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2006年9月16日 (土)

新座集会(5) 西岡力氏-2

   『西岡力 救う会副会長の講演 その2』

家族会が出来て、最初は訴えても訴えても、銀座でチラシ配りをやっても取ってくれる人が殆どいなくてですね。
冷たかったです。
マスコミの報道も拉致疑惑という事で、産経新聞を除いては大変小さかった。
増元さんが記者会見開いて、あんまり記者が来なかったんで来た人たちに、「こっちから質問がある。拉致と言うのは犯罪じゃないのか?何で扱いが小さいのか?答えてくれ」
記者に質問(笑い声)、逆質問をしていたのを思い出しますけど。

しかしそれでも少しづつ少しづつ全国で救う会が出来て、埼玉もかなり早い時期に出来ましたけども、そして小さな集会をたくさんやって、横田さんたちは今累計で1000回講演をやったと。
全国全部の都道府県を回ったと。
その結果くたくたになって、去年の12月には滋さんは重篤にまでなったし早紀江さんは腕が上がらなくなって、本当に肉体的な限界に来ているわけですけども、しかし世論は少しづつ盛り上がって来たと。
横田めぐみと言う名前を知らない日本人が段々いなくなってきたと。

そしてごく少数の国会議員が当初はごく少数の国会議員の人たちが、西村眞悟さんがめぐみさんの事を最初に取り上げて、そして今の議員連盟じゃなくて前の議員連盟を作ったときに実質的に動いてくれたのは安倍晋三さんとあと中川昭一さんとか何人かの人です。
で、そういう人たちは自民党の中で野中広務さんにみんな睨まれて、というような力関係があって、西村さんは当時は新進党だったかな?
党の幹部にも秘密でめぐみさんの質問をやったと。
党として取り上げるという事になってなかったわけです。
ごく少数の人たちが、都議会議員の土屋たかゆきさんとか、ごく少数の地方議員の人たちが付いてくれた。

しかしそれでも運動をして来て世論が盛り上がったのは、政府は少しづつ変わってきたわけです。
そして2002年の9月17日を迎えて、そこで日朝首脳会談の主要議題の一つが拉致になったんです。
日本政府が分からなかったから、金丸訪朝のときや第一次日朝会談で拉致問題を出さなかったんじゃないんです。
分かっていたけど出さなかった。
じゃあ何が変わったのか?
2002年と90年、91年、92年と。
世論があるか無いかです。
国民が日本人が拉致されていると思って怒っているかどうか?

今は金正日が拉致を認めた後、死んだと言っていますけど、偽の遺骨だったと。
けしからんと。
で、テレビでも各局、そういうふうになると横田さんたちが忙しくなるくらい報道するわけですね。
今は、今日の家族会(総会)のテーマはマスコミの報道をどう自粛させるか?というくらいで(笑い声)、逆の事が議題になるくらいで、何故報道しないのか?と怒る時代じゃなくなった。
世論は最高度に盛り上がっているんです。
今地方議員の会もネットワークが出来ていますし、署名は今600万近く集まっています。
第一の国民の世論という問題は、かつて無い盛り上がりを見せている、いうことです。

じゃあ2番目の政府の毅然たる対応という事ですけれど、2004年の12月に偽の遺骨という事が判明しましたよね?
それ以外、増元るみ子さんが死んだと言う証拠として北朝鮮が出して来たのは死亡診断書だった。
で、田口さんや松木薫さんについては、死亡診断書が出ましたけどもう一つ、交通事故調書という警察が作った書類も出て来たんです。
後もちろん、遺骨がありましたよね?
それら北朝鮮が出してきた死亡の証拠とされるものは、日本政府が全部調査しまして、その結果として8名死亡・2人は入境を確認せず、2人というのは久米さんと曽我さんのお母さんのことですが、この北朝鮮側の説明を裏付ける物は皆無であると。
北朝鮮側の説明を裏付ける物は皆無であると。
北朝鮮側の結論は客観的に立証されておらず、我が方としては全く受け入れられない。
生存者は直ちに帰国させる事が基本であり、これを要求していく。
言う政府方針が出た。

全く受け入れられないと言うのは、家族会・救う会が言ってるんじゃないんです。
日本政府が北朝鮮の主張は全く受け入れられない。
客観的に立証されていない。
生存者は返せと、それが基本だと。

ここまでは良かったと思うんですけども、しかしその後がある。
細田官房長官が発表した後、北朝鮮に対して「迅速且つ誠意ある対応をしろ」と、「それが無い場合は厳しい対応を取らざるを得ない」という有名な制裁の予告の官房長官としての発言をされたんですが、迅速で誠実な対応をしろと言ってるんですね。
北朝鮮は遺骨の鑑定を日本が捏造したと。
めぐみさんは死んでいると、いまだに言ってますよね?
拉致問題解決したといまだに言ってますよね?
それで誠意ある対応をしていないわけです。
迅速がいつ迅速なのか?
言う事で去年は24日のたびにいろいろ行動して、半年たって何もしないから3日間炎天下で座り込みをやったりしたわけです。

実はですね。
日本政府の中には拉致問題を担当する部署と言うのがあるんです。
安倍晋三さんが副長官の時に作ったんですが、専門幹事会と言うのがある。
ちょっと専門的に言いますと、日朝国交正常化交渉に関する関係閣僚会議と言うのがありまして、その下に専門幹事会と言うのがある。
閣僚会議の下に専門幹事会と言うのがありまして、トップは官邸の官房副長官で、各省庁の局長クラスが今入っているんですね。

そこで拉致問題について政府の対応を情報交換を話し合うんですが、その17回目の会議が「厳しい対応を取らざるを得ない」という事を言った細田官房長官の平成16年の12月26日、2004年の12月26日に開かれたんですが、その後ですね。
ほぼ1年会議を持ってないんです。
17回目が平成16年12月26日ですが、18回目が翌平成17年の12月6日なんです。
北朝鮮が偽の遺骨を出してきて、誠実な対応を取っていないのに日本政府としてどうするか?を話し合ってないんです。
そこでも見捨てたんじゃないのか?分かってたのに。
偽の遺骨だと分かっていて生存者を返せと言っているという事は、生存者がいると分かっているのに何もしなかった。
という事です。

しかし官房長官が去年の10月に安倍晋三さんに代わったんです。
すると突然会議が活性化するんです。
12月に会議が持たれまして、そしてそこで、今まではですね。
12の省庁が参加していたんですがそれをですね。
9プラスして、宮内庁以外の全ての省庁の代表を出せと、全政府で取り組むべき課題だからといって拡大しまして、専門幹事会の名前も変えて「拉致問題特命チーム」とした。
全省庁から局長クラスが出てきて、特命チームが出来て、そしてその下にですね。
二つの作業グループが(出来た)。

