カテゴリー「東京集会」の記事

2006年12月 8日 (金)

東京連続集会23(6)

   訪米団報告と北朝鮮の動き 東京連続集会23
06.11.16 友愛会館にて

『寺越昭男さん(寺越昭二さんの長男)の訴え』

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皆さんこんばんは。(「こんばんは」の声)
せっかく、石川の方から来たので一言。
今回松本京子さんが拉致認定されて、政府の姿勢と言うものが本当に安倍総理は拉致問題に対して真摯に取り組んでくれているなと言う思いがします。

寺越事件も私らは、安倍政権が出来たらすぐに認定されるんじゃないかな?と言うふうに思っていたんですけども。
政府としても、従兄弟の武志が北朝鮮にいて「拉致でない」という発言をしてから、やっぱり対応が遅いんでないかな?と思いますし。
また、武志の安全を考えると私はやっぱり拉致認定すべきではないかな?と思います。
今後も拉致でないという事にしますと、ある日突然病死したとか事故死したとか言うニュースが私らの耳に入りかねないので、やっぱり本当に病死でも事故死でも私たちにとっては抹殺されたんでは無いかな?と考えざるを得なくなる。
そうならないためにもやっぱり日本の政府がきちっと拉致を認定して、武志の安全と言うものを北朝鮮に要求していくべきだと思うし。

後、私ら2002年に声を上げ、丸4年もう過ぎたんですけど、まだ何一つ解決していない。
遺骨も返ってきていないし、事件の真相も全然分からない。
これは何でかな?と言うふうに思ったんですけど、やっぱり政府が拉致の認定をして北朝鮮に対して真相の究明とか遺骨の返還とかいうものを正式な交渉のテーブルに乗せていってもらえれば、少しは進展したんでは無いかな?というふうに思いますけども。
小泉政権のときにはそれが余り出来なかったので、安倍総理にこれから期待したいと思います。
以上です。
どうもありがとうございます。(拍手)
   

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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東京連続集会23(5)

   訪米団報告と北朝鮮の動き 東京連続集会23
06.11.16 友愛会館にて

『西岡力 救う会副会長の講演 その3』

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そういう中でブッシュ大統領の任期があと2年です。
安倍総理の自民党総裁としての任期が3年ですね。
この間に北朝鮮は時間稼ぎをして、核保有国として何とか認知されようとするでしょう。
先制的軍事攻撃はしないという事はほぼ決まっています。
それ以外の形で矛盾を高めて、彼らから核とミサイルと拉致被害者全員を取り戻すことが出来るかどうか?
出来る可能性は見えて来たと思っています。
いよいよ最後のときだと思っていますけど、だからといって「100%大丈夫です、いつ帰ってきます」、とは言えません。

前から言っているように、必要条件は整った。
一番良い国際状況が出来たときに安倍政権になって対策本部が出来た。
国連の制裁決議は通って、そこに前文でですけど「人道上の懸念」と言う単語でですけど、一応拉致に関する言葉は入った。
足場は出来た。
その足場からもう一歩進んでいく事が出来るかどうか?という事で、今回我々もニューヨークで出来る限りの事をしましたし、我々が出来ることは決まってますけど、国連代表部の人たちは相当必死になって出来る事をやっている事が分かりましたので、今は外務省も必死になってやっていると。

国連代表部の人たちに私は言ってきたんですけども、国際的な関心を高める・国際包囲網を高めると言う方法で国連でやることも意味があるけど、それだけじゃないんだと。
国連には北朝鮮の外交官がいると。
その人の前でどれくらい日本が拉致問題で必死なのか?という事を見せるという事は、安全確保につながるんだと。
日本はこのことで絶対に引かないんだという事をいろんな方法で北朝鮮内部にいろんなルートを使って入れなくちゃいけないんだけど、目の前に北の外交部がいるときに絶対に小さなことでも拉致の事が出たときに、大使が出て行って反論すると。
同じことの繰り返しでも何回も何回もやると。
いう事をやっていると、これは日本は拉致問題では絶対に譲歩しないんだなという事が北の外交部に伝わって、日本担当じゃない人間にも伝わって、という事になるんだと。
だから皆さんのやっている事は実は外交的に北を追い詰めるだけじゃなくて、安全確保につながると思って必死にやって欲しい、という事を言って来たんですけども。
まぁ分かってますけども。

そういう点ではですね。
6者協議に北朝鮮は出ると言って来て今度は6者協議の場所が一つの焦点になりますけど、6者協議の場所で北朝鮮が核を止めるなんて思いません。
まだもうちょっと圧力が掛らなければ核を捨てるという事を考え難いわけですけども、しかし彼らは去年10月に6者協議が開かれた後、「アメリカが金融制裁を解かなければ6者協議に出ない」と言っていたわけです。
で、ミサイル発射実験をして核実験をしたんですけども、今アメリカは金融制裁を解いてないんです。
それなのに6者協議に戻って来たんです。
向こうの方が弱っている事は事実なんです。
ミサイル実験をしたら失敗したんです。
核実験をしてもほぼ失敗だったんです。

・・・(聞き取れず)がなくて、6者協議に核保有国として出てくるとか言っているわけですけど、実は失敗したんです。
2度目が出来ないもんだから、出来ないのにやらないと言って何か少し物を貰おうとしている。
でも「6者協議に出てくる事は歓迎するが、6者協議に出て来ただけでは制裁は解除しない」というのが、今の国際社会の韓国も中国も入れた共通認識です。
ですから彼らは出て来たって何も得るものがないんです。
そこでアメリカと話をするといっていますけど、アメリカは金融制裁は犯罪に関わることだから、北朝鮮が偽札を印刷している事を認めてもうしないと、しないための証拠としてアメリカの偽札の版を出せと言っています。
版を出してきたら、本当にやっていたな?という事を言うんだと思います。(笑い声)
そういっていることに対してはアメリカは犯罪として対処しているんだから、外交の交渉事では無いと。
核開発を止めたからと言って偽札の手を緩める事は出来ないと。
で、日本は核が緩めても拉致がある以上制裁を緩めないと安倍総理が決めているんです。

問題は韓国と中国なんですね。
韓国政府は国連に対して金剛山観光と開城(ケソン)公団への投資は中止しないと。
それからPSIというんですが、大量破壊兵器拡散防止イニシアチブという、船にミサイルなどが乗って来たときにですね。
臨検をして本当にミサイルが乗っていたらばそれを取り上げてしまうみたいな事をやる準備をしているわけですね。
韓国はそれに入らない。
しかし一応肥料支援とコメ支援は止めるという事は言っているんですが、でもそのコメ支援を何とか再開したいと言う話が韓国の中から出て来ています。

アメリカは海外にある金正日の個人資金を凍結するという事をやっているわけですけども、今外貨が中にどんどん入って行っているのが金剛山観光と開城公団だと、表ではですね。
麻薬やミサイル取引など今厳しく取り締まられていますけど、昔のように外貨は入っていかないと。
そうすると北朝鮮からするとですね。
外貨が入るというのは、その二つの韓国との事業と言うのは大変な価値がある事業なんですね。
それをどう止めさせる事ができるか?
この次の国連制裁の議論になったときには、当然「民間の投資や観光事業についても止める」という文言が入れるようにアメリカ側は・・・(聞き取れず)して来ると思います。

日本はもう安保理事会も今年の12月で非常任理事国の任期が終ってしまいますから、指導的な地位には入れませんが。
そしてボルトン大使が今度中間選挙で共和党が負けたので、1月になったらいなくなるかもしれないんですが、ちょっといろいろな変数が出て来ていますが。
そして中国は石油や食料を生かさず殺さずで適当に入れながら閉めたりしていると。
どうやって国際社会は韓国の盧武鉉政権と中国の胡錦濤政権を、反テロと言う国際的な普遍的な立場に引き寄せる事が出来るかどうか?
いろんな変数がまだまだあると思いますが。

いよいよ日本国内で誰かが問題だと言う時期は終って、北朝鮮本体と全員取り戻すために彼らに圧力をかけると。
それと今いる拉致被害者に手を掛けたら絶対に許さない、という事を彼らに伝えていくような事をやる時期になってきたと言う点で、2002年の9月に第一段階が終わり、そして今2006年の9月に第二段階が終って、第三段階いよいよ最後のステージに入ったんではないかなと。
今のところ、我々は勝ち続けて来ているわけですけども、最後にどうなるか?
まだ分かりませんしいろんな紆余曲折があるかもしれませんが、少なくともですね。

これは横田さんたちがよく言っているんですけども、「やれる事をやらなかった」と言う悔いを残したくないと。
もうちょっと頑張れば、疲れているけど朝起きて行ける集会に行かなかった、という事・悔いを残したくない。
その早紀江さんが今年の4月に「アメリカへ行けない」と言いましたから、無理を言って行っていただきましたけど、もうちょっと横田さんたちに無理を言う時期では無くなって来ているんですが。
飯塚さんも今回足が毎日張っていて大変だったんですが(笑い声)、だんだん家族の人たちに無理を言えるような段階ではなくなって来ているんですが。
しかし安全という事については、出来る限りの事をやらないで悪い結果が出たときには本当に悔いが残りますので、出来る限りの事をしなくてはいけないなと言うふうに思っています。

それから最後に寺越(昭男)さんが来ていらっしゃるので、松本京子さんの認定を巡って今後の認定の問題ですね。
特定失踪者等に関わる問題について、私が考えていることについて申し上げて終りたいと思いますけども、松本京子さんは救う会は認定していないんですね。
救う会認定と言うのも、我々も4~5人しかいないわけです、全国協議会の事務局に。
今まで政府が積極的じゃなかったときには、政府の認定だけが拉致被害者じゃないという事からやって来たわけです。
家族会も、有本さんは家族会の創設メンバーですが、認定されていなかったんです。
横田さんも家族会が出来たときには認定されていなかったわけです。
2ヵ月後に認定されるわけです。

当時私たちが考えられる資料等で、この人拉致に間違いないという人を署名簿に書いたりしていたわけです。
松本さんについては分からなかったわけです。
だんだん情報が出て来たんですが、サンダルが残っていたとか殴られていたとかいうことは分かっていたんですが、北朝鮮という事について断定できる材料がなかったんですね。
警察が認定できたのは工作船が来ていたという事を示す電波があったんですね。
電波がある事は公開しないわけです。
我々は分からないわけです。
古川(了子)さんと加藤(久美子)さんについては私たちが信頼する安明進さんが似た人を見たと言っていましたので、そこまでは救う会が認定をいう事をしたんですが、その後はしていないんです。

特定失踪者と言う概念が出来ましたので、特定失踪者の中の拉致の疑いが濃厚な人という1000番台リストがいますから、そちらの枠のほうが良いだろうと。
荒木さんの方もこちらに認定してくれと言って来なくなったと言うのもありましてしていないので、今回古川さんや加藤さんなど私たちが認定した枠から新しい人が出なくて、私たちが何も言っていないところから新しい人が出たという事で、政府が特定失踪者も含めて本格的に調査すると言っているときに、民間団体が限られた材料から認定するしないと混合する事を、僕らの方からするとそういう事は無いだろうなと思っています。

ただ、問題はですね。
小住健三さんと言う人とそれから寺越(武志)さんですね。
そして福留(貴美子)さんですね。
それはもう、ハッキリしているわけですね。
寺越さんについてはですね。
もう北朝鮮にいるわけですよね。
という事が分かっているし、目の前で攫われているんですから、犯人と思われる人の名前まで分かっていてですね。
いろんな事がハッキリしているんだけど、拉致問題ではまず生きている人の安全を確保して、その人を取り戻した後真相を究明する。
犯人を、責任を追及するという順番なんですね。

安全が緊急ですから人質を取り戻さなくちゃいけないので、その場合には寺越事件の3人の被害者のうち一人だけ生存していらっしゃるのは武志さんだけなので、武志さんの安全を確保するために一番良い事は何なのか?という観点から、当面はですよ?
考えなくちゃいけない。
それは本人たちが何を言っていようと状況証拠から政府の責任で認定すると言うのが一番いいんじゃないか?
お母さんは反対したと、しかし政府は認定したと。
蓮池さんたち5人を北朝鮮に返さなかったときも政府の責任でやったんですね。
という事が出来ないのかな?というふうに今は思って、それはまた今度対策本部と話もしなくちゃいけないなと思っています。
これはもう特定失踪者と言う話じゃないですから、実際北朝鮮に連れて行かれているわけですから、そしてもしかしたら殺人事件かもしれないという事ですね。

しかしそれから福留さんのこと小住さんのことなどは、もう北朝鮮が関与しているのは明らかなんですね。
あと解釈などの問題で本人が一度日本に来たから北朝鮮と協力していたんじゃないか?と警察は言っているようですけども、あるいは小住さんはいなくなったときと朴がパスポート取ったときのちょっと時期がずれているからと言うような事を言っているわけですけども、北朝鮮が関与していて北朝鮮が消息を知っている事件は拉致事件“等”くらいにしてですね。
生きている人が日本から北朝鮮に連れて行かれた事が明らかにならなくても、北朝鮮が工作活動の一環として日本人をターゲットにしてやった事件を拉致“等”として認定できないのかな?と。
そんな事をちょっと考えていまして提案できないかなと思っています。

そしてもうひとつですね。
先ほどちょっと言いましたけど、拉致被害者がもし100人いるとするとですね。
認定されるであろう人は20人くらいだと思います。
後80人について言うと40人は特定失踪者や警察のリストにある人たちで、後40人は全く分からない人、という事です。
特定失踪者だけが拉致被害者じゃないという事です。
原(敕晁)さんはいまでも辛光洙が捕まっていなければ届け出も出ていなくて、失踪と言う届出さえしていない人だったんです。
拉致問題について我々は被害者の家族を支援する救う会とよく言われるんですけど、そろそろそういう言い方とか考え方を止めた方が良いと思うんですね。

家族がいない被害者もいるんですよ?
家族を支援しているんじゃなくて被害者を、家族と日本国民が一緒になって助けようとしている。
家族が名乗り出ない被害者も被害者なんですね。
何か大きな変動が起きた場合にまた何人か帰ってきたりして、日本の認定者がほぼ帰って来たり証拠が分かったりすると。
そして特定失踪者が何人か出て来たときに、これで終わりだと北朝鮮が言ってその時どうするか?
家族の人たちは誰も出てこない。
しかしまだいるかもしれない。

つまり拉致被害者を全員取り戻すと言うのは、家族がいない人の事も視野にいれて全員取り戻すという事なんです。
だから家族に対するケアとか家族に対する説明と言うのも必要ですけど、それはやっぱり二の次の問題で本当に一体何人いるのか?と、いう事を知らなくちゃいけない。
知る努力をしなければ新たな何か動きがあったときに、「これで終わりだ」と北朝鮮に言われたときのためにも、そういう努力をしておかなければいけない。
特定失踪者と言う言葉が出来た事は大変良かったと思いますけども、それだけじゃないんです。
届出が出来ない人もいる。
あるいは届出の出来ない人を北朝鮮はわざわざ狙ったんです。

だから大混乱になってですね。
「私が拉致被害者だ」って来たらですね。
戸籍を調べてみたら失踪していなくてちゃんといると、背乗りしていてその人がどこかにいるという事が、「実は自分が本物だ」といってどっちが本物か?という事になるかもしれない。
そういう事が起きるんじゃないか?
全員取り戻すという事はそういう事も含んでいるんだと。

日本ではやっぱり安全を北朝鮮に言うと同時に、全員と思っているんだったらその全員というのはお前たちがやった全員なので、家族がいない人も含んでいるんだと。
小泉総理が言ったように「家族が納得しないから再調査をしてくれ]]というのじゃなくて、「日本国として、家族がいようがいまいが日本国として、外国に連れて行かれた日本国籍人は全員取り戻す」と。
そういう事をまず確認しなくちゃいけないんじゃないかなと。
だいたいこういうところです。
寺越さんに一言、どうぞ。(寺越昭男さんにマイクが渡る)   

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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東京連続集会23(4)

   訪米団報告と北朝鮮の動き 東京連続集会23
06.11.16 友愛会館にて

『西岡力 救う会副会長の講演 その2』

圧力をかける事についてで、我々は前から国際連帯という事をずっとやってきましたので、国際社会で実質的に強制力を持っているのは国連の安保理事会だけですから、それ以外の組織は国際世論を盛り上げると言う点では価値がありますけども、強制力は無いわけです。
しかしいよいよ安保理事会で北朝鮮問題が取り上げられるようになったわけです。
私はこういうときが来ると前から言っていたわけです。
そのときはむしろをひいてニューヨークで座り込みをしようと前から言っていたんですけど、それをしなくても常任理事国の大使が皆会ってくれましたからちょっと私の読みが外れたんですが。
拉致を安保理事会が入れないで、核問題だけで議論するんだったら座り込みをしなくちゃいけないと思っていたんですが、しかしこれは日本の外務省も全力を尽くして、前々から実は2年位前からこうなったときはこうして欲しいと。
安保理事会で北朝鮮の制裁決議が出たときに拉致という言葉が入らないと拉致問題が棚上げになりかねないと、いう事をずっと言い続けていたんですね。

イラクに対する安保理決議の1441号決議には、これはイラクは大量破壊兵器を持っている疑いが強いと。
だから軍事制裁も含める方法で大量破壊兵器をイラクから取り上げなくちゃいけないとあるわけです。
これが戦争の根拠になったんですが、その戦争の根拠になった安保理理事会の決議の中にイラクがクウェート人を拉致していまだに帰さないという事が書いてあるわけです。
クウェート政府がイラクの大量破壊兵器のところで、自分のところの拉致の事も書いてくれといって外交力で入れさせたと。
クウェートが出来た事を日本が出来るかどうかだと、いう事を言っていたわけなんですけど、日本政府は頑張りまして今回の北朝鮮に対する制裁決議の前文に、理由を書く前の前文のところにですね。
人道上の懸念、humanitarian consequences(※1)と言うんですが、複数形なんですね。
拉致だけじゃなくて北朝鮮内部の人権上の問題も含んで、国際社会の人道上の懸念も含んで北朝鮮の政府は誠実に対応すると言う文が入ったわけです。

※1 humanitarian=人道主義の、博愛の consequence=結果、成りゆき、影響、(論理的な)帰結、重大さ、主要性

もともとの原案では「拉致問題を含む人道上の懸念に対して」と拉致問題と言うふうに特定された文章を日本は作ったんです。
ところが中国が反対した。
今回国連へ行って分かったんですが、中国が反対して「拉致問題を含む」と言う箇所をカットさせた。
本当は「人道上の懸念」と言うところを全部カットしようとしたんだけど、そこは日本が頑張って「そこは折り合えない」と。
アメリカやイギリスやフランスもそれについては日本に賛成した。
それで核問題で北朝鮮に対して制裁する事が目的で、中国が拒否権を使うわけですよね?
中国が反対する事はなるべく入れたくないわけですけど、「人道上の懸念」という言葉は残った。

このタイミングでニューヨークへ行ったという事はつまり北朝鮮は核を簡単には放棄しないと。
6者協議に戻るという事が我々ニューヨークに行ったときに出ましたけど、核を持った核保有国の資格を持って6者協議に出てくると今は言っているわけですね。
国際社会は北朝鮮から核兵器を取り上げると言っているんです。
そこは基本的な矛盾は解消されていませんから近くまた安保理事会で、北朝鮮の核問題でより厳しい制裁決議案の議論がされるだろうと。
イラクの場合も何回もされているわけです。
この次には「人道上の懸念」と言う抽象的な言葉ではなくて、「外国人を拉致して帰さないことも許されない」と、いう事を書いて欲しい。

それを書き入れる事が出来ればですね。
北朝鮮が国際社会の圧力で本当に苦しくなって、まだもう少しかかると思いますよ?
本当に苦しくなったらば、苦しくなったときに本当の交渉が始まるわけですね。
ごまかしではない本当の交渉が始まるわけですが、あるいは金正日政権が倒れて次の政権かもしれません。
でも交渉の始まったときに国連の制裁を解除して欲しいと北は要求するわけですね。
その代わり何をするのか?
核を全部出しますと、原子炉を凍結しますと、じゃあ良かったという事になるかどうか?ですね。
でも安保理事会の制裁決議に拉致という事が書いてある。
書いてあればですね。
その理由が解除されない限り、制裁を解除出来ないんです。
安保理事会で決めた事ですから。

日本はミサイル発射のときと核実験のときに単独制裁をしています。
国際制裁より先にしましたけども、その時に明確に日本のこの万景峰号を止めたりすべての船舶を止めたりしている制裁の理由の一つは、北朝鮮が拉致問題で誠実な対応を取っていないことだと。
当時官房長官だった安倍さんが話したり、核のときは政府が出した文書に書き込んだんです。
従って、6ヶ月経ったらまた見直すことになっていますが、見直すときに核問題で何らかの進展があったとしても拉致問題が何も動いてなければ日本は制裁を解除しないんです。
国際社会の制裁をその水準まで持っていく、という事が我々の今回の訪米の目的だったわけです。

で、その為には安全保障理事会だと。
安全保障理事会の常任理事国が力を持ってますから、拒否権を持っているので、5つの常任理事国に「会ってくれ」と言ったわけです。
そしたら中国は、4つは会ってくれた。
(アメリカの)ボルトン大使は「自分のところは良く分かっているから、他の4つの常任理事国のところへ行ってくれ」と。
で、「北朝鮮が話せば分かるような常識の通じる国では無い事を説明しておいてくれ」と言われたんですね。
イギリスやフランスも拉致問題良く分かっていて、イギリスの次席大使は女性だったですけど、日本語の研修を受けたことのある人で、「私は拉致被害者の現場に行きました」と言ってましたね。
めぐみさん(の拉致現場)、新潟へ行ったんじゃないか?と言う印象だったですね。

大変関心を持っていましたし、フランスは「世界で一番人権問題を捉えているのはフランスだ」と言っているんです。
我々に30分くらい、フランスではいかに北朝鮮の人権問題をやっているか?とブリーフィングしてくれたんですね。
先に言うよりも。
「フランスはEUの他の国は北朝鮮と国交を持っているけど、人権状況が酷いので国交を持たないんだ」と。
「今もその決定を後悔していない」と。
そう言っていました。

ロシアはですね。
ロシア代表部に我々を入れないでですね。
国連本部の中のラウンジで30分会うことになったんですけど、10分くらい遅れて来てですね。
それで5分くらい早く「ちょっと次の会議があるから」と言って席を立っちゃって。
だから「重大な問題で同情します」と言う話は、で「本国に伝えます」と。
「拉致被害者の家族には心から同情します」と、「頂いた情報はすべて政府に伝える]]と、「すべての事件が解決されるように祈っています」と言ってすぐ立っちゃったんですけど。
で、中国は会わなかった。

そしてそれに対してもう一つ国連に対して訴える事は、中国はこういうんですけど、「拉致問題は日朝二国間の問題だ」と。
「これを国際的な核問題と一緒にするな」と「拉致問題は日朝二国で解決して欲しい」と言うんですけども、そうではないと。
中国人を含んだ世界中の12ヶ国から拉致が起きているんだという事を、国際社会にアピールしようと。
特にフランス人の拉致についてフランスは安全保障理事会の常任理事国でもありますから、強くアピールしたいと思ってフランスを含む12ヶ国のうち、日本と、韓国はもう被害者家族が運動していますから、韓国人が拉致されていますと我々が通報することもないので、日本と韓国を除く10ヶ国の代表部を訪問しようとしたら、そのうち中国は拒否したので9ヶ国と会えたんです。
被害国の中でも中国だけは会わない。

でもそれ以外のところでは話が進んでいまして、特にレバノンに対してですね。
レバノンの被害者は78年に拉致されて79年に全員帰って来ているんですね。
ところが(4人の被害者のうち一人だけ)妊娠していたので、ハイダールさん(の娘のシハームさん)が(北朝鮮に)戻ったんですけど、これはレバノンの1979年の新聞なんです。
アラビア語なんですけど、この新聞によるとレバノン政府は帰って来た4人を調査したと。
そうしたらばその4人はですね。
「自分たちは北朝鮮である施設に入れられてスパイの訓練を受けた」と、「そこには28人の若い女性がいた」と。
「その中にはフランス人3人、イタリア人3人、オランダ人2人、その他中東や西ヨーロッパから来た女性が含まれていた」
言っていると、この新聞に書いてあるわけです。

レバノン政府は調査しているんだから調書があるはずだと。
そのレバノン政府の公式の調書自体を公開して欲しいと。
レバノン代表部に言ってレバノン政府に要請したら、「重大なことだ、本国に伝える]]と。
そして「日本の外務省からもレバノン政府にそういう要請があればとより良いと思う」と言ったので、国連から帰ってきまして日本の外務省に「それをやって欲しい」と言ったら「やります」と言いましたので。
レバノンが今内戦があったりして結構大変ですから古い記録が残っているかどうかちょっと心配ですが、レバノンの公安当局はその記録を持っているわけです。
それがオランダとかフランスとかイタリア政府がレバノンに、我々が「これがこの新聞です」と、「これに書いてあるんだからレバノン政府に聞いてみてください」と言ったので、オランダ政府は特に「すぐにレバノンに聞きに行きます」と言っていました。
国際問題になればつまり日本人だけの問題じゃないという事が明らかになる。

それを一歩進めてですね。
12月13日には、先ほど平田事務局長がご紹介しましたが、これは集会じゃなくて国際会議をやると。
狭いところで関係者だけとあとマスコミが入ってもらってですね。
拉致の被害者は世界中にいると。
特にその目玉はですね。
そのときまでにレバノン政府の情報が出ていれば一番良いんですが、崔銀姫さんに日本に来てもらいます。
マカオの孔(令イン=貝二つの下に言 Hong Leng-ieng)さんの事を見た。
見たというか、一年間隣の招待所で暮らしていて親しく話していた崔銀姫さん。
そしてフランス人拉致について詳しい情報を聞いている。
ヨルダン人にも会っている。
マレーシア人拉致についても話を聞いている崔銀姫さん。

日本人の拉致被害者の人からですね。
主婦の友と言う雑誌を貸してもらって編み物をしたっていっているんですね、崔銀姫さん。
蓮池さんたちもその主婦の友を見ていますから、同じあれじゃないかな?と思いますけどね。
その崔銀姫さんに来てもらって、それとアメリカの北朝鮮人権特使の人に、今何とか来てくれと言って接触している最中ですが。
それから先ほど国連も北朝鮮人権で国連が任命した北朝鮮人権報告官というのがいるんです。
毎年北朝鮮の人権状況を報告する人ですがタイ人なんですね。
ウンテッドさんというタイ人の大学教授も、その時来てくれる事になった。
あと日本でフランスの大使館の外交官とかレバノンの外交官とか、そういう人・関係者を呼んで、そこで崔銀姫さんの証言をきちっと聞いてもらう、いう事をやろうと思っています。
で、国際的な圧力を強めるという事ですね。

そして最後に安全を図るために何をするか?という事ですが、政府の対応方針には入ったんですが、そして全閣僚が入っている対策本部も出来たんですけど、しかしまだ安全を図ることについて政府が表立ってやっていることは無いです。
北朝鮮に対して協議をするとか引渡しを、あと警察が捜査をするとかいうことしか。
今何をしているか?と言う表があるんですが、各省庁にですね。
安全のことについては、まだ具体的なことは進んでいないわけです。

その一環として実は総務省の命令放送があったわけです。
NHKに対して命令放送をという、法に基づいてNHKの国際放送で拉致問題をよりたくさん取り上げて欲しいという事を命令したわけですね。
これは法律に基づいたことですから、出来るわけです。
で、安全を確保するという事を決めたわけですね。
じゃあ、安全を確保するために何が出来るか?と言ったらば、つまり本人たちと連絡を取って「気を落とすな」と「絶対に救いに行くから頑張ってください」という事を伝えることですよね?

ベトナムのアメリカ軍の捕虜がですね。
何人も捕まっていたわけですけども、アメリカはビラをたくさん撒いてラジオ放送もやってですね。
そのビラを見る事が出来た捕虜の人たちは自殺をしようと思ったけど踏みとどまった。
何かですね、水牢みたいなところに入れられてですね。
ここまでこうなって(首のところに手をかざして水牢の水の量を表現)、眠るとバサッとなって溺れて死んじゃうと言うところに漬けられていたりとかそういう事があったんですね。
アメリカ兵がですね。
そんなところへ、アメリカは絶対に忘れていなくて救おうとしていると。
自分と言う存在は忘れられていないんだと思えると人間は頑張れる。

だから、あらゆる方法を使って中にいる人たちに「頑張れ!]]と「もう少しで助けに行くから」という事が伝えられるかどうかと言うのは健康が維持出来るかどうか?
精神的なものも含めてですね。
頑張れるかどうか?に関わってくるわけです。
で、実際にNHKの朝鮮語の国際放送は北朝鮮の中で聴かれているわけです。
届いているわけです。

もうひとつ、ここで来てもらって話をしましたよね?
自由北朝鮮放送と言う脱北者の人たちがやっている放送局があって、そこに私が1週間に10分枠を持って、毎回朝鮮語で北朝鮮の幹部たちに対して「今生きている被害者に危害を加えたら絶対に許さないと、「日本国はその責任者を草の根分けても捜し出して、絶対に裁判にかける]]と、「これは時効は無い」
「しかし守ってくれたり、救出に役立つ情報を出してくれたりした人は日本国が褒賞する」と、いう事を何回も言っているわけですね。
いろんなルートでそういう話を北朝鮮の幹部の人たちに伝える必要があるんです。

金正日政権の内部はかなり矛盾が高まって来ていますけど、国際社会は先制的な軍事攻撃をしないで金正日から核を取り上げようとしているんですね。
あるいは金正日ごと核を取り上げるのかもしれない。
金正日からじゃなくて、北朝鮮から核を取り上げようとしている。
彼が離さないんだったら彼ごと取ってしまう。(小さな笑い声)
それを先制軍事攻撃以外の方法でやろうとしているわけです。
内部矛盾を高めると言う方法で一定程度それは成功していますけど、まだ金正日政権は核を離していないという点では完全な成功はしていないわけです。

これから何が起こるか分からないわけですけれども、そういう中で何か大きな変動が起きたときに、北朝鮮の外務省とそれから3号庁舎と呼ばれる工作機関は、日本が拉致問題を重視しているという事は知っていると思います。
しかし一般の軍の幹部たちや政治警察の幹部たちは多分知らないと思います、まだ。
金正日はある程度分かっていると思いますけど皆縦割りですから、自分の管轄以外の事は知らないわけです。
知ろうとしてもいけないんです。
しかし、何か政治的な変動が起きて次の政権を担うとすれば、当面は武力を持っている軍か政治警察の中から誰かが出てくる可能性が高いわけです。
そういう日本担当では無い人たちの中の幹部にも、日本と言う国は拉致問題となると狂ったようになってしつこくてたまらないと。
国連に行っても拉致の事となるととにかく反論をしてきかないと。

で、拉致被害者は何人いるんだ?と。
50人とか100人と?と。
「100人を返せば日本から金が来るならば安全に管理しておけ」というふうになるのか?
その事はいろんなクーデターですとかいろんな事があるんです。
いろんなことの中で優先順位を、日本人を守るという事を上にしなくちゃいけない。
それが出来るかどうかは、内部に外からどれくらい情報を入れるか?にかかっている。
アメリカも「ボイス・オブ・アメリカ」というのと「自由アジア放送」というアメリカ系のラジオ放送局があってやってるわけです。
それ以外にもアメリカ政府は北朝鮮人権法を使って、韓国国内で脱北者がやっている自由北朝鮮放送にアメリカの公的資金の援助が入りました。
今年から入るんです。

日本は何をするのか?という事になるわけです。
荒木さんのところが少ない自分たちのお金で「しおかぜ」と言うラジオ放送をやっていると。
そして脱北者の人がお金もないのに始めた物を、日本の人たちが皆さんにもカンパしていただいて自由北朝鮮放送支援委員会と言うのを作って、私はほぼ月に一回くらい韓国へ行って録音をしているわけです。
いろんな所でやった方が良いわけです。
誰がどんなところで聴いているか分からないんですから、出来る限りの事をやるべきだと。
その場合にNHKの国際放送は北朝鮮に電波が届いているんですから、ニュースの編成を何とかしろとなんて話ではなくて、地震のときに電波が届くのであれば被災地に必要な情報を出すという事を公共放送だったら考えるわけですね?
それと同じ事を、じゃあNHKは今やっているのかどうか?
国際放送にもっと考えて欲しいという事なんです。

私は国際放送が具体的に何をしているのか知らないので、断定的なことはいえませんし。
もしもやっているんなら北朝鮮に余り知らせる必要は無いですから、妨害電波が出たりしますからね。
しかし具体的な安全を図るという観点からの番組があるとは承知していませんので、是非そういう事をして欲しいと。
それは政府の政策に入ったわけですから。
いろんな形で北朝鮮の内部にこちらから情報を入れて被害者を絶対に守らなくちゃいけない。
そういう事をやりながら内部から情報を取ってどこに何人いるか?という事を調べなくちゃいけない。
一方国際社会に対しては核問題で金正日に圧力をかけるときに拉致問題も理由の一つにして、一緒に圧力をかけると言う包囲網を作っておくと。

・・・その3に続く・・・

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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2006年12月 7日 (木)

東京連続集会23(3)

   訪米団報告と北朝鮮の動き 東京連続集会23
06.11.16 友愛会館にて

『西岡力 救う会副会長の講演 その1』

3

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

確か前回のこの集会で申し上げたと思うんですが、拉致問題は新しい段階に入ったと。
今飯塚副代表が仰ったように、日本政府の中に拉致問題対策本部が設置されて、そして安倍総理が本部長になって、そしてすべての拉致被害者が生存している事を前提に救出するんだという事を明確に仰った。

今までは、2002年の9月までは、拉致を認めさせるという戦いだったんですね。
北朝鮮は拉致はでっちあげだと言っていた。
我々は拉致があると言っていた。
日本国内の世論は半々に分かれていた。
マスコミは拉致疑惑という言葉を使っていまして、産経新聞など一部の報道機関を除いては両論併記のような形で、あるかないか自分の立場として明らかにしないような編集方針が続いていたんですが、金正日が拉致を認めたのであるかないかと言う論争には決着がついたわけですね。

その後は、ここで何回も言いましたけども、新たに北朝鮮は二つの嘘をついたと。
拉致被害者が13人だけだと言う嘘と、そして8人は死んだという嘘だと。
その二つを打ち破ると言う戦いをして来たわけです。
日本政府は当初15人認定していまして、田中(実)さんが増えて16人になって、そして多分来週には17人目の松本京子さんが認定されると。
北朝鮮の言っている13人ではないと。
そこでももう4人違いがあるわけですし、それ以外にも今日寺越(昭男)さんが石川県から来てくださっていますけども寺越事件がありますし、そして特定失踪者と言われている人たちが450人くらい可能性が排除できない事案としてあり、警察には900人くらいが捜査を求めているわけですし。

そして後でちょっと触れたいと思いますけど、特定失踪者に入っていない被害者がかなりいるという事も事実です。
北朝鮮は二つのパターンで拉致をしているんですね。
海岸の近くから襲ってすぐ連れて行くというパターンと、人を認定してですね。
人定して調査して、この人が良いというふうに決めてから海岸などに騙して連れて行って拉致をすると。
後者の場合は基本的に家族のいない人を探すんです。
失踪しても届出の出ない人を探すんです。
いまだに失踪届けの出ていない被害者がかなりいるという事ですね。

原敕晁さんや久米(裕)さんのケースは、現場で犯人が捕まったり後から犯人が捕まったから分かった。
捕まってなければ、つまり今でも背乗りをしてですね。
日本人になりすまして活動している工作員がいる可能性が高いと思っています。
そうすると失踪の届けも出ていないわけです。
原さんは(犯人の辛光洙を)韓国が捕まえなければいまだに「原」さんはいたわけです。
「原」さんと言う名前の辛光洙が日本国内・海外を自由に出入りしていたわけです。
日本の警察は分からなかったわけです。
韓国が捕まえたから分かったんです。
じゃあ、韓国がそれを全部捕まえられているか?と言ったら、そんなことは無いです。
それは特定失踪者にも入っていない被害者がいるという事ですが、北朝鮮は13人で終わりだと言ったわけですね。

それで、そしてもう一つの嘘は8人は死んだという嘘ですね。
彼らは死んだと言って様々な証拠を出してきた。
8人分の死亡診断書が出てきたり、田口さんの場合は交通事故調査書でしたっけ?
交通事故調査書という北朝鮮の警察が作ってきたという書類が出てきたり、後、めぐみさんと松木(薫)さんについては遺骨が出て来たわけです。
しかしそれはすべて捏造だったわけです。

