは当然軍関係者しか分からない情報なんでしょうけど、軍隊から逃げて脱北している人が、韓国の自由北朝鮮放送、北朝鮮の同胞に対してやってますよね?

そういう人たちがいますから、情報は何とでも得られると思うんですよね。
空から見て、それから人を介して、それでしらみつぶしに潰していって。
今になってね、どこにいるのか?どうのこうのなんて言ってる状態じゃないですよね?
本当に金正日が倒れたら、現地に乗り込んで行ってひとつひとつね。
じゃあこの辺に居そうだと、山の中のどこか洞窟でも、地下に潜り込まされているんじゃないかとか、絶対に1000人近い日本人が拉致されているんですから、全体的には
1000人近いんじゃないですよね。
そういう所でどんどんお金を使ってやるべきだと思うんですよ。

それからもう一点なんですが、先日埼玉県の川口の市議会が、私たち八重子も含めて特定失踪者の家族の方々と、川口の駅前・浦和の駅前等で署名活動をやっております。
そういった中で、川口の市議会で前原議員さんが川口の東口の電光掲示板に拉致家族、拉致被害者たちの情報を、それを川口では8人今現在分かっておるんですが、そういった電光掲示板を利用して拉致問題に取り組んでいく。
一地方自治体の中では埼玉県、それに川口は非常に前向きにやって頂いて。
それで現実に拉致被害者帰ってきたら、どうするんだこうするんだと、そういう所で川口の市長さんは先日の議会の中で答弁しておられます。

こういった事をどんどん各地方自治体の中で取り組んでいただければね。
本当にありがたい事だと思いますけど、そういった現状をご披露しておきます。
ありがとうございました。(拍手)


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東京連続集会19-6

   『有本明弘さんのお話』

0000848m

※有本さんのお話は全体的にマイク音声が割れていて、大変聞き取りにくい所が多数あります。
その為、聞き取れない所は全て・・・で飛ばしてテキストを起こしました。
少し分かり難いテキストになってしまいましたが、悪しからずご了承ください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

みなさん、こんばんは。(拍手)
今日は・・・がおらなかったので、ここへ来るのが大変な事になりました。
・・・がおらないと言う事はずっと一人だけで、もう子供みたいな物や思っとります。(笑い声)

今、佐藤先生が仰ったようにやはり北朝鮮と日米の間で緊迫した状況が生まれてきました。
これはこの問題の関わった当初から、北朝鮮と話し合いではなくて緊迫した状況が生まれて来ない事には解決の方には進まないんやと、私はずっと言ってる事でありまして、今やっとそういう状況が生まれてきました。

そういう中で振り返ってみたら我が国の政治状況は小泉さんが9月で辞めると。
そういう中で、私たちはひょっとしたら安倍さんがやってくれんやろうというふうに思いましたが、それがどうもマシな状況が生まれてきて、福田さんが追い上げてきたと、言うようなマスコミ報道があります。
そういう中で小泉さんは今までに無い政局闘争が起こるのは・・・・・・・・・・他人事のような顔をして楽しんでおりますが、これが今我が国の政治の状況なんです。

で、福田さんを応援する人は、古くからおる自民党の先生方。
中身は全員知りませんが、福田さんの後ろにおって福田さんを総理にしたいと、古くから自民党におるその先生方が殆ど福田さんの後ろに回っておって、若い先生方安倍さんくらいですか?
若手の国会議員、分かりやすいには、・・・・・・・された、それ以降の自民党が野党に下った、その時以降に生まれた自民党の若い先生方。
これが多分安倍さん支持に回る先生やと思っています。

何故この古い政治家の先生方が、今の次期、日本の政治状況を正すのならばこれはもう安倍さんしか無いんです。
でもその人たちは福田さんを担ぐという事に関しては、私は北朝鮮制裁つぶしの・・・の人を排除する。
これしかないんです、(拍手)簡単に言えば。
こんな事を我々国民が黙っとるということはないんです。
言う権利はあるんです、国民は。
何故か?
皆さん政党助成金、儲けから天引きされてるやん。
だから政治家に対しては昔はそうじゃなかったかもしれないけど、今は政党助成金を取られてるとなれば、その政治家のおかしな行動については、国民は関心のある人は全部文句が言えるです、これ。

それとあの議員会館。
あの二つに全部議員が集中しとるんです。
それに抗議を・・・集中的にやれば・・・かなと思うとる先生方も、これは人間的な国会議員の常識として、あの北朝鮮と対抗できるのは安倍晋三さんしか無いんだからこっちの方に入れとこうと、そういう考えになっていくんじゃないかと、私は個人的にはそう思っておって、国会議員の先生方にもいろいろお話をしてとにかく安倍さんになってもらいたいと。

だからいろんな事を勘案して、この8月ですか?
8月くらいになったら福田さんの方もだいたい自分の票がどれ位来るんか?と、そんな票読みももう見てるんやないか?と思います。
だから票読みをみているというような状況をこさえるというのは危険な事であって、もう安倍さんしか、今の日本の国を現状を考えた場合は安倍さんしかないんだと。
そういうような風を、風を先生方に送り続けて頂きたい。
私はそういうように思っておるんです。

どうも票読みをするということは、非常に私は危機感を持っているんです。
なぜか?
50票差なんです。
50なら50票分、・・・の金が出てくる。
そういう所が出てくるんです、政治の世界は

結局北朝鮮は制裁(賛成)の人を排除する。
50くらいの差やったら出てきよるで、そんなもん。
これがあの世界の・・・世界の今までの状況なんです。
・・・・の状況なんです。
だから票読みすると言うような状況をさせずに、安倍しかないんだというような風を起す。
これが一番安全な方法だと、私は一人でそういうふうに思っておるんです。

以上です。(拍手)


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東京連続集会19-5

『増元照明 家族会事務局長のお話』

0000847m

こんばんは。(拍手)
この集会が終わったら、明日万景号が入りますので新潟の方へ行きますけど、昨日でしたかね?
テポドンの騒ぎのお陰で一時期新潟県が許可を出さなかった。
良いも悪いも新潟に行かないで済むから。
結局昨日の段階で許可を出したようで、一時のポーズのようなことなんでしょうけども、それでも一応許可を出さないと言う姿勢を示せたという事は、新潟県独自で万景峰号の入港を阻止できるという事だと僕は感じています。

更にテポドンの事でまた呆れてしまいますけども、ずっと我が国の政治家の方たちの何人かは「経済制裁しても効果が無い」とか、麻生さんなんかもそう言ってたんですね。
日本と北朝鮮の貿易は3分の1になっていて、経済制裁をしても何の効果も無いんだからと。
中国と韓国が一杯援助しているし貿易もそちらの方でやるから、日本が制裁しても何ら効果が無いだろうという事を仰ってたんですが、テポドンを打つとなったら今度は経済制裁をやろうと。
じゃあ、効果の無い経済制裁でテポドンの発射を防げると思ってやってるのかどうか?
今度じっくり聞いてみたいと思っているんですけど、効果があると思うからそうやって言ってるんでしょう?
そうじゃないんですかね?

それとも国会意思を示す為にやっているんであれば、それは正解だと思います。
「テポドンなんか撃ったら私たちの国は許さないから、経済制裁という発動をするぞ」という国家意思を示すんだったらそれは正解だと思いますが、私はテポドンでやるなら拉致でやれと言いたいですね。(拍手)
テポドンは飛行距離がだいぶ長いですから日本にはまず落ちないと思いますけども、ただあそこの技術ですからどうなるか分かりません。
・・・(聞き取れず)飛行機は余り関係ないかもしれないけど、落ちる時に飛行機がたまたまそこにいたら当たってしまったら大変ですから、撃たないには越した事は無いんですけど、ほとんど実害の無いテポドンで経済制裁をかけるという方たちは、なぜ実害のある拉致で経済制裁しようと今まで言わなかったんでしょう?
結局は本気でこの拉致問題解決しようとしていないんじゃないか?
私は本当にこの2~3日腹が立ってしょうがないんですが、みんなまともに真面目にやってます、一生懸命やりますとか言って経済制裁の発動はしない。
小泉さんもそうでしょう?

でもテポドンでは経済制裁を発動すると脅しをかけている。
本当にこの人たちは被害者を救出する意思があるのかどうか?
私は残念でなりません。
皆さん、日本の国民の皆さんはまともな人が多いと思いますよ?まだ政治家なんかよりは。
私たちは声を上げていかなければこの国まともになりません。
是非一緒に声を上げてください。
ありがとうございました。(拍手)

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東京連続集会19-4

   『飯塚繁雄 家族会副代表のお話』

0000846m_1

どうも、皆様こんばんは。(拍手)
この問題を取り巻く情勢というのは非常に広がりを含めて、また非常に複雑化されていまして、中々私たち素人の判断ではどうして良いか分からないと言う状況にだんだんなって参りました。
今日は佐藤会長がいろいろ解説して頂きましたけども、私たちとしてはやはり最後に仰いますようにどうやって助け出すんだ?と。
それからいろんな事実・状況が明らかになってくる中でも、では日本人も被害者・韓国人の被害者をどうやって奪還するのか?いう課題がどうも見えない状況なんですね。

我々の最終目的はとにかく日本人の被害者を全員奪還すると。
更に韓国人の被害者もきちっと戻して貰いたいと。
言う事が最終的な願いでありますけども、そこまで行くまでにですね。
今言ったように非常に問題が難しくなって来ているということが感じられます。

まぁそうは言っても皆さんのお力を借りながら、あと専門家のご意見も借りながら、私たちが活動していく指針をですね。
はっきりと見極めて、またちょっと今年・・・(聞き取れず)ありますけどまた難しい場面も出てきます。
そういう中で、何とか力を合わせてですね。
この問題を少しでも前進できるように頑張って参ります。
引き続き皆様のいろんな面でのご支援をお願いしたいと思います。

宜しくお願いします。(拍手)

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2006年7月10日 (月)

東京連続集会19-3

   『佐藤勝巳 救う会会長の講演 その3』

北から見て上手く行かなかった、連邦制の雛形は日本で潰れちゃった。
もうひとつ北から見て拙いなぁと思い出したのは、金大中のスキャンダルです。
最近になって判明した事なんですが、金大中はアメリカ・ニューヨーク州に400億円の土地を買って持っているんです。
これが具体的に明らかになってきた。
韓国の保守派がこれを掴んでアメリカ当局に告訴している。
同じ資料に基づいてソウルでも告訴している。
韓国のメディアは政権当局に握られていますから、そういうことは報道していないんですけども、そんな物は口コミで一発です。
つまり北にも分かっている。

いずれ金大中は、アメリカだけで400億円です。
そういった韓国国内、あるいはひょっとすると日本の国内にも金大中ファンドがあるかもしれない。
そういうものが次々暴露されて来た場合です。
そんな者を相手にして連邦制なんて言っておった日には、それは将軍様に傷がつく、って問題があったんです。
ミサイルの発射が忙しいから金大中さんに来てもらっては(困る)、と私は真っ赤な嘘だと思う。
つまり利用価値がなくなったから来ないでも良いですよ、という事だと思います。

ですから今の民団のこの戦いと言うのは、南北の、僕に言わせれば、まぁ昔からそう言ってるんですが。
悪魔と詐欺師がですね、(笑い声)合体をすると。
それで韓国全体をですね。
金正日が飲み込んで、生き延びようとこういう算段ですから、そいつをまず一発ですね。
民団の諸君の戦いでここで挫折をさせたと。
昨日夜7時のNHKのテレビを見ておったら、北朝鮮政府のスポークスマンみたいのが一人韓国にいるじゃないですか?
李何とかって言うのが。
あの男は「北朝鮮がもしミサイルを発射したなら、我が国が人道支援として用意をしている食料とか肥料は止めざるを得ません」みたいな事を言ってました。
本心は全く違うと思いますけど、そういわざるを得ない国際情勢が生まれて来ているという事ですね。

私はもう、少し大胆な予測を致しますと金大中という政治家は今回の事件で政治生命は絶たれた、いうふうに思っております。
盧武鉉政権からみてもやっぱり面白くないんですよね。
自分が大統領なのにね。
本来連邦制なんて自分がやりたいわけですから。
それを何か前の大統領がカーターがやったような形で、うまい事歴史に名を残そうとしてごそごそ動いておった物が、ここで潰れちゃった。
だいぶお歳でもあるし体調も良くないようですから、それからもうひとつは金大中さんの足元の全羅道で、金大中と一緒に心中するのは嫌だよと公然と言う勢力が出てきまして、いろいろあってあの政治家はこれで終わりだろうと思います。

韓国における北朝鮮のスポークスマンみたいな奴が、何か制裁措置をとらなきゃいかんと言わざるを得ない背景とは何か?
ここが今回のミサイル事件の最大の焦点なわけです。
つまりどこがもっとも反対したのか?
私が調べた限りでは北京政府です。
強烈なプレッシャーをかけた、言うふうに聞いております。
なぜか?
北朝鮮が願っているのは先ほども仰いましたように、アメリカと北朝鮮の交渉です。
中国が考えておるのは6者協議です。

つまりアメリカと北の交渉が、まぁ実現しっこないが、実現すれば中国関係無いよという事です。
6者協議関係無いよ。
アメリカから見れば中国の北朝鮮に対する影響力ゼロという事です。
中国がこれからアメリカと交渉して行く場合、大きなカードを失ってしまう。
北朝鮮を押さえ込むと言うポーズを取ることによってアメリカに譲歩を迫るのが6者協議なんですが、これが全部パーになる。
絶対に認める事は出来ない。
これがひとつですね。

もうひとつ、前から中国人が我々に誰もいないときに言ってるんですが、「先生北朝鮮なんか関係ないです。中国とアメリカ・中国と日本が話さえつけば、あんな物はいくらでも料理が出来るよ」と。
自分の植民地か少数民族のひとつくらいにしか北京は思っていない。
ほぼ間違いないです。
それが、「お前たち北京なんか関係ないよ」と「ミサイル打ち上げて俺はアメリカと交渉するよ」って話ですから。
それは大国主義の塊みたいな所ですよね?中国とっていうのは。
それが自分の子分だと思っているのに、後ろ足で砂をかけられるような行動ですよね?今回の。
物凄い圧力です。
それは止めとけと、打ち上げるのは止めときなさいという話を水面下でずっとやってきた。

それに対して、金○○(聞き取れず)は何と言ったかというと、安倍晋三が在京の大使を呼んで今度次のサミットで拉致問題を出すから宜しく頼む、協力してくれと言った。
確かに中国大使館は、大使は出なかった。
公使が出ている。
韓国もそうです。
大使が出ないで公使が出た。
その場ではない別のところで中国は日本の拉致問題解決に協力をしますと発言をしています。
本日の新聞に出ています。
これを持ち出したんです。

つまり横田早紀江とブッシュ大統領が会って一緒になって人権問題で我が国を締め上げるといってるときに、中国がそれに対して理解を示す。
同盟国でもなければ友好国でも無い。
「我が国が作ったミサイルを我が国の意思でを発射する、文句があるか!」となったんです。
それに対して中国は「やれるならやってみろ!」
中身はほぼこういうやり取りです。

という事でしかしケンカなんてのは、売り言葉に買い言葉でえらいみんな勢い良く元気になりますよね?
元気は良くなったんだけど、結果を見ておりますとね。
結局発射しなかったんです。
出来なかった。
中国はこれは北朝鮮をやっつけるなんて朝飯前です。
生殺与奪権を握っている。
つまり重油は中国から行ってるんですから、バルブ閉めれば良いんですよ。
故障とか言って。
たまんないですよね。
現に3日間くらい閉めた事も有りますからね、過去に。

それと国境貿易、中国側が止めたらあらゆる品物がストップになっちゃうでしょ?
やる気になればいつでも何でも出来る。
多分何かを、伝家の宝刀か何かをチラつかせたか抜いたんでしょう。
発射しないところを見ると、というような事がまぁ起きて来たんです。

他方アメリカです。
前からこれも私が申し上げているように、アメリカはイージス艦を5隻くらい配備しまして、これ1万トンクラス、昔の言葉で言えば巡洋艦ですから。
これの搭載している巡航ミサイルはイージス艦1隻でだいたい200発です。
5隻という事は全部で1000発です。

それから軍事情報ですから公にはなっていません。
それは非公式情報なんですが、アメリカが南西太平洋に今4隻の空母を配置している。
グァムとかフィリッピンとか台湾、沖縄周辺ですね。
一千トン空母に搭載されている搭載機は75機くらいです。
4隻ということは300機です。
いつでもそれが北朝鮮に向けて発着陸できる、飛び立つ事が出来ると言う体制がひかれている。
物凄い軍事的圧力ですよね?

つまり試みるに一空母に対して護衛艦・駆逐艦5隻です。
原子力潜水艦2隻です。
これでもって1機動隊を形成しているんです。
4機動隊が入っているということです。
1隻の空母の乗組員は5000名です。
この空母の中には修理工場があり病院があり、5000人の食べ物を作るんですから、大レストランがあるとこういうことですよね?

それが今北朝鮮を睨んで4つ太平洋上に浮いているんです。
もし一発打ったら、いつでも巡航ミサイルが北朝鮮の全部の都市に向けて照準を合わせて発射される体制です。
私たちは、軍事情報ですからそういう事は公になりませんので、しかし日本の安全というのは今私が申し上げたような状況の中で安全が確保されているんです。

この事がですね。
この事を抜きにして、何か久米宏とか言うのが何か第1次湾岸戦争の時とか、たまたまテレビ見ておったら馬鹿な事を言ってましたですね。
アメリカは戦争好きなんですよね、とか馬鹿な事を言ってましたですよね?
本当にですね。
アホと違うか?
東アジアの、アジア全体の平和というのはまさに危機一髪という時にね。
目に見えないところでこのようにしてアジアの平和が安定されていると言う事を、私たちはぜひとも知って置く必要があるんです。

そういう状態の中で今金正日は、さぁミサイル発射台にテポドン2を立ててみた。
発射したらどうなるか?という事です。
これはひとたまりも無いですよね。
最近アメリカではいや発射したらミサイル・・・・(聞き取れず)で打ち落とすてなことを、わけも分からず言ってますけど、あんなものは私は打ち落とせないと思いますけど、今までの実験で成功した試し無いんですから駄目だと思うけども、それ以前にそれは北朝鮮の基地に巡航ミサイルが殺到しますよね?

というようなことの中で、さぁ、時間も後2~3分しかありませんけども、発射出来なくなったらあの政権どうなるんだ?
こぶしは振り上げたんです。
降ろす場所が無いんです。
で、ミサイルはこれは軍のものです。
軍に金正日がゴーサインを出したからあれやぐらに立ったんですよ?
その金正日が外圧がかかったらよう発射できない。
どうなるか?

金正日と軍の信頼関係は大きく揺らいでいくと思います。
これはまぁどこの国でもそうです。
うちの大将、こんな者を担いでおって大丈夫かな?という話になります。
要するに、何も出来んじゃないか?
北朝鮮の出版物を見ているとね。
もしアメリカと戦争すると言うならアメリカ人を全部無縁仏にしてやるとか、しょっちゅう書いてるんですよ。(笑い声)
あれだけ読んでいると物凄い北朝鮮強いように思えるわけですよ。
しかし、実際にはね。
プロの横綱と勝負がぜんぶ相撲にならんです。

そういう今状況の中で、これからの北朝鮮はどうなっているか?
周りの収拾大変だと思いますよ?
先ほど言いましたように、韓国の頼りにしている盧武鉉はあのザマですよ。
選挙やったら負けちゃうんですから。
じゃあ連邦制でもって危機を脱出しようとした。
それも金大中も潰した。
盧武鉉、今のような状況の中で国際情勢の中で・・・(聞き取れず)を切り開いていく力、そんな物あるかって事です。
北も無い。

いう事になると後は内部矛盾が出てくる。
どういう形で出てくるのか?
これはまぁ救う会主催のところですから、拉致という事で一言で終わりますが、そういう内部矛盾が出てきたときに、それがテロになるのかクーデターになるのか何だか良く分からないけれども、混乱が起きた時拉致をされた人たちを救出しなきゃいかん。
どこにいるのか分からないんです。
どこにいるのか分からないんだったら救出のしようが無いんです。

具体的に救出すると言う事は収容された所に行って安全に救出する事なんです。
だけどどこに救出されているのか分からないんですから、救出しようが無い。
これが我が国の現状ですよね?
非常に拉致問題について金正日政権がぶっ倒れる事は大歓迎ですが、しかしながら具体的に救出する為には、言う所を確定をしていかなければならん。
その事が焦眉の課題と今なってきている。

もちろん政府はこの事を承知いたしております。
知らないわけじゃ全然無いです。
やかましく言ってますから、会うたびに。
だけど、良くわかんないんですけど政府ってのは図体が大きいから、それから関係省庁の縄張りみたいな物があるらしくて、中々やっぱり身軽に動けない。

簡単なんです。
金を使えば良いんです。
極めて簡単なんです。
誰のイニシアチブでどうやって金を使って日本人が拉致されているところを特定をするのか?
特定をしたならば、それを救出するためにどういう手段を講じるのか?
言うような事が、つまり拉致救出というセンターが無いわけですから困るんです。

早くね、安倍さんに総理大臣になってもらって、専任の国務大臣を置く。
私は候補としてですね。
中山恭子さんを選任の大臣として置く。
その大臣が指揮をとって全部やる。
言う事を早急に急ぐべきである。
以上を持って私の話を終わります。(拍手)


蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

拉致家族「金正日との戦い」全軌跡 拉致家族「金正日との戦い」全軌跡

著者:佐藤 勝巳
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2006年7月 8日 (土)

東京連続集会19-2

  『佐藤勝巳 救う会会長の講演 その2』

安倍さんが総理大臣になれば、私は率直にあの人に会って、全部ハイテク関係・大量破壊兵器関係止めなさいと。
法律はあるんだと、二つですね。
船を止めろと。

今度何か私まだ読んで無いんですけど、読んだ人から聞いたんですけど藤本何とかさん(=藤本健二 「金正日の料理人」著者、近著は「核と女を愛した将軍様」)という人が第3弾目の本を書いている。
その中に、金正日が日本の物を食べるとこれは美味しいじゃないかとすぐに命令して、これを買って来いと。
すると、万景が次ので何でも買って持ってくる。
だから万景というのは、あんな物は国民の生活とは何の関係も無い。
金正日の食べ物ですとかね。
あの一族のお化粧品とか、そんな物ばかり運んでいる船なんですから。
そんな物はストップさせりゃぁ良いんです。

まぁ安倍さんならやってくれるだろうと思います。
そりゃ、やらなかったら安部そりゃ話が違うじゃないか?という事になりますよね?今までと。
安倍さんはやってくれると思いますけど、で、そういうふうになったときにあの国は私たちと価値が違いますから。
・・・(聞き取れず)が何を考えているか?といったら、もっといったらば・・・(聞き取れず)は何を考えているか?と言ったら、国民の事なんか一切誰も考えていないです。
将軍様が何を考えているか?何を欲しているか?
その希望とか要望とかを考えてやるのが党官僚達の仕事ですから、それ以外の事は考えてませんから。
それをやっとったら出世しますからね。
自分の地位が安泰ですから、ということであります。

ですからあの万景なんてのは本当にですね。
止めちゃえば良い。
誰が困るかと言えば金正日将軍様が困る。
国民はなんも関係ないです。
そういうことをやれば効果は、拉致解決しなかったらそうしますよ。
言う強力なメッセージを送る事がいわば初めてそうした場合に話し合いに乗ってくる。

皆さん、注意をされる方はお分かりだと思いますが5月28日日比谷で私たちが集会を致した時に、安倍官房長官からメッセージが届きました。
「対話と圧力」では無かったです。
「圧力と対話」というふうに表現がなっていたと思います。
つまり圧力があって初めて対話が成立する。
今までとは逆になっておったはずでした。
いやはずです、そうなってました。
これはかなり大きな政策の転換とお考え頂いて宜しいと思います。

話は横道に逸れましたけども、そういうふうないわばアメリカの締め付け・日本の締め付けなどで、金正日政権は非常に困ったんです。
もうひとつはこれはご案内のように5月31日韓国で統一地方選挙が行われて、ご案内のように与党はものの見事に完敗したんです。
野党の全面勝利です。
これが来年行われる韓国の大統領選挙にどういう影響を及ぼすか?
というような事がもうひとつあったんです。

よく言われるように前二回、統一地方選挙で野党が勝ちながら大統領選挙になったら、金大中と盧武鉉にやられてしまった。
だから必ずしも統一地方選挙で勝ったから、この次のいわば最高レベルの国政選挙である大統領選挙に勝てるという事には過去二回はなってはいない。
しかし今回は過去二回と同じなのか?という問題があるわけです。
私はそこはかなり大きく違っているだろうと言うふうに見ております。
私もそう見ていますし、どうも平壌も同じように見ているようです。

この来年の12月までに何か手を打たなかったら2代続いた、つまり10年間続いたより北に近い政権の本筋は生まれないのではないか?誕生しないのではないか?という危機感も持っている。
何か手を打たなきゃいかん。
考えておりました。
それが実は連邦制という、2000年の6月の15日金大中が平壌に行ってお互いに抱き合って、何か声明を出した。
声明の2項目目、連邦制という言葉が出て参ります。
この連邦制を実現をさせて、つまり紙の上で実現をさせてそれで・・・(聞き取れず)でやってきた盧武鉉の対北宥和政策、そして反米・反日政策が正しかったんだと言う事を韓国国民に大きくアピールしていた。

私喜んで良いのか、悲しんで良いのか良く分からなかったんですけど、私のところの研究所が現代コリアと言う雑誌を出している。
私の体のように胸の厚さなんですけど、薄い雑誌なんですが、この雑誌がかなり前から韓国の政局の、つまり南北の政局の焦点は連邦制にあるんだという事を、ずっと座談会であるとかで書き続けてきた。
この私たちの雑誌を一番熱心に読んでくれているのは日本国民では無いんですね。(笑い声)
残念な事なんですけど、それは一部韓国の人たちと北朝鮮の人たち。
日本にいる、工作員もたくさんいますから読んで下すって、その中の一人が電話をかけて寄こして、「現代コリアがずっと言っておった、あの連邦制はホンマで正しい」と、わざわざご通告いただきまして、喜んで良いのか?悲しんで良いのか?ということなんです。

そこで金大中の話に移らせて頂きますが、中々我々から見ておって分かり難い所がある。
それは金大中さんてのは前の大統領です。
これが4月に平壌を訪問するとか6月に訪問するとか、6月は日にちまで決まっておったが昨日になって延期しますという話になった。
何か延期の理由というのはなんだろう?と思ってじっと見ておりますと、テポドン発射に伴って何か北の方がいろいろ忙しいらしくて具体的にお出でなさいという詰めの返事が、話し合いをするのをいつにすると話を来ていないから、これは27日か28日行く予定が時間的に間に合わないから延期せざるを得ないと言う、訳の分からない理由が発表されたわけです。

しかし皆さん考えてみてください。
テポドン発射なんてのは、北朝鮮内部では偉いさんが前から決めておって既定の方針として準備しているわけです。
金大中さんが27日とか28日とかに平壌入りする。
それも4月段階から決まっているわけです。
なのにこの期に及んでミサイルの発射問題であれこれあるから返事が出来ない。
あほなこと言っちゃいかんです。
私は理由は他にあると思います。

大きく言って理由は二つある。
ひとつは、まあ結論から申しますと、北から見て金大中大統領の利用価値が無くなった、という事だと思います。
それがどういうことか?といいますと、大きく言って二つあったんです。
まず二つのうち一つは日本国内と直接関係する事で、民団と総連が5月の17日だか?5.17。
和解しますって、みょうちくりんな声明を出したわけです。
今発売されている現代コリアに私がはっきり物を言った方が良いだろうと思って書いた。

北、あれはテロ政権なんだ、テロ政権の出先機関が総連なんだ。
その総連と和解する民団?気は確かか?って。
つまり我々にとっては打倒すべき対象ですよね?金正日政権なんてのは。
別に日本人を攫っているというだけでは話はなくて、韓国人も攫っているわ、核は開発しているわ、ミサイルは開発しているわ、これは全部国際法から二国間の協定から何から全部違反していると。
そういう出先機関の総連と民団が和解をして共生する。
つまり正真正銘本当にそうならば、民団というのは我が日本国民の敵なんだ、言うふうにはっきりと書きました。
本気でそう思っているなら我が方は、入管法改正してそういうアホは海外退去にした方が良いって書いたんです。
私本当にそう思っていますから。

そりゃ民団の中にも良心的な人はいるわけですから、この執行部馬鹿と違うか?ということで次々と下から突き上げをなされて6月15日韓国光州で、金大中と金正日が出した共同声明のお祭り、祝賀会というか祝典をやると言う。
そこに総連と民団の代表が踊りに参加しているという、声明の・・・(聞き取れず)があるんです。
8月15日、総連と一緒になって集会をやるという。
これ、全部パアになったわけです。
そりゃあ、やはりここは民団の人たち頑張ってますよ。
この24日土曜日、臨時の中央委員会総会が開かれて、そこでもってあの声明が否定されれば現執行部は総辞職ですよね?
せざるを得ないと思います。
私は半ば冗談で言ってるけど、そうなったら民団と仲良くしようや、とこういう話ですよね。(笑い声)
そうでなかったら仲良くなんが出来ないよ。ということですよね?

なんでこんな事になったか?と言うのが大問題なんです。
なんで5月17日、こんな事が起きてきたか?
これね、北朝鮮の政権というのは本当に怖い。
つまり民団を乗っ取るのに40年間の歳月を要した。
皆さん方はもうご存じないと思うんですが、1972年、南北74共同声明と言うのが発表されてその直後です。
民団の中で執行部排除の動きが出てきた。
私たちはそれをベトコンと当時呼んでおった。
ベトナムのベトコンですよね。
あの南の方に共産党の組織がうわ~っと一挙に蜂起して、革命を達成しているという。

あのベトコン派という事は、親分が大将が、郭東儀(カク・トンギ)ということなんですよ。
郭はなべぶたに口を書いて子供を書いて、遊郭の郭という。
東と言う字、これよく覚えていてください、この人の名前を。
で地球儀の儀です。
郭東儀。

こいつがまぁ、実質的親分になって民団執行部の乗っ取りを図ったわけです。
しかしこのときは民団は頑張ってこいつを排除したんです。
排除された連中が韓民統(韓国民主回復統一促進国民会議)というグループを作って、今皆さん方全然知らないと思うんです。
今名前を変えて韓統連(在日韓国民主統一連合)です。
で、親分は郭東儀です。

こいつが実は北から直接指導を受けてる連中ですから、民団内部にオルグを致しまして自分達の息のかかった人間をですね。
ず~~っと送り込んできて、団長以下ですね。
副団長クラス何人かを彼らが握って、そして5月17日ああいう声明を出させた。
民団の河(丙オク=ハ・ビョンオク、「オク」は「金」へんに「玉」)という、かわ、さんずいに優良可の可。
この団長を当選させるのに、もうず~~っと時間をかけて民団内部に浸透を計ったわけです。

だいたい北朝鮮の工作というのは単位は20年と考えてください。
それぐらいの単位で持って相手側の団体のトップの頭を握ってしまう。
あるいは主要メンバーを握って乗っ取ってしまう。
言うような事は、これは長年北朝鮮を見ておったら一目瞭然です。
全部それでやってるんです。

もう今歳とって私名前忘れましたけど、北朝鮮のですね。
政治局員候補で女性がいるんですよ。
これね、北朝鮮から密航してきて日本に入ってきて、在日韓国人の男性と結婚をして、結婚をしてから「恐れ多くも」と言って日本の法務当局に出頭したと。
韓国から密入国してきましたと、結婚している相手は在日です。
簡単に特在が取れますよね?
その特在をとって今度は民団が計画しておった祖国訪問団の中に入って、2度くらい韓国を往来して、そして韓国へ入っていく。
そのおばはん、韓国で10年間地下組織をば~~っと作ったんです。
韓国でこれ摘発されたら、240人くらいですね、分かったと。
そのおばはんが北から入ってきて日本におって、そして日本経由で韓国へ入っていく。
30年間です。

こんなのね、結婚なんて別に愛しているわけでも何でもないでしょ。
なんていうのかな?任務遂行のために結婚すると、そういう事ですよ。
そんなケースたくさんありますよね?
民団もその指揮下で乗っ取られたんです。
だけどあそこは先ほど申し上げましたように、民団の人たちもアホじゃないから執行部を突き上げて今戦いの最中なんですが、これは一体何を意味するのか?

