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2006年9月16日 (土)

新座集会(5) 西岡力氏-2

   『西岡力 救う会副会長の講演 その2』

家族会が出来て、最初は訴えても訴えても、銀座でチラシ配りをやっても取ってくれる人が殆どいなくてですね。
冷たかったです。
マスコミの報道も拉致疑惑という事で、産経新聞を除いては大変小さかった。
増元さんが記者会見開いて、あんまり記者が来なかったんで来た人たちに、「こっちから質問がある。拉致と言うのは犯罪じゃないのか?何で扱いが小さいのか?答えてくれ」
記者に質問(笑い声)、逆質問をしていたのを思い出しますけど。

しかしそれでも少しづつ少しづつ全国で救う会が出来て、埼玉もかなり早い時期に出来ましたけども、そして小さな集会をたくさんやって、横田さんたちは今累計で1000回講演をやったと。
全国全部の都道府県を回ったと。
その結果くたくたになって、去年の12月には滋さんは重篤にまでなったし早紀江さんは腕が上がらなくなって、本当に肉体的な限界に来ているわけですけども、しかし世論は少しづつ盛り上がって来たと。
横田めぐみと言う名前を知らない日本人が段々いなくなってきたと。

そしてごく少数の国会議員が当初はごく少数の国会議員の人たちが、西村眞悟さんがめぐみさんの事を最初に取り上げて、そして今の議員連盟じゃなくて前の議員連盟を作ったときに実質的に動いてくれたのは安倍晋三さんとあと中川昭一さんとか何人かの人です。
で、そういう人たちは自民党の中で野中広務さんにみんな睨まれて、というような力関係があって、西村さんは当時は新進党だったかな?
党の幹部にも秘密でめぐみさんの質問をやったと。
党として取り上げるという事になってなかったわけです。
ごく少数の人たちが、都議会議員の土屋たかゆきさんとか、ごく少数の地方議員の人たちが付いてくれた。

しかしそれでも運動をして来て世論が盛り上がったのは、政府は少しづつ変わってきたわけです。
そして2002年の9月17日を迎えて、そこで日朝首脳会談の主要議題の一つが拉致になったんです。
日本政府が分からなかったから、金丸訪朝のときや第一次日朝会談で拉致問題を出さなかったんじゃないんです。
分かっていたけど出さなかった。
じゃあ何が変わったのか?
2002年と90年、91年、92年と。
世論があるか無いかです。
国民が日本人が拉致されていると思って怒っているかどうか?

今は金正日が拉致を認めた後、死んだと言っていますけど、偽の遺骨だったと。
けしからんと。
で、テレビでも各局、そういうふうになると横田さんたちが忙しくなるくらい報道するわけですね。
今は、今日の家族会(総会)のテーマはマスコミの報道をどう自粛させるか?というくらいで(笑い声)、逆の事が議題になるくらいで、何故報道しないのか?と怒る時代じゃなくなった。
世論は最高度に盛り上がっているんです。
今地方議員の会もネットワークが出来ていますし、署名は今600万近く集まっています。
第一の国民の世論という問題は、かつて無い盛り上がりを見せている、いうことです。

じゃあ2番目の政府の毅然たる対応という事ですけれど、2004年の12月に偽の遺骨という事が判明しましたよね?
それ以外、増元るみ子さんが死んだと言う証拠として北朝鮮が出して来たのは死亡診断書だった。
で、田口さんや松木薫さんについては、死亡診断書が出ましたけどもう一つ、交通事故調書という警察が作った書類も出て来たんです。
後もちろん、遺骨がありましたよね?
それら北朝鮮が出してきた死亡の証拠とされるものは、日本政府が全部調査しまして、その結果として8名死亡・2人は入境を確認せず、2人というのは久米さんと曽我さんのお母さんのことですが、この北朝鮮側の説明を裏付ける物は皆無であると。
北朝鮮側の説明を裏付ける物は皆無であると。
北朝鮮側の結論は客観的に立証されておらず、我が方としては全く受け入れられない。
生存者は直ちに帰国させる事が基本であり、これを要求していく。
言う政府方針が出た。

全く受け入れられないと言うのは、家族会・救う会が言ってるんじゃないんです。
日本政府が北朝鮮の主張は全く受け入れられない。
客観的に立証されていない。
生存者は返せと、それが基本だと。

ここまでは良かったと思うんですけども、しかしその後がある。
細田官房長官が発表した後、北朝鮮に対して「迅速且つ誠意ある対応をしろ」と、「それが無い場合は厳しい対応を取らざるを得ない」という有名な制裁の予告の官房長官としての発言をされたんですが、迅速で誠実な対応をしろと言ってるんですね。
北朝鮮は遺骨の鑑定を日本が捏造したと。
めぐみさんは死んでいると、いまだに言ってますよね?
拉致問題解決したといまだに言ってますよね?
それで誠意ある対応をしていないわけです。
迅速がいつ迅速なのか?
言う事で去年は24日のたびにいろいろ行動して、半年たって何もしないから3日間炎天下で座り込みをやったりしたわけです。

実はですね。
日本政府の中には拉致問題を担当する部署と言うのがあるんです。
安倍晋三さんが副長官の時に作ったんですが、専門幹事会と言うのがある。
ちょっと専門的に言いますと、日朝国交正常化交渉に関する関係閣僚会議と言うのがありまして、その下に専門幹事会と言うのがある。
閣僚会議の下に専門幹事会と言うのがありまして、トップは官邸の官房副長官で、各省庁の局長クラスが今入っているんですね。

そこで拉致問題について政府の対応を情報交換を話し合うんですが、その17回目の会議が「厳しい対応を取らざるを得ない」という事を言った細田官房長官の平成16年の12月26日、2004年の12月26日に開かれたんですが、その後ですね。
ほぼ1年会議を持ってないんです。
17回目が平成16年12月26日ですが、18回目が翌平成17年の12月6日なんです。
北朝鮮が偽の遺骨を出してきて、誠実な対応を取っていないのに日本政府としてどうするか?を話し合ってないんです。
そこでも見捨てたんじゃないのか?分かってたのに。
偽の遺骨だと分かっていて生存者を返せと言っているという事は、生存者がいると分かっているのに何もしなかった。
という事です。

しかし官房長官が去年の10月に安倍晋三さんに代わったんです。
すると突然会議が活性化するんです。
12月に会議が持たれまして、そしてそこで、今まではですね。
12の省庁が参加していたんですがそれをですね。
9プラスして、宮内庁以外の全ての省庁の代表を出せと、全政府で取り組むべき課題だからといって拡大しまして、専門幹事会の名前も変えて「拉致問題特命チーム」とした。
全省庁から局長クラスが出てきて、特命チームが出来て、そしてその下にですね。
二つの作業グループが(出来た)。

一つは法執行班というのがある。
法律を執行する。
海上保安庁と経済産業省と財務省、これ税金担当ですね。
法務省が入国管理担当、警察庁、金融庁が入ってですね。
法執行班というのが何かと言うと、後でちょっと申し上げますけど、ブッシュ政権が今北朝鮮に金融制裁をかけていますね?
しかしブッシュ政権の担当者に会うと、「我々は制裁はしていない、法を執行しているだけ」

偽札を作ったりテロ資金を扱っていたりする銀行に対しては、アメリカは法に基づいてアメリカの国内の金融機関が取引を停止するという法を執行しているだけだという。
制裁法では無いから交渉の対象ではない。
北朝鮮がテロ行為を止めない限り、法の執行は続くんだとアメリカは言ってるんですけど、同じ単語を実は特命チームの下の法執行班は使っていまして、北朝鮮に対して今ある法律を厳しく執行する。
いう作業が進んでいるんです。

代表的な例を上げますとですね。
昨年の11月の22日に日本政府が朝鮮総連を相手に、628億円を返せという訴訟を起こしています。
日本政府の機関として整理回収機構と言うのがあるんですけども、破綻した金融機関に公的資金が入る。
そしてそこで焦げ付いていた債権を整理回収機構が買い取って、その回収作業をするという機関です。
朝鮮総連系の朝銀信用組合がどんどんと破綻していきまして、最初38あったのが今は7になった。
そのプロセスでなんと合計1兆4千億円の公的資金が投入されたわけです。
一説によると野中さんが面倒見たよと言ったという説が有ります。
週刊誌などに出ていますけど、とにかく1兆4千億が投入されたと。

しかしその内ですね。
約2千億くらいはRCCに回ってきたわけです。
そして朝鮮総連というのはこれは任意団体なんです。
まぁ救う会・家族会と同じですよね?
だから法人格を持たないわけです。
お金を借りる時は個人で借りるか、総連系の人間の持っている会社で借りるんです。
総連は金を借りていないんです。

しかし日本政府は総連を相手に金を返せと訴訟を起こした。
それはどういうことか?というと実際には総連が借り手だとみなして、名義は違う。
訴えを起した。
厳しく実態を調べて実は総連が借りていたと。
貸し手も総連で、借り手も総連で焦げ付いていると。
おかしな話なんですね。

朝銀信用組合は一応信用組合として法律上は成り立っていますけど、その上に人事だとか方針を決めるのは総連が決めるわけです。
誰に何を貸し出すか?と言う事も最終的には総連が決められるわけです。
朝銀信用組合が総連系の人間や総連系のペーパーカンパニー等に融資をする。
担保は何にするのか?
総連系の民族学校の土地とか、朝鮮総連の中央の土地建物とか、朝鮮出版会館とかですね。
そういうものが担保になっている。

学校は学校で学校法人なわけなんです。
個人は個人なんです。
で信用組合なんですけど、全部その上に総連があってお金が貸し出されて返せない。
不良債権になって信用組合が潰れると預金者保護といって公的資金が入って来る。
善意の預金者を守るというシステムなわけですけど、性善説によって成り立っているわけですけど、意図的に不良債権を作って個人が破産してしまえばそれで済むと。

借りた人のところにですね。
朝日新聞のアエラの記者が行って見ると、裸電球ひとつで6畳一間の所に住んでる人が3億円とか借りてる。
インタビューすると「返す気なんかありませんよ]]と言う。
どこに行ったのか?という事になるわけです。
当然北朝鮮に送金されたんじゃないか?と私は思ってますし、それを実は今までも活字で書いています。

しかしそれを分かっていながら、日本政府は公的資金をどんどん投入してきたわけですけども、安倍さんが官房長官になって法執行班が出来て、突然裁判です。
実際に借りたのは総連だと。
破産した個人じゃないんです。
2千億円を精査して600億、3分の1はそうだと証拠をとって裁判起した。

ある朝鮮総連系の元幹部によりますと全国にある財産は200億円くらいじゃないか?と。
その計算が正しいとすると600億円以上の損害賠償請求をすると言う事はですね。
日本政府は総連の財産を全部差し押さえすると、いう裁判を起しているんです。
そういう法執行が法律に基づいて、あんまり言わないんです。
法律に基づいて執行しているだけだから。
しかし朝鮮総連は今存亡の危機を迎えている。
不正な事をやっていたという事ですからしようが無いんですけど、自業自得だと思うんですけど。

あるいは、この朝鮮総連はですね。
1976年に国税庁の幹部と、当時の社会党の高沢寅雄という国会議員が間に入って国税庁の幹部に会って、そして自分達の税金問題について特権を要求したわけですね。
それが通ったといって自分達のパンフレット等に、税金問題で自分達は治外法権が認められていると言って、5項目の合意があると公然と書いていたわけです。

実際にパチンコ屋さんとか何かが、書類を作るときに朝鮮総連の商工会というところに頼むと書類を作ってくれる。
そして代わりに商工会が税務署に持っていくといってですね。
横に集められて普通の扱いでなくなってくる。
で、何か問題が起きると商工会が税務署に乗り込んでいって「36年お前たちは何をやってきた!」「従軍慰安婦は20万人どうしたんだ!」とかいう話をするわけです。
それでも駄目だとデモ隊が来る。

という事をやって税金を事実上脱税してきたわけです。
で、その代わり日本に払わないで祖国に払いましょうと。
商工会を使えば安くなる、と言って献金をして来たと。
ところが今年の3月にそれが出たわけです。
かなり厳しく書類を今税務署も見ていると。
厳しく見るといっても、ニュースじゃないですから何も(表に)出ませんが、今までが酷かったですから当たり前のことになった。

・・・その3に続く・・・   
新座集会(4)  投稿者:ぴろん  投稿日: 9月 7日(木)12時36分21秒    引用  編集済
   『西岡力 救う会副会長の講演 その1』

皆さんこんにちは。(「こんにちは」の声)
お忙しい所、国会議員の先生方も来て頂きまして、嬉しく思っています。
今日はちょっと時間があって1時間くらい話しても良いということなので、今日はですね。
今の増元さんの報告を踏まえてですね。
現状がどうなっているのか?今後どういう展開が予想されるのか?ということを申し上げたいと思うんですが、一言で言いますと拉致問題は勝負の時を迎えた。
いよいよ全面解決が近付いている、いうふうに思っております。

金正日に時間稼ぎを許さない。
彼らが拉致被害者を返さないんであれば、いよいよ締め付けを圧力を強めていく。
と言う事こそ、拉致問題解決への正道だと我々は主張してきましたが、実はその様な体制が今整いつつある。
時間稼ぎをすればするほど彼らは苦しくなる。
その様な体制が今出来つつあると言う事であります。

拉致問題解決のためには3つの条件があるというふうに思って、家族会結成そしてその後に救う会を作って10年になりますが、運動をして参りました。
第一は日本国内の世論の高まりであります。
そして第二はそれを背景とした日本政府の毅然とした対応です。
そして三つ目は同盟国アメリカを始めとする国際社会の支援です。
日本の国内世論、日本政府の毅然たる対応、そして国際社会の支援。
この3つを目指して10年近く運動をしてきました。
ここにいらっしゃる皆さんにも大変助けて頂いてここまで来たわけですけども、今この3つがほぼ揃いつつあるというふうに思っております。

そして日本では今の国内政治の情勢になると、9月に安倍晋三政権が出来る可能性が大変高くなって来ている。
そしてブッシュ政権が後2年半ほど続くと。
韓国でも盧武鉉政権の支持率が十数パーセントに落ちてレームダック化が始まって、来年には韓米同盟・日本との友好関係を大きく支持する保守派の政権に変わる可能性が高まっている。
言う政治情勢であります。
ですから、今言ったこの3つの条件が整えば、そして国際政治情勢も我々の味方になるということですが、先ほど申し上げてきた3つの条件について、一つ一つ見ていきたいと思います。

まず国内世論についてですが、増元さんが先ほど最後の方で仰っていましたが、日本政府は世論が無いと動かなかったんだと、言う事を仰いました。
これは事実です。
というのは、日本政府はではいつ国民が拉致されている事を知ったのか?という事です。
いつから知っていたのか?
日本は北朝鮮の工作員が自由に入っていたけれども、事件直後には分からなかったから救えなかったのか?
という事ですが、実は少なくとも9人の被害者については、日本政府は事件発生直後に北朝鮮による拉致だと分かっていたんです。

分かっていないから手を打てなかったんでは無いんです。
分かっていたけれども見捨てたんです。
日本政府がこの4月にポスターを作りまして、「北朝鮮による拉致を日本は見捨てない」と書いてある。
当たり前の事なんですが、なぜそんな事を書かなくちゃいけないのか?とある理由ですね。
30年経って見捨てないとポスターが出てくるのか?
実は過去に見捨てた経緯があった、という事であります。

読売新聞の2002年の12月20日の夕刊。
読売新聞の2002年の12月20日の夕刊に、驚くべき記事が出ていました。
実は増元さんたちが拉致されたのは1978年の8月ですよね?
当時警察庁の警備部という、北朝鮮関係の取締りなどを担当する公安警察ですが、警察庁の警備局の幹部が読売新聞の取材に応じて、実は24年前自分達は知っていたんだと。
しかしそれを公表しなかった、言う事を話しているわけです。

その幹部というのは読売新聞によりますと、おそらく日本で最初に北朝鮮による連続アベック拉致を確信した人物である、いうように読売新聞は書いている。
連続アベック拉致と言うのは蓮池さんたち、地村さんたち、増元さん・市川さんたちですね。
そして富山で未遂事件がありましたね。

この記事を一部読みますとですね。
1978年7月、福井県警から届いた報告書には、特異事案アベック蒸発事件という表題があった。
小浜市の海岸から七夕の夜に失踪した地村保志さん・富貴恵さんの事件だった。
その一週間程前から東京霞ヶ関の警察庁総合庁舎に泊り込んでいた。
この幹部が。
警察の無線傍受施設が、日本海の真ん中で北朝鮮の工作船が発したと見られる電波を捉え、各県警に沿岸警戒活動を指示していたからである。

北の工作船が来ている。
電波で分かって、警備しろという命令が来て、その幹部は一週間泊り込んだ。
そしたらば、その泊り込んでいたときに小浜でアベックが蒸発したと言う事件が起きたと言う報告が来た。
その後まだあるんです。

それからしばらく経って同じ月の31日に、やはり警戒活動中だった。
つまり電波が分かって船が来ていると。
沿岸警戒をかけていたときに、今度は新潟の柏崎市で蓮池薫さん・祐木子さんが行方不明になった。
海岸近くで若い男女が家出する理由が無い。
机の前に積まれた2冊の報告書を前に、元幹部は背筋に寒い物を感じた。
これは記事のそのままです。

更にその翌月、鹿児島で市川修一さん・増元るみ子さんが失踪。
富山県高岡市でもアベック失踪未遂事件が起きた。
高岡では沿岸を高速で走る不審な船が目撃されていた。
現場に残されていた猿轡を、ゴム製の猿轡が高岡の未遂事件では残されていたんですが。
韓国当局に照会すると、「我が国に不法侵入し死亡した北朝鮮工作員が所持していた物と極めて似ている」という回答が返ってきた。
不安は確信に変わった。
北朝鮮が拉致しています、と言う報告書を書いたと。
それを受け取った上司たちも、これは間違いないと声をそろえた。
言うのが記事に載っています。