死亡診断書はめぐみさんについて言うと93年の3月に死んだと言って、お医者さんがサインしているわけですね。
主治医がサインしているわけです。
その主治医が斉木さんにも会っているわけです、北朝鮮で「私が主治医でした。私が目を話した隙に自殺しました」と言ってた人が93年の3月の日付でサインした死亡診断書が出て来たし、93年3月の日付の死亡者台帳が出て来たんですね。
ところが蓮池さんたちは94年の4月までめぐみさんと同じ地域で暮らしていた。
蓮池さんたちは政府にその話をして、政府はそれを決定的な時期に使おうと秘密にしていたら、毎日新聞が先に書いてしまったので、北朝鮮に伝わって北朝鮮が「死亡日を間違えていた」と94年の4月に変えて来たんですね。

斉木さんがまた行って北朝鮮でその主治医に2年ぶりに会ったわけです。
「あなたは前のときは93年の3月と言っていたじゃないですか?」
「いや、記憶違いでした」
「じゃあ死亡診断書はなんですか?あなたがサインしたのは93年と書いてあるじゃないですか?」
「慌てて作りました」

93年の日付の死亡診断書を2002年に慌てて作った。
これは捏造ですね。
それ以外の田口さんの死亡診断書も慌てて作った事を一緒に認めたんです。
生年月日とかが間違っていたり、いろいろおかしいところを指摘したら「8枚全部慌てて作った」と言った。
死亡診断書は無いんです、実は。

じゃあ死亡の証拠は何か?
そこで出してきたのは交通事故調査書ですけど、その交通事故調査書は名前も書いていない。
交通事故があったというのに写真もない。
ただ紙に交通事故があったと書いてあるだけで、被害者が田口さんであることも分からないただの紙なんです。
それで死んだという事がなぜ証明できるのか?
遺骨が出てこなくても遺体の写真でも付いていれば、それに特徴があればですね。
ある程度分かるかもしれませんが、何もないんです。
そして今度は遺骨が二人分出て来たわけですけども、帝京大学の鑑定で他人のDNAが出て来た。
従って8人死んだというけれど、8人の内のひとりについても死亡を北朝鮮は証明出来ていないんです。

2004年の5月に小泉総理が再訪朝したときに家族の人たちは小泉総理に対して、かなりきつい言葉で質問したりしたわけですね。
私もそこの席にいましたし、その前の記者会見では私も小泉総理を厳しく責めたわけです。
その理由は、小泉総理が金正日と会った後の記者会見で「蓮池さんたちの子供が帰ってくることになった。」
それは良い事ですけども、その後「日本の家族が納得していないので、再調査を求めたら北朝鮮が白紙に戻して再調査すると言った」と言ったんですね。
生きているか死んでいるかの問題についての再調査を北朝鮮に求めたんですが、その理由を小泉総理の口から出たのは「家族が納得していないので」と。
「日本政府として納得していないので」じゃなかったんです。

死亡の証拠が出て来ていないときには、生存を前提にして捜すのが当たり前ではないか?と。
それが主権を侵された国の指導者の義務ではないか?と。
小泉総理は胸にブルーリボンバッジをつけて行ったので、我々と同じ気持ちかなと思って。
早紀江さんたちはいつも言うんですが、自分の息子や娘が拉致されたと思って交渉してくださいと言うんですが、その立場に立てばですね。
死亡の証拠が出てこない限り、生きていると言う前提にして返しなさいと言うのが当たり前ですよね?
ところが小泉総理は「家族が納得しないので」と言ったもんですから、我々は怒ったんです。

そしてあの夜の記者会見のときに、松木薫さんの弟さんの信宏さんが総理に「総理は生きていると思っているんですか?」と質問したんですね。
したら「生きているか死んでいるか、私は分かりません」というふうに総理は答えた。
客観的に第3者のように答えた。
救出しようという姿勢が全然ないと。
「自分は生きているか死んでいるか分からないけど、家族が騒いでいるから再調査を求めたんだ」と。
そしてその後小泉総理は「自分の任期中に日朝国交正常化をする」と言ったんです。
盧武鉉大統領と済州島で会ってですね。

そして家族会に大変近い立場にいた元救う会の役員をやっていた人たちとか、拉致議連の元幹部とかそういう人たちとか、そういう人たちが「めぐみさんたちは死んでいる」と言い始めた。
そして政府の中で生存を前提に捜すべきだと言っていた中山参与が辞任すると。
そしてめぐみさんの遺骨と称するものが出て来たと。
あの時帝京大学で鑑定が出来なければ政府は、「家族が納得しないから再調査をしてもらったけども、遺骨も出て来たんだからそろそろ家族のわがままには付き合えなくて、国交正常化交渉を進めるべきだ」と、いう事になりかねないのが2004年の11月12月だったわけです。

ところが帝京大学で鑑定が出来た。
これはですね、後で分かるんですけども日本の警察の勝利だった。
帝京大学の技術を隠していたんです。
2002年に最初に松木さんの骨が出て来たんですね。
その時に帝京大学に出していないと言ったんです。
警察科学研究所だけに出したと言っていた。
そこではDNAが出なかったと発表したんです。

しかし上あごの骨があったので、そこから歯根、歯の根っこを測定して、そして40代の男性ではなくて60代の女性だと、法人類学の鑑定を出したんですけど、実はその時にすでに帝京大学に出していてDNA鑑定をしていたんです。
他人の物だと分かっていたんですが発表しなかった。
北朝鮮は1200度で焼けばDNAが出ないと思ったんです。
北朝鮮もプロですからめぐみさんの骨を最初に出してDANが出たら困りますから、日本の鑑定能力を試したんです。
ところが日本の警察も試してきたな、と言うのが分かっていたから上あごの骨だけの事を言ったんです。
で、多分小泉総理にも報告していなかった。(小さな笑い声)
多分、そこは分かりませんよ?
私の推測ですけど、今のこの以前に申し上げたのは全部事実です。

これ、産経新聞が書いたんです。
今年の9月17日だったかな?はっきりと書いてあります。
多分政治家の、まぁ、それは分かりませんけどね。
だから小泉総理も自信満々に証拠が出てくると思ってたんです。
当時は朝鮮総連の許宗万(キョ・ソンマン)さんと飯島秘書官のラインがあったわけです。
しかし帝京大学でめぐみさんの骨だと向こうが満を持して出してきたものが偽物だったと分かった。
私は当時良く覚えているんですけど、小泉再訪朝のときにこれでもうダメだという感じになったときにですね。
飯塚さんの耕一郎さんが言ったんですね。

それはね、あ、そうだ、朝鮮総連はですね。
将軍様のハットトリックだと言ったんですね。
ロスタイムになって2対0で負けていたのが将軍様が3点入れて勝ったんだと。
小泉訪朝で逆転したんだと言っていたんで、私はそうじゃなくて野球だと。
9回の表に、ピッチャー小泉が新聞の見出しを考えてですね。
ボール球を投げてしまって逆転スリーランを打たれたと。

そして、9回裏の攻撃が残っていると。
彼らは再調査すると言ったんだから、多分この2年間くらい日本の事を相当調査してきて、死んだという事を納得させるような何かを出してくるはずだと。
我々は一回チャンスがあると。
彼らは一回絶対に球を投げてくる。
そこで打ち返すことが出来ればもう一回逆転できるはずだと、いうふうに2004年の5月に言ったんですが、2004年の12月の帝京大学が打ち返したわけです。(会場より「ふ~ん」と言う声)
それで日本政府は生存と言うふうになるわけです。

ところがその後安倍さんが官房長官になるまで生存といいながら何も動かなかった。
拉致問題対策本部の前に拉致問題専門幹事会と言うのが、これも安倍さんが官房副長官のときに作ったんですね。
ところが2004年の12月に偽の遺骨が分かった後ですね。
ほぼ一年間その専門幹事会が開かれなかったんです。
厳しい対応を取らざるを得ないと言いながら何もしないから、我々は座り込みをやったりしたわけですね。
その時に制裁をしない方がいいと、拉致被害者を救うために政府で必死に会議を開いてですね。
結論が出されているなら、それはそれで一つの見識だと思いますけども会議を開いてなかった。
専門幹事会、一回も開いてなかった。
2004年の12月以降、2005年の12月まで開いていない。

安倍さんが官房長官になって11月から急に一気に動き出した。
安倍さんが官房長官になった後は専門幹事会が月に一回か二回開かれる。
そして特命チームと名前を変えて、法執行と言う法律を厳しく適用する班と情報収集班が出来て、ポスターを作ったりですね。
英語のパンフレットを改定したり、スペイン語や中国語や韓国語(のパンフレット)を作ったりですね。
突然動き始めるんですね。

そして総理になってはっきりと全員生きていると、そして被害者はもっといるという事を言いましたので、二つの嘘との戦いも今年の9月10月で我々は勝ったんだと。
もう日本政府に対して何か圧力をかけたりするような時期は終ったと。
問題はいよいよ日本が一つとなって北朝鮮に圧力をかけるところに来たわけです。
そういう中で彼らはミサイル実験をして核実験をして国際社会を敵に回したわけです。

生存という事について政府の方針が固まった後の次の課題は安全の確保です。
前回言いましたけど、安全を確保してどうやって全員無事に帰って来てもらうか?という事ですが、それが対策本部が出来て最初の対策本部が開かれるのが10月16日なんですね。
全閣僚が参加した会議です。
そこで拉致問題における今後の対策方針と言うのが決められたんです。
そこで3つの方針が決められたんですが、その第一が先ほど飯塚さんが紹介した「北朝鮮側に対してすべての拉致被害者の安全を確保し、直ちに帰国させるよう強く求めていく」と。
また「拉致に関する真相究明、拉致実行犯の引渡しについても引き続き強く求めていく」と。

第一に「北朝鮮に対し拉致被害者の安全を確保し」、と言う言葉が初めて入った。
それまでは「帰国させるように求める」ということは言っていたんですが日本政府も全員が生きていると言う前提に立てば、今生きている人たちが危害を加えられたらたまらないです。
政府の方針として安全を確保しという言葉が初めて出たんですね。
これは我々は陳情していないんですが、全く同じ気持ちだという事です。

中山恭子補佐官は、今言ったような北朝鮮の二つの嘘に対して政府の中で戦っていた人ですから良く分かっていまして、補佐官になった直後にお会いしたときに「安全という言葉を次入れたいんですけど、どうですか?」と向こうから言って来たんです。
私も「まさに私が考えているその通りだ」と、「政府の政策として安全確保してもらわないと困る」と、いう事を言ったわけです。
今日本が第一に取り組まなくちゃいけない事は、安全を確保してそして圧力をかけるという事です。

・・・その2に続く・・・
   

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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東京連続集会23(2)

   訪米団報告と北朝鮮の動き 東京連続集会23
06.11.16 友愛会館にて

『飯塚繁雄 家族会副代表の訪米報告 その2』

それと後は、今回更にですね。
北朝鮮の人権蹂躙に関する非難決議を更にですね。
EUと日本との共同提案ということで今度非難決議案を出すという事が決まっておりまして、これにつきましては今までの決議案の内容よりももっと北朝鮮に対する厳しい追求といいますか、そういった内容を含めた案を採りまして提出すると。
これは今月にもこれが決議される予定でございます。

拉致と言う文字は入っておりませんですけども、さらに強い文言で強調した内容については、例えば「国際社会が人権関係決議の意向を北朝鮮に要請する目的で人権政策を強化する必要性に留意する」とか
言葉に形容詞とか強調詞を使ってですね。
きわめて深刻な懸念を表明するとか、それからこれは継続してやらなければダメですよ。
それから人権侵害については経済的・社会的および文化的権利の侵害、障害者の人権侵害と言うのもはっきり入れています。
それと他の主権諸国からの国民の人権も侵害し、国際的な懸念事項である強制的失踪の形態における外国人の拉致に関する未解決の問題もはっきりと出しております。
そういうふうにこれにはっきり出たのは外国人の拉致に関する未解決の問題、いう事ではっきりとここで出しています。

その他、過去の国連総会および人権委員会決議、あるいは国連の特別報告者など・・・(聞き取れず)による北朝鮮に対する勧告で上げられた措置を完全な形で履行せよ、言うような事ですとかね。
それから特別報告者と言うのがいるんですけども、それをきちっと受け入れて報告が出来るようにしなさいと言う内容ですとか、そういった内容を今回かなり出してですね。
北に対する圧力と言うか、我々全体では包囲網が整ってきたと言う実感があります。

韓国はですね。
今回我々と同じ立場あるいは状況にありながら、余り積極的にですね。
今回出ておりませんので、特に訪問と言う形は取りませんでした。

今回これだけですね。
ボリュームのたくさんある日程・計画をすべてスムースにこなして来られたのは、やはり日本の拉致対策本部あるいは外務省それから調整室が主になって、アメリカの日本の大使館から、それから国連代表部、この辺の人たちがですね。
非常に綿密な計画と、アドバイス・誘導によってですね。
我々知らない土地でスムースにこうした訴えが出来た、いう事については非常に喜ばしく思っておりますし、この訪問について今後の方向性と言うものも少しずつ見えてきたという事も伺われます。

それから国際連帯の中でこういった問題を徹底的に潰していこうといったそうした動きが見えてきたと、いう事も私たちは感じています。
従ってこれから6ヶ国協議その他で協議・対話の場があるかと思いますけども、それについては非常に対話と言うのはいわゆる単なる話し合いではなくて、ある大きなカードを持った上での交渉でなければ、また弱くなってしまうというのが必定でございまして、我々はこうした活動の中で国際社会もこういったことに対しては、北朝鮮に対する懸念と言うのは非常にあるという事をはっきりと伺いせしめたと、いう事に私たちは考えています。

このことについては当然北朝鮮には通じていると思いますけども、出来ればこれからですね。
こういったきっかけと言いますか、活動の中のこういったきっかけを上手くつなげていっていただきたい。
国際的な連携の下に先ほど言った情報交換、あるいはその中に日本人に関する情報があるかもしれませんし、そういった情報を上手くつなげていってですね。
どんどん膨らませて確たるものにしていくと、真相の究明についてはそういう事が必要だろうと。

その辺につきましては日本政府もですね。
早速拉致問題特別対策本部、ですね。
これを設置して即各省庁に的確な対応をしなさいという事で、内閣総理大臣が本部長になってこれを指揮しているわけですけども、そのおかげでですね。
こういった外務省、それから警察においても日本の警察でも非常な動きが見えて参りました。
ですから今回は、この活動については非常な盛り上がりと言うか形は出来つつありますので、これを絶対に無にすることなく一気に進めていただきたいなと言うのが本心でございます。

この機会を逃したならば、またこの問題がうやむやになって結局は被害者が泣き寝入りと。
またこれが未来永劫続いてしまうという最悪の事態に成りかねないので、私たちは核・ミサイルは当然隣国ですから非常な脅威ですけども、その脅威の中に人権の脅威と言うものがあります。
これらを絶対に忘れることなく、ですから制裁につきましても核・ミサイルだけが論議されてそれがある方向に行って、制裁が解かれるという事が絶対に無いように、必ず拉致問題の解決という事を重きに置いてそれを含めた形での結果を出していっていただきたい。
ですからそれが拉致問題が片付かないうちは制裁を止めないでくれ、これも各国にお願いしている事情です。

そういう事で私たちいろんな活動をしておりますけども、やはりここまで来ますと日朝だけでは済まされないなと言う感じもしますので、すべて出来る事を、あるいは政府としてもあるいは外国との連携にしても出来るだけこの時期を逃さずにですね。
的確にしかも急いで早くやっていただきたいと言う気持ちであります。
時間もあれでありますけども、すべて網羅した報告にはなっておりませんけども、西岡先生の方から副会長の方からフォローをいただきまして、一応私の方からの報告としたいと思います。
後で質問等は受けます。(拍手)

ちょっと付け加えますが、先ほどちょっと出ました拉致問題対策本部の設置と言うのは、正式には9月29日に閣議決定をしました。
それによって先日お話をしましたように本部長は内閣総理大臣、副本部長として内閣官房長官が当たります。
これがさらには拉致問題担当大臣としても役割を果たしています。
本部員としては他のすべての国務大臣が当たる。
いうことで、非常に前代未聞の対策本部が設置されまして、その問題における今後の対応におきましてはですね。
はっきりと「北朝鮮に対しすべての拉致被害者の安全を確保し」と言う文言が入っております。

ですから例えば今何人日本人が被害者として拉致されているのか?
あるいはその人たちがどこにいるのか?
どういう状態でいるのか?というのも分からない状況ですね。
ですからそういったことも考えながら、要するにどうやって奪還するか?と言う術もですね。
きちっと考える中で進めていきたいというふうにも期待しております。

それからいろんな法令化についても、輸出輸入の制限を含む法律が出来ておりましたし、これは外国政府のマネーロンダリングに関わる犯罪・私益等の流通の防止のために、特定金融取引規制のための特別措置法案と言うものを、案が出来ております。
これ、はっきりと。
これは座長が山本一太さんがやってますけども、具体的な内容で法案化される段取りもすべて出来てますので、これが通れば更なる制裁の拡大的な動きが出来ると、いうような内容です。
たくさんありますので、ちょっとここで全部あれしませんけど、そういうふうにですね。
具体的にどんどんどんどん進んで来ております。

チームとしてもですね。
今自民党の中に委員長が中川昭一さんがなっておりまして、その中にそれぞれ顧問・副委員長・幹事がたくさん連ねております。
その中に対北朝鮮経済制裁シュミレーションチームというのがあるんですね。
それから脱北者に関する検討チーム。
国際連携推進チーム。
こういうふうに実際の動きが出来るようなチームをそれぞれ作っています。
これは自民党の中のあれですけどね。
ちょっと付け加えました。 

 

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東京連続集会23(1)

   訪米団報告と北朝鮮の動き 東京連続集会23
06.11.16 友愛会館にて

『飯塚繁雄 家族会副代表の訪米報告 その1』

0001012m

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

皆さんこんばんは。(「こんばんは」の声)
今日、訪米報告と言うテーマなんですけども、私たち家族会は私と増元事務局長。
救う会は西岡、島田両副会長のこの4人で行って参りました。
この計画は当初から緻密に計画を立てまして、タイミング的にはちょうど安保理理事会において北朝鮮の非難決議がされた後。
それからこれもしかも全員一致という事で採択されたわけですけど、それらについての取りあえずのお礼ですね。
それと北朝鮮に対するそういった決議案に関して、各国の北朝鮮に対する制裁、これもおのおのの国で是非やって欲しいという事をお願いしたいという当初の・・・(聞き取れず)でありました。

さらには我々が持っている各国の拉致被害者に対する情報をですね。
提示して一緒に拉致被害者を奪還しようと言う、そういったお願いをするという事で行ったわけです。
もうひとつは北朝鮮に対する非難決議の内容ですね。
とりあえず人道上の懸念という言葉で、この拉致問題と言うものを代表しておりますけども、それをさらに具体化してですね。
出来れば拉致と言う文言をはっきりと入れた決議案をさらに出して欲しいと、そういう要求を一緒に持っていった。
そういった行く前の我々の目的・目標を持ってですね。
10月の29日から一週間、ニューヨークの国連本部に行って参りました。

あそこはですね。
各国の代表部がほとんど集まってまして、ニューヨークのマンハッタンの地区にですね。
歩いても15分20分くらいの距離に全部散らばっているわけです。
ですから車に乗ることもなく歩きで回ったんですけども、ちょっと私は少し疲れました。
ニューヨークって言うのは古い町でして道路が余り良くないんですね。
石畳やら、あるいは車が通る道路もところどころ痛んでいて、歩くにはちょっと不便だと言う。
私は前にワシントンに行って来ましたんで、どうもそこの比較になるんですけどね。
ワシントンは凄くきれいです。

その代表部のあるニューヨークの市街、マンハッタンの各代表部を訪れました。
行った日はですね。
日曜日だったので昼間はちょっと休養しましたけど、その日にちょうど国連の第三委員会と言うのが行われまして、これは特に人権などを扱う・議論する委員会です。
いう事でこれは毎回活発に論議されています。

そこで私たちは行く前に神余(隆博=しんよたかひろ)大使、ここに書いてありますね。
若干後ろに報告が書いてありますけども、代表部の大島(賢三)大使と言う人は元々ここの大使を長くやっていまして、もう一人神余さんと言うんですけども、大使がですね。
いろいろこの辺の状況を説明していただきまして、今どういう雰囲気なのか。
それからこの第三委員会の目的とか目標とか、さらにそれを各国がどういうふうに見ているか。
特に拉致問題に関しては、どのような雰囲気と言うか方向で各代表部が受け取っているかという、そういった目で見ております。

私たちもちょうどそれを傍聴しまして、大島大使がですね。
はっきりと北朝鮮に関する人権に関するステートメントをはっきりと伝えておりました。
もちろん私は英語は分かりませんから通訳を通してですけども、その中で12項目くらいあったんですけど、真ん中へんでですね。
拉致問題に関してはっきりとステートメントをしております。
その一つをちょっと読みますと、「わが国近隣に置けるひとつの例が北朝鮮です。
北朝鮮においては重大な人権侵害が継続しており、改善の兆しはありません。
北朝鮮工作員による日本人を含む外国人の拉致は未解決のままです。」とはっきり言っています。

「北朝鮮当局はかつて日本人を拉致した事実を認めている一方で、11名の拉致被害者に関し被害を受けた家族の悲しみにも拘らず、十分な情報を提供していない。
わが国は北朝鮮に対して拉致被害者の即時本国返還を含め、人権侵害の問題に真剣に対処するように求める。
また昨年の総会に採択された人権状況決議における呼びかけに真摯に応え、同時に北朝鮮が国際社会の人権問題に対する懸念に応えることの重要性を強調した安保理決議1718」、というのがあるんですけど、「これに表明された懸念に対しても真摯に対応する事を求める。」
こういうきつい言葉で言っておりまして、その後ですね。
「本日はこの議場において拉致被害者の家族とその支援者が審議を傍聴している事を申し上げたい。」という事を言っていただきまして、その瞬間かなりその代表部の人・委員の人たちが後ろを振り向きましてですね。
私たちの状況を見ておりました。

これに関して、北朝鮮がですね。
答弁権と言うのを発動しまして、このステートメントによる反論と言いますかね。
そういう事で北朝鮮の大使の次席、ですかね?あれはね。
ちょっと名前忘れましたけど、やはり相変わらずですね。
日本人拉致問題についてはすでに解決済みだと、これをはっきり言っていました。
で、今更こういう問題を取り上げるのは別の目的があるのでは無いか?と。
要するに政治的な問題にすり替えて来ているのではないか?と。
それよりも日本が、いわゆる戦後保障の問題について、まだまだ解決を見ていない。
これを先にすべきだと、言うような話をしております。

これについては毎回変わってないんですけど、確かに初めて聞く人についてはですね。
日本はそんなに悪い事をしているのか?とか、そういった逆のイメージを持たされる場面なんですけど、それについて後で大島大使に聞いてみたらですね。
北朝鮮のこのコメントについてはすでに皆が、また嘘をほざいているとこういう感じの意識でしか取ってないという事を聞きましたので、私としてもちょっと安心はしたんですけども。
ああいう正式の場所でのステートメント、あるいはそれに対するコメントですから、当然記録に残る。
あるいは各国の議論のテーマにもなる。
いろいろ問題として重要であり、また悪い方向で動いてしまっては困ると、そういった感じが受けましたけども。

北朝鮮はその中でも面白い事を言っているんですけども、たまたま大島大使がNorth Korea(ノースコリア)と、要するに北朝鮮という言葉だけでしゃべったのをですね。
相当この銘板を叩いて怒っていましてね。
これはわが国を侮辱した言葉だと、わが国はいわゆる北朝鮮民主主義人民共和国だと、民主主義が抜けていると。(笑い声)
だから皆さんが笑うようにですね。
他の国の方々も多分何が民主主義だと独裁国家では無いかと、言うようなことで多分受けたと思うんですけども。
相変わらずそういう事で本国から指令された同じようなコメントをしょちゅうしているというような雰囲気でした。
それの証拠にですね。
ですから決議案が理事国皆賛成で通るわけですから、そういった問題についてはきちっとした判断で、それぞれの国が判断し対応しているというふうに私たちは受け止めて参りました。

その他当初計画にあった国連の安全保障理事会の常任理事国のうち、アメリカ・イギリス・フランス・ロシアの大使と会いまして、先ほど言った非難決議案の中で「人道上の懸念という言葉を入れていただいてありがとう」と言う感謝の話をしました。
「新たな決議案が出されるときには、必ず拉致問題を制裁の理由のひとつとして明記して欲しい」と、さらにお願いをして参りました。
例えばアメリカのボルトン大使に会ったんですが、私は3年前に一度ボルトン大使とアメリカのワシントンに行ったときに会いまして、その時の事をはっきりと覚えてらっしゃいましてね。

あのときの日本人の拉致問題については、あのときから理解を深め始めたと。
そのときからブッシュ大統領と話を通しながら、この日本人の拉致問題と言うのは決して忘れないと。
もちろん日本人だけではなくて、最近は世界各国に広まっているというか非常に心外なことであると。
今回の決議案の中に人道上の懸念という言葉は、これはあくまでもスタートポイントであって、これを発展させるべきだと。
発展という事はもっときつい文言で対応させるような取り組みをしていかなければいけない。
言うことではっきりと仰っていただきまして、我々ブッシュ大統領と共に、この問題に関しては特に日本の味方であるとはっきりと言っていました。
そういう面では非常に心強く感じたわけです。

一方ロシアの方はですね。
残念ながら時間がなくてですね。
せいぜい正味15分くらいしか話が出来なかったんですが、我々の訴えに対して非常にそういった状況は理解して気持ちは分かると。
この件については本国に伝えていきます、と言う程度で終ってしまったんですけど。
あとはまぁ中国がですね。
我々の私たちの面会要請に対して拒否をされたという事で、非常に残念なことで。
この問題の大きなキーポイントである中国と面談・話が出来なかったという事は、凄く残念だなぁと言うふうに感じております。

あとはその他の国につきましては、それぞれ日程どおりにですね。
フランス・イタリア・オランダ・ルーマニア・ヨルダン・レバノン・タイ・マレーシア・シンガポール。
それから最後に国連事務局の方にアピールをお願いに行きました。
事務総長はいなかったんですけども、そのナンバー2の方がおられて我々の話を良く聞いておりまして、是非総長にもはっきり伝えておくと、言うような事を言われておりました。

やはり各国ですね。
非常に、我々が言ったおかげといってはちょっとあれなんですけど、非常にこの拉致問題が今時こういう問題が存在するのか?と言うそういった意識と、それから直に被害者の家族と会う・訴えられて凄い実感をしたという事を言っておりまして。
こういう問題についてはもちろん国連の場、さらには各国で、特に拉致をされたという国・被害者がいるという国に対しては徹底的に調査をしてですね。
その調査によって例えば日本政府とも連携をとって情報を掴んでいくと、言うふうなことを約束もしていただきましたし。

ただ、国によってはですね。
要するに拉致をされたかもしれないけれども、本人、あるいはその家族、あ、本人はいないですね。
家族が申し立てをして来ないという事になると、政府もそういうような事は何も出来ないと、言う事が一部あるようです。
細かいやり取りについては後ほど西岡先生の方から解析があると思いますけども、そういった雰囲気の中でですね。
私たちがびっくりしたのはオランダについては自国の拉致については初めて聞いた情報だと。
大変ショッキングだという話もしておりまして、本国でこれについては良く調べてみたい。
言うようなことも言われておりました。

・・・その2に続く・・・

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2006年11月23日 (木)

東京連続集会22-(1)

核実験の暴挙・どうする救出運動 緊急集会(東京連続集会22)
06.10.19 友愛会館にて

※今回の集会はいつものようにお一人お一人順番に講演するのではなく、北朝鮮情勢についてフリートークで語り合う、という形で進行しました。
ですので、初めに登壇者のお名前をご紹介しておき、講演部分を全部で6分割にして紹介をします。
ただし、家族のコメント部分はいつものようにお一人ずつ紹介する形をとります。
テキストの紹介の仕方がいつもと少し違いますが混乱のありませぬよう、あらかじめご了承のほどよろしくお願い申し上げます。

◆講演部分の登壇者氏名

・恵谷治氏(ジャーナリスト)
・西岡力 救う会副会長
・安明進氏(元北朝鮮工作員)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『北朝鮮情勢について その1 (話し手:恵谷治氏・西岡力氏)』

★恵谷治氏

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どうもこんばんは。(「こんばんは」の声)
最大の関心事である核実験について、これはまずハッキリ言って失敗です。
別に誹謗中傷して言っているわけではなくて、根拠もある事で失敗して。
失敗した上に再実験があると言われていますが、その事も西岡さんが来たら詳しく話そうと思います。

私の個人的な感じでは再実験も難しいだろう。
それはですね、ご存知のように実験にはそれなりのコストがかかる。
もう、そういうコストも無いんじゃないか?と私は考えています。
ですから私の予想が外れて再実験があれば、まだ多少は金があるんだろう。
ですから今・・・(聞き取れず)をしますがともかくミサイル・テポドン2号の失敗に続いて、今回の核実験も失敗している。
当然もちろん開発責任者は・・・(聞き取れず)をしているでしょうし、逆に言えば姪yの回復でもう一度やりたいと思っているはずです。
しかし、もう本当にやる余力が無い。
逆に言えば、私は核実験が行われれば崩壊の秒読み段階に入ると解釈しますから、私は冗談抜きで秒読みに入ったと思っています。

まず核実験の前に、ミサイルの事を簡単に申し上げます。
7月5日に7発のミサイルが発射されましたが、ご存知のようにそのうちの1発はテポドン2号です。
それから残りの4発は、これはまだ様々な分析がありますが、私が把握している限りノドンが2発それからスカッドが2発、それからスカッドの改良型と思われるもの。
ある一定の地域に落ちたと、これはまぁ日本政府はそういうふうに発表していますが、ある一定の地域と言うのはですね。
数10キロの範囲、これも報道されています。
数10キロの範囲に命中したと言う言い方は間違っておりまして、着弾したと。
つまりミサイルはおそらく仮想ターゲットが決まっていてそこを狙って撃った結果が40~50キロの範囲だというふうに思われるわけで、という事はこれはもうミサイルの体を成していないと言いますか、命中精度その他話にならんと言う事です。

これが10キロ以内、あるいは数キロの範囲で着弾したとなれば、これは・・・・(聞き取れず)。
それでも近代戦には使えない物ですから、そのレベルにも達していないということはハッキリとしている。
しかしながら一方でそのテポドン2号を除く6発と言うのは、そのうちの1発は12時間遅れですが、きちんと発射しております。
命中精度その他は別としまして、ノドン、スカッドと言うのは車載型で、車に乗せて任意に移動してミサイルを立てて打ち上げる。
それがきちんと行われる。
と言う意味ではミサイル部隊と言うのは、いわば機能していると言う事がいえます。

一方でテポドン2号は爆発したとも言われていますし、ちょっとここは究明されてないんですが、いずれにしろ2段式のミサイルの2段目を分離する事が出来ずに着弾している。
その問題はですね。
存知のように98年、テポドン1号が発射された際、1段目と2段目がきちんと分離しました。
実は3段目に人工衛星を積んでおって、それが爆発して結果的に皆さんご存知のように人工衛星の投射というのは出来なくなったんですが、ご存知のように北朝鮮は未だに光明星1号が地球の周りを回っておると嘘八百を放送する。

人工衛星は失敗しましたが、1段目と2段目のブースターの切り離しは成功してます。
これはですね。
日本が最初に・・・(聞き取れず)をやったときは切り離しに5回も連続で失敗しています。
それを北朝鮮は一回で成功させています。
これは上手く行ったり行かなかったりという事がありますが、テポドン1号は成功してテポドン2号は失敗している。

僕はこう思います。
つまり私はですね、テポドン発射のいろんななぜあの時期にとかいろいろ言われますが、大きなバックグラウンドとしてはお分かりのように昨年9月からの金融制裁が始まって、アメリカに対する威嚇とまでは言いませんが力を示したいという中で、テポドン2号+6発のミサイルを発射しろと金正日が命令したと。

で、6発の方、つまりミサイル部隊は北朝鮮レベルでは上手く機能した成功したと、こういう事が言えると思います。
一方でテポドン2号と言うのは、核実験もそうですが、北朝鮮では第二自然科学院と言いますが、これは日本語的に言いますと国防科学院。
この機関で開発をしています。
つまり軍部隊の方はミサイルでは成功し、国防科学院の方がミサイルに続いて核実験も失敗したと言う事になります。

ここがポイントなんですよ。
この国防科学院と言うのはですね。
朝鮮労働党軍需工業部の直属の機関です。
あらゆる最優先で物資・資金最優先される。
そういう組織が行った実験が連続して失敗しています。
これはですね、偶然ではありません。

私が思うに、まず9月からの金融制裁。
それからご存知のように警視庁含めて国内で様々な家宅捜索を行って、そのターゲットは科協という、もちろん総連も含めてですがこの監視が非常に厳しい。
という事はどういう事か?と言いますと、まず外貨が動かせない。
プラスですね。
れは脱北者、ミサイル関連の人間から何回も聞いていますが、足らない部品の機番を書いて東京にFAXで送ればすぐに、万景峰号のみが初めて入港禁止になりましたが、各地に寄港している船が届けるんです。
ですからそれがそういう作業でいわば、開発が継続していた。
そのルートが断ち切られている。
これがミサイルの、テポドン2号の失敗および核実験の失敗につながっているというように私は考えます。

西岡さんが来られたので、これから二人で始めます。

★西岡力氏

大学の用事ですみません遅れましたが、今の話は大変重要なポイントがあるんですね。
まず二つの事を仰ったんですけど、一つ目からもう一度確認したいんですけど、つまり核実験は失敗だと。
ミサイル実験もアメリカまで届く弾道ミサイルテポドン2は失敗だと、と見てらっしゃるしそういう事でいいんですね?

★恵谷治氏

そうです。

★西岡力氏

アメリカをけん制するために、アメリカまで届くテポドン2を実験して失敗した。
そうだとするともう一回やらなきゃいけないんですよね?テポドン2を。
(失敗の)原因が分かればテポドン2をもう一回やらなくちゃいけない。
やってなかった。
で、今度は核実験をした。
核実験については恵谷さんが多分未熟爆発についてしてくださった?

★恵谷氏

いや、まだです。

★西岡力氏

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じゃあ核実験がなぜ失敗だったのか?と言う理由について説明してください。

★恵谷治氏

多分ご存知のように北朝鮮には濃縮ウランがまだありませんから、原料はプルトニウムです。
プルトニウムと言う物の起爆方式と言うのはご存知のように爆縮と言いますが、いわゆる球体を中心点に向かって 均等圧縮を一瞬のうちにドンッとして、プルトニウムと言うものが圧縮されてそれで臨界に達します。
その時の、つまりトマトを潰すときに上手く、まぁこれは不可能なんですが、ちょっとずらすと中身がブチッと出ます。
こういう潰し方では拙いんです。
上手く、中身が全然出ないようにきれいに潰す。

★西岡力氏

つまり皮が、均等に圧力をかけているから皮が破れないでぷすっと潰れる。

★恵谷治氏

ええ、それを爆縮と言うんです。

★西岡氏

それを通常の火薬でやるんですね?

★恵谷治氏

プルトニウムがある。
カバーで包んで、それに火薬をつけます。
その火薬を、球体ですからサッカーボールを考えていただけば、サッカーボール(の皮)が四角がありますね。
これはアメリカ式なんですが、ソ連でもそうですが、32面体です。
その32ヶ所に起爆装置があって、それを100万分の1秒の範囲で正確に同時に爆発させて。

※(1)-2へ続く   

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東京連続集会22(1)-2  投稿者:ぴろん  投稿日:11月13日(月)19時21分54秒    引用 
   ※(1)-1より続く

★西岡力氏

100万分の1ですね、100万分の1。

★恵谷治氏

と言うのは中性子が飛び出す速さと同じ正確さで爆縮をかけないと出来ない。
ですからこの起爆装置の製造するのが非常に難しい、いう事はあります。

★西岡力氏

北朝鮮は起爆実験をかなりたくさんやっていますね?

★恵谷治氏

はい。
で、私はですね。
この今言ったらとんでもないように思われますが、これはいわば60年前の、つまり長崎に落っことしたのと同じやり方で作れば出来るわけで、北朝鮮は私はこの起爆装置は完成させていた、いると。
しかもそれは80年代の終わりには完成していたと私は考えています。

★西岡力氏

それは100万分の1で爆縮する技術を北朝鮮が持っていたと?
その根拠はなんですか?

★恵谷治氏

この32面体を同時に電気雷管で爆発させるんですが、これは家庭のビデオの同調装置ですとかね。
ディスコのブラックライトとか、ある光がありますね。
ああいう機器をそれに使えるんですね。
60年前には大変苦労した事がですね。
今は簡単に出来るようになっています。

★西岡力氏

それは日本から出ているんですか?