5.17というのはいわば連邦制の雛形として考えたんです。
まず日本にその雛形を作る。
そして6月15日の共同声明の祝典に民団・総連が同時に参加していく。
それと同じ物を南北でつくろうじゃないかと考えたのが金大中なんです。
その金大中を動かしているのが、郭東儀です。
いう構図が見えてきたわけです。

だからあの、アホな声明ですよね?総連と民団の。
言うのは実は本国の政治の延長線上にあった。
ところが民団が蹴飛ばした。
そんな式典なんかに行けるか!と蹴飛ばした。
従ってそこで郭東儀と金大中の思惑は飛んでしまったんです。
金大中はそれを引っさげて平壌に乗り込んで行ってですね。
すでに日本ではもう出来ているんだと、これで行こうじゃないかという話をね。
金大中はしようとした、言うふうに私は推定を致しております。

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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東京連続集会19-1

   『佐藤勝巳 救う会会長の講演 その1』

~~拉致問題と最近の朝鮮半島情勢~~  06.6.22 友愛会館にて

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こんばんは。(「こんばんは」の声)
今紹介されましたように、今日は朝鮮半島が今どうなっているか?とラジオの対応も含めて、どうなっているのか?というような事を約1時間くらい喋らせて頂きます。

最大の関心事はテポドン2が飛ぶのか?飛ばないのか?いう事だと思いますが、ただいま現在では私は80%くらいは飛ばす事ができないだろう、と見ています。
飛ばしたかったんですが、飛ばす事が出来なくなってしまったということ。
なぜか?という事は後で話をさせて頂きますが、そもそもこの時期にどうしてテポドン2を発射しようとしたのか?という事がまず第一番の問題点になってくると思います。
完全に行き詰まってしまって金正日政権がテポドン2を発射することによって、アメリカとの2国間の話し合いに持ち込みたい。
そうする事によって今の局面の打開をしたい、いうふうに考えておった事はこれはもう間違いございません。
昨日の夕刊あたりで報道されておりますように、ニューヨークにある北朝鮮の国連代表部のナンバー2がアメリカに対して、「我々のテポドン2の発射がそんなに心配なら、話し合いをしようじゃないか」というような事を、彼ら自身がそうはっきりと言っておりますから。

なぜ行き詰まったのか?ということを少し説明をさせて頂きます。
前々回かここの場で私、アメリカの金融制裁、マカオにあるバンコ・デルタ・アジアに対してアメリカ側がマネーロンダリングの懸念先として指摘をすると同時に、あの銀行とアメリカの銀行との一切取引停止の措置を講じた、いう事なんですが、あの銀行はたいした銀行では無いんですね。
例えば日本の都市銀行のようなそんな銀行では全く無い、もっとちっちゃい。
しかし、何が国際的に物凄い反響を呼んだかというと、9.11つまりアメリカにテロがかけられた後、アメリカは愛国法という法律を作ってそれの311条の適用というのが、バンコ・デルタ・アジアにかけたアメリカとの銀行の取引停止措置です。

それまではアメリカの国内法として法的根拠がないわけですね。
外国の銀行に対して制裁措置を講じるということ。
ところが9.11の後、その国内法が出来ましてアメリカとしてはしっかりとした国内法に基づいての措置というところですから、何が問題になったかと申しますと、世界中の銀行があれを見ておって下手に北朝鮮と取引をしたならば、バンコ・デルタ・アジアと同じような措置をとられるのではないか?
もしそれをとられたら、これはアメリカの銀行と取引が出来ないような状況で、銀行として国際的に動こうといったってそれは無理です。
ですからバンコ・デルタ・アジアそれ自身よりも、国際的にアメリカが国内法311条によってやって来るぞという事で、北朝鮮の国は言うまでも無く、貿易商社、個人等々の口座の開設に応じなくなってしまった。
これが非常に大きなダメージなわけです。

それからこれは実際にあった話なんですが、北の方は困りましてね。
じゃあ、まぁドルで払いますよって言ってね。
ロシア側にドルで払ったんです。
ロシアはそれを貰ったんですね。
で、調べてみたら丁度一割が偽ドルだった。(笑い声)
言う事が、これまたずっと知れ渡りまして、現金で取引をすると言っても誰も偽ドルを作っている本家本元からですね。
ドルを貰う所はなくなってしまった。

こういう事ですから、中朝の国境貿易は別に致しまして、それ以外のドルの決済などと言うようなものは、全く出来なくなった。
そうしますとこの地球上に通貨が発生する前の状況、物々交換で無いと取引が出来ないという事になってきた。
今の世の中で物々交換で貿易をやるなんてそんな事、そりゃ部分的には可能かもしれませんけども、国家としては大変な事になるわけです。

でまぁそういう状況が起きまして、あのアメリカの金融制裁というものが、どんなに北朝鮮にとって物凄い打撃だったかという具体的な この4月明らかになったんです。
東京でもって、6者協議の代表者が集まりまして会議という物を開いたのはご記憶があると思います。
その会議は開きましたけども、そんなものは何の成果も無いんですが、私から見ておって凄い成果があったのは、北朝鮮からやってきた核担当の金桂寛という外務次官が、これが帰る直前に記者会見をやった。
アメリカがバンコ・デルタ・アジアに対して北朝鮮の資産・預金を凍結しております。
この資産凍結を解除したならば、その瞬間に6者協議に参加すると言う発言をしたわけです。

じゃあ、北朝鮮はあのバンコ・デルタ・アジアに金をいくら預けているんだ?と。
2000万ドルです。
日本円に直して23億7千万円です。
あの国は今23億円の外貨が無いと言うことです。
それがハッキリしたんですね。
本人はまぁ、そんな事は全然意図しないで「早く解除してくれよ」と言う話をしたと思うんですが、同じ会議でアメリカからやってきたヒル代表がこの数字を公にしたんですね。
バンコ・デルタ・アジアに北の金が2000万ドルあるよと、日本のメディアにリークしたわけです。

だから今北朝鮮は、高々2000万ドルの金でアップアップしている。
しかし外務次官は何を言ったか?というと、同じ記者会見で「我々が核を開発して困るのならば制裁を解除しろ」とこういう台詞ですよね。
やくざの台詞そのものです。
解除しなければ核開発をするぞと、だったらアメリカお前困るだろうと、こういう話なんですが、2000万ドルの銭が無い奴が核開発も無いだろう、そもそも。
それは漫画みたいな事で、ある意味では悲鳴に近いものですね、見ていると。

今アメリカは昨年の9月15日にバンコ・デルタに制裁をかけたんですが、それ以来ず~っと、日本ではほとんどあまり報道されていないんですけども、ヨーロッパ各国にアメリカが持ってる情報を流してるんです。
お前の所に駐在している北朝鮮の外交官は、過去に麻薬取引でこういう経歴があるぞと、要注意だから気をつけろと。
あなたの国の中にある北朝鮮の商社はこういう性格の商社で、こういう性能を抱えている部品を扱っている商社だ。
具体的にみんなアメリカが情報を流し出したんです。
それで今ヨーロッパ連合各国はその情報に基づいて、北朝鮮の商社、片っ端から摘発をしているんです。
ちょっと昨年の9月からそういう状況が続いております。
その面からも北はびしびしと締め上げられているわけです。

我が国はご承知のように現行法令に基づいて違反をしているものはどんどん取締りますよ、って言う言い方を、これは政府の今の公的な見解です。
ご承知のようにこれは安倍さんが官房長官になってから、今年に入ってから政府の決定として現行法令に基づいて一生懸命やる。
いう事で麻薬の問題、境港の問題などが大きくクローズアップされてきましたし、その他、あれじゃないですか。
無人のヘリコプターか何かをどこか、ダイハツかな?なにかが中国に出そうとして大問題になった。
あれは実は、朝鮮総連の科学技術者協会の手入れをした時に持ってきた資料と言うのが有るわけですが、それを見ていたら出て来たんですね。

ですから北朝鮮じゃなくて中国にも全部関係していると言うような事が接収資料の中に明らかになってきて、その他いくつか貿易関係で精密機械というのがやられているのは、あれはみんな科学技術者協会に強制捜査をかけて手にした資料を元にして行っている物とご理解して頂いて宜しいと思います。
とんでもない昔の事件であるにも拘らず、大阪の朝鮮総連の商工会に強制捜査をかけた。
というような事でびしびしやられている。

また脱税ってのは誰がやってもこれ摘発を受けるんです。
脱税して強制捜査を受けたからといって新聞に報道されると言う事は、これまず無いです。
しかし今全国でパチンコ屋さんで脱税でバシバシやられている、です。
朝鮮総連のパチンコ屋さんなんかでは、総連におってはこれ我々生きていけないぞと、仕事が出来ないぞというような状況に今なってきております。

そういうことだし、それから朝鮮総連が日本の政府に借金をしている。
政府に借金をしていると言うよりも、朝鮮信用組合が破綻をして日本が公的資金を導入して不良債権を買い取った。
これRCC(整理回収機構)が買い取って、あれ100%預金保険機構、つまり政府機関の預金保険機構が100%株式を握っている所です、あのRCCというところは。
だから政府機関が握っていると考えて良いんです。
それが不良債権として628億円、これは朝鮮総連も確認した借金があると言う事、これの取立てを今やっておりますし、払わなければ担保に入っている担保物件を片っ端から競売にかける。
いう事に今なっています。

北朝鮮は今このミサイルの問題の前に、何を問題にしておったか?というと、日本のポスト小泉に誰がなるのか?という事に異常な関心を払っていました。
今でも払っています。
安倍晋三官房長官が総理大臣になったら北朝鮮は持たない、という判断を持ってるんですね。
なんとしてもこれは安倍さんが総理になるのを止める方法は無いか?と言うのが北の最大の関心事だったんです。

テレビなんか見てますとね。
よく解説者が、「日本なんかいくら制裁したって韓国だって中国だってどんどん(援助を)出すから効果なんか無いよ」とよく言ってる人がなんかいるらしい。
僕はあまりテレビ見てないので分からないですけど、そういう人がいるらしいですね。
これが如何に間違っているかという事は、当の北朝鮮が安倍さんが(総理に)なって経済制裁を本気で発動したら、北は自分達が駄目になるという事を認めている。
あんな評論家の言ってる事は本当に分かっちゃいないんですね。
そりゃそんな米なんて食べる物は金を出せば中朝国境でどんどんどんどん入ってるじゃないですか?
中国だって商売ですから金出せば食料だってなんだって売りますよ。
別に日本は経済制裁は食糧を止める事だなんて一切言ってませんからね。

あの今テポドン2というのも、あのミサイルのハード、つまり部品は圧倒的にメイド・イン・ジャパンが多いはずです。
我々にとって一番怖いのは大量破壊兵器が我々の頭上で爆発する事です。
それを運搬できる運搬手段、つまり弾道ミサイルです。
一旦地球圏外に出て突っ込んでくると言う、これが日本にとっても東アジアにとってももっとも怖い事であり、避けなきゃいけない事。
そいつの生殺与奪権を握っているのは日本なんですよ?
全面的にストップをかければ良いわけです。
で、それをやられたら猛獣が牙を抜かれたと同じでして、ミサイルを作る事は出来ないです。
大量破壊兵器を作る事は出来ない。

国民は飢餓状況にあって圧倒的な部分はいつどうなるか分からない。
いつでもお腹を空かせている。
兵隊さんもお腹を空かせている。
というような状況の中で我が国にとって軍事的脅威という事になり得ないし、飯なんか食べたかったらいくらでも食べさせてやれば良いじゃないですか。
盧武鉉政権が出したければ食料でも肥料でもいくらでも出してやらせれば良い。

問題は二つです。
大量破壊兵器と運搬手段です。
止めてしまうと、そしたらあとはいくらでもなんとでも、あんなアホみたいな政権、料理できるんです。
それが一番大切な事だと言うふうに私は考えています。

佐藤勝巳講演(2)続きへ


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拉致家族「金正日との戦い」全軌跡 拉致家族「金正日との戦い」全軌跡

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2006年6月 4日 (日)

東京集会18-10横田拓也さん


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みなさま、こんばんは。横田拓也でございます。一番近い日程で、訪韓で、哲也が行ったんで、私哲也じゃないかという話じゃないかという方がいるかもしれませんが、アメリカに行った方の人なんで、お間違えないようお願いします。(会場笑い)

さきほど、多くの方が話しているので、重複するところはカットしてお話ししたいと思います。

日本時間で、24日~30日の行程で訪米団を組みましてアメリカに行って参りました。
家族会、救う会、議連の先生方、内閣府、外務省そして在米の日本大使館の方、本当に政府一丸、国一丸となって今回は、訪米をすることができて、その姿勢や意気込みが伝わる形で多くの方々とお会いすることができたということでございまして、私達が気持的にも、肉体的にも倒れることがなく訪米を終えることができたのは、皆様方の心からお支えがあってですね、無事に帰国をすることができて、それも訪韓に結びついたと私達は理解をしております。

母の方から、初日にステーブ・チャボット下院議員の方とお会いしまして、いつもどおり--私達も何度もお会いしている方なんですが--この拉致問題の深刻的状況、何も解決されていないんだというお話を申し上げて、その方は公聴会にも後日出られる方なんですが、事前にお話を申し上げたわけでございます。

報道でみなさんがご存じないこと等のほうが、みなさんが興味があると思うので、その点をお話ししようと思うんですが。
実はチャボット議員の部屋の中で、姉が、北朝鮮から提示された、哀しそうな顔をした、大きな写真と、私達が幼少の頃の--父が写真を撮って、4人で手をつないで山口だと思うんですが、歩いている写真、ご記憶あると思うんですが、あの写真を私達が見せたときに、チャボット議員が『あなたはどっちの弟なんだ』と聞かれて、正直私わからなくて、『わかりません』という話を申し上げて、(会場笑い)母が『こちらが拓也です』と、助けの一言を入れてくれたおかげでですね、委員も『なるほど』ということで、なんなくその場は収まったと言うことでございます。

そのあとも、会見が終わった後、部屋の廊下でですね、本当に多くのカメラ・報道の方がいらしゃって、実にご関心が高いと言うことが彼らをもってわかりましたし、議員は、私達の心を、本当に全部受け止めてくださって、『拉致問題、絶対許さないんだ、アメリカとしても、これからも、追求していくんだ』と私達に声をかけてくださったことは、とても大きな成果だったというふうに思っています。

そして、翌日には、国防総省とか国家安全保障会議に行くわけですが、先ほど母が若干ちょっとニュアンスが違うようないい方をしていたんですが、始めからイングランド副長官がお迎えになると言うことではなくてですね、当初はローレンス国防副次官と、ヒル部長という方がですね、私達が事前に知らされていたお会いする予定の方だったわけなんです。そこで、国防総省のビル、正面玄関に行ったときに、すでに、国防副次官が、ご本人が直接私達をお迎えになってくださっている状況でありまして、国防総省、テロの後の時で、とてもセキュリティが厳しいわけなんですが、ノーパスノーチェク、で、私達が部屋の中に入ることができて、こう話しているときに、後からイングランド副長官が、私達の部屋には行ってくださって、先ほどの飯塚副代表がおっしゃっていたように、まぁ、ちょっとサプライズ的なお話をされて、とても、国防というとなかなか厳しい顔をされた方なのかなという感じがあるんですが、母によると『母の父に似ている』、何かそんな風な話もしていましたけれど(会場笑い)、そういうすごく身近なものを感じたと母は当日言っていましたが、とても優しい顔で、目が本当に柔和な方で、私は『この方が本当に副長官なのかな』とというくらいの優しい顔つきの方でありました。

そして最後には記念写真とか、先ほど公聴会にお届けくださった写真をですね、わざわざ私達に届けてくださって、おそらく公聴会前に、『がんばれよ』と、勇気を付けてくださったんだと思いまして、一言一言違うメッセージというものは何も声は聞こえないんですが、本当に私達の心に響く大きなメッセージであったというふうに思います。

国家安全保障会議に行ったときもですね、実は、去年の10月に、半年前に増元さんと私と島田副会長とですねアメリカに行く際にですね、当時の上級アジア部長、マイケル・グリーンさんにお会いしたわけなんですが、今その方、おやめになって、今後任でワイルダーさんという方が上級部長を務めていらっしゃいまして、その下にアジア部長のビクター・チャーさんという人がいらっしゃいます。

私達は、本来そのお二人に会うという予定で行ったわけなんですが、行ってみると、『レコビッツ人権特使もいますよ』ですとか、クラウチ国家完全保障会議の次席補佐官もお部屋に来てくださっていてですね、とても心強いというか、予定外で、しかも、それより上位、高位の方が、いつも私達のお会いする機会に同席してくださると言うことで、本当に今回の訪米というものは、私達のこの気持ち、ムーブメントみたいなものにですね、本当に同調・同感される形で、この問題、何とか解決しようじゃないかという気持ちが響いていたというような形です。

クラウチさんが私達に言って行ってくれた言葉の中で、後ほど、西岡先生とか島田先生のほうが、若干の捕捉をしてくださると思うのですが、アメリカというのは、ご存じの通り、核問題、安全保障の問題で北朝鮮と対峙して、そして六カ国協議でこの問題を真剣に討議するわけなんですが、その時に、『あれは六者協議は六者協議の問題なんだと、あともしくは犯罪行為・××兵器・・たとえば麻薬の問題とか、人身売買の問題とか、偽ドルの問題、こういったものは、・・・許せない問題であって、安全保障の問題、核の問題を叩くときに、私達の人権の問題、拉致の問題を譲らない、ここはは原則として譲らないと言うことを、あなた方に約束する』と、私達に<約束する>という言葉を使ってくださって、アメリカの真剣な強い気持ちというのがですね、私達にに伝わったとても良い機会、これはご本人個人の言葉ではなくて、おそらく大統領の言葉でもあったでしょうし、国の考え方だったと思うので、その時はまだ大統領と本当に会えるかどうかと言うのは定かではなかった時期だったのですが、とてもアメリカの意気込み、本気度合いというのが、私達に響いたわけでございます。

翌日は27日の公聴会、これが、事前に私達が公式的に伝えられていた一番のメインの行事であった訳なんですが、母と島田先生がお話しする機会と言うことで、個人的には母と今回、同じ部屋に一週間宿泊をしました。やはり父が今回体調が崩れることを懸念して、父は日本にいて哲也が体調のケアをして、私が一緒に行くことで一番近くにいて何とかが起こらないようにと言うことで、一緒の部屋で同行同席したわけなんですが、まぁ、その母がこうは見えても、なかなか緊張し~でして『公聴会、明日本当のどうしよう』いうことで、もう本当に。うろうろはしていないんですが、たぶん気持ちはうろうろ、うろうろしていているような感じで緊張している訳なんですね。で、『どうしよう、とどうしよう』と言うんですが、一番この中でも本番には強いと言うことで(笑い)、皆様もご覧になったとおり、きっちり伝えることができて、(拍手)

委員長が二人いるんですが、スミス委員長が公聴会が終わった後にある記者のインタビューに答えたところによると、『二十数年間の議員生活の中で、一番感動した公聴会の証言だった。』ということもお話しされているとおり、とても日本国民のみなさんも報道を見てご覧になって感じていらっしゃるように、アメリカの方にも、多くの方がこの事実と人の大切なものを理解をすることができた良い機会であったし、それが世界に発信できたし、それが記録に残ったということは、おおきな意味があったわけです。

その時点ですでに、アメリカで私達に同行してくださった記者の方は、『もう大統領と会うんでしょう』と『裏とれてるんでしょう』と全員質問でくるんですけれども、私達はそうはいってもなかなかわからないですし、前日のイングランド副長官が、直接的言葉もなくはなかったような気もするんですが、『アメリカの最高の関心を持っていますよ』といういい方をなさっていたので、大統領はお忙しい立場の方なので、本当に会えないかもしれませんから、あまりぬか喜びしている立場でも私達はありませんし、そんな人間ではありませんから、会えないかもしれないという前提で、『そんなことは知りませんよ、聞いてません』ということで報道記者の方にはお伝えしていたんですが、ただまぁ、前日の27日夕方、5時50分ぐらいだったと思うんですが、日本大使館の方から、電話をホテルの部屋に頂きまして『決まりました』ということが正式に入って、そうすると、公聴会がやっと終わって肩の荷が下りた、力が抜けた母にですね、第二波の緊張の波がきまして、『どうしよう、どうしよう』ということで、公聴会前のうろうろぶりが更にはやくなってうろうろしているかたちでですね、緊張しまくっていたということが、当日の部屋の中の状況でした。

まぁ、母は先ほど言ったように本番に強いと言うこともあったんですが、私自身もたまたま、今回あの部屋に一緒にしてもらったのは、母と私と言うことだったんですが、緊張しなかった大きな理由というのは、それは、家族会で今回一緒に行った方々、今日お見えになった方もいますけれど、今回ご一緒できなかった有本さんとか、もしくはこれなかった家族会の方々、特定失踪者の方々、いろんな人々の全ての期待を背負っている、その自信と自負があるので、自分が完全に自分自身でない、超越しているような気分になってもう緊張しない(会社にいる方が緊張してるかもしれませんが、これは冗談ですけれども)それくらい普通の気持ちで会うことができたし、あとやっぱりみなさん方に支えられていて、きっとこれをテレビなり、あとでカメラなりでお知りになるだろうということが、本当に勇気を後ろから支えられて押されていると言う気持ちがあって、まぁ母はたぶん当日緊張しなかったと思うんですけれども、とてもフランクな気持ち、状態で、大統領にお会いすることができたと思っています。

当日は実は、私達の家族会と、ハンミちゃんたちと、さきほど西岡先生がお話しされてたキムソンミンさんが大統領執務室の中にご一緒させてもらったんですが、その私達が入る前にアゼルバイジャン大統領がいたわけです。私達が控え室で待っていると、あちらのアメリカのエネルギー庁長官がですね、いらっしゃったり、加藤良三大使が、『緊張しないで楽しむような気持ちでいなさい』とか言って私達にリラックスの言葉を投げかけてくださるような配慮をしてくださり、それでやっとスタッフの女性の方が『今日はビジーですが、順番ですからどうぞ』と言う形で通してくださって、そう言う状況から、母が冒頭、最初に『お忙しい中お時間を割いていただきありがとうございます。』というお礼のを申し上げたところですね、先ほど飯塚副代表がお話ししましたように、『人の尊厳とか、自由とか、そういうものを話せないほど、自分は忙しくないんだ』という言葉を言ってくださったときに、私はこの辛い活動の中で一番嬉しかったし、これほど人間的な瞬間はなかったと思います。

これは、ホワイトハウスのホームページで私達が会った時の写真が今でも掲載されていると思うんですが、会った瞬間の握手を母がしている写真ですけれども、あの時も、8年前、10年前、署名活動、ビラを配っているときに、これは誰が悪いと言うことより、事実として申し上げると、どなたもご関心がなかった、振り向いてくださらなかったあの頃と比較した時に、大統領執務室で私達が、握手ができているということの大きな違いの感動と、大統領とお会いしたときに、『そんな時間はないほど、自分は忙しくないんだ』ということを私達に配慮、もしかしたらあれは本当の気持ちだったと思うんですが、言葉として投げかけてくださったことはとても嬉しかったし、本当にこれは大きなメッセージになったし、北朝鮮が早く悔い改めてほしいなということを思いました。(拍手)

今回母と一緒に部屋にいた時にですね、確かに行く前から体調はすぐれていなくて、周りからも私達家族からも、『今回見送った方がいいんではないか』と言う声もあったんですが、シーファー大使の感触ですとか、今回の訪米が大きく前進できた成果というのは、実はみなさんご存じのように安倍官房長官の、本当に心強い、力強いお支えがあったためで、それが事前に私達も何となく聞こえていたので、それでまぁ母に無理を言って一緒に行った訳なんですね。

部屋にいるとですね、今回右肩が痛いということで、体中がこわばって、さきほど言ったように二回も緊張があったわけですが、本当に母は私達の前でも弱音を吐くことはないんですが、寝返りを打つときの、本人は寝ているんでしょうけれど、寝ながら『痛い痛い』と言いながら寝返りをうっていましたから、本当に家族会の立場では来てほしかったけれども、個人の家族、息子としては、『本当になんでこんなところに連れてきてしまったんだろうな』という辛い気持ちも重なりながら早く両親他、そしてここにいる家族、特定失踪者の家族も含めて、そして一番苦しんでいるのは被害者本人達が、みんなが、早く楽しく、楽になって、笑いあってみんなに報告できる機会が来ればいいなということを、横にベットにいる母を見ながら思ったと言うのが実際でございます。

今回の大統領にお会いすることができたというのは、本当に皆様方のお力添えの、継続的なお力添えの賜、結果だと思ってまして、これをもっと大きなムーブメントに変えていかなければいけないですし、・・・に結びつけて、本当に国際的な輪を主張していかなければ行けないと思っています。

アメリカの多くの方々が言っていたのは、『人権というものは、とても力強いものであり、普遍的なものである』というのはその通りでございまして、この点は韓国がですね、今・・なっているかというと、みなさんもご存じでしょうが、拉致されている被害者の規模から考えても、人間として何をしなければならないのかというのを自分たち一人一人が国境、国民、政治、イデオロギーを超えてですね、親から教えられたことを、自分たちが、何をしなければいけないのかということを彼らも考えて実行して行かなくていけないし、今回私達が大統領とお会いしたときに加藤良三大使が政府を代表する形で、私達をエスコートしてくださったわけですけれど、韓国側には大使も公使もだれもいなかったということは、何を意味しているのかということをですね、もう少し、日本国民の皆様方も、韓国国民の皆様方も、世界国民の世論の皆様方も、注視していく必要があるのではないかなと言う風に思います。

今のがだいたいの行程なんですが、その行程の中で26日だったと思うんですが、実は加藤良三大使の大使公邸で夕食会の機会がございまして、その夕食会の前にレセプションというのがあって、大使公邸に行く前に国家安全保障会議で、先ほどのワイルダー上級部長とかビクター・チャー部長とか、実はレセプションにいらっしゃったんですね。私達はそんな方がまさかいらっしゃるとは思わないので、『どうもどうもありがとうございます』なんて言っていたら、何処かで見たような方がいらっしゃったので日本人の方かな、どなたかなと思っていたら先ほどあった偉い人が歩るかれているんですね。

びっくりして『先ほどありがとうございました』なんて言っていましたら、もっと驚いたのは、後ろ姿でどっかでみたなと思っていたら、だれかなと思っていたら、六者協議のクリストファー・ヒルさんがいてですね、かなり背が高い方なんですが、その方がいて、『六者協議どうですか』など通訳を介して話していたんですが、その時にヒルさんがいうには、この前民間で六者協議みたいなものが日本で開催されて金桂寛と会わずに帰ってしまったということ、ニュースでご記憶新しいと思うんですけれども、あのこと聞いてみたんですね。まぁ、ヒルさんが言うには、『金桂寛は私と写真を撮ることには興味があったようではあるけれども、私はそう言うことはいやなんで帰りました』と言ってまして、完全に北朝鮮側の意向というか、だましの手口というのを見切っている、見透かしているというのが本人から聞いた非公式な場でのことばでして、これはアメリカの心強いものというのをいろんな行間行間で私達に教えてくださったものは大きかったなというふうに思っています。

たぶん、ここにも一部あるんですが、母とクリストファー・ヒルさんが写っている写真というのは、後ほど救う会のほうから、ホームページなり、皆様方に配信されるのかもしれませんが、とても大きな前進ではあったんですが、さきほど増元事務局長がおっしゃったとおり、大統領に会えたことは大きな成果ですが、短期的なことだと思うんです。やはり会えても一人として被害者は帰って来ていないと言う部分では北朝鮮側の不誠実な態度というのは、そのままであるし、全然前進していない。未解決であり、彼らの言うような解決済みと言うような次元では全くないということです。
ですから、大統領にお会いしたことがイベント的でよかったねと言うことで--<浮かれている>と言葉は使ってはいけないかもしれませんが--私達誤解してはいけないのは、浮かれている場合ではなくて、これをもっと違うムーブメントに変えて、北朝鮮に対してこの拉致問題を解決するための矢を向けていく必要があると私は思いまして、引き続き皆様のご支援をお願いいたします。

テキスト蒼き星々、金木犀蒼き星々メインボードより


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2006年5月26日 (金)

東京連続集会18-13本間勝さん

『本間勝さん(田口八重子さんの兄)の訴え』

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折角ですから一言言わせていただきますが、本当に韓国それからアメリカに行かれた皆さん方、本当にご苦労さんでした。
これを一歩前進としましてですね。
次の一手、次の一手をどう考えるかがかなり重要であります。
島田先生が言われたように、北朝鮮のバックにいる中国をどう攻めていくか?
中国に対しては、我々のみんな家族の命というのは基本的人権を侵されている訳なんですから、基本的人権に対してそんな真っ当な国じゃない北京の次期の2年後のオリンピックに対しては、これはもうボイコットすべきだと。(拍手)
基本的人権も誠意も無い北朝鮮がオリンピックに参加するようだったらば、日本はとても参加できないよと。
まして、アジアで大きな立場でいる日本が参加しなかったら凄いインパクトがあるんです。
もう、そういう風に攻めていくしかないと思います。
アメリカに対しては、早く牛肉を輸入して頂いて(笑い声)、今回のね、借りを返すと。(大きな笑い声と拍手)
アメリカの牛肉を食べてやってください、是非。
(西岡氏「アメリカの肉みんな食べましたから、大丈夫です、皆で食べましたから」の声)

・・・集会終了・・・

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東京連続集会18ー12有本嘉代子さん

『有本嘉代子さん(有本恵子さんの母)の訴え』

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皆さんこんばんは。(「こんばんは」の声)
本当に横田早紀江さんがアメリカに行って下さって、本当に5分間の間に、拉致の経緯から親としての気持ちをじっくり言って下さったときは、夫婦で見てもっていました。
だから本当にね。
あれを良かった良かったで済ませないで、今先生が仰ったように、あれを日本がきちっと利用せないかんです。
それで、日本も一緒にどうすれば良いか?と言う事をしっかり考えて頂きたいと思いますし、今先ほども島田先生が仰ってましたように、寺越さんのようになったら困ると言う事を、私が一番よう思いました。(拍手)
・・・・・・・・(拍手で聞き取れず)それだけはこちらからキッチリと見て、やはりあちらの方々が分からない点はこちらからアドバイスするのがいいんじゃないかと思います。(拍手)

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東京連続集会18-11有本明弘さん

『有本明弘さん(有本恵子さんの父)の訴え』

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みなさん、こんばんは。(「こんばんは」の声)
今、私が一番危惧しておるのは韓国の家族と、横田さんとはこないに親戚同士になったと。
これを私一番危惧しとるんです。
横田さんの奥さんが図らずも仰ったように、あの家族を北朝鮮が利用したら、我々の運動が物凄く危険な状態になってしまう。
その事を家族が月末には来られますから、それは私たちは言葉ではあの家族とは話できないから、それは西岡さんの責任において(笑い声)それは家族に、いろいろこういう事があるよと言うことを、伝えて頂いて向こうから何か連絡のあった場合は、すぐにこちらの方に連絡してくれと。
そういうふうにいろいろな、作戦を練ってやってもらう。
これを見逃していろいろとやってしもうたら、偉い目に遭う可能性が十分にあると私は思うている。
そこだけはお願いします。(拍手)

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東京連続集会18-9西岡力氏

『西岡力 救う会副会長 訪米報告』

ワシントンに行ってですね。
去年から言いますと、タイに行きましてですね。
チェンマイに行って、マカオに行って、ソウルに行って、ワシントンに行って、また韓国に行ってですね。
それからこの間、斉藤(文代)さんはノルウェーに行って。
そしてタイから来てもらって、レバノンから来てもらって、中国の被害者をソウルに連れて行って、韓国からたくさん来てもらい、今回もまた来てもらう事になっているという国際活動をしておりまして、かなりの成果を上げて来ているというふうに思っています。

一点だけ私がアメリカで重大だと思った点で、今拓也さんが若干触れましたけど島田さんが触れなかったので申し上げますと、我々がアメリカにずっと訴えてきた私たちの戦略の目標は、アメリカは核問題で北朝鮮を圧迫するだろう。
今圧迫しつつある。
しかしそれは2度目の事で、第一次核危機が93年94年のときに起きて、94年には戦争の直前まで行った。
核問題を理由として。
しかし最終的に妥協が成立したあと、拉致問題は一切取り上げられなくて、日本に10億ドルの請求書が来たと。
村山政権はそれを出すと約束して、約5億ドルは支出されてしまっていると、言うのが現状です。

93年94年と言うのは、実は1988年の梶山答弁の後なわけなんです。
拉致問題があるという事を政府が認めた後に行われた。
戦争直前までも来る、日本政府が全面的にアメリカ政府に協力した危機(回避)の結果、拉致問題は一切取り上げられなかった。
そして10億ドルと言うお金を払う事まで約束させられた。
言う事があったんです。
今の韓国よりももっと悪いんですよね。
拉致問題は無かったことにされてしまった。

という事に、第二次核危機の時はならせてはならない。
いう事を戦略目標に置いて、訪米活動をしてきたわけですけども。
ですからアメリカに助けてくれと言いに言っているつもりは全くなくてですね。
アメリカも同盟国として、核問題と拉致問題とを共に戦うべきだと。
我々も共に戦うと、いう事を言いに行っていたつもりで、その話は通じたと。
拉致と言うテロに対してアメリカも一緒に戦うべきだと。
拉致と言う日本に対する主権侵害に対して同盟国としてアメリカは戦うべきだと。
そして核もやめさせるべきだし、北の人権問題も解決させるべきだと。
そのためには金正日政権を圧迫する以外に無いと、言う事をアメリカは今考えていて、我々とほぼ同じ考えになっている。
動いていると。

テロ支援国リストから外されそうになったクリントンの政権末期からすると天と地の違いで、この現代コリアの6月号に書いた島田さんの報告によると、今年のアメリカのテロ支援国リストのレポートの中では北朝鮮をテロ支援国にしている理由の中で、日本人・韓国人拉致だけではなくて、他の外国人拉致についても確実な証拠がある?(隣の島田氏に確認を求める。島田氏「信頼出来る情報がある」と発言)
信頼出来る情報があるという事が、すでに国務省の公式の報告書に書き込まれるているわけです。
(島田氏「公聴会の翌日に出た」)公聴会の翌日ですか?
公聴会行き渡った?(島田氏「かも?」)

ということで、そしてクラウチ安全保障担当の首席補佐官がいろいろな話をして最後に「あなた方と約束をしたい」と、言って言った事は、「核問題は大切である」と「絶対に解決しなければならない」と「これは日米同盟にとって重要な問題だ」といった中で、「核問題が解決する中で様々な犯罪行為、偽札や拉致問題については忘れませんし、原則を守ります。その事をあなた方に約束します」
核問題は解決しなきゃならない。
しかし、その解決の仕方と言うのは12年前のジュネーブ合意のように、拉致問題を一切取り上げないで北朝鮮に大規模な援助を行う事はしない。
という事を、安全保障会議の担当者がわざわざ雑談の中で、冒頭の挨拶とか話の延長で我々が質問したときに言ったんじゃなくて、向こうからわざわざそういう話を切り出して言ったと。

だからブッシュ大統領が会ってくれたし、国防総省と言う安全保障の部署が我々を歓待してくれたわけです。
核問題と言うのは安全保障問題なんだと。
アメリカの兵士の安全保障にもかかわる問題だし、アメリカの国民の安全の問題を担当している部署がアメリカ人は被害に遭っていない。
現在の所、島田仮説だとあるかもしれませんが、問題についても忘れないと。
原則を守るといったわけですね。
これは一般的な人権問題よりもレベルが上がったと。

中国の、いや北朝鮮の人権問題についてアメリカは言っていますけど、それが核問題の解決するときに忘れなくて原則を守るかどうか分からない。
しかし、偽札問題はアメリカは絶対6者協議で核問題が進展するにも拘らず、偽札問題での制裁をやめないわけです。
それはアメリカの主権侵害だからです。
アメリカの主権侵害と日本人拉致問題が同じレベルに上がると、安全担当の補佐官が話があったと。
我々に対する若干のリップサービスもあるんでしょうけど、しかし約束すると言った言葉は大変重いと思いますし、準備されていた言葉だったと感じました。

そういう点では、つまり日本が最善の努力をすれば、国際社会は一緒に戦ってくれる環境は出来たと。
そして核問題でこれから国際社会が今年来年にかけて、今も去年の9月から強い圧力がかかり始めてますけども、その圧力が強まっていくだろうと。
それに対して盧武鉉政権がいろいろな圧力を弱めるような動きに出てきたと。
言う大きな状況の中で日本はどうするのか?と。

小泉政権は9月までで、その後誰が、こういう朝鮮半島と戦争直前まで来るような危機の中で、誰が担当して北朝鮮問題を解決するのか?
その解決の仕方によっては日米同盟に大きなヒビが入るかもしれない。
言う状況の中で、しかし絶対アメリカは拉致問題を忘れない。
原則を守ると言った、いう事であります。
これは2001年から我々が目標にして来てやってきた事で、そういった点では助けてくれと言ったつもりは一切無くて、変な言い方すれば、同盟国としてアメリカに一緒に戦って欲しい。
こちらが戦う事が前提です。

で、今度5月28日に国民大集会をやるわけですけども、この5月28日では余り国際的な事を強調するつもりは無いんです。
ですから今日、長く訪韓の報告もやったんですが、そうじゃなくてこの状況を受けて日本はどうするんだ?と。
いうことをみんなと一緒に考える集会にしたいと思います。
そこで政府からは、鈴木副長官と山中政務官と山谷政務官の3人に来て頂いて、鈴木副長官には安倍官房長官のメッセージを読んで頂くという事になっています。
そして各党の、自民党と民主党と公明党の拉致対策本部長にご出席とご発言をお願いしている所です。
また拉致議連の先生方にも是非なるべく時間を割いて、話をしていただこうと思うんです。
それぞれの政治家として。

もう家族が色々訴えるのはもう終わったと。
可哀想だというのは皆、分かっているわけです。
今頃になって、朝日新聞とかが一生懸命写真展やっていますけども、その中には経済制裁という言葉は一切入ってない写真展で、日本の中の世論が割れていることについてやらないから人が簡単に集まると思いますけども。
それは韓国の家族会の状況などについては必要だと思いますが、今、我々が必要なことは北朝鮮に対して日本がどうするのか?と言う事を考える。
めぐみさんを取り戻さなければならないということは、もう当たり前の前提で、そのためにどうするのか?と言う事を考える、ということだと思っておりまして、そのための集会にしたい。

政治家の人達にそれぞれの党の、あるいは政治家個人として、政府の立場を明らかにしてもらいたい。
それを聞いて私達は考えたい。
我々は経済制裁をして欲しいといっている。
圧力を強めるべきだと言っている。
それについて違う考えがあれば、言っていただきたい。
違う考えがないならば、何故やらないのか説明して欲しい。
言う事を目的にしようと思っています。