一つは法執行班というのがある。
法律を執行する。
海上保安庁と経済産業省と財務省、これ税金担当ですね。
法務省が入国管理担当、警察庁、金融庁が入ってですね。
法執行班というのが何かと言うと、後でちょっと申し上げますけど、ブッシュ政権が今北朝鮮に金融制裁をかけていますね?
しかしブッシュ政権の担当者に会うと、「我々は制裁はしていない、法を執行しているだけ」

偽札を作ったりテロ資金を扱っていたりする銀行に対しては、アメリカは法に基づいてアメリカの国内の金融機関が取引を停止するという法を執行しているだけだという。
制裁法では無いから交渉の対象ではない。
北朝鮮がテロ行為を止めない限り、法の執行は続くんだとアメリカは言ってるんですけど、同じ単語を実は特命チームの下の法執行班は使っていまして、北朝鮮に対して今ある法律を厳しく執行する。
いう作業が進んでいるんです。

代表的な例を上げますとですね。
昨年の11月の22日に日本政府が朝鮮総連を相手に、628億円を返せという訴訟を起こしています。
日本政府の機関として整理回収機構と言うのがあるんですけども、破綻した金融機関に公的資金が入る。
そしてそこで焦げ付いていた債権を整理回収機構が買い取って、その回収作業をするという機関です。
朝鮮総連系の朝銀信用組合がどんどんと破綻していきまして、最初38あったのが今は7になった。
そのプロセスでなんと合計1兆4千億円の公的資金が投入されたわけです。
一説によると野中さんが面倒見たよと言ったという説が有ります。
週刊誌などに出ていますけど、とにかく1兆4千億が投入されたと。

しかしその内ですね。
約2千億くらいはRCCに回ってきたわけです。
そして朝鮮総連というのはこれは任意団体なんです。
まぁ救う会・家族会と同じですよね?
だから法人格を持たないわけです。
お金を借りる時は個人で借りるか、総連系の人間の持っている会社で借りるんです。
総連は金を借りていないんです。

しかし日本政府は総連を相手に金を返せと訴訟を起こした。
それはどういうことか?というと実際には総連が借り手だとみなして、名義は違う。
訴えを起した。
厳しく実態を調べて実は総連が借りていたと。
貸し手も総連で、借り手も総連で焦げ付いていると。
おかしな話なんですね。

朝銀信用組合は一応信用組合として法律上は成り立っていますけど、その上に人事だとか方針を決めるのは総連が決めるわけです。
誰に何を貸し出すか?と言う事も最終的には総連が決められるわけです。
朝銀信用組合が総連系の人間や総連系のペーパーカンパニー等に融資をする。
担保は何にするのか?
総連系の民族学校の土地とか、朝鮮総連の中央の土地建物とか、朝鮮出版会館とかですね。
そういうものが担保になっている。

学校は学校で学校法人なわけなんです。
個人は個人なんです。
で信用組合なんですけど、全部その上に総連があってお金が貸し出されて返せない。
不良債権になって信用組合が潰れると預金者保護といって公的資金が入って来る。
善意の預金者を守るというシステムなわけですけど、性善説によって成り立っているわけですけど、意図的に不良債権を作って個人が破産してしまえばそれで済むと。

借りた人のところにですね。
朝日新聞のアエラの記者が行って見ると、裸電球ひとつで6畳一間の所に住んでる人が3億円とか借りてる。
インタビューすると「返す気なんかありませんよ]]と言う。
どこに行ったのか?という事になるわけです。
当然北朝鮮に送金されたんじゃないか?と私は思ってますし、それを実は今までも活字で書いています。

しかしそれを分かっていながら、日本政府は公的資金をどんどん投入してきたわけですけども、安倍さんが官房長官になって法執行班が出来て、突然裁判です。
実際に借りたのは総連だと。
破産した個人じゃないんです。
2千億円を精査して600億、3分の1はそうだと証拠をとって裁判起した。

ある朝鮮総連系の元幹部によりますと全国にある財産は200億円くらいじゃないか?と。
その計算が正しいとすると600億円以上の損害賠償請求をすると言う事はですね。
日本政府は総連の財産を全部差し押さえすると、いう裁判を起しているんです。
そういう法執行が法律に基づいて、あんまり言わないんです。
法律に基づいて執行しているだけだから。
しかし朝鮮総連は今存亡の危機を迎えている。
不正な事をやっていたという事ですからしようが無いんですけど、自業自得だと思うんですけど。

あるいは、この朝鮮総連はですね。
1976年に国税庁の幹部と、当時の社会党の高沢寅雄という国会議員が間に入って国税庁の幹部に会って、そして自分達の税金問題について特権を要求したわけですね。
それが通ったといって自分達のパンフレット等に、税金問題で自分達は治外法権が認められていると言って、5項目の合意があると公然と書いていたわけです。

実際にパチンコ屋さんとか何かが、書類を作るときに朝鮮総連の商工会というところに頼むと書類を作ってくれる。
そして代わりに商工会が税務署に持っていくといってですね。
横に集められて普通の扱いでなくなってくる。
で、何か問題が起きると商工会が税務署に乗り込んでいって「36年お前たちは何をやってきた!」「従軍慰安婦は20万人どうしたんだ!」とかいう話をするわけです。
それでも駄目だとデモ隊が来る。

という事をやって税金を事実上脱税してきたわけです。
で、その代わり日本に払わないで祖国に払いましょうと。
商工会を使えば安くなる、と言って献金をして来たと。
ところが今年の3月にそれが出たわけです。
かなり厳しく書類を今税務署も見ていると。
厳しく見るといっても、ニュースじゃないですから何も(表に)出ませんが、今までが酷かったですから当たり前のことになった。

・・・その3に続く・・・   
新座集会(4)  投稿者:ぴろん  投稿日: 9月 7日(木)12時36分21秒    引用  編集済
   『西岡力 救う会副会長の講演 その1』

皆さんこんにちは。(「こんにちは」の声)
お忙しい所、国会議員の先生方も来て頂きまして、嬉しく思っています。
今日はちょっと時間があって1時間くらい話しても良いということなので、今日はですね。
今の増元さんの報告を踏まえてですね。
現状がどうなっているのか?今後どういう展開が予想されるのか?ということを申し上げたいと思うんですが、一言で言いますと拉致問題は勝負の時を迎えた。
いよいよ全面解決が近付いている、いうふうに思っております。