★恵谷治氏

ええ私は、証拠はありませんが、そういうものは秋葉原経由で北朝鮮に行っていると。

★西岡力氏

それを先ほど恵谷さんが言及された在日朝鮮人科学技術者協会ですね。
科協が関係しているんですか?

★恵谷治氏

もちろんです。
北朝鮮の科学技術と言うのは、もちろん科協がソフトの面、様々な資料、それからハードの面、機械・部品、これは日本で調達と言っても過言ではありません。

★西岡力氏

当然そういう協力があって、アメリカが60年前長崎で落とした程度の、しかし100万分の1秒で爆縮する技術は北朝鮮は持っていたと。
持っていたのに、何で失敗したんですか?
起爆実験も何回もやっているのに、それをもう一度。

★恵谷治氏

現在はもうしていませんが、核実験は北朝鮮では平安北道の寧辺(ヨンビョン)と言われています。
その寧辺で83年からこの起爆装置の開発が始まりました。
その地域の北部で結構な川原の砂地がありますが、そこで爆縮実験、つまり爆縮実験と言うのは100万分の1秒でドンッと行くか?と言うのを70回もやってその実験は終っています。

★西岡力氏

寧辺で70回やったんですね?

★恵谷治氏

はい。
完成していなければ当然まだ続くわけですから、しかし89年を最後にその起爆実験を終っている。

★西岡力氏

83年から89年まで70回、起爆実験をやったと?

★恵谷治氏

その通りです。
その実験の終わりと同時にですね。
旧ソ連、KGBがですね。
90年の2月に、北朝鮮では核起爆装置が完成したという文書を当時ソ連中央委員会に提出しています。

★西岡力氏

89年に実験が終って、90年2月にソ連の情報機関が完成したと言う文書を出した?

★恵谷治氏

はい。

★西岡力氏

整合性ありますね?

★恵谷治氏

ソ連の民主化以後、そういう文書が明らかになっています。

★西岡力氏

しかしその後も起爆実験をしている。
恵谷さんはそれを衛星写真で見つけたんじゃないですか?

★恵谷治氏

はい。
実は今寧辺での起爆実験は停止、終りましたが、実は97年からですね。
平安北道亀城(クソン)市、亀の城と書きますが、亀城市の龍徳洞(りゅうとくどう)、ヨンドクドンと言う場所でですね。
また起爆実験が始まって、これが97年から2002年まで5年間、これも70回起爆実験をしています。

★西岡力氏

つまり89年に終ったのが別の亀城と言う場所で再開されて、また70回やっている。
そのときは北朝鮮は94年のジュネーブ合意で核開発を凍結すると言っていた時期ですよね?

★恵谷治氏

そうです、そのとおり。
今言われたように94年に核開発を凍結すると言っていて、舌の根も乾かない97年に起爆実験を再開した。
その事を考えますと、80年代末に完成した起爆装置とは別の起爆装置、つまり90年に完成したと言われる起爆装置というのは言葉で言う爆弾用の大型の物だと思います。
ところがこれをミサイルに積むには小型化をする必要があります。
ですから私の推測では91年から始まった起爆実験と言うのはですね。
小型化を目指したものだと思います。

★西岡力氏

じゃ、それを70回やったとするとそれも出来ていると見ているんですか?

★恵谷治氏

私の判断では大型は90年のときに出来て、2002年の起爆実験は終ってますが、それはこれは出来ないと判断をして停止したんじゃないか?と私は判断しています。

★西岡力氏

今回の核実験の話に戻しますが、そうすると今回失敗したと恵谷さん仰ったんですけども、今回使われた起爆装置は恵谷さんの見立てでは80年代に作られた大型のものだったのか?
97年から実験していた小型のものだったのか?
どちらですか?

★恵谷治氏

私は80年代の末に完成した大型のものが今回の実験に使われた。
プラス今言いました2002年に中止になった小型化についてはですね。
とてもこれは出来ないということで、今回は使われていないと言うのが私の判断です。

★西岡力氏

私聞き手なんですけど、私若干違う説があるんですがそれは時間があれば後で申し上げますが、話を進めまして、そうするとまた疑問が出てくる。
89年に70回も実験をしていて完成していた、ソ連も完成していたと言う秘密文書まで出していた起爆装置がなぜ今回上手く働かなかったのか?

★恵谷治氏

はい、ですからそこで、つまり技術確保を先ほど言いましたように、ミサイルを2段式の場合は分離できる。
そういう技術確保が終っているにも拘らず、つまり70回も実験をしてこれで問題ないといったにも拘らず、つまり予行演習では上手く行ったのに本番では上手く行かなかった。
これは本番と言うものが経済制裁、あるいは日本のそういう監視が強化された中で行われているというのが、私はその背景にある。
あるいは重要な原因だと見ています。

・・・その2に続く・・・ 

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東京連続集会22-(2)

  核実験の暴挙・どうする救出運動 緊急集会(東京連続集会22)
06.10.19 友愛会館にて

『北朝鮮情勢について その2 (話し手:恵谷治氏・西岡力氏)』

★西岡力氏

プルトニウムを入れて、出来上がった起爆装置に安心していて70回も実験していて絶対上手く行くと思ってボタンを押したけれども、するとあれですか?
トマトが少し漏れたと?皮が。

★恵谷治氏

そして次に推定ですが、まず彼らは威力はどの程度のものを作っていたのか?
それをまず補足する材料は、ご存知のように報道にもありますが中国に事前通報した。
30分前とも20分前とも言われていますが、その時に中国に対しては4キロトンの物を作った。
実験をするとこう通告をしている。
ですから4キロトンの物がですね。
現在の情報によりますと0・5キロトンしか威力を発揮しなかった。
つまり8分の1の威力だったと、まずいう事が言えます。

★西岡力氏

長崎の原爆も4キロトンくらいだったんですか?

★恵谷治氏

いや、長崎の場合20キロトンなんです。

★西岡力氏

元々小さい数字を言っていて、それにも。

★恵谷治氏

駄目だった。
これままだまだ議論をする余地があるんですが、失敗の原因がいろいろ考えられます。
私がいろいろと、この起爆に失敗したとすれば未熟爆発と言う言い方をしますが、早期爆発です。
本当に最後の臨界に行く圧縮をかける前に漏れて、中性子が飛び交って少し核分裂を起こしてブシュとして連鎖反応は止まります。

★西岡力氏

トマト(の皮)がこう切れた?

★恵谷治氏

そうするとですね、8分の1の威力ももう出ないんです。
非常に少ない威力です。
それが全体的に数字で言うと、0.5キロトンくらい。
0.5キロトンというのは500トン、もっと言ますと、ですから当初の新聞ではダミー実験だったんでは無いか?
1トン爆弾、そこそこでかいですけど、これを500発爆発させれば同じ震度になるという事です。

★西岡力氏

しかしそれは核物質が空中で採取されたのでダミーではなかったという事は間違いない。

★恵谷治氏

間違いないです。
ではどういう事か?と言いますと、実験報道の直後にですね。
新聞で読まれた方もいると思いますが、ロシアのイワノフ国防相、彼はですね。
5キロトンから15キロトン、で、我々独自の観測で得たデータであると言明をしました。
しかしもちろん15キロトンの計算も出来ないわけではないんですが、私個人的にはですね。
イワノフが本当に直後に言ったんですが、15キロトンと言う数字が頭にあったのは事前通報を先ほど中国に対しては20分か30分前に通報したんですが、モスクワには2時間前に通告しています。
その時に実験規模、威力を言ったはずですがそれは報道されていません。
で、今言ったイワノフ国防相の15キロトンと言うのは、おそらくモスクワに対してはですね。
おそらく15キロトンと言ったのではないか?
逆に言えば中国の4キロトンと言うのは正しいのかどうか?という問題もある。

★西岡力氏

元々北朝鮮は4キロトンではなくて、15キロトンの実験をしようとしていた?

★恵谷治氏

私はそう考えています。

★西岡力氏

と言うのが恵谷さんの考えですね?

★恵谷治氏

つまり通常のいわゆる、古い技術ですね。
作ればだいたい15キロトンから20キロトンの物が出来るはずで、その威力を小型化する。
これは先ほど言った起爆装置の問題とはまた別の問題です。
威力を小型化するというのは大変に高度な技術が必要です。
ですからもちろん4キロトンくらいではやってやれない事は無い。
北朝鮮で出来るかどうか?と言うくらいのところなんですが、いずれにしろ彼らの技術を考えると通常の作り方をすると通常の破壊力、つまり15キロトンから20キロトン。
その設計で実験をした結果、未熟爆発と言うブチッというのが0.5キロトンと言うというと非常に。

★西岡力氏

15キロトンと0.5キロで30分の1。

★恵谷治氏

それくらいであれば、いわゆる未熟爆発、早期爆発という事が言えると思います。
ですからこれは今お話したのは私の推測でありますが、おそらく北朝鮮としては15キロトンの物を、つまり中国が4キロトンと言っているのは無視をしてと言いますか。
私の考えでは北朝鮮は15キロトンの物を実験した結果、結果的に0.5キロトンの破壊力しか発揮できなかった。

★西岡力氏

とにかく0・5キロトンだった事は事実ですから、中国に4キロトンと言ったと。
あるいは15キロトンだと、どちらにしても想定した物が出てこなかったと。

★恵谷治氏

そういう事ですね。
想定した威力の物の何十分の1か。

★西岡力氏

恵谷さんの説だと30分の1だし、中国の言われている事が事実だとしても8分の1。

★恵谷治氏

その通りです。
ですからいわゆる設計どおりの威力が出なかった。
失敗した。
ただし、その未熟爆発でも曲がりなりにも名前は核分裂と言えますから、それなりの爆発が起きます。
その振動を当然現地では、報道されている豊渓里(プンゲリ=咸鏡北道吉州(キルジュ)郡豊渓里)と言う場所ですが、そこで地震を感じたはずですし、そこに立ち会った人間は成功したと思って第一報を平壌に送ったはずです。

★西岡力氏

そこでちょっと疑問なんですけど、北朝鮮は核実験をすると言って10月3日に発表して、テレビで何回もアナウンサーが言っていて、するするって言っていましたよね?
するすると言ってやったわけですから自信が無ければ出来ないはずですから、特にテポドン2が爆発してしまったと国際社会に言われている。
恥をかいたわけですね?一回。
国防科学院に対してね。
同じ部署ですよね?ミサイルと。
そうすると2発めのミサイル発射については原因究明が出来なくてやれなかったと私は思っているんですけど、とにかく一度ミサイル発射で失敗した同じ部署が、満を持して予告して核実験をしたと。
中国に対して4キロトンと言ったけど、少なくとも中国に対して言った物の8分の1しか出来なかった、失敗してしまった。
これは相当おかしなことじゃないですか?
なぜ失敗したんですか?

★恵谷治氏

ですからいろんな原因が考えられると思うんですが、その今言った32面体の配線が、分かりませんよ?
例えばの話ですが、配線が古くなったので実験用に新しく部品交換をするときに、本来なら届くはずのものが届かずに代用品を使って、本当に極端なたとえ話ですがこういった様々な物をもっと極論するとですね。
コピー用紙がない。
そうすると必要な指示を必要な部署に全部を配れない。
そうするとこっちは知っていてもこっちは知らない。
あらゆるシステム工学的な事を考えると、あらゆる事が完全に出来なかった。
そうするとこういう大規模プロジェクトで言えばですね。
どこかにミスがあってそれが連鎖で失敗したと、いうふうになります。

★西岡力氏

しかしそうなるとですね。
北朝鮮はミサイルを発射した・核実験をしたと言うのは、アメリカが金融制裁で締め付けをしてきたので、それを解かせようと思って威力を見せようとしたけれども、恵谷仮説で言うとアメリカの金融制裁や日本の取締りの結果、金融制裁に対して威力を見せようと思った核実験やミサイル実験が失敗してしまったと?

★恵谷治氏

はい。

★西岡力氏

という事になるとブッシュ大統領の思う壺にはまっていく事になりますか?

★恵谷治氏

私はそう思います。

★西岡力氏

追い込まれていて、追い込まれているところの脱出口を作ろうとしてミサイルと核をやったけれどそれも失敗した。
いよいよ追い込まれている?

※(2)-2に続く
   

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東京連続集会22(2)-2  投稿者:ぴろん  投稿日:11月14日(火)17時11分13秒    引用 
   ※(2)-1より続く

★恵谷治氏

そういう意味ではカウントダウンでありまして、先ほど最初に申し上げたように再実験ももうやる余力がない。
あるいはやるためにはですね。
完璧に今度は設計どおりに威力を発揮しないといけませんし、その準備あるいはそういう部品その他の調達、それに伴う資金、非常に厳しい状況にいるというように私は思います。

★西岡力氏

先ほど科協の話が出たのでもう一回、ここでは何度も話しましたけど、確認をしておきますけども。
つまり去年の秋以降、日本の警察が科協や総連の取締りを厳しくしている事が効いている、そういう事ですか?

★恵谷治氏

まさにその通りです。
逆に言うとそれは私の想像では、ワシントンとの協力関係で何が必要なのか?
もっと正確に言いますとですね。
この部品あるいはこの物資を日本のある企業が作っているとして、その移動・移転を監視しろと、個別にそこまで来ています。
ですからここだけの話ですが、そういう監視体制はもう完成しています。
ですから必要な部品が平壌には届かなくなっています。

★西岡力氏

去年の10月に科協本部の事務所が薬事法違反の容疑で家宅捜索されたときに、コンピュータが全部押収されたと。
恵谷さんが先ほどFAXと言いましたけど多分FAXは80年代の話で、北朝鮮から部品の調達はEメールで来ているはずです。

★恵谷治

ええそうです、その通り。

★西岡力氏

そのEメールのやり取りを全部日本の警察は去年の秋以降、掴んでしまった。

★恵谷治氏

ですからそういう影響でテポドン2号も失敗し、核実験も失敗している。
となればですね。
それを成功させることは出来ないと、こういう事です。

★西岡力氏

という事はアメリカの制裁だけでなくて安倍晋三さんが去年官房長官になって、拉致問題特命チームを作って法執行班を作って、今まで余りにも甘い法の適用を当たり前に厳しくするという事をやった結果、ミサイルと核が失敗したと。
恵谷仮説で言うとそういう。

★恵谷治氏

はい。

★西岡力氏

元々もっと早くやっていれば、こんなにはならない。(笑い声)

★恵谷治氏

本当にそうです。
と、もうひとつ、そういう意味で言えばテポドン2号が成功していればですね。
その前ご存知のように去年の2月に核保有宣言をしています。
ですから保有宣言をしてテポドン2号が実験に成功したとなれば、ワシントンに対して強い圧力がかかるから、そういう意味で核実験もまだしなかったと思います。
しかし見事に失敗した。
となればワシントンへのメッセージ・プレッシャーとしては、次はじゃあ核実験をやれと。
ご存知のミサイル実験の後ご存知のように40日、金正日は隠遁生活の好きな男ですから、40日姿をくらましていた時はですね。
そういう事を考えていたのではないか?と思います。

★西岡力氏

で、70回も起爆実験をしているから絶対に大丈夫だと。
満を持してカードを切ったと。
そしたらばぷしゅっとトマトがもれちゃったと。
この恵谷仮説が正しいかどうかと言うのは、つまりこの次核実験を近くするかどうか?
それで分かる?

★恵谷治氏

ええ、実験をしてそれで成功するかどうか。

★西岡力氏

それで成功するかどうか?
しかし、今すると2回目の制裁になっちゃいますよね?
2度やるんなら早く、次の日とかにやれば国連安保理の制裁決議がかかる前にやってしまえば1回の制裁で済むんですけど、今すると安保理決議がかかったのにまたやったという事になって圧力が高まっちゃいますよね?

★恵谷治氏

報道もそうなんですが、パキスタンは6回、二日に分けて5回と1回やりましたが、初日に5発やりました。
その記憶があるもんですから連続実験なんていいます。
あるいはいろいろな方が次々と実験するんではないか?と。
じゃあ北朝鮮にいくつ核爆弾があるのか?それをどんどん消費できるのか?いう問題があります。
逆に言えば中国が最初に核実験をやった77年、64年か。
ちょっとごめんなさい数字を覚えていない。
とにかく最初の核実験をやったのは1発で、1年置いてやって、つまり過去の例を見れば印パを除けばそんな連続実験なんかしていないんですね。

★西岡力氏

ただし、それは成功しているという事ですよね?
中国がやって1発目最初に。
成功しているから1年後に再実験。

★恵谷治氏

はい。
ですから、言いたいのはですね。
新聞報道でいくつも核実験が出来るような、つまりパキスタンも5つもやったんだから連続と言う報道があるんですが、それは全く見方が間違っています。
パキスタンの場合はですね。
1980年代にはもう何十発も作っておりまして、彼らは持っていると常に言っておりました。
しかし誰も信用していないと言いますか。
で、結果的にインドがやったがゆえに対抗措置として5発5連続でやった。
そういう事がなければ1発で十分だった。

★西岡力氏

パキスタンは未熟爆発は無かったんですか?

★恵谷治氏

パキスタンはすべて成功しています。

★西岡力氏

そうすると北朝鮮としては虎の子の何発しか無い、10発とか10何発かくらいのうちの二つをやるんだから、本当に絶対に成功すると思う起爆装置でやってるはずですよね?
さっきの話に戻っちゃうんですが、それが失敗しています。
物凄いダメージですよね?

★恵谷治氏

おそらく自信があったはずですから、がゆえにもちろん実験した。
あるいは事前通告もした。
それが見事に失敗したという事ですから相当なダメージです。

★西岡力氏

という、今までの話をまとめるとですね。
つまりアメリカが去年の9月から金融制裁をして、北朝鮮の核およびミサイル開発そして軍隊を維持するような資金の移動を止めることに関して、そして日本も去年の秋以降法律を厳しく適用すると言う制裁をして、日本の中から核の部品や技術指導がされていたのが、今はほぼ止めることが出来ている。
このまま続くと核・ミサイル開発も出来なくなりますし、軍隊も維持出来なくなるかもしれないし、それを解除してもらうための交渉をアメリカに要求しようとしていろいろ動いたけれども、アメリカは金融制裁は犯罪に対する法執行だから交渉の対象じゃないといって交渉を拒否している。

★恵谷治氏

それに補足して言いますと金融制裁というよりも法執行と言うのが正しいんですがそれは別として、言葉で言うと銀行間取引を停止させている。
そうすると商売はキャッシュでするしかない。
で、偽札もたくさん刷ってますからいくらでもキャッシュがあるんですが(笑い声)、こういう実話があります。

今年の2月にですね。
中国の東北部の瀋陽に北朝鮮の関係者が来てですね。
潤滑油を何万トンか、その数値は分かりません。
大量に買いたいと、でキャッシュはあるんだ、と持って来たそうです。
瀋陽の企業としてはですね。
いやいやこれだけのキャッシュを見てもこの中に偽の札があるかどうか分からないから、偽札検査をして確認をしたい。
でまぁ、ここは中国人だと思うんですが、商売が上手いと言いますか。
瀋陽には実は偽札鑑定機が無いんです。
おそらくそんなことは無い。
無いから北京から取り寄せると、その費用を全部お前のところで持てと、それを言ったら取引に応じると。
そうしますと当然ご存知のように厳しい財政事情の中で余分な経費なんか決済出来る権限なんかありませんから、ですからすごすごと帰っていったといいます。

つまり、そういう事が各地で起きている。
ですから先ほど言った部品どころか、日本からの重要な部品どころか、国営企業であれ研究室であれなんでもとにかく入手が出来ない状況がどんどん続いている。

★西岡力氏

偽札や麻薬だけじゃなくて通常の貿易が出来なくなっている。

★恵谷治氏

通常の貿易じゃなくて、通常の買い物が出来ない。(笑い声)
そういう影響が出ているわけです。

★西岡力氏

私が最近ソウルで聞いたのは、ゴムが買えなくて豚の皮で靴底を作っている。

・・・その3に続く・・・

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東京連続集会22-(3)

   核実験の暴挙・どうする救出運動 緊急集会(東京連続集会22)
06.10.19 友愛会館にて

『北朝鮮情勢について その3 (話し手:恵谷治氏・西岡力氏)』

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★恵谷治氏

ですからまぁ、そういう実態を見ればですね。
ミサイル発射あるいは核実験と言う巨大プロジェクト、現代で言うとシステム工学が要求されるものがこれはもう出来ないと言っても良いと思います。

★西岡力氏

そうなるとですね。
彼らにとっては最悪のシナリオで、失敗はしたけれども国際的には制裁が高まってしまった。
国連の安全保障理事会で中国もロシアも賛成した全会一致のミサイルでは非難決議、そして今回は制裁決議が通った。
日本も独自制裁を2度したと。
そして今度は国連決議に基づいて船舶に対する検査をするかどうかと言うところまで来ている。
しかし彼らは失敗してしまって、アメリカを脅すことは出来なくて2国間交渉にはならなくて、金融制裁を解いてもらおうと思ったら逆にもっと強まった。

★恵谷治氏

今の話を整理すると、まずアメリカの金融制裁。
それからご存知の日本独自の経済制裁。
それに今回の国連制裁。
プラス、私が記事に書いてご存知かどうか分かりませんが、米軍による5030という謀略作戦がある。
これは秘密作戦なんで中々表には出ません。

★西岡力氏

ちょっと待ってください。
まだ分からない人が多いです。
5030って数字の番号なんですか?

★恵谷治氏

はい。
これは米軍がというか太平洋軍の作戦計画が5000番台、あるいは中東軍だと7000番台とかいう。

★西岡力氏

米軍の作戦番号なんですか?

★恵谷治氏

はい。

★西岡力氏

太平洋軍は5000番台なんですね?

★恵谷治氏

そうです。
もちろん知られている限りは5026と言うものがありますが、これはですね。
90年代に核問題が浮上したときに、先ほど言いました寧辺の核施設を限定空爆する、と言う計画です。

★西岡力氏

それが5026、5026の限定爆撃。

★恵谷治氏

そういう作戦計画は出来たんですが、ただそれを考えているうちに、米軍側は限定だと思っていてもですね。
金正日側は攻撃されたら全面戦争だという、当然そういう反応がありうる。
であれば今度は全面戦争の作戦計画が必要だという事になりまして、次なる5027という作戦計画があります。

★西岡力氏

5027は全面戦争の作戦計画ですね?
報道で別なのが出来たと、ニューズウイークにも5027書いてありますよね?

★恵谷治氏

5027はまず米軍の地上軍が行って、まだ1990年代初めの作戦計画です。
ですがこの5027はもう現実的には米軍ではもう対応できません。
それよりもその作戦計画によるとですね。
朝鮮戦争当時と同じ50万の兵力を投入する、と言う計画ですからこれはもうこの21世紀は不可能。

★西岡力氏

で、恵谷さんはそうじゃなくて今5030と言ったんですけど、その間に何かあるんですか?

★恵谷治氏

ええありますが、いろいろとまず。

★西岡力氏

今26、27と言った、28、29ってあるんですか?

★恵谷治氏

28がきちんと、つまりこれはすべて機密作戦なわけです。
表に出ているはずが無いんですが、それは別として、5029と言うのがあります。
この29と言うのは何か?といいますと北朝鮮において何かが、北朝鮮の中でクーデターが起きる、あるいは暴動が起きる、あるいは大地震で大災害が起きる。
つまり在韓米軍あるいは韓国軍にとって重要な異変が起きたときに対処する作戦計画です。

★西岡力氏

北朝鮮の内部で何か起きたときに対処する。

★恵谷治氏

それが5029です。
5030と言うのは実は在韓米軍だけの作戦計画ですが、5029までは韓国軍と在韓米軍の共同作戦でした。
しかしこの29を策定するに当たってですね。
有事、北朝鮮が混乱したときをどう判断するか?
という事で韓国側と交渉が上手く行かず、この5029と言うのは韓国政府は承認していません。

★西岡力氏

在韓米軍と韓国軍の合同計画であるにも拘らず、韓国政府がそれを承認していない?

★恵谷治氏

そういう事です。

★西岡力氏

じゃあ、使えないじゃないですか?

★恵谷治氏

そうです。
ですから今のところ5029と言うのは宙に浮いた計画です。
それで最初に言いました5030を策定するに当たっては、在韓米軍独自でやる。
韓国を入れない、と言う作戦計画です。

★西岡力氏

それでその5030と言うのはどういう計画ですか?

★恵谷治氏

これは秘密作戦、謀略工作です。
ご存知のように皆さん有名なCIAというものがいろんな謀略を過去においてやってきました。
毒針で暗殺するとかですね、いろんな謀略をCIAがやっていました。
CIAではそういう悪面もあって、あるいはアメリカ政権内部のいろんな問題もありましたけど、非常に規模が縮小されています。
今また多少復活していますけど。

★西岡力氏

つまり5030はCAIでは無いという事ですね?

★恵谷治氏

はい。
その5030の特徴は今言ったイメージ、過去におけるそういった謀略工作をCAI・中央情報局ではなく、国防情報局、つまり米軍が行う。
という事がひとつ。

★西岡力氏

だから作戦番号が通し番号でついているわけですね。

★恵谷治氏

そうです。

★西岡力氏

軍の計画として謀略をする?

★恵谷治氏

これは本来は軍の仕事では無いといいますか、つまり戦闘兵器をもちいて戦闘する行為ではない。
本当の意味での秘密作戦。

★西岡力氏

具体的にそれが今の核やミサイル問題とどう関係するんですか?

★恵谷治氏

ですからこの5030の最大の目的は金正日政権を倒す。
その手段についてはあらゆる可能性を探る。
単純に言えばですね。
金正日の警護員を騙して暗殺させる。
出来る出来ないは別として、とにかく考えられる事を全部選択肢として、その中で今度は実行可能なものをやっていく。
例えば党の最高幹部を亡命させる。
あるいは軍に不満な人間がいれば、彼を支援する、彼のグループを支援する。
しかしもちろん、北朝鮮は厳しい監視社会ですから大変難しいですが、とにかく考えられる事はすべてやっていくというのが5030です。

★西岡力氏

それで思い出しましたけど、恵谷さんが確かSAPIOに書いたと思います。
呉国烈という幹部で今は党の作戦部長。
つまりテロや拉致をやる部署の責任者の息子がアメリカに亡命した、という情報ありましたよね?

★恵谷治氏

おそらく私の考えではテロの総責任者である、呉国烈を亡命させようとしたんではないかと思うんですね。
そのパイプ役に息子を使ったんじゃないか?と私は思っています。
これはもう秘密作戦ですから、詳しい結果はいずれ50年後60年後に分かるかもしれませんが、いずれにせよその呉国烈の息子が亡命したのは事実なんですが。

★西岡力氏

事実なんですか?
呉国烈の息子が亡命したのは?
アメリカに?

★恵谷治氏

はい。
その亡命方法が興味深いと言いますかね。
当然、韓国にも亡命されている方がたくさんいますが、可能であれば自分だけでなく家族あるいは親族と一緒に亡命したいと当然思います。
で、呉国烈の息子の場合はですね。
家族は当然一族郎党40人を一度に亡命、つまりその。

★西岡力氏

40人?

★恵谷治氏

40人です。
40人をですね。

★西岡力氏

家族とか知人とかそういう人たちを全部?

★恵谷治氏

親族です。

★西岡力氏

家族、親族ね。

★恵谷治氏

それでその船でたくさんの方が亡命していますが、彼らも一隻の小さな船に40人も乗り込んで上手く清津を出港して、その40人が通常であれば漂流して食料・水なんか無い状況でギリギリですから。
で、5030の担当者はですね。
とにかく携帯電話、無線も含めてすべて持って、その船をですね。
日本海の沖で米軍が潜水艦を出しました。

★西岡力氏

アメリカの潜水艦が亡命者を救い出す?

★恵谷治氏

その40人をすべて潜水艦に乗せて横須賀に着きまして、横須賀から飛行機でアメリカに行きました。

★西岡力氏

スパイ映画みたいですね。

★恵谷治氏

全くこれは、もっと言いますとその連絡役にどういう絡みか分かりませんが、中国人民軍の高官も絡み日本の暴力団も絡んでいると、いうくらい(笑い声)ちみもうりょう。
しかしそれくらいしないとそれくらいの計画は出来ません。

★西岡力氏

それは本当なんですか?

★恵谷治氏

これは本当に真面目にそれに携わった人間からも聞いていますし。
(会場より「何年何月ですか?」の声)2003年10月。
ですからこれは全く秘密作戦ですから、恵谷がああいう事を言っていたけど?と誰かに聞いてもすぐ否定されます。
そんなことは有り得ないと。
そういう作戦です。
ですから今言ったのは一つの例です。

★西岡力氏

NHKはソウル発の報道で亡命したと報じてますし、韓国の月間朝鮮も報道してますね。
報道は今みたいに具体的な話じゃないですけど亡命したと、名前が明らかになっています。
その呉国烈の息子が平壌から姿を消している事は事実で間違いが無い。
という事をやっている事と核・ミサイル、金融制裁とつまりどういう関係があるんですか?

★恵谷治氏

それは今言ったそういう中に当然、国防科学院の人間も・・・(聞き取れず)。
とにかく様々なことが、ですから私も分かりませんし具体的に説明できませんが、その5030という秘密工作・謀略工作によって今回のミサイル発射あるいは核実験と言うものが、つまり国防科学院が主管するプロジェクトのどこかに関わって。

★西岡力氏

では意図的にアメリカが何か謀略を仕掛けて、ミサイルや起爆装置が上手く作動しないようにしたっていう可能性さえ考えられると?

★恵谷治氏

私はそう思う。
ですからそれだけで先ほど言った様にまず金融制裁から日本の独自の制裁で、これが核実験を行う・・・(聞き取れず)
今後国連の制裁がありますし、その前にこの5030のこの3つの力でテポドンの発射が失敗したし、今度は国連と言う世界規模の力がかかりますから、何回も言うように2度目の核実験と言うのはとてもじゃないが出来ないんでは無いか?
逆に言ったらやったらまだまだ体力はある、というふうな判断基準になるんでは無いか。

★西岡力氏

内部矛盾がどんどん高まっていくという事だと思うんですが、だったら北朝鮮の内部はどうなっているか?と言う情報は無いですか?

★恵谷治氏

一番大きな変化はですね。
人民軍が自給自足になって久しいんですが、部隊で敷地で畑を作り・・・(聞き取れず)を蒔いて豚を飼ってと自給自足社会。
しかしそれ以外はですね。
言葉で言う、・・・・・(聞き取れず)ある程度の秩序は守られる。
しかしそれは今度国民の側から見るとですね。
人民軍が、部隊が来るととにかく当然女性は隠れなさいと言うような、あるいは民家に入って焼酎を造っていたのを出せ、あるいは豚の肉を出せと謀略無尽だったんですが、それがしかし現在はですね。

実は人民軍党内文書によりますと、今年に入ってから100件の武器盗難事件があった。
それは機密文書でその資料を元にこういう幹部の集まりで講義をする。
でその資料で、(隣で西岡氏が「1000件」の声)失礼、1000件。
1000件が発生して注意するように。
つまり単純に言うと人民軍が持っていたカラシニコフ1000丁が民衆側に隠匿されている。
これももちろん各地でバラバラですから、一ヶ所にあればもっと力になると思うんですが、いずれにしても過去にはそういう事件は起き得ない状況でした。
つまりですね、住民があそこに武器があるのは当然知っている。
しかしこれまではそれを盗むとかいう発想はありませんでした。

もう一つ同じような意味で、今年大水害がありました。
金正日にとっては年中自然に助けられて水害で援助をしてくれると、今回はほとんど集まらないんですがそれは別として、水害のところをニュース映像で見ますと人民軍の兵士がほとんど映っていない。

★西岡力氏

復旧作業に映っていないという事ですね?