そして韓国からは今回の事もありましたのでたくさんお客さんが来ますけど、日韓の、特に韓国の状況は今流動的ですから、その事を考える為に前日27日に2時から4時まで日韓連帯の集会をしますが、そこでは韓国の家族にも話をしていただくが、そこでメインに考えているのは実は月刊朝鮮の趙甲済さんに来て頂きまして。
今韓国がどういう状況なのか?と。
韓国政府が拉致問題にどう取り組もうとしていて、韓国の野党や保守派がそれをどう批判しているのか?
韓国は今真っ二つに割れているわけですけども、盧武鉉一派がやろうとしていることと、自由民主主義を守ろうとする内戦状態の戦いの中で拉致問題はどうなっていくのか?ということを、韓国の人はその事分かりませんから。
自分の状況をアピールしてもらった後、40分くらい解説をしていただこうと思っています。

そういうことを踏まえたうえで金英男さんの家族や、いろいろな問題がこれから出てくると思いますので、韓国の全体状況を頭に入れた上で、家族会・救う会としても韓国から出てくるいろいろな提案があるかもしれないし、韓国の家族の方が、この集会参加そのものについても明日あたり、記者会見があると聞いてますけど。
そういういろんなことが出てくる大きな枠組みの背景に韓国の事がどうなっているのかと言うことを頭に入れておこうと。

しかしそれは今回の国民大集会のメインではなくて、国民大集会は日本がどうするか?
言う事でやりたいと思っています。
是非5月の28日に4時からですね。
これは茨城の会の集会が先に決まっていた物ですから、4時と言う時間になりまして。
横田さんたちにはちょっとご無理を頂く事になるんですが、大事な集会だと思いますので、いつも大事な事だと無理ばっかり言ってるんですけども、是非頑張って頂いて、会場を一杯に出来るように。
ちょっと4時と言う中途半端な時間ですけどお願いしたいと思いますし。

韓国の事も是非皆さんにも考えて頂きたい。
ただ家族同士が会えて良かったとか、韓国での報道が増えてよかったと言うことではなくて、予断を許さない。
言う事ですので、直接韓国の専門家の話を是非皆さんに聞いて頂きたいと思って、土日と連続でやりますけども、ご関心のある方は、是非。
少し専門的かもしれませんが継続的に拉致を考えるのに絶対必要ですし、今後動きが出てきますから。
土曜日にも参加して頂ければと思っております。
以上です。(拍手)

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東京連続集会18-8島田洋一氏

『島田洋一 救う会副会長 訪米報告』

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あの、手短にお話しますけど、ブッシュ大統領との面会は多分実現するだろうと思っていましたが、儀礼的な握手をして「頑張ってください」という表敬訪問的なものになるのかな?と思っていたら、本格的なものになるとは分からなかったんですが。
実際実現してみるとですね。
本当の本格的な形の物になりました。

一言で言えばですね。
日本との連携をどんどん深めて、中国共産党政権、それから盧武鉉政権への圧力を強めていく。
こういう格好で北朝鮮の人権問題を厳しく追及して行こうと。
そういう大統領の意思を内外に向けて示したと、そういう意味では大変戦略的な対談だと。
従って人選も大変戦略的に行われていまして、横田さん親子を招待したというのはもちろん日米の連携強化の象徴ですけども。

キム・ハンミちゃん一家。
これはご存知の通り瀋陽の日本領事館に駆け込もうとしたところ、中国の公安に引き摺り出されて危うく北朝鮮に送り返されるところだったわけですけども。
ハンミちゃん、非常に元気な姿を見せて私嬉しかったんですが、あれもし北に送り返されていたら餓死になった可能性強いですね。
あの元気な姿と、送り返されていたら今餓死していただろう。
それを重ね合わせて考えると、中国政府による難民狩り・強制送還がいかに非人道的な行為であるか、明らかになると思います。

それから金聖民さん。
これは脱北者で韓国から北朝鮮に向けて自由化のための放送をやってますけども、盧武鉉一派が何とか潰そうと嫌がらせをしているという話ですけども、この方を呼んだというのは盧武鉉一派に対してですね。
警告を発すると言う意味があったと思います。

ついでに幹部がたくさんが招集されて横田さんの後ろの所に、狭い部屋ですけども2列に椅子を並べて座っておられたと、と言う事ですけども。
簡単にどういう人が呼ばれたか?
名前を挙げるとですね。

ホワイトハウスのいわゆる官房長官的な役割を果たしている、ジョセ・ボルティンホワイトハウス首席補佐官。
スチーブン・ハドリー国家安全保障担当大統領補佐官。
ジャック・クラウチ、同じく首席補佐官。
レフコウィッツ北朝鮮人権問題特使。
クリストファー・ヒル国務次官補、6者協議担当ですね。
チェイニー副大統領のオフィスから、サナンズ・アーリッジというアジア問題担当の副大統領補佐官も来てたと。
ビクター・チャーNSC(国家安全保障会議)アジア担当部長。
それから報道官のスコット・マクレガン氏

そうそうたるメンバーを集めて、みんなそれぞれ予定が入っていたはずですけども、キャンセルして出ろと命令があったと。
それだけ幹部をキャンセルさせて集めておいてですね。
四方山話をしましたではすみませんから、ハッキリした北の人権問題について、この政権の重要テーマにしていくんだという方針を日本・中国・韓国・北朝鮮はもちろんに対してのみならず、対内的にもですね。
徹底させるという意味があったと思います。

問題になるのは今拓也さんも触れましたけど、日本はどうするのか?と。
これは横田さんが大統領に会ってですね。
アメリカが協力してくれそうだと、良かった良かったと言ってる場合じゃないんでね。
ブッシュ大統領のメッセージと言うのは日本に対してもですね。
中国や韓国に対してもっと強い態度で一緒に当たって行こうじゃないかと。

そういう趣旨ですから、従ってまず日本としては北朝鮮に対する圧力をですね。
一段と加速させないといけませんし、韓国政府に対しては単にあの対宥和政策を傍観するだけではなくて、失敗させるためにですね。
いろいろ戦略的に動いていかなければいけない。
北で共謀政策させるような物資は一切日本では許させないですね。
いろいろなやり方があると思いますけども、

で、中共政権、中国共産党政権に対してもですね。
やはり難民の強制送還をやめさせるために、アメリカと一緒になって国際関係の先頭に立つと、いうくらいの事を日本はやるべきだと思います。
あの機会の直後にブッシュ大統領はですね。
中国で人権活動をやっている、いわゆる地下教会に属するクリスチャンの人、中国政府が弾圧しようとしている中国人の3人をホワイトハウスに呼んだと。
早速中国への圧力強化と言う事で、次の手を打ってるわけですね。
日本は何をしているか?と言うと今までのところ何もしていない。

これはアメリカの北朝鮮人権法、一昨年10月に出来ましたけれども、中身を見ると半分くらいはですね。
難民を強制送還している中国政府に対する批判。
それをただぼやっと見ている国連難民高等弁務官に対する批判なんですね。
その点、日本で用意されている北朝鮮人権法案と言うのは、中国批判等書いて無いですから、まだまだブッシュ政権がどんどん先に行っているのと比べると大変ですね、弱い。
遅れていると言わざるを得ないと思います。

中国政府に関しては私、公聴会の証言能中で言ったんですが、中国は難民を捕まえて送り返すわけですけども、その送り返されている脱北者の中には日本人拉致被害者が含まれているかもしれない。
家族が含まれているかもしれない。
あるいは重要情報を持っている人が含まれているかもしれないわけで、そういう人たちを送り返している北京政権と言うのは明らかに拉致問題解決を妨害している存在なんです。
言う事を強く協調して参りました。

従って拉致問題解決のためには北朝鮮だけではなくて、中国に対しても圧力をかけなくてはいけない。
その点ではアメリカが昨年9月から実施している金融制裁と言うのはまさにですね。
マカオの銀行を始め、中国の銀行に制裁をかけていることですから、まさにですね。
正鵠を射た動きであると思います。
是非他国もですね。
アメリカに倣って同じようにやってもらいたいと、公聴会で言って来たんですけれども。

韓国政府については救い難い状況ですが、李鍾○(イ・ ジョンソク ○=「大」の左右に「百」)統一相、(横田滋さんに)会わないと言ったらしいですけど、会わなくて精神衛生上良かったかもしれません。(笑い声)
むしろあれがですね。
にこやかに会いましょうなんて言って来たら、これは何か陰謀を考えているので(笑い声)、気をつけないといけない。
実際ですね。
「金英男さんに時々会わしてやるから運動なんかするな」とか、「拉致されたんじゃなくて溺れた所を救助されたと言え」とかね。
そういう日本で言えば寺越さんと同じようなケースのように持って行こうと言うような、策謀を絶対に考えて来ると思いますから、そこの所は大変こちらとしては韓国政府が言い寄って来た時にですね。
非常に警戒して当たらなければならないと、思います。

アメリカでですね。
強調した点の一つなんですけど、まず拉致と言うのは日本人が拉致されているからアメリカ助けてくださいという、そういう問題ではなくて、アメリカに対する現在進行形のテロの脅威でもあるんだと言う事をまず言いました。
具体的にはですね。
これはジェンキンス氏が本の中に書いている事ですけども、どうも北朝鮮は、脱走米兵の4人の人全員拉致された女性と結婚しているんですけども、曽我ひとみさん。
それからレバノンから拉致された女性。
タイのアノーチャさんですね。
ルーマニア人のドナさん。

ジェンキンス氏が言うには、西洋風の顔を持った子供を産ませてあるいは混血の子供を産ませて、それを特に在外米軍基地周辺で工作活動をする工作員に仕立て上げようと養成しようとしたんじゃないかと。
例えば在韓米軍基地の周辺とか良く混血の子供が多いらしいんですけども、そのジェンキンス氏自身もですね。
二人の娘が平壌外国語大学に入れと命令された時に、これは金賢姫が平壌外国語大学にいた時にですね。
ピックアップされて工作員にされたと言う経緯もありますから、ジェンキンス氏はやっぱりと言っていた。

というんで愕然としたと言うわけで、従ってペンタゴンでも言ったんですけども、だから拉致問題の解決と言うのは米軍基地の安全。
ひいてはアメリカの安全と言う面からもですね。
揺るがせに出来ない問題ですけども、これを言った所、フローレス副次官がですね。
首を振りながら、我々が出した世界の拉致被害者と言うリストを見てましたけども、その後すぐ側近を呼んでですね。
リストの中から、このイタリア人のケースについて彼らにちょっと詳しく聞いてくれ。
彼らと言うのは我々ですけども、イタリアは米軍基地があるわけですね。
で実は私(日本に)帰ってから、パソコンを開いてみると、フローレスさんからEメール来てましてね。

私の証言の書いたもの、書いた物は実際横田さんのお母さんからもそうですけども、実際公聴会で喋った物の何倍もあるわけですけども。
私の場合4倍か5倍ありますが、それが議会のサイトにそのまま載ってるんですね。
そのサイトに載った方の・・・・・・・・(聞き取れず)と言いますけど、書かれた証言を関係部局に全部回して置いたからと、いうがメールが来ていましたけど。
それで従ってこれでアメリカにとっても米軍にとっても異常な問題なんだと言う事がですね。
メッセージとして伝わっただろうと思いますし、それからですね。
金正日がまず76年くらいに外国人を本格的に工作員教育をさせると言うんで、77年78年にまず大々的に拉致が行われましたけど、その時分にアメリカ人が拉致されている可能性だって十分にあるという事を言ってきました。

これを言うとですね。
北もまさかアメリカにはよう手を出さんだろうと、という顔をする人もいるんですけども、77年から78年と言うと、ジミー・カーター政権の時ですよね。
カーターと言うのは先制降伏を信条としているのか?と言われる位ですね、弱い大統領。
カーターの時にもちろんご承知の通り、イランのアメリカ大使館が選挙されて大使館員が人質になった。
79年ですけども、その大使館と言うのは外国領土扱いですから、そこを占拠されて大使館員が人質になっても手をこまねいているような大統領ですから、これは北から見ればですね。
あんなアメリカ人拉致したって大丈夫と。
従ってアメリカの場合は79年80年当たりも結構危ないと思うんですけど、実際リュックサックひとつ担いで中東あたりで行方不明になったアメリカの若い人結構いますけども。

今まではですね。
中東のテロ勢力にやられたんだろうと、言うくらいに皆思っているわけですけども、そのうち何人かが北朝鮮に連れて行かれたと、言うような可能性だって十分あるわけですね。
だからとにかくまず、1977年78年に行方不明になった、特に20歳前後の人のケースについて北朝鮮との関りと言う観点からもう一辺徹底的に洗い直しましょうと言うことですね。
呼びかけました。
その議会のサイトは一応世界中からアクセスがあるということなので、アメリカのみならず各国で洗い直してもらえば、アメリカ議会とかですね。
アメリカのCIA、DIA、この辺りが本格的に調査すればですね。
その過程でまた新たに日本人拉致被害者に関する情報も出てくるかもしれませんし。

そして今日本政府としては拉致問題に関する国際世論を高めるというのを一つの外交方針にしていますけど。
そのために次の7月のサンクトペテルブルクサミットで取り上げるとか、あるいは英語のパンフレットをたくさん配るとか。
それも重要でしょうが、それよりも迂遠なようであっても調査をして77年に行方不明になったキャサリン何とかと言う女の子が実は北朝鮮に拉致されたんだと。
1件明らかになればアメリカの世論が沸騰するわけですから、従ってそういう戦略的にですね。
情報収集戦略と言うのを日本が各国に呼びかけてやるべきだと思います。
それが国際世論を盛り上げる機運ですね。
もっとも効果的なのではないか?と、そのあたりの事もアメリカで言ってきた所ですけども。

公聴会に関して最後に一言付け加えると、マスメディアの関心は全部お母さんに集まってましたから、私は全然緊張しなくて(笑い声)、いるのかいないのか分からないというそれ位のあれで。
お母さんの証言の方はまさに顔面にストレートパンチをかませたような、もの凄いインパクトがあったと思いますけど、私のはボディブローをかましてですね。
北朝鮮の専門家とかあるいはさっきも言ったペンタゴンの分析をやってる人間もかなり、私の書いた物を丹念に読んでくれているみたいなんでね。
ボディブローが効いてくれれば良いと思うんですが、最後に日本政府がですね。
この機会にどんどんアクションを起さなければいけない。
それは二つに絞られると思うんですけど、一つは経済制裁をどんどん強めていくと。
もう一つは戦略的にですね。
情報収集を各国に呼びかけていくと、これを是非やってもらいたいと思います。
以上です。(拍手)

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東京連続集会18-7増元照明さん

『増元照明 家族会事務局長 訪米報告』

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私は22日から一応訪米しました。
それはなぜかと言うと、実は昨年の7月のフリーダムハウス主催の北朝鮮人権会議がワシントンで開かれて、そのときにお出でいただいた浅野さんと言う方が大沢昭一さんの孝司さんの従兄弟に当たる方ですが、ワシントン在住でもちろん前々から拉致問題には非常に関心があったし、今日の・・・・・・(聞き取れず)という思いがありましたけども。
とにかくワシントンの、拉致被害者家族がワシントンに来た時もサポートする組織を作りたいと、その思いで昨年の秋に作り上げたと報告していました。

昨年の秋にもホワイトハウスの前で集会はやったんですけども、まだ本当に小さい組織でこれから広げていかなければならない。
広げるまでには私は解決すると思っているんですが、でもそういった方たちがアメリカにいるというのは非常に心強いですし、その方たちが今回の朝鮮自由週間と言う、これはさっきご存知のスザンヌ・ショルティーさんと言う北朝鮮自由連合と言う組織の理事長ですが、この方たちの、ノースコリア・フリーダム・ウイークという、一環として最初の22日に日本人、それから韓国系アメリカ人、脱北者 そこで集会をすると言う事でしたので、行かして頂きました。

そこには大沢昭一さんと奥さんと、それから森本美沙さん。
これは山本美保さんの双子の妹さんですが、も、お出でになって訴えらておりました。
市川健一さんもそこにいて、健一さんには修一さんへの思いを読んで頂きましたが、何分にもホワイトハウス前の芝生でやっている小さな集会ですから、日本のメディアがだいぶ来ていただいてはいたんですが。
まだまだこれから大きな集会になるにはちょっと厳しいかなと言う思いもしておりました。
でもそういう集会から少しずつでも広がっていければ良いと思っております。

更に「アブダクション」という映画が22日、それから23日の昼にボストンで行われるという事を聞きまして、そこに私達も行った方が良いだろうということで22日の集会を終えたその足で、30年ぶりにボストンへ行って。
でも余り変わってなかった気がするんですけどね。
良い町です。
そこに行きまして、それで2回ありまして2回とも200人強ですか。
合計500人くらいの人たちが集まってくれました。
3割くらいは日本人、日系の人がいたんですが、アメリカの人たちも結構観てくれています。
あちこちのそういう映画祭で上映されていますので、延べ2000人以上は見てくれています。

更に29日にはカナダのトロントで850人くらい収容できる映画館でやったと言いましたので、そのときソールドアウトしていたと聞きましたので、カナダでもそういう一般の方たちへ拉致と言う訴えが広まって行けば、きっと大きな力になるとは思っておりますけども。
そういった事も含めて、感謝していきたいと思っておりますけども。
残念ながら、このアブダクションは今年中に日本で公開されると言う事は、ちょっと難しいのではないかと思っています。
今度来月なんですけど、限定で今度関係者を集めて上映会を開きたいと言う意向があるようですけども、一般公開するにはまだ多少乗り越えなければならない壁があるようです。

そして24日にワシントンに帰ってきて、長旅の皆さんと合流しました。
アメリカの飛行機と言うのはすぐ遅れる。
ユナイテッド、ボストン8時で9時45分につけば十分間に合うと思ったんですが、それが何か天候のせいなのか8時の奴がすでに3時間遅れていて、それじゃ間に合わないと思って。
朝早く起きたもんですから、飛込みで7時の奴だったら定時で飛ぶからと言って7時から一応乗ったんです。
どうにか間に合って乗ったんです。
でも飛行機の中で2時間くらい待たされまして、何故待たされるのか全然良く分からない。
天候のせいだと言うふうには言ってるんですけど、でもそういうのしょっちゅうですから、アメリカは。
1時間2時間遅れは当たり前ですので、もし時間通り行きたいのだったら列車をつかってください。
でもだいぶ時間がかかりますけども。

どうにか一緒の時間には着いて合流が出来ました。
日本から先ほど言ったように、あの時は政務官二人まだお出でになっていませんでしたけど、外務省それから調整室それから・・・と我々とそして合流させて頂きました。
今回日本大使館の皆さんも早紀江さんの体調を一番目においていましたので、私たち結構アメリカに行ったときはハードスケジュールだったんですけど、2003年は本当にハードスケジュールでした。
けれども私たち行く度に多少スケジュールを入れて頂いてこなしてはいたんですが、今回はもう体調がまず第一だと。
公聴会までとにかく体調を考えて緩やかなスケジュールにしようのがあって、だいぶ考えて頂きましたけど、それでも先ほど言った国防総省、今回は国務省には行きませんでしたね。
NSC(国家安全保障会議)そして公聴会、最後には大統領というメインイベントが、今までに無い重い、これがあったんですが。

それはそれで大統領に会えたのは最終目標と言うか、今回の最終目標は大統領に会うために早紀江さんに無理をして頂いたという事もありますので、それが実現出来て非常に良かったと思っています。
多分大統領にお会い出来ると言うのは先ほど副代表が仰ったようにシーファーさんが半分以上は確信していたんですが、実は昨年の11月に拓也君と私と島田先生がアメリカに行ったときに、当時のNSCの代表のマイケル・グリーンという上級部長に、もう辞められたようですが、その方にもそういう打診はしたんです。
是非大統領にお会い出来る機会は無いだろうか?と言う事は言っておりました。

そのときに大統領の訪日前で、もし日本に来られる時だったらという事だったんですが、結局実現しなかったですね。
でもおそらくシーファー大使が今年の3月、横田めぐみさんの拉致現場に行ったという事は、向こうのアメリカ政府、ブッシュの意向も多少あったのかな?と私は思っているんです。
で、シーファー大使と会って4月の公聴会が行われる時に会う段取りが出来たからと私は思っています。
確信して会えるだろうと思って確信して行ったんですが。
それでもいろいろな安倍さんやそれから平沼さんたちも外務省も、それから日本大使館も皆さんが一緒になってアメリカ政府に掛け合って最後の最後まで秘密にしながら実現できたというのが現実です。

で、公聴会です。
公聴会、これは27日、下院国際関係委員会アジア太平洋小委員会というのがあります。
これはジム・リーチと言うちょっと白髪の声の小さい方なんです。
写真が前もってたんですけど今はちょっと手持ちが無いんでこの委員会の委員長が
もうひとつ国際人権小委員会と言うのがありまして、これはスミスさんと言う委員長なんですが、格からするとジム・リーチさんの方が上なんですが、この二つの委員会、人権とそれからアジア太平洋の中の問題をやるというので、この二つの委員会が共催でやられたようです。
委員長が二人いらっしゃるんですね。

「北朝鮮:人権最新状況と国際拉致」公聴会と言う名前が付いていたようで、早紀江さんの最初の証言の原稿はこれだけの内容だったんです。(原稿の書かれた紙を掲げる)
これをちょっと読み合わせしたら5分では読み切れない。
とても5分では読みきれないということで、この早紀江さんの口調と言うのがあるじゃないですか?
ゆったりと相手に説得するような。
それを早口で言っても何にもならないので、縮めようと言う事でこの半分くらいの量になったんです。
それをまた、これが最終稿。(別の原稿が書かれた紙を掲げる)
これくらいにまとめて5分くらいでまとめてやったのが、寝ないでやった西岡さんとさっき言ったスザンヌさんと、当然拓也君も一緒にやるし、英語の事ですから当然島田先生も。
島田先生酒飲んでましたか?いましたか?(島田氏より「いませんでしたね」の声、会場内小さな笑い声)

島田先生、なにか公聴会前で緊張して自分の義務でということを私に仰っていましたが、私はそれを余り信じていないです。
島田先生酒飲んで・・・(聞き取れず)良いと思ってたんです。(笑い声)
で、本当に西岡さん、大変だったと思います。
いろいろな準備で、特に大統領の面会もそうですが、公聴会も訴えをどうしようかと非常に苦労されたと思います。
通訳のスザンナさんにもお願いしたり、それから山本君にもお願いしたりして、いろいろとその調整もやられたようですね。
皆さんもテレビで御覧になっているように、早紀江さんの口調と言うか訴えるように、私たちは後ろから見ていたんですが、正面を後で見るとやはり写真で見ていても、あれだけで訴える。
言葉が通じなくても訴えられました。

この小委員会に出てきた女性の名前を私ちょっと忘れましたけどその方も泣いておられました。
その女性の方が公聴会で一番最初に話をしたレフコウィッツに対して、「あなた今何をやっているのか?」って、凄い詰問口調なんですよ。
「今この拉致問題にしてどれ位動いている?実働どれくらいなの?一週間どれくらい動いているの?」
殆どたじたじでレフコウィッツが、そして「日本に言った事があるんですか?中国に行ったことがあるんですか?」とまで言って、結局日本にも中国にも来てないのでこいつは、答えられなかったと私は記憶しています。
それ程厳しく追及する女性議員が、早紀江さんの言葉に目頭を熱く涙をされるわけですよね。
それだけ凄い、私たち傍で聞いていてもやはり感動する場面でした。
まずこれがあってやはり世界に訴えられたのではないか?と思っています。

私は28日に帰って来たので、ブッシュ大統領との面会直前に私は・・・(聞き取れず)ものですから。
ただ朝方だいぶ緊張されていたようですが、拓也くんが話してくれると思います。
28日に私はそのまま帰って来ました。
帰って来る時かなぁ?帰って来る時、日本政府の安倍官房長官とそれから小泉総理の談話が載っておりましてね。

これを聞いて安倍長官は、こう仰ってるんですね。
「10年が経過したけれどもいまだに救出する事が出来ないということは、大変私にも重く響いたわけでありまして、我々もしっかりとこれを私たちの責任としてこの問題の解決をしていかないとならないと。
めぐみさんたちをしっかりと取り戻す為、最善の努力をしていきたいと改めて思いました」
っていうのが官房長官のお話です。
28日金曜日10時7分から25分の間。

そして18日午後6時29分から5分間、ぶら下がりインタビューで、
「これはブッシュ大統領が会ってくれれば、米国が拉致問題に重要な関心を寄せているという現れですからね。
世界的な関心ごとになりますね。
拉致と言うのは許す事の出来ない人権侵害であり、これは日本も米国と協力し、そして世界も関心を持って欲しいと。
今後北朝鮮に対して、やはり誠意ある対応を示さなければいかんなぁという、そういう圧力になってくると思いますね。
それを期待しています」
これが小泉さんの言葉です。

非常にガッカリしたというか他人事みたいで残念なんですが、早紀江さんに無理をしていただいてアメリカに行って頂くのも、日本政府にもっとしっかりやって頂かなければならない。
特に小泉さんブッシュに会えばいいはずなのに、そういう思いはあるんですが、もっと当事国の総理としてもっとコメントのしようがあるだろうと私は思うんですけど。
これが非常にガッカリしまして、ちょっと疲れがどっと出てしまいました。
これが私のアメリカの訪米報告です。(拍手)

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東京連続集会18-6飯塚繁雄さん

『飯塚繁雄 家族会副代表 訪米報告』

5183

今の横田早紀江さんの方からおおよそ話がありましたけども、25日~29日まで、家族会としては横田早紀江さん、私と増元事務局長それから横田拓也事務局次長、この5人で、もう一人市川(健一)さんですね。
この5人で、救う会の方は西岡先生と島田先生が同行して頂いた。
そのほかに政府から山谷(えり子)政務官とか山中(○子、○=火へんに華)政務官、外務省の関係で調整室の方が一緒に同行されて行きました。
それから議連の方でも古屋(圭司)事務局長ですね。
民主党の渡辺周参議員、この方がいろいろな集会あるいは会談に同行して頂きました。

細かく話すと長くなりますから感想ですけども、やはりアメリカへ行くと先ほど増元さんがホッとすると言いましたけど、本当に人権の話と言うのはどこでも受け入れられる。
まずその人権と言う事がきちっと守られなければ他の事は出来ないと。
この話も早紀江さんがブッシュ大統領と会った時の名言として「私はこの人間を尊重する、人権を守るという事を考える時間が無いほど忙しくない」と。
言うような名言をしていただいて、まずもってこの話と言うのは全てに通じると、全てに優先すると。
そういう意識が非常に一連の日程の中で感じられました。

もう一つ名言としてはですね。
これは新聞にも出てましたけどね。
「最近に無い心を動かされた感動の一日だった、会談だった」と。
この二つを私は非常に心に感じて、果たして我が国と比較してですね。
そういう事を思うわけですけども。
いずれにしてもそういう事では、私たち家族会は行く度にですね。
物凄い高官の人が出て来てくれると。
今回、最高の人が出て来てくれたんですけど、行く前にはもしかしたら会えるかも知れないと言う半信半疑で、もちろん期待を持って行ったんですけど。
各方面から、もちろん安倍官房長官含めて各方面からの願い・申請によってこれが実現されたと。

特に日本も駐日大使、あ、ごめんなさい、シーファー大使ですね。
この方がブッシュ大統領とだいぶ仲が良いらしくて、「おい、お前」と言う仲みたいなんですね。
新潟にも行ってくれましたし、その実態も確認して家族会が行ったら会ってくれという事になったようです。
この話も実はですね。
先ほどのペンタゴンに行った時のイングランド副長官が、私たちとの会談の時にもらしちゃったんですね、ちょっろとね。
私たちは悲鳴上げて喜んだわけですけども、「あ、ちょっとそれは待ってくれ」と。
「どう変わるか分からないから」と申しましたけど、全く自信のある言い方で話してましたけど。
そうしてこの最高のブッシュさんに会えたわけですけども。

これは、この事自体は物凄い世界的にインパクトを与えたんではないかと。
もちろん北朝鮮に対しては相当なインパクト、政治的なメッセージを与えたと思うんですけど。
これは世界で一番のトップの大統領と言う位置付けもありますから、当然世界的にもこの問題をきちっと取り上げていく機運と言いますかね。
これを得られたんではないかと、言うふうに感じます。

問題はですね。
これはニュースでぱ~っと流れてさっと抜けたと言う感じもあるんですけど、先ほどの韓国の報告にあったようにこういった我々の活動、皆さんが今日来ていただいた我々の活動の成果といいますか、活動の過程の中の成果。
これをただ喜んでいるわけではありません。
当然ながらこれを上手く引き継いで、それぞれの政府がこの問題をどうやって解決していくんだと言う具体的な動きがなければ意味が無いんですから。
私たちはそれを相当期待しているわけです。
日本政府も韓国と協力してこの問題に対応していくんだという話もありますけども、中々具体的には話が出てこないのが非常に残念だし今の状況です。

我々としてはこういった物を少しでも国民、日本国、あるいは韓国、あるいは世界の人間にですね。
訴え続けて、この問題と言うのは世界的に広がっている。
こんな問題が今あってはならないという事を今後も訴えながら、少しずつでも解決の糸口が見つかるように頑張っていきたいと思います。

このほかにアメリカの活動の中で、例えばワシントンに在住する在米商工会と言うのがありまして、日本企業の社長さんがたが集まる組織があるんですけども、約100名くらい来て頂きまして、私たちの訴えを聞いて頂きまして、非常に感動したと。
で、我々もアメリカの中で何か役立つ事をやりたいとそういったお答えを頂きましたけど、非常に関心を持っております。
「日本ではどうなんですか?」と言う質問もありましたけど、もちろん今のこの世論の盛り上がりと言うのを説明をしていきました。

それとあと丁度、早紀江さんがブッシュ大統領に会っている時間帯に、国会議事堂の前で野外集会と言う事でスザンヌ・ショルティーさんが仕切っている団体、あるいはその活動、行事なんですけども。
私と島田先生と訴えて参りました。
これもですね、韓国系の人が多いんですけども、人権問題と言うのは最重要だと。
拉致とかそういう問題については非常に怒っていると、言うような雰囲気の大会なんですけども。

私も一言喋りましたけど、傍で通訳してくれる人がですね。
山本君って言うんですけども、私の事も知ってますし家族会の事も知ってますし、これまでの状況も知ってます。
そういう中で私の言葉を感情的にプラスアルファしてですね。
物凄い迫力で言ってくれるんですね。
私も傍で聞いていてビックリしましたんですけども、非常にそういう意味では日本から家族が来て、直にこういうところで日本語で訴えていると。
言う姿は皆さんの心に残ったかなと、言う思いです。

通訳の話でもう一つ、早紀江さんのですね。
公聴会で訴えたときにやはりその凄く綺麗な英語で、それから感情を凄く込めて、早紀江さんの気持ちを十分汲み取った通訳って言うんですかね。
私全部分かりませんけど、そういうふうな意気込みを感じてました。

一方韓国の方の証言、公聴会の参加者はですね。
時間も守らないでだらだらだらだらと言ってましてですね。
折角日本の人たちが頑張ってこういう場面を作ったのに、それに乗っかったと言う感じが私もしないでも無いんですけども、時間も守らずですね。
通訳もただ直訳するだけで、あんまり迫力がなかったと言う感じもいたしました。
ちょっとすみません、長くなっちゃって。
(西岡氏より「大丈夫です、訪米報告メインですから長くして頂いて」の声)

それから余談ですけど、斎木公使、全権公使ですね。
前、外務省におられた。
この人がワシントンに駐在していまして、自宅にですね。
結構大きな家なんですけども、そこへ私たちが朝ごはん、朝飯を招待されまして。
気を利かして納豆と卵と味噌汁と、こういう感じだったですけど非常に美味しかったです。
そういう気がします。

非常に広い家屋でですね。
周りが非常に緑が濃く、非常に空気も良く静かで、逆に斎木さん曰く「一人では怖い」と、言うふうな事を言ってましたけど。
「毎日納豆を食べながら仕事をしてますよ」と言う話もしましたけど。
またああいった拠り所があるとまた非常にいいなと言うふうに感じましたけども。
斎木さんもアメリカにいても、この問題は日本にいるときと同じように、あるいはそれ以上に気を使ってあらゆる面で対応していきたいと。
何か相談事があったら即相談してくれと。
いうような話もありましたので、私たちとしては心強く感じました。
また後、拓也さんの方からも補足があると思いますけども、私の感じは一応以上です。(拍手)

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東京連続集会18-5横田早紀江さん

訪米報告

5181

本当に皆様にご心配をおかけしていましたが、良いように、全てのことが順調に進みまして、思いがけない、ブッシュ大統領ともお会いすることができて、『長男拓也と二人で出てください』ということで、お会いすることができました。


始めの時に、もっと早い日にちに、増元さん達が先に出発していただいて、いろいろと行事に参加してくださいまして、私達は24日にでたんですが、25日にチャボットという下院議員の方に話をすることができました。それから26日、このときは、大使レセプションというので、ほんとうはラムズフェルドさんがいらしていただくはずのところが、、イラクの方にいらしたものですから、あの方とはお逢いできないと思っておりました。そうしたら、副長官のイングランドさんという方がですね、その場にきてくださいまして、ローレンス副次官とか ヒル北米アジア部長さん、(・・名前、ちょっと忘れちゃうんですけれど)沢山の方があってくださいまして私達の話を聴いてくださいました。

その時にイングランドさんという副長官が、私達家族と『写真を写しましょう』と言って、めぐみの、あの哀しい白いブラウス写真と、広島で、私達家族4人の歩いている写真との二枚を、かなり大きなパネルにして持って行っていたんです。それをお見せしましたら、『一緒に写しましょう』ということで、このようにして写していただきまして(その写真を掲げて)、翌日の公聴会の『証言の、その時までにすぐに、家族の人たちにこれを届けてあげなさい』 ということで、その日の朝早くに私達、行った家族に一人一人全部メッセージ違って、こういう風な紙にはいってですね、お届けくださいました。本当に迅速な行為というか、暖かさというものに家族はみな感激しました。本当にありがたいと思いました。
その時に写したものが、ここに何枚か、国防総省で写したものが何枚かありますので、又後から、見ていただけばいいと思います。

そして、27日の公聴会が非常に、初めてのそのような場所なので、心配だったんですけれど、西岡先生、島田先生、スーザンさんという女性の通訳の方とが、本当に細やかに、何度も何度も私の書いたものを、見てくださって、そして、本当に5,6分しか日本語で言えないんですね。通訳の方が5分ということで、だいたい10分ぐらいでピタッと終わらなければいけないと言うことで。ずいぶん長い文章を書いていたんですね。それを本当に何度も何度も先生方が、直してくださいまして、そして、スーザンさんや島田先生がそれを英語に訳してくださいまして、それを書いて書いて、前の晩は一生懸命遅くまで部屋で話を全体が10分以内で、両方がピタッと終わらなければならないと言うことで、
一生懸命、夜遅くまで、西岡先生の部屋で話をピタッと時間内にいけるかどうか、練習をいたしました。何度か読んで、スーザンさんが通訳なさって、すぐにぱっと次ぎにはいれる、スーザンさんが通訳なさって。なかなか重なったちゃったりして、早く言いすぎたりして、いろいろあったんですが、時間は本当に正確にきちっとした部分、大事なところだけを、先生方がきちっと書いていただいて、そして本当にその当日に、安心して眠ることができました。