工作船が来ているのが分かっていて警戒している時に、アベックが連れていかれたと。
現場に未遂事件では猿轡があって、韓国に照会したらば韓国で発見された物と同じだと分かっていたと言う事です。
じゃあ、その幹部が書いた報告書を誰が握りつぶしたのか?と。

実は78年の8月に拉致があった、7月8月にあったんですね。
次の年の79年の春に警察庁で秘密に会議があった。
関係の4県の担当者が呼ばれた。
つまり鹿児島・福井・富山・新潟ですよね?
各県警の担当者が呼ばれたと。
そしてそこで、電波傍受を秘密にする為に事件を公開しない。
電波傍受を秘密にする為に事件を公開しない事と決定された。
その元幹部が読売新聞に話しています。

分かっていたけれども公開しない事に決めた。
産経新聞が、実は1979年の春に書いてありますけど、次の年の80年の1月に最初の拉致問題の報道をしますよね?
これは、その会議に多分出ていた誰かが、公開しないという原則は余りにもひどいと思って一部情報をリークしたと思います。
産経新聞は書けたんです。

分かっていたけど手を出さない。
6人のアベックと、それから二人の未遂がありますからそれで8人。
もう一人、石川県の宇出津海岸で拉致された久米(裕)さんの事。
久米さんの犯人は捕まっていたと言う事を、ご存知の方は多いと思いますけど。
つまり9人については分かっていた、最初から、という事です。
報告書があるんです。
どこかに、警察庁に。

警察がその方針を変えるのは、その10年後です。
1987年の11月に、大韓機爆破事件が起きたんです。
拉致を分かっていたけれども手を打たなかったら、新たなテロが起きた。
拉致被害者がテロリストの教師になって、テロリストが日本人に化けて日本のパスポートを持って115人空中で爆殺した。
そこで警察は方針を変えて、拉致されていると言う事を、日本が拉致されていると言う事を分かっているという事を公開するんです。
有名な梶山静六答弁が1988年の3月に、大韓機爆破事件の直後に参議院の予算委員会であるわけです。
3組のアベック失踪について、北朝鮮による拉致の疑いが十分濃厚であると、いう答弁をするわけですね。

それは何故そこで出来たのか?と言うと、新しい証拠がそこで出たんじゃないんです。
最初から分かっていたから答弁出来たんです。
金賢姫は蓮池さんや地村さんや増元さんの事を証言していないんです。
田口さんの事は証言している。
それならなんでアベックの事が言えたのか?
最初から分かっていたから言えた。

ところがそれでも世論は起きなかった。
なぜならマスコミが今度はそれを無視した。
梶山答弁を朝日新聞も読売新聞も毎日新聞も一行も書かなかった。
無かった事にしたんです。
国会で治安の最高責任者が「日本人が北朝鮮に拉致されている」と言っているのに、書かなかった。
10年間は政府が知っていながら見捨てたと。
後の10年間は政府が答弁をしているのに、少なくとも警察は答弁をしているのに、今度はマスコミが、そして外務省と政治が警察の情報発信を潰したと、言う事です。

梶山答弁はマスコミが書かなかったですね。
そしてその後2年後に金丸訪朝になるわけです。
その時実は金丸さんは金日成と会っているわけです。
2年前に国会で政府の治安の最高責任者が「北朝鮮による拉致の疑いが十分濃厚である」と言っている事について、与党の元副総裁と言う人が、それも総理大臣の親書を持って行った人が一言も触れなかった。
有本さんたちは、金丸訪朝団のときに何とか取り上げてもらおうと思って、北朝鮮から来た手紙のコピーを持って金丸さんに会いに行ったけど会ってくれなかったと。
その訪朝団の事務総長の石井さんと言う人の事務所に行って会ったという話がありますけど、分かっているのに取り上げなかったんです、政治家が。

私はあるところで海部元総理と会いましたが、海部元総理は「自分は拉致問題に詳しい」と言うんです。
何故ですか?と聞いたら、自分が総理になったときに警察が来た。
金丸訪朝を前にして警察が、「総理、日朝関係を軽々に動かさないで下さい。拉致問題は深刻です」と言われた。
ブリーフィングを受けたと。
総理大臣はそこで知っていたんです。
しかし、自分の名前で金丸さんに手紙を託していながら、そこに増元るみ子と書かなかったんです。
分かっていたけど手を打たなかった。
分かっていて、北朝鮮と話をする事が出来た。
最高指導者と日本の政治家が会えるときに出さなかった。
小泉訪朝ではなくて、金丸訪朝で主要議題になるべきだったわけです。
それは90年の話です。
1990年。

そしてその91年から92年にかけて8回、今度は外務省が日朝交渉をするわけです。
そこで拉致問題が正式に会談で取り上げられたのは一回だけです。
第三回会談で、田口八重子さんの事が一回だけ取り上げられただけで、先ほど言っていますアベックの事について政府が最初から分かっていたのに、国会でも取り上げているのに、外務省はその8回の会談の中で増元るみ子と言う名前を一度も出さなかったんです。
分かっていないから出さないんではなくて、分かっているけれども見捨てたんです。
北朝鮮がけしからんと言ったんじゃ無い。
出さなかったんです。

この状況を変えたのは何か?というと拉致発生から20年経った1997年、安明進さんの証言の後で横田めぐみさんの拉致が明らかになった。
横田さんのご両親は大変悩まれた。
名前を出して写真などを持って訴えたらば、北朝鮮にいるめぐみがもしかしたら殺されてしまうかもしれない。
20年間はどこにいたのか分からなかったけれども、やっと消息が分かった時に親がやる事が、娘にとってマイナスになると。
危害を加えられたらたまらない。
娘は20年間、「お父さんお母さん、いつ助けに来てくれるの?」と思っていたはずだと。

しかしいろいろ調べてみると過去20年間、拉致が発生して増元さんたちの事は産経新聞の報道があったり、大韓航空機爆破事件があったりして、分かっていたけれども政府は取り組まなかったと。
20年間過ぎていると。
このまま新潟出身のYさんというような形で記者会見をしても、多分マスコミは一過性で一度報道してすぐ終わるだろうと。
そうするとあと20年、何も起きないかもしれない。
親たちはみな死ぬだろうと。
一定のリスクはあるだろうけども、世論に訴える、と言う選択を家族会はした。
横田さんたちがして、そこに、増元さんたちも合流したんです。

20年間は政府が動いてくれるだろうと思って信じて何もしないで待っていた。
特に増元さんたちは産経新聞の報道があって、ある程度分かっていた。
しかし動いたら危ないといわれていたから、動かなかったわけです。
そしたら20年見捨てられていた。

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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新座集会(6)西岡力氏-3

   『西岡力 救う会副会長の講演 その3』

あるいは朝鮮総連の機関にですね。
在日本朝鮮人科学技術協会と言うのがある。
在日本朝鮮人科学技術協会と言うのがあるんですね。
略称して科協って言うんですけども、科学技術協会、科協、科協っていうんですが。
そこは日本の大学の特に理科系の大学院とか入って博士の学位を取っている人たちが入っている協会なんですね。
ロケット技術の専門家とか核開発の専門家とかたくさんいるわけです。
日本は自由な社会ですから、日本に在留資格を持っていれば朝鮮総連の人たちももちろん日本の大学、東大とか優秀な所で理科系の大学に入れて研究が出来るわけですね。
そこの科協を通じて核技術やミサイル技術が北朝鮮に流されているんではないか?という疑惑がずっと指摘されていたわけです。

昨年の10月に警視庁の公安部が薬事法違反の疑いで二人の在日朝鮮人を逮捕したんですけども、その容疑はHPでですね。
朝鮮人参を売っていたと。
万病に効くと書いてあった。
薬として許可を取ってないのに万病に効く人参だから薬事法違反だと。
その二人の内の一人が実は科協の副会長だったんです。
科協として朝鮮人参を売っていたんじゃないんですけど、その人が科協の副会長だったからといって科協の事務所を家宅捜索して、コンピュータその物まで全部持っていった。
CD-ROMじゃなくて、コンピュータ本体を持っていった。
押収した。

そしたらば、陸上自衛隊の最新型の地対空ミサイルシステムに関する研究開発段階のデータがそのコンピュータの中に入っていた。
それがそれで事件になったわけです。
と言う取締りを今やっている。
法律に基づいてやってるわけです。

一時のオウム真理教に対して行われた、小刀持っていたら銃刀法違反だとか、電柱にポスター張ったら軽犯罪法違反だとか、言って麻原彰晃がどこに隠れているかと言う情報を公安警察は取りましたけども。
警察は一言も言いませんけども、私が見ていると同じように見える。
法執行チーム。
それも法執行班と言うのが政府の組織にある。
拉致問題特命チームの下に法執行班があるんです。
なんで税金担当が拉致問題(特命チーム)の下に入るか?というと、そういう事をやってるわけです。

制裁と言うのは広い意味での制裁と狭い意味での制裁がありまして、こういう法を厳しく適用するのはソフトサンクションと言うんですね。
軟らかい制裁という言葉があるんですが。
それは既に昨年の秋から始まっている。
アメリカも昨年の9月から金融制裁を始めたんですが、日本は10月から発動している。
真綿で首を絞めるようにどんどんどんどん絞めている。
何も言わないけれど。

そしてもう一つですね。
その特命チームで情報収集会議と言うのを作りまして、そこには内閣情報官ですね。
内閣府の・・・・・・・・(はっきり聞き取れず)ですけども。
それから警察庁の長官、公安調査庁の長官、外務省の事務次官、日本で情報を扱っている所のトップが集まる。
何で防衛庁が入って無いのかが不思議に思うんですが、とにかくそのトップが入っている。
拉致問題に関する情報を収集する会議をやる。
つまり日本の全ての機関が、トップが会議に入っていて全力を尽くして拉致被害者が今どこにいるのか?と言う情報を取る。
それを縦割りでお互いが見せ合わないんじゃなくて会議があって、官房長官の下で皆が持ち寄って検討する、と言う体制が出来たんです。

例えば海上自衛隊はですね。
対潜哨戒機という飛行機を飛ばして潜水艦が来るのを見張っているわけですが、今でも見張ってるわけですが、その対潜哨戒機で工作船を発見するわけです。
そのデータの蓄積があるわけですね。
写真を撮る。
一方無線の傍受は警察がやってますね。
もちろん防衛庁もやってますけども。

藤田進さんと言うですね。
こちらに関係する特定失踪者の方が失踪する直前に、実は海上自衛隊が日本海で北朝鮮の工作船の写真を撮っていた。
と言うデータがあって警察が調べてみた所、同じ日に無線が傍受されていたと。
その無線の傍受データを確かめると、横田めぐみさん拉致の頃の交信情報と大分似ている。
北朝鮮の基地と船、それから日本にいる協力者の三者でやるんですが、そのパターンがあるんですね。
中身は全部暗号がかかってますから分からないんですけど、どういうパターンであるかと言うのが似ていると言う事を拉致認定の基準にしているんですけども。
ただ、直後じゃなくて直前ですから、それでまだ認定までいかないんだと思いますが。
そういうことをクロスチェックできる体制にある。

官房長官が代わるとこんなに変わるんだと。
先ほど言ったポスターも、家族会・救う会でポスターを作れと要求した事は無いんです。
政府が20万枚作って地下鉄なんかに貼ってますよね。
「日本は見捨てない」と今頃作るのは当たり前じゃないかと思うけど、しかし突然ポスターが出来たりするんです。
それから日本政府がパンフレットを作った。
20万部作って日本語のパンフレットがありますね。
それが英語とフランス語とドイツ語、ちがう、英語と中国語と韓国語とポルトガル語だったかな?
パンフレット作る。

(「これですね」と壇上脇でパンフレットを示す人あり)そこにあります。
それは日本語のやつです。
それもどんどん作ってタダで配っている。
内閣府に電話したらくれますからね。
調整室に電話すれば、下さいといえばくれます。

総務省は各自治団体に中にある朝鮮総連施設について、固定資産税の減免をやっているんだったら見直すべきだと通達まで出している。
総務省はどこが減免しているか、全国的な調査までしている。
それを記者会見で発表したりします。

今回横田早紀江さんが訪米したとき政務官が二人ついて行ってくれましたけど、拉致担当の安倍官房長官の下にいる政務官・山谷えり子さんが任命されて、外務省の中にも山中あき子(あき=火へんに華)さんという政務官を任命されて、二人が付いて行って。
政府として横田さんをサポートする体制だったし、家族会の訪米の費用は全部政府が出してくれた。
公的な訴えだという事で。
普通民間人にそういうことをするのは異例ですけど。

そういうかつて無い厳しい体制を作った官房長官が、作った本人が上に上がろうとしている。
特命チームがいよいよ強化されるだろうと思います。
政府の毅然たる対応、拉致問題で安倍晋三さんが妥協する、落としどころを見つけるなんて有り得ないですから、二つ目の政府の毅然たる対応もかつて無いくらい整った。

そして三つ目の国際的支援ですね。
特にアメリカ、同盟国アメリカを中心とする国際的支援も先ほど増元さんから詳しく報告がありましたように、ブッシュ大統領が会ってくれたわけですよね?
それだけではなくてですね。
実は私はブッシュ大統領に会う前にですね。
国防総省に行った時の話を増元さん報告がありまして、その日の午後、NSCと言います。
国家安全保障会議、ホワイトハウスの大統領の下にあるんですけども。

安倍さんは総理になったら、日本版NSCを作ると公約していますけども、つまりNSCのクラウチ安保担当副補佐官が1時間くらい時間を取ってくれた。
ハドリー補佐官と言うのがいて、そのすぐ下に。
ハドリーさんと安倍さんはしょっちゅう電話をして、国連でミサイル発射に対する非難決議をまとめたんですけども、そのハドリーさんのすぐ下に安保担当の副補佐官が我々の所に来てですね。
そしてこういうふうに言ったんですね。

「拉致問題についてブッシュ大統領は日米同盟の観点と共に、普遍的人権・自由の力を信じるという立場からも自由な・・・(聞き取れず)。
ある人たちは発言しすぎと批判するが、大統領は北朝鮮住民の苦しい状況・拉致された人々の困難な立場への疑念の表現は止めない。」

政権の中でもちょっと言いすぎじゃないかと国務省、日本で言うと外務省なんです。
外交官は「今折角核・ミサイルで交渉しているのに、他人の国の拉致とか北朝鮮の人権とか言われると北朝鮮が硬化してしまって交渉が上手く行かない」と言うんですね。
どこの国でもそういう人たちはいるんですけども、しかし大統領は止めない。
普遍的な人権の立場から自由の力を信じるという立場から発言を止めない。
アメリカの国益だけじゃなく。

そしてそういう事を言って、その後いろいろ家族が訴えた後にですね。
「私たちの方から伝えたい事がある」と言っている。
多分準備してきた内容だと思います。
「皆さん方に伝えたい事がある」といってこういう話をした。

北朝鮮の核問題は大変重要である。
だから出来る限りの努力をすると。
それは日米同盟の観点からも解決が必要であると。
拉致問題は重要で努力する。
日米同盟の観点からも解決が必要だろう。
だが、核問題を解決していく中で拉致について忘れず、原則を守りながら取り組んでいくと約束する。
各問題を解決していく中で、拉致について忘れず原則を守りながら取り組んでいくことを約束する、と言ったんですね。

これを読んだ時ちょっと震えが来た。
驚いたし嬉しかったんですが、つまり一番国際的な状況の中で心配していたのは、北朝鮮の核問題・ミサイル問題が国際的な焦点になって、拉致問題が棚上げになる恐れがある。
アメリカの国益とすれば、北の核開発を止めさせる事だと。
アメリカまで届くミサイル開発を止めさせる事が絶対にアメリカが譲れない国益で、そのために全力を尽くすだろう。
その時に自国民が入っていない拉致について、どこまでリップサービスの同情を越えて政策に反映させるのか?
言うふうに考えていたわけですね。

実際に実は第一次核危機と言うのが1993年、94年にあったわけです。
93年にはノドン発射がありましたけど。
で、94年には北朝鮮が核開発を止めないということで、安保理事会で北朝鮮に対する制裁決議案が準備されていたんです。
北朝鮮は制裁するなら先制攻撃とみなすと、アメリカはそれでも制裁すると言って在韓米軍を増強したんです。
で、在韓米軍の家族を日本に送ったんです。
朝鮮戦争を休戦して以来戦争の危機が一番高まったのは1994年なんです。

日本も憲法の許す限り制裁に協力するといって、実は今先ほど言ったソフトサンクションと同じような事を、警察は93年94年にやっていました。
朝鮮総連に大変厳しい取締りもやっていました。
日本から北への送金の実態も把握して、国税庁を動員して税金をかけて止めるという事をやっていたんです。
それで金日成が出てきてカーターと会談をした。
このまま行ったら朝鮮総連は潰され、アメリカは安保理で中国が拒否権使ったらば、拒否権使ったら日米韓で三国制裁をやると言って在韓米軍をどんどん増強している。
第7艦隊が日本海の公海に浮かんでいる。
と言う中で金日成とカーターの会談があって、妥協が成立をして核開発を凍結すると言ったんですね。
しかし、その時拉致問題は一切言及されなかった。
議題に上がらなかった。

戦争直前まで緊張した。
そして日本も戦争に協力する、北朝鮮に脅しをされても制裁に協力するとの姿勢だが、その理由は北朝鮮の核を止めさせるという一点だけで拉致は入っていなかった。
だから妥協が成立したら、日本はソフトサンクションを止めてしまった。
そして95年からはコメ支援をする。
そして原子力発電所をタダで作ってやるという事になりましたから、日本は10億ドルを出す約束をして5億ドルくらい実際支出しちゃったわけです。
拉致問題は解決していないのに、億ドル単位の資金を北朝鮮に提供した。
国際的合意の中で、そういう事をさせられたんです。
村山内閣の時。