★恵谷治氏

龍川(リョンチョン)の大爆発事件がありましたが、あのときには人民軍が飛んでいってすべて復旧作業に当たったんですがそれと正反対です。
聞く所によりますと大水害で人々は大混乱で、もちろん復旧も救護もありますが、人民軍は何をしていたか?というと、もう襲われるんでは無いか?と住民にですね。
武器庫・食料庫の守備防衛に当たっていて、復旧作業などとても出来ない。
それくらい緊張が高まっているというのが私に入っている情報です。

★西岡力氏

思った以上につまり金融制裁、あるいは日本の制裁、5030心理戦計画などが効いていると。
そしてアメリカはさっきの作戦部長と言うのは拉致をした責任者ですから、その呉国烈本人が来れば何人どこにいるか分かるくらいの重要な人物を亡命させようとして、少なくともその息子と一族郎党を40人を亡命させることは出来ている。

★恵谷治氏

ですから拉致問題のことで言いますとですね。
アメリカ政府との交渉で呉国烈、まぁ息子ですからどの程度の情報を持っているかどうか分かりませんが、接触して本人から直接話を聞くというのも一案ではないか?と。

★西岡力氏

呉国烈の息子にですね。

・・・その4に続く・・・   

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東京連続集会22-(4)

   核実験の暴挙・どうする救出運動 緊急集会(東京連続集会22)
06.10.19 友愛会館にて

『北朝鮮情勢について その4 (話し手:安明進氏・恵谷治氏)』

★西岡力氏

ちょうど安明進さんが来てくれたので、今ソウルで最近のですね。
今のと関係して北朝鮮の内部の話、内部矛盾が高まっているという事について新しい情報があると聞いているので、安さんに一言。

★安明進氏(通訳:西岡力氏)

(拍手、日本語で)皆さんこんばんは。(「こんばんは」の声、拍手)
(以下朝鮮語で)このような集まりにはいつも来て、皆さんにご挨拶したいと思っていたんですけど今日はちょっと遅刻してしまいました。
最近の北の核実験、そしてこちらからの経済制裁、また軍事作戦の話が出てくる中で、北の内部がいったいどうなっているのか?
普通の国であれば分かるわけですけど、隠されているその内部を我々知りたいと思うわけです。

実は核兵器についてはですね、私が北朝鮮にいた90年代の初めまでの時期でも実はすでに持っているんだ、という内部ではですね。
そのような自負心を皆持っていました。
今になって国際社会が北朝鮮の核兵器が脅威であると言って対応を始めるというのは、私から言わせると余りにも遅いんじゃないか?と言う気がします。
その核兵器がミサイルに乗って実際に周辺国に脅威を与えることが出来るかどうか?と言うのが関心を呼んでいると思いますが、それだけでなくその核兵器が実はテロリストの手に渡るという核拡散の問題も大きな問題だと思います。

北の住民たちはもう核兵器を持っているという自信感を持っていたので、今回の実験でやっと私たちは核保有国になったんだと言うような反応は無いです。
むしろ北の住民たちの中では核実験をした事によってより一層の国際的な孤立を呼び、国家が崩壊してしまうのではないか?と言う憂慮の声が高まっています。
特に大規模にこれまで北朝鮮を支えてきた中国からの支援が減少を見せ、また韓国の中でも北朝鮮に対するこれまでの支援を見直すべきだという声が高まっている事を受けて、北の内部でも二つの意見が対立している。
混乱状態になっています。

なぜ金正日がこのような時期に核実験をしたのか?と言うのは本人にしか分からない事でありますが、しかし彼の周囲にいる人間たちは、なぜ金正日が今の時期核実験の命令をしたのか?と言うことについて、やはり海外にある自分の個人資金が使えなくなったからではないか?と判断していると言う情報があります。
過去には金正日の個人資金は労働党の39号室が管理していましたが、今は金正日の家族・親戚が海外に直接出て行って管理をしている。

そしてまた張成沢という義理の弟が一時期金正日から遠ざけられていたのですが、また個人資金を管理しなければならないと言う必要が生まれて来て張成沢を再登用して中国へ送って、自分の個人資金の管理をさせていた。
しかし、中国当局が張成沢が来ても金正日の個人資金を完全に北側に渡す事はもうしなくなっている。
そういう中で張成沢の動向は今脚光を浴びて来ています。

外部ではですね。
北の中でハト派とタカ派がいて、タカ派が金正日に核実験をするように言ったとかそういう議論がありますが、北朝鮮の中で金正日に対して核実験をすべきだとかすべきではないとか、いうような事を言える立場の人間はいません。
ただし外部の勢力から大規模な物的な支援を引っ張ってくることが出来る人間が例えば朝鮮族で中国にいて、中国が核実験を止めればこれだけの支援をしてくれますよと言う形であれば、金正日に話をする事が出来る。

ある人は今回の核実験は北の軍部が指導したと言う人がいますが、北の社会と言うのは100ドル程度の外貨を使うのでも金正日の決済が無ければ出来ない。
すべての事は金正日の決済で行われている。
つまりこの核実験も金正日の命令で行われている事は間違いが無いという事。

外では今核実験について大変騒がしいですけど、北の住民たちはすでに核実験などと言っても無感覚になっています。
ただもう今日食べるもの、明日食べるものが確保出来るかどうか?
自分の生活だけに関心がある。

北朝鮮の核兵器の危険性と言うのは、つまり何人かの金正日及びその周辺の人間たちが危険な人間であって、その人間が自由にそれを使うことが出来るからこそ危険性が高まっている。
そしてまた今北朝鮮の状況の中で、最高指導部の中でもこのままこの危険な金正日と一緒に行けないと考えて、外部勢力と手を結ぼうと、あるいは外に逃げようという人たちが少しずつ姿を現しています。

金正日は馬鹿では無いから暴発なんかはしないだろうという議論もありますが、しかし金正日と言うのは自分のいない地球は必要ない。(笑い声)
朝鮮労働党がない地球は必要ないという事を公言する自己中心的な人間ですので、そのような人間が核を持っているのは危険であるのは間違いない。
この話を実は私がただ言っているんじゃなくて、実際1992年に北朝鮮の将軍たちの前で話した話だと。
また、そのときだけじゃなくて今もそのような話をしている。
自分の命が危なくなったらば世界も道連れにして核兵器も使って死のうという事を考える男であるという事。

北朝鮮は近く再び核実験をするという情報がありますが、私はすると見ています。
なぜなら国際社会は今回の核実験に対して北朝鮮を恐れなかったからで、馬鹿にしていると思った。
更にやらなけければならない。
実験場の場所には1回だけのための施設だけじゃなくて、2回3回4回が出来るような工事が同時になされていたからです。
もちろん今日の中国の代表団と金正日が会ってどんな説得をしたか分かりませんが、とにかく今回の事態が金正日の危険さを我々が分かる重要な機会だと思います。

★西岡力氏

最後に恵谷さんに、この今緊迫した状況の中で我々拉致問題に、日本人拉致被害者全員救出、それ以外の拉致被害者救出のために何をすべきなのか?
日本政府は何をすべきなのか?我々は家族会や救う会や国民は何をすべきなのか?という事を一言言っていただいて、それを受けて家族の人にコメントに移りたいと思います。

★恵谷治氏

正直言いまして、被害者を奪還する効果的な方法も今までありませんでしたが、安倍政権になって本当に私はですね。
安倍総理の言葉を聞いてご存知のように最後の一人、全員救出すると言われました。
これはですね。
日本的な言い方でありまして、最後の一人まで救出すると言うのはご存知のように金正日政権が倒れない限り不可能です。
逆を言えばあの表現は自分が任期中に倒れると。
で、別にそれは期待値ではなくて何らかの根拠、それは当然ながらワシントンでしょう。
そういった事を踏まえたうえであの発言になったと、こういうふうに私は思います。
それとは別に、ですから逆に言うと2年以内にはもう倒れる。
本当に秒読みで来年倒れてもおかしくないと私は思います。

★西岡力氏

2年でブッシュ大統領の任期が切れる。

★恵谷治氏

はい。
同時に安倍総理の任期も。

★西岡力氏

まぁ、自民党の総裁の任期ですから。

★恵谷治氏

それは別として、救う会家族会でどうするか?という事に関して言えば具体的に正直言ってありませんが、先ほど言ったように、押収物あるいは何度も申請したでしょうが、金賢姫その他ですね。
とにかく我々の手立てで第一情報と言うか、それをとにかく収集する。
逆に言えばそれは私は夜明けは近いというふうに確信しています。

で、ちょっと時間がなんですが、皆さんにこれを紹介します。
これは5万分の1の地図です。
この上に・・・・(聞き取れず)で見えませんが、最近は山に登られる方も2万5千分の1ですから、私は現役時代5万分の1ですからなじみがあるんですが、この3つのポイントが韓国、アメリカ、それからCTBTが確認した震源地です。
その中央に萬搭山と言う、2205メートルの山です。
皆さん衛星写真で見られたと思いますが、その場所というのがここです。

竪穴だ横穴だと言う議論がありましたが基本的に横穴で、先ほど安明進さんが言われましたが、ここからまた別の穴が伸びているはずで、とにかくこの直径は5キロ。
そこまでは絞り込まれていますがそれ以上は今のところはピンポイント出来ていないのと、実は今日アメリカからも情報で、先ほど0・5キロトン。
これは新聞報道ですが、聞くところによるとアメリカは0・55キロトンと分析しているそうです。
と同時に横穴を水平に掘って、あの衛星写真が写された場所は標高1200です。
1200で、萬搭山が2200です。

ですから単純言えば1000メーターあの中で爆発した。
水平坑道がL字型になっている。
つまりここで爆発したらこの坑道に爆風が出るわけですね。
しかしこちらには出ない。
もちろん塞ぐんですが、塞いでも吹っ飛びます。
そういう形でL字型になっているんですが、いうことだそうです。

あと最後についでながらというか、失礼ながらいました話は、最初の方に言った話は来週のSAPIOに書いてあります。
それには今の話が詳しく載っているので興味のある方はすみません。

★司会 平田隆太郎氏

恵谷さん、どうもありがとうございました。   

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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東京連続集会22-(5)

核実験の暴挙・どうする救出運動 緊急集会(東京連続集会22)
06.10.19 友愛会館にて

『横田滋 家族会代表のお話』

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皆さんこんばんは。(「こんばんは」の声)
前回、特に変わった事はありませんでしたが、「核実験を行います」と声明を出しまして、そしてその声明を中山補佐官が・・・(聞き取れず)をしました。
そして閣議で政府の制裁や安保理決議に拉致問題という事も入れて欲しいと・・・(聞き取れず)しました。
中山補佐官は、今回は制裁決議を満場一致で通すという事が目的なので入るかどうか分からないけど、努力しますと言うお話がありまして。
そして翌日塩崎官房長官から自宅に電話がありまして、昨日国連の大島大使に拉致という事も入れるようにと連絡しましたという事を伺いました。

そして今日この資料として配られましたものの中は・・・(聞き取れず)にありますけど、人道に対する国際社会の実現という形で拉致問題が織り込まれましたが、非常に政府の対応が迅速であって且つ国連の方でも素早くそれだけの決議がされたという事は、政府が如何に努力しているかの表れで、我々としてはありがたく思っております。

それからもう一枚のA版の方ですが、これは10月5日に東商ホールで関係試写会が行われまして。
そしてこの下の方に書いてありますけど11月25日に、GAGAの劇場とか109シネマズMM横浜とか109シネマズ川崎、新しくラゾーナと言うところが出来ましたんですが、ここの5階で公開されます。
・・・(聞き取れず)でも・・・(聞き取れず)でやるといっていますが、全国的に順次公開していくことが決まっております。
それから更にはこの前に11月の初旬には、例えば拉致議連だとか拉致された・・・(聞き取れず)等で試写会が開かれることになっております。

川崎では写真展が11月14日から開かれますがそれは駅の東口ですが、西口では2回同じ日に試写会が開かれることになっております。
それから先般も、横浜の瀬谷の集会に行ったんですね。
そこの公民館で集会が開かれましたけど、こういったものを公民会なんかで借り出して救う会で上映できないものだろうか?と言う質問がありましたんですが、それはGAGAの方に聞いてみましたらロードショー期間中というはそういったものに貸し出すことは出来ないという事で。
一般の劇場と同じ料金を取らなければ貸し出しはしないという事で、それは時期が過ぎると、だんだん安くなっていくという事を言っておりました。
各地でそういう上映の問い合わせが来ているという事で、また大勢の方が見てくださって、日本とはまた違った感覚で作った映画なので。

元々これは日本で公開する予定のなかった映画です。
日本人は皆拉致の事を知っているから、日本でやっても誰も興味を示さないだろうと思ったんですが、アメリカでの映画祭でずいぶんたくさん賞を取ったことから逆に争奪戦のような形になって、このGAGAと言う配給会社が権利を獲得したわけなんです。
それにアメリカでも試写会を、大使館か何かが後援か主催でそれでアメリカでも試写会をするという事になっております。
これによって、日本の人とは感覚は違いますけど、拉致の問題についてもまた新たな認識が広がるんじゃないかと期待しております。(拍手)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※参考リンク

アブダクション=『めぐみ 引き裂かれた家族の30年』全国上映館リスト
   

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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東京連続集会22-(6)

   核実験の暴挙・どうする救出運動 緊急集会(東京連続集会22)
06.10.19 友愛会館にて

『横田早紀江さんのお話』

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皆さんこんばんは。(「こんばんは」の声)
本当に長い間ご支援いただきましてありがとうございます。

皆様のご支援の中で、なんとか今日まで健康を持ちこたえながら活動を続けておりまして、おかげさまで本当に今回安倍総理が組閣で本当に拉致問題に対して熱心な方々が組み込まれてくださって。
ようやく私たちが望んでいた展開に、はっきりとした具体的な形で表してくださるようになって。
本当に私たちはいよいよ、西岡先生がいつも仰っていたように嵐の前の静けさという事を仰っていましたけど、本当にいよいよ嵐が吹いてきたなと言う状況になってきたんですが。

私たち家族会にとっては子供たちの命を預けているわけで、人質の人たちが向こうにいるわけですから、本当にこういう大変な状況の中でどんなふうになっていくのかな?と不安感を持っております。
本当に何とか無事に助け出されて欲しいと願っています。
結果は・・・(聞き取れず)皆様に頑張っていただいて私も頑張って来たのですから、本当に日本中が喜んで良かったって言えるような結果が出て欲しいと。
全部が全部、皆が生存しているか、どれだけの人がいるか、本当に分かりませんけど。
ある程度の覚悟はしながら、必ず少しでも元気な姿で帰ってきて欲しいと思っていますので、これは祈るしかないと、私はいつも一生懸命お祈りしているんですが。

なんとかこんなに分からなかった事がこんなにはっきりとした事に、少しずつですけど現れて。
めぐみの事だけでも死亡したと言われながら孫がいたり、夫だと言う人が北朝鮮の人だと言われていながら韓国人の被害者だったという事もはっきりと現れてきて、一つ一つの事が明らかにされてきたと言う事。

そして今いろんな事が、核の問題を通して北朝鮮と言う国が本当に恐ろしい。
本当にああいう国がある事が大変なんだという事が世界中が心から思うようになって、今どうしたらいいのかという事で考えてくださる。
本当に良いように、何とかあちらの心が変わってくれないか?と、それだけを願っています。
どうぞよろしくお願い致します。(拍手)   

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東京連続集会22-(7)

   核実験の暴挙・どうする救出運動 緊急集会(東京連続集会22)
06.10.19 友愛会館にて

『増元照明 家族会事務局長のお話』

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今、恵谷さんが核実験が失敗だったと仰って非常に心強く思いました。
あの、キチ、これは放送禁止用語で、精神異常の金正日がやはり核を持つのは非常に危険なことだと思いますので、失敗したことでまだ少し未来があるのかな?と思いました。

実は私、強硬な家族会の事務局長としては本当ならレジュームチェンジを言わなきゃいけないんですけど、それを言うと今まで反発が多いので余り言ってこなかったんです。
でも昨日ちょっと鹿児島でついつい、取材を受けていましてレジュームチェンジまで言ってしまった。
それが新聞に載ってしまいました。
ちょっと拙いかな?と思っているんですけども。
そこまでやらなきゃ、最後の特定失踪者の拉致被害者を取り戻すことは出来ないというのは私たちの共通認識です。

さらに北朝鮮問題の難民救援基金、守る会、皆さんの共通認識としてあの金正日政権があってはならないというのは共通認識なんです。
それを言うと本当にまだコンセンサスが得られないので、ここにいる方はほとんど皆さんお分かりだと思いますけど、その為には絶対に毅然とした姿勢で制裁を課していかなければならない。
そこで私たちが怯えていたら決してすべての拉致被害者の救出は出来ない、という事をこれから私たちは日本各地で皆さんにお願いするしかないんですけども。
安倍さんのやっている事を支持していただきたいという事をこれからも講演で言っていきたいと思います。

昨日の取材の中で私もちょっと不安になったんですけど、後ほど質疑応答されるでしょうけども、軍部の暴発と言うのが有り得るのか有り得ないのか?
金正日が自分の命が惜しいですから中々戦争に踏み切るという事は無いと私は思うんですが、ただ軍部が追い込まれて暴発する可能性と言うのは有るのか無いのか?と言うのを後ほどお教え願いたいと思っています。

とりあえず秒読み段階まで入ったと言うので期待をしながら、出来れば今年の冬を迎える前に解決してもらいたいと思っています。
ありがとうございました。(拍手)

すみません、29日からですね。
国連に行きまして、今国連決議では代表が先ほど仰ったように、国際的な人道の懸案でしたっけ?でしたね。
そういう文言で入っているんですが、拉致と言うこのハッキリした言葉で制裁決議をして頂きたいという、その要請に行って参ります。
実は1441号と言うイラクの経済決議のときも、クェート人拉致が入っていたように、それだったら日本人拉致それから12カ国に及ぶ拉致被害者が広がっているわけですから、日本人拉致だけではなくて世界中の問題であるという事を認識して頂くためにも、もう一度中国人とそれからタイ人とそれからマレーシア人それからレバノン、いろんな方たちが拉致されている事を国連大使たちに訴えて、北朝鮮による外国人拉致と言う文言をはっきり入れていただきたいというふうに思っています。

そうすれば核やミサイルが解決しても拉致の問題が残っている限り制裁決議は生きているわけですから、そこまでやはり私たちはやっていかなければならないと考えていますので、西岡さんたちと一週間ほど、ハードスケジュールになるかまだ分かりませんけども行って参ります。
よろしくお願いします。(拍手)

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東京連続集会22-(8)

   核実験の暴挙・どうする救出運動 緊急集会(東京連続集会22)
06.10.19 友愛会館にて

『本間勝さん(田口八重子さんの兄)のお話』

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皆さんこんばんは(「こんばんは」の声)
田口八重子の兄で本間勝と申します。

今の話の中でですね。
金正日が暴発するのかしないのかと言う問題が問われているんですけども、ただ国会の中でも自民党の内部でさえ暴発を招くから余り刺激するなとか、そのような声は出始めていますよね。
我々はそんな暴発なんか恐れていたら、この問題解決なんか出来ないんです。(拍手)
我々の家族が北朝鮮にいて本当に命は無事なのか?
もう心配しています、これ正直。

だけど、誰かはきっとね。
守ってくれる人がいるはずです。
全部北朝鮮の人民が悪いわけではないと思うんですよ。
本当に悪いのは金正日なんです。
あの人さえいなくなれば体制はね、変わるんです。(拍手)

もう本当にね。
この核問題が起きてね。
本当にこの拉致問題も一歩前進したとさえ私は思っています。
そこまで追い詰められたんだと、追い詰めなければあの国は何もしないんだと思っています。
引き続き、また支援をよろしくお願いします。(拍手)

それからちょっとお知らせなんですけど、我々川口で八重子の問題なんかも含めて特定失踪者の人たちが川口では8人もいるんですよね。
その問題でもって11月の19日に埼玉会館の小ホール、これはJRの浦和駅の西口にあるんですけども、「拉致問題を考える埼玉県民の集い」ということで、横田お父さん、めぐみさんのお父さんと我々の兄貴・飯塚繁雄、それと佐藤克己救う会の会長が来られて講話をしていただきます。
なにしろ会場が500人程度の狭いところなので、入れるか入れないかって言うくらいのところなんですけど、本当にそれを心配するくらいの人が来てくれればありがたいんですけど、ひとつこういう会もやりますので皆さんよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。(拍手)
   

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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東京連続集会22-(9)

   核実験の暴挙・どうする救出運動 緊急集会(東京連続集会22)
06.10.19 友愛会館にて

『北朝鮮情勢について その5(話し手:西岡力氏・恵谷治氏)』

★西岡力氏

今家族の方からですね。
同じような話があったんですが、これまではですね。
全員生存しているとその前提で交渉して欲しいと政府に言ってきたんですが、それはハッキリとかかってるんですね。
今後の是非政府にお願いしたい事は安全を確保したい。
全員救出と言うのはもちろんですが、今一番急がれる事は今生きている人の安全を確保するために出来る限りの手段を全部取って欲しい。
いう事を続けてお願いしていきたいと思っています。

どこにいるのか?と言う情報を取ることも大変大切なことですけども、それと同時に今ここまで我慢してもらって耐えて待ってている人たちが、混乱の中で怪我をしたりとか病気になっている人たちもいるかもしれないし、その中で治療が止まってしまったりという事が起きないように何が出来るのか?
是非、政府は体制を一新しまして総理が本部長ですから。
全閣僚が入っている対策本部が出来て、官房長官が議長で担当大臣で、私たちが一番安心している中山恭子さんがもう一度補佐官になって事務局長になってと言う、これ以上ない布陣であるとは思いますが、しかしだからと言って今直接北朝鮮にパイプがあるわけでは無いしラインがあって、今どこにいるか守ってくださいと言えるわけでは無いので。
是非情報室も出来まして、政策企画室も出来ていろんな事を考えていただける体制が出来ているので信頼をしているんですが、是非急いでですね。
安全を確保するために何が出来るのかと言う事を考えていただいて、この間中山補佐官にお会いしたときもお話をしました。

そしてその中でこれは増元さんが安倍総理に直接お話をしたりしたことですが、北朝鮮の内部に対する働きかけをして欲しいと。
短波放送を使うとかあるいはビラを入れるとか、口コミで脱北者から北の内部に情報を内部に入れるとか、あるいは日本の外交官が北朝鮮の人間にどこでもパーティとかで会ったらそういう事を言うとかですね。
いろんな形で日本の政府はすべての被害者を今生存を前提に救出活動に臨んでいると。
今生きている人たちに危害を加えたら絶対に日本国は許さないと。
その責任者を最後まで探し出して法の処罰を与える。
いう事をですね、繰り返し北朝鮮の内部に向けてメッセージを出して欲しいと。(拍手)
そして一方で守ってくれたり助けてくれたり、あるいは貴重な情報を提供してくれれば、政権が倒れた後や倒れる前に逃げ出してきたときに日本は褒賞すると。
傷つけたら許さないと、しかし守ってくれたり情報を出してくれたり助け出してくれたらお礼をするという事をですね。
北の内部に繰り返し繰り返し伝えて欲しいと。

米軍がベトナム戦争をしていたときにジョン・マケインさんと言う上院議員が捕虜になりました。
彼は5年捕まっていたんですね。
それ以外にも米軍の捕虜がたくさんいたんですが、例えば水の入っているプールに入れて、寝てしまうと溺れると言うようなところで寝ることも出来ないと言うようなところに入れられると言う待遇を受けていたとき、その中でアメリカは制空権を持っていましたからビラを撒いたんです。
「米軍は捕虜の米兵を捜している、最後まで捜している」
それを何らかの方法で見る事の出来た捕虜は、あるいは口コミでそういうビラが撒かれたと聞くことの出来た米兵は、「自殺しようかもう死んでしまおうかと思ったときに、頑張ろうと思えたんだ」という話をジョン・マケイン議員が、捕虜になった人たちがしている話を聞きました。

もちろん被害者に直接伝える。
荒木代表の特定失踪者問題調査会は「しおかぜ」と言う短波ラジオをやっていまして、そしてここでも来て貰いましたけども韓国にいる脱北者で金聖ミンさんたちがやっている自由北朝鮮放送では、私が毎週10分時間を持っていまして朝鮮語で今のような話をしているんですが、民間でちょぼちょぼやっているような状況なのか?と。
本当に、つまりやっていますと言う自己満足のためにやるんではなくて、本当に北の内部にどんどんどんどん伝わるような事を考えていただきたいという事をお願いしていまして。
で、相手のあることですからやったらばやる事に対してまた妨害電波が出たりしますので、余り具体的な事を表立って言わない方が良いことも有りますけども、それ以上手段や方法については言いませんが。
一部法務大臣の発言とかいろいろなことが有りましたけど、是非できる限りの事を政府として関係機関も考えていただきたい。

その第一の目標は安全の確保だ。
そして安全を確保していて最後に金正日政権が倒れる、あるいは倒れる直前に拉致問題で何か大きな譲歩をせざるを得なくなる。
自分の身の安全のために来る事が出来るかもしれない。
その時に本当の交渉が起きるかもしれないし、倒れた後誰が助けに行くのか?
倒れた後の政権に誰が一番早く話をして、倒れた後の政権が被害者を守るかどうかは、倒れた後に政権を取る候補の人たちに出来るだけ日本が本気であると。
国際社会が核とミサイルを差し出せば納得するかもしれないけれども、そうでは無いんだと。
実は国連の制裁決議に拉致問題が書き込まれていて、金正日政権が倒れた後核とミサイルが解決しても国際援助は来ないんだと。
めぐみさんたちが今生きているのが混乱の中で死んでしまったらば、日本は怒ってODAを絶対出さないと。

100人とか200人とかいう人を確保するのは、クーデターを起こす人たちにはそんなに難しいことではないと思いますが、優先順位が低いと思うんです。
しかしこれは何兆円と言うお金になると彼らが思っていれば、彼らはこれが解決しない限り国際制裁は解けないんだと思っていれば最優先で安全を確保するし、責任はすべて金正日のせいにすれば良い訳です。
その優先順位を上げるためにも、こちらが本気なんだと言う情報を内部に入れなければならない。
安全を確保して取り戻すためにも常に情報を我々が発信するという事。
荒木さんのところもなけなしのお金を無理して始めて、私も月一回韓国に行くって結構大変なことなんですが、普通の職場を持っていますから、是非出来る限りの事はやろうと思ってやってきたんですが、是非政府にも関係機関にも出来る事があるんであればやっていただきたいと。(拍手)

家族の人たちは今くたくたで活動されてますけども、早紀江さんがどこかで仰っていたのを聞きましたけど、出来る事をやらなかったと後悔したくない。
くたくたでも朝起きて出掛けるのは、今日出掛けなくて家で休んでいたら出来る事をやらなかったのではないか?と言うふうに思っていらっしゃるというのが、家族の率直な気持ちでそして安全の事を一番心配されていると思うんですが、その気持ちを安倍総理は分かってくださると思うんですが、ぜひ出来る事はやらなくて後悔するようなことだけにはならないで欲しい。
強くこの事を、先ほどの恵谷さんのお話を聞きながら考えましたし、もういよいよ嵐が来たわけですからその中で考えなくちゃいけない安全確保。
そして全員取り戻すためにそういう事を要求していきたいと思います。(拍手)

★司会 平田隆太郎氏

ありがとうございました。
・・・・・・・・(聞き取れず)質疑応答に行きたいと思うんですが、先ほど軍の暴発というご質問がありましたが、恵谷さん。

★恵谷治氏

暴発というのには、金正日の暴発と軍の暴発がありますが、まず軍の暴発と言うのは先ほど安明進さんも言われましたが、これは有り得ません。
金正日のサインがないと動けませんし、ミサイル発射も軍の暴発だったとか報道がありますが、これは北朝鮮の実態を知らない人の言葉です。

一方金正日の暴発については、これは先ほど安明進さんもあれなんですが。
いずれにしろですね。
現状・現在、これから来年再来年、それまでは持ち堪えないと思いますが、いずれにせよ現状では金正日が暴発仮にしたとして、日本に影響がある事はノドンが何発か飛んでくる。
ノドンと言うのは、私は西岡先生とは意見が違いまして、核弾頭は積んでいない。
ですからこれは通常1トン(爆弾)が降ってくる。
もちろん突然降りますから人的被害の可能性がありますから、心理的には大きな影響がありますが、先ほど皆さん言われたようにそういう事を恐れる必要は無い。

具体的に言いますと、1トンの弾道ミサイルと言うのはナチスドイツがロンドンに何千発も撃ちました。
その統計から見ますと一発につき死者5人・負傷者10人。
もちろんその中でも最大の死者は120人で、平均値で言うとそういう。
人口密度の濃いところに落ちればそういう事であって被害はその程度です。

ですから、ありうるとすればそれだけで、よく言われる南進があるとか冷戦思考で言われますが、もうソウルは金正日のものでありましてですね。
ソウルをわざわざ壊してまで手に入れる必要は(無い)。
無血入城が出来るわけですから、出来る現状になっていますから、そういう意味では暴発は無いと私は思います。

★西岡力氏

あとこれは安倍さんが官房長官だったときかな?
幹事長だったとき、国民大集会で言っていた事ですけどね。
ノドン一発撃ったらですね、彼が死ぬんです。
アメリカは5030計画の中でも、ステルス戦闘爆撃機を北朝鮮上空に入れて演習をしていますので。
ただ、アメリカは先制攻撃をしませんから。
しかし彼がどこにいてどういうふうに逃げるか?といろんな情報を取っていますし、死ななくてもフセイン大統領のような穴倉暮らしをずっと続けると。
贅沢なもの何も食べられなくて穴倉で暮らすことを覚悟しない限り。

一発(撃ったら)ミサイルと言うのはどこから撃ったかすぐ分かるんです。
北から来たと分かる。
と、もうアメリカは自衛権を発動するという事です。
命令者は金正日ですから、彼は命が無くなると。
彼は自分のいない地球は困ると言っています。
自分がいなくなる。(小さな笑い声)
先に彼が撃つという事はありえない。
それはもうハッキリしているので。

なぜ拉致をしたのか?と言うのも、テロをすると報復されるんですね。
だから自分がテロをしながら、日本人を拉致して日本人のせいにするために、わざわざこんな複雑な手続きをして大韓航空機を爆破したんです。
自分の工作員にさせればいいわけです、相手を嫌な気持ちにさせるのなら。
それを報復されて自分が殺されるのは嫌だ。
そして日本は拉致をしても報復してこないと思ったからされたんです。
当時の日本は。
実際しなかったわけです。

彼が臆病なのは明らかですから、自分がトロを食えなくなる。
ミサイル発射のときも制裁をしたら、先制攻撃も何も出来ないんです。
万景峰号が入って来れなくなっても何もしていないんです。
今回も日本が独自制裁をしても何もしていないんです。
次言うとすれば、「撃つぞ!」と口で言うくらい。(笑い声)
しかし、今回撃つぞと言っても乗せるものがトマトがべちゃっとなっちゃって、失敗したわけですよ。
怖いものは何もない。
怖くないんだと、制裁をかけた後怖くないんだと我々思えばいい。

そういう点で完全に彼は追い込まれていて、暴発論と言うのは逆に「暴発するぞ!」という事を日本の世論に言わせようとしているんです。
嫌な気持ちにさせることはできると思いますが、それは日本の中に工作員が100人くらい入っていて、何かテロをすると言う危険性はゼロでは無いですが、それもそれをやってしまえば一回使ってしまえばおしまいですから。

彼が日本の中に入っている工作員を使うときは、自分が殺される直前に、自分を爆撃に行くアメリカの爆撃機が行かないように滑走路に爆弾を仕掛ける。
自分の命を守るために使うか、朝鮮戦争で自分が勝ちそうになってソウルを取れそうになったとき以外に全員を使うことはありえない。
嫌な気持ちにさせるために、どこか煙が出たとか言うかもしれませんが、そういう事で野良犬と言うのはキャンキャン吠えますが怖くは無いという事です。
今まで彼らは実際に自分の身を危険にさらしてまで何かテロをしたことは無い。
逆にこちらが強く出たらいつも譲歩している。

金日成が謝ったのは「ポプラの木事件(※1)」と言う事件が1976年にあって、アメリカの米兵を殺したわけですけども、アメリカは戦争を覚悟して空母を送ったわけです。
そしたら彼らは謝った。
94年の第一次核危機のときも、アメリカは大変な被害が出ると言われても米兵を増強して戦争を覚悟したら向こうが折れてきた。
ギリギリまでは行きますけどギリギリ以上の事は出来なかったと言うのが今までの経験ですし、これからもそうだと。

特に今回はギリギリでやろうとした核もミサイルも失敗したと。
いよいよ怖くなくなって来ちゃった。
張子の虎が分かってきたという事を暴発だと言う人たちには言うべきだと思います。

・・・その6に続く・・・

※1ポプラ事件について    (★Wikipediaより)

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東京連続集会22(10)

   核実験の暴挙・どうする救出運動 緊急集会(東京連続集会22)
06.10.19 友愛会館にて

『北朝鮮情勢について その6(話し手:恵谷治氏・安明進氏)』

★恵谷治氏

今言われたようにですね。
暴発あるいは核の恐怖、あるいはノドンが降ってくる。
それはべつに工作員の教育を受けて普通に週刊誌等に書いている訳じゃないんですが、これこそが最高の工作なんですね。
勝手に思わせる。
何度もテレビでも、呼ばれてそういう事を言うんですが、当然そこはカットされる。(笑い声)
それプラス、「仮に東京に核が降ったらどういう被害がありますか?」と言うからしゃべったら、そこだけは使われてあれなんですが。

とにかく、まず暴発はありません。
核も降って来ません。
ノドンも飛んで来ません。

だけどもちろん先ほど相手は放送禁止用語とあれですが、私は正しい日本語を、相手は「狂人」ですから(笑い声)何が起こるかわからない。
それは一方でちゃんとする必要はあるんですが、とにかくまず北のそういう軍事的脅威は無いと。
あるいはあるあると騒がれて出るのはですね。
金正日はテレビを見て、これで良いんだと高笑いをしていると思います。
ですから少なくともここにいらっしゃる皆さんは、暴発とかそういうのはありえないと、根拠があるんです。
今言ってきましたように。
それだけを頭に入れてどなたかと話をするときもしていただければと思います。

★西岡力氏

安さんが一言言いたいそうですけど。

★安明進氏(通訳:西岡力氏)

金正日が判断を誤るような、そのような機会を国際社会は与えてはならないという事です。
今、北の中ではタカ派とハト派がいると、強硬派とソフト派がいるというような解説こそが金正日が判断ミスを犯させる契機になってしまう。
強硬派がいるということになれば、金正日がすべての悪辣な犯罪を犯した責任者であるにも関わらず、自分は責任を取らずに済むと彼は誤解をしてしまう。

ここにマスコミの方もいらっしゃいますけど、北の中では意見が分かれていて、金正日と関係のあることで何か行動が起こるというような報道は是非しないで欲しい。
すべて北朝鮮で悪い事が起これば金正日の責任であって、責任は追及されるというふうに彼に思わせるような報道をすれば彼は何も出来なくなる。
自分に責任の追及が来るんだと思わせなければならない。
金正日が一番悪い奴で、北がやっている悪い事はすべて金正日の責任だと言ういう事を忘れないでいただきたい。(拍手)

★司会 平田隆太郎氏

長くなりますからここで。
外へは暴発はしないという事で、内に向かってはあるかもしれませんね。
特に金正日に向かってこれはありえますよね?(笑い声)

★西岡力氏

5030というのはそういう事を誘導しようとしてやっている。

★恵谷治氏

ですからもっと言いますと、これまでですね。
クーデターと言うのは私の計算では、大体3年に1度くらい合議があり事件が発覚し首謀者が処刑。
これは過去に何度もあります。
その原因と言うかクーデターが出来ないのは、人民軍内部には3つの密通ライン。
いわば秘密警察あるいは軍の保衛部、あるいは党、その報告が上がるとそこに矛盾があればすぐ追及される。
というふうにきちっと情報管理、あるいは密告制度。
それが機能しているからこれまではクーデターはすべて発覚したんです。
ですから今後はですね。
そのラインが崩れるようになれば軍の・・・(聞き取れず)を作りますから、いわゆるクーデターのような動きはそれは当然これから有るかもしれない。

実は95年の大飢饉のとき配給がガタガタに、その前から配給制度は機能しなくなっていたんですけども、あれでガタガタになって結果的にご存知の通り300万人が餓死した。
そのときには当然末端のいわば密告者も、あるいは彼らをコントロールする人間にも、食料が無くなっていく。
そうするとこんな仕事はやっていられない。
で当然今まで自分が監視していたあるいは密告していたんですが、当然自分がやられるかも分からんといって逃げる。
そういう約束があるから、あるいはそういう物質的に人々に・・・・(聞き取れず)。
そういう仕事をしていたんですから。

あの飢饉のときに見事にそういうラインに届かなくなって監視体制が緩んでいたところに、100万トンの米が行きました。
それでそのラインにすべて行渡って、密告制度・監視体制と言うのが倒れ掛かったのが立ち直ったんですね。
あのときに米を出してなければですね。
完全に崩壊、崩壊まで行かないんですが、大変なことになっていたでしょう。
で、同じような状況が今後そういう事に出てくる。
となれば暴発は平壌に、金正日に向くという事は十分に考えられます。

と、もう一点ですからとにかくマスコミ、テレビ雑誌、新聞はさほどではありませんが、とにかく暴発あるいは核の恐怖・ノドンの飛来というふうに書いている方仰っている方の8割は聞かないようにする。(笑い声、拍手)

★司会 平田隆太郎氏

お一人かお二人質問がありましたら時間をとりますが。
はいどうぞ。

★質問者1

恵谷さん、産経新聞のですね。
4面か5面に、トンネル作ったわけですよね、核実験の。
そのトンネルを作りに行った人は全部生還していないと言う情報が出ておったんですけども、その辺どうなっているんですか?
分かりますか?

★恵谷治氏

私もその話は聞いたんですが、当然十分にありうる。
もっと言いますと、ある意味先ほどいった萬搭山という場所が収容所と考えていた人間がいるくらい。
つまりそこで穴を掘らされて、そうすると単純に掘っている人は別ですが、ある程度の設計その他構造が分かる人は消されていると言う可能性もある。

もうひとつ先ほど後の方で言いましたが、暴発、私は暴発なんかないからという事を言っても、それはニュースに映像にならないんです。
つまり暴発があるといえば放映される・活字になる。(笑い声)
しかし暴発が無いって言ったって別にニュースじゃないですから、暴発がないと言うヘッドラインは無いんですね。
暴発がある・核は怖いんだと言うんでヘッドラインになるんであって、そこらへんが全く、それで皆さん勘違いをして何度もそういう設けるんですが、無いんです。

★司会 平田隆太郎氏

(※音声が全体的に不明瞭のため、テキスト化を断念。内容は閉めの挨拶です)

・・・集会終了・・・   

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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2006年10月12日 (木)

東京連続集会(9)西岡力氏-4

   『西岡力 救う会副会長の講演 その4』

あるいは去年10月、警視庁がですね。
西新井病院を手入れをしまして、藤田進さんの拉致に関する犯人が捕まるんじゃないか?と言う報道が一部あったんですが、実はあの時は西新井病院はほとんど捜索されなくて、在日朝鮮科学技術協会の事務所が家宅捜索されたわけなんですね。
あの事件の法的根拠は薬事法違反で、在日朝鮮科学技術協会、略称は科協ですが、科協の副会長の一人が科協の仕事じゃなくて自分の個人でやっている仕事で、インターネットを使って朝鮮人参を売っていた。
その宣伝文句に「万病に効く」とか書いてあって、きちんと認可をとってないのに万病に効くと書いたから薬事法違反だと。
そして、その人が副会長だから科協の事務所へ行って、コンピュータその物まで持ってきた。
そして捜査をしてみたらば、コンピュータの中から陸上自衛隊がミサイルの起動を計算するときに使うソフトが出て来た。
これ報道されている部分だけです。

93年4年の、先ほど京都の書類一枚出ていないと言って朝鮮総連の京都本部でフロッピーまで持っていったと言いましたけど、今日本の警察は朝鮮総連に対して大体それと同じようなレベルでの法の執行をやっていると、私は見ています。
アメリカと足並みを揃えて今まで余りにも不明朗だった特権的な対応をしていたところを戻す。
逆に不明朗だった分があるので、やれる事がマイナスをゼロにするのでやれる事は多いです。
朝鮮総連の土地建物の競売がどんどん進んでいます。
この600億の裁判で彼らが負ければ全国の財産が全部競売されると言う事も有り得る、言う事を日本政府がやっています。
そういうことをやる法執行班というのが拉致問題特命チームの下に出来た。
今もそれは動いています。

そしてもう一つが情報分析会議と言うものです。
警察や公安調査庁や海上保安庁や外務省の情報の専門の幹部がそこに入って、拉致問題に関わる情報を集中的に収集分析するという作業をして。
今年のちょっと時期は忘れちゃったんですけど、2月だったかな?
産経新聞が藤田進さんが失踪した直前に、海上自衛隊の対潜哨戒機が日本海に北朝鮮の工作船が来ていた事を写真に撮っている、言う報道をしました。
あれは偵察情報なんですね。
警察は自衛隊の写真を見る事は・・・(聞き取れず)過去に遡って、30年位前の。
と言う事が今安倍さんになってからやれる。

去年の12月から、1月でしたっけね?
蓮池さんや地村さんが自分を拉致した犯人のことを話したという報道がありましたよね?
安倍さんになってから警察にかなりの話をし始めたというように聞いています。
北朝鮮と勝負をしたければ、自分が守るから何か情報を出してくれというように安倍さんが話をして話し始めたと、どこかの新聞が書いてますね。
警察庁も今年は拉致問題で勝負をかけるというように、長官が言ってるんですね。
漆間長官と安倍新総理は大変関係が良いんです。
2002年の最初の訪朝のとき漆間長官は警備局長で安倍さんは副長官で、そういう情報の分析を一緒にやっていましたから、大変息は合っている。
今度首相官邸の補佐官とかあるいは副長官とかにするんじゃないか?という話も出ています。

と言う事を実際やって来ているわけで、安倍さんは確か2年位前にですね。
神奈川県で講演をしたときに、北朝鮮に話し合いだけで問題解決出来ると言っている人間は物事が分かっていない。
北朝鮮のやっている事は暴力団と同じだと。
麻薬を作って偽札を作って13歳の少女をさらって行っている。
このような相手に対しては圧力をかけてそして話し合いをするしかないんだと。
彼らの瀬戸際政策は放っておけばいいと、これは講演で言っています。
報道されている内容ですけどね。

時間稼ぎは許さないと。
緊張を彼らが高めてきたとしても、それでおたおたしないと。
時間が経てば経つほど真綿で首を絞めるように、あるいは狸を洞窟からいぶり出すように煙を強くする。
言う事が日本とアメリカで今、去年の9月から1年間事が進んでいて、ミサイル発射もそれに対するあがきのようです。
緊張を高めて瀬戸際まで来て「ちょっと待ってくれ、ミサイルを撃つのはもう止めてくれ」「それじゃあマカオの銀行をどうしてくれるんだ?」というふうに、緊張を高めて高めた緊張を下ろす事と、何かをバーターするのが彼らのやり方なわけです。
緊張を高めたらば余計圧力が強まると言う事を今回、日本が単独制裁をかけ、国連で非難決議が出てその非難決議に基づいて更に金融制裁をかける。
オーストラリアもかけたんです。
彼らが今核実験の準備をしていると言いますが、実験をすればまたもっと圧力がかかるんです。
言う状況が出来て、いよいよ本当に勝負のときになったんではないか?