スーザンさんは、通訳をなさいますので、私の隣に座ってくださるという話になっていたので、安心していたんですね。早く私が話しすぎないように、私が英語で話した後は、『ぱっと、机を叩いてあげるから』って言ってくださったので、『あ、それじゃぁ大丈夫だ』と思ったんですけれど、当日その席に行きますと、『横田早紀江さん、一番端っこです』って言われて、一番始めのところに行ったんですね。その次は、スーザンさんかと思ったら、韓国の方が座られて、島田先生、韓国の方、スーザンさんは一番端っこの方に座ったんですね。『わぁ、どうしよう』と思ったんですけど、まぁだいぶ練習していたので、一生懸命やればいいと思って、一生懸命、話をさせていただきました。
本当にちょうど良いように、一秒ほどおいて、もう大丈夫かと思って、次ぎを話すというように。『本当にちゃんと伝えられていましたよ』と後から言っていただいて、ホントにありがたいと思いました。

その時もですが、ブルーバッジを委員の先生方お二人に『付けてください』って、舞台に上がる前にお願いして『はい、付けます』っておっしゃって、それを付けて座ってくださいましたし、翌日のブッシュさんにお目にかかった時も、私がすぐに『バッジをお付けします』って持っていきましたら『これは自分で付けるのが一番うまくいくんですよ。でも、貴方に刺されると思って言ってるんではありませんよ。』と。(早紀江さんも会場も軽い笑い)すごい面白いことをおっしゃるんだなと思ったんですけれど、さっと、すぐに上手に付けてくださいまして、会談に赴いてくださいました。

加藤良三大使が、ホワイトハウスにわざわざホテルから連れて行ってくださる案内をしてくださいまして、二人を乗せて連れて行ってくださったのですけれど。『今までいろいろな会見が有りますけれども。ブッシュさんは、その人達とカメラで写される記念撮影はしたが記念撮影はなさいますけれど、絶対にメッセージ出す、話すと言うことは今までなかった事で、これは異例ですよ。』って言ってくださったんですね。それでびっくりしたんですけれど。でも、『はい』って言ってホントにどんな人かなと思っていたんですけれど、非情に明るい感じの人で、本当にテレビで見ていると同じ、何かすごく、どうらん化粧ををしているのかな?とおもうぐらいなんか、赤茶っぽい顔でいらしたから、『あ~、こういう人は、こういうときもお化粧するのかな』とか、変なところまでみながら、・・・(笑い)

本当に『あんまり緊張しないでください』と言ってくださって、何度も。『緊張しないでください。みんなもっと笑ってください』おっしゃってくださって、こちらを安心させてくださって、お話をしてくださいました。

それで、ハンミちゃんという女の子も大きくなって、入ってくると、すぐにブッシュさんはハンミちゃんをすぐに抱き上げて『大きくなったね』と言って抱き上げて、
お話をしましたときも、私は、本当に、さっきも先生がおっしゃたように、国家犯罪としての悪を行っている。そのことが一番基にあって、こういう悲劇が日本だけでなく、韓国、いろんな、二重に家族が苦しんでいる人がいるんだ、って。一番悪の根源がはっきりとしていると言うことを、みーんなが知らなければならないということで、そう言うことでみんなが頑張ってきたんで、みなさんに伝えたくて参りましたけれど、ブッシュさんにも、そのことをすぐにお話ししました。

『本当にもう、悪というものと戦うというのは、もうほんとーに、大変な、考えられないほどの忍耐と辛い思いをしなければならない事ですが、私達全部の人たちを取り戻すために、一生懸命にみなさんに支えられて、今日まで頑張ってきました。』と言いましたら、『本当にその通りだ』ということで、北朝鮮に対してはっきりと、みなさんもお聞きになったと思いますけれど、『本当に世界に信頼される国になりたいんなら、お母さんは、何もいらないんだ。子供を抱きしめたいだけなんだ。だからこの親子を抱き合わせなさい』とはっきりといってくださいました。そして、『本当に国家が何も罪もない国家の意思で、他国の国民を誘拐して他国で暮らさせるなんて、本当にとんでもないことだ。』とはっきりとメッセージの中に入れてお話ししてくれたことが、ちょっとびっくりしたんですが。

本当にその通りで、いろんな問題が、今度のこと、今おっしゃったヨンナムさんとの会見の中でヘギョンちゃんという孫が、両方のにとって孫ということがあります。そのために、昨日お手紙を頂いたんですけども、金英男さんのお姉さんからも、長いお手紙を頂いたんですが、やっぱり、 『ヘギョンちゃんだけでも、私たち両家族だけで一緒に会えたら、どれだけいいのでしょう、それは可能でしょうね?』と、クウェスチョンマークで、書いていらっしゃいます。『誰もこれについて、話をしてくれていません。この願いだけは、叶えられる事を願います。』 これは肉親の情として当たり前で、私達は、ヘギョンちゃんが現れた時に、本当にすぐにでも飛んで行きたいとの思いを持って、葛藤の中で留められたのですが、やはり今その状態の中にいらっしゃるのだなあと思いますが。

本当にこのことが、<対面>ということになって、金英男さんという人がもし出てきたとしても、向こう(北朝鮮)の言葉で、向こう(北朝鮮)の指令の中で、『横田めぐみは本当に死んだんだと、言いなさい。夫である貴方が言いなさい。』そして『子供である貴方が言いなさい』と、ヘギョンちゃんと二人に厳しく言った場合、もうそれは、あそこの国にいる限り、守らなければならない。どんなに哀しくても、その通り平然と言わなければならないような国ですから、そのときには、そう言うことが起きたときに、私たちはそのときには、何も言いようが無く、本当に私達、行き詰ってしまってどうしようもない状態が起きてくる。それはうちの事だけでなく、全部の、ものすごい数の苦しんでいる人が、また、同じような中で行き詰まっていくという、ものすごく大変な問題にそう言うことがあった同じよう中で引き裂かれていく。つながっていく。ものすごい大変な問題がつながっていく。絶対にそんなことは出来ないのですが、今回、お会いしたことで肉親ということの中で、このようなことが北朝鮮からのいろんな指令の中で動いていった時、本当にどの様に対応していったらよいのかなと、本当に最初から心配していましたので、これからも皆さんに考えて頂いたり、救う会のご協力で考えなければならない事だとと思っています。

本当に、ブッシュさんにお会いして、やっぱりこんなような事をしている国があることが、拉致問題だけじゃなくて、麻薬とか、前から言われているようにお金の問題とか・・・とか偽ドルとか、様々なこと・・しまいに核まで今は。それが経済援助することによって、どんどん、どんどん、向こうは生き延びていくわけですから、そのことによって、また、もし核を今やっているとすれば、またそれをお金に使って、軍備というものを、いそしんでいくと言うことが明らかなのですから。それが長引けば長引くほど、どれだけ多くの人が苦しまなくてはならないか。世界的にいろんな不幸なことが、起きてくるんじゃないかと言うことは誰にも明らかなことですから、何とかここはみんなで踏ん張って、日本中で、アメリカ中で、韓国も連れになって、一緒になって、北朝鮮のトップの人に、こんなこと、大変なことをやっているんだと言うことがわかるように、いろいろな形でメッセージを送っていくしかないって、私は思っています。

今回は本当に素晴らしい経験をさせていただきました。
本当に、多くの素晴らしい方にお願いができたこと、そしてだんだん、これが、どうなるかわかりませんけれど、これからもみんなの本気の努力さえあれば、これが結束すれば必ず解決すると私は信じていますので、これからもどうぞ宜しくお願いします。

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2006年5月21日 (日)

東京連続集会18-4 西岡力さん

『西岡力 救う会副会長 訪韓報告』

訪米の事がありますので少なめにしたいと思いますけども、韓国の今の拉致問題の状況は、丁度日本の河野外務大臣が60万トンのコメ支援をしたときと似ているなと思っています。
まず、最初は日本も韓国も同じですけど、拉致問題はあったわけです。
あったけれども無かった事にされていた。
家族が声を上げなかった時は、問題があったにも拘らずマスコミも政治も国民も取り上げずに、ただ本人と家族が自分達だけで苦しんでいたと、言う時期があるんですね。
韓国も去年くらいまではその時期だったんじゃないか?と。

家族が名乗り出て日本との連携の中で2000年から運動をしていましたけれども、今増元さんが言ったみたいに、家族会が主催で拉致集会と言うのを拉致だけで出来て無いんですね。
抗議行動はたくさんやってますけども、北朝鮮の代表が(韓国に)来た時に行って抗議行動をして機動隊に殴られたりとかですね。
韓国の警察は家族も殴りますから、そういう事はやってましたけども、その家族を支える国民が50人でも集まって集会をするとかそういう事は余り無い。
ほとんど無かったですね。
家族の人たちが人数が多いもんですから、家族たちが集まると言うのはありましたけども。

と言う状況が変り始めたのは去年の後半くらいで、北朝鮮の人権問題に関する韓国国内の特に一部の若者たちに関心が高まって、そしてそういう中で崔祐英さんが黄色いハンカチ運動と言うのを始めたんですね。
黄色いハンカチを木に結ぶと。
特に北朝鮮に見えるところの板門店の近くの木に結ぶんですね。
梯子をかけて木の上の方に結ぶわけです。
で、「うちのお父さんに見えるように」と言って結ぶんです。
それが父親を思う娘の心と言う事で、純粋さが国民(の心)を打ってですね。
黄色いハンカチ運動と言うのが去年の年末くらいから広がっていまして、去年の12月にフリーダムハウスと言う、アメリカのNGOが北朝鮮人権法によってアメリカの政府から得た支援を元にして、韓国のNGOと協力して開かれた国際会議でも黄色がシンボルカラーになったんです。

リボンだけでなく黄色のバッジとかも出て来てですね。
野党のハンナラ党も黄色いリボン運動に参加すると。
それからキリスト教の大きな教会が黄色いリボン運動に参加すると言うような事が起きて、少し盛り上がっていた所で今度は金英男さんがめぐみさんと一時期結婚していたことが分かったと。
その事があって、その後今度はブッシュ大統領が早紀江さんに会うと言う事が起きて、アメリカは拉致問題をこんなに重視しているんだと。
その人の親戚に当たる人が韓国の拉致被害者なんだと言う事で、余計今回大変な盛り上がりがあって、町の人の声を少し聞いてみたんですけども、拉致があるという事はかなりの人が分かる様になったと。
今まで拉致があると言う事も、韓国人が拉致されていると言う事も知らなかったと言う。

学生のボランティアの人にも会ったんですが、3~4年前は韓国人が拉致されていると言う事を私たちも知りませんでしたと。
3~4年前と言うのは、韓国の家族会は2000年に出来ているわけですから、2000年に出来た後3~4年くらいは、北朝鮮の人権問題に関心を持つ学生たちも知らなかったと。
言う状況だったんですが、今回の一連の黄色いリボン運動から金英男さんの事、そしてアメリカのブッシュ大統領の事で、韓国の世論が拉致の事は知るようになったと。

知るようになったら今度はどうするか?と言うと、北朝鮮を刺激しない方向で解決しようとするんですね。
我々の経験からしてそういう事が起きたんですけども、今韓国政府はそういう事をやろうとしている。
拉致を無視は出来ない。
だから、取り上げると。
取り上げる方法は、北朝鮮が身柄を持っているんだから、北朝鮮を刺激しない方が良いと。
大規模に援助をして返して貰おうじゃないかと。
いう事を今の政府は言い始めているんです。
それを言っているのは李鍾○(イ・ ジョンソク ○=「大」の左右に「百」)という統一の長官で、横田さんに会う必要は無いと言った訳ですね。

それは横田さんや我々は北朝鮮に圧力をかけるべきだと言ってるんですね。
ブッシュ大統領もそうなんですね。
李鍾○(イ・ ジョンソク ○=「大」の左右に「百」)さんは圧力をかける事に反対なんですね。
圧力をかけないために何をするか?と言う事を常に考えている人で、だから多分会う必要はないという言葉が出て来たんだと思いますけども。

じゃあ韓国のメディアの取り上げ方はどうなのか?と言うと、13歳で攫われた女の子と16歳で攫われた子とが結婚していたと。
その親戚同士が会うんだという事ばかり繰り返して報道していまして、そこには可愛い女の子も生まれていると。
その女の子がお祖父さんお祖母さんに会いたいと言っていると。
いつ会いに行くんですか?と言う報道が主です。
量は多かったですけども、そういう報道です。

でも拉致問題を知らないという人たちが、拉致されていたんだと言う事は分かったと。
じゃあ、政府はどうするのか?という事になるわけですけども、政府は大規模な援助をして取り戻す。
拉致と言う言葉を使わないで行方不明者と言う言葉でやる。
今年の2月だったと記憶しているんですが、もしかしたら違って3月だったかもしれませんけども、金剛山で離散家族の再会があったんですけども、そこに韓国のメディアが行って、その中に一部拉致被害者が入っていて家族との再会だけさせられて帰って来たんですけども。
拉致と言う言葉を使って現場でテレビで中継したら、北朝鮮は電気をプツッと切っちゃって、「拉致と言う言葉を使うな」と。
それで記者団と喧嘩になったんですが、北朝鮮はそこは折れなかったんで、そして記者団は全体で引き上げると言う。
「行方不明と言え」と言う事がありました。

そして韓国政府は今行方不明と言う事で、北朝鮮に対して被害者を返してくれたらば大規模な援助をするという話を李鍾○(イ・ ジョンソク ○=「大」の左右に「百」)さんが言ったわけですね。
で、盧武鉉と言う大統領がモンゴルに行って、被害者を返してくれると言う条件も落としちゃって、無条件で大規模な援助をすると言ったんです。
その延長線上で6月に金大中元大統領が列車で訪朝すると言う話が、政府が全面的に援助をして始まっていると。
そしてそこでは南北の2回目の首脳会談をいつやるのか?と言う事が話し合われて、国際社会が北朝鮮に対して圧力をかけるという時に、韓国の政権が北朝鮮に援助をするという動きをしようとしている。
そしてその援助をする口実に、拉致被害者を取り戻す為には援助が必要なんだと言う事を使おうとしている。
と言うのが全体の構図です。

しかし(横田)滋代表が仰ったように、何もしなければ何も出来ないので一歩前進したと。
韓国民の大部分が韓国人が拉致されているって言うことが分かったと。
野党も今回、我々立ち上がると言ったんですね。
それまでは野党も余りやらなかったんです。
脱北者と一緒に扱ってたんです。
脱北者問題の方が世界の関心があったので、そっちの方を優先していたんですね。
両方しなくちゃいけない事なんですけども、しかし我々韓国の野党の党首に会いましたけど、どうするかとは言わない。
真相究明するとか政府が立ち上がるべきだとかそのための法律を作るとは言いましたけど、経済制裁するべきだと言うことの議論は出てこない。
政府が今までやってこなかった事の無策がけしからんと言う。

ですからぜひ日本の拉致議連の先生方と交流してくださいとお願いしたんですけども、そこで議員同士議論をしていただいて、家族の話を聞くと言うんじゃなくて北朝鮮政策をどうするのか?と言う議論を政治家同志で是非して頂いて、日本は河野外務大臣の時の経験があり、そしてコメを出さなかったら5人が帰って来たと。
出した時は行方不明調査と言っても何も出て来なかったと、言う経験をしているわけですし。
議員同士で是非協力して頂きたいという話はして来たんですけど。

ですから一歩前進であるけれども、予断も許さないと。
そういう点では増元さんが緊張を覚えたというのは正しいと思いますけど、増元さん結構朝まで屋台なんか行ってたので(大きな笑い声)緊張していたというのも・・・(笑い声で聞き取れず)と思いますが。
と言う状況ですから、6月の金大中の訪朝で何人かの被害者が帰ってくるかもしれないけれど、噂が流れているのはそういう事で、帰って来たとすればですね。
それは多分5人が帰ってきたときみたいに一時帰国と言う事で帰ってくる可能性が高いと思います。
それで(北朝鮮に)戻ってしまう。
その見返りにかなり大規模な援助が行われて、国際社会が今経済制裁をしているのを無効にすると。
全体の人が帰って来れない状況になってしまうかも知れないと。

今回の朝鮮総連と民団の、私に言わせると野合ですけども、そういう韓国政府の北朝鮮を孤立化させない政策が東京でも行われている。
韓国政府の指導の元に民団は動いたわけですね。
そして金大中さんが行くということになっている。
それを日米が、そして韓国のこちらの人たちはどう止めるか?
と言う事で、実は韓国の保守派を代表する知識人の一人の趙甲済さんに、私一人朝食会の後に飛び出して会ったんですが趙さんも心配していまして、金大中大統領が何人かの被害者を連れて来て大規模な援助となるかもしれない。
その時にどう日本と韓国が連帯してそれがおかしいと言うのか?論理を開発しておこうと相談したんですが、そういう点でも朝鮮戦争で8万3千人の拉致があるんだと。
韓国政府が作った名簿があるんだと。
その事はまだ韓国に知られていないんです。

韓国で今回拉致があると知られることになったのは485人のこと。
野党の党首も485人がと言いました。
じゃあ私がわざわざ、なんで日本から来たのに韓国の党首にブリーフィングしなけれならないのか?分からないんですけど、図表を出して全世界にはこれだけの人数がいて韓国には8万3千人いてと、私が韓国のトップにブリーフィングしてあげたんですけども。
8万3千人もやられていて、そこで、韓国は努力をしたんですけど結局解決できなくて、解決できなかったから新しい拉致が起きたんですね。
拉致をしても制裁は加えられない。
だから次の拉致が起こるわけです。
そして韓国人が400人くらいやられて、70年代の後半に今度は世界中でやられたと。
言う事が起きて、今度は拉致被害者が利用されて大韓機爆破事件と言うテロが起きた。
どこかで止めないといけないわけです。

そこには世界全体として1950年の朝鮮戦争のときからの全体の拉致をどう解決するのか?と。
そのとき何人かの人が列車に乗って、ヘギョンさんなりが来てお母さんと会って帰ったっていうのは解決じゃないと。
その事は無条件でなされるべきだとはと思いますけども、その事と北朝鮮の拉致をした政権を支える事が条件になっていたならば、つまり拉致の解決は遠のくと。
人質犯が人質を持っているときに、一人だけ出してきてすぐ返すというのに、人質犯に新しい武器を与えるのか?と。
最低限それはサンドイッチと水くらいは与えてもいいですけれども、彼らが新しい犯行を出来る様な大規模な援助をするというのは全員の人質を解放してからであるべきである。
単純なことなんですが。
そういうことを韓国の世論に分かってもらうには、まだ程遠いと。

しかし拉致がある事も分かってもらえなかった家族会のスタートの時、銀座に立っても誰も振り向いてもらえなかった状況からは変わって来たと、言うふうに言えるのではないかと思います。
そういう中でそうするとやはり国際社会が韓国の盧武鉉政権をも含めて、今この拉致問題をどうして行くのか?と、いう事になって、訪米の意味が出て来るんでは無いかと思いまして、これから訪米報告に変えさせて頂きます。(拍手)

蒼き星々掲示板(サブボード) より


このテキストは話しの花束ぴろんさんの労作です。

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東京連続集会18-3 増元照明さん

  『増元照明 家族会事務局長 訪韓報告』

今回は行く前に李鍾○(イ・ ジョンソク ○=「大」の左右に「百」)統一相があのような言葉を言ったので、ちょっと不穏な空気が有りそうかなと思って、ボディーガード兼カメラマンとして行って来ました。(会場内くすくす笑い)
報道が非常に過熱しておりまして、横田のお父さんは有名ですからみなカメラマンがよけて行けるんですけども、私は一般人と全く同じでカメラを構えていたもんですから、弾き飛ばされそうになりました。(笑い声)
向こうのカメラマンの場合は、ルールの無いところのカメラマンは大変でしたね。
汗を一杯かいて少し痩せて参りました。(笑い声)

今、代表からお話があったように、と思います。
私アメリカにも行きましたが訪韓も両方やりましたが、どちらかと言えばアメリカの方が非常に好意的であって、そしてアメリカにいる時の方が安心感があったと言うのが、私の感想です。
韓国と言う、取材陣の過熱報道もそうなんですが、何とこうなくちょっと不穏な、自分がそう考えているのかもしれませんけども、安心しきっていたと言う事は無かったです。
これは2泊3日でしたから良かったけど、これが一週間続いたら体が持たなかったなと思っています。

今回、日本の警察の方とそれから外務省も一緒に行って頂いたし、調整室も(行って)頂いて、非常に私たちにはサポートをして行ってくれておりました。
空港に着いて40人か50人くらいの警察の方が、私たちを守ってるのか整理をするためなのか分かりませんけど、そういう人たちが一杯いることにもビックリ致しました。
谷地さんがこの前来て以来だというふうに言っておりましたので、それほど向こうの報道にとっては大きな問題という意識はあったと思うんですね。

ただ、今回は本当に石を投じたと言う事だと思います。
それをどうやって広げるのかは韓国の国民の問題だと思っていますので、それを広げる為にはやはり、私たち家族が経験したことですが、家族会だけでは中々難しいのではないか?
やはり向こうに救う会のような支援する組織が必要なのではないか?と改めて感じております。

今崔祐英さんとか李美一さんとかそれから崔成龍も頑張ってやってはいるんですけども、集会一つやっぱり開く事が出来ないですし、その仕組みも出来る様な雰囲気でも無い。
ですから国民の皆様に直接訴える場所が結局メディアを通してですから、メディアを通すと少し、ちょっと曇りガラスの向こう側の出来事になってしまいます。
それが直接訴える場所を作って欲しい、そういう組織が出来て欲しいと言うのが感想ですね。

だいぶこうやって新聞は非常に大きく取り上げているところが多かったです。
ただテレビはどれ位やっているのか?私たちには見えませんでした。
ですから韓国の事情がありますからその辺はまだ難しいんでしょうが、テレビは報道をやったかどうか?西岡さんにちょっと聞かないとちょっと分からない。
以上です。(拍手) 

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東京連続集会18-2 横田早紀江さん


  『横田早紀江さん 訪韓報告を受けての感想』

皆様、こんばんは。(「こんばんは」の声)
本当にお世話になっておりまして、ありがとうございます。
昨日はちょっと心配していたんですが、主人もみな無事で帰って来てくれまして、あちらでも家族会としてもいろいろな形で動いてくることが出来きて、本当にありがたいと思っています。

なかなか、韓国は本当に全然、今まで全く関心が無い。
今もそうですけども、それでもやはりこうやってあちら側も、たまたま金英男さんの事でこんな不思議な事があってその事が現実だと言うことを証明する為に、家族同士がお会いする事が出来て。
その事によって韓国の方も初めて本当に大変なことなんだと思った方もたくさんいると思いますので、少しずつ、本当に時間がかかりますけども、何もしなければ終わってしまうんですけども、こうやって一生懸命に現実的に前進しているとと言う事は思いますので良かったと思っています。

今は訪韓の事だけについてですけども、これからもよろしくお願いします。(拍手) 

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東京連続集会18-1 横田滋さん

   『横田滋 家族会代表 訪韓報告』

皆さん、こんばんは。(「こんばんは」の声、拍手)
今回は家族会4名、救う会2名、その他内閣府・外務省・警察庁・神奈川県警とかで、15日から17日まで訪韓して来ました。
最初の日には、自由北韓放送と言うところの放送局へ行きまして、そこで一人が約2分ずつの原稿を持っていきましてそれを録音いたしました。
これは数日後に放送されますが、更に再放送も行なわれるという事になっております。
(西岡氏より「今日も」の声)
今日も放送されます。

そして当初は韓国にあります日本の大使館へ、最終日に表敬訪問をする予定だったんですが、金ソンジュというハンナラ党の議員、その後はハンナラ党の本部へ行って党主の朴槿恵さんという方にお会いするという事が決まりましたので急遽大使館訪問は取りやめ、大使館へは行く事が出来なくなりましたので、この日の夜に大島大使主催の歓迎の夕食会を開いてくださいました。
なかなか、山の・・・(聞き取れず)の所があって静かな綺麗な庭のところです。
そのとき大島大使が、数年前に家族会がジュネーブに行きました時のジュネーブの大使だったものですから、平野さんとは顔見知りで、それから哲也をみて「しばらくぶり」なんて言って、拓也と間違えて(笑い声)そんなこともありました。

初日はそれで終わりまして二日目には、少し順序が逆になりましたけど韓国の空港に着いて驚いたんですが、我々二階で飛行機から出てきましたら、そこには韓国のメディアだけ。
日本の人は一階の方にちょっと待ってくださいと言う事で、先に韓国の人と話をしましたが、2003年に行った時は特に韓国のメディアは少なかったんですが、今回はテレビで御覧になったと思いますが、凄い人数で。
(後ほど司会者の方からこのときに取材に集まったマスコミの人数は約300人と公表されました)
更に一階の方に降りていきましたら、崔祐英さんが花束を持って出迎えてくれて、その周りに警察官が何十人と壁を作って我々の通る道を確保してくれましたので、日本のマスコミもちょっとこれまでに無いような、アメリカの時よりも多かったような、私はアメリカは分かりませんが、両方行った方の話ですとアメリカ以上にマスコミの方が来て下さいました。

二日の日は韓国にあります家族会が3団体ありますが、韓国の拉致被害者協議会の事務所、それは崔祐英さんが代表をやっていますが、こちらの事務所に行きました。
それでそこの事務所は学生のボランティア、日本からも・・・(聞き取れず)学院大学からも東大なんかに留学している方もいましたのでかなりの人がいたんですが、今回は30人くらいのマスコミが来るというのを学生が誰も信用しなかったそうですけど。
実際は上回る人が駆けつけたものですから肝心のボランティアが入れないくらいの人で、そこで我々は韓国の家族会は従来から韓国の家族会と連携してやっていますので、「これからも引き続き協力しましょう」と言う話を致しました。

それから次に朝鮮戦争の時の被害者の家族会の事務所、李美一さんて言う、この前のワシントンで英語で証言なさった方ですけど、こちらの事務所に行きました。
そこに行きましてセロハンにマジックでお願い事を書いて、それに風船をつけて飛ばすような行事をしたり。
それからそこの屋上に朝鮮戦争の一部の写真を展示しておいてくれたので、それを見てから下の事務所に行きました。
これも韓国の政府では朝鮮戦争の時に連れて行かれた名簿なんか無いって言ってたんですが、家族会の人が、日本では国会図書館のような所だと思うんですが、そういう所で見つけてそれをコピーして製本した物がおいてありました。
このくらい(人差し指と親指を開いて本の厚さを示す)の分厚い物が5冊くらいあって。
それが第一巻は例えばソウル地区とか地域別に分けてありまして、そして第5巻と言うのは追加分ということで後から見つけて入れてありますけど。
8万数千人の人の名前、性別、住所それから職業、かなりの部分が空欄の部分もありますから全部が分からなかったかも知れないけど、それだけの物があるということが分かりまして、一部はハングルのままコピーしましたので後で家族会の事務所とか救う会の事務所に置いておいて何かの行事の時に提示をしたいと思います。

それから午後は、崔成龍さんと言う方が代表をしています拉北者家族会と言うところの集会に参加いたしました。
それでそこで金英男さんのご家族と我々の対面がありました。
ここにもマスコミが数え切れないくらい来ておりまして、普通の低い所では見えないから壇上に上がって対面をしました。
そして私どもとしましては、結婚した相手が加害者国の北朝鮮の人でなくて良かったと言う事と、また一日も早く金英男さんとお母さんが対面出来ることを祈っていますと言う話をして、日本から持って来ましたお土産を渡しました。
それと同時に今回早紀江は体調が悪くて来れなかったもんですから、手紙を差し上げました。

そうしましたら金英男さんの所も、同じような形で手紙を下さいまして、それからお土産として茶器のセットを下さいました。
そしてそれを渡して下さるときに、「これは普段に使ってください」
すると普段に使うとすぐにそこにあるわけですから「私たちの事を思い出してください」と言う事だったので、私どももその言葉を受けて、非常に高価な物だけどそれはそういった趣旨で頂いたのであれば、「これはいつも使って皆さんの事を思い出します」と言って受け取っておりまして。
それと同時に早紀江への手紙、これは非常に長い物だったんですけどそれを頂きました。
そして「これからも一緒に元気でやって行きましょう」と言う話をして、それからその後で集会みたいな形になりまして、いろんな人が少しずつ拉致に関する問題で話を致しました。
その日はそれで終わりました。

それから最後の日は金ソンジェさんというお名前が良く分からないんですけど、その方との朝食会がありまして。
南北の鉄道が途中で線路を外したのを直してつないで試運転をして、それから金大中さんがそれに乗って行って、噂によるとその中に拉致被害者数名を乗せて帰るとか言う噂もあるようですけど、そんな事があるんですけど。
その前にハンナラ党と言う野党の勉強会に私らの西岡さんを呼んで、そこで拉致問題の話とか、それからどうやってこのような大勢の方が支持して下さって強く動く事になったかという事についてまで聞きたいという事が、日程を調整して行くことになると思います。

それからその後ハンナラ党の、空港の近くなんですが事務所に行きまして朴槿恵さんという、その方にお会いしましたが、やはり拉致問題の非常に熱心な方で、韓国の議員はそれほどでも無いと言われておりましたけど、我々がお会いした皆さんは関心の高い方で、国家が国民の命を守るという事は当然大切な事だからそれを家族と被害者が一日も早く対面できるよう政府に伝えていきますと仰って。
それからまた国会議員の方が二人いましたが、三人ですか?
その方々が聴衆に向かって演説をしてくださいました。
それでそれが終わってから空港に行って、最後に韓国に来たんだから焼肉ぐらい食べとかないとと言う事で(笑い声)庭の綺麗な所、ホテルの経営しているところでして、そこに行きまして無事に終わったという事で喜び合って、そこで韓国料理を食べて終わりとなりました。

韓国の世論と言うのも以前はあまり拉致の問題なんか取り上げなかったらしいですけど、金英男さんが、めぐみの夫のチョルジュンさんが韓国から拉致された5人の高校生の内の一人であると言われて、それで結果が4月の11日に出たわけです。
そうしますと4月の12日には一面トップに各紙はそれを報道したりして、それ以降拉致の問題と言うのが新聞に出るようになり。
それからアメリカに行きまして27日の公聴会でも、日本側は大使館員それから日本政府の一行が非常に強くバックアップしてくれたわけですけども、韓国側はそんな事は全然なかった。
それに対して新聞が「日本はちゃんとやるのに、どうして韓国はアメリカにある大使館は何もしなかったんですか?」と新聞で批判をしたと言うことも聞きましたし。
今回行きました時も最初の日は、二日目の方に・・・(聞き取れず)の所で中ほど二面出ておりまして、2ヶ所載せているところもありまして全部の物が取り上げて下さいましたし、ちょっと過熱とも思えわれるような取材もありました。
ですからこれがこのまま一過性で終わったら何もならないので、ぜひこれからも連携を強めていきたいと思います。

今朝も崔祐英さんから電話がありまして、「お父さんが来たおかげで今日も外国のメディアの取材が一杯集まって忙しいんです」なんて言っていた。
そういった形で韓国でも日本だけでなくてメディアだけでなくて、他の国のメディアからも照会が来る様になったという事は喜ばしい事なので、ぜひこれからも続いてこれからもつないでいければと思います。
簡単ですが、以上です。(拍手) 

蒼き星々(サブボード)より


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2006年5月 2日 (火)

東京連続集会 16-8横田早紀江さん

   みなさん、こんばんは。本当にありがとうございます。
今日はシーファーさんがわざわざ新潟の拉致現場、私たちと寄居中学校から、そこであって、それからずっとめぐみが帰ってきた道を通りまして、友達と別れたところ、曲がり角の、犬がきてそこでにおいが消えたところ、そして私たちのうちの前、そしてずっと海岸まで行って、そのときの様子とか、私たちの親の気持ち、いろんなことを話し合って、聞いていただくことが出来ました。

ほんとうにいつも思うんですけれども、あちらの方は、ご自分でも口に出してはっきりとおっしゃいましたけれど、「正義が悪に勝たなければならない。必ず悪に負けない。正義は必ず勝つという思いで、頑張らなければいけない」とはっきりとおっしゃいました。私たちはいつもそのことを思いながら頑張って参りますけれども。

今日は佐藤先生の(お話)に、あんまり毒気に当てられて、(笑い)なにか、あてられて呆然としてしまったようなところがありますが。

やはり、日本の政府の中に、本当に国のために立ち上がった人たちの中に、そういった金銭とか、私利私欲のために大切なことをないがしろにしていくというのが、当たり前になっていくというような思いの方がたくさんいらっしゃるんだなーということを、前から感づいておりましたけれど、今日のお話で、まだまだ、そういう方たちがあちこちにいらっしゃるんだということがわかりました。

本当にそう言うことを、今日の加納さんのように、ひとつひとつ、「これは、どうなんだ」ということをはっきりと証明されるようなことを、きちっと示して、何にも見えないような状態にバッと出して、明らかに現されていくようにということを、マスコミの方たちにもお願いして。

本当に今までそういうことをやってきたいろんな方がたくさんいると思いますけれど、北朝鮮に何度も行って、交渉してきた中にも何をしてきたかわからないような方がたくさんおりますから。よく(一部不明)見守っておりますが、その後亡くなっていない方もたくさんいらっしゃるわけで、そう言う方はいろんなことを知っているかもしれない。それをどうしたら出せるかということが、それがはっきりと国民の前で明らかにされないと、はっきりしたことが言えない。「それはもう、本当だな」と今日も聞きながら思いましたので。

どうしたらそれができるのかということを、私たち国民全部が考えて、本当に正しい方向に向かって。
「もう絶対の私たちも頑張ります」とおっしゃってくださって、シーファーさんは「本当にあらゆる協力をいたしますけれども、日本のこの拉致問題、私たちはできる限りの協力をします。けれどもこれは日本の国がやることです。」ということをはっきりとおっしゃったのが非常に印象深く残っております。

今日のお話で、本当にだいぶいろんな点で非常に今までと変わった。ずいぶんと前進してきているということを、感じておりますので、あとしばらく、金正日より(先に)倒れないように頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします。

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2006年4月12日 (水)

東京連続集会17-1(2006/4/12)

Yokota ~~自由北韓放送の現状と日本委員会設立について~ 
             東京連続集会17より

『横田滋さんのお話』



昨日の午後、外務省の梅田参事官から連絡がありまして。
韓国の5人の方のDNA鑑定をするために、拉致された高校生の、全員がお母さんがいるわけではありませんので、ほとんどの方はお母さん、一人の方はお父さん、それからきょうだいの方から血液とか口の中の粘膜などの提供を受けてDNA鑑定をやっていたわけです。
これは韓国の家族会の方の崔(成龍)さんと言う方が、北朝鮮側からの情報と言う事で、5人の拉致された高校生のうちの誰かひとりがめぐみの夫である、キム・チョルジュンさん同一ではないか?と言う事が言われたわけです。
それで我々も政府に対してその方のDNA鑑定が出来ないだろうか?と言うことをお話したら、考えておきましょうと言うことは仰っていました。

そしてテレビでDNA鑑定は、韓国の方の日本大使館の方と被害者(の家族)と一緒に行って採血している場面は見たわけですが、しかし日本政府からはその時DNA鑑定をやっているとか日本から係官が行ってるかどうか?とかについては、全然話はありませんでした。
ですから公式にはそんな事をやっているという話は全く聞いておりませんが、その時の情報では2月の中旬くらいにそういった資料の提供を受けたってことはテレビ等で報道されました。