今後もそういうことが起きるかもしれない。
アメリカも緊張を高めて行きますけど、最後に目標は核・ミサイルを止めさせる事ですから(北朝鮮が)止めると言ったら妥協が成立するわけですね。
つまり日本だけが拉致だって言っても、ここまでやって核を全部難しい交渉をまとめてもなんで日本が入らないか?って事になりかねない。
だから我々は拉致はテロだと言うスローガンを出していたわけです。

テロと言うのは二国間の問題ではない。
国際社会が団結して戦うべき共通の敵だと。
北朝鮮が核を持ってはならないのはテロ国家だからだ。
テロを解決しないで、核を解決しても完全な解決にならないじゃないか。
アメリカはテロとの戦争に日本も一緒に戦えと言って、日本も一緒に戦っている。
それはしかしテロと言うのは普遍的な価値観からして、悪だから戦ってるんだ。
そうだとすればアメリカにとって日本人拉致も普遍的な価値観から悪であるから、一緒に戦うべきだと。
核問題だけで拉致を置き去りにしたら、アメリカは普遍的な価値観でテロとの戦争をしているんじゃないと。
自国民の事だけ守ろうとしているんじゃないか?と。

言うふうにアメリカに訴える為に拉致はテロだという事をずっと言っていたわけです。
総理にもその事を早く断言してもらいたかったんです。
しかしそれに対してブッシュ大統領は、普遍的人権と自由の力を信じるという立場から、拉致問題について強い関心を持っている。
普遍的な立場から拉致問題に関心を持っていると言って、そして核問題の解決の中で拉致について忘れず原則を守りながら取り組んでいく事を約束すると言ったんです。
アメリカの政権の中枢にいる人が。
これはある政策決定があったんではないか?と私は推測して(います)。

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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新座集会(7) 西岡力氏-4

   『西岡力 救う会副会長の講演 その4』

だからブッシュ大統領が言い過ぎだという人もいるんです、当然、中にはですね。
そういう人を抑える為にブッシュ大統領は早紀江さんと会ったんです。
早紀江さんと会うときにですね。
狭い所なのに、その安保担当のハドリー補佐官とかそういう人たちがみんないてですね。
戦争するとかしないとか、北朝鮮との核問題について最終決定するような会議に出る人がずっといて、ブッシュ大統領と早紀江さんのやり取りをメモして見ている。

見ろって言ってるんです。
ブッシュ大統領が呼んだんですね。
俺がここまで言ったんだから、これは国家の意思として発言しているんだから、核問題で最後の決断をするときにこの事も入れてやるんだぞと、言う事を政府の内部に対しても発信しているんですね。
ですからアメリカが核問題を解決しようと思って北朝鮮に強い圧力をかけていますけど、そのアメリカは拉致問題を忘れないと。
約束すると言ったんです。
ここまで来れたのかなぁ?というふうに思って、・・・(聞き取れず)来たわけですね。

そしてもう一つ先ほど言った国防総省に行きましたらば、国防省のラムズフェルドさんがイラクに出張中だったので、副長官が、副長官の資格じゃなくて長官代理という資格で、その国防省の建物の中で一番トップ、今その日現在のね。
ラムズフェルドさんがいたらラムズフェルドさんが会うわけです。
という儀典上の扱いで出て来て、その下に太平洋司令官とか、その人たちに会うったって大変な人たちが後ろにいるわけです。
で、増元さんの話なんか聞いてメモしているわけです。
そして最後にイングランド副長官が「国防総省の中に皆さんのフレンドがいる。忘れないで下さい。」
フレンドと言うのは英語で敵味方って言うんですよね。
味方がいる。

アメリカ軍はですね。
5029作戦計画という計画を持っているんですね。
50と言うのは在韓米軍の番号なんですけども、5027と言うのは北朝鮮が攻めて来た時にどう対応するか?と言うやつで。
・・・・・・(聞き取れず)29が、2930と言うのがあるんですけど、29と言うのは北朝鮮の内部でクーデターが起きたり、内戦状態が起きたりあるいは大きな天変地異が起きて、北朝鮮当局が治安を維持出来なくなった場合に発動される作戦計画なんです。
その場合に、米軍と韓国軍が出ていって大量破壊兵器、つまり核・ミサイルや化学兵器などをテロリストに渡らないように確保する。
で、治安を回復するという作戦ですけども。

北朝鮮情勢は余談を許さない状況に、今ソフトサンクションが日本の安倍政権とブッシュ政権がどんどん真綿で首を絞めているわけですね。
何が起きるか分かりませんが、可能性としては5029が発動される事も有りうる。
その時にそれをオペレーションするのは国防総省ですね。
国防総省の中に味方がいると言ってくれた。
この発言の意味も大変重いと思っております。

そして国際社会全体に拉致被害者がいるという事でですね。
今中国に行きましたし、タイとかいろいろあって国際社会の中に拉致の関心が大変高まっているんですね。
これは先ほど増元さんが話をされたとおりで、ですから最初から言いましたように、日本の世論と政府の毅然たる対応と国際社会の支援がかつて無いほど揃ったんです。
そしてアメリカは北朝鮮から核・ミサイルを取り上げると、言う事をブッシュ政権は後2年半の東アジア政策での最優先に置いているわけですね。

アメリカは今戦争中なわけです、戦時です。
有事なんです。
テロの戦争の目標をブッシュ大統領は二つあると言ってるんです。
第一はテロリストに正義の裁きを下して、そしてテロリストの基地を叩き壊す事だと。
アフガニスタンの戦争がそのタイプだったと。
第二はテロ国家が大量破壊兵器を持つ事を止めさせる、と言ってるわけです。
イラクの戦争は第二の目標の為の戦争だったんです。
フセイン政権がアルカイダを支援していたとかアルカイダの基地があるという事で戦争を起したのではなくて、フセイン政権が大量破壊兵器を持っている、言う事で戦争を起したんです。

その大量破壊兵器を絶対に持たせてはならない代表として、悪の枢軸といって三ヶ国挙げたんです。
イラクとイランと北朝鮮です。
今イラクは、フセイン政権事態は倒れましたが、フセイン政権から大量破壊兵器を奪う事は達成されたわけです。
今度はイランが核開発をしているという事で、国連安保理で今議論されている。
北朝鮮の核問題が6者協議で議論されている事も、北朝鮮が話し合いに出てこなくてミサイル発射した、言う事なんですね。

ブッシュ政権に対して民主党などの批判は、イラクは持ってないのか分からないのに戦争をしてそして結局泥沼になったじゃないか?と。
北朝鮮はその間に核兵器の数を増やしたじゃないですか?
北朝鮮の持っている核がテロリストに渡らないという保障はどこにあるのか?
言う批判が出ているわけです。
悪魔だとか何とか強い事を言って結局話し合いは進まないじゃないか?
それよりはクリントン政権がやったみたいになだめながら、石油とかをやりながらやった方が良かったんじゃないか?
強いことばっかり言うけど拉致なんかを取り上げたり人権を言っているけど、だからこそ北朝鮮がへそを曲げている。
核開発は進んじゃったじゃないかと批判を受けているわけです。

実際北朝鮮の核は2003年から増産体制に入ったわけです。
2003年にアメリカが北朝鮮に対して2002年の10月にですね。
凍結すると言っていながらパキスタンから技術を入れて濃縮ウラニウムの核開発を続けているじゃないか、と指摘したらば北朝鮮は開き直って何が悪いんだと、(核開発を)やっていると認めて。
アメリカが50万トンの重油を入れると言う約束を、北が約束を破ったんだから重油を提供するのを止めると言ったら、凍結を約束していた濃縮ウラニウムじゃなくて今度はプルトニウムを材料とする核開発を再開しちゃったんです。
濃縮ウラニウムの方は広島型でプルトニウムの方は長崎型なんですが、今両方の核開発が進んでいると。
プルトニウム型の核開発はだいたい、色んな試算がありますけども、私の試算は年間2個から3個程度です。
私は今北朝鮮は少なくとも十数発の核爆弾を持つに至ったと見ています。
少なく見積もる人でも5~6発は持っている。

だから核実験が出来るわけです。
1発じゃ出来ないんです。
1発しかないんですから実験するわけ無いですから。
10発くらい持ったからこそ実験するという事になるわけです。
増えてしまったと。
悪魔だと言ったら増えてしまった。
どうするんだ?という事になっているわけですけども、それに対するブッシュ政権の意見の答えが法の執行なんです。

北朝鮮は偽札を作っている。
世界中の金融機関に対してですね。
今北朝鮮と取引をしたらアメリカは取引を停止すると言っている。
北朝鮮の方は、世界中の銀行にある口座をどんどん凍結されてしまって、お金を今どんどん動かしてベトナムに持ってたら、ベトナムにアメリカが取引を止めろといって、ベトナム政府は協力すると言っている。
取引出来なくなった。
今ロシアに持って行っているみたいですけども。
通常の貿易が出来ない。

中国の、中国銀行ですね。
バンク・オブ・チャイナも、香港にあるバンク・オブ・チャイナも北朝鮮の口座を凍結しています。
北朝鮮の金はどこまでが犯罪資金でどこまでが通常の資金が分からないと言うのが、アメリカの財務省の次官が記者会見で言っています。
ということは北朝鮮との普通のお金の取引だって、結局は犯罪資金になってしまうと言われてしまうと言う事です。
国家が偽札を作っているんですから。
偽札を犯罪集団が作っていて、その犯罪集団と付き合っちゃいけないというんじゃなくて、国家が偽札を刷っているとすると、その国家のお金というのは犯罪集団の金だというアメリカの論理が通るわけです。

アメリカもどこで作っているか?知っているんですね。
北朝鮮の自国の紙幣を刷る印刷工場だそうですけど、というのをアメリカの大使が言っていました。
造幣局で作ってるんですから、ドルを。(笑い声)
国家がやってるなら、北朝鮮の国営企業は全部犯罪企業だと言っても良いわけです。
麻薬も覚せい剤も国家がやっているんです。
偽タバコも国家が作っている。
ただ国家が犯罪国家だ。

今アメリカの外交官は公然と記者会見をやって会議の場で、北朝鮮を犯罪国家だと言っています。
犯罪国家だというって言うよりもなっています。
犯罪国家だから北朝鮮の資金は犯罪資金だと。
北朝鮮と取引をやる銀行はアメリカは制裁をかけて、アメリカの金融機関と一切取引が出来なくなりますよと。
北朝鮮と商売をするのかアメリカのどちらかを選べと世界中の銀行に対してアメリカが言っている。

北朝鮮の金正日の個人資金がだいたい40億ドルくらい有りまして、40億ドルから50億ドルくらい。
それがスイスの銀行なんかに預けられている。
今それを動かせない。
動かすと・・・(聞き取れず)だと分かっちゃう訳ですね。
北朝鮮に入った後、どこの口座に行くかね?
だれか北朝鮮人が持ってくれば分かりますから。
それがミサイル開発費用になったり、北朝鮮の治安機関を維持させるような最低限のお金になったりするわけです。
それが動かなくなっているという事は治安機関も、段々言う事を聞かなくなってくる。

どうも国民のセーブも利かなくなる。
最高幹部たちも贅沢な暮らしが出来なくなる。
そこまでしてなんでアメリカに逆らって核を持ち続けなくちゃいけないのか?
日本人の拉致被害者をなんでずっと持ち続けなくちゃいけないのか?
返してしまえば良いじゃないかと思う人達がどんどん増えてくる。

一方アメリカは先ほど言った5029という作戦計画の他に、もうひとつ5030と言う作戦計画もありまして、これは5029を起すという作戦計画。
・・・(聞き取れず)クーデターを起す。
実際に戦争を起すんじゃなくて、心理戦です。
ビラを気球で撒いたりですね。
脱北者を使って中に人を入れて地下組織を作ったり。

あと、ステルス戦闘機と言うレーダーに引っかからない戦闘機がグアムに来まして、3ヶ月くらいいたんです。
その時朝鮮半島で通常の訓練をしたと言っています。
朝鮮半島で、韓国の上空じゃない。
北の領分に入っています。
入って、ステルス、あのレーダーに引っ掛かりませんから、急に急上昇するとドンッと言う音がする。
そこに金正日がいるという情報があったところでやるんですが、爆撃したかと思う。

衛星でどうやって逃げるかを見ている。
何かあったときに、彼らはこういう逃げ方をする。
あるいは金正日がここにいたという内部情報が本当に正しいかどうかをチェックしている。
無線と衛星で見ている。
金正日は寝ていても、いつステルスが来て知らないうちに爆撃されて死んでいるかもしれないと思っているわけです。
そういう事をやっています。

内部矛盾は高まる。
まぁ言ってみれば、ブッシュ大統領が早紀江さんに会ったのも心理作戦ですね。
あいつは本気だぞと。
拉致まで持ち出して来て金正日を潰す気だと。
アメリカの要求はどこまでなんだろう?と。
疑心暗鬼になりますよね。

強い圧力が掛かっていて、時間が経てば経つほど彼らの首が絞まっていく。
だとすると何かしなくちゃならない。
今までの手法は緊張を高めてミサイルを発射して、もう撃たないでくれと言って話し合いに応じる。
もう撃たない為に何をするのか?
金融制裁解いてくれ。

ところが撃ったらば逆に国連決議で中国まで賛成した。
日本は制裁をかけた。
核実験をすると言います。
核実験をするするって(言えば)止めてくれって、逆に中国がアメリカに金融制裁をちょっと緩めてくれと。
緊張を高めて高めた緊張をテコに何かを得ると。
言うのが彼らの常套なんですが、ブッシュ大統領は悪い事をした人間に褒美は出さないんです。
アメリカの北朝鮮政策のブッシュ政権での北朝鮮制作の原則と言うのを決めて、悪い事をした人間に褒美は出さないんです。
法を執行する。
悪い奴には。

今までの手法は前のクリントン政権だったら、日本でも前の政権だったら、そう言ったら止めてくれといって脅す。
核開発をしてたのに、止めたからコメ支援をしたんです。
悪い事をしていた人間に止めたらば、何で褒美が出るのか?です。
しかし94年はそうしてしまったわけです。
今はしない。
しかし彼らはその方法しか今のところ無いから緊張をちょっと高めている。
しかし戦争は出来ない。
負けますから。
金正日は死ぬのは出来ない、彼は自分の命は絶対に大切ですから。

緊張は高めています。
緊張が高まった時に世論がもう駄目だと。
拉致のことでミサイルが飛んでくるのは反対だとなるかどうか?
逆にミサイルが発射された後、安倍さんの人気が上がったわけです。
制裁をしたのに制裁をした人が良いと言っています。
総裁選挙で、安倍さんの世論の支持が落ちなかったんです、日本が。

それは家族の人たちが向こうに人質がいるのに制裁しろと言っていると。
それなのにやらないという事で、国民は目覚めていると言うことですね。
先ほど言ったように世論は拉致問題では絶対に妥協出来ないと思ってるわけです。
そして政府もそれに応えて厳しい姿勢を取っている。
いくら脅されても・・・(聞き取れず)。

脅すしか出来ないから、実際の事は出来ないから。
やったらアメリカが攻撃する口実を与えちゃうわけです。
何か北が攻撃したら日米同盟ありますから、アメリカはいつでも金正日をミサイルで殺せるんです。
国際法上も何の違反も無いんです。
アメリカは殺す手段を持っているんです。
だけどアメリカは民主国家ですから、先制攻撃をしないと言うだけです。

追い込まれてきている事は間違いが無い。
で、その中でだからいろいろ嵐が吹いて来ている。
私は埼玉の講演でも今はこう着状態ではなくて嵐の前の静けさだと。
去年からずっと言っていたんですが、いよいよ嵐が吹いてきた。
体制が整ってきた中で嵐が吹いてきた。
いよいよ勝負の時を迎えてきたと思います。

言う事を念頭の報告として申し上げて・・・(聞き取れず)を終わりたいと思います。
ありがとうございました。(拍手)   

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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新座集会(8)質疑応答

   『質疑応答』

★質問者1

○○から来ました○○と申します。
2点ほどお伺いしたいんですけど、工作員などを摘発する為におそらく別件とかでやってると思うんですけど、日本にはスパイ防止法が無いので、その辺が何故国会で議論されないのかな?と、いうことを国会議員の先生もいらっしゃるので、伺いたいのと。
西岡さんもその辺については必要性があるんじゃないか?と思うんですが、その辺の論評等を。

もう一点は30兆円産業と言われているパチンコ業界。
その7割が北朝鮮系だという話を聞いているんですけども、そこからやはり在日の工作員への資金が流れている可能性もあるんではないか?と思うんですけども、その辺の北への送金停止のこととか、または換金システムは賭博ですのでこれを廃止する事でパチンコ業界をある程度もうちょっと、パチンコやる事でいろいろな弊害も出ていますので、するという事も一つの考えでは無いかな?と思いましてお願いします。
パチンコ業界からの資金の流入について何か情報があれば教えてください。

★西岡力氏

スパイ防止法については、私は必要だと思っています。
議論して頂きたいと思っていますけど、国会でその議論がない事については私はちょっと分かりません。
それとですね。
つまり北朝鮮はいわゆるスパイと言うのではないですよね?
韓国の情報、韓国を取ろうとしているわけで、日本を取ろうとしているわけじゃないですから、もっとテロをする工作員ですよね?
その場合にはスパイ防止法よりも、日本に忍び込んで情報を盗む事についての法律があるかどうかと言う事で。