一番心配だったのは、安倍さんが9月の昨日ですね。
官房長官辞める事は決まってたんです。
総裁選で負ければ一代議士に戻って首相官邸を出るかもしれない。
すると去年の9月からブッシュ政権と足並みをそろえていた圧力をかける路線が揺らぐかもしれないと。
それが心配だったんですが、官邸に残ってもっと偉くなった訳ですから。
ただ、安倍政権の対北朝鮮政策は去年の10月以降、アメリカと一緒に進めている圧力を強めていくと、経済制裁ですね。
そして話し合いの門戸は開いておく。
しかし話し合いをするに当たっては、彼らに実質的な譲歩をさせることです。
口先だけの譲歩ではなく、と言う体制になっていると思います。

安倍さんが北朝鮮に行くんじゃないか?とか、なにかそういう観測だとか水面下でありますけども、アメリカと足並みを揃えて核とミサイルと拉致を含む人権問題、三つの解決を求めている。
小泉総理はその中の拉致問題の、それもその一部だけを自分にやらせて欲しいと、そしてその一部だけを解決するのに経済制裁をしないと言うカードをですね。
大規模な経済協力をするというカードを切ろうとしたんです。
それは日米関係からすると裏切りですよね。
安倍さんはそういう事はしないでしょうから、最後に話し合いをするとすればブッシュ政権と緊密な連携の下に大規模に折れてきたり、あるいは94年のときも父親と息子が対立して父親が死んだんですね。
同じような事がおきて、その次の人と話し合いをするためなら行くことも有り得るかも知れませんけども、今はこちら側が何か譲歩する必要はない。

そして、時間が経てば経つほど苦しくなってくるのは彼らである。
北朝鮮はまさに時限爆弾が国内にあるわけです。
国内には人口の15%が餓死させられたんですね。
金正日によって殺されたわけですから、配給を止めて、自分はどんどん食べていたわけですから。
藤本さんの本を読めば彼らは同じ時期に何を食べていたのか?と、良く分かるわけです。
39号室資金は国庫の配給資金とは全然別だから、そういうことが出来るわけです。
だから39号室に対して制裁をしても一般の国民には何の被害も与えないんです。

と言うところまで今来ていて、日本は体制が整ったと。
官房長官に誰がなられるのか?官房副長官に誰がなられるのか?あるいは拉致担当の大臣が本当に置かれるのか?
細かい事ではいろんな事を早く知りたいと思いますけど、状況は安倍さんが去年の10月以降やってきた路線で行くだろうと。
アメリカと緊密な連携をとりながらどんどん行くという事で、そこで変数はですね。
韓国です。

中国はずるいですから、両方顔を見ながら金融制裁に協力しながら北に援助もしているわけですけども、今韓国の保守派の中で言われているのは、突然盧武鉉大統領が夜テレビに出て「明日平壌に行く」と言う事が起きるかもしれない。
「核問題で国際的に話し合いが息詰まっているから民族の中で話し合いをしよう」と金正日に言われて、「本来なら金正日が来る順番だけどそんな体面なんか関係ないから私が行く」と言う事はある。
そして口先だけの核を止めるとか凍結するとか約束を金正日がして、そして「その代わり制裁を解け」という事を国際社会に要求して、そして南北連邦制の開始を宣言すると、言う事をするかもしれない。

韓国の憲法を改正しなければ出来ない事を大統領が憲法違反をすることですから、帰ってきたらば今保守派の人たちが20万人30万人の大デモを、盧武鉉の金正日との約束無効と言うデモをしなくちゃと。
いつでも動員できる体制を取らなくちゃいけないと、準備が始まっていましたから。
南北首脳会談賛成のデモも起きるでしょうから、デモ隊とデモ隊の暴力的な衝突も有り得る。
その時に警察そして軍隊がどちらにつくか?
言う事もありうると、韓国のこの間国民大集会に来てくれた趙甲済さんなんかは言っています。

しかし、何があろうともアメリカは経済制裁で39号室資金を凍結して金正日を追い込んで、核とミサイルとそして拉致問題を解決すると言う姿勢は変わらないです。
訪米したときにですね。
ブッシュ大統領が早紀江さんに会って下さったのも大変な感激だったんですけども、クラウチ氏ですね。
ホワイトハウスにNSCと言うのがあるんですが、安倍さんも日本版NSCと言うのを作ろうとしているんですけど、安全保障の副補佐官と言う方が我々に一時間くらい会ってくださったんですね。

そこで最後にその人が言ったのは、皆さん方に約束すると。
アメリカにとって、そして日米同盟にとって北朝鮮の核問題は必ず解決しなくちゃいけない問題だと。
しかしその問題を解決するに当たって拉致問題は忘れない。
原則を守りますと、いうふうに安全保障会議の副補佐官が約束しますと言ったんです。
これは多分、準備されていた原稿だと思います。
それまではそれを言うと、家族に対して。
それで何か・・・(聞き取れず)感激して。
つまり今言ったような状況で緊張が高まったときに、アメリカは拉致問題を見捨てないと言ったんです。
忘れないと。

そして国防総省に行ったらば当時のイングランド長官が、ラムズフェルドさんが中東に出張中でしたから、長官代行として、国防総省のトップが太平洋司令官とかそういう人たちを従えて出て来てくれて、国防総省にあなた方の味方がいることを忘れないでくださいと。

アメリカには5029という作戦計画があるんですね。
5029というのは北朝鮮で天変地異が起きたりですね。
あるいはクーデターが起きたり内乱が起きたり、そして治安が維持出来なくなった場合に韓国軍とアメリカ軍が出て行って、大量破壊兵器を確保してそれがテロリストの手に渡らないようにして治安を維持するという作戦計画です。
去年の5月に出来たんですけども、盧武鉉大統領が北朝鮮が倒れることを前提とした作戦計画にサイン出来ないといって、大統領のサインが出来なくて宙に浮いている作戦計画なんですが。

つまり今アメリカがやっている事は5029自体を作ろうとして、39号室資金を止めていると言う事です。
すごく大雑把に言うと。
そのときに動くのは韓国軍と米軍なんですが、米軍の最高司令部が皆さん方の身内ですと言ってくれたんです。
と言う事も大変大きな意味があるなと。
実際に北朝鮮に米軍が入るという事は可能性としては有り得るわけです。

最後に今、一番大切なのは安倍さんも分かっているから情報収集委員会と言うのを作ったわけですけども、どこに何人いるのか?と言う事です。
今どこに幽閉されていて、日本人が後何人、分かってない人たちが何人いるのか?と言う事を、我々は正確に知らないわけです。
嵐の中で目隠しをしたまま遭難者を救出していく事にこのままではなり兼ねないです。
もちろん、政府は情報を持っているかもしれません。
情報担当者というのは嘘をついていいわけですね。
持っていても持ってないと言って良いわけです。
分からないと言っていても持っていて欲しいなと思いますけども、いよいよ決戦のそういうときが来たと思いますし、家族の人たちの体の具合も本当に限界で、もう安倍政権が出来たわけですから少しゆっくり休んで頂いても良いんじゃないかなと。

そういう点でも本当に良いタイミングで最後の時を迎えることが出来るんじゃないかなと。
親でなければ娘さんが帰ってきたら、親でなければ出来ない事がありますから、もう地方を回って訴えるという事をしなくても別の人がしても良い部分は休んで頂いてもいいんじゃないかな?と思います。
これで終ります。(拍手)

・・・集会終了・・・ 

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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東京連続集会(8) 西岡力氏-3

   『西岡力 救う会副会長の講演 その3』

アメリカは、イラクには軍事攻撃をしたわけです。
北朝鮮に対してはしていないわけですね。
イスラエルと言う同盟国があって中東は石油もあるし、アメリカはイラクそしてイランの問題を重視しているという説があります。
しかし、これは島田洋一さんに教えてもらったんですが、ブッシュ政権は発足の当初から悪の枢軸といってイラク・イラン・北朝鮮を上げていますが、対処の仕方は違うんだとハッキリ言っています。

イラクには経済制裁は効かないと、イランにも効かない。
なぜなら彼らは石油を持っているから。
石油を闇で売ることができる。
イラクは湾岸戦争以降ずっと経済制裁がかかっていたんです。
しかしそれほど効果は無かった。

しかし北朝鮮の場合は経済の土台が腐っている。
国内で物を生産する、当たり前の産業や農業の能力がどんどん落ちている。
しかし犯罪資金や総連からの吸い上げとか韓国からの賄賂とか、あるいはミサイルを売ったりしてそういう形で統治に必要な資金、大体年間10億ドルとか20億ドルとか言われているんですが、を集めている。
それがある限り逆らった人間を殺す事が出来て、ミサイルを開発し続ける事が出来て、金正日及び周辺にいる幹部たちの特権的な暮らしが維持出来ている。
人口の15%が死んでも彼らはなんとも思わないわけですが、選挙も無いので、言論の自由が無いわけだから政権交代も無いんです。

私は1997年に出した本で、北朝鮮は国家全体が政治犯収容所になってしまったんだと、書いたんですね。
収容所の中の人間が餓死しても殴り殺されても、警備兵は何のお咎めも無いわけなんです。
ただ警備兵がチェックしなくちゃいけないのは反乱だけです。
反乱と逃亡だけです。
95年以降金正日時代になって配給を止めてしまって、国民がばたばた死んでも何も手を打たなかったのは、反乱さえ抑えれば良いと言うふうに、国全体をなしたからです。

それはアメリカは最初から分かっていて、北朝鮮の経済基盤は弱いから経済制裁が効くと言っていたんです。
39号室資金を止めれば良いと言っていた。
この金融制裁は実は3年位前からプロジェクトチームが出来て、いろいろ検討していて行われたものだと言うふうに中に入っていた人が、今出て来てる人が言っています。
なにか、中国人のマフィアが偽札に関わっていて、それでアメリカの捜査機関がそのマフィアを仲間の結婚式があるから来てくれといってアメリカまで呼んで、タキシード着て来た奴をみんな捕まえてしまった。
そこで偽ドルが北朝鮮から来ていると言う様々な証拠を握ったと。
それが去年の7月くらいだったから9月まで発動しなかったんだというような、今アメリカの新聞や雑誌にその事が出て来ていますけど。

ブッシュ政権としては、これは何回もここで申し上げていますけど、任期中に北朝鮮に対して圧力を加えていますけども、結果として今のところは北朝鮮は核兵器を増やしているんです。
2003年以降北朝鮮は核の量産体制に入って、年間3発くらいずつ増やしているわけです。
今も北朝鮮の寧辺の原子炉には・・・(聞き取れず)棒と燃料棒が入って、プルトニウムが作られつつあって2年に一回抜いて、そしてそこから5~6発分くらいのプルトニウムが出来て、2年に一回で5~6発ですから一年に2~3発出来つつある。
パキスタンから導入した濃縮ウラニウムの工場は完成したかどうか分かりません。
アメリカの情報ではまだ完成していないと言っているようですけど、完全には分からない。
それが完成すればまた年間2個ずつ位は出来ると言われている。

そして今稼動しているのは5千キロワットの原子炉ですが、今5万キロワットと20万キロワットの原子炉の工事を再開したんですね。
5千キロワットで年間2~3個だったら5万キロワットだったら、単純に言えば20個30個になっちゃうわけです。
この原子炉の工事が再開されたわけです。
私理科系じゃないんで単純に10倍して良いかどうかちょっと自信が無いんですが。
・・・・・・・(聞き取れず)は間違いが無い。
ブッシュ大統領があと2年数ヶ月で任期終えたときに悪の枢軸だといって、テロ国家が核武装することは絶対に防ぐと言っていたのに、防ぐどころか増えてしまっている。
いう事では、次の選挙で民主党からどう言われるか分からない。

イラクではテロで足元を取られ北朝鮮は核を増やしているいう事に現状ではなるわけですが、だからこそアメリカは全力を尽くして北朝鮮を今追い込もうとしている。
それは海外に出た39号室資金を凍結するという事。
伝家の宝刀を抜いたといえます。
前回のときは親子対立までになり、父親がもしかしたら殺されたのかもしれないという所までになり、そして金正日もアメリカに妥協して核開発を凍結と表面上の・・・(聞き取れず)はありましたけど、凍結とまで言ったわけです。
プルトニウムの開発も中断したわけです。
ミサイルの発射なりそういうこともありましたけど。
まさに、それがここで私が嵐が来るとずっといっていた根拠です。

北朝鮮が核を増やしていてアメリカはそれを絶対に許さないと。
アメリカが圧力を強めていくと。
2002年の9月の状況も、まさに2002年の1月に悪の枢軸と名指しする状況があって、北朝鮮がパキスタンの技術で濃縮ウラニウムを作ってるのは分かってるんだぞとメッセージをブッシュ大統領から発せられたところから始まっている。
金正日が日本と韓国をアメリカから引き離さないと危ないと思った。
しかし日本は安倍さんが当時副長官で、田中局長路線でアメリカから距離をとって国交正常化に行くというあぶないところまで行ったんですけど踏みとどまった。
そして今は昨年の10月、郵政の選挙で勝った後ですね。
小泉総理は安倍さんを官房長官にしたわけです。

9月にアメリカは金融制裁を始めたと。
そして10月に山崎拓さんの派閥からは誰も使わなくて北朝鮮と裏交渉をして、まぁ5人の家族が帰ってくるときは一役買ったわけですけど、その人たちを完全に排除して安倍さんを官房長官にしたんです。
アメリカは伝家の宝刀を抜いていたわけですね。
小泉総理はおととしには「自分の任期中に国交正常化をしたい」とまで言っていたんですが、安倍さんを官房長官にしたらそんな事出来るはず無いので。
じゃあなぜ変わったのか?というのは、もちろん安倍さんを後継者にしたというのもあるんでしょうけど、大きな理由の一つはアメリカとの関係を緊密に取らないと朝鮮情勢の緊張が高まる。
朝鮮情勢の中で日米同盟が第一重要課題で、イラクに出兵したのも日米同盟を固めて朝鮮情勢に向かうためですから、いよいよそういうときが近づいてきたと小泉総理は判断したんじゃないかな?というのが私がここで前に申し上げた事ですが。

安倍さんが官房長官になって、ブッシュ大統領が39号室資金を凍結するという事をやり始めたときに、日本は何をしていたのか?ということを申し上げます。
それが安倍政権が今後北朝鮮に対してどう対応するか?ということの予告になっていると思うからです。
先ほど横田代表がご説明をして下さったとおりですが、拉致問題専門幹事会と言う組織があるんです。
内閣官房に有りまして、北朝鮮と関係する各省庁の局長クラスの人たちが入っている会議で、官房副長官が議長なんです。
安倍さんが副長官のときに出来た会議です。

それがだから、細田官房長官・杉浦副官房長官の時代におととしの12月に開かれたわけです。
偽の遺骨が出てきたり黒塗りされていた交通事故調査書が来たりして、北朝鮮から提供されたすべての証拠と証するものや情報は信じるに足らないと。
生存を前提として被害者の返還を求めるというような事を決めたわけですね。
その後専門幹事会は細田官房長官時代一回も開かれなかった。
おととしの12月に開いた後、厳しい対応を取らざるを得ないと細田さんが言いましたけど、ここでも言いましたよね?
厳しい対応をどう取るのか?という事の話し合いはしていなかったと。
我々は実現のために申し入れをしてたりしたわけですね。

もう一つは、私はこれ個人的に思って多分間違いないだろうと思うんですが、中山参与が離任したのはおととしの9月だと思うんですが。
中山参与は、参与と言うのは非常勤の職責なんですが24時間拉致問題の事を考えてくれて、職位としては24時間拉致を担当する職位がないですけれど、24時間ずっとその事を考えていて専門幹事会を開いた方がいいと思って根回しをして動いていたわけですね。
副長官は忙しいわけですね。
官房長官も忙しいですね。
いろんな課題があるわけです。

中山参与がいなくなって細田・杉浦体制になった後、偽の遺骨が出てきて、政府として当面絶対にやらなくちゃいけないことをやった後ですね。
今後どうするのか?と言うことの検討はされないで、北朝鮮の出方を見るという事でずっと放って置かれたんです。
言う事だったんじゃないかな?と思うんですが、それが北朝鮮の出方は何も変わっていないのに安倍官房長官になったら、すぐ専門幹事会の増強を図って各省庁から全部出したんです。
それから政務官を外務省の政務官と内閣官房の政務官を拉致担当として入れるんです。
山谷(えり子)先生と山中(あき子、あき=火へんに華)先生が拉致担当の政務官になったんですね。
宮内庁以外のすべての役所が入る専門幹事会になって、それを呼び名を「拉致問題特命チーム」とすると決めたわけです。
そしてひと月に多いときは2回とか3回、会議を開いている。
ポスターを作ったり、英語やいろんな国の言葉でパンフレットを作ったりする作業が突然大胆に始まるんですよね。

それだけではなくてですね。
その専門幹事会は全体の会議ですから各省庁が上げてやるという事でやるわけですけども、実質的に動くためにはプロジェクトチームみたいのが必要なんです。
その専門幹事会の下に二つのチームを作ったんです。
ひとつが「法執行班」というので、法律を執行する班です。

実は安倍さんが官房長官になった直後に、井上さんと言う今度政務担当の首相秘書官になる人がいるんですが、井上さんが事実上の責任者になって法執行班的な事をやっていたんですね。
非公式にやっていたんです。
官房長官直属でやっていたんです。
実はその井上さんは内閣拉致問題連絡調整室にいたんですね、安倍さんが官房長官になるときに。
それまでは安倍さんが副長官のときの秘書官だったんですが、調整室にいたときに実は法執行について検討していたんです。

我々は当時経済制裁法の発動と並んで、北朝鮮や朝鮮総連に対する余りにも今まで法律の適用が不適切だったと。
法適用の適正化も求めるという事も広い意味での制裁として求めていたんですね。
税金の問題やあるいは朝鮮総連の幹部で北朝鮮の国会議員を兼ねている人が自由往来できるのはおかしいじゃないかと。

その時はですね。
細田官房長官に言ったときは、これを法務省に聞いたときは法律上出来ないんだと言われたんですけど、ミサイルが飛んできたら法律が変わってもいないのに出来たんですよね。(笑い声)
法務省に聞いてもらったら法務大臣の権限で出来るんだと、何であの時出来なかったのか?と釈然としないものはありますけど。(笑い声)
そういう事をですね。
実は検討していた人を官房長官の秘書官にして、各省庁に「これとこれとこれは出来るはずだよな」と言う事はやっていたわけです。

RCCというのがあるんですね。
朝鮮総連は朝銀信用組合を持っているんですが、それがどんどん破綻していきまして公的資金が1兆4千億円も入ったんです、合計で。
公的資金が入るとですね。
その債権を債権回収機構というところが引き受けて借金取りをするわけですね。
不良債権を返せと。

そのRCCがですね。
朝鮮総連というのは任意団体なんですね。
商法上の法人格を持たないわけなんです。
だからお金を借りられないんです、総連では。
でも朝鮮総連系の個人や会社がお金を総連系の信用組合から借りているんですね。
担保は何か?というと、総連が持っている民族学校の土地や総連朝鮮出版会館と言う土地建物を担保にして、総連の信用組合から総連の人間がお金を借りて踏み倒している。
そうすると預金者保護といって公的資金が入ると、言う事が行われて来たわけです。

善意の預金者を保護するというシステムを借りている人と貸している人と担保を全部、書類は別だけど上で操って作っている人がいたんじゃないか?と。
その借りた人のところへですね。
ジャーナリストが、これはアエラと言う雑誌が一番最初にやったんですが、1億とか2億とか借りている人の家へ行ってみると6畳と4畳半くらいのところに裸電球ひとつで暮らしていて、「返すつもりなんか無いですよ」と言っていると。
書類上だけ彼が借りた事になっていて、破産してしまえば終わりです。

しかしそれに対してRCCは、2千億ぐらいをRCCが担当していて今回収作業をしているんですが、そのうち600億円について名義上は朝鮮総連と入っていないけれども、実際は朝鮮総連が借りたとみなすと言って去年の11月に朝鮮総連を相手に日本政府が民事訴訟を起こしたんです。
金を返せと。
これは法律を執行しただけです。
しかし、不明朗な金の流れがあったわけですね、今まで。

アメリカも不明朗な金の流れをやっている所にはアメリカの法律を適用しただけなんですが、先ほど法の執行と言いましたよね?
実はアメリカも金融制裁と言う言葉は政府の中でも使っていないんです。
法の執行と言っています。
安倍さんはその言葉まで足並みを揃えているんですよ。

・・・その4へ続く・・・

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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東京連続集会(7) 西岡力氏-2

   『西岡力 救う会副会長の講演 その2』

それでその亡命者の話によると、カン・ソンサンですとか金タツゲンというそういう経済官僚が計って、金日成に直訴した。
このまま行ったらば経済がめちゃくちゃになってしまう。
国庫に金が無くて39号室に行く。
それを止められるのは父親だけだ。
父親は実態を分かって、息子を呼びつけて怒鳴ったと。
死ぬ一年前くらいです。
そして経済活動を息子から取り上げて自分が直接やると。

息子を監視するために息子との後継者争いに敗れた自分の弟を、これ田舎に引っ込んでいたんですが、それをもう一回持って来たわけです。
副主席にしまして、経済は自分がやる。
息子は、「39号室資金と言うのは韓国を革命化するための資金として使っていたんです」と、必死で弁明をしている。
しかし、その亡命者の人の言葉によると時はすでに遅かったと。
息子は父親の活動や父親に入る情報をすべて管理できる体制を作っていた。

最終的に妙高山の別荘で父親は心臓病で死ぬんですが、その時心臓病の侍医はそこにいなかった。
心臓蘇生装置、海外から輸入した最新の装置があったんだそうですが、それは妙高山に持って行っていなかった。
いうことを、かなり高いクラスの今韓国で非公開になっている亡命者が言っているということを、間接的にその人から聞いた人がいると。
39号室資金をどう使うのか?ということでつまり親子の対立が起きて、金日成がもしかしたら殺されたのかもしれない。
あるいは少なくとも重病だったのを放置されていたのかもしれない。
それくらい体制の根幹に関わるものなんですね。

前回の第一次核危機の時、アメリカ政府は日本に対して朝鮮総連の送金を止めろと言って来たんです。
アメリカはそれが分かっていて、39号室の資金を止めれば北朝鮮は苦しいと。
爆撃などしなくても北朝鮮に体制の危機まで追い込むことが出来るから、その後話し合いが出来ると。
実際日本は朝鮮総連からの送金を止めるべく動いたんです。
警察はかなりの事をやってます。

一例だけ挙げますと、京都でですね。
朝鮮総連の民族学校が土地を売ったか買ったか、土地の取引をした。
京都市役所に書類が一枚出た。
いう理由で朝鮮総連の京都本部を家宅捜索して、金庫の中にあったフロッピーとか全部持っていった。
しかし書類は出ていたんです。
出ていたけれども、京都府警は全然動じず、「いや我々は何も法的に間違った事はしていない。なぜなら京都市役所が我々に書類が出ていないと言ったからです」
言って、一週間くらい持っていった物を返さなかった。

そういうふうにしてですね。
資金の流れを掴んで国税庁を使って脱税を上げて資金を止めるというプロジェクトが進行していたわけです。
93年の12月に警察庁が作った秘密・・・(聞き取れず)の文書がありますね。
それは私が書いた2002年に出した「テロ国家北朝鮮に騙されるな」と言う本の中に全文書いていますから、関心のある人は全文そちらでと思いますが、そういったことを書いていますが。

39号資金を手をつけようとしたらば親子の対立が起きて、最終的に父親が核を止めると言って核開発を凍結するいう所になったわけです。
そのときは北朝鮮は制裁は宣戦布告とみなすと言っていて、ミサイルも飛んできたわけです。
経済制裁をして39号室資金を止めても、ミサイルは飛んでくる。
今とそっくりなんです。
内部でも対立が起きると。

そのときは日本側は拉致問題を一切出していませんでしたから、そのときのテーマはあくまでも核問題。
金日成・カーター会談で核問題凍結が決められて、父親が亡くなった後も金日成がそれは守ると言ったので、39号室に対する制裁はそれで止まってしまった。
そして村山内閣は逆に北朝鮮に、北朝鮮に対して核凍結の代価として35億ドルで原子力発電所を作ってあげるという事と10億ドルを出すと約束したんです。
拉致問題が一切進展していないのに、10億ドル出すという約束が94年にされてしまったわけです。
実際5億ドルくらいは出したようです。
安倍さんは官房長官になったとき、「あれは借款で出したんだから返してもらう」と言っていましたから、ぜひ返してもらいたいと思います。(拍手)

しかし朝鮮総連の送金は今ものすごく引いています。
今はもう、往年の金額ではありません。
今度アメリカが狙ったのは日本からの送金ではなくて海外の預金、つまり北朝鮮に入っていない39号室の資金は。
海外の銀行に外貨の形で預けられている。
マカオの銀行や香港の銀行を使って、そしてスイスの銀行、ヨーロッパの銀行もたくさん使われているんですが、外貨の形で各地にある。
つまりそれを動かせなくしてしまえば良い。

その銀行は北朝鮮の銀行ではないですから、北朝鮮と付き合ったら犯罪資金を洗浄した事になる。
アメリカの金融機関は一切取引をしてくれなくなる。
世界中の銀行に預けられている39号室資金を動かすな、というんです。
動かしたらばその銀行はテロに加担したとみなして制裁をかけるぞ、ということを今言っているわけです。
北朝鮮もいろんな国に、ベトナムやモンゴルやいくつかの国に口座を移したと。
それが明らかになって、アメリカの財務省が言って止めにいったらば、ベトナムは作った後北朝鮮にいったん下ろす時間を与えて口座を廃止したようですけどね。
世界中を転々としているわけです。

今北朝鮮の貿易をする人は銀行送金出来ないから鞄にドルを詰めていく。
今年の2月と聞いているんですが、中国の瀋陽に北朝鮮から潤滑油を買いに来た。
中国に対して銀行送金が出来なかったのでドルを鞄に詰めてきた。
中国の業者が、「俺がいくら勇気があるといっても、お前の国から出てきたドルは受け取れない」(笑い声)
一枚一枚全部鑑定しなくちゃならないんです。
鑑定機は瀋陽に無いから北京から持って来なくちゃいけない。
(中国の)業者は「その費用お前の方で全部持ってくれ」と要求したんです。
潤滑油を買いに来た人はその権限を与えられていなかったので物を買えないで帰っていった。
通常の貿易についてもそういう事が今起きています。

だから金正日は中国に1月行ったんです。
中国の銀行だけでもどうにかしてくれと。
中国政府が核問題だけでも中間的な立場でアメリカと北朝鮮の間の立場を示していますけど、犯罪資金の洗浄の問題で北朝鮮を助けられない。

もう一つ、偽人民元も作ってるんです。(小さな笑い声)
それから中国にも麻薬を、中国人マフィアを通じて売ってるわけです。
中国は麻薬については厳しいですから、国家が偽札作ったり国家が麻薬を作ってることを、社会主義政権の中国もそれは認められない。
アメリカに証拠を突きつけられた場合は、それに加担していた中国の銀行が制裁されてもアメリカに文句は言えない。
中国を使って北朝鮮に圧力をかけるという意味があるわけです。

北朝鮮は先軍政治といっているんですね。
金日成が死んだ後金正日になって先軍政治で軍隊が先だと。
様々な資源がまず軍隊に送られる。
軍隊とそれから政治警察ですね。

北朝鮮の統治を支えていた柱は大きく3つありまして、一つは情報の統制と洗脳教育。
外の情報を都合の悪いものは一切入らないようにする。
ラジオもチューナ付いてない訳ですね。
スイッチしかない。
そして学校で幼稚園のときから金日成・金正日万歳しか教えない。

それから二つ目は主食の配給です。
主食は配給だと。
党が決めた職場にいない限り、配給はもらえない。
逆らったらば配給は止められる。
主食の自由販売を許していないわけです。

三つ目が逆らう人間に対する暴力です。
国家保衛部という政治警察があって、政治犯収容所がある。
人口の1%が常に収容所に入れられている。
みんな収容所に入れられたら生き地獄だと知っている。

ところが94年の金日成が死んだ後にですね。
大飢饉が起きて年間100万人が死ぬというような状況が98年くらいまで続いた。
300万人以上が死んだと。
その理由は配給が止まってしまったからです。
党に忠誠心を尽くしていた、まじめに配給を待っていた人もばたばた死んでいった。
闇をやった人だけが生きている。
闇をやったか泥棒をやった人か海外に親戚がいるか、親戚に政府高官か党の高官がいて横流ししてもらったか、そうした人しか生き残れなかった。

元々配給で国民を統制していたんですけども、配給を止めてしまった。
逆らったら配給止めるぞと言っていたんですが、逆らわなくても止めてしまったので、配給による国民の統制は利かなくなってしまった。
みんなそれぞれ自分で食べるしかないと思って闇をやるようになって、今も配給は復活していませんが食べているんです。
何とかして自分で食べる事が出来る人が生き残っているんです。

そしてもうひとつ、目の前で家族がばたばた死んでいきましたから、金正日に対する信頼と言うのは地に落ちたんです。
北朝鮮は韓国の情報を入れないようにしているんですね。
比較は時系列の比較しかさせないんです。
70年前とか60年前は地主は全部日本人だったと。
金日成が戦争をやって日本を放り出したおかげで我々は主人になったと。
アメリカが戦争を仕掛けてきたけどそれを追い出して、だんだん生活は良くなってきたと。

言ってるわけですけども、見ている前で自分の家族が死んでしまったわけで、金正日時代になったら家族が死んだ。
時系列で比較すると金日成のときは良かったけれども、金正日になったら家族が死んだ。
アメリカのせいだというけれど、アメリカの経済封鎖はずっと続いているわけで、金日成時代は人は死ななかったのに金正日になったら死んだ。
洗脳教育・情報統制、もうひとつは後は脱北者が最盛期はですね。
30万人くらい出たんです、中国に。
それで8割くらいは(北朝鮮に)帰ったんですね。
食べ物とお金を調達して家族を助けるために帰る。
そこで情報を知ってしまう。

外のことを知っている人たちが(北朝鮮に戻って)、情報が流入して来た。
中国の犬が食べているものは北朝鮮の人間が食べている物より良いと。
しかし、韓国の犬はもっといい物を食べているらしいと。(笑い声)
言うふうに思ってしまう、事実ですよね?
それを知っているわけです。
情報がどんどん入って来てしまう。

しかし一つだけ残っているのは暴力なんです。
逆らった人間は家族連座制で殺すと、あるいは家族連座制で収容所に入れて酷い目に、生き地獄の苦しみに遭わせているんです。
そういう事がまだ金正日政権は出来ると思っているから、まだ持っているんです。
国民の恐怖心がまだ維持されているんです。

95年以降実は公開処刑がどんどん増えているんです。
脱北者の話によると金正日が教育事業をやっている時代じゃないと、銃声を聞かせろと。
ひと月に一回くらい住民を集めて公開処刑をして逆らうとこうなるんだぞと見せる。
政治犯を処刑するんですか?と聞いたら、政治犯はいない事になっているから政治犯は隠れて殺すんだと。
普通の食べ物とかを盗んだ人間を公開処刑にする。
ということを95年くらいから始めたわけですが、恐怖だけによる統治と言うのは恨みを買うわけです。
やられた人たちの家族・親戚は、金正日のせいで殺されたと思うわけです。
あるいは政治警察の人間に殺されたと思っているわけです。
やればやるほど、目に見えない形での反発が増えているわけです。

韓国は同じ民族なのに豊かに暮らしていると。
同じ共産党の支配でも中国人は豊かに暮らしていると。
餓死者が出ていないと。
なんで我々だけこんな目に遭わなくちゃいけないのか?と。
金正日のためだと、思う人たちが少しずつは出て来ている。
しかしその事を言ったら殺されますから。
それも家族連座制ですから。
その暴力装置を支えているのが39号室の資金なんです。

国内の一般の工場や共同農場は動かなくなっちゃったわけです。
配給を止めてしまってますから、人々が出勤して来ても大体エネルギーも無いし資材も無いし、出勤して来て自分の工場にある道具とか何とかをくず鉄にして中国に売って食べている。
「自分の工場の物を盗むのは泥棒と言わないんだ」と脱北者に言われて(笑い声)、あぁそうか、そういう物なんだと思った事が聞いていてありましたけど。
だからもう抜け殻みたいになっちゃってるんです。

しかし39号室にはお金があって核開発・ミサイル開発、政治警察の維持、金正日の贅沢な暮らしは出来ているわけです。
一般の人たちは餓死をしていても、39号室には別のルートでお金が回っていて、国民に対しては外貨を稼げと。
砂金を採るとかマツタケを採るとかいったお金は国庫に入らないで、そっちに行く。
金大中が送ったお金もそこに行った。
しかしそれを今、止めようとしているんです。

・・・その3へ続く・・・   

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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東京連続集会(6) 西岡力氏-1

   『西岡力 救う会副会長の講演 その1』

0000955m

 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 

先ほど飯塚副会長が少し引用してくださいましたが、私がここで膠着状態ではないと去年からずっと言っていたんですね。
嵐の前の静けさで必ず嵐が来るだろうというふうに言っていましたが、昨年の9月のアメリカの発動した金融制裁が大変効いていると。
そしてもうひとつ、実は昨年の10月の末に安倍晋三さんが官房長官になった後、日本政府が余り目立たない形ではありますけども法を執行すると。
現行法規を厳しく適用すると言う形のかなり厳しい、広い意味での経済制裁をしてきて、それも効いて来ています。

それで北朝鮮側は今年になってからは1月には、突然金正日は訪中をして。
去年の12月に胡錦濤さんが訪朝をしたんですね。
首脳会談があって2ヵ月後に突然訪中をするということがあって、2月には日本との間で拉致問題を含む会談が持たれ、また金英男さんが出てきて記者会見をし、ミサイルの発射があると。
バタバタ、バタバタしているんです。
打つ手がみんな失敗していると思っていますが、とにかく現状を維持するのが辛くなっているんです。
動かざるを得なくなっているんです。

彼らの側からするとですね。
民衆政治というのは弱点になると思ってるんです。
民衆じゃなくて選挙なんです。
ブッシュこそが一番の敵だと思ってるわけですが、彼はもう次の選挙には出られない。
自分は彼が任期を終えても良いと、ブッシュが大統領府からいなくなるまで時間稼ぎをすれば新しい展開が生まれると、言うふうに思っていた事は間違いないし、一部の非公式の情報でもそういう事を言っていたようですが。
それに対して時間稼ぎを許さないと。
彼らが拉致と核とミサイルの問題で、誠実な対応を見せなければ時間が経てば経つほど苦しくする。
圧力を高めて彼らの状況が苦しくなっていくようにするという方針を、ブッシュ政権そして安倍さんが官房長官になってからの日本もとって、今それが効いてきているという状況だというふうに見ています。

ですから安倍さんが総理になってこれから何をするであろうか?というのは実は拉致問題だけに限って言うとですね。
分かっているんですよ。
去年の官房長官になってから、何をして来たのか?というのを見ればその延長線上で総理としてもやっていく事が分かるんです。