金正日に時間稼ぎを許さない。
彼らが拉致被害者を返さないんであれば、いよいよ締め付けを圧力を強めていく。
と言う事こそ、拉致問題解決への正道だと我々は主張してきましたが、実はその様な体制が今整いつつある。
時間稼ぎをすればするほど彼らは苦しくなる。
その様な体制が今出来つつあると言う事であります。

拉致問題解決のためには3つの条件があるというふうに思って、家族会結成そしてその後に救う会を作って10年になりますが、運動をして参りました。
第一は日本国内の世論の高まりであります。
そして第二はそれを背景とした日本政府の毅然とした対応です。
そして三つ目は同盟国アメリカを始めとする国際社会の支援です。
日本の国内世論、日本政府の毅然たる対応、そして国際社会の支援。
この3つを目指して10年近く運動をしてきました。
ここにいらっしゃる皆さんにも大変助けて頂いてここまで来たわけですけども、今この3つがほぼ揃いつつあるというふうに思っております。

そして日本では今の国内政治の情勢になると、9月に安倍晋三政権が出来る可能性が大変高くなって来ている。
そしてブッシュ政権が後2年半ほど続くと。
韓国でも盧武鉉政権の支持率が十数パーセントに落ちてレームダック化が始まって、来年には韓米同盟・日本との友好関係を大きく支持する保守派の政権に変わる可能性が高まっている。
言う政治情勢であります。
ですから、今言ったこの3つの条件が整えば、そして国際政治情勢も我々の味方になるということですが、先ほど申し上げてきた3つの条件について、一つ一つ見ていきたいと思います。

まず国内世論についてですが、増元さんが先ほど最後の方で仰っていましたが、日本政府は世論が無いと動かなかったんだと、言う事を仰いました。
これは事実です。
というのは、日本政府はではいつ国民が拉致されている事を知ったのか?という事です。
いつから知っていたのか?
日本は北朝鮮の工作員が自由に入っていたけれども、事件直後には分からなかったから救えなかったのか?
という事ですが、実は少なくとも9人の被害者については、日本政府は事件発生直後に北朝鮮による拉致だと分かっていたんです。

分かっていないから手を打てなかったんでは無いんです。
分かっていたけれども見捨てたんです。
日本政府がこの4月にポスターを作りまして、「北朝鮮による拉致を日本は見捨てない」と書いてある。
当たり前の事なんですが、なぜそんな事を書かなくちゃいけないのか?とある理由ですね。
30年経って見捨てないとポスターが出てくるのか?
実は過去に見捨てた経緯があった、という事であります。

読売新聞の2002年の12月20日の夕刊。
読売新聞の2002年の12月20日の夕刊に、驚くべき記事が出ていました。
実は増元さんたちが拉致されたのは1978年の8月ですよね?
当時警察庁の警備部という、北朝鮮関係の取締りなどを担当する公安警察ですが、警察庁の警備局の幹部が読売新聞の取材に応じて、実は24年前自分達は知っていたんだと。
しかしそれを公表しなかった、言う事を話しているわけです。

その幹部というのは読売新聞によりますと、おそらく日本で最初に北朝鮮による連続アベック拉致を確信した人物である、いうように読売新聞は書いている。
連続アベック拉致と言うのは蓮池さんたち、地村さんたち、増元さん・市川さんたちですね。
そして富山で未遂事件がありましたね。

この記事を一部読みますとですね。
1978年7月、福井県警から届いた報告書には、特異事案アベック蒸発事件という表題があった。
小浜市の海岸から七夕の夜に失踪した地村保志さん・富貴恵さんの事件だった。
その一週間程前から東京霞ヶ関の警察庁総合庁舎に泊り込んでいた。
この幹部が。
警察の無線傍受施設が、日本海の真ん中で北朝鮮の工作船が発したと見られる電波を捉え、各県警に沿岸警戒活動を指示していたからである。

北の工作船が来ている。
電波で分かって、警備しろという命令が来て、その幹部は一週間泊り込んだ。
そしたらば、その泊り込んでいたときに小浜でアベックが蒸発したと言う事件が起きたと言う報告が来た。
その後まだあるんです。

それからしばらく経って同じ月の31日に、やはり警戒活動中だった。
つまり電波が分かって船が来ていると。
沿岸警戒をかけていたときに、今度は新潟の柏崎市で蓮池薫さん・祐木子さんが行方不明になった。
海岸近くで若い男女が家出する理由が無い。
机の前に積まれた2冊の報告書を前に、元幹部は背筋に寒い物を感じた。
これは記事のそのままです。

更にその翌月、鹿児島で市川修一さん・増元るみ子さんが失踪。
富山県高岡市でもアベック失踪未遂事件が起きた。
高岡では沿岸を高速で走る不審な船が目撃されていた。
現場に残されていた猿轡を、ゴム製の猿轡が高岡の未遂事件では残されていたんですが。
韓国当局に照会すると、「我が国に不法侵入し死亡した北朝鮮工作員が所持していた物と極めて似ている」という回答が返ってきた。
不安は確信に変わった。
北朝鮮が拉致しています、と言う報告書を書いたと。
それを受け取った上司たちも、これは間違いないと声をそろえた。
言うのが記事に載っています。

工作船が来ているのが分かっていて警戒している時に、アベックが連れていかれたと。
現場に未遂事件では猿轡があって、韓国に照会したらば韓国で発見された物と同じだと分かっていたと言う事です。
じゃあ、その幹部が書いた報告書を誰が握りつぶしたのか?と。

実は78年の8月に拉致があった、7月8月にあったんですね。
次の年の79年の春に警察庁で秘密に会議があった。
関係の4県の担当者が呼ばれた。
つまり鹿児島・福井・富山・新潟ですよね?
各県警の担当者が呼ばれたと。
そしてそこで、電波傍受を秘密にする為に事件を公開しない。
電波傍受を秘密にする為に事件を公開しない事と決定された。
その元幹部が読売新聞に話しています。

分かっていたけれども公開しない事に決めた。
産経新聞が、実は1979年の春に書いてありますけど、次の年の80年の1月に最初の拉致問題の報道をしますよね?
これは、その会議に多分出ていた誰かが、公開しないという原則は余りにもひどいと思って一部情報をリークしたと思います。
産経新聞は書けたんです。

分かっていたけど手を出さない。
6人のアベックと、それから二人の未遂がありますからそれで8人。
もう一人、石川県の宇出津海岸で拉致された久米(裕)さんの事。
久米さんの犯人は捕まっていたと言う事を、ご存知の方は多いと思いますけど。
つまり9人については分かっていた、最初から、という事です。
報告書があるんです。
どこかに、警察庁に。