もうちょっと安全保障上の問題で自衛隊がどう対応するか?とか、自衛隊の特殊部隊が対応するか?とかそういう質の問題だなと思うんですけど、日本の警察はですね。
少なくとも二桁三桁の人間が日本に入って来ていると。
入って来ているという言い方は正確じゃないんですけど、日本にいる在日朝鮮人の中で北朝鮮へ行って軍事訓練を受けて帰って来た人を含めてですね。
銃火器も一部持ち込まれている、いうふうに認識しているようです。
しかしそれについては24時間尾行をつけている。
分かっているからです。

え~~と、それからなんでしたか、パチンコか。
パチンコ業界は7割が北朝鮮系じゃなくて、だいたい3分の1が韓国系で、3分の1が北朝鮮系で、3分の1が日本及び台湾系。
その韓国・北朝鮮でだいたい7割と言う事です。
ですから業界=北朝鮮と言うわけにはいかないんですね。
国内の問題としてパチンコをどうやるか?という事についてはまた別の議論だと思いますけど、脱税の巣である事は間違いが無いんで、それについてはプリペイドカードが入ることによって、だいぶ明朗化したわけです。
明朗化したら売り上げが随分伸びちゃったわけですね。

という事はちゃんと売り上げを申告しなかったんじゃないか?と思われるんですけど、とにかく同じ玉が回ってますから。
ラーメン屋さんだったら割り箸の量とか小麦粉の量とか他の人との付き合いでだいたい分かるんですけど、分かんないんですね。
プリペイドカードになったんで、プリペイドカードが何枚売れたかでパッと分かるようになったんですけど。

ただ今は、今は日本からの送金はかなり無くなってます。
つまり日本からの送金の手法と言うのは、税務署を脅して税金を払わないでそれを送ってたりしてたんですね。
今はバブルが崩壊してしまって赤字が多くて、元々払う税金が無いんですね。
無いところで税務署を脅してもしょうがないんで、儲かっている所で初めてその手法は使える。
バブルの右肩上がりの時は良かった。

後もう一つは電話一本で信用組合から1億とか2億とか融資をもらえると。
そうすると右肩上がりの時は何でも土地でも株でも買ったらどんどん上がったんです。
それやってたから、バブルの後みんな焦げ付いてですね。
そういうこともあって朝銀の融資がどんどん焦げ付いて、信用組合が潰れたわけですね。
だからどんどん右から左へお金を出せるような状態ではまず朝鮮系の朝銀は無いと言うことは一つあります。

だからバブルがはじけた後は献金が出来なくなったので、今度は預金を持って来いと言われた。
いう事になって、預金はあるわけですから不正に融資した事にして、担保もあるけど総連が中でやって、今度は預金を持って来ても後で補填で公的資金が入る。
でも一度公的資金を貰ってしまうと、今度は理事に日本人も入っていますし厳しい監査を受けますから、二度目はその手法は使えない。
それで逆に総連は今は損害賠償の裁判をされている。
いう形に今なっていますので、それも今は使えなくて、日本からの多額の送金と言うのは今は無くなっているんじゃないかと思います。
ただ、小口の9万人くらいの(北朝鮮に)帰った在日朝鮮人が飢え死にしてしまいますのでね。
家族が送っていると言うのはあると思いますが。

93年94年の時は日本からの送金を止めると言うのが一番大きな争点だったんですが、今は韓国・中国ですね。
韓国がかなり送っています。
日本がバブルはじけたら金大中政権になっちゃったんです。
それが無ければですね。
もうちょっと北は早く倒れたんじゃないか?と思うんですが、金大中・盧武鉉という事で、どんどん今度は生の現金が韓国から入った。
しかしアメリカは韓国のそういう動きに対して、韓国の銀行とか何とかが北朝鮮に送金したり北にお金をやると、アメリカの金融機関と付き合えなくなりますよと今言ってるわけです。
アメリカと韓国の間に今厳しい緊張関係がありますけど、今はそう簡単に韓国政府もお金を送れない。

★質問者2

RENKのですね。
HPいろいろ見させて頂いているんです。
あれ、とんでもないです・・・(聞き取れず)

★西岡氏

RENKの李英和さん、友達で良く知っていますけど。
一緒に・・・(聞き取れず)でやってたりしているんですけど、信用力はあると思いますけどね。
中にかなり線を持っているようですね。
一つ一つの情報について私よく見て無いので分からないですけど、そんなでまかせな事ではないと思いますけどね。

★質問者3

○○と申します。
ずばり、お聞きしたいと思います。
小泉総理が対話と圧力と言ってますけど、対話ばかりで圧力をかけない理由は何だと思いますか?
ご見解を。

★西岡氏

小泉総理がと言う主語で言うと、小泉総理は安倍官房長官を任命したんですね。
昨年の秋に多分考えが変わったんじゃないか?と。
ソフトサンクションやってます。
それまで、だからアメリカがソフトサンクションに入って、アメリカと北朝鮮のどちらを取るか?と考えたんですね。
自ずと回答が出て、アメリカと一緒になって戦争直前の危機まで行くかもしれないような北朝鮮拉致問題についてマネージメントする為には、圧力をかけるという事を言っている安倍路線で無ければ駄目で、山崎拓さんや平沢勝栄さんのように裏で話し合いするって言った人たちは一切論功行賞を入れるべきではないと、入閣させなかった。
これは小泉総理がやった人事ですよね?
で、麻生さんを入れたわけです。
そこからは圧力をかけるやっぱり路線に変わったんではないか?

★質問者4

あの足立区の方の病院だか事務所だかで、それが千葉の方の病院の寮の保養所の方に拉致被害者が投獄されていた事がある。
その後の経緯については政府はどのような対応をしているんでしょうか?

★西岡氏

西新井病院ですね?
それが実は先ほど言った科協の取調べなんです。
同じ事件です。
警察と言うのは怖いと私思っているんですけど、今仰った西新井病院の千葉にある寮みたいなものかな?
研修所のようなところに、藤田さんが拉致された前後にですよね。
誰か袋の中にいれられた女性がいて、それを日本海の方に運んだという運転手が特定失踪者問題調査会に連絡をしてきて、その後警察に連絡して今警視庁が囲っているようですね。
週刊新潮がその事を書きました。
しかし裏がどうも取れないようです。
話が確実では無いようなんですけど、でも警視庁が囲って外部との接触をさせないでいるんですね。

それで薬事法違反で二人を逮捕する直前には、「拉致の犯人が逮捕される」と言う情報が警察からマスコミにリークされて、マスコミは物凄く緊張してたんです。
でも最初は別件ですから、いつ実名で報道するのか?
薬事法違反ではNHKニュースでは実名報道出来ないんですね。
拉致犯人だと言うと他の社に、拉致犯人を最初に日本政府逮捕という事になると、実名(報道)しなくちゃ抜かれちゃうかもしれない。

★質問者4

それは日本その物が、その件に関わっていたのか?

★西岡氏

いや、分かりません、全く。
そういう事を言ってる人がいるだけで、分からないんです。
そうだと言っていたのでみんな緊張していたら、実際やってみたら科協の方に行ったんです。
西新井病院のその保養所には捜索は入らなかったんです。
病院の中の奨学金を作っている奨学金委員会をちょっとやって、病院の方も大規模にはやらなかったんです。
大規模にやられたのは科協だった。

そしてそこに、つまりその日にですね。
マスコミもあるいは社民党の誰だっけ?何とかさんという女性の弁護士がいるじゃないですか?(会場より「福島瑞穂」の声)
ああいう人たちが普通だったらですね。
「薬事法違反でコンピュータ持っていったら人権違反だ」とか何とかってやっていけるわけですね。
出来なかったんです。
拉致の犯人を弁護した事になっちゃうんです。
次の日薬事法から拉致の犯人逮捕だったといって、社民党が「拉致の犯人を助けろと言った」って言えば、もう政党おしまいですからね。

そういうふうに思わせておいて実は科協。
警察って怖いな、と思って。(笑い声)
敵にしたらどうなるんだろう?って。
警察は治安の為にテロと戦っているんだから、法律の範囲の中で法治国家としてやっていると言う事で、法執行をやったので。
そこで意図的にそういう話が出たんですが、そこの週刊新潮が書いたことについては結局警察は、まだそんなの駄目だよと言っている。

まだまだ裏が取れて無いんですけど、だから分かりません。
どこかで調べて本当にそれをやるつもりなのか?
でも保養所が問題だといいながら保養所を家宅捜索しなかったのは事実です。
そっちやるよと見せておいて、実は科協。
そしたら陸上自衛隊の秘密のデータがコンピュータから出て来た。
それ以外にもたくさんのものが出て来ている。
今言っていないけど。

・・・質疑応答終わり・・・

・・・この後出席した国会議員の先生方の挨拶があり、講演会は終了・・・

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2006年8月25日 (金)

川口市民の集い(14) 西岡力氏3

  『西岡力 救う会副会長の講演 その3』

え~~っと、(笑い声、会場より「金融制裁まで」の声)金融制裁まででしたよね?
どうもすみません。
本当に困っているんです。
最近、北朝鮮内部の話で聞きましたのは、北ではゴムが採れない。
ゴムは輸入しなくちゃいけないんですが、輸入ができない。
それで靴底を豚の皮で作っている。
靴が作れない。
また、軍の将軍たちには金正日が贈り物とかをして歓心を買っているわけです。
その贈り物の質がどんどん悪くなっていると言う話も聞いています。

彼らからするとですね。
実は時間は彼らの味方だと思っていたんです。
ブッシュ大統領には任期がある。
後2年半、我慢すれば良いと思っていたはずです。
その間、にらみ合いを続けながら核兵器の数を増やしていけば良いんだと、6者協議に出て何だかんだと言って引き延ばせば良いと。
しかし、その引き延ばしが効かなくなったんです。

金融制裁をされているので、金融制裁をされている間は6者協議には出られないと彼らは言っている。
アメリカは6者協議と金融制裁は全く関係ない。
偽札を、他人の国の札を勝手に作っていてそれは話し合いの対象にならない。
アメリカが要求しているのは版を出せと。
何か15くらい版があるそうです。
どんどんどんどん改訂しているわけです、彼らは。
で、(版が)出て来たら本当にやっていたという証拠になるわけです。
版がある以上、これがある以上やめろと言ったって次を刷るだろう、出せと。

どうもですね。
北の造幣局が刷っているらしいです。(笑い声)
隠れて刷っているんじゃない、北の札を刷っている所でドルも刷っている。
それだけじゃなくてマルボロと言うタバコも偽造している。
どうもマイルドセブンも偽造している。
東南アジアなんかに流通している。
日本に持って来たら分かりますけど、東南アジアで流通させる。

そして麻薬をやっている。
日本に一時期流通していた覚せい剤の約半分が北朝鮮製だと。
昨日でしたか、日本の警察庁の漆間長官が、「北朝鮮が国家として覚せい剤を作って日本に入れている」とハッキリ言いました。
それだけでも、清国でもアヘン戦争というのをするんです。
青少年に対する侵略です。

しかしもう一つ実は効いているのがあるんです。
日本も去年の11月くらいから、安倍官房長官になった頃からかなり厳しい事をやっている。
名実的な経済制裁は今回のテポドン発射で始まったんですけど、法律を厳しく適用すると言う制裁を去年の秋から本格的に始めました。
先ほど飯塚さんが仰った拉致問題特命チームの下にですね。
二つのチームを作りました。

一つが法適用厳格化チーム。
今まで余りにも北朝鮮や朝鮮総連に対して法律をきちんと適用して来なかった。
固定資産税を払うべきなのに払わない。
公的な機関でも何でもないのに。
日本人でも不動産を持っていれば固定資産税を払うわけです。
それを免除して来た。

あるいは1976年に高沢寅雄という社会党の代議士が、朝鮮総連の幹部を連れて国税庁長官に面会して、その後高沢寅雄さんの衆議院の議員会館の部屋で、国税の幹部と朝鮮総連の幹部が談判している。
その事は事実です。
談判したというは国税も認めている。
そしてその結果として国税庁と朝鮮総連は秘密合意をしたと、いうふうに朝鮮総連は言いまくっているわけです。

彼らのパンフレットとかに書いて、そして朝鮮商工会という朝鮮総連系の商工会の代表の理事長は、こういうところで挨拶を言うんですね。
「我々は税金には違う方便がある。」
実際総連系のそういう所に加盟しているパチンコ屋さんだとかそういう人たちの税金の書類は、朝鮮商工会、総連の人間が代行して作ってそして税務署に持って行くと。
問題だと言われても机叩いて「(日韓併合の)36年、お前何をしたんだ」と言う。
そして物凄く不明朗な形でやってまして、それで安くなった分を北朝鮮に献金しろと言って北に送らせていたと。

その事を実際にやっていた人が張龍雲さんがですね。
兵庫に住んでいる人で、田中さんを拉致した洛東江と言う組織に入っているわけですね。
あの人が講談社文庫で「朝鮮総連工作員」と言う本を書いてますけども、その中にどうやって税金を負けさせたのか?というのを一杯書いてある。
私、彼の家まで行って「本当に負けるんですか?」(と聞いたら)「大丈夫だ」と言う。
で、今は反金正日活動というのをやっていて、朝鮮総連の兵庫の人間に「総連に行かなくても俺が負けさせてやるから、総連に献金するのを止めろ、と言っているんだ」と。(笑い声)
真面目な顔で言ったんですけど。(笑い声)
病気でもう亡くなったんですが。
そういう不明朗な事があると。

あるいは朝鮮総連の持っている信用組合、朝鮮信用組合と言うのがあるんです。
どんどん破綻していて公的資金(の投入)が1兆4千億円という。
預金者保護という事で破綻すると預金者を保護するという事に入るんです。
その預金者が善意の預金者なのか?
脱税をしてお金が余ると裏金として長銀に預けるわけです。
長銀は絶対に税務署から守ってくれるという事になっている。
民団系のパチンコ屋さんも、裏金だったら長銀だと言っている。
そういう所を何で公的資金で守らなくちゃいけないのか?
そしてじゃあ何故破綻したのか?

長銀は朝鮮総連系の個人にお金を貸し出していた。
担保や朝鮮総連の土地や建物。
そしてそれが焦げ付いた。
その人は破産して終わりなんです。
そこへ公的資金が入る。

借りた人のところへあるジャーナリストが行って見るとですね。
裸電球が灯っている6畳と4畳半くらいのアパートに住んでいる人が数億円借りている。
「返すつもりなんか無いです」とうそぶいている。
何故そういう人が借りられたか?というと、朝鮮総連の土地が担保なんです。
しかし朝鮮総連というのは任意団体ですから、法人格が無いわけです。
信用組合は信用組合として、学校は学校で、あるいは新聞社は新聞社で土地建物を持っている。
それは個人で善意の商取引の結果、焦げ付いたんじゃないんです。
最初から焦げ付かせようとして焦げ付かせてて、そのお金はどこへ行ったのか?という事です。

しかし、その1兆4千億円の内2千億円についてはRCCと言う政府機関が、債権回収機構が今取立てをやっているわけです。
その取立てをやっている所が600億円について、借金の名義は朝鮮総連じゃないんですけど、朝鮮総連が借りたとみなして去年損害賠償の訴訟を起こしています。
朝鮮総連に。
総連の今の財産は大きく見積もっても200億を超えないだろうと言われています。
それに対して600億を出す。
ということが始まったのが、安倍官房長官になって法律を厳しく適用すると言う事が始まってからです。

あるいは核ミサイルの技術についても日本から部品が行っている。
さっき言いましたけども、それも朝鮮総連の在日朝鮮科学技術協会と言う、いわゆる科協というところがあってですね。
日本の学校、大学院まで出た理科系の専門家の人たちがそこに加入していて、その人たちがいろんな部品や技術を北に出しているわけです。
それについても去年の12月以降厳しい取締りをしている。
事務所のコンピューターを全部持って行ってしまうというような取締りです。
持って行ってしまったならば、その中で自衛隊がミサイルの起動を計算するソフトが入っていた。
軍事機密のスパイみたいな事をやっていたのが明らかになってきた。
そういうことについて、今までが余りにも甘すぎたんですがそのようにやる事は一杯ある。
かなりの事が出来る。
それが始まっている。

金融制裁がかかったらば、実は日本に朝鮮総連があったら総連が健在だったら北朝鮮は信用組合とか、日本を使ってお金を動かすんです。
それが出来ない。
日本とアメリカがタッグを組んで金融制裁等法律を厳しく、真綿で首を絞めるようにやっている。
それでたまらなくなってミサイルを撃ったんです。
しかし逆に日米はぶれないで、日本はすぐ制裁をかけたと。

これもですね、ミサイルだけの制裁じゃないんです。
安倍官房長官は繰り返し言いますが、これまで北朝鮮が拉致問題で不誠実な対応をしてきて、そしてミサイルを撃ったと。
その二つの事で制裁をかけたと。
ですから万景峰号が6ヵ月後どうなるのか?という事は、その間北朝鮮が拉致問題で誠実な態度を見せるかどうか?と、ミサイルでどうするか?と二つにかかっているわけです。
北朝鮮は国連の非難決議のあと、また撃つと言ったんです。
それどころか制裁かかった後にまた撃っているんです。
夕方もう一発撃ちましたからね。(小さな笑い声)

困ってるんです。
困ってきて、つまり2002年の9月と同じ状況になって来たんです。
ですから北朝鮮を動かすには経済制裁が必要だと言ってきたのはこの事なんですが、一番問題は、北朝鮮を圧迫して困らせて向こうが困ってくると話し合いに出てくるわけです。
そういう状況になって来た。

しかし問題はですね。
必要条件は満たされた。
十分条件がまだ無いんです。
北朝鮮に圧力をかけなければ彼らは動かないんですが、全員安全に取り戻す為には、今じゃあ一体何人の拉致被害者がいるのか?
言う事を我々は分かっていないわけです。

特定失踪者に入っていない拉致被害者もいる可能性が高い。
家族のいない人を狙うわけです。
原(敕晁)さんや久米(裕)さんなど、彼らが日本国内で騙して連れて行くときは、そういう人を狙うわけです。
460人の特定失踪者、900人の警察に届けている人以外の、あるいはめぐみさんたちが今どこにいるのかも分からない。
それで嵐の中を目隠しをして突っ込んでいくような状態。