その事を説明する前にアメリカの金融制裁について少し中身を見ておきたいと思うんですが、アメリカは昨年の9月に「愛国者法」というアメリカの法律をマカオの銀行に適用したんです。
犯罪資金・テロ資金、あるいは偽札資金などの資金洗浄にマカオの銀行が、分かっていながら加担していた。
20年間くらい北朝鮮と商取引があって、分かっていながら加担していたという事で、そのマカオの銀行に事情を言わせたり弁明の機会を一切与えないで、アメリカの国内法で一方的に制裁をしたんです。
その制裁の内容は、アメリカの金融機関がそのマカオの銀行と取引を止めると言う事です。
あの銀行は、テロ資金・犯罪資金を分かっていても取り締まってないと。
そういう銀行とアメリカの銀行は取引を止めると一方的に決めたんです。

その結果どうなったか?というと、そのマカオの銀行、取り付け騒ぎが起こったんです。
アメリカの金融機関と取引が出来なければ、この銀行潰れるだろうと思って預金者が預金を下ろしに来て、それでマカオ行政府管理と言うことになって、北朝鮮の講座が約20あったんですがそれがいまだに凍結されているんです。
いうことです。
だいたい20億円くらいですかね?
余り金額はたいした事無いんですが、それよりも講座が凍結されたと言う事の方が重大でありまして、世界中の金融機関がそれを見ているんです。

実は昨年の9月にマカオのバンコ・デルタ・アジアと言う銀行に金融制裁がかかったんですが、そのバンコ・デルタ・アジアにかけたときに、・・・・・・・(聞き取れず)トリビューンという香港の経済専門の雑誌に、アメリカの財務省の人間がリークをしているんですね。
バンコ・オブ・チャイナも実は制裁の対象として我々は検討しているんだと。
バンコ・オブ・チャイナと言うのはマカオの銀行ではなくて中国の銀行です。
中国の5大銀行に入るような国営銀行ですが、日本で言うと昔の東京銀行のような外国為替に強い銀行です。
日本にも支店がいくつかあります。
その銀行とアメリカが取引を止めると。
かも知れないとリークをしたんです。

実は2000年の6月に金大中、当時の大統領ですが、平壌を訪問したときに4億5千万ドルの裏金・秘密資金を金正日に送ったわけですね。
そのうち2億ドルが中国銀行のマカオ支店にある金正日の口座に送られた。
ということを韓国の捜査当局が掴んでいるわけです。
中国銀行のマカオ支店にもアメリカがターゲットにしている金正日の個人口座があった、ということをアメリカは知っている。
当然その4億5千万ドルを送った事は不法行為ですから、韓国の裁判所で有罪になってまして当時の韓国の経済部長だとか・・・(聞き取れず)の長官は刑務所に入ったんですけど恩赦で出て来てしまった。
金大中元大統領だけは盧武鉉大統領がかばって、法治行為だから裁判には馴染まないと言って逮捕されなかったんですが、次の選挙でハンナラ党が勝てば当然金大中は逮捕されて、その問題で騒がれると私は思っています。
それでなければ韓国は民主国家とはいえないと私は思っていますが。

アメリカから見ればその2億ドルも犯罪資金だと。
韓国の法廷で有罪だとされた資金が中国銀行のマカオ支店に入っている、いうことですね。
中国銀行は慌てましてアメリカの財務省と水面下でいろいろ交渉したようです。
制裁は発動されませんでしたけれども、中国銀行のマカオ支店の北朝鮮の口座は凍結されている。
言う事をアメリカ政府の当局者がこの7月に認めました。

今アメリカの財務省の金融制裁の担当者の高官で次官とかがいるんですが、折に触れてでこう言っているんですね。
「北朝鮮の商業活動・経済活動は犯罪に関わる部分とそうでない部分を区別するのが難しい。なぜなら国家が偽札を作り、国家が麻薬を作っているからだ」と。
と言う事はですね。
逆に言うと北朝鮮と通常の経済活動をしている銀行もアメリカが一方的に制裁の対象にするかもしれませんよ?とアメリカの財務省の高官は公然と言っているんです。
犯罪資金を扱ったら制裁すると言っているんですけれども、北朝鮮は国家が犯罪をしているから、北朝鮮と付き合えば犯罪資金と付き合ったことになるのと同じだと言っているんです。

去年の12月に増元さんと私とソウルで開かれた北朝鮮の人権会議に行ったんですよね?
そこにレフコウィッツという、アメリカの議会が決めた北朝鮮人権法で任命された北朝鮮人権特使が来ていたんです。
駐韓大使とレフコウィッツが前に出てきまして、口をそろえて言うのは「北朝鮮は犯罪国家だ」
レフコウィッツさんはもっと過激でして、「国家が偽札を作っているのはナチスドイツと北朝鮮だけだ」
いうふうにテレビカメラが回っている国際会議場で、増元さんが言うんだったら分かりますけども(笑い声)、特使という人がアメリカを代表して断定したわけです。

日本からは安倍官房長官が急遽任命してくださった斎賀人権大使がいらっしゃったんですが、私が斎賀大使と挨拶しただけで何もしないで帰ってしまった。(笑い声)
ナチスドイツだって13歳の少女はさらわなかったと言って欲しかったんですけど。
つまり犯罪国家だと言う事は、国家と商取引をすると犯罪資金と取引をした事になる、言う事を言っているわけです。
そしてそうするとアメリカの国内法が適用にされる。
国連安保理事会も何も関係ないです。
一方的にアメリカがやる。

私の韓国に住んでいる知人がですね。
8月に韓国から、ワシントンにありますある北朝鮮関係のNGO団体にカンパしようと思って送金をした。
韓国の銀行を使って送金手続きが終ったら数時間後に自宅まで銀行から電話がかかってきた。
「あなたの送金先には口座名にNorth Koreaと名前が入っているけど、この講座は北朝鮮政府や個人と何か関係があるのか?」と。
「事情を聞かせて欲しい」と。
「調べがつくまで送れません」と。
多分コンピュータで自動的にNorth Koreaと出てきたら、止めろという事になっているんだと思う。
北朝鮮の人権活動をやっているNGOの口座なんですけど、North Koreaと入っているんです。
救う会も駄目かもしれないけれど(笑い声)、海外からの送金、もしかして。

つまり、韓国の今の政府はアメリカの金融制裁に賛成していないわけですね。
盧武鉉大統領は解除してくれとブッシュに今回も言ったし、前からブッシュ大統領に何回も言っている。
だから韓国政府は韓国の銀行に北に送るなと言っていないんです。
韓国の銀行でもアメリカから制裁がかかるんですよ。
アメリカは国内法で一方的にやりますから、アメリカと取引出来なかったら大変な事になりますから自粛しているわけです。
自主規制。

北朝鮮は金融制裁で送金だとか金融業務が出来なくなって困ってですね。
ケソンという韓国が投資している工場があるんですね。
そこに韓国人の企業のために韓国の銀行が出ているんですが、そこに北朝鮮の口座を作ってくれと要求して。
その銀行はアメリカが怖くて断ったんですが、今日でしたか、ニュースによると韓国政府はその銀行に「口座と作れ」と圧力をかけている。
言う事が分かっているわけですが、作れと言われても北朝鮮にわざわざ出ている銀行でも口座を作れない。
アメリカが取引を止めろということを脅している。
世界の金融秩序は今アメリカが中心に回っているわけですが、アメリカの銀行と取引が出来なくなると言う事は取り付け騒ぎが起きると言う事につながるわけです。

アメリカが狙っているのは先ほど金正日の個人資金と言いましたけど、これが実は重大な意味を持つんです。
今度10月の10日に発売される月間Voiceと言うところにその事を詳しく書いたんですが、なぜ?北朝鮮は貧乏な国なのに海外になんで口座があるんだ?ということです。
金正日のポケットマネーくらいだったら、党が食えないくらいだったらそんなにたいした事無いじゃないか。
我慢するだけだ。
いう事ですけど、そうじゃなくて海外にある資金を動かせなくなると政権の維持が大変難しくなるくらい、重大な意味を持つのが海外の口座にある資金なんです。
金正日の個人資金と言いましたけど、それを管理しているのは朝鮮労働党39号室と言うところです。
金正日の個人資金を管理する部署があるんです。

北朝鮮はですね。
国民に外貨稼ぎ事業と言うのを指導していて、マツタケとか砂金を採らせているんです。
それは政府には入らない。
国庫には入らなくて39号室に行く。
それから朝鮮総連が一時期は大変多額のお金を北朝鮮に送金していました。
いわゆるパチンコマネーとか言われていましたが、それも大部分は39号室に入っていた。
ミサイルを売った代金などもかなりの部分、39号室に入っている。

金タツゲン、キム・ダムヒョンという経済官僚が北朝鮮にいたんですが、国家計画経済委員長と言う、北朝鮮は一応社会主義で計画経済になったんですが、今は崩壊してしまっていますけども、その責任者になった人間がいるんです。
その人間と親しかった人が最近韓国に亡命したんです。
金タツゲンの話を今でも覚えているんですね。
ソ連が崩壊した後、北朝鮮経済はそれほど影響は無いと彼は言っている。
なぜなら、ソ連の経済圏に入っていなかったから。
日本との貿易も、・・・(聞き取れず)ながらもしていた。
帳簿上は大丈夫だった。

ところが国庫に入らなかった。
調べてみるとマツタケを輸出したと、マツタケの代金が入って来ていない。
調べてみると39号室の海外の口座に横流しされていて国庫に入って来ない。
物を売っても、生産した物を海外に売っても代金が39号室に行って国庫に入って来ない。
社会主義経済というのは計画経済で、国家がすべての経済を管理しているにも拘らず、収入は39号室に行ってしまって外貨が入って来ないと。

フンナムというところに肥料工場がありまして、日本の植民地時代に作ったんですが、それが施設が老朽化している。
外貨を下ろして新しい施設を入れないと、肥料が作れなくなって大飢饉が起きると金タツゲンは思って、しかし国家に金が無い。
金正日の所に行って「何とか39号室の資金を使わせてくれ」と言ったらば、労働党の組織指導部というところに呼ばれてつるし上げを食ったと。
「お前の思想が悪い」と。
「思想が良ければ肥料は出てくるんだ」とか、言われたと。(笑い声)
90年代の後半の大飢饉の一つの理由は、その肥料工場の肥料生産がすごく下がったと言う事なんですね。

・・・その2に続く・・・

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東京連続集会21(5)本間勝さん

   『本間勝さん(田口八重子さんの兄)のお話』

皆さん、こんばんは。(「こんばんは」の声)
田口八重子の兄の本間勝と申します。
本当に、安倍さんが総理になったことで政治家の中の最高の、我々拉致を抱える家族とすれば最高の人が日本のトップになってくれたなと本当に嬉しく思います。
今まで安倍さんが拉致被害者(家族)の我々に対して、皆が署名を持って行ってもちゃんと受けてくれて、会ってくれて、お話をしてくれて。
拉致問題については2002年の9月17日の小泉さん訪朝の時について行った経緯から、ずっと見守って支援して一番拉致問題について理解してくださる方だと言うことだと思います。

その人が今度トップになったという事で、今までの発言のブレが無いように、総理になった立場と官房長官の立場と、言えるトーンの大きさが多少影響があると思いますけど、今まで通りですね。
トップが今度は毅然としてやれば今度はトップが言う言葉ですから、官房長官の言葉とは違うわけですから、それが北朝鮮に対し大きな力になると思うんですね。

北とか韓国もそうなんですけど、中国の靖国問題を政治利用して反日キャンペーンを打って、北東アジアから日本をちょっと・・・(聞き取れず)のような形で今まで相手にしないような政治的体制を取ってますよね?
これが安倍さんになったときに、果たしてこれが本当の北東アジアの繁栄につながるだろうか?ということは、向こうも考えていると思うんですよ。
いつまでもそんな戦後60年も経っている問題に対して、過去の問題を引っ張り出して自分たちの体制維持のためにそれを利用して反日キャンペーンを打ってきたという事は、断じてここで切って頂いて今の政権に対してですね。
拉致を抱えていると、また先軍政治を抱えていると、自分のところの国の繁栄は無いんだと言う事を思い知らして、びしびし制裁をかけてそれを理解させるように、トップ同士の国同士の交渉を早く、小泉さんでちょっと滞ってましたけども早く軌道に乗っけて、この拉致問題を解決させて頂きたいと思います。

これからも皆さん、安倍政権の行方を支援していただいて、我々も出なくてもすると。
安倍政権が毅然として相手に対してくれれば、我々はここにいるように出て行かなくても済むわけなんですよね。
もう我々に任せろとトップに任せろということで、我々は国際的な拉致問題の包囲網、それをこれからもまだ軌道に乗っていませんから、それが我々のやる運動の最たるものだと思うんですよね、これからは。
そういった力を安倍政権の支援という形でしてバックアップしていければなぁと思っています。
これからもよろしくお願い致します。(拍手)

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東京連続集会21(4)飯塚繁雄さん

『飯塚繁雄 家族会副代表のお話』

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どうも遅れましてすみません、飯塚です。(拍手)
すでにお話があったかと思うんですけども、今回の総裁選の結果については本当におめでとうと言うふうな気持ちでいます。
私たち以前から安倍さんにつきましては、この問題を本当にやってくれるんだという全幅の信頼の元に今までおりましたし、その辺の対応をして頂きましたし。
官房長官のときからこの問題について具体的な姿勢を示さなきゃいけないという事で、非常に大きな範囲で例えば北朝鮮に対する制裁を考えていただき、更に今回の選挙中にでもですね。
いろいろ制裁面も、法律その他を含めた北に対する圧力を考えていってくれるという事ですし。

もちろん安倍さんが総理になったからといって即解決するとはいかないと思うんですけども、今度総理になるんですけど、圧力圧力圧力、そして対話だというふうに言っております。
これは今までの長い経過を見ると、この問題を蔑ろにして今まで日本の国民の税金をただ北に取られていただけだと。
挙句の果て人まで取られたと、いう経過がある中で、やわな交渉では絶対に日本の有利な国益、または結果は出ないというふうな事も信じておりますし。
そういう意味では日本の国内、更にはアメリカを初めとする世界の国際社会からの北朝鮮に対する非難。
それが相当広まっておりますし、実際に経済制裁を含めた今の北朝鮮の状況というのは相当苦しいと言うふうに聞いております。

そういう状態でありながらも北はあくまでも意地を張り、虚勢を張ってですね。
しからばやっぱり更に北に対するメッセージを強く言って、要するに制裁を強めてですね。
我々の国民の声と政府の態度と、あるいは世界を巻き込んだ北への非難を含めて、絶対に中途半端な交渉にならないように、目的は日本人をあるいは韓国人をあるいは世界の拉致被害者を全部返しなさいと言うのが最終目的ですし。
一人一人状況を説明してそれを終わりにすればもうこの問題終わり、拉致問題は終わりと、しばらく前の話ですけどもそういう傾向がありましたですね。

・・・(聞き取れず)から5ヶ月ですけども、例の韓国の金英男さんの話から進んで、横田家の情報だけを言って・・・(聞き取れず)する。
挙句の果てヘギョンちゃんを使ってですね。
この問題を諦めさせるまでいろいろ手をこねて来た経過があります。
ですからその他の家族の話は全く情報は全く無い。
どこからも話も無い。
と言う事は今までやってきた中で苦い経験がありますから、絶対にそういうことではごまかされないぞという精神面の元に今回この体制が、組閣はこれからですけど、前から言っているように拉致を24時間担当する専門の大臣を作ってくださいと、いろんな集会でも私も言っていましたけど、そのような気配もあるようですし、そういうものを含めてですね。
総理の指揮の下にこの拉致問題を絶対に後には引けないと、そういう態度でおります。

言葉の中に、たとえ一人の被害者があったとしても私は国家的な責任の元に取り返すと言う話もしておりますし。
・・・(聞き取れず)でも思いましたけど、一人二人どころか、特定失踪者も含めれば300人とも言われる日本人が向こうに行っているわけですから、それを一人ずつ一本釣りで解決すると言うのはこれはもう難しい問題ですから、この機会にですね。
一気に片付けていきたいと、日本人が全員一緒に帰ってくるというふうにして頂きたいなと感じるわけです。

という事で私たち、私もそうですが今回この・・・(聞き取れず)を取り巻く環境・情勢を見ますと、千載一遇のチャンスだと。
前、西岡先生が今は嵐の前の静けさだと沈黙だと、もうすぐ嵐が来ると。
今まさに嵐が来ている状況で、こういった機会を絶対に逃すことなく後退することなく前進していく。
政府には対応していただきたいし、私たちも安倍総理のですね。
足を引っ張ることなく出来るだけ連携を取り合って、今度こそこの問題を解決するんだと言う事を日本が一丸となってですね。
一枚岩で・・・(聞き取れず)を与えていきたいなと思います。

結果はどうなるか分かりませんけども、黙っていたんじゃ解決しない。
何かしなければいけない。
そういう意味では今前進しているんですよね。
そしたらこの前進を更に進めて・・・(聞き取れず)ように、また私たち、あるいは皆さんと一緒にこの問題を・・・(聞き取れず)し、あるいは活動し、目的に向かって頑張りたいと思いますので、相変わらずのご支援をよろしくお願いします。
ありがとうございました。(拍手)

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東京連続集会21(3) 増元照明さん

   『増元照明 家族会事務局長のお話』

こんばんは、ご苦労様です。(「こんばんは」の声)
番組の宣伝じゃありませんが今代表が仰ったように、先週の放送では有本ご夫妻にお話をして頂きました。
来週は横田代表、再来週は飯塚副代表に新政権について聞いております。
スカパーを、もしお持ちの方はご覧になってください。
で、その中でもいろいろお聞きしているんですけども、まずなぜ安倍さんを信頼しているのかどうか?という事で、それぞれにお聞きしました。

一番やはり関わりが長いのは有本さんご夫妻です。
有本さんご夫妻も1988年、(北朝鮮から)手紙が来た時点から安倍晋太郎事務所ですよね。
そこへ行って、奇しくもその時に秘書官として晋三先生もいらっしゃったようですが、一番親しく接したのは飯塚さんと言う秘書官の方です。
飯塚さんと言うと副代表と同じ名前で、奇しくもそういう偶然が重なっているのかもしれませんが、人柄が本当に親身になって彼は外務省、それから省庁を一緒に回って頂いたというのがきっかけだったそうです。

その後何年かして1993年くらい、4年くらいだと思いますけども、当時日本新党が政権を取ってそのときの幹事長にお願いしに行ったらしいですね、有本さんご夫妻が。
そしたら会見が終って衆議院会館を歩いていたら、飯塚さんという方がたまたま偶然そこで会って、それで有本さんたちを見かけて向こうから声を掛けて来たそうです。
それで「今度晋太郎先生は亡くなったけど、晋三先生が一年目として今活動しております。必ずこの拉致の問題は晋三先生もやる」と言うふうに仰って手を取って頂いて。
その辺りから、安倍さんに対する信頼も強くなっていると仰っていました。

私が安倍晋三先生に初めて会ったのは、2000年の首相官邸で土下座したときだと私は記憶しています。
あの時初めて官房副長官としてその場にいた安倍さんに初めてお会いして・・・(聞き取れず)ました。
それ以前にこういう勉強会はひと月ふた月に一辺くらいあったんですね。
家族会とそれから救う会の幹事会の中でも、安倍さんと言う名前は常に信頼できる政治家、西村先生と同じように信頼できる政治家という、そういうことは聞いておりますし、そういうふうに私も見ていますし。
安倍さんと言うのは信頼できると思っていたんですが、初めてお会いして誠実な態度に非常に信頼できる方なんだなぁと言う思いをしております。

それに当時官房副長官として、官邸にメールが一杯来ているんです。
その中に横田拓也君がちょくちょく官邸にメールを送っていた、この拉致問題で。
で、それを全部見ていて、拓也君に「メールを見ています」と仰ったそうです。
そういうところからもこの拉致問題に対して、安倍さんは非常に強い気持ちを持っていらっしゃるということです。

更に一番信頼出来る所はですね。
これは拉致と言う非常な悲劇ですがそれが家族の問題ではない、と言う捕らえ方をするんです。
家族がかわいそうだから、だから私がやらなければならないという、そういう考え方ではありません。
国として間違いなんだ、これは。
国家として放っておいてはいけないんだという、その強い気持ちから取り組んでおられます。
最初っからそうです。
だから国会議員として当たり前のことをやるんだという、その気持ちが前面に出ていましたので、それからずっとぶれていません。
いまだにその気持ちを前面に押し出してやって頂いてます。

幹事長になっても幹事長代理になっても官房長官になっても、東京にいる役員を三ヶ月に一辺くらい一緒に集めていただいて話を聞いていただいたり、政府レベルではどうなっているのか?というのもすべて官房長官として、・・・・・(聞き取れず)個人としてもやって頂いてます。
その中に必ず中山元参与が同席されていますから、安倍さんのこの中山恭子さんに対する信頼も、拉致問題では非常に強いのではないか?と私は思っています。
中山参与は参与を辞められてもずっと家族との集まりの中では、必ず安倍さんが主導だったら中山元参与を同席させておられますので、非常に信頼を申し上げています。

拉致問題担当相か補佐官かまだはっきりしないですけども、我々が拉致問題担当相を作って頂きたいと申し上げたのは外務省と言うのは今谷地体制と言うのがあって非常に良くなっています。
昔は川口順子(外務大臣)それから・・・(聞き取れず)さんと言うラインじゃなくて、安倍・麻生さん、それから谷地さんというラインがあって非常に毅然とした態度を取って、今の担当の梅田参事官この方も関西弁ですけど、非常に強い気持ちを持っておられるので、外務省としては今我々が知っている限りでは、斉木さんがいればもっと良いんですけど、ベターな体制だと思います。
ただASEANとか地域フォーラムとかそれから対中、対韓でどうしても時間を取られますから、太平洋アジア局長はすべての事で出て行かなければならないですから、北東アジア課の課長もそこに同行しなければなりません。

その間この拉致の問題と言うのは、やはり手を付けられない状況になるわけですね、外務省としても。
ただ私たちは24時間、どうやったら救出できるのか?どういうふうに情報を集めればいいのか?どういう交渉の仕方をすればいいのか?
それを考えていける部署は、特命でも担当大臣と言う者がいて権限を持たせ予算もつけて、情報収集するためにもやはりお金がいるでしょうし、そういう面でもしっかりとした部署を作っていただきたいと思ってはおります。
今確かに外務省はしっかりしているけども、それだけではやはり足りないものがあるのではないか?
もし最優先の重要課題と政府が捕らえているのであれば、少子化も大変でしょうけど、少子化って確か猪口さんがなってらっしゃいますよね?
男女共同参画というのもあるのであれば、拉致問題担当相があっても良いじゃないか?
私は素直にそう思ったもんですから、あちこちで言わせてもらっていますが。

それは補佐官になるか、担当相になるか分かりませんけど、私たち家族がずっと言い続けてきた事。
安倍さんもきっと聞いて来て頂いて添った形に、おこがましいですけどもそんな形でもどういう形でも発信していっていくことは、非常に大きな意味合いを持つと言うふうに私は思っています。
確かにこれが担当相が出来てすぐに、一ヶ月や二ヶ月で解決するとは思いません。
でも金正日に対しては日本がこれだけの担当大臣を作って部署を作って、拉致問題を重要視していると言うそのメッセージを送る事になりますから。
今までは本当に制裁はしないわ、対話を急ぐわけではないわ、日本ってじゃあ拉致問題はどうでもいいのか?というふうに金正日は思ったかもしれない。
李登輝さんなんかそう言ったらしいですよ?
「日本って本当に拉致問題解決する気があるのか?」と。

そのくらいの誤ったメッセージを送り続けていた。
安倍さんだったらきっちりとしたメッセージを示していける。
大きな力があります。
だからこれはやはり安倍さんが来年の参議院選に勝てるかどうか?と言うのが一番問題なんですが、今ここまで言うとちょっと政治的になるんですが、当然テレビがあるからカットされるでしょうから話してしまいますが(笑い声)、民主党の小沢さんと言うのはハッキリ言ってまだ分かりません。
確かに豪腕なのかもしれませんが、つい2年ほど前はもうすべて終った政治家だと思っていたのが、・・・(聞き取れず)で国会対策委員長になって人気が出てきましたけども。

ただ、安倍さんと小沢さんではやはり安倍さんと私達は願うし。
国としてあれとか、国家としてどうやってしていくのか?は、私はまだ明確に安倍さんの方が私は示していると思ってますので、拉致問題、私は来年の7月までかかると思ってませんけども、今後の・・・・・・・・・・・(聞き取れず)非常に私たちにとっても深刻な問題になるわけです。
更に言わしていただければ、2年前の5月22日に小泉総理に「もしあなたがこの拉致問題解決できないのであれば次の政権に期待するしかない」といって、逃げてしまいましたけど。
昨年の衆議院選挙が政権交代のというか、政権を小泉さんがどなたかに渡すチャンスだったんでしょうが、あれはメディアのメディア戦略と言う点では非常に小泉さんを有利にしてしまって勝利してしまった。
そこら辺は、私たちと考えの違う方が大勢いるのかなと思います。
これから、ただ、そうですね。
私たちがおそらく1年かかっても拉致問題が進まなければ、国民の間から批判が出るでしょう。
でも、私は信頼した安倍さんがトップにいる限り、すべて任せるしかないだろうと言うふうには思っています。

確かに本当に冬は厳しいですし、今年の初めから今年中にというふうに思っていました。
北朝鮮はこの夏の洪水で食糧が無くなっているでしょうから餓死者も出るんではないかと言われている。
更に中国からの流入も少しずつ減る傾向にありますので、暖を取るのが非常に厳しい状況です。
マイナス20度、30度と言うと我々の想像を絶する寒さです。
私も北海道で最高20度くらいまでは経験した事ありますけども、10度くらいでも非常に寒い状況です。
北海道は部屋の中に大きなストーブがあって暖を取れますので、全然なんら困る事はないんですが、北朝鮮ではマイナス20度30度の時に暖を取れなければ、下手をする凍死者が出るのではないか?
その恐れさえある。
そんな中でまたこの冬を越さなければならないのか?と思うと非常に残念でならないんです。
ただ、まだ二ヶ月ありますから、なるべく救出の道筋だけは付けて頂きたいと考えています。
それでも安倍さんを信頼する限り、私はお任せしたいと言うふうには思っています。

今後メディアの力は大きいと思いますので、メディアの方たちも安倍政権を批判するだけではなくて、もっと応援する形になっていただきたいと思います。(拍手)
今、安倍さんが一人勝ちしたらこれは拙いだろうと。
それは良いじゃないか、一人勝ちしたあと小沢さんと対決して、これからの自民党をまとめていけるだけの時間が出来て良いじゃないかと私は思っています。
一人勝ちしちゃ拙いだろうって、何が拙いのか?と私は思っていますが。

今政府はそれだけ北朝鮮に対して金融制裁も、先日閣議決定しました。
更に外務省も、申し上げたとおり今体制としてはベターです。
そして担当相が出来れば更に北朝鮮に強いメッセージを送ることができますが、政府がそういう状況になっている中、メディアが逆風に民衆を仰いだり、それから北朝鮮に媚を売っているような姿勢を見せていると日本人の怒りが伝わりません。
私達は横田早紀江さんが仰りますが全体にこれは拉致問題は非道な問題であるという、金正日にメッセージを送らなければいけないときに、政府はようやく固まったのに、民間の方がまだ緩くしていたのでは、日本人の怒りと言うのが全く通じないではないですか?
それを何を考えているのか支局を置くようなそういう通信社もいますので、私はもっと実行して頂きたいと思っています。

メディアの皆さんは凄い大きな力になっています。
我々の運動にとっても大きな力になっています。
それは非常に感謝申し上げます。
でももう少し解決のために私たちと一緒に何が出来るか?と言うのを考えながらやって頂ければ、本当にありがたいと思います。
以上です。
すみません。(拍手)

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東京連続集会21(2)横田早紀江さん

『横田早紀江さんのお話』

0000950m

皆様、こんばんは。(「こんばんは」の声)
長い間、本当に長い長い間こうして拉致の問題に対してこうしてお話を聞きに来てくださったり、・・・(聞き取れず)で本当にありがとうございます。
本当にどうしたら解決するんだろう?っていう思いでいろいろ・・・(聞き取れず)ですけれども、よく考えて見ますといつも・・・(聞き取れず)に思いますけど、特にめぐみの事に関しては20年も分からなかった。
真っ暗闇の中で何一つ分からなかったのに、こんなに鮮やかにいろんな事が出てきて、生死が分からない。
そしてどこにいるのかが分からないというだけなんですけども、北朝鮮にいるというのは確かだし、そしてキムウンギョンちゃんという人も現れてきたし。
そして最近も結婚していた方が、韓国から拉致された高校生の中の一人だと言う事が、本当に驚くような事が出てきましたし、結婚したときの写真だとか子供が一歳のときの誕生日とか、本当に私たち想像もしていなかったような写真が次から次から出てきて、本当に驚いてばかりいるんですけども。

必ず他の人たちも一緒に、拉致をされた人は何らかの形で一生懸命生きていると本当に信じているんです。
だから今回の安倍さんが自民党の総裁になられたというい事は、本当に長い間私たちが待ち望んでいた事がなされた事で、本当に嬉しく思っていますし。
安倍さんはお父様の晋太郎さんのときから、有本恵子さんは特にご両親が晋太郎さんのオフィスで会われて、恵子さんの事を何とかしてくださいといつも話をよく聞いてくださったといいますから、安倍さんもお父さんと同時にそういう事も良く聞いていると思いますので、拉致という事に対して敏感に考えていてくださる人だということを、私たちも分かっていますので。
今回はあと安倍さんを取り巻かれる・・・(聞き取れず)方が、本当に熱心な方が選ばれて安倍さんのなさる事を支えて、汗を一杯かいて本当に一体になって、心を一つにして、何とかどうしたらいいだろうかと本気になって考えて協力していって下さるような方が選ばれて欲しいなと、それだけが願いなんです。
だから本当に良い方がここに就かれることを一生懸命願っております。
これからもよろしくお願いします。(拍手)

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東京連続集会21(1) 横田滋さん

   拉致被害者の年内帰国を求めて

  次期総理に家族が期待すること 東京連続集会21
                   06・9・21 友愛会館にて

0000949m


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

『横田滋 家族会代表のお話』

皆さまこんばんは。(「こんばんは」の声)
予想通り安倍さんが2位に大きな差をつけて総裁に選ばれました。
従来から拉致問題の解決について幹事長をやったり副官房長官をやったり、それぞれの立場でこれまでも拉致についてご尽力頂いておりましたので、ぜひ安倍さんに総裁になってかつ、総理になると言う事は願っておりましたのでそれはそのとおりになった事は良かったと思っております。

先ほどもチャンネル桜で増元さんと一緒に出ていたんですが、安倍さんといつごろ知り合ったんだろうか?と言う話をしたんですけど、余りはっきりした事は覚えていません。
平成14年になりますと拉致の問題に対する関心が深くなって、小泉総理が「拉致問題の解決なしに国交正常化交渉の妥結はありえない」と言う事を、ブッシュ大統領との首脳会談で話されたんですけど。
その頃には安倍さんは、例えば省庁が縦の関係になるので横の連絡が悪いから拉致の専門幹事会を作っていただきたいとお願いしたり、それが実現して議長をやってくださったり。
・・・(聞き取れず)も出るとか出ないとか、いろいろな問題が起きるといろいろな事があった中で・・・・・・・(聞き取れず)て頂いたり、その頃は良く覚えているんですけど、一番初めというとどこかな?とちょっと記憶に無いわけです。

現在は組閣が決まっていない段階ですからどのような人選になるのか分かりませんけど、拉致の専門の担当大臣を任命するって言う噂も出ていますし、その人選も平沼さんとか前の中山参与とかいろいろな方が噂になっていますけど、やはり常時拉致問題を担当してくださる方を設けると言うことはやはり意味が大きいと思います。

それと先ほど言いました拉致の専門幹事会と言うのは、各省庁のかなり上の方の人がメンバーになっているわけですけど、安倍さんが昨年官房長官になって拉致を担当する官房副長官は杉浦さんから鈴木さんに代わったわけなんです。
それで平成16年の11月にめぐみの遺骨と称するものが伝えられまして、そして12月8日の日にそれが別人のものと鑑定されたわけです。
それで他の方の資料の精査もありましたので24日の日に杉浦官房長官が、「北朝鮮が速やかに誠意ある態度を取らなければわが国としても厳しい態度を取らざるを得ない」という発言をなさいました。
そしてその二日後の26日の日に専門幹事会が開かれて、これからどういう扱いをするかと言う事を協議されたわけなんです。

しかしその次がいつ開かれたか?と言うと、安倍さんが官房長官、鈴木さんが官房副長官になった昨年の12月ですから、1年間何もされてなかったわけです。
それを特命チームと名前に変えまして、前は直接関与する省庁だけのメンバーだけだったんですが、宮内庁を除くすべての省庁のかなり上の方のメンバーが、更に山谷さんとか中山さんの政務官の方も含めて拉致の特命チームを作って、その下にあるのか横なのかちょっとはっきりしませんけど、そこに情報収集チームが警察庁とか公安調査庁そういったところで情報収集のチームを作って。
そして法執行チームと言う実際の取締りなんかをする税関であるとか入国管理局とか、そうした一つの法執行チームと言うのを作って、昨年から最低月に一回開かれていますし、3月には3回開かれているんです。

そしてポスターを作ったり、英語のパンフレットを作ったり、それ以外にも韓国語とか中国語等も作って、山谷さん山中さんの政務官のような方がアフリカの方へ行って相手方の大統領なんかに渡して拉致の事を説明して協力を依頼すると、非常に活発に動き出したわけなんです。
安倍さんがトップという事になっていますけど、その上には当然小泉さんがおられる訳です。
今度は官房長官から・・・(聞き取れず)ということは、さらに安倍さんが総理になられて、その次どなたが官房長官になられるかというのは、それから拉致の担当の官房副長官がどなたになるかと言うのは、まだちょっと分かりませんけど引き続き有能な方を登用して拉致を一日でも早く解決するようにしてくださると思っています。

安倍さんが総理になると、いろいろなエピソード等をテレビで紹介していますが、やはり父上からは「政治をするときは命を懸けてやれと言われた」とか、「物事を決めるときは相手の立場に立ってやりなさい」と言う事を教えられたと言いましたけど、拉致の問題につきましても気持ち等を考えた上で、これまでも時々例えば昼食会などを開いてそのときの状況を説明してくださったり・・・・・・・(聞き取れず)やってくださっています。

今度の総裁選のスローガンも見ますと、他の方ももしかしたらお話になったんだけどウエイトが低かったんで・・・・(聞き取れず)されていますから、載っていたのは安倍さんが拉致問題の解決をと言う事がスローガンに載っておりましたし。
それ彼特定失踪者の人も未認定の人も救出しなければならないと言う事も言われておりますし。
それから秋葉原の立会演説でも、ポスターでも日本は見捨てないとポスターを作ってましたけどあれと同じで、横田めぐみさん他拉致被害者を見捨てないとはっきりと仰ってくださいました。

ですから拉致問題に関心が深い方が総理になってくださったという事で。
我々は交渉と言う事は日韓、日中にしてもギクシャクしてますけど、総理が変わればそれがまたきっかけで会談が始まるかもしれません。
それから北朝鮮についても同じ事が言えると思います。
今年の2月の平行協議以来何の接触もありませんし、次にいつ開かれるかと言うのも決まってませんし、やはり新しい総理が決まったという事で、何らかの動きが出てくるんではないか?という事で我々も一日も早い解決を望んでおります。(拍手)

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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2006年8月 9日 (水)

東京連続集会20(7)

   『西岡力 救う会副会長のお話 その2』

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今の金英男さんの会見についてですけど、安明進さんも言いましたけど実は韓国には、さっき安明進さんはビデオ係りだと言いましたけど、金英男さんが拉致被害者だと認定されたのは今回のDNA鑑定の結果では無いんですね。
この新聞記事があるんですけども、これは1971年の11月27日の韓国の東亜日報という新聞の記事ですが、ここで「高永復教授36年間韓国でスパイだった」
ソウル大学の教授が36年間スパイだった。
その人に会うために夫婦のスパイがソウルに派遣されてきたんです。
で、奥さんが自殺をしてそして男の方、これが教授でその下この人がスパイなんです。

・・・資料より一部引用開始・・・

崔正男 19期生
     連絡部工作員
     1996年、夫婦で韓国に侵入し工作活動中に逮捕
金正男ら韓国人拉致被害者から韓国人化教育を受ける。安明進が金正日政治軍事大学で目撃した日本人教官を目撃している可能性有り