警察がその方針を変えるのは、その10年後です。
1987年の11月に、大韓機爆破事件が起きたんです。
拉致を分かっていたけれども手を打たなかったら、新たなテロが起きた。
拉致被害者がテロリストの教師になって、テロリストが日本人に化けて日本のパスポートを持って115人空中で爆殺した。
そこで警察は方針を変えて、拉致されていると言う事を、日本が拉致されていると言う事を分かっているという事を公開するんです。
有名な梶山静六答弁が1988年の3月に、大韓機爆破事件の直後に参議院の予算委員会であるわけです。
3組のアベック失踪について、北朝鮮による拉致の疑いが十分濃厚であると、いう答弁をするわけですね。

それは何故そこで出来たのか?と言うと、新しい証拠がそこで出たんじゃないんです。
最初から分かっていたから答弁出来たんです。
金賢姫は蓮池さんや地村さんや増元さんの事を証言していないんです。
田口さんの事は証言している。
それならなんでアベックの事が言えたのか?
最初から分かっていたから言えた。

ところがそれでも世論は起きなかった。
なぜならマスコミが今度はそれを無視した。
梶山答弁を朝日新聞も読売新聞も毎日新聞も一行も書かなかった。
無かった事にしたんです。
国会で治安の最高責任者が「日本人が北朝鮮に拉致されている」と言っているのに、書かなかった。
10年間は政府が知っていながら見捨てたと。
後の10年間は政府が答弁をしているのに、少なくとも警察は答弁をしているのに、今度はマスコミが、そして外務省と政治が警察の情報発信を潰したと、言う事です。

梶山答弁はマスコミが書かなかったですね。
そしてその後2年後に金丸訪朝になるわけです。
その時実は金丸さんは金日成と会っているわけです。
2年前に国会で政府の治安の最高責任者が「北朝鮮による拉致の疑いが十分濃厚である」と言っている事について、与党の元副総裁と言う人が、それも総理大臣の親書を持って行った人が一言も触れなかった。
有本さんたちは、金丸訪朝団のときに何とか取り上げてもらおうと思って、北朝鮮から来た手紙のコピーを持って金丸さんに会いに行ったけど会ってくれなかったと。
その訪朝団の事務総長の石井さんと言う人の事務所に行って会ったという話がありますけど、分かっているのに取り上げなかったんです、政治家が。

私はあるところで海部元総理と会いましたが、海部元総理は「自分は拉致問題に詳しい」と言うんです。
何故ですか?と聞いたら、自分が総理になったときに警察が来た。
金丸訪朝を前にして警察が、「総理、日朝関係を軽々に動かさないで下さい。拉致問題は深刻です」と言われた。
ブリーフィングを受けたと。
総理大臣はそこで知っていたんです。
しかし、自分の名前で金丸さんに手紙を託していながら、そこに増元るみ子と書かなかったんです。
分かっていたけど手を打たなかった。
分かっていて、北朝鮮と話をする事が出来た。
最高指導者と日本の政治家が会えるときに出さなかった。
小泉訪朝ではなくて、金丸訪朝で主要議題になるべきだったわけです。
それは90年の話です。
1990年。

そしてその91年から92年にかけて8回、今度は外務省が日朝交渉をするわけです。
そこで拉致問題が正式に会談で取り上げられたのは一回だけです。
第三回会談で、田口八重子さんの事が一回だけ取り上げられただけで、先ほど言っていますアベックの事について政府が最初から分かっていたのに、国会でも取り上げているのに、外務省はその8回の会談の中で増元るみ子と言う名前を一度も出さなかったんです。
分かっていないから出さないんではなくて、分かっているけれども見捨てたんです。
北朝鮮がけしからんと言ったんじゃ無い。
出さなかったんです。

この状況を変えたのは何か?というと拉致発生から20年経った1997年、安明進さんの証言の後で横田めぐみさんの拉致が明らかになった。
横田さんのご両親は大変悩まれた。
名前を出して写真などを持って訴えたらば、北朝鮮にいるめぐみがもしかしたら殺されてしまうかもしれない。
20年間はどこにいたのか分からなかったけれども、やっと消息が分かった時に親がやる事が、娘にとってマイナスになると。
危害を加えられたらたまらない。
娘は20年間、「お父さんお母さん、いつ助けに来てくれるの?」と思っていたはずだと。

しかしいろいろ調べてみると過去20年間、拉致が発生して増元さんたちの事は産経新聞の報道があったり、大韓航空機爆破事件があったりして、分かっていたけれども政府は取り組まなかったと。
20年間過ぎていると。
このまま新潟出身のYさんというような形で記者会見をしても、多分マスコミは一過性で一度報道してすぐ終わるだろうと。
そうするとあと20年、何も起きないかもしれない。
親たちはみな死ぬだろうと。
一定のリスクはあるだろうけども、世論に訴える、と言う選択を家族会はした。
横田さんたちがして、そこに、増元さんたちも合流したんです。

20年間は政府が動いてくれるだろうと思って信じて何もしないで待っていた。
特に増元さんたちは産経新聞の報道があって、ある程度分かっていた。
しかし動いたら危ないといわれていたから、動かなかったわけです。
そしたら20年見捨てられていた。

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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新座集会(6)西岡力氏-3

   『西岡力 救う会副会長の講演 その3』

あるいは朝鮮総連の機関にですね。
在日本朝鮮人科学技術協会と言うのがある。
在日本朝鮮人科学技術協会と言うのがあるんですね。
略称して科協って言うんですけども、科学技術協会、科協、科協っていうんですが。
そこは日本の大学の特に理科系の大学院とか入って博士の学位を取っている人たちが入っている協会なんですね。
ロケット技術の専門家とか核開発の専門家とかたくさんいるわけです。
日本は自由な社会ですから、日本に在留資格を持っていれば朝鮮総連の人たちももちろん日本の大学、東大とか優秀な所で理科系の大学に入れて研究が出来るわけですね。
そこの科協を通じて核技術やミサイル技術が北朝鮮に流されているんではないか?という疑惑がずっと指摘されていたわけです。

昨年の10月に警視庁の公安部が薬事法違反の疑いで二人の在日朝鮮人を逮捕したんですけども、その容疑はHPでですね。
朝鮮人参を売っていたと。
万病に効くと書いてあった。
薬として許可を取ってないのに万病に効く人参だから薬事法違反だと。
その二人の内の一人が実は科協の副会長だったんです。
科協として朝鮮人参を売っていたんじゃないんですけど、その人が科協の副会長だったからといって科協の事務所を家宅捜索して、コンピュータその物まで全部持っていった。
CD-ROMじゃなくて、コンピュータ本体を持っていった。
押収した。