でも日本政府は特別チームの下に法律適用厳格化チームともう一つ、情報収集分析チームと言うプロジェクトチームを作りました。
自衛隊や内閣府や警察、それから公安調査庁が持っている情報を全部集めて、そこで分析をしていると聞いています。
帰ってきた5人の被害者も去年の12月くらいから、かなり協力してくれていると聞いています。

出来る限りの事はやってきた。
国際社会も世論も盛り上がっている。
もしかしたら来年の今頃は、本当に田口さんやめぐみさんに会えるかも知れない。
まだ完全に勝てるとは言えませんけども、もう一度正念場を迎えたと思っています。
何とか皆さん方と一緒にですね。
今年中にと言っていますけども、本当に実現出来て行ったら良いと思っています。
宜しくお願いします。(拍手)   

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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川口市民の集い(13) 岡村川口市長

   『岡村幸四郎・川口市長の挨拶』

0000893m

皆さんこんにちは、川口市長の岡村です。
今日はお話の通り、スキップシティの閉会式・表彰式がありまして、その名札を付けたまま着てしまいました。
申し訳ございません。

今日は拉致問題を考える川口市民の集いと言う事で、席が満席、多くの皆さんがご出席いただいて、この会が盛大且つ有意義に開催されます事、心から私どもは表明したいと言うふうに思っています。
西岡先生の話の途中で本当に失礼かと思いますが、指名でありますのでご挨拶をさせて頂きたいと思いますが、冒頭、今日来られるかどうか分かりませんでしたのでメッセージを託したんですが、私どもは田口八重子さんをはじめですね。
8人の被害者を抱えている町であります。

平成15年当時、ですから今から3年前になるんでしょうか?
スキップシティでビラをまく、そして署名活動をするという話を頂いた時に、地元の自治体としてそして地元の市長として、これにどう対応しようか?と言う事で内部でいろいろと議論を致しました。
その時に「これはやはり外交問題だから、市長、国に任せた方が良い」と言う意見もありました。
そしてまた「市長がなまじ表に出て行くと、政治的なパフォーマンスに取られかねない」と、「やっぱり推移を見たほうが良い」、これがどうもやっぱり役人の考えなんですね。

しかし、何はともあれ8人ものですね。
大量の被害者を出している。
その自治体の長として、これは黙って見過ごすわけには行かないだろうと。
しかも言うまでも無く極めて悪質な人権蹂躙であります。
その人権蹂躙が国家権力によって行われたと、こんな酷い話は無いわけであります。
ですから何らかのやはり意思表示をし、何らかの発信をし、そしてこの問題を我々市民レベルとしては風化させてはいけないと。
常に何らかの発信をしながら政府へ常にですね。
問題提起をして解決を迫っていくと。

この事が私は何より大事な事では無いだろうかと、こんな結論に達しまして、平成16年にやるんだったら被害者の皆さんにも失礼にならないように徹底的にやろうと言う事で、川口市民の皆さん20万5千人の方々の署名を集めて時の政府に届けました。
官邸まで届けました。
当時は杉浦官房副長官が我々に会って頂きました。
しかし外務省にも行きました。
結果的に署名は23万を超えるというかなりの数になりました。

そして私どもは札幌市とか川崎市とか、川口を含めて9つの市や町、被害者の出ている市や町にその自治体の長に呼びかけて、我々自治体が共に活動しようということで、この9つの市や町の市長をはじめですね。
長町さんあるいは担当の方が集まってやはり官邸に出向き外務省にも行って参りました。

そして私どもは公民館をはじめあらゆる市の施設に拉致問題に関わるビラも置きました。
ポスターも貼りました。
そして毎日電光掲示板でも、この拉致問題を市民の皆さんに啓発をしております。
自治体としてやれる事はしっかりやっていこうと、この問題を何とか早期に解決をしてもらいたい。
もちろん、我々の思い以上に被害者のご家族の皆さんのそのお気持ちたるや何をか言わんやろうと、その様に思っています。

今上田知事さんからもお話がありましたように、まさに今が正念場、大事な時だろうというふうに思います。
やはり一致結束して我々の声を、もちろん被害者の家族の声を政府に届け、そして北朝鮮に届け、世界中に届けてこの問題を何はともあれ早く、一刻も早く解決をしてもらいたい。
このように思っている次第であります。
是非皆さんと一緒に共に行動していきたい、と言うふうに思います。
どうぞ宜しくお願いを致します。(拍手)
ありがとうございました。(拍手)

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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川口市民の集い(12)上田知事

『上田清司・埼玉県知事の挨拶』

0000892m

皆さんこんにちは。(「こんにちは」の声、拍手)
西岡先生、一休みになったんでしょうか?(笑い声)
飯塚さんどうもご無沙汰しております。

本当に今、正念場と言うタイトルを見ておりますが、今回のミサイル発射に関わる日本政府の対応、珍しく良かったです。(クスクス笑い)
私は率直に思っています。
非常にスピーディーに自己主張をきちっとした上で、きちっとしたプロセスをやった。
こんなふうに思います。
毅然としながら6ヶ国協議の場に引っ張り出して、また毅然とびしびし絞めていくという、そういう2段階の作戦が一番大事ではないかと思っております。
本当に大変珍しく良かったなと、もっと前からやっていれば良かったのにと、(笑い声、拍手)そんなふうに思います。

でも一番大事なのは正しい世論だと思います。
正しく無い世論もあります。
正しい世論をしっかり盛り上げて、広げて、そしてご理解いただいて、やはり国を動かし世界を動かして拉致問題を解決する。
この事が一番大事だというふうに思っています。
私も限られた立場ですが、一生懸命に頑張りますので皆さん宜しくお願いします。(大きな拍手)

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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2006年8月21日 (月)

川口市民の集い(10)

   『西岡力 救う会副会長の講演 その1』

~~正念場を迎えた拉致問題~~

西岡でございます。
川口市には、実は家内の妹が住んでいまして、何回か来た事があるんです。
埼玉県内では活動が盛んで今もいろいろな会があって、そして川口は人口は20万ぐらいですか?
20万くらい署名をされていて、二人に一人は署名されていると、大変・・・・・・・・・・・(聞き取れず)非常にありがたいと思っています。

4時までくらいの時間でということなので、途中・・・(会場より「マイクが入って無い」の声)
マイク入って無いですか?
持って喋った方が良いかな?
(司会者「先生、こちらのを使ってください」の声)大丈夫です、持って喋りますので。
途中で知事と市長がいらっしゃるというので、その時はすぐにぱっと代わりますので。(笑い声)
上田知事は元々拉致議連の副会長をして下さってまして、今年訪米したんですけど、その前に2001年に訪米したときは一緒に行って下さいまして・・・・・・・・・・(聞き取れず)人でいらっしゃいます。
今年、主題は「正念場を迎えた拉致問題」というのですが。

去年ですね。
表面上は余り動きがなかったんですね。
一昨年5人の家族が帰ってきて、その後ジェンキンスさんが帰ってきて、その後3回実務協議があって、めぐみさんの遺骨と称するものがあって、あるいは田口さんの交通事故調査書だとか、一昨年は少しそういう動きがあったわけですが。
しかしその全てが、遺骨と称する物もあるいは田口さんの交通事故調査書という物も全て信じるに足りないと。
と言うふうに、これは我々が言ったんではなくて日本政府が言ったんです。
全て信じるに足りないと。
北朝鮮は8人死亡としているけれども、8人死亡を裏付ける証拠は現時点では何も無いと。
いうふうに日本政府が結論付けたのが、一昨年の12月です。

そしてその事を踏まえて、北朝鮮が迅速で誠実な態度を取らなければ厳しい対応を取る。
当時の官房長官の細田さんが言ったのが12月の24日、だったようです。
ところがその後北朝鮮は、日本の方が遺骨の鑑定をでっち上げていると。
本物を出したのに偽物だと言っていると言ってですね。
拉致問題は全て解決済みと開き直ったんですね。
ですから誠実な対応をしていないわけですね。
じゃあ、迅速なのはいつまでなのか?と、いう問題があるわけです。
6ヶ月経っても日本政府が何もしなかったもんですから、去年の6月の24日、全部で3日間ですね。
国会前で座り込みをしました。

その頃、そしてその後もですね。
マスコミの報道やあるいはこういう所での質問などでですね。
拉致問題はこう着状態である、いう表現がたくさん出たんですね。
それに対して私は「こう着状態ではない」と、「嵐の前の静けさだ」と、言うふうに言ってきました。
必ず嵐が来るんです。
2002年の9月17日、10月15日に吹いたのよりももっと大きな嵐が来る。
言うふうに言っていました。

その根拠はですね。
端的に言うと米朝関係です。
アメリカのブッシュ政権と金正日政権の間で絶対に解消出来ない矛盾がある。
対決があるわけです。
アメリカのブッシュ政権は今テロとの戦争を戦っている。
戦時です。
そしてそのテロとの戦争を目標を二つ掲げているんです。

第一はテロリストを捕まえて正義の裁きを下し、そしてテロリストの基地を叩き潰すことです。
アフガニスタンで行われた戦争は、その第一の目標だったわけですね。
アルカイダも協力してたわけです。
それだけがテロとの戦争の目標ではない。
もう一つあるんです。
もう一つはテロ国家が大量破壊兵器を持ってアメリカやアメリカの同盟国を脅かしたり、その大量破壊兵器をテロリストに渡したりさせないという事です。
テロ国家が大量破壊兵器を持ってアメリカやアメリカの同盟国を脅かしたり、その大量破壊兵器をテロリストに渡したりさせないことです。
言う事をテロとの戦争の二つ目のゴールだと言うふうに、ブッシュ大統領は2002年の1月に演説しているわけです。
その演説の中でテロ国家の代表として、イラクとイランと合わせて北朝鮮を名指しで「悪の枢軸」と言ったんです。

つまり北朝鮮が核・ミサイルを持っている事を許さない。
北朝鮮から核・ミサイルを取り上げると言う事を戦争のもう一つの目標だと、ハッキリ言ったわけです。
しかしその後北朝鮮は何をしたか?と言うと、核開発・ミサイル開発を今も進めているわけです。
2002年の1月に比べて北朝鮮の持っている核兵器の数は少なくとも10発増えました。
2002年の1月の段階で1個持っていた事は、いろんな説があるんですが、私は5発くらいあったんじゃないか?と言う説。
日本の政府や韓国軍やアメリカの情報機関は少なく見積もっても1~2発と言ってた、2002年の1月に。

その後ですね。
2003年になってアメリカが北朝鮮は濃縮ウラニウムの、つまり広島型の核開発をしていると。
止めろといったのに対して北朝鮮は「アメリカの言う事は言いがかりだ」と言って、それまで凍結していたプルトニウムを原料とする長崎型の核開発を2003年1月に再開したわけです。
そして今も続けています。
8000本の燃料棒が、94年に国際機関のIAEAに監視されていたんですが、そのIAEAを追い出して、8000本の使用済み燃料棒の中に入っているプルトニウムを取り出す作業を彼らはやって完成したと。
8000本の使用済み燃料棒からは少なくとも、まぁいろいろな計算の仕方があるんですが、5発分くらいの核爆弾の燃料になるということです。

そして2003年の1月に、その8000本というのは94年に取り出していて、94年から燃料を入れていなかった5000キロワットの原子炉に8000本の燃料を勝手に詰めたんです。
そして去年の5月にそれを動かして燃料棒を抜いたら、また新しく8000本の使用済み燃料棒が出来たわけです。
そこからも5発分のプルトニウムが出た。
多分去年中に再処理が終わって5発増えた。
そしてまた新しく8000本の燃料が去年の5月に入れられて、今も稼動する。

もう一方でパキスタンから濃縮ウラニウムを作る技術を秘密で入手して、濃縮ウラニウムを作っているか作ろうとしているかなんです。
濃縮ウラニウム工場が完成しているかどうか?と言う情報がありましたが、アメリカはまだ完成していないと言っているようですが、正確な事は分からない。
しかし作ろうとしている事だけは間違いが無い。
そちらの方が完成すれば年間2発か3発、広島型の爆弾が作れる。
それだけではなくて、5000キロワットの原子炉が今稼動しているんですが、その横に実は5万キロワットの原子炉を今建設中で、その工事を中断していたんですけどそれが再開されたんです。

それから、今の5000キロワットと5万キロワットのあるところからもう少し北方の泰川(テチョン)というところには20万キロワットの原子炉の建設が進んでいたんですが、それも凍結されていたのがまた再開されている。
その原子炉が出来れば単純な計算ですが、出来ないと思うんですが、5000キロワットで年間2.5発出来るとすると5万キロワットだったら年間25発出来ると、いう事になるわけです。
その核開発を大々的に今進めているわけです。

そして今回ミサイルを撃ったんですね。
核兵器と言うのは爆弾があって、その運搬手段がなければいけない。
ミサイルは運搬手段です。
じゃあ、問題はその爆弾がミサイルに積める様に小型化出来ているかどうか?
日本政府の公式見解は、まだ小型化できていないと。
しかしそれについても専門家の間では意見が分かれています。
というより、私は少数説なんですが、出来ていると言う危険性があると思う。

なぜならパキスタンはすでに小型化の技術を持っているんです。
北朝鮮は先ほど言いましたようにパキスタンから濃縮ウラニウムを作る技術を貰ったんです。
その見返りにノドンミサイルを出したんです。
パキスタンはミサイルを持ってません。
だからインドは安心していた。
パキスタンは爆弾は持っていてもミサイルはない。
それでインドは核実験を止めていた。

ところが1998年にパキスタンはミサイルの発射実験に成功してしまった。
それは実はノドンだと。
それでインドが慌てて核実験をしたんです。
そしてその次の次にパキスタンが核実験をしたんです。
そのノドンの部品は日本製のものがかなり多いという。

韓国に亡命しました黄長ヨプ(火へんに華)さんという人がいます。
あの人と一緒に亡命したキム・ドクホンさんという彼の秘書みたいな人がいるわけです。
その人が北京で、外貨儲けをするために貿易をやっていた。
そしたら軍の商社が日本から精密部品をたくさん買っている。
それをみて「お前何をしているんだ?」と聞いたら「これはパキスタンに持っていく」と。
おかしいと思って黄長ヨプに報告したと。

黄長ヨプがチョン・ビョンホと言う軍事産業担当の書記に「何をやっているんだ?」と聞いたと。
そしたら「ノドンをパキスタンに出すんだ」と、こう言ったと。
その見返りに濃縮ウラニウムを貰う。
と言うのがアエラと言う週刊誌と産経新聞に1998年に出たんです。
キム・ドクホンという人にインタビューして、聞いているわけです。
ですからノドンと濃縮ウラニウムはマークだと言う事をやってたわけです。

じゃあパキスタンが持っている核爆弾の小型化技術を北朝鮮に提供していないか?
分からないわけです。
少なくともパキスタンは北朝鮮から貰ったノドンに爆弾を載せているんです。
じゃあそのノドン(の見返り)が今度逆に北朝鮮に行って無いか?というと分からない。
分からなければ、私は疑って備えよと。
安全保障というのは命がかかっているわけですから、疑うしか無いだろう。
まぁこれ以上入ると安全保障問題の話になってしまうので、日本の核政策と安全保障問題についてもいろいろあるんですが、ここまでにしておきますけども。

つまり、アメリカのブッシュ政権は金正日から核・ミサイルを取り上げると言う事を戦争の目標にした。
ところが金正日政権は今も核・ミサイル開発を進めているんです。
その事をアメリカは良く知っているんです。
アメリカとパキスタンは今軍事同盟を結んでいる。
パキスタンの中に米軍基地があるんです。
テロとの戦争やアフガニスタンとの戦争のときに、パキスタンはアメリカとくっついたんです。
パキスタンの軍が自分達の持っている核技術を誰に出したのか?というのを全部アメリカに話しているわけです。

アメリカは北朝鮮の核開発の水準について知っているんです。
パキスタンにあるノドンミサイルを見る事が出来るんです。
そして北朝鮮は悪の枢軸だと言ったんです。
2002年の9月はそういう背景から起きたわけです。
金正日からすると、アメリカに完全にばれてしまったと。
核開発を止めているといって、アメリカから年間50万トンの重油をタダで貰っていたんです。
ブッシュ政権も2002年まで金正日にタダで重油を出していたんです。
それは核開発を止めると約束したから。

止めるといって援助を貰いながら実は裏で続けていた。
その決定的証拠をブッシュに握られたんです。
そのブッシュは戦争をやるんです。
何をするか分からないと金正日は思ったわけです。
それで小泉さんに泣きついたわけです。
東アジアにおけるアメリカの同盟国の日本と韓国をアメリカから引き離さなければ、自分の身が危ないと。

田中均という局長が裏交渉で小泉訪朝をアレンジしたと言っていますけども、田中さんはいつから北朝鮮と交渉を始めたか?
ミスターX との交渉をいつから始めたのか?
2001年の秋だと言っています。
丁度アフガニスタンの戦争でパキスタンとアメリカが同盟を結んだ時です。
そこが危ないという事です

それで、その時にですね。
家族会が出来て97年から2002年まで5年運動して、日本中で横田めぐみさんという名前を知らない人がいなくなったと。
北朝鮮と交渉するのであればその人の、当時日本政府が当時認定していた11人について、何らかの証拠を出さなければ世論が納得しないと言う雰囲気を作ることに成功している。
そこで水面下の交渉で、日本の世論を納得させる為に拉致問題について証拠を出せと。
そうすれば国交正常化に入って国交正常化を早期にして、多額のお金を出すと、言う話が進んでいたんです。

・・・その2に続く・・・

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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川口市民の集い(11)

   『西岡力 救う会副会長の講演 その2』

アメリカは日本と韓国を巻き込んでまず経済制裁をするだろうと、金正日は思ったんです。
実際に1994年に今回と同じような国連安保理事会で、北朝鮮の核問題で非難決議の準備がされていたんです。
アメリカは案を出していたんです。
その時にカーターさんと言う人が訪朝して金日成と談判をして、核を止めると言ったので安保理事会での非難決議は流れたんです。

94年の非難決議には実は、ちょっと正確じゃない、94年の決議は非難決議じゃなくて制裁決議なんです。
経済制裁の内容が書いてある。
今回のより厳しいのが。
その根回しをしている最中にカーター元大統領が訪朝して、北朝鮮が核開発を凍結すると言ったからそれが流れたんです。
凍結すると言いながら作っていたわけです。
パキスタンから情報と技術を貰って。
その事がアメリカにばれてしまった。
だから94年以上の事をアメリカがやってくると考えるのは当たり前ですよね?