・・・引用終了・・・

崔正男、安さんの先輩で政治軍事大学の分校にある以南化環境館というところで韓国人化教育を受けて、そして3人の高校生が失踪した高校生が実は自分の先生だったと自白したと、いうふうに韓国政府が発表したと。
韓国政府の発表と違う事を、ここに金英男さん出てるわけですね。
英男さんが違う事を言わされていたことについて、韓国政府が反論しなければ誰が反論するのか?というふうに崔祐英さんや李美一さんがソウルで記者会見をして言っていました。
それはこの事なんです。

で、ここを見ますとですね。
金正日がこう言ったと。
「朝鮮戦争で北に来た人間たちは歳が多くなったので南朝鮮の人間を拉致して対南工作に利用しようと命令をして、それに従って拉致が行われた物である」と言うふうに崔正男が自白したと。
韓国政府の発表文なんです。
日本人拉致も「1976年の金正日の命令によって行われた」と安明進さんが言ってるわけですけど、それと同じ事を崔正男氏が取調べで言ったと、いうふうに91年の11月に韓国政府が発表しているわけです。
拉致の首謀者は金正日である、と言う事がここでも明らかになってるわけです。

そして今日お配りした資料はですね。
実は今名前が公開されている韓国にいる元工作員の名簿をお配りしました。
この人たちは捕まったりですね。
あるいは安さんのように自分で亡命したりして1度以上記者会見をしている人たちです。
それ以外に非公開の人たちが何人かいるようですが、金正日政治軍事大学、昔は朝鮮労働党中央委員会直属政治学校と言ったんですが、そこの出身者たちです。

韓国政府の発表でもですね。
崔正男さんが19期生でいますけどその上に金東植さんという人がいてですね。
この人も金英男さんを見ている。
言うふうにこのときの発表で書いている。

・・・資料より一部引用開始・・・

金東植 19期生、1962年9月28日生
     1980年8月、社会文化部(現在の対外連絡部)工作員に選抜
     1995年10月24日、韓国内で工作活動中に扶余で逮捕
金英男ら韓国人拉致被害者から韓国人化教育を受ける。安明進が金正日政治軍事大学で目撃した日本人教官を目撃している可能性有り。

・・・引用終了・・・

私もこの中の何人かの人に会いに行ってるんですが、韓国政府がこの人たちに対して強い圧力をかけて拉致問題の真実を言わないようにさせている、というふうに複数の関係者から私は聞いています。
しかし、崔正男さんと金東植さんの証言によって5人の高校生の拉致が明らかになってるわけですし、その下の21期生車成根、車と書く人ですね。

・・・資料より一部引用開始・・・

車成根 21期生
     1996年、ザンビアで空手教師として勤務中に亡命
     1996年5月9日毎日新聞で日本人拉致について証言
安明進が金正日政治軍事大学で目撃した日本人教官を目撃している可能性有り

・・・引用終了・・・

この人が毎日新聞の96年に日本人の拉致に対して証言していまして、その記事を持ってきていますけど、自分がやったと言うわけじゃないんですけども、自分の指導員から1980年代初めに日本海の海岸近くの公園を散歩していた20歳くらいの男を拉致してきたと、作戦を実行した指導員本人から聞いた。
日本人拉致は作戦部では常識だと。
ドル偽造の事も聞いていると。
ザンビア派遣での作戦で貰った1万ドルが偽札でなかった証拠は無いが、常識的には偽札は持たせないだろう。
偽旅券は私も使いシンガポール人になりすました。
アヘン密売の話を聞いた事もある。
96年の段階で言ってるわけです。

韓国には実は情報が一杯ありまして、韓国が左翼政権になるまでは我々を助けてくれたのは韓国なんです。
めぐみさんの拉致も韓国の助けによって。
日本の警察に最初情報が来た時は日本の警察は無視をして明らかにならなかったわけですけども、韓国の意図的な情報リークがあり分かったわけです。
金賢姫の事も辛光洙の事もみんな韓国からの情報提供があったわけです。
今逆の状況になってるわけですけど、情報自体は韓国にたくさんあるわけです。

そして一部ですね。
金英男さんの後妻の方が出てきたので、とにかくめぐみさんはあの家族から離されているんじゃないか?と。
だから、もしかしたらば亡くなっている事も有り得るんじゃないか?と言う質問を、地方に行ったとき全然別の所の二人から聞いたんですが。
これは救う会は2004年に発表しているんですが、これも韓国にあると思われるある事が、私たちが確認している情報なんですが、めぐみさんは金正日の息子の内の一人の日本語の家庭教師をさせられていると。
95年前後の2年間だという情報が私たちに分かった、韓国にそういう情報がある。
その事を知っている金正日書記室の副部長クラスの人間が韓国にそういう話をしているという情報について発表したんですが、週刊文春の7月13日号で全く同じ情報の話が出ていまして、出所が護衛司令部第9部の人間が韓国に来て話をしたという事になっているんですが。
出所が違うんですが、中身が全く同じ話がここに出ています。
私はもう一つ全然別の西側の情報関係の人からも同じ話を聞いています。

安さんから前にちょっと聞いた事があるんですが、金正日の家族の所に連れて行く場合は、いくら小さい子供がいても無理矢理引き裂いて連れて行くだろう。
5歳の子供と会えなくなるとなれば、精神的におかしくなっても、また一時的におかしくなっても帰りたいという状況になってもおかしくない、いうふうに思います。
とにかくあの一家とは離された。
蓮池さんたちも94年4月以降は全然全く消息が分からない。
死んだという事も知らない。
葬式にも出ていない、同じ所に住んでいて葬式にも出ないなんておかしいんです。

しかし今まで使っていた病院でいろいろ聞いてみても分からないということは、別の所に連れて行かれた。
三号庁舎よりもっと秘密の所があるとすれば、金正日ファミリー以外は有り得ない。
三号庁舎の病院と金正日ファミリーの病院とはまた違う。
言う事ではないかな?と。
まだ真実は明らかになっていませんけども少しづつ見えてきていて。

最後にミサイルの話をして今日の集会を終わりたいと思いますけど。
今回の金英男さんの会見も、つまり日本の怒りが解けないから。
日本は去年の11月以降、実は法律を厳しく適用すると言う事実上の制裁をやってるんです。
これ、かなり効いています。
朝鮮総連が潰れるかもしれない。
朝鮮総連に対して今600億円の損害賠償の訴訟を日本政府が起しているんです。
朝鮮総連の財産はいろんな試算がありますけども、200億円を越えないだろうと。
この裁判で勝てば、朝鮮総連の財産を全て没収される、と言う裁判を日本政府が起している。

科学技術者協会という朝鮮総連の下部機関が、不法に日本からミサイルや核に関する技術などを北にどんどん送ってきた事についても捜査が進んでいます。
税金の問題も大変不明朗な点があったという事についても、かなり厳しく法律が適用されて来ています。
それで民潭を使って総連を守ろうとしたんですが、それも失敗した。
日本の怒りを解かなければ駄目だし、今度はDNA鑑定までされてしまって韓国も日本の怒りに合流しそうだと。
崔桂月さんはあのまま行けば国民大集会に来て「金正日けしからん」と、横田さんと一緒にこぶしを上げていたわけです。
この事が無ければ。

それは絶対に阻止しなくてはいけない。
13歳と16歳、両方シンボルが二人出てしまって、両方が北の政権けしからんと言って制裁せよと言うと。
それにアメリカがブッシュ大統領が早紀江さんに会ってくれて、後押しをしてくれる状況になりそうになる。
それで北朝鮮には大変危険な、韓国人拉致被害者で尚且つ三号庁舎の中にいた人間を出すと言う賭けに出てきた。
そして何とか韓国の世論を拉致の怒りを解こうとしたけど、失敗したと。

もう一方、アメリカの金融制裁も物凄く効いているんです。
最近聞いた話ではですね。
ゴムを輸入できなくて、靴が作れなくてですね。
豚の皮で靴を作っている。
外貨が無いわけです。
有るお金も動かせないわけです。

今、マカオの銀行をやりましたけど、それ以外に実は中国銀行の香港支店に280万ドルの偽札が預金されたと。
預けた人間を確認する為に13万ドルだけ下ろさせたら、その結果北朝鮮が預けた事が確認されたと。
残り260万ドルが偽札だと、いう事が明らかになってきまして、中国銀行も偽札に加担しているという情報をアメリカは持ち始めている。
それに対して制裁をかけるかどうか?という事になっている。
またスイスの銀行に北朝鮮は秘密資金があるんですが、実は北朝鮮が何かの商取引で未払いが出て告訴した。
その告訴状に自分の銀行の口座名を書いてしまって(笑い声)、スイス当局が北朝鮮の口座を一部発見した。
それは犯罪資金として凍結されている。

アメリカは北朝鮮に対して偽札をやっていたと認めろと、そうすれば金融制裁を解いてやると。
で、偽札の版を出しなさいと。
版は15枚あるんです。
アメリカが確認している。
段々発達していくわけですね。
偽札の技術が(笑い声)、だから版があるんです。
出さない限りまたするかもしれないから、だから口で言っても駄目だと。
出したら、お前本当にやっていたな?と。(笑い声)

現金と食料と燃料が無いという状況で、今年の正月や2月や4月の、彼らの礼節というんですけどね。
金正日の誕生日や金日成の誕生日に贈り物が満足に出来ないような状況だと、いうことです。

それで金正日には道が二つあるわけです。
拉致を認めてめぐみさんたちを返し、核・ミサイル開発を止める。
そうすれば国際社会は彼との共存を選ぶことになる。
もちろん北朝鮮の中の人権問題があります。

しかし、彼はそれが出来ないわけです。
拉致の命令者は金正日だから。
三号庁舎に拉致解決の案を出せと言った時に、金正日に責任が被るような案は出せないんです。
そんな物を作ったら、隣の日から刑務所へ行かなければならない。
と、限界があるわけです。
お母さんの前で嘘を言わせるような案しか出来ないんです。
生きた人を死んだといわせるような案しか作れないんです。

核・ミサイル開発も、金日成が死んだのは94年ですよね?
金正日が全権を握った後、300万人の餓死者を出しながらも彼は核・ミサイル開発を続けてきたんです。
それだけの事をやった者を今、金融制裁がされたからと言って放棄出来ない。
止まらない列車に乗っているわけです。
で、どうするか?と言うと、今みたいな金英男さんを出して嘘をつかせたりして日本を鎮めようとして失敗したと。
ミサイルを撃っても、ミサイルを撃って彼らの手法で緊張を高めるわけです。
高めた緊張を交渉材料にして、もう撃たないから何かをやってくれ、と。
もう撃たないから金融制裁を止めてくれ。

金融制裁は偽ドルについてかかっているのに、ミサイルを撃たないから金融制裁を解いてくれと。
理屈に合って無いんですけども、今までは、つまりアメリカのクリントン政権の時は、「北朝鮮は変りつつある。我々の政策は成功しつつある」と国内に説明しちゃったもんですから、変わって無い事をやられると困るんで悪い事をしそうになったら、悪い事をしたらば褒美をやって止めさせる。
言う政策を執ってたわけです。
変わりつつある、と言ってしまった方が負けなんです。

しかしブッシュ政権は悪い事をした人間には褒美をやらないと、言う事を決めたわけです。
今回彼らが緊張を高めたらば、その責任は国連の非難決議になったんです。
少なくとも中国も非難決議までは合意しているんです。
これは日本外交でかつて無かったことです。
非常任理事国の日本が国連の安保理事会を引っ張って、そして反対していた中国が議長声明じゃなくて非難決議まで中国に出させる所に持ってきた。
今は日本と中国の間で文案の折衝をしているわけです。
彼は拒否権を持つ、こちらは無いのに、日本が毅然とした態度を取って国際社会を味方につければ、北朝鮮の悪事は孤立するんです。

でも彼らはまだ懲りないでしょうから、金正日の責任を認める。
核を止める事も拉致を認める事も金正日の責任と直結しますから、まだ出来ないでしょうから、もう一回緊張を高める事はやってくる。
ミサイルの開発か、再発射か、あるいは核実験をやるか。
やればやるほど国際社会から孤立する。
そして中国やロシアも応援できなくなる。
韓国もさすがに応援できなくなる。

後は韓国と南北首脳会談をやって韓国を大混乱に陥れるという事をやるかもしれませんが、すでにもう韓国の世論は盧武鉉の対北政策は失敗だったと思う人が過半数を超えたと。
多数です、すみません。
成功だと思う人より失敗だと思う人が初めて多くなったんです。

嵐が吹いてきた事は間違いが無い。
去年から私はこう着状態ではないと、嵐の前の静けさだと何回もここで言いましたけど、嵐が吹いてきたと。
北朝鮮がたまらなくなって動いてきたと。
北朝鮮は時間稼ぎが出来なくなったと。
ばたばたして来て失敗しているんです。
しかし、耐えられなくなるから今までの手法で緊張を高めたり嘘を言ったりするしか無いんです。
そして失敗をする。

金英男さんも出てきたわけです。
拉致を公式に、事実上認めたわけです。
いないと言っていたのに。
韓国版9・17です。
部分的だけど認めざるを得なかった。
追い込まれたんです。

もう一歩の所までは来ているわけですけれども、後は、つまり必要条件は満たされつつある。
救出の必要条件は満たされつつある。
しかし十分条件は何か?と言うと、どこに何人いるか?ということを知るという事です。
無事助ける為にはどこに何人いるか?ということが分からなければ、助けられないんです。

もちろん日本政府は今、実は法を厳しく適用するチームと一緒に情報を検討するチームを作って、政府を挙げて、今政府が持っている情報を一元的に管理して、必死で情報分析作業をやっていると私は理解しています。
今までそれも無い事だと思います。
各省庁、各いろんな機関が持っている情報を、拉致に関する事でひとつに集まって分析されている。
そこへ、帰ってきた人たちもかなり協力をしているというふうに聞いています。

しかしそれで、一生懸命やっていると言うのが助け出すイコールではないですから、まだ十分条件にはなり得ないんです。
必要条件は満たされつつありますけども、十分では無い準備の中で全員取り戻す事をしなければならない。
しかし、彼らがばたばたして来ている事だけは間違いが無くて。
拉致はテロだと言ってきたり、何回もアメリカに行ったりヨーロッパに行ったり、日本中世論を盛り上げてきた事は間違いが無かった、というふうに思っています。

今日お配りしたミサイルが発射された時の声明の中にはですね。
一番最後に最後に金正日テロ政権は追い込まれつつあると。
国際社会が団結して強力な圧力をかけて、彼らから核とミサイルを取り上げ、全ての拉致被害者を取り戻し、北朝鮮人民を人権抑圧から解放する事が出来ると。
拉致被害者の皆さん、もう少しの辛抱です。
元気で救いの手を待っていてくださいと、言うふうに書かれてありますけども、まさにそういう状況だと思っています。

救う会では9月に幹事会を開いて、12月に北朝鮮人権法が設定する啓発週間がありますけど、そこで何をするのか?
あるいは国連の安保理事会でいよいよ拉致問題が取り上げられるようになりましたから、安保理事会に対して我々がどう働きかけをするか?ということも、9月の幹事会を目指していろんな事を考えています。
また皆さん方にお願いする事もたくさん出てくると思いますけども、いよいよ、今までですとね。
このまま行ったら負けてしまうとですね。
だから集会でも助けてくださいと言いましたけども、死んだという事も定着されると言うことも無くなりました。

それはもう、今回の事で大失敗だという事で、もう日本政府が生存を前提として交渉すると言っているわけです。
今回日本政府が日本語のパンフレットを作ってくれたんですけども、その中でも政府としては拉致被害者が全て生存しているとの前提に立ち、北朝鮮に対して被害者の即時帰国、真相究明及び拉致実行犯の引き渡しを強く要求すると共に、北朝鮮側に納得できる対応が無い場合には厳しい対応をとる方針である。
つまり今まで言ってきた事が、ちゃんと文章で書いてある。
これ6万部作ったそうです。(拍手)

もう一歩だと思ってますので、お疲れで大変だと思いますけど、そろそろ休んで頂いても良いんじゃないか?と。
元気で待って頂かなくてはならないと思っています。
宜しくお願いします。(拍手)

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2006年8月 6日 (日)

東京連続集会20(5)

   『横田滋 家族会代表のお話 その1』

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出席が大変遅れましたんですが、12日に日本最南端の石垣市の中学校の方と公民館の方で集会がありまして、予定では昨日帰る予定でしたが、台風4号の影響で全便欠航という事で誰も帰れなかったわけですけども。
今日も本来であれば9時5分くらいに出発する便なんですがそれが飛んだのが夕方の4時過ぎくらいでしたか、それで羽田に6時に着きました。
それでもそれは・・・(聞き取れず)の社長が特別配慮をしてくれまして、横田さんたちは早く返してあげたい(笑い声)と言う事で、一番最初に飛んだ飛行機に乗せて頂いて。(笑い声)
それでマスコミの方も一緒だったんですけど、マスコミの方の前には700人のカテゴリーの中で空席待ちをしていますので、それが全部さばけたら乗れるという事で、今日中には何とか(笑い声)何とか那覇までは来れるという事です。
それが帰ってしまわないと、明日からマンゴーとかパイナップルの出荷に影響すると言う事で、それで今日中に人だけは臨時便を出してということですので、皆さん一緒に行った方はそのまま残っています。(笑い声)

それで、会の方は小さな市ですけど、中学校の1年生から3年生まで全員が体育館で話を聞いてくれまして1時間くらいやりましたんですが。
それから公民館の方は満席になって、別室にもビデオで映像を見てもらうくらい熱心で。
そして台風が接近すると台風警報が出るんですが、それが出るとみんな家にこもって外に出ないそうですが。
6時開場6時半開演だったんですが、6時半に台風警報が出たと言う事で、入る人はみんな入ってくれて。
幸いにも途中で帰る人は殆どいなくて、満席でした。
その様な事がありまして、遅れたわけでございます。
これも本来であれば先月の29日から行きまして、市長の表敬訪問とか中学校へ行って、それから1日の日にやる事になっていたんです。
しかし(金英男さんの)会見が行われた結果、やはり東京にいた方が良いだろうという事で、頼んで延長してもらったんです。
その結果が台風の(笑い声)・・・。(聞き取れず)

この会見で・・・(聞き取れず)の仰る事は筋論なんですが国の違いがありまして、今も説明があったように韓国政府が何も拉致と言わないわけです。
それで我々の感じでは5月の15日から17日まで韓国に行って、向こうの家族と対面したわけです。
お母さんは日本人だともうちょっと若いかもしれませんけど79歳、数え年で一番多いのは83歳と言うのが有りますけど体が弱っていて、生きているうちに息子に会いたいと何回も言っていました。
ですから日本の感覚からいけば向こうに行くことによって、息子さんが自分は拉致ではなく救出されたんだと言って。
そして金正日のお陰で学校へ行ったり、それから病院の費用なんかも無料でよかったと言うだろう、と言う事は予想されていたわけです。
お母さん・お姉さんには説明したわけですけども、それはあくまでも説明で説得という事はしませんでした。

・・・・・・・(聞き取れず)と言うことであって。
日本であれば帰れなくなるから行かない方が良いと言いますけど、韓国の場合行かなくても誰一人として政府が救出した人がいないわけです。
それで再会した人が英男さんの前に12人が離散家族の中で面会しているんです。
ですから面会できれば運が良かったという感じがあって、そんなに(北朝鮮に面会に)行ったら帰れなくなるという感じは無いわけです。
(面会に)行かなくても帰れない。
それなら行った方が得だ、と言う所があるわけなんです。
ですから我々からすれば、もうちょっと喜んであげても良いんじゃないか?と言う感じは受けました。

そして実際金英男さんの話を聞いてみますと、予想通りに自分は拉致ではなくて救助されたんだと言う事と。
それからめぐみが死んだということ、聞いたような余りはっきりした事は言わなかったんですが、そういうような事。
それからウンギョンさんも私は日本で会いたくない、と言うような事。
それから本人も日本に行きたくないだろうと言ってましたので、だいたい予想されたような通りの結果になりました。
それからその時にちょっと、事故で脳に障害があるような事がありましたんですが、それは初めて聞いたことです。
そしてお姉さんが(韓国に)帰ってから、自動車事故に遭ったというような事を言ってましたけど、それは後でまた釈明をしていましたけど、結局弟からめぐみは3歳の頃に事故に遭って脳の障害があって、それが結びついて死んだという事になってるわけなんですが。
それがなんて言うか、自分が脳に障害が起こることと言うと自動車事故と思って言ってしまったという事で誤解を与えたと言ってますけど、金英男さんは別に自動車事故と言うふうには言ってなかったようです。

その事故、3歳の時にめぐみは低い所からですけど階段から落ちてたんこぶが出来た事はあります。
しかしそれで意識を失って救急車に載せられたというと事故になりますけど、普通の怪我であって頭が痛いなどという事も中学1年生まで有りませんし、そのために障害が出たらしいと言うこともなくて。
成績はいつも学校のトップクラス・学年のトップクラスでありましたし、脳に障害があったという事はちょっと考えられません。
その点、テレビに出てきたお医者さんの話を聞いていましても、小さいときに頭を打ってそれがうつ病につながる事は無いっていう事を、テレビ局が違いますから何人かの方がそうやってお話していますからそれはすべき事ではないと思います。

ああした生活をしていまして、アベックの方のように一緒に暮らしたわけではないので、18歳頃になったら帰れると思ったら帰れなくて、うつ病になったと言う事は亡命した工作員の証言から。
めぐみと一緒になって身の上話を聞いて、そんなことはありえると思いますけど。
たくさんの写真が出てきますけどその中に特に病気らしいと感じさせるものはありません。
ただ、カルテがたくさん出てきましてそのコピーを見ますといろんな病気になってるようですけど、そのカルテが日付順に並べたら年齢が連続しないとか、必ずしもめぐみのものかどうか分かりませんけど。
それにそんなにしょっちゅう入退院なんかを繰り返していたとすると、だいたい日本語教育の教官なんかになれるはずは無いと思いますし、それから結婚生活なんかも出来ないと思います。
結婚した後半くらいになると「帰りたい、帰りたい」という事をいっていたと蓮池さんも仰っていますから、やはりうつ病になったと言うことは有り得るかもしれませんけど、そんな病気の連続という事はちょっと考えられません。

それで今回新しく出てきた写真と言うのは、最初の時にも10枚くらい出てきたんですが、その後の時の日本の記者団向けの会見の時には2枚の写真が出てきまして、1枚は本人の物かどうか分かりませんけど(写真の裏に書かれた)数字の1と言うのは横にああして書くと7と見間違えやすいです。
だから私もああいう字は書かないし、めぐみも横に長くはしていないと思いますから字が違うような気がしますけど、韓国語の部分は我々は全く見当がつきませんから、本人のもので無いかもしれないと思います。
そして赤いスカートをはいているのを見ますとちょっと緊張した顔をしていますけど、でもやっぱり病気になったと言う感じはしませんし、それから1歳のウンギョンさんの誕生日の家庭でのパーティーでの模様もちょっと我々で想像も付かないような豪華にしていますけど。
あれも北朝鮮では立派な事をやると聞いていますけど、皆さんテレビで解説しているのを聞いても、あんな豪華な事をやれるのは限られた人だろうと仰ってました。

英男さんが話したのを総合的にみますと、やっぱり最初の(会見の)時は全く家庭生活の事は出なくて、それから原稿を読みながらの演説に、日本の新聞の評判からみても悪かったわけですけども。
それを知ってかどうか次の時には原稿も無しに、それから家庭の状況なんかについても話していました。
幸せな生活をしていたんだけど、脳の障害によってうつ病になって、その結果自殺をしたんだと言うような話に持って行こうとするための一つの形だと思います。
前の骨が出てきた時の写真も同じような形で、わが国が育てたんだけど、自分が弱って病気で自殺をしたんだと言う事で持ってきたんだと思いますけど、今回も同じような筋書きを作るために出してきたんだと思います。

あの2枚の写真と言うのは2002年の11月に、第3回の実務者協議が開かれていたときに、金英男さん、そのときはまだキム・チョルジュンさんでしたけど、チョルジュンさんがめぐみの遺骨と言う物を持ってきたわけです。
その時に日本政府の人は誰もチョルジュンさんと言うのは見たことが無いわけです。
最初に手紙を貰っていますけど、それは代筆だとか言われてますけど、それは本人から貰ったものではなくて北朝鮮政府を通じて貰っていますから、初めて見るから本人かどうか確認できない
結婚した直後の二人の写真とヘギョンさんと3人で写った写真があって、薄暗い部屋だったんで余りハッキリ確認は出来なかったんですけど、その写真に写っている人と骨を持ってきた人は同じ人だろうという事は政府の人も言っていました。
その写真が今回提供されたものです。

「ウンギョンさんはとても可愛くて賢い子だから、ぜひ会ってあげたら良いですよ」みたいな事を、テレビ局で向こうが英子さんがホテルにいて、こちらはテレビ局にいたわけですが、「何か横田さんに伝えたい事があるとか言ってたんですけど、どんな事ですか?」と聞いたらば、そんな事を言ってました。
我々としては今急に考えが変わったということではありませんし、特にこちらから会いに行くと言うことは考えていませんが、しかしめぐみの事が何か分かったと言うことがあったのであれば、また行って。
しかし、帰らない自分の意思だと言うかもしれませんけど、それはどこか別のところで政府の人が確認をするという事で、それは相談して決める事になるんでしょうけど、そういった事も考えなくてはならないことも出てくるかもしれませんけど、今の段階ではウンギョンさんに会いに行く事は考えておりません。
今回の記者会見、二回目の記者会見、それからお姉さんの会見で心から感じた事は以上です。(拍手) 

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東京連続集会20(6)

   『横田早紀江さんのお話』

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皆様こんばんは。
本当に遅くなりまして申し訳ございませんでした。
今、主人が殆ど感想を話してくれたので。

私は全然初めから、9月17日の時から、ずっと絶対に生きていると。
不思議なんですけど、なにかそういう不安な物が、死んでしまったと言う不安な物が絶対に感じられないので、カンと言うか自分の親の気持ち的なものだけなのかもしれませんが、絶対にあの子だったらうちの子だったらって。
みんな連れて行かれた人たちはどこか一ヶ所に、何をしているか分かりませんけど、大事な人質として囚われているというふうにしか思えないんです。
必ず元気で、いつか助けてくれるだろうと思ってみんな待っていると思います。

この間の金英男さんの面会・対面があったときの事は、最初から本当にこういうふうに、きっとこういうふうに言ってなるだろうと思っていた所にその通りで、びっくりするほどぴったりの感じで参りましたので、ああ、やっぱりそうだったというふうな物にしかなれなかったんですけども。
やっぱりヘギョンちゃんが出てきたときにかなりお姉さんになっていて、あの時はまだ本当にまだ少女と言うか抱きしめられるような小さな少女だったような気がしましたけど、ちょっと何年か経つとすぐに成長してね。
あんなに大きくなって。
ああ本当に大人になったなぁ、と。
本当にお父さんは小さい時に会いたいだろうなと思って、何とかして早くそういう日が来ると良いなと思いますけど。

やはり大人になっていた分だけ彼女自身もいろんな、何年か前の幼い顔の時と違って大人としての感覚も発達して来ているでしょうし、いろんな事も思いを巡らしたりしながら話をしていたような感じが見えて、どういって話したら良いのか。
鯉がアップアップして水面でこうして酸素を求めているような気持ちで、本当に可哀想で、こんなにも親・子・孫まで難題にも亘って拉致問題というのは本当に残酷、ということが改めて思われて。
私は・・・(聞き取れず)にも書いてありますけど、私は本当にお腹の中が煮えくり返るような悔しさで、どうして助けて上げられるんだろう?っていう事としか考えていないんです。

やはりあの、あちらは何とかしてこの拉致をした人たちが生きているって言う事を世界が知った時に、どういうことだったかと言う事が全部明らかになるし。
田口八重子さんの事もまだ大韓航空機爆破事件というのは我が国がやってないと言っているわけですから。
そういう所を全ての事を覆い隠そうと・・・・・・(聞き取れず)あちらの国のやり方だと言う事がようやく国際的な所まで分かってきて本当に私たちには信じられないような事だと、私たち自身がまだ本当かな?と思いながら始まった活動でしたけども、本当に次から次からと明らかにされて今もこうして事実が出て来ましたので。

本当に今問題になっているように制裁の問題もそうですけども、中国が今こんな時だからこそ、いろんなリスクもあるし国によって大事な事もあるでしょうけども、こういう事は全部の国が一緒になって違う!これだけは違う!こうしなさい!という事を一緒になって一つになってメッセージを出す、本当に良いときなので本当に考えを改めてみんなと一緒に協調して。
その代わり、それが出来れば本当に平和に友好関係はもちろんですよと言う事をきちっと伝えてやって頂けないものかな?と思いながら、願っております。

また質問を頂ければあれですが、今ちょっとこのような事しかいえませんが、めぐみは必ずどこかに他の人たちと一緒に匿われていてどこかに一生懸命頑張っているんじゃないかという事をいつも考えて頑張っています。
ありがとうございます。(拍手) 

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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2006年8月 3日 (木)

東京連続集会20(3)

   『安明進さんの証言 その1(通訳:西岡力氏)』

0000872m まずお話申し上げる前に、私はちょっと日本の地理がまだ良く分かっていないので、(道に)迷ってしまって遅くなってしまった事を謝罪申し上げます。(笑い声と拍手)

今回の記者会見はですね。
韓国よりも日本で大々的に放映されました。
今回の記者会見を見てですね。
今回の会見は韓国人拉致被害を認めて韓国との関係改善を図ろうという会見ではなくて、日本を大変意識した会見だと思いました。

まず離散家族の再会の行事の中で金英男さんと家族の再会がなされたんですが、金英男さんは一般の離散家族とは別に特別に個室を二つ与えられて、そこで家族と面会をさせられたわけです。
その再会の場面を見てますとですね。
今の彼の所属はどこかもちろん分かりませんし、北朝鮮の赤十字の人間が何人かいたかもしれませんが、私の見覚えのある、昔私を教えた朝鮮労働党直属政治学校。
それが92年に金正日政治軍事大学と烽火大学に分かれたんですが、金正日政治軍事大学側にいた、私の事を叱った教官までもがそこにいました。

これを見ながらですね。
金正日は余りにも露骨だと。
私や先輩たち、政治軍事大学出身の者は韓国に何人もいるのに、その人間たちが見れば分かるにも拘らずその教官たちが堂々と出してくるんだなぁ、と。
それは韓国政府は自分達の味方だと安心しているからじゃないか?という考えも浮かびました。
そして金英男さんは統一事業で働いていると言ったんですが、韓国ではじゃあ統一事業って何なんだろう?と思う。
北朝鮮で言う統一事業というのは韓国を赤化統一する、金日成・金正日の独裁下で統一するという統一事業です。
確実に韓国を赤化統一する事が統一事業だと言う事は韓国の専門家たちはみんな知っている事です。
そして韓国で北の統一事業というのは赤化統一事業なんだという事を言える人たちは、実は今大きな声を出す事が出来ない状況にいます。

実は金英男氏については私はちょっと分かってなかったんですが、あの金英男さんは何回も政治軍事大学で私は会っていました。
しかし当時、北朝鮮の言葉遣いを完全にマスターしていたので、韓国からの拉致被害者だと思っていなかったんです。
教官ではなくて、教官を助ける補助員のような職員のような仕事をしていた。
崔正男(チェ・ジョンナム)と言う私の先輩の工作員の証言によって金英男さんが実は韓国人拉致被害者なんだと言う事が明らかになったんですが、それ以外にも何人かの先輩たちがいるんですが、先輩たちは今口をつぐんでいます。
多分その証言をした崔正男と言う先輩の工作員もただ高校生の時の写真を見ただけではなくて、北朝鮮にいるときに金英男さんと個人的に親しくなって韓国人拉致被害者だと分かって、そして韓国に入って捕まって証言したんじゃないかと私は思います。

実は金英男さんは我々学生に南のビデオを、つまりテレビ等のビデオを見せる技術者の役割をしていたんですが、当時我々は南のビデオを見るとですね。
性に関する描写があるとそこはカットされる。
あるいは南のニュースを見るときもですね。
南北関係に関する微妙な問題が出てくるとそこはカットされて次の場面が出てくる。
それを何でこれカットするんだ?と言って、担当者の金英男さんに学生たちが「もっと見せろ、何があるんだ」と言うとですね。
彼が「私は何があったか知りません、ただ命令どおり上に言われたとおりにやってるだけです」と答えた場面を生々しく記憶しています。

今回の金英男さんの記者会見はもちろん強制的にさせられたものだと私は信じていますけれども、強制的にさせられたにしても彼は嘘をついたと言う事で、彼なりの少しは責任があると言う事で、もしかして私がこれから言った事が向こうに知れたら彼は処分をされるかもしれませんけど、いくつかエピソードを紹介したいと思います。

ビデオの授業が終わって休み時間になったらですね。
実は「休み時間にしないで、もっと面白いビデオを見せてくれ」と言うと彼は教材では無い、面白い場面の入ったビデオを見せてくれる。
それから授業が終わった後ですね。
何かを覚えなくちゃいけないと何回も同じ場面を見せられるわけですけどそれはつまらないので、担当の教官に、実は今は地下の以南化環境館という韓国人化教育の施設の中の・・・(聞き取れず)ですけど、その時には韓国のお金を貰って買い物とかをするわけですね。

担当の教官に韓国のお金を渡すとちょっと自由にして貰えると。
教官たちが何かそれで買うみたいなんです。
で、教官たちをどこかにやって、そして面白いビデオを見ていた。
その時に金英男さんは実は我々を助けてくれた。

実は今回何枚か写真が出てきたんですがその中の一枚、ヘギョンさんを抱いて写っている。
白頭山で金日成が生まれたと言うのは嘘ですけど。
そこの前で撮った写真で金英男さんが着ている服は、あれは私は大変見覚えのある服なんです。
あれは韓国製の作業服ですけれども、中で作業をしている教官たちやその助手たち、金英男さんもあれを着ていたと、以南化環境館の中で。
だから見覚えのあるもので、韓国製だから北朝鮮のものに比べて良い物だから、これは自分でも良い物を着ていると自慢をするためにソウルでも着ていたのかなぁと感じる。

それからですね。
子供を抱いている金英男さんの写真の中で背広を着ている写真を見ると、実は以南化環境館の中に背広屋があってそこで売ってた既製服です。
ポケットが(背広の)横(=脇)に入っている(=付いている)と言う意味ですね?
そういう昔韓国で作られた既製服です。
写真の中で妙高山だとか白頭山だとか平壌市内の写真は外部の人間が多いですし、もしかしたら韓国代表団などと偶然に行き当たるかもしれないのでサングラスをかける。
彼らは自由に外に出ることなど出来ないのです。
たまに外に出る事が出来たときに記念写真を撮っただけだと思います。

今回の記者会見を見てですね。
この記者会見の前に何日間かあるいは何ヶ月間か練習をさせられて、それで原稿をすらすら彼は読めるようになって出て来たんだなと思いました。
今回お母さんに上げた写真の中に、息子が後ろにいて傍に座って息子と遊んでいる写真、それから家族が熱帯系の植物がいるところで写している写真、それからヘギョン(さん)がやっぱり熱帯系の植物の前で撮った写真。
そこの所に写っている植物と言うのは一般的な北朝鮮の人間が接触できるような植物ではなくて、招待所の中でしか見ることの出来ないような植物の前で撮られた写真です。
今年の夏に、ですから自分のお母さんに会う直前に撮って渡したと思われる写真です。

その様な植物と言うのは政治軍事大学などには無い物で、自分達がいたところよりもっと良いところの環境の招待所に入れられていたんだなぁと。
家族ごと。
そこで家族ごと再会の為の練習をさせられていたんだなぁと思ったんです。
そして今回ですね。
拉致と言わないで漂流して助けられたんだと言ったと、それは三号庁舎の人間でもいくらなんでもこんな嘘が通用するとは思っていません。
しかしそれでも我々の口から拉致と言う事は出来ないと考えて、こういう事を言い出したんじゃないか。

・・・証言その2へ

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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東京連続集会20(4)

   『安明進さんの証言 その2(通訳:西岡力氏)』

拉致だと言えばじゃあ悪い事をしたと謝らなくてはならない。
責任が付いてくる。
だから絶対に拉致だと言えないわけです。

今回の記者会見で金英男さんの顔だとか動作を見てですね。
私はつまりビデオの授業で金英男さんと何回も会ったわけです。
数えてみたら何百回も会ってるんです。
その金英男さんと比べてみてですね。
私の覚えていない金英男さんの姿です。

まずですね。
私の全然見たことの無い、口が渇いて、そして何かマイクにも乾いたような音がしていた。
そしてもうひとつは話した後で息を吐く。
ハァ~と。
これは私の感じですけど、「なんでこんな嘘まで俺、言わせなくちゃいけないのか?」という彼の思いがこもっているような息のように思えました。
心の中で「ちくしょ~」と言う感じです。
そういうふうに「この野郎」とか思って喋っている、喋らされていると、そういう印象を受けたと。

それから最後に原稿をしまって誰かに渡そうとして、こうやってお母さんのところに言って向こうに渡しましたけど、あれも自分の本心では無い、原稿を読まされているんだと言う事を何とか示したいと思って彼が意図的にやった行動ではないか?と。
不自然で、ああいうふうには普通しないわけですけど、というふうに私には見えました。
原稿を自分がしまって誰かに渡すと言うのは、台本にあったと思いません。
台本どおりにやったとすれば、北朝鮮がこれはおかしいと思われるからと言って止めさせます。
だから台本には無かった動作だと思います。

ここにいらっしゃる皆さんは「まさか北朝鮮がそこまでやるか?と」思われるかも知れませんけど、北朝鮮は例えば銃を後ろで突きつけてやらせると思っても良いわけです。
会見が終わって隣の部屋に行って、そのまま刑務所や収容所に入れられてしまうと言う事が十分あるんです。
彼らは絶対に本当のこと、心の中を言うことは出来ないんです。

正確には覚えていないんですが、めぐみさんについて金英男さんが言った言葉でですね。
「死にました」とか「自殺しました」とかではなくて、「自殺したことになりました」とかという「・・・事になりました」という単語が語尾に入っている。
本当にめぐみさんが死んだところに彼が立ち会っていたとすればですね。
ああいう中にいたら自分が頼れるのは妻しかいないわけです。
幼い娘が残ってしまって、それを育てなければいけない。
大変な衝撃だったわけです。
それを死亡年度を覚えていないなんて事は有り得ない訳です。
93年だったけど間違えたなんて有り得ない訳です。

まためぐみさんの骨をまず土葬していて、その遺体を掘り出して火葬したと言う事もですね。
北朝鮮では全く不自然で、無い習慣です。
昔北朝鮮ではですね。
党の幹部たちが、自分の両親の遺体を掘り起こして火葬して故郷にもう一度移送するという事はありましたけども、めぐみさんの故郷に移送できるわけも無いし、金英男さんも故郷が無いわけです。
そんな人が掘り起こして移送する為に火葬するなんて、有り得ないんです。
全く不自然です。

そしてまた故郷も無いような金英男さんが元の妻の骨を掘り起こして火葬するなんて事を、三号庁舎が許すはずも無いんです。
火葬場として行った所も、大変豪華な招待所だと。
あんなところを何で火葬場と言うのか?と、日本人を馬鹿にしているのか?と。

北の精神病院というのはあんな所ではないと。
逃げられないようにですね。
鉄条網が引いて鉄格子が付いていてというところが精神病院で、あれは綺麗な・・・(聞き取れず)だと思います。
そこに日本を納得させる為に患者たちを綺麗な服を着せて準備しておいておいたと。
北朝鮮に中々行けないからと日本のマスコミたちも行って、北朝鮮がセッティングして「写せ」と言った所をそのまま写して帰ってきたと、言うふうに思いました。
本当に見ていられなかったわけです。
何故北朝鮮がセッティングした所を、ただそのまま素直に何も文句を言わないで写して来たのか?と。

北朝鮮は何とかしてめぐみさんが死んだという事を日本と横田さんの両親に説得しようとしているのですから。
今度はまた崔桂月さんたちを8月と9月に招待すると言ってるわけですから、そこでまた何かショーをするかも知れません。
日本の皆さんも日本のマスコミの皆さんも、このままそのショーを受け入れてはならないと思います。

(ここで横田さん夫妻が会場に入場・登壇、会場より大きな拍手)

実は今回金英男さんと言う韓国人被害者、それも以南化環境館という工作員教育に使っていた韓国人被害者を出してきたと。
その被害者に教わった工作員出身者が私をはじめ何人も韓国にいるのに出してきたと言うのは、大変日本を意識している事だと思っています。

そして韓国政府もですね。
それに対して抗議をするどころか逆に拉致の責任も追及しないで、ただ人道的な再会とだけ言ってですね。
統一部の長官が、ただ北に米をやるとか言って再会だけをセッティングして、そこまでしてめぐみさんの死を日本に納得させようとしているのか?と。
韓国政府に対しても大変な怒りとそして背信感を感じました。

韓国政府の中の専門家・実務者で、金英男さんが拉致であるという事に付いてきちんと説明が出来る人を一度も出さなくて、韓国政府の立場を表明せずに彼の会見をそのまま受け入れたと言う事を、これは許せないと思いました。
そしてその再会の場面にはですね。
私の教官たちが何人もいたわけですけども、赤十字の人間じゃない人が指揮をしているいる事は韓国政府も分かっていたはずなのに、何故そのまま放置していたのか?