そしたらば、陸上自衛隊の最新型の地対空ミサイルシステムに関する研究開発段階のデータがそのコンピュータの中に入っていた。
それがそれで事件になったわけです。
と言う取締りを今やっている。
法律に基づいてやってるわけです。

一時のオウム真理教に対して行われた、小刀持っていたら銃刀法違反だとか、電柱にポスター張ったら軽犯罪法違反だとか、言って麻原彰晃がどこに隠れているかと言う情報を公安警察は取りましたけども。
警察は一言も言いませんけども、私が見ていると同じように見える。
法執行チーム。
それも法執行班と言うのが政府の組織にある。
拉致問題特命チームの下に法執行班があるんです。
なんで税金担当が拉致問題(特命チーム)の下に入るか?というと、そういう事をやってるわけです。

制裁と言うのは広い意味での制裁と狭い意味での制裁がありまして、こういう法を厳しく適用するのはソフトサンクションと言うんですね。
軟らかい制裁という言葉があるんですが。
それは既に昨年の秋から始まっている。
アメリカも昨年の9月から金融制裁を始めたんですが、日本は10月から発動している。
真綿で首を絞めるようにどんどんどんどん絞めている。
何も言わないけれど。

そしてもう一つですね。
その特命チームで情報収集会議と言うのを作りまして、そこには内閣情報官ですね。
内閣府の・・・・・・・・(はっきり聞き取れず)ですけども。
それから警察庁の長官、公安調査庁の長官、外務省の事務次官、日本で情報を扱っている所のトップが集まる。
何で防衛庁が入って無いのかが不思議に思うんですが、とにかくそのトップが入っている。
拉致問題に関する情報を収集する会議をやる。
つまり日本の全ての機関が、トップが会議に入っていて全力を尽くして拉致被害者が今どこにいるのか?と言う情報を取る。
それを縦割りでお互いが見せ合わないんじゃなくて会議があって、官房長官の下で皆が持ち寄って検討する、と言う体制が出来たんです。

例えば海上自衛隊はですね。
対潜哨戒機という飛行機を飛ばして潜水艦が来るのを見張っているわけですが、今でも見張ってるわけですが、その対潜哨戒機で工作船を発見するわけです。
そのデータの蓄積があるわけですね。
写真を撮る。
一方無線の傍受は警察がやってますね。
もちろん防衛庁もやってますけども。

藤田進さんと言うですね。
こちらに関係する特定失踪者の方が失踪する直前に、実は海上自衛隊が日本海で北朝鮮の工作船の写真を撮っていた。
と言うデータがあって警察が調べてみた所、同じ日に無線が傍受されていたと。
その無線の傍受データを確かめると、横田めぐみさん拉致の頃の交信情報と大分似ている。
北朝鮮の基地と船、それから日本にいる協力者の三者でやるんですが、そのパターンがあるんですね。
中身は全部暗号がかかってますから分からないんですけど、どういうパターンであるかと言うのが似ていると言う事を拉致認定の基準にしているんですけども。
ただ、直後じゃなくて直前ですから、それでまだ認定までいかないんだと思いますが。
そういうことをクロスチェックできる体制にある。

官房長官が代わるとこんなに変わるんだと。
先ほど言ったポスターも、家族会・救う会でポスターを作れと要求した事は無いんです。
政府が20万枚作って地下鉄なんかに貼ってますよね。
「日本は見捨てない」と今頃作るのは当たり前じゃないかと思うけど、しかし突然ポスターが出来たりするんです。
それから日本政府がパンフレットを作った。
20万部作って日本語のパンフレットがありますね。
それが英語とフランス語とドイツ語、ちがう、英語と中国語と韓国語とポルトガル語だったかな?
パンフレット作る。

(「これですね」と壇上脇でパンフレットを示す人あり)そこにあります。
それは日本語のやつです。
それもどんどん作ってタダで配っている。
内閣府に電話したらくれますからね。
調整室に電話すれば、下さいといえばくれます。

総務省は各自治団体に中にある朝鮮総連施設について、固定資産税の減免をやっているんだったら見直すべきだと通達まで出している。
総務省はどこが減免しているか、全国的な調査までしている。
それを記者会見で発表したりします。

今回横田早紀江さんが訪米したとき政務官が二人ついて行ってくれましたけど、拉致担当の安倍官房長官の下にいる政務官・山谷えり子さんが任命されて、外務省の中にも山中あき子(あき=火へんに華)さんという政務官を任命されて、二人が付いて行って。
政府として横田さんをサポートする体制だったし、家族会の訪米の費用は全部政府が出してくれた。
公的な訴えだという事で。
普通民間人にそういうことをするのは異例ですけど。

そういうかつて無い厳しい体制を作った官房長官が、作った本人が上に上がろうとしている。
特命チームがいよいよ強化されるだろうと思います。
政府の毅然たる対応、拉致問題で安倍晋三さんが妥協する、落としどころを見つけるなんて有り得ないですから、二つ目の政府の毅然たる対応もかつて無いくらい整った。

そして三つ目の国際的支援ですね。
特にアメリカ、同盟国アメリカを中心とする国際的支援も先ほど増元さんから詳しく報告がありましたように、ブッシュ大統領が会ってくれたわけですよね?
それだけではなくてですね。
実は私はブッシュ大統領に会う前にですね。
国防総省に行った時の話を増元さん報告がありまして、その日の午後、NSCと言います。
国家安全保障会議、ホワイトハウスの大統領の下にあるんですけども。

安倍さんは総理になったら、日本版NSCを作ると公約していますけども、つまりNSCのクラウチ安保担当副補佐官が1時間くらい時間を取ってくれた。
ハドリー補佐官と言うのがいて、そのすぐ下に。
ハドリーさんと安倍さんはしょっちゅう電話をして、国連でミサイル発射に対する非難決議をまとめたんですけども、そのハドリーさんのすぐ下に安保担当の副補佐官が我々の所に来てですね。
そしてこういうふうに言ったんですね。

「拉致問題についてブッシュ大統領は日米同盟の観点と共に、普遍的人権・自由の力を信じるという立場からも自由な・・・(聞き取れず)。
ある人たちは発言しすぎと批判するが、大統領は北朝鮮住民の苦しい状況・拉致された人々の困難な立場への疑念の表現は止めない。」