それでキム・ヘギョンさんがめぐみの子供であると言うことを証明する為に、早紀江の血液とか姉弟である拓也・哲也の血液を採ってその結果が出るのは、母親だけ女の人だけに伝わってくるミトコンドリア法と言うのでは約2週間で、それ以外の鑑定方法3種類くらい、合計で言えば4つくらいの鑑定をしますけど。
その結果、ミトコンドリア法では2週間、それ以外の物をやるには3週間くらい時間がかかると説明がありました。
ですから仮に11日に採取したとしても2月中に(鑑定結果が)出るとは考えていませんでしたけど、3月に入りましたら当然(結果が)出てるんじゃないかと思いましたけども、政府はやってる事自体は必要ありませんでしたし。
かなり遅くなってから例えば記者会見で官房長官に対する質問があったり、我々も政府は・・・・(聞き取れず)の鑑定をしていた時に山中政務次官のところでお話を伺った時にも、早く公表すると仰ってましたけど、いつごろと言う話は全くありませんでした。

そして今月に入って韓国の中央日報ですか。
そこがいきなりその5人の中の金英男さんと言う人のお母さんのDANが、キム・ヘギョンとの共通点が多いと言うことが言われていましたので、そういった事が結果が出るだろうと想定はしておりました。

政府の方は官房長官の談話で11日以降に発表という事が出ておりましたし、安倍官房長官も同じ事で11日頃に発表すると仰ってましたし、マスコミの方はもっと前倒しに発表されるんじゃないか?と随分照会がありましたが、実際に出ましたのは昨日のお昼頃に一つだけ出たと言う事でもう一つの大阪医科大学の結果が出たら説明すると言う事で、3時半頃に2度目の電話を頂きまして、それで大阪の方も結果が出たという事で、5時からどこかで説明をすると。
調整室と場所を調整すると言う事で、後で調整室から5時に内閣府の方で説明すると言う事で連絡を頂きました。

今回はミトコンドリア法と言うのは使えませんので、核DNA法というのを使ったようです。
それは常染色体と性染色体の両方からやったと言う事で、そして同一人であると言う数字を出して、それを掛け合わせて%で表した物が50%であればどちらとも言えないと言うことでありますし。
それよりも大きければ、共通性が強いと言う結果になる、それが少なければ関係が無いと言う事でなるんだそうですが。
今回の神奈川歯科大学のケースでは99.5%、それから大阪医科大学の方では97.5%、極めて高い数字が出ましたんで、それは親子関係があるということは濃厚であると、実際は断定しても良いと思いますけども、こういった事が伝達されまして。
それ以外の方(の数字)は小さいということがありまして、片一方が99.いくつで、片一方は0.いくつと言う事で確率ですから、他の4人の方はその可能性が無くて、金英男さんであると言うことは99.5%、100%と同じくらい親子関係があることは間違いが無いと発表されました。
そのときは審議官は大まかな説明で、そのほかに課長補佐の方が実際大学に行って説明を受けた方がいて、その方から詳細な説明がありました。

そして鑑定書というのがありましたけど未定稿でありまして、完全に出来た物が後2~3日かかるのでその段階で我々に鑑定書を頂いて、それから韓国政府にもそれを渡すと言う事です。
韓国政府はこれまでも噂はありましたけど、DNA鑑定をしていないと言う事で、韓国で鑑定をしてもキム・ヘギョンさんの資料がなければ照合が出来ないわけですから。
キム・ヘギョンさんの資料は小泉さんが最初に訪朝されました平成14年の9月に、日本の調査団が行った時に貰った資料がありますから、それを韓国政府に渡すと。

それからその鑑定結果については昨日外務省が韓国側にいる家族に連絡したわけなんですが、その前に韓国政府に対しては佐々江アジア太平洋局長から来日中のチョン・ヨンウ朝鮮半島平和交渉本部長に対して伝達しました。
これは時間は5時過ぎだと言う事です。
そして改めて韓国側の協力を要請して、そしてこれより前に北朝鮮側に佐々江局長から来日中の金桂寛外務次官ですか。
この方に対して今回の鑑定結果を踏まえて、拉致問題の解決について北朝鮮側が誠意ある対応をするべきだと改めて強調したそうです。
北朝鮮側にはキム・ヘギョンさんのDNAを提供すると言う事はしないで、事実関係を知らせると言う事だそうです。

これまで韓国政府は余り自国民の拉致被害者の救出と言う事を熱心でなかったと言われております。
これは韓国のケースですと、日本人の拉致と同じケースもありますけど、自由意思で行った方もかなりたくさんいて、その区別が付け難いということも言われていましたけど。
やはり北朝鮮側を刺激すると言うことは避けると言うのが主な部分だと思います。
しかし今回の場合は、日本の拉致と同じように高校生ですからもちろん自由意志で行ったわけではなくて、強制的に連れて行かれたわけです。
そしてめぐみと金英男さんがおそらく強制的に結婚させられたと思いますし、引き続き北朝鮮で拘束されているわけですから、人権も侵されておりますし。
ですから韓国の国内でもおそらく今回は今までのような冷たい世論と言うことではなくて、必ず自国民を救出しなければと言う世論が盛りあがるんじゃないか?と言うことは我々は大いに期待をしております。

それから今日の昼に金英男さんのお母さん、78歳の方がテレビに出ておられましたが、ヘギョンさんから見れば伯母さん、英男さんから見ればお姉さんに当たる人も出ておりましたんですが、お母さんも自分が生きている間に是非息子に会いたいと言っていましたし、お姉さんも日本の我々と手を携えて解決のために力を尽くしたいと仰っていました。
やはりこういった拉致された家族と言うことでの気持ちは誰も同じですし、その家族の方も同じ思いをしていると思いますので、今の韓国側の対応と言うのはどうなってるのか分かりませんので、もう少しはっきりしたら政府関係者とか救う会関係者と相談の上で韓国の方とお目にかかって、高齢のお母さんですから慰めてあげたいと思いますし。
それから我々が行って何かする事によって韓国の世論の盛り上げになるんであれば、韓国の救う会の方と家族会の方そういった人と連絡を取りながら、韓国政府に対しても訴えを起して、一日も早く親子の再会が実現するようにこれからも手を取り合ってやっていきたいと思います。

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東京連続集会17-2(2006/4/12)

『横田早紀江さんのお話』
Sakie412

皆さんこんばんは。(「こんばんは」の声)

昨日ようやく金英男さんと言う方のDNAとヘギョンちゃんの、金英男さんのお母さんの血液とか粘膜とかからの、キム・ヘギョンさんとの血縁関係があるという事で、この人のお父さんはこの方だとハッキリと分かりました。

私たちはめぐみは13歳で拉致をされたと言う事事態が、他の方は成人でいらしたので、何で若い中学の一年生と言う子供を拉致するのかな?と、どういうことなんだろう?と本当に不思議に思っていたんですけども。
昨日の段階でやはり韓国の高校生の少年たちが、16歳くらいの若い歳で5人も拉致をされていたと言う事がハッキリと分かりまして。
その中のひとりがめぐみと結婚させられて、どんなためにそうしているのか分かりませんけど、北朝鮮は本当にいろんな事を暴力を持って拉致を繰り返しているのかな?と。
どういうふうにしてこういうふうにしてといろんな事を考えて、計画的にやっていたんだなぁという事を改めて思わされております。

本当にこの拉致問題と言うものがこんなにも難しく恐ろしいものだと言う事を、また改めて思わされております。
もう事実が行われてしまった、過去形になってしまった事をいくら悔いて悲しんでいても、元に戻るわけには行きませんけども。
こんなに悪い事が皆様方のご支援のお陰で、たくさんの方々と一緒に戦っていったお陰で、あちらの凄い悪い事を暴き出して来ているんだと言う事を、ハッキリと現れてきていますので、やはり一生懸命に救出のためにやってきた事が本当に良かったなと今思っております。
何とかして一日も早く、皆さんが元気な間に子どもたちを取り戻す事ができるように、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございます。(拍手)
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東京連続集会17-3(2006/4/12)

『西岡力 救う会副会長のお話』 
0000712m


今日の本来のテーマの、自由北朝鮮放送支援を通じてどのような形で拉致問題解決につなげていくかと言う事を話たいと思います。
先ほど記者会見のときに申し上げましたが、6時半からいらっしゃった方もいるので繰り返しになる方もいますがご説明させて頂きます。

この冊子を見ていただけますでしょうか?
(資料の内容はこちらを参照)

「ラジオ放送で北朝鮮幹部・住民に働きかけ」、「救う会に自由北朝鮮放送支援日本委員会を設立」と書いています。
下の黄色い所を見て頂きますと、自由北朝鮮放送と言うのは脱北者の方たち、ここにいらっしゃる金聖民代表が中心になって黄長ヨプ(火へんに華)さんと言う、北朝鮮の元書記の方が委員長でやってらっしゃる放送ですが、その放送が昨年の11月からいよいよ短波を始めました。
そしてこの4月には短波を二つにふやして6月には中波も、そして今30分なのを1時間にしようと言う事を、私たち分かりまして、それを支援する日本委員会を作ろうと決めました。
そして今日を持ってこの支援日本委員会を設立させて頂きます。

その目的はそこに書いてありますが、自由北朝鮮放送を通じて北朝鮮政権幹部に拉致被害者救出に対する日本人の不退転の決意を、被害者の救出情報の提供・保護に協力すれば褒賞を与える事を伝える。
ご承知の通り荒木代表がやってらっしゃる特定失踪者問題調査会の「しおかぜ」を言う放送を日本で独自にやっていらっしゃいます。
ですがこの自由北朝鮮放送は脱北者の方たちが北朝鮮内部に向けて外部の情報を入れて、北朝鮮の自由化を目指す放送です。
その中の一部の番組で拉致問題を取り上げていただく。

北朝鮮の人たち自身は拉致問題にはそれほど関心はないんですね。
拉致をしているということ自体も知らないと思います。
しかし、外部の情報を欲しい人たちはたくさんいるんです。
外部の情報を欲しい北朝鮮の幹部の人たちに、その外部の情報の番組の中で拉致問題が少しだけ取り上げられる。
夜中に隠れて聴く訳です。
聴いていることが分かると取調べを受けたり処罰をされると言う危険を冒してでも、夜中に聴くわけです。
今は深夜の12時から12時半までこのラジオをやってますけども、その番組の中で実は私が韓国に一月に一回行って、4回分録音しまして10分×4本を録音して、今は30分の中の一週間に一回10分、日本人拉致問題の時間を作って頂いてます。

今後はもうちょっと増やして頂く計画が金聖民代表から話が出る中で、そういうことを通じて拉致被害者本人に日本語で訴える被害者への情報と言うことではなくて、北朝鮮の住民や幹部の人たちが欲しい聴いている情報の中に、拉致問題の時間を入れてそしてここに書いてある、絶対に日本は被害者の救出を諦めない。
被害者救出がされない限り、日本から経済協力は行かない。
そういうことの学習力が強まる。
日本国民は諦めない、関心は低くなっていない、そして何よりも今いる被害者に危害を加えたら絶対に許さない。
こういう事が後で判明したらば最後まで追いかけて責任を追及する。
しかし今いる人たちを守ってくれれば後でそのことが分かった時には、日本としてそれなりの報償をすると。
そしてまた確実な情報を提供してくれれば報償をしたいと、いう事を幹部の人たちで金正日政権に疑問を持っていて夜遅く危険を冒して聴いている人たちに伝える。
いう事が第一の目的です。

第二の目的は自由北朝鮮放送そのものを支援する。
北朝鮮の中で独裁政権の下で人権が侵害されている人に正しい外部の情報を伝えて、来るべき北朝鮮の自由化の到来に備える。
北朝鮮の人たちも被害者であって、その人たちを助けるために脱北者の人たちは、実はあとで話がありますが金正日政権はこの放送局を4回爆破すると脅迫しているんです。
金代表には今警察の警護がついています。
テロに遭う危険が実際あると言われています。
そして韓国の中の左翼に金正日が命令をして放送を潰せと言ったので、左翼のデモ隊が来たり殴りかかられたり、実際そういうことを経験していても先に自由世界に出て来た者として、北朝鮮に残っている人たちにも自由化へ向けて戦いたいと言って、放送局を続けていらっしゃるわけです。

韓国政府の今の状況はそういう脱北者の人たちを支援するような雰囲気では率直な所無い訳です。
そういう中でソウルでこういう事をするというのは大変困難があるんですけども、でもやっている。
そして脱北者ですから北朝鮮の人たちが欲しい情報が分かるわけです。
どういう事が聴きたいのか?それを伝えると。
北朝鮮の人たちが今一番必要な情報をラジオを通じて、命懸けで伝えようとしている自由北朝鮮放送そのものを私たちも支えようじゃないかと。
日本人だけが帰ってくれば良いとは私たちはいつも言っていなかった。
全ての外国の、今日は実はタイでタイの被害者の救出運動をやっている海老原さんが、救う会のタイ連絡員をされているわけですが、来て下さっています。
後でちょっとご報告をしていただきますが、タイの被害者も助けなくちゃいけない。

そして実はテロをする政権と言うのは国内で人権弾圧をする政権なんです。
自国民の人権を考えない政権が外国に対してもテロをするんです。
そういう点では北朝鮮の住民の人たちと我々は同じ立場なんです。
金正日独裁政権の被害を受けている。
その人たちにも何とか自由の風を送りたいと言うふうに思って、我々は国民大集会でも「世界が力を合わせて救おう、拉致被害者をそして北朝鮮の住民を」というテーマを過去に掲げた事もありますけど、それを具体的に助ける事が出来るのが命懸けで韓国でやっているこの放送局を支える事だと。
そしてその放送局の中では実は拉致問題も取り上げて、拉致問題解決にも取り組んでくださっているわけですから、余計その放送局自体を我々がただ拉致問題解決に利用するのではなくて、この放送局自体も支えて一緒に金正日独裁政権と戦っていきたいという事で支援委員会を作りました。

実はアメリカでも同じような組織が出来ておりまして、アメリカでかなりのカンパが集まって短波放送が一つだったのが二つになる。
中波放送が出来るようになったのはアメリカのカンパのおかげが随分あるわけです。
アメリカは拉致被害者はいないんです。
でも教会などを中心に人権問題と言う事で金さんが何回もアメリカに行って被害について証言しているんですが、アメリカの中にも支援の声が出て来ている。
日本でも是非この放送を支える。
人権を大切にすると言う自由民主主義の立場に立った日本人の声を上げていきたいと思っております。

そしてまさに今北朝鮮情勢は風雲急を告げておりまして、アメリカの制裁や今回の非公式の6者協議のようなものなど、いろんな動きが出ておりますけども、金正日政権が追い詰められていることは間違いがありません。
そのことについては私がインタビューに答えた物をまとめた、「金正日を追い詰める時が来た」と書いた資料も配ってありますし時間があれば後で佐藤会長にもお話をしていただこうと思っておりますが。
そういう中で北朝鮮に・・・(聞き取れず)と言うことは大変意義に適っている事ではないかと思います。
今日はわざわざ自由北朝鮮放送の代表で、そしてもう一つ脱北者同志会と言う、今韓国に8000人くらい脱北者が来ているんですが、その中にいろいろ脱北者の団体がありまして一番大きな団体、脱北者同士会の会長をしています。
脱北者のいろいろな面倒を見ていますので、その立場から放送局のあり方・・・(聞き取れず)。

この放送局の名誉委員長は金泳三前大統領で、委員に康仁徳前統一部長官、李東○(複のへんを香に)全国会議員、趙甲済月刊朝鮮編集委員。
あるいは姜哲煥さん(「平壌の水槽」著者)、この間ブッシュ大統領と握手をした脱北者の方。
それから安明進さん、なんか皆加わっているんです委員に。
で、私は委員になっている。
その金聖民さん、わざわざこのために東京に来てくださいました。
そして明日は大阪に行って同じような集会をいたしますけども、金聖民さんから自由北朝鮮放送についての内容と、それから自由北朝鮮放送で何をしようとしているのか?
そしてもうひとつ脱北者の立場から拉致問題解決のために私たちは何をすれば良いのか?と言うようなことについてお話をしていただければと思います。

金聖民さんです。
拍手でお願いします。(拍手)

このテキストは話しの花束ぴろんさんの労作です。

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東京連続集会17-4(2006/4/12)

『金聖民(キム・ソンミン) 自由北朝鮮放送代表のお話 その1
                      通訳:西岡力氏』

もう一度ご挨拶を申し上げます。
私は脱北者であります金聖民と申します。(拍手)

実は私は北朝鮮で16年間将校として軍に勤務しておりました。
そして脱北してきたんですがそのあと西岡先生に会ったり、あるいは脱北者を助けていらっしゃる加藤博(北朝鮮難民基金・事務局長)さんのような方にお会いして、自分が北朝鮮で軍隊にいたと言うことは悪い事をして来たんだなと。
自分のやってきたことは悪い事だったんだなと。
そしてまた、こんなにたくさんの被害者が拉致されて来たと言う事を知りまして、金正日と言う人間は本当に酷い事をたくさんやっているんだなぁと言う事を、改めて感じました。

それが私の率直な告白でありますけれども、それにも拘らず皆さん方は金正日を降伏させた人たちだと言うことです。

実は金正日が皆様方の力でですね。
拉致を認めたわけです。
その時私はまずこう感じたんです。
あいつは悪い奴だなぁと、ずるい奴だなと、酷い奴だなと。
と言うのは拉致を認めたときすぐに感じたのは、朝鮮総連の人たちが酷い目に遭うんじゃないか?
自分達が利用してきた朝鮮総連の人たちが酷い目に遭うにも拘らず、そんな事お構いなしで自分の都合ででっち上げたと言っていた物を認めてしまう。
そういうふうにまず感じたわけです。

その背景はお金が欲しかったとか、圧力があったとかいろんな話がありますけれども、とにかく金正日を皆さんは降伏させたのです。
そのことは多くの人たちに希望を与えたと思います。

また今回のですね。
横田めぐみさんと金英男さんが夫婦であったと言う事実が明らかになった。
具体的なことは私は聞いておりませんけども、皆さん方の粘り強い運動のひとつの成果だと思います。

これはですね。
人間の良心を大切にする日本人・韓国人ばかりでない世界中の人たちに貴重なメッセージを発したと思います。

金正日が拉致をしているということは皆知っているんです。
世の中の人は皆知っている。
しかしその金正日をどうやったら屈服させる事が出来るのか?降伏させる事が出来るのか?と言うことは分からなかったんです。

私は北朝鮮で生活してきましたから動物的な感覚で分かるんですが、今回も金正日は絶対に最後までしらばっくれると思います。

ですから同じ事で思い出すのはですね。
日本人の拉致被害者は皆死んで墓に埋められたけど墓は流れて無くなったと、しらばっくれた事があった事を思い出します。

私は良く覚えていないんですが、確か94年95年に黄海北道の麟山(リンサン)と言うところの墓が洪水で流れたと発表したと思うんですが、実は私は当時すぐその横で部隊で勤務していたんです。
そして洪水の被害があったのは当時は黄海北道ではなくて平安南道だったんです。

私は皆様方にご忠告申し上げたいんでありますが、北朝鮮は国家レベルで綿密に嘘をついてくる。
国家全体が動員されて嘘をついてくる。
それに対して民間のNGOの力で対抗するのは非常に難しいんです。

ところがその様な北朝鮮に対して皆さん方は勝ったんです。

金正日政権の事を不良政権だと言うふうな呼び方もされるわけですけども、核問題・麻薬そして偽札、もうできる限りの悪事をずっとやっているような政権を屈服させて、拉致被害者を取り戻して北朝鮮の住民を助ける為には何らかの突破口がなければならない。

今回のめぐみさんと金英男さんに関する報道に接して私はこんな事を考えました。
拉致問題は人権問題である。
この拉致問題と言う人権問題が金正日政権を屈服させるのに突破口になるのではないか?
その様に思ったわけです。

例えばですね。
北朝鮮の人権問題にこれっくらい知らん振りをしていた韓国政権が、今半分くらいはこの問題に関与し始めました。

4月22日から28日、ワシントンで行われる北朝鮮人権週間の行事の日程を見たところ、横田早紀江さんがワシントンに行かれてあちらの下院の公聴会で証言をされると言うふうに出ておりました。

そして我々脱北者の代表がアメリカ議会の上院の公聴会で証言をする事になっております。
そのことを契機としてアメリカの世論に人権と言う、人類の普遍的な価値観から北朝鮮問題を訴えれば、アメリカも大々的にこの問題に関与してくるんじゃないか?と。
その様な契機になるんじゃないかと思います。

金正日の事を悪だと呼んでおりますけども、悪の金正日から降伏を引き出す一番良い手段は人権問題だと、いうふうに元労働党の黄長ヨプ(火へんに華)先生は、前から提議していました。

その人権問題の核心には実は拉致問題がある。
日本人拉致問題・韓国人拉致問題があると私は思っています。

それで放送の話を申し上げたいんですが、この様にですね。
皆さんと心を合わせて北朝鮮と闘うために放送を始めて、皆さんがこの放送のための支援委員会を作ってくださった。
このような席に私を呼んで頂く事は大変嬉しい、反面ですね。
実はこのような支援委員会が韓国でソウルで出来ていれば、私はわざわざ東京まで来る事は無かったんじゃないかと若干複雑な思いもするわけです。

私達がこのような対北放送を始めようとした大きな理由は、実は韓国のテレビや新聞を通じて、政府が今までやっていた北朝鮮に対する放送を中止すると言う報道を見てですね。
それならば我々の力でもやらなければならないと、そういう意見が集まって始めたのです。

実はですね。
理解できないような北朝鮮の体制が維持されている最も重要な秘密は、実は情報統制です。

もしも私が脱北していなくてまだ北朝鮮にいて北朝鮮の軍の大尉だったとします。
そして我々の偉大なる指導者の金正日同志が、日本から13歳の子供を工作に使うために本当に拉致していたということを聞いたら、本当なのか?と。
本当なら酷いじゃないか?と、体制に対する反感までは行かないまでも疑いを持つようになると思います。

ところがその様な外部の情報を北朝鮮は100%、外からの情報を、テレビやラジオを通じて入ってくる電波の情報を遮断しているから、だから体制が維持出来ている。

ところが北朝鮮の内部に対して外部の情報提供をしていた韓国政府が、ある日突然それをやめると宣言したんです。

そこで私たち脱北者が知恵を集めてお金を集めて、2004年に最初のインターネット放送を始めたわけなんです。

今はですね。
随分私たちの放送も知られるようになり、また西岡先生も来て出演してくださったりしているんですが、しかし始めたころはどうして良いか分からなかった。

2004年に最初のインターネットを通じた実験放送を、2004年の2月16日金正日の誕生日に合わせて実験放送をしました。
そしたらそれが朝鮮日報と言う韓国の新聞を通じて報道されました。

そうしましたらですね。
その年の4月3日にあった南北会談で北朝鮮の代表が、まだ実験放送しかやっていない段階なのに「脱北者たちの放送を中断しろ」と言ってきた。

またですね。
その年の3月に金正日が指示文を出したんです。
後でその内容を日本のマスコミを通じて私たちは入手したんですが、それによると「祖国を裏切った黄長ヨプ脱北者たちがラジオ放送をやっている」と。
「それは人民の名前で許す事はできない」と。
「しかし我々が直接出て行くといろいろ問題があるので第三者を使って粉砕せよ」と、金正日の指示が2004年の3月に出たということを後で知りました。

5月18日にですね。
私たちはスタジオ全部設備を入れて準備をして本格的な放送を始めようとしていた段階で、家主が突然「出て行ってくれ」と言って来て、私たちは追い出されてしまった。
平壌でなくソウルで、北朝鮮(向け)の放送をしようと思ったら、2月に始めて5月には追い出されて行くところがなくなってしまう。
白昼ソウルで茫然自失して仲間たちと涙を流した事を覚えています。

皆さん方はご承知かもしれませんが、実は韓国には金正日の指示に従って動く団体が大変多いんです。

その代表的な団体の事務局長は、実はスパイ罪で捕まって実刑を受けて刑務所に入って出てきた前科を持っている人ですが、統一連帯と言う組織があるんです。
統一連帯と言う組織は、韓国の中の親北運動・反米運動に殆ど参加して指揮をしているような団体ですが、その統一連帯の人間が5月に30人、私たちの事務所の前に来て「ラジオ放送を中断せよ」という路上記者会見。

その時警察が間に入って止めたわけですけども、もしも間に警察が入らなければですね。
南の中で一番親北で一番極左のグループと、金正日を一番憎んでいる脱北者の我々一番右のグループが対峙していたわけですが、警察がもしも取り締まりをしなければ朝鮮戦争以上の乱闘劇になったんじゃないかと思われます。
そしてその中で実は私は救急車に乗せられて病院に運ばれました。

私たち脱北者は絶対に譲れない一線と言うのがあるわけです。
肉を食べないでお粥をすすってでも絶対にそれはやらなくちゃいけない。
それは北朝鮮にいる私たちの同胞に、今食べ物を与えるよりもまず自由を、民主主義の風を、情報を送りたい。
そのことについて私たちは何があっても絶対に譲ることは出来ないと思っております。

その後には韓総連と言う日本で言えば全学連みたいな学生運動の全国組織が200人、統一先鋒隊という過激な団体が奇襲デモで放送局を襲ってきたわけですが、その時我々の側は3人しかいなかった。

その時機動隊がバス2台動員されたんですが、それが無ければ私はここにはいられなかったでしょう。

しかし私はこのように生きております。
そして自由北朝鮮放送も今でも健在です。
私たちは誰がどのような事をして来ようと正しいと信じる道を歩んでいきたいと思っております。

私たちの放送局にかかってくる脅迫電話、これまでに数千件の脅迫電話がかかってきて、また脅迫メールは数える事が出来ないくらいたくさん来ております。
また、祖国統一戦線の北朝鮮のいろいろな組織の代理人談話とか、あるいは論評とかそういう物で我々を批判して、許す事は出来ないと、爆発するとか粉砕するとかそういう事をどんどん談話で出しております。

私たちは誇りと決意を持ってこの仕事をしているので、私が倒れても別の脱北者が出てきてこの旗を上げ続けるだろうと信じております。
そしてまた今日この様に同じ志を持つ家族会・救う会の皆さんに呼んでいただいて、このような集会で話す事が出来てより一層この戦いをやめるわけにはいかないと、堅い決意を固めた物であります。

私達が短波放送で引き続き電波を送り始めたときに、北朝鮮は大変強い妨害電波を出して来ております。
また私たちのインターネットサイトに対しては北朝鮮が中国政府に依頼したんでしょう。
中国政府は接触を遮断しています。

それに対して私は実は大きな表彰だと思っています。

また報告を差し上げてはいるんですが、4月20日からはですね。
北朝鮮が妨害電波を出していない新しい周波数で、かつ1時間に延長して放送します。
6月20日からはそれに加えて中波放送を始めて3つ(電波を)維持します。
北朝鮮がまた妨害電波を出してくればもっとやります。
最後まで戦い続ける覚悟ですし、また皆さん方が絶対に解決しなくてはいけないと思っている拉致問題についてもこの放送を通じて、小さなしかし確実な貢献をしたいし出来ると信じております。(拍手)

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東京連続集会17-5(2006/4/12)

『佐藤勝巳 救う会会長のお話』

北で今言われていることは、朝鮮戦争以来の最大の危機を迎えているという話が広く広がっているようです。
それがどういうことか?と言うと、一番主要な原因は拉致問題を巡って国際的な取り組みが広がっているという事でありまして、先ほどから指摘されております様に韓国の今の政府と言うのは、自国民が拉致されてもそれを救出するという意思は余り無いようです。

しかし今回DNA鑑定でハッキリした訳ですから、5月の地方選挙を今目の前にしていますから、あの問題についてしかも自国民が拉致されているという、しかも500人近い人を放置しておく事がかなり難しい状況にはなって来ている。
しかし、一生懸命やるか?といったらそんな事全然無いと思います。
一生懸命やって北を刺激するとそれは上手く行かない。
盧武鉉政権が取っている宥和政策が上手く行かない、と言うような事でその包囲網の中で一番のアキレス腱は韓国なんですね。
中国はもちろん、中国も日本のような厳しい態度はもちろん取っておりませんけども、しかし韓国に比べればそれ程甘い態度は取っていない、言う事です。

しかしそう言いましてもですね。
2年後に北京がオリンピックを控えておりますから、そのオリンピック前に一番陸続きの朝鮮半島の北の方で混乱が起きては困るという、そういう状況に立ち至っています。
ですから中国側とすれば会うたびに援助を要求される、金を貸せ、いろいろな事を言われて、そうですね。
トウ(登におおざとつくり)小平政権が出来たのが1983年ですから、83年以来中国は「北朝鮮が生き延びるには改革開放以外に無いんだ」と言い続けてきても、ご案内のように改革開放の方向には政策を執っておりません。

あれ、政策を執った瞬間にですね。
金正日政権は崩壊すると言うのが我々の分析です。
執れないんです。
その選択をしてしまうと自分が倒れてしまうから、どうしても従来のような訳の分からない政策をずっと執り続けてきて、そして今極限状況に立ち至っている。
言う事であります。

従ってアメリカのマネーロンダリング、は広く言われているからご案内だと思うんですが、あれは偽ドルを承知でもって洗浄したのに協力したバンコ・デルタ・アジアと言う銀行に対して、アメリカ国内法、愛国法311条か何かを適用して来たんですね。
ちょっとこの数字の数は自信がありませんけど、これはどういうことか?と言うと、ああいう事に加担した銀行に対してはアメリカの銀行は取引をしないと言うことなんです。
それを適用したんです。

適用したアメリカの方も実は驚いているんですけど、世界中の銀行が北朝鮮の団体とか個人に下手に口座を設けるのを、北朝鮮と言うのは何をやるか分からん。
変な事をやったらとアメリカの銀行と全部取引駄目だぞと、停止だぞと、言う事がわかってから北朝鮮がですね。
口座を設けようとしても世界中の銀行が相手にしないと言う問題が発生して来たんです。
銀行が相手にしないと言うことは、取引の決済・貿易の決済が出来ないと言う事です。

そこで北は困りましてね。
現金で取って欲しいと言ったら、これ偽ドルを作ってる所ですから、現金なんか貰ったらそこに偽ドルが入っていたらどうにもならんから、(笑い声)それは困りますと言って誰も相手にしない。
後残された道はどういうことか?と言うと物々交換しかないんです。
と言うような状況に今立ち至っています。
日本の方もご案内のように去年の内閣改造以来、かつて無く現行法を使って今締め上げをやっているわけですね
というアメリカと日本の締め付けについて、我々の想像をはるかに越える大きなダメージを与えている。

先ほど私、もはやいつ崩壊してもおかしくないんだと言う趣旨の話をしましたが、私は次のように考えております。
今のまま、今の現状のままで北朝鮮の内部矛盾が起きてテロだとかクーデターが発生するとは考えておりません。
現状のままだったらそういう内部矛盾は起きないと思っております。
もう少し軍事的圧力、これは情けない話なんですけども、結局アメリカの力を借りなければならないんですが、軍事的圧力が強まった時に北朝鮮内部でどういう問題が起きるか?と言うと、北朝鮮の軍の中で「アメリカと闘うべきか、外交で解決すべきか」という問題が起きてくるんです。
必ず二つに意見が分かれる。
そのときに初めて内部矛盾が起きてくる。
従って軍事的圧力と言うのは必要不可欠な要因なんですね。

それはどういうことかと言うと今アメリカのイージス艦が、その時によってどうも違うようなんですけども、だいたい5隻前後朝鮮半島周辺に配備されております。
イージス艦と言うというと昔の軍隊で言えば巡洋艦ですから、これイージス艦一隻に約200発の巡航ミサイルが搭載されているんです。
5隻ってことは1000発です。
巡航ミサイルの射程距離は1300キロですから、東京湾から発射しても北朝鮮全域に届きます。
ご案内のようにあのミサイルは高度50メートルで飛ぶんですから、レーダーなんかには全くかからない。
殆ど100発100中ですね。
1000発の巡航ミサイルで北朝鮮の軍事施設は包囲されています。

しかしそれだけではなくてやっぱり目に見えて、第7艦隊の空母が入ってくる。
と言うような状況が作り出されたときに、金正日政権、北朝鮮内部における軍の矛盾が起きてくる。
どちらか二つに割れたときにどっちかの派が金正日を担ぐわけです。
担ぎそこなった反対派の方は全部粛清されますから、粛清されるんならばと言う事で初めて矛盾が起きてくる。

今の北朝鮮の状態でですね。
チャウシェスクが倒れた時のような、チャウシェスク自身が主催の集会を開いて、その集会の片隅から「馬鹿野郎!退陣しろ!」と言う声、そういう状況には全くありません。
そういう状況を作り出すためには、外からの情報がどんどんどんどんやっぱり入っていかないと、駄目なんですね。
仮に外から入って行ったにしても、一般の大衆が立ち上がって集会をやるとかデモをやるとか、そんな状況にはなってないんですね。

何でなってないか?と言うと、頭の中おかしいとかそういう事じゃなくて、お腹が空いておってはそりゃ人間自分の命を支える事を最優先しますから、物理的に難しいんです。
結局軍なんです、問題は。
そういうような状況に我々がどんどん追い詰めていく。
今その過程にある、と言うことです。

本当にアメリカが軍事的圧力をかけるのかどうか?と言うのは、そこは私自身は不透明で良く分からない。
しかしながら今のマネーロンダリングの締め上げ方を見ておりますと、それだけで留まってしまうと金正日は延命をしてしまう。
問題は抑止力の行使を使うかどうか?と言うところ。
今自身もアメリカがそこのところを本当にブッシュ政権はどう考えているのか?と言う事をよく聞いてないし、分かりません。
だけど流れは間違いなくその方向に行っていると言うことは間違いのない事で、外部からの情報の流入、これは東欧諸国・旧ソ連、これは全部外部からの情報によって動揺を来たして崩壊して行った。
言うことはこれは間違いの無い事です。

ですからこれから考えている、さっきここで結成された外からの情報を仕掛けた、脱北者が自らの体験を元にして、どのような情報を送り込む事がもっとも有効か?と言う意味では、この自由北朝鮮放送は非常に力を持つであろう。
言うふうに思っております。
ですからいつ倒れるんだ?と言う質問を良くされるんですけども、それは私に言わせると全然話が違うんだと。
いつ倒れるか?ではなくて、いつ倒すのか?という、こちら側のですね。
決意と言うか運動と言うか具体的な行動が伴わないと、やはり駄目なんですね。
放っておいて自然にあんな、言って見れば超独裁政権、超秘密警察が力を持っているところで、放っておいて自然に崩壊するなんてことはまず考えられない。

だから結局拉致(被害者)を奪還する、あるいは東アジアの平和と安定を考える。
あるいは核を持っている、ミサイルを持っている。
そういう政権をですね。
東アジアから無くして行かないと、我々の日本の安全などと言う物は全然守れないわけですから。
拉致の奪還と合わせてですね。
今あの政権をどのように私たちは対峙して、自国の我々の生活や平和を守っていくのか?
焦眉の課題になって来ていると私は思います。
そういう観点から言うと、安倍さん一生懸命やっているけれどちょっとまだぬるいよという感じは致しますよね。

しかしこういう問題は人質は向こうにいるんです。
金正日が握っているわけです。
それを握られておってこちら側が生きたまま奪還する戦いと言うのは非常に難しいんです。
言うほど簡単にですね。
ああやればいい、こうやればいいと言う様な事ではいかん訳で、最後の土壇場に行って全部自動小銃で撃たれたら元も子もないわけですから、そこを外交を含めて諜報を含めてお金を使ってどうするか?と言う事をですね。
本当に真剣に今考えていかなければいかん所だろうと、考えています。
ちょっと押しました、ごめんなさい。(拍手)
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話の花束、ぴろんさんのテキストです。

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東京連続集会17-6 (2006/4/12)