特に94年のときはクリントン大統領です。
話し合いを優先するクリントン大統領で、アメリカはテロとの戦争をやってなかったんです。
今はブッシュ大統領で、尚且つ戦時なんです。
それで自分がアメリカに攻撃されるかもしれないと思ったから、拉致を認めると言う博打に出てきたわけです。
アメリカから小泉さんを引き離すと。

だから金正日から見るとですね。
小泉さんの後ろにブッシュ大統領がこん棒を振り回しているのが見えるわけです。
小泉首相はこっちを見ているから自分の後ろが見えないんです。
田中(均)と言う人と上手く話し合いをしたから俺は平壌へ行けたんだな、と思ってるんです。
自分と金正日は仲が良いんだと。(小さな笑い声)

だからこの関係を切ってはならない。
独裁国家なんだから独裁者との関係を切ると今後の交渉にマイナスになる。
だから相手を刺激する事はやってはならない。
独裁国家の独裁者と会うと入ってしまう罠だと。
小泉総理もそこに引っかかったんじゃないか?
少なくとも、田中局長はそこに引っかかっていると。

5人が帰って来たときに一時帰国だと約束したからこれを守れないと、自分の相手に対する北朝鮮での立場が悪くなるから、だから返しましょうと言った。
ミスターXは金正日と繋がっている。
自分は金正日とのラインを持っている事は日本にとって良い事だと言っているわけです。
そうじゃなくてミスターXの為に、最終的には金正日の為に田中局長が動く事になっちゃうと。

ラインと言うのはあくまでも日本の主張を伝える為にあるのであって、ラインを維持する事を先に目的にしてしまうと向こう側に引きずり込まれちゃう。
それより、向こうが困れば向こうからラインを作ってくるんです。
小泉総理がなぜ訪朝できたのか?と言えば、それはテロとの戦争でブッシュ大統領が金正日をターゲットにしたからなんです。
ミスターXがいなくなったってすぐ別のラインが、向こうが必要なんです。
YでもZでもすぐに出てくるんです。

しかし、あの時にそういう関係で5人が帰ってきて、しかし北朝鮮は独裁国家ですから、金正日の責任に繋がる人間は出す事は出来ない。
だから生きている人を死んだと言ったわけです。
田口さんが一番分かりやすいケースですけど、田口さんが日本人化教育をしたテロリストの金賢姫は、115人を空中で爆破したテロリストは、「金正日の直筆の命令書があった」と言っている。
という事は、金正日は金賢姫が日本人化教育を受けていると言う事を知っていなければ、そんな命令書を出す事は出来ないんです。
「偽造された日本のパスポートを持って日本人に化けて、115人殺して来い」と命令したわけです。
拉致の事を知らなくてそんな命令を出せるはずが無いんです。

金賢姫が今韓国にいるわけですね。
で、田口さんが帰ってきて、二人が「20ヶ月こうだったわね」と抱き合って話をしたら、金賢姫の言っている事は全部正しいと。
115人を殺した命令者は金正日だとなるんです。
それは認められない。

金正日は「ブッシュ大統領は何をするか分からない、俺を守るために案を出せ」と言ったんです。
「拉致を認めて小泉を騙しましょう」とかって言ったんでしょうけども。
その時に金正日に関わる案は下の人間は絶対に出せないんです。
「大韓機爆破事件はどうするんだ?」という事になるんです。
「田口さんは日本政府が認定している、これはどうするんだ?」と。
「いや死んだことにしよう」と、奇想天外ですけど、死んだという事に案を作ったんです。

そして田口さんについてどう説明したか?というと、小泉さんの一回目の訪朝の時ですけど、何か知らないけど田口さんは宮崎の海岸にいたと。
そして上陸して日本人になりすまそうとする工作員とばったり海岸で会ったと。
「3日くらいだったら北朝鮮に観光旅行に行きたいわ」と彼女が言ったので、工作船に乗せて連れてきたと。
そこで原敕晁さんと結婚して幸せに暮らしていたと。
原さんは病気で死んで、田口さんは交通事故で死んだと。
丁寧に弔って墓は作ったけれども、洪水で流れて遺品は何も無いと。
これは北朝鮮政府が国家が、日本政府にした公式な説明です。

しかし地村富貴恵さんたちが言っているわけですけども、実は田口さんは連れて行かれた後、お腹の妊娠線とかを見せて自分には小さな子供がいるよと、帰してくれと、言ったと。
そして金賢姫の本の中にもありますけど、夜になると自分の子供は何歳か?と数えながら泣いていたと。
1歳と3歳の子供を置いた母親が3日間くらい観光旅行で北朝鮮に行きたいと言うか?と。
ハンドバッグ一つくらいしか持たないでね。
で、国家がこれ説明しているわけです。
親子関係に対する冒涜でもあると思います。
許せない、人間に対する冒涜だと私は思っているんですが。

しかしそういう説明をせざるを得ないんです。
拉致は認めるけど大韓機爆破事件は認められないんです。
死んだといって家族が納得してしまって、家族会が遺族会になってしまったら、彼らの勝ちだったんです。
9月17日から18日くらいは皆死んだと思って遺族という言葉が出て、蓮池さんが家族会の代表で横田さんが遺族会の代表になりそうになったんです。

しかしあの時彼らの誤算は今の安倍官房長官、当時の副官房長官が平壌まで行っていて、そして帰ってきた後次の日の朝に家族会が集まっているホテルまで来てくださいまして、説明してくれたんですね。
その時に北朝鮮で死亡を確認していないということが分かった。
9月17日には外務省の副大臣とか福田官房長官とかがそれぞれの家族を呼んで、「お亡くなりになりました」
断定的に言ったわけです。
その前に1時間半か2時間くらい待たせてですね。
「慎重に確認作業をしています」と言って、確認作業が終わってそれぞれを呼んで「お亡くなりになりました」と言ったらば信じますよね?

僕も実は死亡というのをその時信じたんですね。
あの時一緒に国会議員会館にいてくださったのが上田(埼玉県知事)さんで。
だから本当に危なかったんです。
死んだと信じてしまったら終わりだった。
あの時安倍官房副長官がいなくてですね。
福田さんと田中局長だけでやっていたらば、我々も死んだと思っていたんです。

ただ一人死んだと思ってなかった人がいたんです。
横田早紀江さんです。
横田早紀江さんはあの時記者会見でマイクを取って、「生きていると思っています。まだ戦い続けます」と言いましたよね?
僕ら横で見ていて、大丈夫なのかな?と思ったんですよ。
私たちなんかは運動を始めて、運動をした後に死亡日だったらどうしよう?と。
殺されたんだったらどうしてくれようかと、そこばっかり考えていたんですけれど。

結果として去年、一昨年の12月まで北朝鮮は8人の人を死亡だと言いたかったんですけども、8人について一人分でも死亡の証拠を出せなかったんです。
8分の0なんです。
8分の3は出していて5は無い、とかいうんじゃないんですね。
日本政府も全く信じられないと言っているわけです。
最近日本政府が日本語のパンフレットを出しましたけども、その中にも「全員生存を前提として北朝鮮と交渉する」と書いてあるんです。

しかし、最初に言った矛盾点はまだ残っているんです。
北朝鮮は核を作って、今回ミサイルを発射した。
アメリカはそれを止めさせようとしている。
アメリカはそれで去年の9月から、イラク情勢が落ち着いてきましたので、本格的に北朝鮮に対する対応を始めたわけなんです。
それは何か?というと金融制裁です。
金融制裁というのは、実は北朝鮮の銀行に対する制裁じゃないんです。
北朝鮮と取引をしている世界中の銀行に対する制裁なんです。

マカオに、バンコ・オブ・デルタという銀行があるんですね。
その銀行は金正日の秘密資金の出し入れなんかに使われている銀行なんですが、そこに偽札資金が入っていると言う事をアメリカ当局が察知して証拠を握って、去年の9月にそのマカオの銀行に制裁をかけたんです。
それを一方的にアメリカの国内法でかけるんです。
ですから、例えばですね。
日本でも足利銀行というのが朝鮮総連のメインバンクだったんですね。
一度破綻しましたけども、破綻しないで今もやっていたとすれば、アメリカから金融制裁をかけられたかもしれない。
一方的にかけるんです。
弁明の機会無しです。

かけられたらどうなるのか?というと、アメリカの金融機関が一斉に取引を停止するんです。
外国為替銀行でアメリカの金融機関と取引停止させられたら大変な事になります。
マカオでどうなったか?というと取り付け騒ぎになった。
あの銀行潰れると言う噂が出て預金者がわ~っと銀行に押し寄せたんです。
で、マカオ行政府が管理するって言って助けて、そして20くらいあった北朝鮮の口座を全部凍結した。
そこに2000万ドル以上の北朝鮮のお金が入っているんですけど、下ろせない、今は。

それを見ていた世界中の銀行が、北と付き合うとああなる。
バンク・オブ・チャイナという中国の外国為替専門の銀行があるんですが、そこについても実は、金大中が5億ドルの賄賂を持って金正日に2000年会ったんですね。
そのうち2億円くらいはバンク・オブ・チャイナを使って送金しているんです。
その犯罪資金だとみなされれば、バンク・オブ・チャイナもアメリカと取引出来なくなる。
実際アメリカの財務省の人間が「あそこも対象だ」と口で言ってマスコミに出た。
それで水面下でもうやらないからと北朝鮮と取引をやらない。
世界中の銀行が北の口座を開設するのを嫌がり、今ある口座も凍結しようとする。
送金を受け付けない。

アメリカは今何をやっているか?というとスイスの銀行。
スイスの銀行に40億ドルとも50億ドルとも言われる金正日の個人資金がある。
CIAが口座番号をいくつか感知している。
それを凍結しようとしている。
金正日は尻に火が点いた。
で、1月に急遽中国に助けを求めた。
しかし中国は犯罪には加担できない。
核問題ならまだ(助ける余地が)あるけれど、犯罪には加担出来ないということで助けなかった。
それでどうするか?って困ったわけですね。

クリントンの時はミサイルを発射したら二国間交渉になりました。
多分軍隊がいてじゃあそれで行けと言って、今回もまたミサイルを発射したわけです。
ミサイルを発射すると緊張が高まる。
で、もう発射しないから話し合いをしてくれと言う。
もう発射しないということと金融制裁とをバーターする。
自分が悪い事をしていてですね。
悪い事をやめると言う事があたかも何か貢献のように思って何か貰おう、と言うのが彼らの今までの手法だったんですが、ブッシュ政権は悪い事には褒美は出さないんです。
今も基本方針なんです。
結果として国連の安保理事会で非難決議になったわけです。

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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2006年8月18日 (金)

川口市民の集い(9)

   『飯塚繁雄 家族会副代表の講演』

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皆さんこんにちは。
皆様方のこの問題に対する深いご理解とご支援を頂きまして本当にありがとうございます。

そういう国民の皆様の声が、言って見ればようやくこの問題を具体的にどう解決するのか?と言う所まで参りました。
振り返ってみれば5~6年前はですね。
この問題に理解を示してくれなく、我々家族会もどうしたら良いのだろう?と言う悩みがあったんですが、地道に頑張り皆様のご支援があってようやくここまで来たと言う事はハッキリしているわけですけども。
問題なのは、これを解決しなければ何もならないという事になるわけですけども。
私たち長い間戦って参りまして、毎年ですね。
今年こそは今年こそはという合言葉の下にいろんな検討をし、政府の動きも期待し、それから皆様のご支援によっていろんな活動を進めながら解決を望んでまいりましたけども、中々それが思うままにならず今年も半年過ぎたわけですね。

しかしながら今までとちょっと違うのは今年の初めからですね。
多分、安倍さんの指示かと思うんですけども、拉致問題について徹底的な取り組みをするというハッキリとした約束をされまして、それがですね。
内閣の専門委員会というのを作りまして、これは各省庁全部入ります。
今は名前が違いましてですね。
拉致対策特別チームと言うのを作りまして、各省庁徹底的な動きをしております。
各省庁で何が出来るのか?言うような事をテーマに与えまして活動を始めてますけども、目立つのは一つは警察の動き。
これが組織されまして、この問題専門に調査、捜査、活動を始めまして、もちろん特定失踪者の方々の情報、もちろん我々認定されている家族の情報も全て管理をして今おりますが。

言ってみれば特定失踪者の方々と言うのは全国にたくさんいます。
北海道、埼玉が一番多いんですけども、そういう人たちの捜査と言うのは民間がやる話じゃないわけですよね?
あくまでも政府として警察が徹底的に調べ上げて、そして確かにそれは拉致だと確認をされながら認定なり、北へのあるいはアピールなりメッセージをしていくのが当然なんですけど。
残念ながらまだそこまでは行きません。
一本釣りで各失踪者の方々の裁判を行って、それによる認定訴訟というそういう段階を踏んでおりますけど、これはすごく時間がかかるわけですね。
そういう事からするとやはりここまで来た以上、もちろん私たちの家族も含め一気に解決すると言うような狙いを定めないと、これまた後何十年かかるか分からないという事になりかねないという事もあります。

今年の各特別チームの働き、特に外務省あたりのですね。
徹底的な北に対する、要するに北の嫌がることは何か?と言う、当然考えながら先ほど準備をして参りました。
我々は長い間、このままの交渉ではいつ終わるか分からない。
いつ解決するか分からないという懸念から、北に対する制裁をしてくださいという事を長い間訴えて参りました。
それが現実的には今現在、ようやく制裁と言う形が出来てそれが実行される段階になっているわけですけども。
そういう意味では非常に動きがハッキリ見えてきたと言うのが、昨今の状況でございます。

我々は政府にいろいろお願いする一方、世界、要するに国際社会へのアピールもかなりやってきたつもりです。
皆様もご存知の通り、ワシントンDCに行きましてブッシュ大統領と面会が出来たと。
これはアメリカと言う大きな国・大きな力を、この拉致問題解決のために是非支援をお願いしますと言う形で行ったわけですけども、それと同時にアメリカの下院の公式な席でこの日本人拉致問題をきちっと訴えて来たわけです。
アメリカと言う国はなんと言いますか、日本と違って人権に対する、あるいは家族とか友人とかそういう事に対する怒りが、まず物凄い感情で出てくるわけですね。
何の事件、あるいは時代に先駆けて、やはりこの人権の問題というのは最優先すべきだというような全体の雰囲気です。
もちろんブッシュさんもそうです。

ですから「お忙しい所申し訳ない」と言ったら「私は人権の問題を疎かにするほど忙しくない」そういう発言もしていますし、終わった後でも「今回の面会は久しぶりに感動した面会だった」という事を言っておられましたけど。
そういった感じで非常にアメリカのブッシュさんが、我々家族会のメンバーと会ったと言うその事実。
これは世界にも報道されていますし、アメリカとしては凄い関心があるんだと言う事を議会を通じてメッセージをくれたと言うふうに思います。

問題はそれからなんですけどね。
じゃあブッシュさんに会ったと。
あぁ良かった良かったと言う雰囲気だったんですけども、やはりそれを受けて日本政府なり、拉致を解決しようとする諸団体なり含めてですね。
どう動くか?というのが・・・・。(聞き取れず)
あくまでもこれは大きな活動のステップ、一部として大きな成果という事は確認されますけども、それはあくまでも一つの経過であって、結果ではないというふうに私たちは考えております。

更には北朝鮮に対する制裁をお願いしている中で、皆さんこれもご存知な韓国の民間の家族といわれる方の面会と言う話が盛り上がっていますけど、これは誰しも感じていますが、全て北朝鮮の政府のシナリオだと。
家族がいろいろ会話した内容なんかを見ますと、これは全くどう見ても言わされているという感じがします。
そういうことからすると、彼ら、金英男さんですか?
彼も被害者、拉致被害者なんですね。
だけど本当の事は言えないと言うような状況を作り出しておりますし。
こういった物を通じて、北は横田夫妻を北朝鮮に呼んでヘギョンちゃんに会わせて、まぁ抱き合って喜んで、「お母さんが死んだ」と言う事を言わせて聞かされてそれで終わりと、言う目論見だと思うんですね。
それをしてしまいますと、私たち日本人何百人の家族が拉致されているのに、簡単に中途半端な形で幕引きをされてしまうと言うのが非常に恐ろしいわけです。

ですから家族会としては横田代表について「絶対に行かないでくれ」と。
代表はもちろん人間ですから家族ですから、孫を抱きたいと言う心情は分かるんですけども、北に騙されていはいけないということで、踏みとどまって貰ったと言うのが事実です。
あくまでも私たちはこの拉致事件、拉致問題を正常の方法で解決していくんだという、いわゆる一枚岩で行きましょうと言う事は確認されておりますけどね。
ですから北は人間の弱いところを突いて何とか北の思い通りにさせようという、そういう目論見が全く見え見えであります。