そして私はここではっきり申し上げたいんですが、今後はですね。
めぐみさんが死亡したと言う一方的な主張を北朝鮮だけが言うんじゃなくて、韓国の一部の間違った考えを持っているこういう政府高官たちも含めて、そういうふうな嘘を日本に言って来るんじゃないか?と思います。

基本的な事から申し上げたいんですが、60年前の朝鮮戦争のときに亡くなったアメリカの兵士の骨も北朝鮮は今掘り起こして送っているのに、特別管理の対象であっためぐみさんが死んでいるんであれば、何故その骨を日本に送る事が出来ないのか?と。
送ってしまえば彼らは金を貰う事が出来るわけです。
なせそれが出来ないのか?という事です。

ですから北朝鮮は今ですね。
子供でも信じる事が出来ないような嘘をついているわけですけども、絶対にその様な嘘に皆様日本人は騙されてはならないという事をもう一度、喚起したいと思います。

カムサハムニダ。(拍手)


このテキストは話しの花束ぴろんさんの労作です。

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2006年7月30日 (日)

東京連続集会20(2)

   『西岡力 副会長のお話 その1』

0000871m2

西岡でございます。(拍手)
先週ですね。
3日間韓国に行って来まして、金英男さんの記者会見について韓国がどういう反応を示しているのか?という事を直接聞いて来ました。
また日韓の救出団体が対立している。
あるいは拉致問題で日韓が対立していると一部報道があったんですが、その辺についてもいろいろと話を聞いてきました。

先週の火曜日の10時にソウルで記者会見がありました。
産経新聞が報道をしていましたが、韓国には拉致被害者家族会が3つあるんですが、そのうち2つが会見を合同でしました。
崔祐英さんたちの家族会と、それから朝鮮戦争中の家族の李美一さんたちの家族会です。
私もそこに同席をしていました。

そこで二つの事が主張されたんですが、一点目は金英男さんの記者会見についての韓国の家族会の見解です。
真実が反映されていない会見である。
真実が反映されていない会見に対して韓国政府がこれは真実で無いと言っていない。
韓国政府の姿勢が大変問題である。
真実が反映しない会見が何回も繰り返されても拉致問題解決には繋がらない。
再会出来たこと事態については良かった事だと思うが、嘘を言わされているという事で拉致問題解決にとってはこれ以上の進展が見られなくなってしまった。
韓国政府がこれに対して何故反論しないのか?と。
金英男さんが可哀想だと。
韓国政府だけでも金英男さんが嘘を言わされているんだと言わなければ、彼が嘘を言わされているという事を分かってくれる人が世界中にいなくなってしまう。
韓国政府が言わないので私たちが会見をしました、と言うふうに言っていました。

そして二つめはですね。
実は今回の離散家族の再会の中に朝鮮戦争中の拉致被害者の名簿が当初入っていたんですね。
奥さんが朝鮮戦争中の家族会の会員で夫を待っていたんですが、夫と会えるというふうに北朝鮮側から通報が来たと。
ところが、そして会う準備をしていたら、出発の1週間前くらいになってこれは事務上のミスだったと。
同姓同名だけれども、男性がいたんだけれども、その男性の妻というのは申請した人間とは違うと。
いうふうに北朝鮮から通報が来たと。
いうことで、それに対して韓国政府が北朝鮮から行政上のミスだったと行って当事者の妻に繋いだだけだったので、朝鮮戦争中の被害者家族会は政府に抗議をして北朝鮮にもっと厳しく言えと。
北朝鮮は拉致被害者と気付いてなくて名簿に入れたのが、後で分かって拙いと思って中止したに違いないと。
もしもそうでないのならば、北朝鮮が言ってる通り朝鮮戦争中の拉致されたと言う人と同性同名の人が、離散家族にいるという事を証明しろと、言う記者会見だったわけです。

そしてもう一点目、韓国の大手のメディアは一切書いて無いんですが、左派のインターネットの新聞とそれから一部の左派系の国会議員の人がインターネットのニュースなどで、日本の救う会やそれを支える運動が極右反動勢力であって、それと連帯してはならないという事を言っていたんですが、それに対して韓国の二つの家族会は、今までも連帯して来たしこれからも連帯していきますと。
人道そして人権という観点では日本の運動と全く一致してやっていくことは出来ますと、いう話がありました。
まずその事をご報告しておきます。

そしてもうひとつですね。
韓国の当時の新聞を金英男さんが記者会見をしたときの新聞をちょっと調べてみまして、どういう見出しだったのか?
日本でも一部報道はされていますけども、これは記者会見の次の日の朝鮮日報です。
一番自由民主主義の立場に立っている一番部数が多い、韓国でも一番のクオリティペーパーですが、これはですね。
「金英男さん拉致では無い、嘘」と書いてあります。(笑い声)
かぎカッコつきで拉致ではないと書いてあって、その後嘘と書いてあります。
見出しで嘘と書いてある。
そしてその論説ではですね。
「北の企画ドラマ、母子対面」(笑い声)
企画ドラマ、これが朝鮮日報です。

同じ朝鮮日報でこれは解説ですけども、「北の工作員も拉致だと認めたのに・・・」(笑い声)
それで「北の政府は何故嘘を言っているのか?」と言って、解説記事が書いてあります。
そこには97年に安全企画部が金さんが拉致されたと確認した、と。
北は同じ時期に高校生5人を拉致した、と。
小さな船で寝ていたら、なんて納得できない、と。(笑い声)
63年に拉致された日本人も漂流して北に入ったと主張していた。
寺越事件まで紹介して解説を書いています。
それから韓国の、これも朝鮮日報ですけど、韓国の家族会のコメントとして「北の政治的なショーに過ぎない」と韓国の家族は言っている。

それからこれは東亜日報ですが、「海水浴場で拉致、南に侵入したスパイの陳述と違う」と。
それから東亜日報の社説は「28年ぶりの母子対面、涙の海を作ったのは北の拉致犯罪である」
責任は北朝鮮にある。

次は中央日報は専門家、「徹底した脚本に従った会見である」
脚本どおりの会見である。

それからですね、一番左派系の新聞でハンギョレ新聞と言うのが有るんですが、このハンギョレ新聞も一面でですね。
「金英男、拉致疑惑を否認」というふうに事実関係だけを書きまして、しかし中の記事では「突発入国、当事者の証言、他の証人が無いので真実が漂流」
真実が漂流している。(笑い声)
ボートが漂流しているんじゃない、真実が漂流している。
ハンギョレ新聞でも真実が漂流という見出しをつけたんです。

言う事でして、つまり北朝鮮は韓国の世論にめぐみさんはもう死んでいるんだと。
ところが日本の拉致運動いろんな政治的な動機を持っていて、意図的に北朝鮮を圧迫しているんだと印象付けようと今回の記者会見を企画したと思われるのですが、しかし韓国の左派新聞までが真実は漂流と言わざるを得ないくらい説得力を持たなかったと。
朝鮮日報は嘘と書いている。
一番左側のハンギョレ新聞も真実は漂流と書いている。
言う事で彼らの工作は失敗したと言えると思います。

北朝鮮の工作は、後で安明進さんに解説してもらった方が良いと思いますが、北朝鮮の工作が侮りがたいと思われるのは人間に対する工作をする。
人に対する工作は大変優れています。
ある特定の人間に対して接近してそういう人間を自分の側に(引き寄せるために)、弱みを握ったりあるいは喜ぶ物をやったり、それが情報だったり名誉だったりお金だったりいろんな事をしますけど、そういう事をやるのは上手いんです。
日本の自民党の政治家の人たちにそれをやられた人たちがたくさんいるという事は、自民党以外の政治家の人たちももちろんそうですが、ここで何回も議論してきたとおりですが。

実は金英男さんの家族と我々がソウルで会ったときには、北朝鮮に行きましょうなんて話は一言も出ませんでした。
ところが東京にいらっしゃった時には何回も横田さんに一緒に行きましょうと言った。
そしてその時に崔桂月さんは息子と孫に会いに行きましょうと言った。
その時点でまだ北朝鮮は金英男さん拉致を認めていなかった。
それなのにあの80歳のおばあさんが行けば息子に会えると横田さんに喋っている。
それは我々が5月にソウルに行って彼女たちが東京にいらっしゃるその間に、何かがあったんです。
韓国政府がその間にあの家族の所に話をして、会えるかもしれないという話をしたんです。

その事を実は金英子さんが日本のテレビの中で話している。
会えるかもしれないといわれて、国民大集会で経済制裁をしようと一緒にこぶしを振り上げたらば、拙いと。
いう事に、端的に言えばなったんだと思います。
北朝鮮が一番嫌っている(麻生)外務大臣と会ったら困ると。
安倍さんの事は会っても、私よく分かりませんが、突然キャンセルして外務大臣には会わなくなったと。
言う事ももちろん、家族会同士のいろんな争いも小さな物としてあるんですが、本筋とすると韓国政府がそういう事を言ったんです。
韓国政府がそういう事を言ったというのはどういうことか?というと、北朝鮮から会わせてやると通報が来たという事です。

北朝鮮と韓国政府を通して、韓国政府を通して崔桂月さんに話があったと。
あのおばあさんは会いたいんだと。
ならば会いたいということで会わせて、日韓の連帯を崩せば良いと。
そういう事は大変上手いんです。

そして記者会見をしたという事です。
後で安明進さんに聞きますけど、あそこで会見場を仕切っていたのは三号庁舎だと。
三号庁舎の人がですね。
さっき増元さんも言いましたけど、シナリオを書いたわけです。
めぐみが死んだという事を韓国人に納得させるような会見にしろという事だと思うんですが、それをお母さんたちを横に座らせて会見したと。
そこまではもう大成功ですよね?

韓国の記者たちも事前に刺激するような質問はするなといわれていて、会見をして何かを喋らせる事が優先ですからそのことのみ。
事前に質問を出して会見が出来たんです。
そして生放送で世界に発信できる。
夫にめぐみさんは死んだと言わせるって機会まで作ったんです。
そこまでは大したもんだったんです。

しかし失敗したのは何か?というと、つまり調子に乗りすぎたんですね。
上手くいっていて、そしてここまでは上手く行ったと。
韓国政府も味方にして、家族も味方にして出した。
しかし、世論というものが分からないんです。
韓国にも世論がある。
ところが分からないんです。

だから私が一番酷いと思ったのは、もちろん小さな船に乗ってって言ったところもおかしかったんですけども、その後着いた後にですね。
北朝鮮に着いた後、最初は緊張していたけど北朝鮮の人は優しくて、そして北朝鮮は大学教育が無料だと。
故郷に帰ってもうちは貧乏なので北朝鮮で教育を受けて行こうと思って残る事にして28年経ちましたと。(笑い声)
と言う事を、原稿があったわけです。
その原稿を母親の前で息子に読ませる。
お母さんを捨てました、と言う原稿を母親を横にして、28年ぶりに会えて泣いて喜んだ母親の前で読ませる。
言う事をやるわけですね。

つまりお母さんの愛情よりも、党の愛情の方が上だと言わなくちゃいけないわけです。
金正日の愛情の方が上だと言わなくてはいけない、と言う社会の常識を韓国の世論がどう思うか?と思えないんです。
家族を横においておけば家族がその記者会見に同席したんだから反論できない。
そこまでは良く考えているんです。
しかし、世論が分からない。

それは小泉訪朝の時もそうだったと思います。
平壌宣言までサインさせる所までは緻密にやられていましたよね?
しかし家族会が記者会見をして、普通の鉄工所のお父さんとか、銀行員を辞めたお父さんとか、市場でマグロ買ってる競のお兄さんとかが(笑い声)、日本では話をしたらば国民はそれを信じるんだという事が分からないんです。
総理がサインしている方が上なんです。
北朝鮮では。
トップがサインするんですから。
それが分からない。

今回も、つまり韓国の人たちはめぐみさんが死んだかどうか分からないわけです。
我々がめぐみさんが生きていると言う根拠について、韓国に宣伝出来ていません。
遺骨についてはネイチャーと言う雑誌が報道したと、韓国の新聞は大きく書いてるわけですね。
どちらか分からないという雰囲気です。
しかし、今回の会見が全く説得力を持たなかったのは、金英男さんが北朝鮮へ行くプロセスが全く、韓国の左派新聞でも真実は漂流と書かざるを得ないくらい説得力が無かった。
それで失敗をした。
そういうことです。

その会見を見て感じたことについて安明進さんが来ていますので、その話をしてもらって、ミサイルの話は私、後でしたいと思います。

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東京連続集会20(1)

   『増元照明 家族会事務局長のお話』

0000870m

こんばんは。(会場より「こんばんは」の声)

先週でしたか藤沢の集会で記者会見のことでは多少お話をさせて頂きましたが、とにかく茶番見てて辛かったと言うか馬鹿馬鹿しかったというか腹立たしかったと言うか、それが印象です。

代表御夫妻もその時仰っていましたけども、ある程度の予想出来た回答でした。
しかしいくら言い訳するにもあの言い訳はちょっと酷過ぎますね。
はっきり言って世界中の誰も信じないと思うんですが、でもそれをしゃあしゃあと言ってる北朝鮮の工作機関、三号庁舎でしょうね。
人材がいないということがこれでハッキリしたんですが、これ以降三号庁舎がこれに関わってくるともっと無茶苦茶になってしまうような。
ただ嘘を重ねていくと必ずほころびが出てくるという事で、その点ではどんどんやって貰えば良いんでしょうか?

ただ先ほど言ったようにそれを垂れ流しされると見ている家族が非常に腹立たしくなったり、特にヘギョンちゃんに嘘を言わせてる姿を、いつも早紀江さんが仰っていたんですが、辛いんです。
その姿をさせるために2ヶ月か3ヶ月か訓練させられて、そして北の言うように喋らなければならない状況というヘギョンちゃんを見るのは嫌なんです、と仰ってたので是非そのあたりの事を報道の方はしっかりと考えて頂きたいと思います。

毎日毎日、朝から晩まで彼らの嘘を垂れ流されると辛いです。
更にもう一つ言っていきますと日本の国民の中にも、信じはしないと思いますけども。
ただめぐみさんの死亡に関して報道で、「やっぱり死んでしまったんではないか?」と思う人が出てくる。
集中してこの拉致問題の考えをずっと理論しながら研究している人は、そんなに多くはないと思うんです。
ただテレビをつけてワイドショーを見て報道を見て考えている人たちが多いので、それを毎日のようにめぐみさんは死んだという報道だと、その中で段々と「やっぱり死んでしまったのではないかな?」と、そういう思いを抱く方たちが出てくる可能性があるので、あまりあの、本当でしたらもう、これ以上彼らの事をただ単に垂れ流すのは止めて頂きたいと思います。(「そうだ、そうだ」の声)

更に日本の記者に対する会見もされました。
これは金剛山での酷い会見が余りにも韓国内でも日本国内でも酷い報道がなされたから、やはりもう一回やっておかなければならないという思いでやったんでしょうが、行かれた記者の方が殆ど拉致の問題に対して今まで真剣に取り組んでいなかった方たちなんでしょう。
ただ向こうの用意された物を見せられて何ら反論もしていないのか。
その反論したと言うのが全然聞こえて来ないんですが。

例えば火葬場に連れて行かれたけども建物の内部には入れなかった、と。
「何故入れないのか?」くらいは言っても良いんじゃないでしょうか?
「何で入れないんだ、ちゃんと火葬場見せろ」と言っても良いんじゃないですか?
で、あの建物なんですけどいろいろと皆さん仰っているように煙突が無いとか、あの建物自体がですね。
松木薫さんの遺骨を納骨していた建物と全く同じ、というふうに斉藤文代さんから電話がありました。
平壌にひとつしか無いんでしょうけども、納骨堂と火葬場が一緒になっているのに余りにも小さい華奢な建物だったと私は思ってますので。

まず行った人が中を見せろと言って欲しかったですね。
それで彼らがどういうふうに対処するのか?
更に金英男氏の会見についても何ら追求したのかどうか?僕たちのところには入って来ていない。
ただ今回、実際北朝鮮が許可したのは日本の社会部の記者、新聞社の余り拉致の問題に詳しく無い人たちであろうと。
その中で記者会見が行われたのは非常に残念ですし、無理矢理な・・・(聞き取れず)もいるようですけども考えて頂きたいと私は思っています。

更に今度ヘギョンちゃんがああいうところに置かれてしまったので、今後ヘギョンちゃんの待遇、ちょっと心配はしているんですけども、我々としては日本に取り戻したいと思っているんです。
ただ金英男氏の家族も出て来ましたので、非常に難しい立場になってしまったなと言う感想を持っています。

更にテポドンです。
テポドンが7月5日、私は新潟の港に行きました。
新潟の港で万景号が入って来るのを抗議する集会に参加する為に新潟の港にいまして、7時くらいに電話で起されてテポドンの発射という事を言われました。
その時に不謹慎ですが、第一番目に思ったのは「やったぁ!」という、これで日本政府が全く制裁をしなければ、私たちの国はおかしくなるというか、国民が絶対に許さないだろうと思って制裁を課すというふうに思って喜んだと言うのが第一印象です。
正直な気持ちです。

日本の国土に落ちたわけでも無いし日本海に落ちたんですが、それでも制裁をするだろうという確信を持っておりました。
安倍官房長官でありますし。
案の定その日のうちに制裁がかかり、そして万景峰号の入港はなされませんでした。
早朝8時に港に行って「万景どうなってるんですか?」って聞いたら、沖の方で待機という状態であると。
夕方まではおそらく入らないでしょうと聞いたんで、それでその日のうちに制裁が決まるかどうか分からないけれど、夕方まで入らないんじゃないですか?という事で、夕方まであそこで待っているわけにはいかなかったので東京に帰ってきましたが。
東京に帰る車中の中で、制裁の発動が決定されたと言う。
しばらく1年近くは新潟に通わなくて済むなぁと。

半年と言っても半年過ぎたら冬に向かいますから、冬の日本海は万景峰号で航行するには非常に厳しい状況なんですね。
李英和さんでしたかね?確か。
万景を作って贈る時に、金日成があの万景峰号の設計に多少文句というか、もうちょっと大きくしろと天井を高くしろといって、多分・・・・・・(聞き取れず)たんでしょうけども、で非常にバランスが良くない。
だから凄い揺れるんですね。
あれで行った方はこの中にいられるかどうか分かりませんが、非常に揺れが激しくて在日の方もあれで行くのは大変だなと李さんも言ってらっしゃいました。

あれで行くよりは飛行機で行った方が全然良いんです。
料金も安いですし、楽ですし、平壌に直接入れますし、時間も短い。
ですからあれが止まった事を一番喜んでいるのは在日の方たちだと私は思っています。
あの船が止まったことによって、あの船で行かなくて済むんですから。
それは彼らにとって非常に良い事だと思っています。
他のある程度安くて済むという事ですのでそれはそれで良いんですが、万景峰号を止めたと言う事一点だけは評価しております。

しかし、さっきも言いましたけど何故拉致を冠につけなかったか?
つまり拉致問題の解決の為にも、というふうに言って頂きたかったし、1998年のテポドンの時も私はそう思ったんですが、我々はあの時も経済制裁の発動という事をずっと訴えてました。
確か1998年か97年、経済制裁の発動をして拉致問題をしてくださいとずっと訴えたんです。
それがテポドンが領空内を通って初めて日本政府は一応制裁をかけたんですね。
万景号は止めませんでしたけども、公務員の渡航禁止それからチャータ便の渡航禁止。
日本にいる北朝鮮の国会議員にはあんまりやってないんです。
厳しい制裁ではなくて軽い制裁をやってるんです。
でもそれでも制裁をかけたんです。

さらに1999年でしたかね。
テポドン2号、99年、もう一度撃とうとしたんです。
もう一度撃とうとしたときに、あの時の誰でしたかね?
誰が官房長官でしたかちょっと忘れましたが人・物・金を止めると言ったんです。(隣で西岡氏が「高村さん」の声)
高村さんというのは拉致はテロだと言った人ですが、人・物・金を止めると言ったんです。
あの時は日本独自で制裁をかけられる今の改正外為法とそれから特定船舶入港禁止法は無かったんです。
常に日本政府が言っていたのは単独で制裁はかけられないとずっと言ってたんです。
その最中です。
1999年、人・物・金を止めると言ったんですから。
え?と私思ったんですね。

全く実害の無いテポドンの上空通過で人・物・金を止めるとまで言えるのであれば、拉致被害者、あの時には政府認定は8件10人です。
8件10人の拉致被害者を政府が認定しているにも関わらず、それに対しては全く制裁をしようという姿勢が見えなかった。
ですから私は非常に腹が立って2000年の外務省前の座り込み、自民党の外交部会前の座り込みでもその事を申し上げました。
政治家の方たちも官僚の方たちも何か分かりませんけど、結局自分達が築こうとした信頼に対して裏切られて面子潰されたから制裁をかけるのか?という思いで、もっと実害のあるはっきりと制裁をかけて頂きたいとずっと言ってました。

2002年、9.17拉致問題が顕著化して、はっきり言って拉致問題解決のためには私たちは圧力が必要だと思っていたんですが、それ以降北朝鮮の不誠実な対応に対しても何ら制裁をかけようとしていなかったのに、テポドン一つ撃ったと同時に制裁をかけるという。
安倍さんだからかけられたという、それまで全然かけようとしないで、テポドン一つでかけるというのはちょっと私たちにとっては残念な気持ちです。
日本政府は拉致問題を最優先課題にするとずっと私たちに言い続けてました。
それが結局は最優先課題ではなかったと言う事をあの一点で私たちに教えて頂きました。
じゃ、今まで何を優先課題としてやってきたのか?
私たちはちょっと残念な気持ちが非常に強いです。
ただ、ただただって先ほどから言ってますけど、かけた事は解決に向かって繋がっていくだろうと思いますし、半年間の万景峰号、これが拉致問題も視野に入れてというふうに官房長官が訂正されましたので、日本国内では拉致問題の解決が無い限りはこの制裁を解除する事は無いだろうというふうに期待しています。

更に国連安保理での制裁決議の日は最初は威勢が良かったのに、さすがに中国・ロシアが中々拒否権を行使するかもしれないという状況の中ではちょっと難しくなるのかもしれません。
でも制裁決議は一応上程しても決議できるかどうかではなくて、どの国があのテロ国家の支援国家になるのか。
それを世界中に知らしめて頂きたい。
どの国があのテロ国家に支援しているのか?
あのテロ国家支援国として今存在するのかという事を国連の場でちゃんと知らしめて頂きたい。

更に申し上げれば、国連の機能が今まったく生きてないから拉致問題の解決も出来ませんし、中東の問題だって解決できないんではないですか。
話し合いで問題が解決するのであれば国連が主体になってこの拉致問題も取り組んでいかなければならないし、中東の問題にも取り組んでいかなければならないのに、全く機能していないというのは国連の存在意義さえ私たちに問題として考えさせられる状況になってくると思います。
今後安保理の決議がどうなるか?
私たちには不透明ですけが、もう国連だけ頼りにする時代ではないのかも知れない。
もし頼りにするとすれば国連の機能を変えるような声を私たちは上げていかなければならないと思います。
そのために私たちはあそこに2割の負担をしているんですから、国連が本当に全うに世界の平和を維持できるようなそういう機関に変えていかなければ金出さないよと言うくらいの声を上げていかなければならないと思います。(拍手)
これ拉致問題だけでないです。
このままでは国連の本当に存在意義がなくなると言う事をもっと強く国連に対して言って頂きたいと思います。
大島(国連大使)さんには。

今後日本が必ず制裁を解いて解除しないと思いますが、今後金融制裁、アメリカの金融制裁です。
これに付随するような形で日本国内にある貿易会社の資金凍結とか、北朝鮮の資金を凍結するとかそのくらいの事はやって頂かなければならないと思っています。
今アメリカの金融制裁が如何に効いているかというと、それは金正日政権を維持する人たち・金正日の回りにいる人たちの資金を凍結し、彼らに不自由を味わわせるからです。
今日本は万景号で彼らにメロンを食べさせる事はしなくなりましたが、もっと日本にある資金凍結進めていかなければならないと思います。
それが今後、彼らの核開発に使うお金が無いわけですからそれを止めることにもなりますし、ミサイルの開発にも非常に不便をもたらす事になると思いますので、平和のためにもそれはやるべきだと思っています。
そこで北朝鮮が拉致問題を解決しなければならないという状況まで、そして核とミサイルを放棄しなければならないという状況まで行かなければ本当の問題の解決までならないでしょう。

1997年私たちが家族会を結成しましてから、西岡さんも前からずっとそうでしょうけども、朝鮮総連や北朝鮮からずっと脅しの言葉をかけられております。
その脅しの言葉に私たちは一回も屈した事は無いんですが、向こうはあまり手を出さなかったと思います。
荒木さん、調査会の代表が良く仰っていますが、何回も何回も経験するとあのような脅しは「こんにちは」「こんばんは」、そういうのと全く同義語だと。(笑い声)
あんまり言われすぎるとその様に聞こえると。
我々もそういう感覚でいちいち北がどういう反応をしたかというのを、どういう言葉で言ってきたのかというのを、あんまり気にしないほうが良いと思います。

日本は毅然として自分達のやれる事を進めていけば、後は中国と韓国がどれだけ臣下であろうと、要は日本が独自の制裁政策・対北朝鮮政策を国民に納得するようにちゃんとやっていただければ、私はそれで文句はありません。
今後とも安倍官房長官に期待しながら話を終わらせて頂きます。
ありがとうございました。(拍手) 

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2006年7月13日 (木)

東京連続集会19-8

   『質疑応答 その1』

★質問者1

お尋ねします。
中山正暉という男がいました。
今もいると思いますけども、あの男が有本さんに対して救う会と縁を切れと、そしたら恵子さんに会わせてやるというふうに言ったはずです。
これ周知の事実ですね。
ところがそれ以降警察がですね。
中山に事情聴取をしたと言うことは聞いた事はありません。
したんでしょうか?

警察も所詮政治の影響がありますから、それが出来ないものなら今度は僕の不信感は救う会に向かいます。
何故救う会はあの男に会って、「ホントなのか?」
私たちは恵子さんは生きていると信じます。
それを前提に「お前何故それを言ったんだ」と、「誰から聞いたんだ」と、「もし本当ならそれを公表しないんだ」というふうに、責めるって言うか聞くって言うかですね。
しないのか?と不思議に思っています。
その事をお聞きしたいと思います。

★佐藤勝巳会長

中山正暉さんとは、彼が議連の会長で私が救う会の会長で、接触する機会もしばしばありました。
実を言いましてあの人ですね。
余り信用できる人ではない。
思いつきでしょっちゅう物を言う人ですから。

一例を紹介しますと、拉致の解決というのは「夜寝て朝起きてみたら、隣に拉致された人間が寝ておった」と。
「そういう状況が一番解決としては良い方法だ」などという事を公の場で平気で言う人ですから。
バッジをつけて十何回か当選されている方ですけど、そうですね。
冗談にしてもですね。
テロ国家から拉致(被害者)を救出する時、「朝、目が覚めたら拉致被害者が隣に寝ておった」なんて話をですね。
拉致議連かな?
何か知らないそういう場で平気で言う人ですから。

それから北に招待されて帰ってきたら「拉致という言葉を使わないでおこう」というような事を言ってみたりですね。
言動を見ておって、今ご指摘のような事を聞いてまともに答えるような人ではない。
時間の浪費であろうと思って聞きません。
以上です。

★質問者1

じゃあ、一応与太と思っていいんですね?

★佐藤会長

ああ、与太も与太で良いところです。(笑い声)
デタラメも良いところです。
第一あの男が情報なんか持ってるはず無い。

★質問者2

問題提起として皆さんのご意見を伺いたいんですが、二つあるんですが。
一つはですね。
この拉致問題をね。
最近教育基本法で愛国心が出てきているんですけど、私もその愛国心という言葉で一度酷い目に遭っている年代なんですが、拉致されている人はみな日本人なんですよね?
それを取り返す事が出来ない国にですね。
愛国心てのが育つのかな?と最近疑問に思ってるんですよね。
ですから国を挙げて日本人を救うという姿勢を示して、初めて愛国心が育ってくるんじゃないか?と(拍手)私思うんです。
ですから拉致という事を愛国心というところに結びつけて、活動を展開していく事が出来ないかな?と、ちょっと皆さんにご相談したいと言う事が一点。

後一点は金正日体制が崩壊するという事につきましてですね。
多分中国、特に韓国がですね。
ドラスティックには考えて無いんですよね?
出来れば軟着陸して日本から莫大な金を搾り取ろうという狙いがあるわけなんですね。
ですからその点をですね。
上手く考えていかに拉致されている人を救い出すかと事について、確かにお金を使うという事がありましたけどもね。
どういうふうにお金を使うか?という事を皆さんで考えてやっていった方が効率的じゃないか?と。

多分中国はですね。
特に韓国は金正日体制が崩れたときにですね。
大混乱が起きる事を予想してます。
例の東西ドイツが統一して今16年経つんですが、凄い経済格差があるわけなんですよね。
そういう事を韓国の人は考えていて、統一統一ってかっこいい事を言ってるけど、本当は統一はしたく無いんじゃないかな?と思われるんです。
その辺ちょっと分析をお願いします。

★佐藤会長

前の方は皆さん含めて愛国心で議論して頂いて。
後ろの方についてご意見を言わせて頂くと、私が金を使えと言ったのは、お金を使って拉致された人がどこにいるのか?調べる。
そういう意味でお金を使えと言うことであって、崩壊した後にどうしておるのか?という話は、さしずめ今の私の発言の中のお金ってのでは非常に限定された物とご理解してください。
いうことです。

凄いお金の効果があるんですよ。
今さっき言いましたようにですね。
ドルは偽ドルが入っているからやばいんです。
円はそんなことありませんからね。
円の力は強いですから。
・・・(聞き取れず)にお金を今使うという事は、お金を使って買収して情報を得る、ということなんです。

先ほど本間さんの方から北朝鮮に入って調べれば良いというお話があったけれど、そりゃあ確かに、まぁ時間と暇があったらやったほうが良いと思うんですが、簡単なんですよ?
拉致を管理している所はどこなのか?
分かっているんです。
拉致を管理している部署ははっきり分かってますから。
それから拉致をした人間を警備している部署はどこか?
これも分かってるんです。
ターゲットはハッキリしているんです。
そこを狙って金を使えば良いんです。

拉致なんていわば北朝鮮にとってはトップシークレット、担当者以外誰も知らないです。
その担当者はどこなんだ?という事を分かってるんです。
こんなもの、大騒ぎしてあっちこっち捜す必要なんか全く無い。
非常に限定されているんです。
そこに金を使ったら良い、いう意味です。
まぁはっきりいえば、買収をしましょうと。(笑い声)
そりゃ円の力は物凄い強いですから、それでやっぱり分かるならね。
一発も拳銃を撃たなくても住んでる場所が分かるなら、それに越した事は無いわけです。

それから前段の方の、愛国心なんか育たないんじゃないか。
拉致の問題でそれをやったほうが良いんじゃないかという、ひょっとすると育つかもしれないから、そういうお話なんですが、私はですね。
政府がしっかりやれば上手くいくという趣旨のお話もあったんですが、政府がしっかりとね、指導力を発揮してやれば良いという話があったんですけど、私は拉致の問題をやってみておってですね。
実感です。

政府なんかにね、期待したって何もしないんです。
政府を動かすのは国民です。
それ以外無いんです。
拉致が何故ここまで来たか?といえばね。
それはやっぱり家族会とか救う会とか国民のとても多くの人が、はっきりしろよと言ったから動き出したんです。(拍手)
私たちが本当にひとりひとり愛国心を持たなきゃいかんというなら、政府にしっかりとそれを要求すべきです。
何よりも自らが国を愛さなきゃ駄目だと思います。(拍手)
自らがどうするかを曖昧にしておってね。
人様に向かってああしろこうしろという話はね。
やっぱり説得力は無い。

そういうふうに考えますと、北朝鮮が、金正日が拉致を認めるまでの拉致救出運動の現状を考えた時、それは政府だけを責めるんじゃなくて、日本国民の愛国心だって問題になってるんじゃ無いか?という事ですよね?
私はそこを抜きにしてですね。
やっぱり愛国を語る、政府にああしろこうしろについてはですね。
あんまり賛成じゃないんですね。
やらなかったらお前の政府潰すぞ言うくらいの迫力を国民が持つべきなんです。
終わります。(拍手)

★質問者3

下妻の○○といいます。
茨城での県民集会