『海老原智治 救う会タイ連絡員の報告』
★西岡力氏

先ほど紹介しましたけどタイから海老原さんが来てくださっていますので、一言ご挨拶を。

★海老原智治氏

0000715m

タイの海老原です。(拍手)
タイの方では12月の国民大集会以降、その時の訪日の様子がかなり大きくタイで報道されて、テレビではここでの集会それから日比谷での集会も含めまして連日報道されておりまして。

私、社会認識と言う事で言いますと、その様な報道が出るときはパッと意識が行くんですけども、中々それが持続しない。
且つそれが国民的な支援運動につながるというのにまだまだ至っていないという厳しい状況にあります。
その様な状況から、私のような在住の日本人が、まず当初の支援運動のきっかけ作りとして果たすべき役割、これ非常に大きいと考えております。
その様な視点からですね、活動を行っております。

その前にタイ政府および社会の認識をもう少し申し上げますとタイ外務省・・・(聞き取れず)っておりますが、タイ外務省の言葉としては

「我々は北朝鮮を非難するその様なつもりは無い。北朝鮮とタイの関係は良好な物と認識している。そのためタイ政府は北朝鮮政府と協力の下にこのタイ人拉致問題という物を解決していきたい」

だからこれまでも公式にはタイ政府は「拉致」と言う言葉は使わずに「タイ人行方不明者」と言う認定をしている。
そういう状況であります。
ただし私どもに伝えている・・・(聞き取れず)状況は行方不明と言うことではなくて、強制的に拉致されたのであると言うことは政府も分かっているが言う状況ではない。
まぁそのような事であると。

社会状況としては認識はこのような事でありますが、その様な中で私どもの方はですね。
様々な拉致問題の個別の問題の調査、事実がどうであるのか?
それを集めてタイ政府に出していく。
タイ政府の判断材料とするために出していくのと同時に、そういった事の社会発信、これを重要な物であると認識しております。

それに関しましてタイ人拉致問題、今現在確実に明らかになっているのはアノーチャ・パンジョイさん一名ですけど、これの資料と言いますか精細な証言はジェンキンスさんが書きました「告白」
あれに詳細な事実があるという事で、今のところこれがタイ人拉致の根本文献、根本資料だというふうに考えています。

最近2月にこのタイ語での版権を取得しまして、現在早ければ年内にタイ語訳をタイで出版する準備を進めております。
しかし、自費出版に成らざるを得ないという事がありまして、資金的に寄付に依存するしかない。
そこでちょっと根本的なものがあるんですが、スムーズに行けば年内に出版出来る予定です。

その様な事を含めまして、拉致問題と言う事が個別の行方不明事件なんていうことではなくて、北朝鮮政府の国家による犯罪行為である。
そのような犯罪行為にタイ国民が晒された、このような問題行動、これをきちんと発表して社会認識をするというのが、私どもの役割かと考えております。
特に拉致問題に関しましては、世界でもっとも詳細な情報が集まっているのはこの日本です。
それを体系的にタイに導入しましてタイ語で発信していく。
この部分が大きな役割と考えております。(拍手)

★西岡力氏

ありがとうございます。
去年の11月でしたっけ?
11月にチェンマイに行ったんですよ、私と増元さんとで。
チェンマイ空港でですね。
アノーチャさんの家族と会えてチェンマイ空港で帰るときにですね。
知らない日本人が空港にいるんです。
それで、増元さんにサインでも求めているのかな?と思って。(笑い声)
増元さん有名になったのかな?と。(笑い声)

ずっと空港で待っていてくれたんです。
チェンマイの大学の先生なんです、海老原さん。
日本語を教えてらっしゃってタイ語の研究家でいらっしゃるんですが、タイ人の奥さんを持ってらっしゃってチェンマイで教えてるんですが。

放送か何かで増元さんがチェンマイに来ているという事だけ分かったと。
何時の飛行機に乗るか分からないけれど、空港にいれば会えるだろうとずっと待っていてくださって、飛行機の時間までちょっとしかなかったのでちょっとだけ話をして名刺交換をして、「何か出来る事があったらやります」と言ってくださって、タイでも衛星放送を見て拉致被害者の家族の訴えをずっと聞いていたと。
「何か出来ることがあればやりたい」と申し出てくださって、それで12月にアノーチャさんの家族を呼んだときも一緒にタイから来てくださって。

我々タイ語の通訳をどうしようか?と思ってたんですが、言語学者ですから。
自分から来てくれたんで、尚且つあそこは方言があるんですよね?
だからなかなか普通のタイ語の通訳では大変だったと思うんですが、方言の研究をしている方が自分で来て下さったので助けて頂いて。
今度は日本語の資料をタイ語に翻訳すると言う作業をして、タイで活動をしてくださっているという事で。
こういう人がどんどん出てきて世界の拉致が今広がってきていている状況であります。

後30分くらいありますけど、金聖民さん折角来てくれましたから、・・・・(聞き取れず)の話を。

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このテキストは話しの花束ぴろんさんの労作です。

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東京連続集会17-7(2006/4/12)

『金聖民 自由北朝鮮放送代表のお話 その2 通訳:西岡力氏』

★西岡力氏

今せっかく来ていらっしゃいますから、脱北者同士会の会長でもありますので。
脱北者の人たちが来ると会うわけですね。
最新の北朝鮮の内部情報をたくさん持ってらっしゃるので、北朝鮮が今どういう状況にあるのか?
特に北の住民の人たちが今どんな事を考えているのか?
あるいは金正日政権の状況はどうなのか?と言う事をちょっとお聞きしたいと思います。

★金聖民氏

脱北者の中でも私どもの団体は、最近の北朝鮮の情報を多分一番良く知っている団体のひとつではないかと思います。
私たちは実は一週間に一回、北朝鮮の内部に電話をしています。
そして、「今ラジオが聴こえるか?」とか「最近起こったことは何か?」と言う事を聞いています。

それはどうして可能なのか?と言いますとですね。
北朝鮮の国境地域は中国の携帯電話が使えるわけです。
ですから時間の約束をして、こちらからかけるわけには行きませんけども、向こうからかけて来るんです。

最近国境警備隊が国境警備している姿を隠しカメラで撮った映像、あるいは脱北してきた人たちを取り調べて殴っているような映像を入手して我々のHPで公開した事があります。

昨年まではですね。
北朝鮮の幹部たちに対する教育資料として、講演記録と言うのがあるんですね。
それが文章で対外秘で幹部たちが読んでいる。
その本がそのまま外に出て来ていて、それをソウルで入手したり日本で入手したりしていたんですが、今年になってからはですね。
その物じゃなくてそれをデジタルカメラで写してチップで持ち出されて、どんどん内部の情報が外に出ている。

今日は日本のテレビ局もたくさん来ていらっしゃるようですが、最近の状況はですね。
ただ北の状況を写して来いと言うのではなくて、こういう場面をこういう目的でこういうのを撮って来てくれと注文が出来るような状況になっている。(笑い声)

なぜこの話をするのか?と言いますとですね。
北朝鮮の民心が大きく変わったと言うんです。
お金さえ出せばなんでもするようになった。
お金さえ貰えばどんな事でもすると言うふうに北朝鮮は変わってきたと言う事です。
今、例えば北の内部で売春が行われていて、その売春の場面まで直接外に出てきている。

しかし、皆さん方に理解して頂きたい事はですね。
お金さえ払えば何でもやる。
注文してくださいと言う北朝鮮の人たちに、政治的に「お前たちは統一の為に何か組織を作っちゃえ」「活動してみないか?」と言うと、やらない。

北朝鮮の住民はですね。
人間が二つに分かれている。
こちら側の頭ではですね。
金正日が配給をくれないんだから、生き残らなくちゃならないんだから金になることはなんでもやる。
考えているんだけど、こちら側では「お前、統一の為に何かしないか?政治的な事を何かしないか?」と言うとですね。
向こうは「スパイをやれと言う事か?」という事になるんですね。
それは絶対にしない。

今混乱期だと言えると思いますけど、北朝鮮の住民一人一人がですね。
南と直接連携が出来るパイプを持つ事が出来るようになるならば大変な事が起きるから、今それが無いからこのままでいると。

北朝鮮の例えば軍の将軍たちの中で、金正日が政治を失敗していると。
このまま行ったら長くは持たないと言う事を分かっている人は大変多いと。

そしてその様な人たちはですね。
南の情報も皆入手して見ているので、南の政権が先行きの無い北の政権を今支えていると言う事まで知っていると。

その様な人たちからすると韓国はもう絶望的だと。
アメリカに期待をかけているんだけど、それにつながるラインを探せないんだと。
日本はどうか?と言うとラインが無いと。
彼らの中で実は外につながりたいと思っている人が必ずいると私は信じている。

その様な人たちに対してですね。
私たちの脱北者の放送や、あるいはアメリカがやっている「ボイス・オブ・アメリカ放送」や「自由アジア放送」は、その様な人たちに窓口の役割を果たす事が出来るんじゃないか?と私は思っています。

実はですね。
ここでは拉致問題に皆さん関心がありますから拉致問題についてお話を申し上げるんですが、先ほど記者会見でも申し上げたんですが聞いてらっしゃらない方もいるので繰り返しになりますが、1994年ごろですね。
中朝国境地域、とくにヘヨン(?)辺りでですね、ある口コミの噂が広まったんですね。
日本人はねずみの尻尾が好きだと、高く買うと、ねずみの尻尾は精力剤だと。
高く売れると言う噂が広まってですね、国境地域にねずみがいなくなってしまった。
皆がねずみ捕りに走った。

そして今ラジオ放送を通じて、西岡先生がソウルに来て北朝鮮に対して拉致被害者の情報を出してくれれば報償すると、お金を払うと言っている。
そういう噂がパッと広がるとですね。
私は多分物凄い数のいろんな情報が出てくると思います。
多分偽物もたくさんあるでしょうけども口コミでそれが広がると、情報が出てくるんじゃないかと思います。

先ほど申し上げたんですが中国の中で捕まって刑務所に入っている脱北者が、中国の刑務所ってラジオ聴けるんですね。
やる事ないですからラジオばっかり聴いている。
それで直接国際電話で金さんの所へ電話がかかってきて、日本人の拉致被害者の写真と日記を持っていると言って。
それで私(=西岡)の電話を教えて私が電話を取ったんですが、どう判断して良いのかが分からなくて、日本にも領事館はあるからといって領事館の電話番号は教えてそことやってくれと言ったんですけども、もちろん確認しなきゃいけないので本当かどうか分かりませんけども、しかしもうすでにそういう反応が出てきている。

心理戦であると思うんですけどね、こういう事は。
北朝鮮の人たちは拉致の話を聞けばですね。
罪のない日本人が拉致されているという話を聞けば、それは自分がやった事ではないにしても、申しわけないと言う気持ちは北朝鮮の人間にも出てくる。
特に血縁関係の、家族が家族を探していると言う、日本の家族の直接の訴えを朝鮮の人たちが聴くことが出来ればですね。
絶対に感じる物があるはずだと。
それを普遍的な人権とか人間の良心とか言いますけども、そういう事に訴える訴えを継続してやっていけばですね。
少なくとも日本人に危害を加えようとしないで守ろうと言う心を持つんじゃないかと。
北朝鮮の人たちも人間です。
酷い状況におかれていますし、ひどい事もしているわけですけども、しかし心が通じる人間だと訴えたいと思います。

北朝鮮ではですね。
昔は北朝鮮の人間は純真だと言ってたんですけども、それは無くなりました。
お金のためなら何でもやると言う風に変わってしまいました。
最近も電話で内部から聞いたんですが、国境警備隊で長い事勤めていて金を大変集めた兵士が軍の保衛隊ですから憲兵隊ですね。
憲兵隊の部長の家を買ったんです。
兵士が憲兵隊長の家に住んでるんです。
お金で買える。
それが発覚して処罰されたんです。
お金があれば憲兵隊長も家を売っちゃうんです。

北朝鮮はそれくらい混乱しているんですけども、しかしまた金正日は譲歩しようとは思ってなくて、自分の後継者を息子にしようとしている。
鉄のような統治を続けようとしているんです。
代を世襲で。
そういう非正常な北朝鮮に対してその政権を倒すという事が北朝鮮の人民を助ける事になり、拉致問題解決の究極の目標ではないかと思っているんですが、そのために出来る限りの事を皆がそれぞれやるべきだ。
ラジオ放送であればラジオ放送であると。
拉致被害者救出運動は救出運動、それぞれがそれぞれに出来る限りの事をやって北朝鮮に働きかけて、政権を倒す事を目指すべきだと思っています。

ですから私は金正日政権と北朝鮮の人たちは分けて考えなくちゃいけない。
そして金正日政権を倒すためにはどんな手段方法を使っても良いと思います。
それは私たち脱北者皆の考えです。
ですからラジオを今一応やってますし、またある脱北者の団体は北朝鮮にビラを気球で落とすという事をやっています。
またある団体はですね。
日本で本の出た「金正日の料理人」と言う本の写真だけをですね。
出版社と新しく契約して、あの写真を見れば金正日と言うのはこういう男だったのかと、すぐに分かるわけです。
それを濡れても大丈夫なようにコーティングして北に送ると、言う作業をしている。
それで、昔はビラをやったりそういうことは韓国政府がやっていたんです。
しかし韓国政府がやらなくなったから、脱北者がやってるんです。

ですから自分がやろうと思った事は最後まで粘り強くやって行かなくちゃいけないと思っています。
さきほど私は大変だと自分が殺されるとちょっと弱音も吐きましたけども、しかし決意を固めて仕事をしていけば実は韓国社会の中にも同志は多いと。
多くの方が支援をしてくれていると、友達もたくさん出来たと。
同志が増えていると言う事を報告したいと思います。

私は普通の脱北者です。
北にいたら黄長ヨプ先生に会うことが出来なかったような立場です。
しかし脱北者として来て、黄先生にマイクを突きつけて録音お願いしますと言えると。
あるいは今私たちの放送に出てくれている康仁徳・統一部前長官とか、李東○(複の扁を香に)前国会議員とか趙甲済・月刊朝鮮の前編集長とかそういう人たちが大変有名な人たちばかり。
しかしそういう人たちが私たちを助けてくれるのは、この放送に意味がある。
そして私たちは最後までやろうという決意を意気に感じて助けてくれているのだと思う。

また私は脱北者ですけどもこちらに出てきて、日本は私たち北に住んでいた人よりも北の内部の事をいろいろ知っているんだそうです。
・・・に会ってみて、あるいはジャーナリストに会ってみてそんな事も感じています。
そういう人たちがラジオに出て下さって北朝鮮にアピールする事もまた意味があるんじゃないかと

実はあそこにいる二人の女性、(控え席にいる女性二人、立ち上がって会釈)韓国人なんですけども、韓国で自由北韓放送をボランティアとして手伝っていて、二人とも梨花女子の大学院の北韓学科(?)マスターコースを終えた方であちらの方は日本人と結婚して今日本に住んでいらっしゃって、こちらの方は一ヶ月前に慶応大学に留学に来たんです。
こういう人たちとも私は運動する事によって知り合いが出来て、日本でも私たちを助けてくれています。
そして最後に申し上げますけども、私たちはこの問題を解決するには金正日政権を倒すしかないと思っています。
2400万の北朝鮮の住民を助ける道、そして皆さん方が本当に心から望んでいる拉致被害者を全員取り戻すためにも金正日政権を倒すしかない。
それが究極の目標だと思っておりまして、そのためには私どもは出来る限りの努力を今後もしていくことをお誓いして、そしてそのことの中で、小さいけれども確実な何かの成果を上げたいと思っています。
成果を上げた時は是非拍手を送ってくださるかと思います。
ありがとうございました。(拍手)

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東京連続集会17-8(2006/4/12)

『質疑応答 通訳:西岡力氏』

★質問者 増元照明氏

ありがとうございました。
ひとつだけ、日本の政治家の中にも国民の中にも、北朝鮮が崩壊した時日本に300万人の難民が来ると言っている方がいるんですが、実際北朝鮮が崩壊した時、難民が来ると思われますか?

★金聖民氏

そういう話は実は東京に来て初めて聞きました。
中国に逃げるだろう、韓国に逃げるだろうと言う話はありますが、初めて聞いたことなので今瞬間的に思っていることですけど、瞬間的に考えてお答えするんですが、殆どそういうことは無いんではないか?と思います。
ただ、無視できない点があるとしたら、北朝鮮の人間は日本が世界で一番暮らしやすい金持ちの国だと思っています。
在日朝鮮人がいろんな物資を持って来ているので、それで日本が豊かだと言う事は皆知っている。
ロシアの材木伐採工で行って帰って来た人間とか、ドイツに行って帰って来た人間とかいますから、いろんな国の状況を知っていますけど、その中で日本が一番豊かでいい国だと思っているんです。
だから混乱などでどこか行こうと思ったら、日本に来る可能性はゼロだとは思いませんが、船に乗ってまで来られるだろうか?と。
そういう事を考えると日本に難民がたくさん来ると言うのはちょっと考え難いんじゃないか?と思います。

★質問者 本田勝氏

0000717m

お聞きしたいんですけども、脱北者の方は貴重な人だと思うんですけども、まして軍隊にいたという事なので。
私の妹、田口八重子は蓮池さんの情報ですと、軍隊の組織「敵工地」と言うところに所属して、そちらの方でどこか別のルートにいると言う話を聞いておるんですが。
その敵工地と言う組織その物は何なのでしょうか?

それからもう一点、私の妹八重子は軍の移動中の車両と交通事故で、北朝鮮で言えば民間の車とぶつかって交通事故を起して死亡したと言われているんですが、軍の移動中と言うのはそういうことは起きるんでしょうか?

★金聖民氏

第一の質問ですが、敵工地ではなく敵工局だと思います。
敵工局というのは軍の組織であります。
それは朝鮮人民軍の総政治局の下にある直属の機関です。
軍の組織は総参謀部と総政治部の二つの組織に分かれるわけですけども、総参謀部は軍の編成上の空軍とか陸軍とか海軍とかがそこに所属していますが、政治ラインの総政治局のすぐ下に敵工局と言う組織があります。
一般の北朝鮮の人間でも敵工局と言う組織があるということは知っていますけども、そこが何をやってるかはあまり良く知りません。
ただ、私たち一般の軍人が知っているのは敵工局が作っている小さな本です。
冊子です。
その冊子は宣扇(せんどう)資料という、つまり宣伝扇動の宣扇ですね。
敵に会った時に、どうやって敵に政治工作をするのか?
その要領を書いて作ってある本を作って軍人に配っている組織だと理解しています。

その中で敵と対峙した時にどのように政治武装をして相手に勝つのか?
心理戦をやるのか?と言うことが書いてあるんですが、私は日本語で一つだけ知っているのがあるんです。
「我々は朝鮮人民軍だ」と、その本の中に出てくるんです。

ですから日本軍と対峙した時に、日本軍に対してどのような言葉を言って彼らを降伏させるのか?と。
そこに日本語を覚えろと書いてあるんです。
アメリカ軍と戦う時は英語で言えと英語で覚える言葉が書いてある。

しかし敵工局でやる本当の任務は対南工作です。
ふたつあります。
ひとつはビラや物を北から南に送ってそれによる政治工作。
北朝鮮は大変経済が狂っていて餓死者が続出していて、そして闇市ではうどん一杯を食べられなくて泣いている子供たちがたくさんいた。
大変な経済危機だった97年98年でも外貨を使っていい紙を買って来て、濡れないようにコーティングをしてビラを作って南に撒いていたんです。
あるいは金正日の贈り物の時計と言うのがあって、その星印の時計や北朝鮮の一番最高級のタバコを南に撒いていたんですね。
北朝鮮の社会主義がいかに偉大な物であるかと宣伝する為に撒いたんですが、その任務を担当していたのが敵工局です。

もう一つ敵工局でやっている事は対南ラジオ放送です。
実は北朝鮮は南北長官級会談で、お互いの誹謗放送をやめようと提案して来たんですね。
北の人間が南からのラジオを聴くとショックを受けるわけです。
平凡な事実でも北の人は知らないから、大変なショックを受けて変化が起きる。
北からのラジオを南の人が聴いても何の効果も出ない。
そういう中で両方一片にやめようと言う提案をしてきたわけですけども、その北朝鮮がやっていた対南放送を担当する部署が敵工局です。

その長官級会談でですね。
お互いラジオ放送を中断しようと合意したんですが、ですから北朝鮮の代表的な対南放送「統一革命党の声放送」これは放送を中断しました。
しかしその内容はそのまま平壌放送の一部に編成されて、対南番組が平壌放送の中に生まれて、そのまま吸収されて今もやっています。
ですから田口さんはもしかしたらそのラジオ放送の部門、政治工作の部門で何か仕事をさせられているのかもしれません。

率直に申し上げますけども、交通事故はどこの国でも起きるわけです。
北朝鮮で交通事故が起きるとすると軍隊の車両と起こる可能性が高いです。
なぜなら軍隊の車両は民間の車両が来ても避けないからです。
民間の車両は逃げなければならない。
そういう事はあります。

しかし北朝鮮が今死んだと言った事を信用できるか?と言ったら、私は全く信用できないと思います。
一人一人の人たちがなぜ死んだという事になっているか?
そして墓が流れたと言って証拠が出てこないのか?
これは北朝鮮が外に出す事が出来ない重要な地位にいて、秘密を知っているからです。
特に対南工作や対日工作に関係する重要で口外出来ない秘密を知っているので、死んだと言って嘘をついているんだと言うふうに思います。
そういう点では、つまり彼らは秘密を暴露されるのを恐れているから絶対に外へは出すことは出来ない。
大変皆さんは困難な戦いをしていらっしゃると思います。

このテキストは話しの花束ぴろんさんの労作です。

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東京連続集会17-9(2006/4/12)

『金聖民 自由北朝鮮放送代表のお話 その3 通訳:西岡力氏』

★西岡力氏

そろそろ時間になりました。
戦いのためには軍資金が必要でしてですね、ここの振り替えの番号が募金先の番号が書いてあります。
もちろん家族や救う会が訪米したりして通常の資金も必要ではありますけども、体を張ってラジオ放送をやってその中で日本人拉致の問題も取り上げてくれる。
今度一時間になって、毎日5分とか拉致問題の番組を作るとさっき記者会見しましたけども。
この放送局を支える為には電波はアメリカからの短波が出ますけども、家賃や人件費や制作費、そういう物が必要なわけです。
そして電波も、また北朝鮮が妨害電波を出したら2ヶ月に一回は周波数を変える事が出来るんですね。
変えて妨害電波を出す。
その瞬間だけ聴く事が出来ないと、もっと増やすと。
最後までやると言ってますので、私たちも拉致問題解決のため、北朝鮮の人権問題・北朝鮮の人民を助ける為に、私たちも参加するためにも、ぜひこの北朝鮮自由放送を支えていきたいと思います。
ぜひ皆さんが他のご協力をお願いしたいと思います。
最後に皆さん大きな拍手を。(拍手)

★金聖民氏

最後に一言だけご挨拶申し上げますと、実はですね。
私たちの放送局の活動について一番多く報道しているのは日本なんです。
NHKが私たちの事をず~っと取材してくれて、昨年衛星放送で一時間のドキュメンタリー番組を、私たちの放送局の事で一時間の番組を作ってくれました。
韓国でもやってくれなかった事を、日本のメディアはやってくださっている。
それくらい関心を持ってくださっていることに大変感謝しておりますし、今後も日本のメディアを通じて私達が苦しい戦いをしているとか、いろんな情報が出たときには脱北者も頑張っているんだなぁと、激励の拍手を心の中で送り続けていただければと思います。
私たちも皆さん方の同志として最後まで戦う決意をここで表しまして、本日は本当にありがとうございました。(拍手)

・・・集会終了・・・


このテキストは話しの花束ぴろんさんの労作です。

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2006年4月 1日 (土)

東京連続集会16(7)


『佐藤勝巳 救う会会長の講演 その2』

国際世論と言うのは、例えば今日お話がありましたようにアメリカの大使が新潟に行ってですね。
現地を実際歩いてみる。
我が国の総理大臣も官房長官もそんな事は一度もした事が無い。
そうするとアメリカ下院が日本人とか韓国人を呼んで拉致の公聴会で発言を求める。
ワシントンから全世界に発信されていくわけです。
国連は国連であのような決議をやる。
やったんです、北朝鮮の人権問題を。

それで我が国もようやく国会で北朝鮮人権法と言うのが通過を致します。
これが通過いたしますと自動的とは行きませんけども北朝鮮が不誠実な対応をしたときは、経済制裁に入れると言うようなほぼギリギリ、立法府としてはギリギリ。
外交と言うのは政府の専権事項ですから、ここに踏み込む事は中々出来ないんです、法律上。
しかしここをギリギリ踏み越える所までの法案が今自民党内部の関係機関の中でほぼ、総会まで上がりそうな状況です。

総務会を通ればすぐ通常国会に提案されて、そうすれば民主党もそれに同調して、多分通過すると思います。
これこういうような世論の反映ですよね?
国会の中でそういう法律が通っていくという。
自己宣伝をさせて頂きますと今発売されている現代コリアと言う私の関った薄い雑誌があるんですけども、(笑い声)ここにですね。
山本一太さんが私のインタビューで法案の内容に詳細に触れています。
これは昨日か一昨日、15日に発売された物です。
中々面白い雑誌ですよ?
750円と高いんだけど、決して中身は損をさせない。(笑い声)
言う宣伝をさせてください。
(会場より「何月号になりますか?」の声)4月号です。

そういう言う事で情勢は大きく変わりました。
あとひとつ、あとひとつ結果として法律が、北朝鮮人権法が通りましたので、世論や我々の運動が支持しなかったら絶対駄目です。
安倍さんがどんなに拉致に理解があるからといったって世論がない限りは駄目です。
これが私達が10年間やってきた、私が学んだ非常に重要な教訓であって、結局は国民の皆さんが我々が訴えた事に対して応えて頂く事が出来たからここまで運動が来たんです。
マスコミの皆さんが我々の訴えを理解して正確に報道して頂いたから、ここまで追い込んで来ることが出来た。

後一押しです。
つまり北朝鮮人権法が国会で通ったら、今までと違って一段と様子が変わってくる。
そういう事ですね。
そのためには今報告された熊本の救う会の加納会長のような、確実に一つ一つ事実を踏まえて運動を積み上げていく。
それから茨城が先駆的にやったような、ひとつひとつ行政に向かって私達が働きかけかつその成果を積み上げていくというような事を抜きにして、運動が飛躍的に発展するなんてこれは金輪際ありません。
そんなこと絶対にない。

ひとつひとつきちっきちっと事実を踏まえて、で結局北朝鮮がですね。
昨年の11月、前に出した死亡診断書はあれは全部事実と違っておったと認めさせたのは、それは救う会・家族会がこことこことここがインチキだね、と具体的に指摘したわけです。
それには彼らは答える事が出来ない。
外務省の交渉する皆さんも、我々の指摘に基づいて、おかしいじゃないかと話をしているわけです。
言うような着実ないわば積み重ねが無い所でいくら・・・(聞き取れず)したって誰も動かないんですね。
これは私の10年のこの運動に関った結論の一つです。

ですからやっぱり駄目なものは駄目なんだと、それから、偉そうな事を私いろんな所で言っておりますけれどね。
拉致されて30年近くをね。
我々の仲間を取り戻す事が出来ないこの国って何なのよと。(拍手)
おかしい、どう考えてもおかしいわけです。
で、法律が出来た時制裁の発動は、小泉さんは首を縦に振らない。
何で振らないんだ?と。
自民党の先生方はなんで自分のところの総裁の態度を突き上げてくれないんだ?と。
おかしい、素朴におかしい。

私は単純明快、大層な理論とか世界観とか大層な事は無いです。
おかしいんだと。
何でこんな事がね、解決を出来ないんだ?と。
アメリカの大使はなんでわざわざ、およそ職務とは関係のないような新潟まで行って拉致の問題について、「自分の人生で最大の衝撃を受けた」みたいな発言をしているわけです。
なぜ日本の閣僚たちは総理大臣たちは何ゆえそれが出来ないんだ?と。
どうしてもやっぱりおかしい。
そういうおかしいことに対して素直に、つまり最初の初心に帰ってやっぱり運動を続けていかなければいかんのだろう、言うふうに思います。
私は拉致について解決できないなんて見通しは全く持っていません。

まだ少し時間があるみたいですから、今拉致を取り巻く国際情勢や国内情勢がどうなっているかと言う話をちょっとさせて頂きます。
最大の焦点は、朝中、この関係が今どう進むのか?言う所に今大きなポイントが一つあります。
北朝鮮の政権にとっては拉致の問題ではない。
政権その物が持続出来るのか?出来ないのか?の問題に、焦点はそこに今移って来ています。
この前金正日が大部隊連れて中国を訪問して、それで瀋陽とか広州とかそういう所を回りました。

何のために回ったのか?と言うと昨年の10月末、胡錦濤が平壌を訪問した時20億ドルの経済援助を約束しているんだそうです。
で、その20億ドルの約束には条件がついておって、北朝鮮が改革開放に政策を転換した場合援助をすると条件がついている。
それで金正日はマネーロンダリングなどの問題で慌てふためいて、それもあって行った。
で、改革開放と言うのはこういう物ですと言う所を実態を見せた。
で、帰ってきて、さぁ北朝鮮内部で中国から20億ドルの経済援助を貰うためには政策の転換が必要だ。
賛成か反対か、真っ二つに割れているんです、中が。
と言う内部からの情報です。

それで張成沢といって金正日の妹の亭主。
これが2年半くらい失脚してちょっと顔を見せなかったんだが、これがカムバックして来た。
彼を1ヶ月ないしは2ヶ月、広州、あの開放地域に経済特区に常駐させて実際に見てもらう、言う事です。
両政府間では決まってるんですけど北朝鮮内部で意見が割れてますから、実は派遣をする事が出来なくて足止めをされている。
その20億ドルが入って来なかったら、あの政権どうなるか?と言うことです。
だから内部で意見が真っ二つに割れているという事は、これは大変な危機的状況が迫っている。

もうひとつ、アメリカのマネーロンダリングの制裁が物凄く効いたと言うんです。
どういう効き方をしたかと言うと、アメリカは単純明快。
「はい、お前の銀行が偽ドルをロンダリングしているから、アメリカの銀行は取引をしませんよ」と言う措置なんです。
これはマカオのバンコ・デルタ・アジアという銀行なんですが、その他にですね、正確に言うと、こことアメリカとの銀行の正式な取引禁止を喰らったんです。
これを全世界の銀行が見ておって俺が北と付き合って下手に口座を設けさせると、俺の所もアメリカの銀行と取引禁止になる可能性があるよ、っていうふうに考えたんです。
だから北朝鮮があのバンコ・デルタを使って全部決済をしておったんです、貿易の。
そこが銀行の取引停止を宣言しましたから、北は貿易をするのに取引銀行が銀行を介しての取引が一切出来ない状態が発生したんです。
物凄い深刻な事なんですから。

中国。
実はバンコ・デルタ・アジアの、メインバンクは中国銀行です。
中国銀行と言うのは貿易業者を相手にしている銀行です。
これがバンコ・デルタ・アジアのメインバンクなんです。
だからアメリカ側のうまい所はね。
バンコ・デルタ・アジアが不正行為をやっている事を承知の上で金を貸してるか?って事になってるんです。
だったらお前の所もアメリカの銀行と取引停止も有り得るぞとなっているんです。
だから金正日も中国当局も慌てふためいたわけです。

中国は2年後に北京のオリンピックを控えておって、アメリカの銀行と取引停止がかかったら大変なことになるわけです。
あの問題というのはそういう背景があって、朝中両方とも慌てふためいておった。
同じような事が麻薬の問題、偽タバコの問題、これについてアメリカはすでに違反すればバシバシ取引停止。
それからアメリカ国内における北朝鮮商社の資産の凍結、取引停止、バシバシかけてますから。
そういう事が分かっていてなぜ出来ないのかね?
アメリカは一人も北朝鮮に拉致されていないんですよ。
拉致されている我が国がなぜそれが出来ないのか?
これも素朴な疑問として本当におかしいですよ?

法律が無いなら無い、しょうがないけどある。
あるのになぜ出来ないのか?
アメリカはもちろん国内法に基づいて全部やってるわけですから。
状況は同じなんですよ。
しかも日本がより北朝鮮から酷い目にあってるわけです。
当の日本がそれをやらない。
国際的にそうなるって言ったら、例えばアメリカの大統領が小泉さんに会って拉致問題の解決よろしくお願いします。
胡錦濤に会ってよろしくお願いしますと言ったって、だってお前の所は何をやってるの?と、いう事になるんですよ。
日本は拉致のために何をやってるの?と聞かれたら答える事が出来ない。
自分はやらないで人にばかりやってくれやってくれと言ってるわけでしょう?
こんな馬鹿な政治はどこにあるか?と。(拍手)

私は本当にね、小泉さんは・・・(聞き取れず)あったと思うんですよ。
なんか弱み握られているんだか何だか良く分かりませんよ?
良く分かりませんけど理由はあると思うんです。
だけど、あれは自民党の総裁なんだから、自民党の国会議員や党員が「総裁おかしいじゃないか?」と言う話をどうしてしてくれないのか?
全く不思議ですよ。
私から見ておったら全く自民党なんて政党はわけ分からん政党です。(拍手)
例えば家族会なんかに来ると・・・・・・・・(聞き取れず)拉致拉致なんて大音響で僕らの前でやるわけですよ。

そういう事を本当に素直に見てますとね。
不思議ですよね~~?
ですから私たちはそんなこと愚痴をいくら言ったって問題なんか解決しないから、ただひたすら「安倍さん頑張ってくださいよ」と、「応援します」と、言う以外に方法ないじゃないですか。
別に安倍さんのやってる事は悪い事をやってるわけじゃないですからね。
正しい事をやってるわけですから。
そういうふうな事で、一つ一つ地道に積み上げていって、そして日本が本当に制裁をかけた。

皆さん安明進と言う男を知ってると思うんですが、あの男は今現代コリア研究所の研究員として在留資格を取りましたからね。
彼はだから1年更新で、私の下でずっと仕事をしていく事になりますから。
で、彼が言ってるんです。
日本は北朝鮮と言う国に対してあらゆる意味で、日本が支えているんだと。

具体的になんだ?と言ったら、去年一年で北朝鮮の船が300隻くらい入港している。
貨物船なんかを含めて300隻くらい入っている。
とね、ある貨物船が入港して来た。
日本の海上保安庁とか日本の行政機関は写真撮るわけなんです、乗組員の。
その写真を検証してくれと言われて、見た。
見たら金正日政治軍事大学の一期先輩、二期後輩、そんなのがゴロゴロ乗って来てるんですよ、貨物船に。

貨物を運搬する時に、あれ、安明進と言うのはまさにテロを6年間教育された男なんです。
人を如何にして殺すか?と言う事を6年間、教育されてきた男です。
一年間に3万発も拳銃の弾を与えられて、それを撃ち切らなかったら懲罰をかけられると言う6年ですよ?
1年3万発。
だから俺に言うんですよ。
先生ね、先生殺すなんてのはね、どんな所でも瞬時にして殺す事が出来る。
拳銃が一丁あったらどんな姿勢でも。
一年間3万発も実弾を撃って来た男ですよ。
そんな奴らが何で貨物船に乗ってくるの?