当然マスコミさんのですね。
どうせ北の言う事は全部嘘だと、いう事は承知で取材はしておりますけども、どうしても記事的には単発的に「こういうことがありました」、「こう言ってました」と言う事が報道の一つのネタになるんでしょうけども。
中々その、報道に聞くとですね。
その裏にあるものは何か?ということも考えて頂きたいなと言う事も、常に思っております。

最近特に皆さんすでにどなたかも言っておられましたけども、北への制裁がハッキリして来たと。
これは北がミサイルを日本海にぶち込んだと、言うのが大きなきっかけにはなったんですね。
ですから今まで何にもしなかった政府がようやく決断されたという事なんですが、言ってみればミサイルを撃ち込んで貰って良かったと言う感じもするわけですよ。
これが無ければ何も動かないと。
単なるやわな交渉で結果が中々出てこないような、いつまで待たせるんだと、そんな繰り返しになったかと思うんですけど、そういう意味では今回の北の乱発ミサイル。
これが日本だけではなくて韓国あるいは中国・ロシア、近隣各国に対する影響もかなり出てきているという事もあります。

具体的にはハッキリ出ているのは、安保理で非難決議が全員一致で採択されたと。
確かに制裁とかという具体的な文句は外されましたけど、全理事国が一致して「北はけしからん」という、こういった決定的なメッセージを与えたという事は、相当な制裁に繋がっていくはずだと思います。
我が国もこれから船は一応止めるという話になりましたけども、万景峰号ですね。
日本に来る一切の船を止めようじゃないかとか、あるいは北のミサイルとかいわゆる兵器を作るとか、そういう悪さに繋がる日本の精密部品あるいは電気部品、そういう物を一切止めようと、いうような準備もしているようでございます。

そういう意味では今回日本の政府筋も、この事件を受けて安保理の対策も含めて相当力強く動いておりましたね。
これももちろん安倍さんが、絶対ぶれない強い態度で態度を表明しております。
その支持によって多分いろんな工作をし、ロシアあるいは中国、まあ韓国もそうでしょうけども、この決議については絶対に賛成して欲しいという動きが相当あったようでございます。
そういうことではやっと日本がですね。
日本政府はやっと動きを具体的に示してきたなというふうに、最近では私たちもある期待をしております。

そうは言ってもですね。
北はこの非難決議は全面拒否と言う形になっておりますし、全てに対する北は今までと同じように関係各国を相手に、異常な態度を示しておりますね。
私たちも一番怖いのは、こういう北朝鮮みたいな独裁国家がね。
何をやらかすか分からない。
いわゆるキチガイ国家ですから、我々が強く出れば出ただけ向こうもそれなりの態度を取ってくる。
極端に言えばどうなってもいいと。
自分の国民なんかどうなっても良いから、軍部にミサイルでもバンバン撃ってね。
世界にアピールしようという事ですとか、あるいは北朝鮮そのものが崩壊して混乱するという状態も考えられますし。

そういう所では私たち一番心配な点は、この大勢の日本人を混乱の状態からどうやって助け出すのか?
こういった心配がかなりあるんですね。
いまだに誰がどこにいるかも分からない。
助け出しようが無いわけですね。
ですからそういうことでは、なんていうんですかね。
例えば外交機密費ですかね。
そういう物を使ったりですね。
いわゆる、多少お金がかかっても良いから、水面下の・・・(聞き取れず)でも良いから、徹底的に日本人のいる場所を突き止めて何かの連絡をして、いざという時にはここに集まってみんなで一緒に帰るというような。

いろんなシュミレーションをですね。
考えていかないと、そろそろ慌てふためくという場面が相当有ると思うので、私たちは是非返してもらう。
一人残らずどうやって助け出すんだ?と言う。
目標は日本人を取り返すことですからね。
奪還するんですから。
ただ北朝鮮を懲らしめれば良いというだけでは無いですから。
そういった事も考えながら、いろんなシュミレーションの中でそれぞれの動きをして頂きたいと、いうふうに強く思うわけです。

私たち本当にこういった問題については素人ですよね。
でもいろんな情報が入りますけどそれを分析して、こうしろ、こうだ、ああだ、という専門家のように込み入ったコメントは出来ませんけども、要は私たちの家族を返して欲しいと、早く。
いってみればそれだけなんですね。
しかしながらこのところ非常に問題が複雑化になり国際化され、段々段々拉致という問題が薄くなりそうな気配もするんですけども。
それは先ほど言いました、安保理それからこの間のサミット、この辺に拉致については並行したテーマでやってくれという強い日本の姿勢もありましたし。
それを協議されておりますので、絶対にこの拉致の問題というのはあらゆる舞台であらゆる場面で、並行して協議されると、いうふうな事では非常に私たちは期待をしております。

北朝鮮外務省声明というのもあるんですけど、それを取り上げて言うのももう余り時間も無いので、北朝鮮の外務省はですね。
こういった決議を受けてこう言っているんですね。
「我々共和国は、米国の対朝鮮敵対視政策の産物である国連安全保障理事会の決議を強力に糾弾し全面対立し、これに拘束されないであろう」
こういう強がりを言っているわけです。
「我々共和国は米国の極端な敵対政策により最悪の情勢が守られている状況で、全ての手段と方法を尽くして自衛戦争、抑制力を様々な方法で強化していく」と。
こういうふうに言っているわけですね。
それを写して来ただけなんですけども。

ですから今後、こういう環境の中ではもしかすると日本にミサイルが飛んできても不思議ではないと、いう情勢にはあるわけですよね。
そうなったらどうなるか?というのは向こうも馬鹿じゃないですから、考えていると思いますけども。
我々は世界の協力を得ながら、具体的にこの拉致問題を解決する日を待ち焦がれていると言うのが今現状でございます。

横田さんもだいぶ疲れていますしね。
やっと動いているんですね。
全国飛び回って、この間は石垣島まで行って講演しましたけども、来週は今度青森行ってやるとか。
私も今日仙台から来たんですけども、そういう意味で家族たち、皆さんもそうですけどお年寄りの方もいますけど、非常に疲れていて長く待てないよという状況でございます。
まぁ、2代目もいますけどね。
そこまでかかってもしょうがない、と思いますから。

是非ここで一気に、正念場であるこの問題を皆さんと共にですね。
解決していきましょうというのが、私の最後のお願いでございます。
どうもありがとうございました。(拍手)

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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川口市民の集い(8)

   『佐々木アイ子さん(特定失踪者・佐々木悦子さんの母)の訴え』

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皆様こんにちは。
私は特定失踪者問題調査会にお世話になっております、佐々木悦子の母、佐々木アイ子と申します。
宜しくお願いします。

娘悦子は浦和埼玉銀行に勤めておりまして、平成3年4月22日月曜日、朝出たまま。
免許証、パスポート、社内預金、全然手付かずそのまま失踪。
今日まで15年間何ひとつ国内での情報はございません。
特定失踪者(問題調査会)の方にお願いしまして、いろんな報道関係の結果、15年には北朝鮮脱北者より「悦子を見た」と言う目撃情報がありまして、拉致濃厚となっております。

それで今日も見えております新木さんのご家族と一緒に、16年の1月には県警の方に一斉告発をしておりますが、まだ国の方からは認定されておりません。
母親として娘が日本の土を踏むまでは何としても頑張り続けたいと思います。
皆様、どうか拉致問題を忘れずにご協力・ご支援の程宜しくお願いします。(拍手)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
氏名 佐々木 悦子
失踪年月日 平成3(1991)年4月22日
ふりがな ささき えつこ
生年月日 昭和38(1963)年12月6日
性別 女 当時の年齢 27
身長 162センチ 体重 52キロ
公開 第1次公開
当時の身分 埼玉銀行パート
特徴 左目の下に泣きぼくろあり、両手共ふっくらとしているが指先が細い。
失踪場所 埼玉県浦和市
失踪状況 「仕事へ行く」と言って埼玉県浦和市の家を出たまま失踪。当日は休みをとっていた。平成16年1月29日、埼玉県警に告発状提出。

特定失踪者の情報は特定失踪者問題調査会HPより引用
http://chosa-kai.jp/index.html

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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川口市民の集い(7)

   『新木博さん(特定失踪者・新木章さんの弟)の訴え』

皆様こんにちは。
本日はお休みの所、拉致問題に関心のある多くの方々にお集まり頂きまして誠にありがとうございます。
とても心強く思っております。
私は特定失踪者の新木章の弟の新木博と申します。
宜しくお願いします。
隣は姉の横山木三子と申します。
宜しくお願いします。

新木章は昭和52年5月の21日、仕事が休みであった土曜日、川口市栄町の自宅から「買い物に行く」といって自宅を出たきり、今日まで行方不明のままでございます。
この間、本人からの便りも一切ありませんし、自殺とか家出とかする状況でも全くありませんでした。
また事故等に巻き込まれたと言う情報も一切ありませんでした。
そして特定失踪者問題調査会というところを知りまして、相談をし調査をお願いしました所、どうやら川口市栄町に住んでおったとか、勤め先が三菱信託銀行・・・(聞き取れず)支店とか、年齢が29歳であったとか、そんな条件が重なったのでしょうか。
どうも北朝鮮に拉致された可能性が濃厚であるということが分かりました。

今、私が思いますのは、北朝鮮は今追い詰められている。
先日のミサイル発射によりまして、非難決議、これは当然であります。
是非北朝鮮も自分の国の非を認めて、無駄な抵抗は止めて、まともな国になって、どうかこの拉致問題の真相を明らかにすべきだと思います。
そして私たちも拉致された人を一日も早く取り戻す為に、また安否が確認出来ますよう活動してまいります。
どうかこれからもご協力の程、宜しくお願い致します。(拍手)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
氏名 新木 章
失踪年月日 昭和52(1977)年5月21日
ふりがな あらき あきら
生年月日 昭和22(1947)年10月16日
性別 男 当時の年齢 29
身長  体重
公開 第1次公開
当時の身分 銀行員(事務系、コンピュータを使う仕事)
特徴 中肉中背、眼鏡使用。
失踪場所 埼玉県川口市
失踪状況 「買い物に行く。午後6時か7時には帰る」と川口市の自宅を出たまま失踪。家を出たときは財布しか持っていない。免許証、クレジットカードが入っていたが、更新がされていないし、カードは使っていない。平成16年1月29日、埼玉県警に告発状提出。

特定失踪者の情報は特定失踪者問題調査会HPより引用
http://chosa-kai.jp/index.html

(↓写真左・姉の横山木三子さん、右・新木博さん)

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蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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川口市民の集い(6)

   『大平一男さん(特定失踪者・藤田進さんの従兄弟)の訴え』

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こんにちは。
私は藤田進の従兄弟の大平一男と申します。
本来であれば弟の藤田隆司がここに来て、皆様の前でご挨拶するべきところですが所用につき、私が代わりに挨拶させて頂きます。

藤田進が失踪したのは昭和51年です。
最初はいなくなったという原因、どこに行ったのだろう?すぐに帰ってくるのではないか?と思い、2日、1週間、10日、1ヶ月、そして3ヶ月、半年。
経ってみれば、もう何十年にもなってしまいました。

もう、どこかで生きているのか?それとも命を落としているのか?
それすら全く分からない状態で、丁度2年前北朝鮮にいるという報道がされました。
まさに寝耳に水、自分の体が一瞬寒くなった事を覚えています。
どうして北朝鮮にいるんだろう?
考えてみればその実情も分からないではない。
しかしながらその当時は全く北朝鮮なんて考えてもいませんでした。

横田めぐみさんが1977年に拉致されて、そして横田ご夫妻が作った家族会が活動されています。
しかし自分が、私どもが、まさかその内側に入ると言う事は考えてもいませんでした。
藤田進はそのめぐみさんより1年前に姿を消しています。
そう思うと家族会の皆様には本当に頭が下がる思いです。

藤田進は今年50歳になります。
私と一つ違いなんです。
本来であれば日本にいて、日本の成長の共に力になり、味わって来るべきはずでした。
それが何故?北朝鮮なんでしょうか?
日本にいてもっと楽しい事、それを味わうことが出来ました。

彼が今向こうにいてどんな生活をしているのか?
元気でいるのか?
ちゃんと食事が取れているのか?
考えると行った事の無い国だけに、非常に不安を覚えます。

北朝鮮がミサイルを発射しました。
これはある意味、自分の中では日本がこれから強い姿勢になるべく、チャンスと言うか契機だと思っています。
ここにお集まりの多くの力をですね。
是非全国規模にもっともっと高めて、ここは一気呵成にあの国を攻め立てて、そして日本人全員を連れ戻したいと考えています。
ですから、皆様もこれからも声高に北朝鮮に向かって一緒に叫び続けて頂きたいと思っています。
宜しくお願いします。
ありがとうございました。(拍手)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
氏名 藤田 進
失踪年月日 昭和51(1976)年2月7日
ふりがな ふじた すすむ
生年月日 昭和31(1946)年6月16日
性別 男 当時の年齢 19
身長  体重
公開 第5次公開
当時の身分 東京学芸大学教育学部1年生
特徴 家ではあまりしゃべらないタイプ、ギターがうまかった。
失踪場所 埼玉県川口市の自宅
失踪状況失踪当日6:30~7:00頃以前から言っていた新宿のガードマンのバイトに行くといって服を持って家を出たまま帰らず。後に新宿にある全ての警備会社に電話で問い合わせたが該当者はいなかった。脱北者が北朝鮮から持ちだした写真が、鑑定の結果、藤田進さんである可能性が極めて高いことが判明。平成16年 1月28日、埼玉県警に告発状提出。

特定失踪者の情報は特定失踪者問題調査会HPより引用
http://chosa-kai.jp/index.html

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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川口市民の集い(5)

   『鈴木智さん(特定失踪者・鈴木賢さんの兄)の訴え』

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はじめまして。
私、特定失踪者・鈴木賢の兄でございます。
弟は1972年大学を卒業し、会社の春のレクリエーションと言う事で、当時の住まいでありました三芳町藤久保の自宅を朝6時に、母親と言葉を交わして家を出ました。
それ以来、今年で丸34年になります。
この間、誰一人として弟の顔を見た、あるいは声を聞いたと言う事は全くございません。
私たちも考えられる・出来得る捜索、あるいは調査、あるいはお願い、一通りの事はして来ましたが生死の区別も現在の段階でついておりません。

私現在、街頭におきまして皆様から大変温かいご支援を得て拉致問題のアピール活動を行っておるんですけど、その折ですね。
「特定失踪者って何?」あるいは「特定失踪者が何故拉致なの?」と良く聞かれます。
特定失踪者と言いますのは、全国から寄せられたあるいは公開・未公開に限らず、届出をした失踪者を調べて拉致の可能性のある人については、政府に調査・要請・提言をし、一方では拉致被害者の救出活動を支援しておる特定失踪者問題調査会という民間の機関が東京の飯田橋にございます。
この特定(失踪者問題)調査会の方に申し出をして調査をしておると言うことでございます。

私思いますのに、特定失踪者が全部が全部拉致だとは決して思っておりません。
しかしながら、特定失踪者の中にも北朝鮮に拉致された数人か、あるいは数十人か数百人か分かりませんが、必ずいる事と確信をしております。
政府の認定された拉致被害者は16名の内5名が帰還されて、いまだに11名の方は帰って来られません。
と同時にですね。
特定失踪者の中にも、この拉致問題について大変遠い日本の国を思い、家族を思い、待ち続けていることと思います。
卑劣極まりない北の金正日は国家戦略として、何の関わりも無い一市民を一方的に略奪して自分の命の存命、国の存亡の為に人質カードとして使って返そうとしません。

日本の国は被害国なんですけども、この拉致被害者を救出する為の策と言うのは無為無策。
国としての対応、余りにも情けなく怒りの気持ちを持ち続けてきましたが、このたびミサイルを発射されて目が覚めたのか、やっと国民の目に見える形で制裁が発動されました。
ここは一つ、北朝鮮の理不尽な言動に声を上げて、北朝鮮で拘束されている何名か何十名か何百人か知りませんが、邦人の身の安全と救出に大きな声を上げて日本政府を後押ししていきたいと思います。
今後も拉致問題の全面解決の為にアピール活動を続けていきたいと思います。
どうか皆様、今まで以上にご支援を頂きたくお願いをしまして、私の訴えとさせて頂きます。
本日はありがとうございました。(拍手)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
氏名 鈴木 賢
失踪年月日 昭和47(1972)年5月28日
ふりがな すずき まさる
生年月日 昭和24(1949)年1月12日
性別 男 当時の年齢 23
身長 170センチ 体重
公開 第3次公開
当時の身分 会社員
特徴 中肉。
失踪場所 埼玉県三芳町の自宅を出て
失踪状況 会社のレクリエーションに行くため朝6時に家を出て以来行方不明。レクリエーションには行っていない。職場、大学時代の友人も心当たりなし。

特定失踪者の情報は特定失踪者問題調査会HPより引用
http://chosa-kai.jp/index.html

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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川口市民の集い(4)

『特定失踪者・井上克美さんの兄の訴え』

私は井上克美の兄ですけど、その当時は私と弟で川口に住んでいました。
私は蕨で仕事が浦和の・・・・(聞き取れず)で二人で仕事をしたんですけども、それから私は別の仕事を選んで川口出まして東京に行ったんですけど。
その直後だったんですけど、拉致と言うのは。

今も母が言いますように12月29日の忘年会でね。
それから突然いなくなったと。
それから34年経って何のね、音沙汰も無いんですよ。
その間に私たちも、警察に行っていろいろ調べましたけど、その時の免許証のね。
(有効期限が)切れたから、もう私たち家族もこれは日本にいないと。
他の国にいるんだとそう思ってね。
必死に諦めたんですけども、ね。

それから今こうやって皆さんの力を得て頑張っているわけですけども、私たちもね。
母ももう82歳ですよ。
ね、だから、元気なうちに弟に会いたいと思います。
これからも皆さんにお力添えを頂くようになると思いますけど、すみませんが宜しくお願いします。(拍手)