政権の中でもちょっと言いすぎじゃないかと国務省、日本で言うと外務省なんです。
外交官は「今折角核・ミサイルで交渉しているのに、他人の国の拉致とか北朝鮮の人権とか言われると北朝鮮が硬化してしまって交渉が上手く行かない」と言うんですね。
どこの国でもそういう人たちはいるんですけども、しかし大統領は止めない。
普遍的な人権の立場から自由の力を信じるという立場から発言を止めない。
アメリカの国益だけじゃなく。

そしてそういう事を言って、その後いろいろ家族が訴えた後にですね。
「私たちの方から伝えたい事がある」と言っている。
多分準備してきた内容だと思います。
「皆さん方に伝えたい事がある」といってこういう話をした。

北朝鮮の核問題は大変重要である。
だから出来る限りの努力をすると。
それは日米同盟の観点からも解決が必要であると。
拉致問題は重要で努力する。
日米同盟の観点からも解決が必要だろう。
だが、核問題を解決していく中で拉致について忘れず、原則を守りながら取り組んでいくと約束する。
各問題を解決していく中で、拉致について忘れず原則を守りながら取り組んでいくことを約束する、と言ったんですね。

これを読んだ時ちょっと震えが来た。
驚いたし嬉しかったんですが、つまり一番国際的な状況の中で心配していたのは、北朝鮮の核問題・ミサイル問題が国際的な焦点になって、拉致問題が棚上げになる恐れがある。
アメリカの国益とすれば、北の核開発を止めさせる事だと。
アメリカまで届くミサイル開発を止めさせる事が絶対にアメリカが譲れない国益で、そのために全力を尽くすだろう。
その時に自国民が入っていない拉致について、どこまでリップサービスの同情を越えて政策に反映させるのか?
言うふうに考えていたわけですね。

実際に実は第一次核危機と言うのが1993年、94年にあったわけです。
93年にはノドン発射がありましたけど。
で、94年には北朝鮮が核開発を止めないということで、安保理事会で北朝鮮に対する制裁決議案が準備されていたんです。
北朝鮮は制裁するなら先制攻撃とみなすと、アメリカはそれでも制裁すると言って在韓米軍を増強したんです。
で、在韓米軍の家族を日本に送ったんです。
朝鮮戦争を休戦して以来戦争の危機が一番高まったのは1994年なんです。

日本も憲法の許す限り制裁に協力するといって、実は今先ほど言ったソフトサンクションと同じような事を、警察は93年94年にやっていました。
朝鮮総連に大変厳しい取締りもやっていました。
日本から北への送金の実態も把握して、国税庁を動員して税金をかけて止めるという事をやっていたんです。
それで金日成が出てきてカーターと会談をした。
このまま行ったら朝鮮総連は潰され、アメリカは安保理で中国が拒否権使ったらば、拒否権使ったら日米韓で三国制裁をやると言って在韓米軍をどんどん増強している。
第7艦隊が日本海の公海に浮かんでいる。
と言う中で金日成とカーターの会談があって、妥協が成立をして核開発を凍結すると言ったんですね。
しかし、その時拉致問題は一切言及されなかった。
議題に上がらなかった。

戦争直前まで緊張した。
そして日本も戦争に協力する、北朝鮮に脅しをされても制裁に協力するとの姿勢だが、その理由は北朝鮮の核を止めさせるという一点だけで拉致は入っていなかった。
だから妥協が成立したら、日本はソフトサンクションを止めてしまった。
そして95年からはコメ支援をする。
そして原子力発電所をタダで作ってやるという事になりましたから、日本は10億ドルを出す約束をして5億ドルくらい実際支出しちゃったわけです。
拉致問題は解決していないのに、億ドル単位の資金を北朝鮮に提供した。
国際的合意の中で、そういう事をさせられたんです。
村山内閣の時。

今後もそういうことが起きるかもしれない。
アメリカも緊張を高めて行きますけど、最後に目標は核・ミサイルを止めさせる事ですから(北朝鮮が)止めると言ったら妥協が成立するわけですね。
つまり日本だけが拉致だって言っても、ここまでやって核を全部難しい交渉をまとめてもなんで日本が入らないか?って事になりかねない。
だから我々は拉致はテロだと言うスローガンを出していたわけです。

テロと言うのは二国間の問題ではない。
国際社会が団結して戦うべき共通の敵だと。
北朝鮮が核を持ってはならないのはテロ国家だからだ。
テロを解決しないで、核を解決しても完全な解決にならないじゃないか。
アメリカはテロとの戦争に日本も一緒に戦えと言って、日本も一緒に戦っている。
それはしかしテロと言うのは普遍的な価値観からして、悪だから戦ってるんだ。
そうだとすればアメリカにとって日本人拉致も普遍的な価値観から悪であるから、一緒に戦うべきだと。
核問題だけで拉致を置き去りにしたら、アメリカは普遍的な価値観でテロとの戦争をしているんじゃないと。
自国民の事だけ守ろうとしているんじゃないか?と。

言うふうにアメリカに訴える為に拉致はテロだという事をずっと言っていたわけです。
総理にもその事を早く断言してもらいたかったんです。
しかしそれに対してブッシュ大統領は、普遍的人権と自由の力を信じるという立場から、拉致問題について強い関心を持っている。
普遍的な立場から拉致問題に関心を持っていると言って、そして核問題の解決の中で拉致について忘れず原則を守りながら取り組んでいく事を約束すると言ったんです。
アメリカの政権の中枢にいる人が。
これはある政策決定があったんではないか?と私は推測して(います)。

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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新座集会(7) 西岡力氏-4

   『西岡力 救う会副会長の講演 その4』

だからブッシュ大統領が言い過ぎだという人もいるんです、当然、中にはですね。
そういう人を抑える為にブッシュ大統領は早紀江さんと会ったんです。
早紀江さんと会うときにですね。
狭い所なのに、その安保担当のハドリー補佐官とかそういう人たちがみんないてですね。
戦争するとかしないとか、北朝鮮との核問題について最終決定するような会議に出る人がずっといて、ブッシュ大統領と早紀江さんのやり取りをメモして見ている。

見ろって言ってるんです。
ブッシュ大統領が呼んだんですね。
俺がここまで言ったんだから、これは国家の意思として発言しているんだから、核問題で最後の決断をするときにこの事も入れてやるんだぞと、言う事を政府の内部に対しても発信しているんですね。
ですからアメリカが核問題を解決しようと思って北朝鮮に強い圧力をかけていますけど、そのアメリカは拉致問題を忘れないと。
約束すると言ったんです。
ここまで来れたのかなぁ?というふうに思って、・・・(聞き取れず)来たわけですね。