だからそんなもの関係ない。
万景に行ってどんなに写真撮ろうが、あまり厳しくない貨物船に全部乗って来てますよと。
・・・・・・・・・・・(聞き取れず)だから先生一番先に狙われると冗談言うんですよ。
そんなね、万景をいくら厳密に調べたって、他の船でがんがんやって来るわけですから。
だから入港禁止措置を取らない限り、難しいんです。

要するに先ほど言いましたように大量破壊兵器の部品、弾道ミサイルの部品、これ日本の物が・・・・・(聞き取れず)流出しているんです。
それを対輸出措置を全部かければいいんです。
かける事が実際に難しいならどこがその部品を作っているかは、メーカーは分かっているんです。
東芝である、どこだどこだどこだ、通産省全部分かります。
そこの幹部たちを呼びつけて、日本の安全保障にとって君たちが出してる部品がいかなる結果を引き起こすのか、と言う事を政府が行政指導するべきなんです。(拍手)
それをですね、やらないからね。
駄目なんです。

法律で駄目だ、メーカーに止めとけって話をすればいいんです。
国家の安全が犯されていると。
拉致された人間が30年もね、帰ってくる事が出来ない。
それを四の五の四の五の下らない事を言い続けていると、君たちは・・・(聞き取れず)するのか?と製造メーカーに言えばいいんですよ。

こういうような戦いをしない限り、相手はテロ集団です。
普通の交渉?
何でね、あいつらが分かりました、それじゃめぐみちゃん返しましょうと、じゃあ増元るみ子さんを返しましょうと、絶対有り得ない。
自分の命が危ない。
自分の政権が倒れる。
言うような状況を作り出さない限り、拉致の解決なんて無いんです、それは。

そういう事で私一人興奮して頑張っております。(笑い声と拍手)
これくらいで質問を受けることにしますけど、ありがとうございます。(拍手)

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2006年3月27日 (月)

東京連続集会16(6)

『佐藤勝巳 救う会会長の講演 その1』
Satou

佐藤でございます。
今、皆さんの話を聞いておりまして日本は大分変わったんだなぁと言うふうに、私自身は感動いたしております。
私は朝鮮問題に関って間もなく半世紀経ちます。
こんなふうに世の中が変わるっていう、本当に凄い、ドラスティックな変わり方をしているわけです。

一例を申しますと、在日朝鮮人つまり総連のですね。
商工会の大幹部が埼玉県越谷にバッティングセンターを作ったんです。
その総連の大幹部の親友と私が親友ですから、バッティングセンター開所に当たってビールを飲みに行かないか?と言うのであぁ行きましょうと行ったんです。
そしたら紅白の幕が張ってあって、入り口があって、花輪がある。
左側には自民党・中村梅吉、これは法務大臣です。
右側には衆議院議員・中曽根康弘。
へぇ~~。

で、まぁ宴たけなわになりまして、主催者がビール注ぎに来たから、
「表にある花輪の二人は、朝鮮総連から見たら戦う敵じゃないのか?敵が何で花輪を送って来るんだ?あれどういうわけ?」
って聞いたら、私よりその人は10歳くらい上ですから今生きていらっしゃれば80代半ばくらいですよね。
彼は真面目な顔をして俺をまじまじと見て「佐藤さん、あんた朝鮮問題何年やってるんだ?」と聞くから真面目に「何年」と答えたんです。

大体社会党の国会議員なんかに献金をしても何の役にも立たないんだと。
本当にやってくれるのは権力を持っている人たちだと。
あれ豊島区ですから、中村梅吉って言うのはその人の家から直線で300メートルくらいです。
中村さんの親分って言うのは中曽根康弘ですから、この人たちに大変な献金をしているから花輪が出てるんですよ。
役に立たない党に金使ってもしょうがないんだと言ってるわけです。
表向きは社会党や共産党と連携している。
しかし実態は。
だいたいパチンコ疑惑の時に国会で質問した新潟県出身の秦豊は貰った金は30万ですよね?
後藤田さんは500万ですよね?
大体それくらい違うんです、金の額が。

その今の金額と言うのは私裏を取ってるわけではないんだが、国会周辺に出回った資料に書いてある。
それで貰った資料に私がどうして国民生活課長やっとった警察庁の課長に、「この表間違いないですか?」と確認をしたら、「大体間違いがないですね」と答えたのが、平沢勝栄なんです。(笑い声)
当時、あれは課長をやってましたから。
だから警察の持ってる資料と私の持ってる資料、金額はほぼ一致しておったんです。
そういう時代でしたよ。

ですから今言った、朝鮮総連の施設に固定資産税をかけない、免税にする。
私だったら常識、当たり前だろうと。
あれくらいたくさん金貰ってるんだからそれ位しなければならんだろうと、いうふうに半世紀近くこの問題に関って来ると、大体精神状態が汚染されてくるんですね、こっちも。(笑い声)
でね、別に驚かんわけですよ、固定資産税免税なんて言っても。

で、不審船が来た時ね。
当時官房長官をやっておった前の、福田さんが記者会見をしていた、不審船が来たと。
福田さんが「けしからん奴だ」と言ってね、怒ったんですよ。
私なんか見てるとね 一ヶ月に一回くらい不審船が往来しているわけですから、別に驚かんわけですよ。
そんな事を発表されても、あぁまた来たかって言うような程度でしょ?
その時に私は、俺の精神は相当汚染されているなと思ったんですよ。
だんだんだんだん長年やってるとね、相手がデタラメな事をやってるなんて当たり前だと思ってるから。
政界との癒着、めちゃめちゃなんですよ。

今回のね、2月上旬の日朝交渉で、皆前進がなかった駄目だ駄目だと言ってるけど、私もそう思ってるんですよ?
そう思ってるんですが、私は皆さんと違うのはいつでも日朝交渉が開かれるたびに、必ず日本の政治家の中で北の意を受けて外務省や総理大臣にプレッシャーをかける奴が必ずおったんですよ。
だから北朝鮮との戦いではないんです。
北の意を受けて動いている政治家や親朝派の学者や運動体との戦いだったんです、私の50年間は。
本当言うと、それは途中で気がつくんですよ?
何でこいつらはね、金日成のいう事を聞いて動くんだろう?と。
で、だんだんだんだん調べていくと、なるほどねと、構造的なものが浮かび上がってくるわけです。

長銀がよく倒れて1兆4千億とか金入れたと言うじゃないですか。
あれはね、どういうことかって言うと、つまり毎年朝鮮総連側から見て北朝鮮に貢献してくれた政治家たちの勤務評定と言うのがある。
ちゃんと勤務評定と言うのがあって、この人には年末にいくらカンパをやるかとず~っと書いてある。
それを平壌の今中身を調べましたけど、金容淳(キム・ヨンスン)という3号庁舎担当の書記がおった。
これが最終的にそういう表を見てですね。
これはちょっと多すぎるんじゃないかとか、この先生は頑張ってくれたからもう少し金額増やした方が良いとか、勤務評定をやるんです。
その最終的な物は今度再び総連に降りてくるんです。
降りてくる物を朝鮮総連が総額1000万なら1000万、1億なら1億、まぁそんな半端な金額ではないです。
合計何億何十億になるわけです。
どこからひねり出すかという事になるんです。

そうするとこの朝銀にですね。
東京のそれから埼玉とか近県のところに割り当てをするんです。
そうすると割り当てされた朝銀は理由なくして金を出す事が出来ないから、裏口座を作るとか、あるいは個人の名義で貸し出しをするとかと言う形で資金の調達をず~~~っと、日韓基本条約が妥結した1965年以来、やってきたんです。
私はそれを繰り返し繰り返しあちこちに書いたけど、私が一人どれだけ書いても喋っても、誰も相手にしてくれない。
初めて相手にしてくれたのは渡辺しょういちろう(?)なんですよ。
「朝鮮商工組合の間に合意書のような物があるではないかと佐藤が書いてくれた」と、どこかであの人が引用したんです。
それで初めてですね、なんかそういう関係があるらしいなと。
1976年に紙ではなく、言葉の上でどうも約束がされたらしい。
契機は何か?と言うとですね。

あちこちで書いてあって喋って恥ずかしいけれどこの本の中に、北朝鮮の今が分かるように、これは数年前に出した本です。(自著「北朝鮮の今が分かる本」を掲げる)
今日ここで喋るに当たって、我輩は昔何を言っておったかと言うのを勉強して来たんです。(笑い声)
それで具滋龍というのがいるんですよ。
具滋龍。
我々の世界ではこの人の名前を知らない奴はもぐり。
と言うのが、こいつはですね、金貸しだったんですよ。
文藝春秋の本社のすぐ近くにあるんですが、そいつが脱税をしたと言うので関東国税局が手入れをやったんです。
手入れをやって、奴の取引銀行であった同和信用組合、今の朝銀の前身です。
1968年、機動隊400名を動員して証拠の接収に入った。
シャッターを降ろして入る事が出来ない。
機動隊の方はバーナーを持っていって、ガスバーナーでシャッターを破って突入したと言う、我々には非常に大事件。

さぁ大事件が起きた。
朝鮮総連は全国の組織に命令してですよ?
つまり多重地域なんですけども「強制捜査は在日への弾圧である」と抗議行動を全国組織したと。
そうすると税務署が仕事にならないんです。
毎日毎日やってきますからね。
それでテーブルを叩くわけなんです。
「36年なんだとお前ら思ってるんだ」という事を全国でやられたんです。
でね、国税の仕事はマヒ状態に陥った。
それでも国税は頑張ったんです、税務署当局は。
だけども、余りにもしつこく、特に大阪の西成です。
酷いもんですから。

とうとう音を上げて社会党の当時の副委員長・高沢寅男の議員会館の部屋で、あそこに高沢が間に入って国税の課長以下何人か、今ちょっと資料ありませんけど、名前全部分かってますけど誰が高沢の部屋へ来か?
商工会の人が来てそこで話し合われて、あの5項目と言う中身が確認されていったんです。
国税は否定してますよ?
どういう否定の仕方をしたと言うと、こういう仕方をしたんですね。

これは1999年2月26日、参議院の予算委員会の総括質問で鴻池祥肇(よしただ)議員、今回の郵政民営化で反対投票やった奴です。
彼が質問をするぞ、と質問通告を出したんです。
国税の総括で。
すると国税の担当課長からすぐ電話が入った。
「そんな合意書なんか存在しないから先生質問やめてくれ」と、「あぁ分かった分かった」と。
しかしまぁ、あの人は人に言われて自分の意思を曲げる政治家じゃありませんから、だんだん総括質問が近付いてきたら不安になってきたんですね国税が。
そこでまた違う課長が電話をかけてきた。
「あぁ分かった分かった」
質問の当日になったら今度は別の課長が部屋に現れてドアの前に立ちはだかって「先生質問やめてくれ」って言うわけです。
そしたら鴻池議員が「貴様ら公務員が政治家の質問権に介入するな、どけ!」って怒鳴り上げて、その課長をドアの外に出してそれで参議院の総括質問の部屋に入って行ったんです。

そこで項目の中身を振りかざして、出席している全閣僚に配ったんです。
「よく読め。これは朝鮮総連が合意があるといって、総連のこれは公式の文書だぞと、よく読め」
で、「なぜ特権を与えてるんだ?」と言ったら国税庁の次長が出てきて、「そういうことは一切ありません」
「そういう事が巷に言われているから惑わされてはいかんと言う通達、通告を出しております」と答弁した。
鴻池議員はそのとき他の質問もたくさんあったから、追及しなかったけど部屋に帰ってきて「待てよ?」と気がついたんです。
奴らは通達を出したと言ったけど、いつ出したんだろう?と思って電話かけて聞いたんだと。(笑い声)
メチャクチャな話ですからね。
あちこち出した本の中で僕は同じ事を何度も書いているんです。
いかに酷いかと言うことです。

そういうような事が公然と1960年代中ごろから、要するに65年ですから昭和40年ですよね。
ず~~~っと続いてきて、あろう事か現場ではどういう事かと言いますとね、朝鮮商工会に加盟している朝鮮人の税金の申告と言うのは、朝鮮商工会の役員が風呂敷に包んで税務署の課長の前にど~んと置く訳です。
「はいよろしく」
これが申告ですからね。

それで中身を見ておかしいなと思って呼び出しをかけると、誰が出てくるかと言うと本人は全然出てこない。
納税者は、申告者は。
商工会の役員が出て行ってそこで税務署と団体交渉です、税金が。
こんな事を全国いたるところでず~~っとやって来たんです。
彼らはこう言ってる訳ですよ。
「我々を差別抑圧している日本国家になんで税金納めなきゃいかんのだ。そんな納める金があったら金日成に納めます」と言うのが彼らの理屈ですから。
それは一つの理屈なんです。
それだったら我が国もそういう奴らは納税に違反しているんだから、片っ端から摘発すればいいんです。
と言うようなメチャクチャな事がやられてきたのを長年私見て来ていますから、総連の会館に固定資産税の免税なんて、ええと言う話になっちゃうわけなんです。
だって所得税が納めなくていいんですから。

と言うような事が、もっと酷い話はですね。
税金とは余り関係ない話なんですけども、北朝鮮の持っている労働一号とかテポドン何とかと言う物の、部品。
これ殆ど日本の物ですよ?
今自分の書いた本を読み返して学習してみた。
どこの部品をどこの国から買ってきたかと言うのがみんな書いてあるわけです。
これ鴻池先生が質問しているんです、みんな。

京セラは弾道ミサイルが大気圏から突っ込んでくる時の調整するときね。
それをコントロールする機械を京セラが出しているじゃないか。
三菱電機は何々を出してるじゃないか。
日立は何々を出してるじゃないか。
と言う事を具体的に明確に・・・(聞き取れず)部品名を挙げて追求しているんです。

何と答えるかと思って当日、テレビで見ておりましたら、警察庁の次長だか警備局長だかが出てきて、「そういう情報も私たち存じ上げておりますので、国際機関と緊密に連絡を取って調査中」と、こういう話ですよね。
で今は与謝野大臣、あれが当時通産大臣かしておって、「今議員ご指摘の事も耳にしておりますので調査いたします」、とこういう話ですよ。
否定はしない、全部調査しますと言う答弁が出てきたんです。

これね、1999年の春の話ですよ?
今は2006年でしょう?
何にもその間変わってないんです。
何も。
安倍さんが官房長官になって初めてですね、「違反してる奴は片っ端から捕まえろよ」となったんです。
しかも国会で通った外為の改正法、外国船舶の入港禁止法、そういうものの発動は一切無いわけです。
現行法規を使って違反事項を摘発すると言う事ですね。

ところが2月の北京の日朝交渉で何が問題になったかと言うと、梅田さんと言う参事官が斎木さんの後になって交渉をやってきたんです。
あの人は自分が今回の交渉5日間やってみて、受けた印象を述べますと言って私たち説明を受けたんです。
第一点は、北朝鮮が最も気を使って神経を尖らせているのは拉致についての日本国内の世論である。
第二番目は、拉致についての国際的世論である。
第三番目は、今日本国内で片っ端から総連系の・・・(聞き取れず)をやってるわけです。
これが相当堪えている。
この3つが北側が神経を尖らせていると言う印象を受けたと私たちに言いました。

・・・その2に続く・・・

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2006年3月23日 (木)

東京連続集会16(3)

『増元照明 家族会事務局長のお話 その1』
Masumoto_1 どうもご苦労様です。(拍手)
家族会事務局長の増元です。
新潟に今日行って参りました。
横田ご夫妻とそして私とで、シーファー大使をめぐみさんが拉致されたとされる現場にお連れして、いろいろとお話をさせて頂きました。

その報告は後ほど横田早紀江さんからされると思いますけども。

今日はこの朝鮮総連施設への課税適正化問題。

昨年から適正化に関しては、救う会の全国協議会の幹事会でやって行こうと決められております。
それに先んじて、すでにここにいらっしゃる救う会熊本の加納さんたちが課税問題で裁判を起されたわけですが、孤軍奮闘されまして、本当に裁判に関しては頭の下がる思いです。

今回高裁で一応減免措置が不適当と言う結果が出たんですが、我々としては早くこれが確定される事を望んでいたんですが、幸山市長が上告されたと言う事で。
これが上告されると言う事は、全国で今広がりつつある朝鮮総連の施設に対する課税が、また最高裁での裁判までちょっと遅れるんですね。
これが確定の意見になれば広がりはもっと強くなったと思うんですけど、これがなかなか最高裁へ上告しちゃったもんですから、また少し一歩進まない状況になるのではないかと非常に残念に思っています。

この幸山市長と言う方が伺った所によると保守系の方らしいんですが、何で保守系の方が減免措置に対して異様に執念を燃やすのか?ちょっと理解が出来ないという事があるんですが。
何となく漏れ聞く所によりますと、幸山市長が市長選に立候補される時に最終的に社民党・共産党の支援を頂いたと言う事で、おそらくそちらからの圧力があったのではないかと思います。
幸山市長本人がどのように考えているかはまだ私もお会いした事がないので分かりませんけども、選挙のために当たり前の事が出来ないのであれば、これはもう市長を辞めるべきだと私は思いますけどね。(「そうだ」の声、拍手)

一部の利益の為だけに市長と言うのは働いてはいけないと思いますし、国内法に対しては遵守していかなければならないし、国内にいる永住外国人に対する意識よりも、国内にいる日本の国民に対して県民に対して意識を持って頂かないといけないというふうに考えています。
その点に関しては熊本救う会の皆さんが一生懸命やって頂いて、今度幸山市長にお会いする機会があれば熊本にも行ってみようかとも思うんですけども。

九州って、私も九州・鹿児島なんですけども九州の教育界と言うのはどちらかと言うと左が多いんです。
左って言うと非常に言葉が悪いですけども、鹿児島もそうなんです。
県教委の人たちが平壌に行って、鹿児島県の教育委員長がですね。
昔、金日成の統治に対して絶賛しているんです。
「平壌にはゴミ一つ無い。そういう町を作った金日成と言う方は素晴らしい」と礼賛していますので、そういった方たちが九州の教育の中枢にいると言うのがまずありまして。
私は九州と言うのはもっと質実剛健そしてどちらかと言えば保守系と思ってたんですが、私自身もいつの間にか毒されていた部分もありました。
今思うとそういう長いそういう教育が徐々に浸透して行っているのはまず間違いがないと思います。
教育界からまず変えていかなければならないんだろうなと言うふうには思います。(「朝鮮総連の実態その物が分かってないんだよ」の声)
だと思いますけど。(司会より「ご質問は後でお願いします」の声)

今法の適正化に関してもそうですけど、先日名古屋の方で金昭子と言う朝鮮総連女性部長が再入国許可を求められて保留されました。
これはその時に入管局長が保留した理由について金昭子氏に言ったところによると、「今いろいろな問題があるようだと。もう一度審査してやりたい」という事を言われたら、すぐ弁護士を連れて入管の方に行かれたそうですが、その報道した中日新聞ですけど、「在日朝鮮人の1人である金昭子」としか書いてないんですね。
それは「最高人民会議の代議員である金昭子」、すなわち「北朝鮮の国会議員である金昭子」とは書いてなくて、いわゆる在日の人たちに対する非情な行為ではないかと言う事を新聞では言ってるだけなんです。

それが何を意味するかも全く書いていない。
ただ事実関係だけを書いていくと言うのは非常に残念でならないし、それをやはり見たら一般の人たちは、何も知らない人たちはそれは差別だろうといってしまう人たちもいるだろうし。
そうするといつでも組織的にやってる方たちが更にそれが増えて、入管の方に抗議の電話なりがあったと思うんです。
そこで抗議の電話があると弱いと言うのが官僚ですから、・・・・・・(聞き取れず)多少の抵抗はしたけれども、結局は抗議の電話に屈したのか許可を出してしまいました。
これは非常に残念な事なんですが、でも一官僚としてはここが出来る限りのことではないでしょうか?
国家がと言うか政府がもっとキッチリとした方針を決めて、そして一官僚に対してもどういう対応が出来るように、指針を示しておけばそのときにもちゃんと応える事が出来たと思うんですけどね、官僚も現場サイドで。
でも政府の指針として出来ていないので、官僚ひとりが抵抗してもどうしようもないんですね。
ですから非常に残念ではありますけど、再入国許可が出されております。

この方は4月11日に入港する万景で北朝鮮へ行かれると言う事ですけど、そのとき私は当然万景峰号の入港に関して抗議に行きますので、その時にその事を訴えたいと思ってますけど。
出来れば金昭子さんには拉致被害者と引き換えに、拉致被害者と一緒に帰ってくるのであれば帰ってくれば良いと思うんですけど。
それでなければ北朝鮮の平壌で生活して欲しい。(拍手)

あの人が言うには、故郷に帰るのは人間の基本的な権利であると言ってますけど、私たちの家族は30年近く帰る事も出来ないし、声を発する事も出来ない、手紙を出す事も出来ない。
これらの状況を全く無視して自分達の権利だけを主張するなんていうのは、今この状況で日本で暮らしている最高人民会議の代議員として何を考えているのか?

国会でも証人喚問でも参考人招致でもして聞いていただきたいと思います。
現在6人いらっしゃるんですよね?
朝鮮学校の先生とか朝鮮総連の幹部とか6人、最高人民会議の代議員が6人います。
その方全員に国会議員で答弁をして頂きたい。
今北朝鮮政府の一員として、あなたはこの拉致問題をどう考えるのか?という事を彼らは回答する義務があると思います。
北朝鮮の最高人民会議の国会議員ですから、彼らは北朝鮮がやっている拉致の問題に関して、日本との交渉の中で言っている北朝鮮政府の姿勢に関して、彼らは日本国内の国会の中でもそれを回答する義務があると思うんですけど。

はっきり言ってそれをまだ喋ろうとしていないし、こちらから要請しているのかどうかも分かりませんけど、今度それもやって頂きたいなとは思ってはいますから。
議連の先生方も聞いて、拉致特とか参議院でも拉致特ありますし衆議院も拉致特ありますから、その中で招致して頂いてそこで回答して頂く事も考えてもいいのではないでしょうか?

それと適正化問題と言うことでは私たちは本当にいろいろな要請をしております。
熊本の救う会の加納さんも仰っていましたけど、在日の方たち、私も在日の友人2名おりました。
今でも友人の1人ですけども。
彼らが言うのは自分達が韓国でも自分達のいる場所がない。
北朝鮮でもいる場所がない。
で、日本でも自分達のいる場所がないというふうに感じている。
そういうことを非常に辛い立場である事は確かでしょう、らしいです。
在日と言うのは本国でも差別されている状況が続いている。
彼らは今の朝鮮総連に対して非常に恐怖も抱いているし、朝鮮総連が本当にすべてと言う人はほとんど今はいないと思いますけど、彼ら自身が声を出して言って頂く事が一番大きな力になるのではないかと思っていますけどもね。

私たち日本人が日本人として当たり前に「私たちの家族を返せ、同胞を返せ」と言うのは当たり前のことなんですが、彼らも自分達の祖国であると言うのならば自分達の祖国を良くする為に、今日本で声を上げていく必要があるのではないか?と思うんですが、それが中々出来ない。
やろうとしないのか?出来ないのか?ちょっと私には理解に苦しんでいる部分があります。
でも恐怖はある。
自分達がそういう事をやったら親類に危害が加えられるという。
それは目の当たりにして見ている訳ですから、その恐怖を乗り越えるのはまず大変な事だろうとは思いますけれども、もう3世4世の時代ですから彼らにはその事を考えて頂きたいと思います。

日本に対するその中でいろいろ教育の中で彼らは反日になっていらっしゃると言いますけども、まず自分達の国を良くしようと言う強い気持ちを持った人が彼らの中で現れて然るべきだと私は思っています。
現状を一番知っているのは彼らですから。
彼らは修学旅行で平壌に行ったりしているわけですから、その中で見聞きした事を非常に多分、絶賛はしないと思います。
妙な国だというふうに感じているのは彼ら自身でしょうから。
それを自分達の手でどうにかして行こうと言う機運が高まる事を強く望んでいます。

で、私たちはこの運動をしているわけです。
彼らと共生する為にも彼らは自分達が果たすべき事をやって頂きたい。
税金にしてもそうですけど、ちゃんと日本人だったら払うべき物を、彼らは在日と言うその地位だけでそれを減免されていると言うとそれは逆差別であり、恥ずかしい事だと思っていただきたい。
もう日本で生活していくと決めていらっしゃる方たちが大勢いらっしゃるでしょうから。
帰化する事が嫌な方でも、でも日本の法律は守って頂きたいし。

そして国の税から国民の税金から不当な支援を受けるような形になっているのは、彼らがプライドの高い人間だとすると、それ自身さえ逆らってしまうと言うか。
彼らがプライドが高ければ高いほど、日本の経済措置に対してもシッカリとそれには反発して、日本の誤解はいらない日本の措置はいらない。
ちゃんと自分達は自分達のアイディンティティとしてここに暮らしているから、私たちは払うべき物は払うと、そういうプライドは持っていただきたいと、僕は思っています。(拍手)

・・・その2に続く・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
参考リンク

★電脳補完録様より

「在日の最高人民会議代議員に再入国許可を保留」 

「元朝鮮総連幹部の再入国許可を1週間保留、総連が抗議」
 
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東京連続集会16(2)

『加納良寛 熊本救う会代表の講演 その2』

今度福岡高裁に移ったわけですが、福岡高裁で4月21日控訴して7月の21日に第一回口頭弁論があったんですが、その席で中山(弘幸)と言う裁判官だったんですけど何を言ったかと言うと、「熊本市側が提出している朝鮮会館内の写真撮影を見るとある部分に幕が張ってある」と。
「この後ろは何があるのか?」と第一番目に熊本市に聞きます。
結局その幕の後ろには金日成と金正日の額がかかっていたわけですが、それを幕で覆って熊本市側は写真を撮って証拠として提出したんです。
それで、それを聞いたときに私どもは少し一筋の光明があったような気が致しまして、この裁判長ならもしかしたらちゃんと審理をしてくれるかも知れないと思いました。

それで次の口頭弁論のときに熊本市側は、幕の後ろ側の写真を出したんですが、写真があるものの周りを写して額の端っこは写真に写ってるんですが、真ん中に何が写ってるのか分からないようにして証拠提出を致しました。
しかしこの中山と言う裁判長は何をしたのか知りませんけども、そこに判決文の中でハッキリと金正日・金日成の写真があって個人崇拝の写真が張ってあるという事を判決文の中に書いておりますので、独自に調査をされたのかな?と思います。

それで福岡高裁では熊本地裁の時に一週間、朝鮮会館が使われていないと言う証拠を出したんですが、それではちょっと足りないかなと思って今度は一ヶ月間張り込みをお願いしまして、平成17年の8月1日から9月の2日まで一ヶ月ちょっとですね、行いまして。
近隣の人どころか在日の人も使っていない事を証明しました。
証拠として提出しました。

皆さん私は良く申すんですが、朝鮮総連と在日とが一体とは思っていませんか?と時々申し上げます。
と言うのは、在日朝鮮人の多くにとっては朝鮮総連は非常に嫌な存在で、何か言ってくる時はお金を要求してくると。
と言う事で非常に嫌な存在であって、わざわざ必要も無いのに朝鮮会館に行く事が無いのではないかな?と思ったもんですからそういう張り込みをしまして、で、全く使われていない。

それと同時に西村眞悟先生の後援会「熊本眞悟の会」と言うのがありまして、そこの人たちが平成16年の7月に朝鮮会館を貸してくれと言う、公民館類似施設なら貸してくれと言うふうに言ったんですね。
この人たちは西村眞悟先生を応援する人たちですから、普通はちょっと関りたくないと思うんですが3人くらいで行かれて。
その内容が人権問題を会議すると言う事で議論するという事で、「在日朝鮮人の人権問題」「部落開放のための人権問題」そして最後に「日本人拉致を含む日本人の人権問題」と言うふうに趣意書を書きまして持って行った所が、粛々と断られました。(笑い声)
それで、この事も連絡を受けましたもんですから、私どもは福岡高裁に公民館としては不適当であるという証拠として提出を致しました。

それで今年の2月2日になるわけですが、本当に最初に言いましたように私どもとしては証拠を十分に出したつもりだったんですが、どこまで裁判長が判断してくれるかと思いましたら、ここに判決文がございますが。
本当に言葉は怒ってる訳じゃないけど本当に叱責と思えるような文章が綴られております。
ここに皆様方に配られました資料の中に、2月7日と言う救う会・家族会の声明と言う中に上から4行目、

『減免措置は固定資産の所有者に対して行うものだが、同施設の所有者は任意団体で法人格を持たない朝鮮総連ではなく、株式会社「朝日商事」である。ところが同社は、「会社としての活動は何ら行われていない」ので「減免理由は何ら認められない」』

と言うふうになっていますが、実はその後に続きが有りまして、

『しかるに,この点について,被控訴人からは・・・熊本市からは・・・何らの主張,立証もない。
そうすると・・・本件減免措置は,既に違法といわなければならない。』

というふうにちょっと強い口調で言ってます。
その後に、公益性を否定した第2の所に、

『上記認定の朝鮮総聯の組織び活動等に関する事実からは,朝鮮総聯が,北朝鮮の指導のもとに北朝鮮と一体の関係にあって,専ら北朝鮮の国益やその所属構成員である在日朝鮮人の私的利益を擁護するために,我が国において活動をおこなっていることは明らかである。このような朝鮮総聯の活動が「我が国社会一般の利益のために」行われているものでない』

これも本当に、私ども先ほどから言われているようなお話なんですが。
後もう一点が、

『朝鮮会館に利用状況についても,上記認定のとおり,本件減免を申請した朝日商事代表者,すなわち,管理会代表者で朝鮮総聯熊本県本部委員長でもある金末幸から熊本市の担当者に対してるる説明がされているものの,これを客観的に認めるに足りる資料の提出は全くない。
逆に朝鮮会館が上記「公益のために」利用された形跡は全く認められない。』

と言うふうに結構強い口調で判決文を書いております。
本当に私どもとしては裁判長が熊本市に「お前たち何をやってるんだ」と言うように、気持ちが伝わってくるような判決だったと思います。
この2月2日に判決が行われたわけですが、皆さんご存知の通り熊本市の幸山市長は何を思ったのか2月15日に上告を致しまして、まだだからこの件については係争中なんですが。

もう、ここまで高裁の判決が出て。
自民党は安倍官房長官をトップにして朝鮮会館の税の適正化、現行法を厳密に適用すると言う事が行われて来ておりますと、熊本市議会も時流に乗ってといいますか、この間3月の8日に幸山市長に対して質問をしております。
朝鮮会館税減免訴訟について何べんも質問をしたんですが、この質問の間、答弁の間に非常に野次が飛んでまして、今までこういうのはちょっと見られない状況で。
そして今までこの裁判で幸山市長はいくら使って、そしてこれからいくら必要なのか?そしてこれは誰が払うのか?
と言う事を自民党の市議会議員が質問しております。

これに対して、他の質問事項の時は幸山市長というのは非常におとなしい感じだったんですが、こと朝鮮会館についての問題だけは非常に声が高くなりまして興奮気味で答弁をしておったんですが、熊本市側はこの裁判を通じて弁護士を3人つけまして、その費用だけで1、2審で180万。
上告をした事で140万。
すでに320万のお金がいっておりまして、これは、まぁすらっと言うんですよね。
地方公共団体で払います、っていうような話で自分は払う気は無いと言う話を致します。

私どもはだんだん今まで私どもが主張しても良く話を聞いてくれなかった市議会や、今度熊本には県議会に拉致議連が出来ましたがそういう自由と言いますか、北朝鮮の包囲網が出来上がって来ておりますことを非常に心強く思っておりまして、何としても最高裁で確定判決が出て、これが他の自治体に及ぶように思っている所なんですが。

これは福岡の人から聞いたんですが、福岡と金沢もあったと聞いておりますが、永住外国人の使用する施設は固定資産税を非課税とするという条例を作っておるそうです。
こう言うのが未だにやっておりまして、皆さんご存知のように福岡市と言うのはロケットランチャーを運ぶ中古のトレーラーですね。
トレーラーとかあといろいろ不正輸出事件とか絡んでおりまして、そういう事もあって未だに固定資産税減免を続けているし、救う会福岡などは税減免についての情報公開を求めても、もう一年半も公開していないとそういう状況にあります。
まだまだいわゆる抵抗勢力がたくさん有りますので、私どもとしては何としても確定判決というのを頂いて、運動の弾みになるように、適正化が行われるようにしていきたいと思っております。

最後にここにいらっしゃる方はそうでもないと思うんですが、私どもは第一歩で朝鮮会館をいじめようと言うんではなくて、普通の人が払うように固定資産税払ってくれと言うだけの話なので。
何も、この後、朝鮮側の市民団体は判決の後に在日への差別だとか何とか非難しておりますが、私どもは普通にやってくれ日本人と同じにやってくれ。(「差別されるのは当たり前じゃないか」の声)
そういう事でやっております。
ぜひ最高裁で勝訴の判決を頂きたいと思っております。
ありがとうございました。(拍手)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
参考リンク

朝鮮会館の課税減免措置は違法、福岡高裁判決文


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2006年3月21日 (火)

東京連続集会16(1)

~~朝鮮総連施設などへの課税の適正化問題 東京連続集会16~~

『加納良寛 熊本救う会代表の講演 その1』

Kanou
救う会熊本の加納でございます。
今度2月2日の福岡高裁の判決が出まして、私どもは朝鮮会館の税減免問題について違法であると、一審とは異なった逆転勝訴を致します。
この勝訴をした後に私どもの元に全国の方たくさんから電話を頂きまして、元気付けられたと、良く頑張ったと言うお褒めの言葉を頂きましたが、実は負けるんじゃないかと言う思いの方が強く有りました。
本当にこの逆転勝訴の判決を下さった福岡高裁の裁判官の方に、本当にその勇気に感謝をしている毎日であります。

この福岡高裁の判決と言うのは、こちらに声明やなんかで出ておりますが、判決文をよく読みますと判決と言うよりは叱責と。
熊本市に対する叱責、「お前たちは何をしているんだ」というそういう箇所が随所にありまして、お叱りですね。
佐藤会長から先ほど教えて頂いたんですが、安倍官房長官が「佐藤勝巳が書いたような判決文だったね」と仰ったそうですが、本当に私どもの意を100%解した判決だったと思います。

しかし私どもは敗訴を十分考えておりましたので、これから負けたらどうしようと言う事を考えておりました。
と言うのは一審の判決があまりにも酷かったもんですから、この後お話をいたしますが、同じような裁判官だったら同じ結果が出るなと言う事で、その後どうしようかと言う事で。
最高裁まで持っていって負けたら、今度は、これは平成14年度の固定資産税減免の無効確認と言う事でしたので、平成15年度を次に熊本地裁からやろうと言う事で、そしてそれでも負けたら今度は16年度をやろうというふうにして。
そうすると裁判官の中にも普通の考えを持った普通の感性の方がいらっしゃるだろうから、そういうふうにして裁判を当初やって行こうやと思いました。
しかし本当に思いもかけず、というとおかしく聞こえるかもしれませんが、勝訴を頂きました。

元々朝鮮会館の固定資産税減免問題は、この救う会で適正化運動をやりましょうと言うお話があって平成15年の確か6月の幹事会でお話がありまして、丁度その頃にこちらの石原(東京都)知事が朝鮮総連本部に課税をしたと言う事で、課税をするしないとマスコミを賑わせていました。
で、私どもは平成15年の8月から9月にかけて熊本市に情報公開を求めまして、朝鮮会館の税減免問題はどうなっているのか?と言う事を尋ねました。
そうしました所がもうすでに6月29日の時点で共同通信が、熊本市は税を減免しているという事をすでに報道していたものですから、しぶしぶと言う形で税の減免を認める文書を提出しました。

私どもはそれを貰って平成15年の9月の15日に熊本市の監査委員会に、税減免は不当であると公平な課税の徴収権を怠っていると言う事で監査請求書を提出いたしました。
熊本市の監査委員と言うのは3人おりまして、弁護士と左翼の大学教授と熊本市議・地元の議員さんと、この3人がいまして、弁護士と左翼の大学教授と言う事で非常に危惧をしておったんですが、平成15年の11月18日に私どもの意に添った課税を徴収するようにと税金を徴収するようにと言う勧告が出ました。
勧告が出てから勧告を受け取った長は30日以内に必要な措置を講じなければならないと出ていたんですが、その規定には罰則が有りませんものですから、平成15年の12月の18日に熊本市の幸山政史さんは勧告を拒否いたしました。