そしてもう一つ先ほど言った国防総省に行きましたらば、国防省のラムズフェルドさんがイラクに出張中だったので、副長官が、副長官の資格じゃなくて長官代理という資格で、その国防省の建物の中で一番トップ、今その日現在のね。
ラムズフェルドさんがいたらラムズフェルドさんが会うわけです。
という儀典上の扱いで出て来て、その下に太平洋司令官とか、その人たちに会うったって大変な人たちが後ろにいるわけです。
で、増元さんの話なんか聞いてメモしているわけです。
そして最後にイングランド副長官が「国防総省の中に皆さんのフレンドがいる。忘れないで下さい。」
フレンドと言うのは英語で敵味方って言うんですよね。
味方がいる。

アメリカ軍はですね。
5029作戦計画という計画を持っているんですね。
50と言うのは在韓米軍の番号なんですけども、5027と言うのは北朝鮮が攻めて来た時にどう対応するか?と言うやつで。
・・・・・・(聞き取れず)29が、2930と言うのがあるんですけど、29と言うのは北朝鮮の内部でクーデターが起きたり、内戦状態が起きたりあるいは大きな天変地異が起きて、北朝鮮当局が治安を維持出来なくなった場合に発動される作戦計画なんです。
その場合に、米軍と韓国軍が出ていって大量破壊兵器、つまり核・ミサイルや化学兵器などをテロリストに渡らないように確保する。
で、治安を回復するという作戦ですけども。

北朝鮮情勢は余談を許さない状況に、今ソフトサンクションが日本の安倍政権とブッシュ政権がどんどん真綿で首を絞めているわけですね。
何が起きるか分かりませんが、可能性としては5029が発動される事も有りうる。
その時にそれをオペレーションするのは国防総省ですね。
国防総省の中に味方がいると言ってくれた。
この発言の意味も大変重いと思っております。

そして国際社会全体に拉致被害者がいるという事でですね。
今中国に行きましたし、タイとかいろいろあって国際社会の中に拉致の関心が大変高まっているんですね。
これは先ほど増元さんが話をされたとおりで、ですから最初から言いましたように、日本の世論と政府の毅然たる対応と国際社会の支援がかつて無いほど揃ったんです。
そしてアメリカは北朝鮮から核・ミサイルを取り上げると、言う事をブッシュ政権は後2年半の東アジア政策での最優先に置いているわけですね。

アメリカは今戦争中なわけです、戦時です。
有事なんです。
テロの戦争の目標をブッシュ大統領は二つあると言ってるんです。
第一はテロリストに正義の裁きを下して、そしてテロリストの基地を叩き壊す事だと。
アフガニスタンの戦争がそのタイプだったと。
第二はテロ国家が大量破壊兵器を持つ事を止めさせる、と言ってるわけです。
イラクの戦争は第二の目標の為の戦争だったんです。
フセイン政権がアルカイダを支援していたとかアルカイダの基地があるという事で戦争を起したのではなくて、フセイン政権が大量破壊兵器を持っている、言う事で戦争を起したんです。

その大量破壊兵器を絶対に持たせてはならない代表として、悪の枢軸といって三ヶ国挙げたんです。
イラクとイランと北朝鮮です。
今イラクは、フセイン政権事態は倒れましたが、フセイン政権から大量破壊兵器を奪う事は達成されたわけです。
今度はイランが核開発をしているという事で、国連安保理で今議論されている。
北朝鮮の核問題が6者協議で議論されている事も、北朝鮮が話し合いに出てこなくてミサイル発射した、言う事なんですね。

ブッシュ政権に対して民主党などの批判は、イラクは持ってないのか分からないのに戦争をしてそして結局泥沼になったじゃないか?と。
北朝鮮はその間に核兵器の数を増やしたじゃないですか?
北朝鮮の持っている核がテロリストに渡らないという保障はどこにあるのか?
言う批判が出ているわけです。
悪魔だとか何とか強い事を言って結局話し合いは進まないじゃないか?
それよりはクリントン政権がやったみたいになだめながら、石油とかをやりながらやった方が良かったんじゃないか?
強いことばっかり言うけど拉致なんかを取り上げたり人権を言っているけど、だからこそ北朝鮮がへそを曲げている。
核開発は進んじゃったじゃないかと批判を受けているわけです。

実際北朝鮮の核は2003年から増産体制に入ったわけです。
2003年にアメリカが北朝鮮に対して2002年の10月にですね。
凍結すると言っていながらパキスタンから技術を入れて濃縮ウラニウムの核開発を続けているじゃないか、と指摘したらば北朝鮮は開き直って何が悪いんだと、(核開発を)やっていると認めて。
アメリカが50万トンの重油を入れると言う約束を、北が約束を破ったんだから重油を提供するのを止めると言ったら、凍結を約束していた濃縮ウラニウムじゃなくて今度はプルトニウムを材料とする核開発を再開しちゃったんです。
濃縮ウラニウムの方は広島型でプルトニウムの方は長崎型なんですが、今両方の核開発が進んでいると。
プルトニウム型の核開発はだいたい、色んな試算がありますけども、私の試算は年間2個から3個程度です。
私は今北朝鮮は少なくとも十数発の核爆弾を持つに至ったと見ています。
少なく見積もる人でも5~6発は持っている。

だから核実験が出来るわけです。
1発じゃ出来ないんです。
1発しかないんですから実験するわけ無いですから。
10発くらい持ったからこそ実験するという事になるわけです。
増えてしまったと。
悪魔だと言ったら増えてしまった。
どうするんだ?という事になっているわけですけども、それに対するブッシュ政権の意見の答えが法の執行なんです。

北朝鮮は偽札を作っている。
世界中の金融機関に対してですね。
今北朝鮮と取引をしたらアメリカは取引を停止すると言っている。
北朝鮮の方は、世界中の銀行にある口座をどんどん凍結されてしまって、お金を今どんどん動かしてベトナムに持ってたら、ベトナムにアメリカが取引を止めろといって、ベトナム政府は協力すると言っている。
取引出来なくなった。
今ロシアに持って行っているみたいですけども。
通常の貿易が出来ない。

中国の、中国銀行ですね。
バンク・オブ・チャイナも、香港にあるバンク・オブ・チャイナも北朝鮮の口座を凍結しています。
北朝鮮の金はどこまでが犯罪資金でどこまでが通常の資金が分からないと言うのが、アメリカの財務省の次官が記者会見で言っています。
ということは北朝鮮との普通のお金の取引だって、結局は犯罪資金になってしまうと言われてしまうと言う事です。
国家が偽札を作っているんですから。
偽札を犯罪集団が作っていて、その犯罪集団と付き合っちゃいけないというんじゃなくて、国家が偽札を刷っているとすると、その国家のお金というのは犯罪集団の金だというアメリカの論理が通るわけです。

アメリカもどこで作っているか?知っているんですね。
北朝鮮の自国の紙幣を刷る印刷工場だそうですけど、というのをアメリカの大使が言っていました。
造幣局で作ってるんですから、ドルを。(笑い声)
国家がやってるなら、北朝鮮の国営企業は全部犯罪企業だと言っても良いわけです。
麻薬も覚せい剤も国家がやっているんです。
偽タバコも国家が作っている。
ただ国家が犯罪国家だ。

今アメリカの外交官は公然と記者会見をやって会議の場で、北朝鮮を犯罪国家だと言っています。
犯罪国家だというって言うよりもなっています。
犯罪国家だから北朝鮮の資金は犯罪資金だと。
北朝鮮と取引をやる銀行はアメリカは制裁をかけて、アメリカの金融機関と一切取引が出来なくなりますよと。
北朝鮮と商売をするのかアメリカのどちらかを選べと世界中の銀行に対してアメリカが言っている。

北朝鮮の金正日の個人資金がだいたい40億ドルくらい有りまして、40億ドルから50億ドルくらい。
それがスイスの銀行なんかに預けられている。
今それを動かせない。
動かすと・・・(聞き取れず)だと分かっちゃう訳ですね。
北朝鮮に入った後、どこの口座に行くかね?
だれか北朝鮮人が持ってくれば分かりますから。
それがミサイル開発費用になったり、北朝鮮の治安機関を維持させるような最低限のお金になったりするわけです。
それが動かなくなっているという事は治安機関も、段々言う事を聞かなくなってくる。

どうも国民のセーブも利かなくなる。
最高幹部たちも贅沢な暮らしが出来なくなる。
そこまでしてなんでアメリカに逆らって核を持ち続けなくちゃいけないのか?
日本人の拉致被害者をなんでずっと持ち続けなくちゃいけないのか?
返してしまえば良いじゃないかと思う人達がどんどん増えてくる。

一方アメリカは先ほど言った5029という作戦計画の他に、もうひとつ5030と言う作戦計画もありまして、これは5029を起すという作戦計画。
・・・(聞き取れず)クーデターを起す。
実際に戦争を起すんじゃなくて、心理戦です。
ビラを気球で撒いたりですね。
脱北者を使って中に人を入れて地下組織を作ったり。

あと、ステルス戦闘機と言うレーダーに引っかからない戦闘機がグアムに来まして、3ヶ月くらいいたんです。
その時朝鮮半島で通常の訓練をしたと言っています。
朝鮮半島で、韓国の上空じゃない。
北の領分に入っています。
入って、ステルス、あのレーダーに引っ掛かりませんから、急に急上昇するとドンッと言う音がする。
そこに金正日がいるという情報があったところでやるんですが、爆撃したかと思う。

衛星でどうやって逃げるかを見ている。
何かあったときに、彼らはこういう逃げ方をする。
あるいは金正日がここにいたという内部情報が本当に正しいかどうかをチェックしている。
無線と衛星で見ている。
金正日は寝ていても、いつステルスが来て知らないうちに爆撃されて死んでいるかもしれないと思っているわけです。
そういう事をやっています。

内部矛盾は高まる。
まぁ言ってみれば、ブッシュ大統領が早紀江さんに会ったのも心理作戦ですね。
あいつは本気だぞと。
拉致まで持ち出して来て金正日を潰す気だと。
アメリカの要求はどこまでなんだろう?と。
疑心暗鬼になりますよね。

強い圧力が掛かっていて、時間が経てば経つほど彼らの首が絞まっていく。
だとすると何かしなくちゃならない。
今までの手法は緊張を高めてミサイルを発射して、もう撃たないでくれと言って話し合いに応じる。
もう撃たない為に何をするのか?
金融制裁解いてくれ。

ところが撃ったらば逆に国連決議で中国まで賛成した。
日本は制裁をかけた。
核実験をすると言います。
核実験をするするって(言えば)止めてくれって、逆に中国がアメリカに金融制裁をちょっと緩めてくれと。
緊張を高めて高めた緊張をテコに何かを得ると。
言うのが彼らの常套なんですが、ブッシュ大統領は悪い事をした人間に褒美は出さないんです。
アメリカの北朝鮮政策のブッシュ政権での北朝鮮制作の原則と言うのを決めて、悪い事をした人間に褒美は出さないんです。
法を執行する。
悪い奴には。

今までの手法は前のクリントン政権だったら、日本でも前の政権だったら、そう言ったら止めてくれといって脅す。
核開発をしてたのに、止めたからコメ支援をしたんです。
悪い事をしていた人間に止めたらば、何で褒美が出るのか?です。
しかし94年はそうしてしまったわけです。
今はしない。
しかし彼らはその方法しか今のところ無いから緊張をちょっと高めている。
しかし戦争は出来ない。
負けますから。
金正日は死ぬのは出来ない、彼は自分の命は絶対に大切ですから。

緊張は高めています。
緊張が高まった時に世論がもう駄目だと。
拉致のことでミサイルが飛んでくるのは反対だとなるかどうか?
逆にミサイルが発射された後、安倍さんの人気が上がったわけです。
制裁をしたのに制裁をした人が良いと言っています。
総裁選挙で、安倍さんの世論の支持が落ちなかったんです、日本が。

それは家族の人たちが向こうに人質がいるのに制裁しろと言っていると。
それなのにやらないという事で、国民は目覚めていると言うことですね。
先ほど言ったように世論は拉致問題では絶対に妥協出来ないと思ってるわけです。
そして政府もそれに応えて厳しい姿勢を取っている。
いくら脅されても・・・(聞き取れず)。

脅すしか出来ないから、実際の事は出来ないから。
やったらアメリカが攻撃する口実を与えちゃうわけです。
何か北が攻撃したら日米同盟ありますから、アメリカはいつでも金正日をミサイルで殺せるんです。
国際法上も何の違反も無いんです。
アメリカは殺す手段を持っているんです。
だけどアメリカは民主国家ですから、先制攻撃をしないと言うだけです。

追い込まれてきている事は間違いが無い。
で、その中でだからいろいろ嵐が吹いて来ている。
私は埼玉の講演でも今はこう着状態ではなくて嵐の前の静けさだと。
去年からずっと言っていたんですが、いよいよ嵐が吹いてきた。
体制が整ってきた中で嵐が吹いてきた。
いよいよ勝負の時を迎えてきたと思います。

言う事を念頭の報告として申し上げて・・・(聞き取れず)を終わりたいと思います。
ありがとうございました。(拍手)   

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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