それで私どもと致しましては平成16年に入りましてから、熊本地裁に朝鮮会館の固定資産税減免無効確認訴訟と言う訴訟を起こしました。
熊本市はこの朝鮮会館の利用状況や意見陳述、そういう物を一切行っておりませんで、ただ書類でこうこうこういう施設で朝鮮公民のためにある施設ですから減免をお願いしますと言う(書類)にただ判子を押して減免しておったと言う状況だと思うんですが。
私どもは熊本地裁でも当然そのずさんな税の減免措置と言うものに対して勝訴の判決をするんだろうと、実は思っておったわけです。
しかし弁護士の助言も入れまして、ただ調査がしていないと言うだけではなくて私どもが独自に朝鮮会館を張り込みをしまして一週間、これは証拠の関係も有って興信所に頼んだんですが、張り込みをしまして一切使われていないという事を、まぁ一週間ですが証拠として出しました。

そしてそれと同時に金末幸(キン・マッコウ)、朝鮮総連の委員長ですね。
これに証人尋問を致しました。
この証人尋問と言うのは7項目あったんですが、朝鮮総連が指定思想その他の政治思想を出してくる活動をしましたか?とか。
パチンコ店の経営などを行った事がありますか?とか。
長銀信用組合からの横領の経緯に関与した事はありますか?と言う内容の尋問をしようとした。

ところが熊本地裁の永松(健幹=たけもと)と言う裁判長は、だいたいその7項目プラス1と言う尋問をしようと思っていたんですが、尋問の前の口頭弁論の時に「これは必要ないんじゃないか?」というように、それで執拗に言うわけです。
「いや、必要だと思う」とこちらの弁護士が言うと「いやこれはこちらの裁判に関係ない」と言うように話をしまして「取り下げるように」と言う話をしたんです。

で、私どもの弁護士と言うのは皆さんご存知かどうかと思いますが。
熊本市が昼窓(ひるまど)、窓口手当てと言うのが12時から1時まで窓口勤務すると不快手当てと言う事で手当てが出ていたんです。
その人たちは別に1時から2時まではご飯を食べに行ける訳ですけど、不快手当てと言う事で窓口手当てが出ていたんですが、それを違法だと訴えた人がおってその代理人をやった森本(耕司)と言う弁護士だったんですが。
この人は最高裁まで争って、結局窓口手当て・昼窓は違法であると判決を勝ち取りました。
そういう有能な弁護士さんだった。
それで裁判所の違法とも思える裁判式というかそういう訴訟式といいますか、そういうのを封じる為に、「じゃあ、裁判所が訴訟式を変えるんだったらそういう文書を出してください」というふうにしまして、結局裁判長は違法な訴訟式ということになる物が、それを取り下げたと言う事です。

平成16年の11月に証人尋問が行われたんですが、これは本当に大事な事なんでお話を特に強調したい事なんですが、その証人尋問に出てきた時の金末幸と言う委員長が、ちょっと髪がよれよれになって、汚いジャケットを着て、普通のスポーツシャツみたいのを着て、そして背中を丸めて出てくるわけです。
いかにも自分達は虐げられているんだと、その演出が非常に上手だったんです。
私はこの間の福岡高裁の後にこの金末幸と言う人を見たんですが、別人だと思いました。
そのときはピシッと背広を着て髪もピタッと分けて、非常に何か化粧も上手くやったのかな?と言うくらい顔がつやつやしていて、この人本当に証人尋問と同じ人だろうか?と言うくらい作ってます。

本当にこういう朝鮮会館、朝鮮総連なんかとやりあう時には、北朝鮮の外交は謀略だと言いますけど、本当に謀略を考えておかないと、ついその金末幸の背中を丸めたような事でボソボソとしゃべると、なんかこの人たちに手を差し伸べなきゃいけないんじゃないか?と言う思いがして来たのを覚えてます。

私どもは一審のときにその金末幸の陳述書と、朝鮮会館が全く使われていないこと、それと朝鮮会館が政治活動やなんかに使われていること、そういうことを証拠として提出しました。
政治活動に使われておりますという事は、丁度その頃に外為法の改正が言われておったんですね。
その時に、これは朝鮮総連の中央思想統一局と言うのが1993年の1月24日に出した奴が、「日本当局は対北朝鮮の経済制裁のための一環として、外為法を改正しようとしている」と、で、「それを阻止するように」

総連の人たちが活動するんじゃなくて大事なのは、「政党支部や日朝議連・地方自治体に対する要請活動・訪問工作などをやって、日本人達が自ら反対する声を上げるように工作しなさい」と言う文書を、これは公式な文書なんですね。
これを手に入れまして、こういうのを証拠として提出しました。

ところが平成17年の4月21日に判決があったんですがまったく酷い判決で、例えばこの政治活動や営利活動についての、それは私どもの主張の主になったわけなんですけども。
片一方で朝鮮会館は社会教育法で定める公民館類似施設であるから税の減免するべきだといっておきながら、もう片一方で公民館類似施設であるから社会教育法が定める政治活動禁止の範囲が及ぶ物ではないという、全く論理として矛盾をするような論理を判決の中で展開をしまして。
結局この朝鮮会館は公益の為に使われていると言う判決が出まして、近隣の人たちが使わないとしても門戸は開かれているんだから公民館類似施設として認定できると、こういう趣旨の判決文で、結局私どもの主張が退けられたんです。
で当然、私どもは即日控訴を致します。

・・・その2に続く・・・

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2006年3月19日 (日)

東京連続集会15(9)

『質疑応答』

★質問者1

二つ程お伺いしたいのですが、一つ目は拉致被害者で帰って来られた方々がですね。
異常に怯えて暮らしているのはなぜか?
日本の警察はそれを守っていく事は出来ないのか?がひとつ。
二つ目は平壌宣言は小泉さんが金正日と取り交わしたわけなので、小泉さんの任期が9月で終わるんですね。
それがどうなるのか?と言うことですね。
私は小泉さんがその取っ掛かりを作った責任があると思うので、小泉さんに出来るだけ強く圧力をかけてですね。
この問題をもう少し前進させなきゃいけないんじゃないかな?と言うような気が致しますが、その辺についてお願いします。

★回答 西岡力氏

異常に恐れていると言うわけでもないと思うんですが、去年の12月に非常に協力してくださっていて、多分言えなかったことがあったのは事実だと思います。
でも口を開き始めているという事で、中身は分かりません。
絶対に秘密を守ると言う前提で多分話をしているんだと思います。
余り漏れない方が良いと思いますし、専門家がきちんと検証してくださる状況になっていれば、それを待ちたいと思います。
拉致現場その物は見たくないと、帰って来た直後は言ってましたよね?
思い出すんでしょうね、そういうのを見ると。

★質問者1

それに関してなんですが、曽我さんが帰ってきたときの表情と今の表情を比べるとですね。
いかに向こうで圧迫を受けて生活をしてきたかと如実に分かると思うんですよね。
皆さんそうお思いだと思うんですが、(横から「家族が帰ってきたから安心した顔になるんですよ」の声)
そうですね。

★西岡力氏

あと平壌宣言の方ですが、外交文書ですから、内閣総理大臣として署名しているので総理が代わったから無効だとかそういうことには出来ない。
逆に言えば、あそこに書いてある事が今守られているのかどうか?
北朝鮮は核問題・ミサイル問題で国際的な取り決めを守ると、あそこで約束したのにNTP条約に違反しているし、ジュネーブ合意に違反しているし、南北非核化宣言にも違反しているわけですが、自分達で核武装宣言したんですが事実上無効になっていると私は思います。

・・・集会終了・・・
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2006年3月18日 (土)

東京連続集会15(8)

『西岡力 救う会副会長のお話 その2』

今北朝鮮はアメリカや中国に対して偽札を作ってた事は認めて、金正日は「俺は知らない、部下がやった事だ」と言ってると。(笑い声)
言う線で何とか制裁解除をしてくれないか?と言う話をしているようです。
韓国政府もその辺でどうだ?とか言ってるようですけど。

昨日韓国の新聞に出ていたことによると、一昨日駐韓米大使が韓国のメディアとのインタビューで北朝鮮が再発防止で犯人を捕まえたとか言って来たらどうしますか?
それはいい事だと、いい変化だと、しかし我々はそれでは満足しないでしょうと、いうふうに駐韓米大使は答えています。

それから在米韓国大使、今度はアメリカにいる韓国の大使が今帰国していていまして、やはり韓国のマスコミのインタビューで言ってるんですが。
アメリカ政府から聞いたところによると北朝鮮は偽札を特別な秘密工場で作ってるんじゃなくて、自分たちのお札を印刷する工場で作ってる、というふうにアメリカは証拠を握っているようだ。
と言う報告を在米韓国大使は一昨日しています。
日本で言えば、大蔵省の造幣局でドル紙幣を刷っているような物。(笑い声)
と言う証拠を持っている。

しかしそれと同じ事を、日本人を労働党の作戦部がさらって言ったという証拠を日本は持っていたんです。
労働党の作戦部と言うのは金正日が命令しなければ絶対に動けない所なんです。
同じ事でなぜ制裁が出来なかったのか?と言う事ですけども、しかし北朝鮮はアメリカが本気で圧迫を始めたと感じるわけです。
それで去年の後半から日本との話し合いがまた始まったんです。
冒頭申し上げたような変化が、明らかに変化しているんです。
まだ誠実な対応まで行きませんけど、話し合いを拒否するんじゃなくて話し合いをしようと言っている。
話し合いをしながら時間稼ぎをしてブッシュ政権が終わるまで、何とか引っ張ろうとしている。
日本とアメリカが足並みをそろえて経済制裁をしたら困る。
ということで時間稼ぎに、日本とは話し合いをしながら時間稼ぎをしようと。
アメリカに対しても、拉致を認めた方式で俺は知らなかったと、犯人を突き出せば良いと言う事で時間稼ぎをしようとしている。

しかし核問題が全然解決していませんから、これはアメリカは絶対に妥協できない。
核兵器がいくつかテロリストの手に渡ってしまうと言う事は絶対にアメリカは許容できない事ですから、それが起きるかもしれないと思っているので、イラクではそれで戦争をしたわけです。
イラクでの戦争ではアルカイダの基地がイラクにあったからじゃないんです。
イラクに大量破壊兵器があると判断したからです。
あればそれがアルカイダに渡るかもしれない、未来に。
まさかと思われることでも起きる。

だから絶対に可能性を摘んでおかないとアメリカの安全は守れない、というのが今のアメリカの政策ですから。
金正日が核兵器を10発以上持ってしまえばいずれテロリストにわたる可能性が無いとは言えないとは、チェイニー副大統領やラムズフェルド国防長官が繰り返し言って来た事なんです。
しかし今では私の見積もりで10発以上持ってしまった。
と言う危機的状況になっていて、だからアメリカは本腰を入れて去年の9月以降圧力をかけ始めたんです。
そういう中で北朝鮮が少しづつ悲鳴をあげてきて、拉致問題は解決したと言いながら、拉致問題の協議には応じてきた。
と言うところまでは来たと言うことですね。

ですから多分日本が今は口に出さないけれども圧迫する事をどんどんやってます。
そして増元さんに言わせると遅いと言う事ですけども、自民党が出した法律が画期的で小泉総理が決断しなくても法律で制裁発動の条件を決めてしまうと。
そう言う事が法理論的にどうかちょっと私にも分からないんですけれど、でもそういうことを政権与党から提議を決めたんですから、それも強い圧力になると思います。
民主党は自分の北朝鮮人権法案を持っていますから、民主党の方は拉致問題担当大臣を作る、拉致対策本部を作って本部長は総理大臣だという事が入っています。
今国会でその両方の案がすり合せになっていけば、人権法案、拉致の事も踏み込んだ法案が通る可能性が高いと思います。

去年の12月にアメリカがお金を出した第2回の国際会議がソウルであったんですね。
そこに日本からも人権大使を選ばれて出して来た訳です。
私と増元さんもそれに行きましたけど、そこでもアメリカの人権大使は口を合わせて、世界の歴史で国家が偽札を作っているのはナチスドイツと北朝鮮だけだと、大使が言うんですよ?
私や増元さんが言うんじゃないんですから(笑い声)、アメリカを代表する人がそういう事を堂々と言うわけです。
マスコミのいる所で。
強い圧力ですね。

その第3回がヨーロッパで3月に開かれるんですね。
今回また斎賀大使が行って下さるんですけども、そういう状況になって来ていて日本も少しづつ圧力を加えて、いよいよある日タイミングになれば万景峰号を止めると言う事が実際に起きるかもしれないところまでは来たと、言う所です。
実は少しづつある日が近付いて来ていていると言う事なんですね。

ただやっぱり不安が一つあるんですね。
数学の用語で必要十分条件と言う言葉があるんですね。
何かを証明する時の必要条件と十分条件てあるんですけど、拉致問題を解決する為の必要条件は圧力をかけること。
彼らを落とす為には圧力をかけるしかない。
このままで良いと思っていれば拉致問題解決しなくても、何も不便が無ければそのまま行くと。
その点では圧力をかけてこのままではいられないという状況になって良いと思わせない。

しかし生きている人たちを全員を無事に取り戻す為にはその必要条件だけでは確保されないんですね。
どうやって圧力をかけた後、北朝鮮で内部圧力を高めると言う事が一言で言えば北朝鮮で。
その中で判断ミスなどが起きて、5人を返せば終わると判断ミスをして来ているんですけども、もう一回判断ミスが起きるのか?
例えば金正日軍事政権が何らかの形で倒されるのか?
いろんな変数が余りにも多いですから、日本のシナリオは余り言えませんが、圧力をかければ内部圧力が高まって何か変化が起きると。

第一次核危機の94年の時は最終的にカーター訪朝があって、金日成が出てきて核凍結と言う大きな譲歩をしてきたんですね。
そういうことも有りうるんです。
多分その可能性は低いと思いますけどね。
でも何らかの事が圧力をかければ起きるだろう。
その時に、何か大きく変化が起きたときに被害者をどうやって全員取り戻すのか?
そのためには少なくとも我々は今、被害者が何人いるかも分かっていないんですね。
どこにいるかどころではなくて、何人いるかさえ分かっていない。
特定失踪者の今登録している人は450人くらいいるんですけど、そこにいない被害者もいる事は間違いないんです。

この間ここでも申し上げましたけど拉致には3つのパターンがあったんですけども、遭遇型を除いた二つ。
つまりマグジャビ型と言って滅多やたらとするのと、人選をする型とがあるんですね。
人選をする型というのは、家族のいない人を狙うんですね。
いなくなっても騒ぎが起きない人を選ぶんです。
今特定失踪者に届出をするのは家族なんです。
拉致の半分のタイプは特定失踪者に届出の出来ない人である可能性が高いわけです。
となると分からないです。
何人いるかさえも分からない人をどうやって全員取り戻すのか?
それは今我々が国際的に被害者を全員取り戻すと言っていると、外国人被害者も含めていったい何人いるのか?
分からないです。

その次にはどこにいるかも分からない。
何人いてどこにいるかが分かれば、ある程度手の打ちようがあると思うんですけど。
目隠しをしながら嵐の中に入っていって何か取り戻さなくちゃいけない、と言う状況なのかなぁ?と。
ここで安明進さんが前に来た時に横田代表が安明進さんに質問して、「拉致問題解決は金正日が拉致問題を認めて何%進んだと思いますか?」と言ったら、いやもう頂上まで行ったんだと。
あとは降りていくんだと、言ったんですね。
何合目まで行ったと思うか?と言ったらもう頂上まで行ったと、降りていくだけだと。
拉致を認めさせると言う事は大変な事だと、金正日は絶対に認めない男なのに驚いたと言ってたんですけど、
無事を見ると言うのも大変な事なんですよね。
嵐の中を全員降ろさなくてはならない。

そういう課題の中に我々はいて。
だから間接的に出来る事は国際社会の中で拉致の事をどんどん知ることになって、そして北朝鮮の中にいる幹部の人たち軍隊や政治警察の人たち、日本と関係しない(人たちが)拉致の人たちの事を少しづつ知るようになってきてると思います。
そういう人たちがとにかくこの被害者の人たちは重大な世界中の関心を集めている人なんだと。
金正日政権が倒れた後、この人たちを無事に保護していれば世界から非難されないで援助を貰えると。

今ニューズウイークは今週号で拉致の特集をやったんですが、そこで写真が出てるんですけども。
早紀江さんとタイの被害者の写真で(ページを開いて見せる)、これは救う会が認定している人たちの写真ですけども(別のページを開いて見せる)。
北朝鮮は当然ニューズウイークをチェックしていますし、拉致を担当しない関係者もニューズウイークは見る人も多いと思いますから、この人たちが帰ってこなければ日本は、そしてタイの人間まで拉致していたとなるとその人たちも解決しなければ、アメリカも日本も世論が納得しないかもしれないと思えば、政変が起きたときにすぐ被害者どこにいるんだ?と、言ってその安全を図る事になるんだと思うんですね。

今のところ間接的に、そうやって我々は絶対に忘れてないし、この人たちの事は絶対に重大なんだと。
日本の外交官はどこへ行っても北朝鮮の人間とパーティーなんかがあったら、拉致拉致と言って貰いたいんですが、それがどんどん報告が行くように、これを解決しないとどうしようもないと、忘れてないと。
それはだからさっきの新潟で何人集まっているかと向こうがチェックしているとなると、やはり世論が下がってくると向こうは忘れてきたという報告になってしまう。

そして今荒木さんのところでラジオを去年の9月から始めましたけども、日本語でやって今は朝鮮語と中国語と英語も始めたようですが、12月にソウルにいる脱北者の人たちが、「自由北韓放送」と言うラジオ放送を始めたんですね。
始めたらばすぐ妨害電波が出ました。
許さないというテロ宣言も出ました。
今回も、昨日行って会って来たんですが、3人くらい警察がついて護ってるですが、脱北者の人、黄長ヨプ(火へんに華)さんとかが出て話すんですね。
北朝鮮にいた人たちですから、北朝鮮の人たちが何を知りたいのかと言うのを良く分かっていて、脱北した後どうやったら安全にソウルに来られるのか?とか、そういうのを出している。(笑い声)
脱北者のソウルの暮らしとか、後世界情勢とか、北朝鮮がこう言っているけどそんなのは嘘だとか、そういうのをやってまして、そういうのの支援をやってるんですけど効くんですね。
効くから妨害電波を出している。

アメリカの方で今寄付が集まって、今度中波でやると。
中波でやると妨害電波もほぼ出せなくなりますから。
私もその自由北韓放送の理事会の理事の1人になりまして、スザンヌ・ショルティーさんが理事長で、実は録音してきたんです。
毎日今30分やってるんですが今度1時間やるようですが、その中で日本人拉致についての番組を一週間に一回、10分とか15分とか貰って私が行って向こうで話すと、朝鮮語で。
そのときいつも言うのは被害者にもしもの事があったら絶対に許さないと。

いまでもナチスドイツの犯罪者は世界中から追われていると。
60年経っても追われているんだと。
日本は絶対に許さないと。
しかし逆に保護してくれたらば、それなりの(笑い声)事を考えると、言う事をとにかく北朝鮮の幹部たちにいろんな機会を通じて言うと。
世界情勢の情報が欲しいですから、その人たち幹部が聴く。
その中の一部に繰り返して言うと言う事は、凄く意味がある事だと思います。
近くその自由北韓放送を支援する日本での支援会みたいな物を作りたいと思っておりまして、また皆さんにお願いする日が来ると思いますが。

そういうことをやって後は日本政府の方たちは言えない事もあると思うんですが、必死で情報を集めてくださっている事は間違いないんですが、ここらへんにいると言うのが分かるのか分からないのか。
分かったって言わない方が良いと思うんですが、分かっても相手に伝えない事が情報戦ですから。

でも今嵐が来ていると。
嵐の中、少しでも正確な地図を持って取り戻す事が出来るかどうか?
我々も内外の世論に訴えると言う運動が成果を呼んで、国際社会が北朝鮮の非道さを分かって核問題が中心ですけども、アメリカを中心に北朝鮮に今強い圧力がかかり始めた。
北朝鮮の内部が動揺を始めている。
5人が帰ってきたのもその流れの一環ですから、もっと大きな事が多分今年中に起こるんじゃないかと思っていますが、起きると言う事と全員取り返すと言う事は、繰り返し言ってますが今すぐ絶対イコールだと言えない。
祈るような気持ちで、実際祈らなくちゃいけないと思ってるんですが、今年を過ごさなくちゃいけないなと言うふうに思っています。
以上です。(拍手)

蒼き星々サブボードへの話の花束ぴろんさんの投稿による。

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東京連続集会15(7)

『西岡力 救う会副会長のお話 その1』

今日の企画は増元さんの企画でして、言いたいことが一杯あるんだと。
国民大集会ではいつも3分とか5分で消化不良だから、家族の話をじっくりと皆さんに聞いて頂く席を設けて欲しいという事で。
12月の国民大集会に家族会に時間くれって言って、それは外国からもたくさんお客さん来るからって、それで今日になったんです。
今お話を聞いていて、限界が近付いているんだなと。
健康の面でもストレスの面でも、もう3月になると家族会が出来てから今度10年目になるんですね。
10年目に入るという事で疲れが目立って来ているなぁと思っています。

しかし私は何回もこの場所で申し上げているんですけども、去年一年間はこう着状態ではなくて嵐の前の静けさだというふうに言ってきましたが、そろそろ静けさじゃなくなって来ていると。
かなり風も吹いてきたし雨も出てきたなと思っています。
動きが出てきたなと思っています。
それはですね、昨年の状況を分析すると良く分かるんですが、昨年の2月に北朝鮮が核保有宣言をして、そして日本とは話し合いをしないという外務省声明を出したんです。
日本が遺骨の鑑定をでっち上げている。
あれはめぐみさんの遺骨で間違いないんだ。
その様な事をいう日本とは話し合う意味が無い。
というふうに政府の立場を明らかにしたのが昨年の2月なんです。

そして7月にほぼ1年ぶりで6者協議が始まるんですが、その直前に6者協議で日本が拉致問題を持ち出すならば日本は6者協議に出る資格がない、5者協議をやろうと北朝鮮は提案するわけです。
それに対して韓国と中国は北朝鮮の言う事は理解出来ると、いう事を言った訳ですね。
アメリカだけは、いや日本が拉致問題を出す事を我々はサポートするということで、折角1年ぶりに6者協議が始まるのに日本が拉致問題を出す事によって北が席を立ったらどうするのか?と言う圧力が韓国や中国から来ていた。
それでも日本政府は拉致問題を出したんです。

そしたらば北朝鮮は、6者協議といえば最初に6者で全体会議がありまして、次の日からはそれぞれが2者で会う訳ですね。
それを中国がアレンジしながらやって、月見の会とかいろんな事をやって最後に文書をまとめようとするわけですね。
期間が長いですけど、ずっと毎日毎日6者で会ってるわけではないんです。
日本はとにかくその6者協議の中で日朝をやりたいと廊下とかですれ違ったりその席で会って、今日会いましょうと言っても全部拒否された。
(それが)去年の7月の再開6者協議だった。

再開6者協議で共同声明がまとまらなくて休会にしたんです。
休んだんです。
休会を決めた後、休会の後なら良いと言って日本と10何分か会ってるんです。
(少し呆れた声で)会ってくれって、本当にそういう感じなんです。
そこで日本側は拉致の事を言ったんですけども、持ち帰るとか言うだけで。
つまり6者協議では日本と拉致の話をしないと言う指令を受けてきたんです。
休会後に(話を)した。

ところが彼らの態度が変わるのが9月なんです。
再開されて共同声明がまとまる9月の6者協議では、向こうの方から日朝やりましょうと言って来た。
ちょっと正確に覚えていませんが、最初の日は40分だったのかな?もしかしたら60分かも。
あの、とにかく長い時間、日本が拉致問題を一方的に言って向こうが聞いていたと。
で、次の日も日朝をやったと。
その次の日もやった。
拉致問題を出すなら出て行けと言わなくなったんです。

それで最初の日に日本側の拉致で協議をしたいと言う事を聞いて、本国に伝えると言って。
そしてそれは彼らもどうせ時間が無いので本国に伝えると言って平壌に帰ったんだろうと思ったら、そうでなくてその期間中に本国から返事が来た。
拉致で話し合いをしようと言う提案があって、そして11月の話し合い、6者協議とは別の日朝協議になるわけです。
そこで日本側は3協議の並行協議と言う提案をするわけですね。
で、北朝鮮は前回の時にその提案をしていたわけですけど、11月にやった提案を北も受けて、年明けて日朝で並行協議をやろうという事になったわけです。

そこでは北朝鮮の朝鮮通信とかあるいは朝鮮総連の新聞などでも「拉致問題など懸案に関する協議」とちゃんと書いてある。
3つの協議の内のひとつに拉致があると北が認めてるんです。
諸懸案に関する協議とかになってないんですね。
拉致問題と書いてあるんです。
北のメディアもそう報道しているんです。

彼らは半年前は拉致問題を出すのもけしからん。
彼らはもう拉致問題は終わっていると言ってたんです。
ところが9月以降になってから拉致問題について日本と協議する事を拒否しない。
それどころか拉致問題、そして日朝で正式に協議するタイトルに拉致を入れる事を認めたんです。
言う事が、起きて来ているんです。

それはなぜなのか?と言う事ですけども、アメリカの圧力だと思います。
ここでもご報告しましたけど、日本政府は去年の1月2月くらいはかなり経済制裁をする準備をしたんですね。
町村外務大臣はライス国務長官などに会って、制裁した場合にアメリカは支持してくれるか?何て話をしているわけです。
しかしそこで町村さんがひとつ我々に教えて頂いたので、多分ここでも何回かお話した事があると思いますけど、実は何回か日本の経済制裁慎重になってくれと言って来ているんだと。
その中の一カ国にアメリカも入っている、と言う話を去年の前半に聞きました。

ただしそれをアメリカの外では言わないと。
アメリカの方では6者協議に北朝鮮をもう一度戻したいと。
そのために日本が経済制裁をすると出て来ない口実を与えてしまうと、言う事だったようですけども。
それを先に言ってしまうと、6者協議に出てくる事の値段が高くなって北朝鮮はもっと吊り上げてくるから、それを外で言うのはやめましょうと言って、アメリカ政府の現職の人は経済制裁に慎重だと言う事は言わなかったんですが、辞めたアーミテージ副長官とかベーカー前大使とかは話をしていたわけですね。

しかしアメリカは6者協議の再開までは待っていた。
7月に再開された後は、堰を切ったように圧力をかけ始めた。
一昨年の12月に北朝鮮人権法がアメリカに議会を通ったんです。
その法律の中には北朝鮮人権特使を任命すると書いてあるんです。
書いてあるのにやらなかったんです、ブッシュ政権は。
6者協議が再開されるまでは、(人権特使の)内定者はいたんですよ?
もう、人事決まってたんですよね?
だけど勉強させているんだとか言って、増元さん確か5月でしたよね?
マイケル・グリーンの所へ行ったのは?

つまりそれは6者協議が一回始まるまでは北朝鮮を刺激する事はアメリカも控えて、議会で決まってたのにやらなかった。
北朝鮮人権法では脱北者をアメリカが受け入れると。
それから脱北者や北朝鮮の人権問題をやっているNGOにアメリカのお金をつけると。
全面的に支援すると書いてあるのに、それもやってない。
まだやってない。
6者協議に一回出させて、彼らの反応を見る。

もうちょっと言うと、中国をアメリカは見ているわけですね。
中国は、今イランの核問題が安保理事会に行ったわけです。
北朝鮮の方が先に核武装宣言をしていて、AIEAは北朝鮮は核を平和利用しているとは保障できないと、2003年に安保理事会に報告しているのに持っていかないのは、中国が安保理事会に行く事を反対しているからです。
中国は拒否権を持っているわけです。
だから6者協議と言う場を設定しているわけですけど、中国にやらせておいて、誰が見ても北朝鮮のやってる事はおかしいじゃないかと思う踏み絵を踏ませましてね。
忍耐を持って手続きを取ってるわけですけども。
6者協議がもう一回行われて9月に声明はまとまったんですけども、結局は北朝鮮は実行する意思を見せない。
そういう中でアメリカはもう7月に6者協議を再開させたあと人権特使を任命して、それからちょっと前の6月に北朝鮮人権国際大会と言う国際会議をワシントンでやってそれに予算を付けたんです。
そして9月に金融制裁を発動した。

今、増元さんなんかが言われた、これは愛国者法と言う法律なんですね。
9・11のテロの後に作られた法律で、テロリストがどうやって資金を調達しているのか。
それを防がなくてはアメリカの安全は保てないと言って、テロ資金のマネーロンダリングに関係している金融機関に対してアメリカの財務省が一方的に指名して、弁明の機会も何も与えない。
この銀行が駄目だと言ったらアメリカの金融機関が一斉に取引を止めてしまう。
マカオの銀行は突然指名されてアメリカの銀行が取引を停止すると言う事で、それでアメリカの銀行が取引停止するとマカオの銀行は潰れると噂が流れて、2日か3日くらいで預金の20%くらいが引き下ろされて取り付け騒ぎが起きている。
預金の凍結になってマカオの行政区管理になった。
世界中の銀行がアメリカが指名すればそうなる。
なにか国際会議を開いたり安保理事会で決めたりしていないんです。
アメリカが一国で決めているんです。

日本に足利銀行と言う銀行があるんですが、朝鮮総連の信用組合は外国為替の信用業務が出来ませんから、朝鮮総連の外国為替業務はずっと足利銀行がやってきたわけです。
例えば朝鮮総連の資金がテロ資金だとアメリカが一方的に指名すれば、足利銀行はアメリカの銀行との取引を一方的に停止になるんです。
弁明の機会も何も無い、と言うかなり物凄い法律なんです。
その銀行がテロをやったとか言うんじゃないんです。
協力したんです。
マカオの銀行で、北朝鮮の銀行じゃないんです。

もう一つそのときにバンク・オブ・チャイナという中国の、中国に国営銀行って無いわけですので、5大銀行に入る銀行なんですけど、マカオにもたくさん支店があるんですけど。
その銀行も同じ法律で制裁をかける候補になっているという事をアメリカは意図的にリークするんです。
そのバンク・オブ・チャイナと言うのはニューヨークの株式市場で上場したいのか債券を発行したいのか、そういうことを計画しているんですね。
アメリカの財務省と関係を良くしたいんです。
財務省が制裁の対象になっているという事になると、大変困るわけです。

しかし一方で北朝鮮の今の・・・(聞き取れず)銀行とかいくつか銀行があるんですけどそういう所は国際的な信用が無くて、外国為替業務をやる時はバンク・オブ・チャイナが保障していたんです。
バンク・オブ・チャイナが北朝鮮との取引を止めたらば、北朝鮮の銀行も普通の貿易決済とかも一切出来なくなってしまう。
と言うところまでアメリカは手を付けたんです。
そして候補に上がったわけですから、マカオの銀行みたいになりたくないわけで、そうでなくても上場したり債券を発行したりするときにアメリカの財務省の許可が必要ですから、北朝鮮との金融取引をかなり自粛している・あるいは規制している・凍結している。
まぁ表現は分からないですけども、かなりバンク・オブ・チャイナでは神経を尖らせている。

北朝鮮は今物凄く困っているんです。
マカオの銀行にも15の北朝鮮の講座が有ったんです。
金正日の個人口座です。
そのうち11が仮名口座です。
4つは本名ですが。
制裁かかった直後に平壌から20人、金正日の個人資金担当の労働党39号室と言うんですけど、そこから人が来て。
片道切符で預金を下ろすまで平壌に帰ってくるなと言われて来ているみたいですけど。
交渉しているけどまだ持って帰れない。

私の知っている人の知人で韓国人で北朝鮮と貿易取引をしている人と、後中国に住んでいる朝鮮族の人でやっぱり北朝鮮と貿易取引をしている人が、9月以降送金が出来なくなって困っている。
送金は、朝鮮族もマカオの銀行を使ってたんです。
韓国の人もマカオの銀行を使ってたんですが、マカオの銀行が制裁のかかっていない銀行も含めてみんな北朝鮮との取引を嫌がってやらない。

で、その理由はアメリカが北朝鮮のテロ資金だと言うことですけど、具体的には偽札を作っている。
アメリカのお札を印刷していると言うことですね。
しかし、それも実は10年前からやってるわけです。
なぜそれを今強く問題にするのか?
6者協議を始める前から偽札はやってたわけなんですね。
愛国者法というのは9・11の前からあったわけなんですが、あるわけです。
でも6者協議まで持っていって、しかし圧力はかけると。
これが対話と圧力なんです。

そしたら北はどうしたかと言うと、アメリカに交渉して欲しいと言った。
だが、アメリカは交渉はしないと言った。
北朝鮮の犯罪行為に対するアメリカの国内法の適用だから、説明はしますよ。
でもこれは交渉事ではない。
6者協議にもこの事は関係ない、核問題じゃない。

で、北朝鮮は何とかこれを交渉して欲しい。
ニューヨークまで行く、ワシントンまで行くと言ってるんです。
拉致問題の交渉で彼らは東京に来た事があるのか?
北京と平壌でばかりやってるんですね。

先ほどミサイルの話が出ましたけど、困ってるのはその金融制裁の方が困ってるんです。
万景峰号が止まっても多分、トロが食べられなくて、トロは飛行機で持っていきますからね。
メロンがあれするかもしれないけど、飛行機があるわけです。
それほど本当に困る事ではないんです。
そんな事でミサイルなんかが飛んでくる事は無いという事が、今回アメリカがやった事で実証されたわけです。
そうじゃなくて困ったらどうしたかと言うと、中国に泣き付いて10月に胡錦濤国家主席が北朝鮮を訪問したのに、1月に金正日が突然2ヶ月ちょっとしか経ってないのに行くわけですね。
首脳会談をそんなに頻繁にやる必要は無いわけです。

やっぱり困って、マカオは今中国が行政権を持ってるわけです。
マカオの銀行に対する制裁をして、各国の銀行が北朝鮮との取引を止めてるわけですけど、それをちょっと何とかしてくれと泣き付きに行ったのは間違いない。
しかし中国は今、アメリカの制裁に対してやめてくれと言って、偽札に加担するのか?と言う踏み絵を踏まされているわけですね。
そういう偽札に加担するような銀行はアメリカと金融取引しませんよと、それは全うな論理ですね。

日本も人さらいに加担するのか?と。
世界の銀行などに対してですね。
言って良いわけです。
アメリカが日本に対して7月まで制裁してくれるなと言ってたわけですけど、自分は9月になったらドンとやるわけですね。
これは6者協議に関係ないといっても実際6者協議に関係出るわけです。
今北朝鮮は、アメリカに金融制裁を解除しない限り6者協議には戻らないと言ってるんです。
アメリカはそれは関係ないんだ、彼らは勝手にやってる事だと、我々の金融制裁は6者協議と関係ないんだから6者協議のために金融制裁を解除することはしないと言っているんです。

でもアメリカも9月から制裁をしたんですから、今好機なんです。
アメリカは国内法で、偽札で制裁をした。
我々は6者協議をしますと。
そりゃ、並行協議をやっても良いと思いますよ。
こちら側からは協議を中断する必要はないと思います。
しかし、偽の遺骨を出してきて1年以上経って、誠実で迅速な対応をしていませんと、だから制裁をかけますと。
迅速は出来なくても誠実な対応があれば解除しますよと、言えば良いわけです。

・・・その2に続く・・・
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