(↓写真は左より、井上克美さんの兄と母親のイトノさん)

0000884m_1

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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2006年8月13日 (日)

川口市民の集い(3)

   『井上イトノさん(特定失踪者・井上克美さんの母)の訴え』

0000883m















皆さん、こんにちは。
私は前橋の者なんですけども、息子が、井上克美の母です。
皆さんいろいろお世話さまになります。
今日はこんなに大勢の方お集まっていただいて、本当にありがとうございます。

うちの息子は(昭和)46年12月29日、忘年会が終わったその足でいなくなってしまったんです。
で、29日の夜だったです。
31日に前橋の井上家の方に、あの、結婚してました。
で、お嫁さんから「克美さんは行ってますか?」と電話があったんです。
で特に来ていないもので「来ないよ」と言ったら、「まだ29日に出たっきりうちに戻って無いんですよ」と嫁から(連絡が)ありました。

で、早速、31日の夜でしたから、あくる日は元旦でしたね。
その時主人と二人で早速川口へ行って捜しましたけども、とにかくお正月のことですから交番も何もあの当時、もう34年も前の話ですから閉まっててね。
どこの誰にも会わずに捜し求めて帰ったようなわけなんです。

それから始まってお正月が終わって私はね。
いろんな所に、何て言うんでしょうね。
あの当時は占い師って言うのが流行ってたもんで、皆さんに聞いては占い師の所へ行って占って貰いました。
それが何べんと無く、1週間くらい置いて次は何を言ってくれるかな?と思って行って。
結局その占い師さんも行った先をそれ以上行かないように足止めをしてくれる、そういうあれがあったんですよね。
足止めをしてもらいました。
そういう所にも散々行きました。
でも結果は全然帰って来ないし、一度も便りは無いし、本当に今の今まで音信不通なんです。

その時息子は、親の反対を実は押し切って若いのに結婚してましたので、お嫁さんは大きなお腹をして、12月にいなくなって1月の10日に出産しました。
その子供がもう34歳になりました。
息子の親も知らずにあれしてますけども、あの、皆さん。
川口の皆さんには本当にお世話になっています。
私は前橋ですから中々出て来られません。
皆さんに署名運動や何かでみんなお世話になっていますけども、皆さんどうぞこれからも宜しくお願い致します。(拍手)

Inoue_1 氏名     井上 克美
失踪年月日 昭和46(1971)年12月29日
ふりがな   いのうえ かつよし
生年月日   昭和25(1950)年6月8日
性   別   男 当時の年齢 21
身長  体重
公開 第4次公開

当時の身分 電気工事店勤務
特徴
失踪場所 埼玉県川口市
失踪状況 失踪当日会社の忘年会の後、川口市内の飲食店で飲み(午前0時~1時)、すし屋で食事をした後友人と別れた。当時泥酔状態。夜帰宅しなかったので翌30日前実家にtelがあり両親も知った。妻の話では正月は家に行くと言っていたので実家に帰っているのではと思いtelしたとのこと。運転免許の更新もなし。連絡も一切なし。長男が生まれる直前だった。

特定失踪者の情報は特定失踪者問題調査会HPより
http://chosa-kai.jp/index.html 

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川口市民の集い(2)飯塚耕一郎さん

『飯塚耕一郎さん(田口八重子さん長男)の訴え』

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川口の皆様、はじめましてと言うか本日はお呼び頂きまして誠にありがとうございます。
田口八重子の長男で飯塚耕一郎と言います。
大変すみません。
本日は遅れてしまいまして誠に申し訳ございませんでした。
また、お忙しい中お集まり頂きまして誠にありがとうございます。

昨今の今の現状を推察するに、北朝鮮は苦しんでいると言うのが私の所感でございます。
どういう因果か分かりませんけども、北朝鮮がミサイル発射を引き起こして、国連並びに中国及びロシアからもだいぶ敬遠されている状態です。
やはり北朝鮮として外交のカードが無くなって来ている状況だと思います。
ミサイルと言う脅迫を使って、北朝鮮は外交上何とか生き残ろうと考えているのだと私は推察いたします。
で、その最中、対南工作の一環だとは思うんですけども韓国と言う国を取り込んで、世界的に認められる存在にまた戻そうと言う動きが出ているのではないか?と思っています。

今回ミサイルと言うのはその発端で、大分北朝鮮が我々家族会が本来求める姿、要するに追い込むと言う姿になりつつは有るんですけども、これはあくまでも今現状ミサイルと言う北東アジアの安保の状態から突きつけられており、拉致問題という観点では中々クローズアップされていないんじゃないか?と思っています。
実際G8なり国連の決議なりで拉致問題という部分は取り込まれておりますけども、やはり安保と言う部分が第一優先であって、拉致と言う国家犯罪の部分は中々クローズアップされていないのが現状ではないのか?と私は考えています。

ですので、北朝鮮が今後どういう行動に出てくるのか分かりません。
正直言いまして、またミサイルを作って北朝鮮としてミサイルと言う外交の武器を持っているんだというスタンスで、また6カ国協議なりに臨むというスタンスを考え得るかも知れません。
ただ、我々は、我々日本国としてはその安保と言う部分も大事なんですけど、拉致問題と言う部分でこれだけ酷い事をして来ているんだという部分をアピールをする事も、今から更に重要になってくるのではないか?と思っています。

日本として被害者の国であるということで、北朝鮮の方が解決済みだと申し上げても、我々は納得する形では解決はできていない。
解決できていないに決まっているだろうと、そういう強いスタンスで強い意思を持って北朝鮮に対してアピールしていきたいと思っています。
そのアピールの中で皆さんの更なるご協力を頂ければ誠に幸いかと思います。
短いですけど、ご挨拶と代えさせて頂きます。
どうもありがとうございました。(拍手) 

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川口市民の集い(1) 本間勝さん

   拉致問題を考える川口市民の集いより
   06.7.23 川口総合文化センターにて

『本間勝さん(田口八重子さんの兄)の訴え』

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どうも皆さんこんにちは。(こんにちはの声)
田口八重子の3番目の兄であります、本間勝と申します。
今日は耕一郎が今遅れていますので、そのつなぎとしてすみませんが宜しく。
気持ちを述べさせて訴えさせて頂きます。

八重子は22歳でもって東京の豊島の池袋から拉致をされたんですね。
その時は耕一郎が1歳で、その上にお姉さんがいまして3歳ですね。
その3歳と1歳を残して北朝鮮に拉致をされたんですが、どこから拉致をされたって言うのは、まだ今ひとつハッキリしないんですね。
北朝鮮の言っている港とは違う、・・・(聞き取れず)と言う港に上陸したと言っている。
ちょっとどういうルートで渡ったのか?というのは結局分かりません。

その当時ですね。
うちの八重子が拉致される前に、ちょっと今日お見えになっていませんが藤田進さんが拉致をされているんですね。
川口と言うのは、皆さん、我々運動している中で分かると思うんですけどこの8人。
8人の人が濃厚となっております。
皆さん家族は本当に沈痛な思いでですね。
横田めぐみさんのご家族の皆さんのいろんな行動の話を聞いていると思いますけど、家族の気持ちは同じなんですね。
そういう悲惨な気持ちで、もう一日も早く八重子も戻ってくるように、またこの家族の方々がきょうだいが戻ってくる事を、是非子供が戻ってくる事を切に願って運動を続けております。
先ほど川口の救出運動を皆様に紹介して頂きましたけど、そのなか川口の署名運動を手広くやっていただきまして、安倍官房長官に相当の署名をお届けしております。

川口と言うのは皆さんご承知の通り鋳物の町なんですね、昔。
今でもまだ鋳物の工場が残っていると思うんですけど、当時そういった鋳物工場に朝鮮半島から連れて来られた朝鮮の人々が多数住んでいたんですね。
僕も川口に一時いたんですけども、そのころ・・・(聞き取れず)にもいましたよね。
それで北朝鮮への帰還運動と言う事で昭和35年ですか。
始まりまして、以来15何回か8回くらい帰還船が出ているんですね。
それで約10万名近い人々が北朝鮮に帰還されているんですね。

そういった中には、日本人、日本人妻って言われる人々が家族として北朝鮮に帰っているんですね。
そういった人々が、北朝鮮の・・・(聞き取れず)っていうのは、そういった日本にいた在日の人々・家族、そういった人々は元々北朝鮮にずっといたわけでは無いですから、処遇と言うのは酷い処遇を受けているということですね。
北朝鮮に戻った人でも朝鮮の労働党の幹部なんかになっている人は平壌に住んで優遇されているのに、あまたの日本人関係者は北朝鮮の中でも差別をされているという実態が有るそうです。
それは我々の拉致問題の下の方ですね。
そういった日本人妻問題、そういう人たちがいまだに自由往来できないでいると言う問題が続いているわけですね。
だから 北の問題は我々家族が生きて帰ってきて、そして特定失踪者と言われる方々が全部日本に戻ってきて、生きて帰って拉致問題の解決と言うのが着いて、初めてそういった日本人妻の人々は自由往来できるようになるんだと思うんですね。

北朝鮮の金正日の、首領様と言われてますけども、そういったその人の許可が無ければ一切そういう行動は出来ないと言われております。
だから今の北朝鮮の現状は体制を変えない限りは、金正日首領様をね。
あえて「様」と言いますけども、先軍政治という軍を中心として先頭にして、国民を蔑ろにした軍事力でもって国家体制を維持しているんですね。
そういった話は専門じゃないんですけども、そういった国家体制の酷さ。
そこに住まわされている我々の家族が今どうなっているのか?と言うのは、本当に悲惨な思いをしているんじゃないかと思われる。
決して優遇されているとは思いません。

そういった一日も早く日本に連れ戻す為には皆様の温かいご支援でもってですね。
一日も早く取り戻すよう、皆さんご協力をお願いしたいと思います。
宜しくお願い致します(拍手) 

蒼き星々サブボード への 話しの花束 ぴろんさんの投稿より

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2006年5月11日 (木)

日本再生フォーラム 野口孝行氏

『野口孝行氏(北朝鮮難民救援基金・国際担当)の講演』

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皆さん、こんにちは。
指名手配中の野口孝行と申します。(笑い声)
今日はこういった貴重な機会にですね。
時間を与えて頂きまして、誠にありがとうございます。

今日私、初めて埼玉で話す機会を頂いたんですが、実は私埼玉の出身で蓮田市と言う所で育ちました。
そして現在はさいたま市、ここからも自転車ですぐの所に住んでまして、とてもここの場所は良く知っている所なので、今日は本当にこの場所でお話しする事が出来て大変光栄に思っております。

更にそれだけでなく、先ほどですね。
鈴木(賢)さんのお兄さんだったかと思いますが、実はですね。
私、鈴木さんの高校の後輩に当たる関係でありまして、実は高校は浦和西高校と言うところに行ってまして、その関係でですね。
なにか経歴を見たら、浦和西・明治大学と書いてあって、これは他人事では無いなと思って本当にこの問題にはですね。
これからも埼玉県民の一人としてですね。
一緒に協力して立ち向かって行きたいなと思っている次第です。

次なんですが、実際に私が(中国で)捕まったんですが、これはですね。
2003年の12月ですね。
私と元在日朝鮮人の人で北朝鮮に渡っていた人が二人いたんですが、彼らと中国の遼寧省の大連と言うところで合流しまして、彼らが「どうしても日本に帰りたい」と、「どうしても助けて欲しい」と言う要請を受けまして3人で、4人ですね。
4人でバスと列車を使ってベトナムの方に、ずっと何百キロ何千キロを走って逃げていく途中、最後の広西壮族(チワン)族自治区と言うところでですね。
区都の南寧(ナンネイ)と言うところでですね。
ホテルで休んでいる時に中国の公安に踏み込まれまして、そこで逮捕されるという事になりました。

その前にもですね。
私は脱北者といわれている人に会って来ていまして、どういう状況かと言いますと、だいたいその黒龍江省とかですね。
遼寧省、吉林省と言われる、東北三省と言われるところにたくさん脱北者の方たちがいるんですが。
ご年配の方々には凄く馴染みのある都市の名前だと思いますが、ハルピンとかですね。
牡丹江とかそういったところからバスなんかで何時間も走っていく。

「昔はここに開拓団の人たちが居たんだよ」と言うそういう話をですね。
聞かされるようなちっちゃな村に隠れている脱北者の人たちと会ってですね。
お話をするわけですが、そういった中で私は日本人としてそういったところに行きまして。
年配の方、60過ぎた方がですね。
生まれ故郷である日本に対してですね。
「どうしても帰りたいんだ、助けてください」と、そういったちっちゃな寒村で話をされるわけですね。
そうしますと私も日本人として、こんなに日本を恋焦がれているなら助けてあげたいなと言う思いが強くなりまして、こうした活動を続けてきたわけです。

ハルピンで会ったとき、何人かの脱北者がいたんですが、とても不思議な思いと言うかですね。
彼らは私の生まれる前の日本を知っていて1960年代に北に渡って行った訳ですね。
私は1971年生まれですから、彼女たち・彼たちが知ってる日本を知らないわけです。
で、逆に彼らはですね。
要するに彼らの知らない日本を私は知っている。
そういった存在をお互い東北三省という土地で会って、お互い日本の事を話をして、「今日本はどうなっているんですか?」と話をしながらですね。
「じゃあ、一緒に日本に帰りましょう」と言う思いでこれまでいろんな思いで、脱北支援を運動をして来ました。

そういうわけで私は捕まりまして8ヶ月という実刑判決を受けたんですが、作戦の中でですね。
いろいろな予期せぬ事が起こりまして、その南寧(ナンネイ)と言う町はベトナムの国境から列車で3時間の所なんですが、そこに到着する列車のですね。
私は夜到着する列車を予約して乗ったんですが、それは以前にも乗った事がありまして、夜着けば後は中国の町の闇に紛れてしまえばですね。
人の目にもつかないし、どうにかなるだろうというような計画で以前も行っていたんですが、皆さんご存知のように中国の経済発展と言うのはですね。
本当に日進月歩と言うか凄まじい物がありまして、数ヵ月後に同じ時間北京の駅を発車する列車に乗ったらですね。
その間に電車の性能と保線の性能と言うか品質が良くなったせいだと思うんですけど、私たちが目的地に着いたときは真っ昼間だったんですね。

というのは数時間単位で電車が速くなっている。
そこに着いたらあれ夜のはずなのになんでこんな昼間についているんだろう?(笑い声)そういう状況でして。
後々話を聞くとどうやら北京の前で張っていた公安の連中がいまして、僕らを見てこいつら怪しいぞと。
と言う事で私たちを尾行したと言う話がありますので、今思いますと、あれが夜だったらもしかしたら助かったのかな?と言う思いもあります。

先ほど荒木先生からちょっとお話がありましたが、私が今年の2月ですね。
日朝交渉の時に、私が日本に帰ってもう2年くらい経ちますから、あまりマスコミなんかで名前が上がらなくなって来てちょっとホッとしていたと言う所なんですが、7人の引き渡し要求が出たと。
言う話が突如出て来まして、正直、もう本当に北朝鮮を、実際笑ってしまったと言う感じなんですね。
よくもまぁこんなにとんでもないコジツケをですね、言えたものだと。
恥も外聞も無い状況だなというように思いました。

それでまぁ3月ですか。
次は逮捕状が出されると言う状況なんですが、本当にここで真面目にどうこう話をするのも馬鹿らしいくらいなんです。
実際向こうは北朝鮮の公民を拉致誘拐した極悪犯と言う事を言ってるんですが、だったら私と一緒に拘束されて北朝鮮に送還された二人は被害者なわけですね、私に誘拐された。
であれば、その二人を表に出しなさいと、言いたい所なんですが、結局ですね。
私が連れていた一人は結局収容所みたいなところに入れられて、もう命が無いんじゃないか?と言う話も有りますし。

また、もう一人の人はですね。
6ヶ月間、強化所と言われているところに入れられまして、酷い罰を受けてどうにか生きて出てくる事は出来たんですが、罰せられたわけであります。
もしくは私に誘拐拉致された被害者であれば、彼らは保護されるべき位置にいる人間であって、決して罰せられる対象では無いと言う事をですね。
いうまでもなく、北朝鮮の言ってる事はデタラメであると言うことを言っておきたいと思います。

今回ですね、この件があったときに出て来たときに、たまたま実際に現地で一緒に活動してきた韓国の60歳を過ぎている活動家の人がいるんですが、東京で食事をする機会がありました。
その時に私と、私の団体の事務局長の加藤(博)もまた逮捕状を出されているんですが、二人で食事をして、その韓国人の男性が上手な日本語で「加藤さん、野口さん、これは良い機会じゃないですか?」と。
「あなたたち北朝鮮に行きなさいよ」と。
そして引渡しを受けて「辛光洙で何でも引き渡せ」と、「やりなさい」と。
「そうする事によって日本人の勇ましさを世界中にアピールする事が出来るんですよ」ととても強く叩られたんですが。

「うん、そうですね」と言いながらですね。
「そんな馬鹿な話に乗ってもしょうがない」という事で、今お手元にある私たちの資料にですね。
共同声明を出すと言う所で一応納まってるんですが、これ以上いい加減な事を言ったらですね。
私たちも更にレベルをアップしてですね。
何か対抗処置を取らなければいけないというふうに思うところもあります。

最後にですね。
そこの資料にもあるんですが、自民党と民主党が先々月同時に順番にですね。
北朝鮮の人権法案と言う物を出しました。
これですね、内容を見ると自民党案と言うのは基本的にもちろん拉致問題を解決しましょうと言う内容で、経済制裁も使いながら解決していきましょう、という内容です。
これは私はそれはそれで意義のある事だと思います。

また民主党案はですね。
経済制裁と言うよりも脱北者の問題を難民として取り上げて、国連の難民条約に準じた形で条約難民として、北朝鮮の難民の人たちを助けて、日本に保護を求める人はこちらに保護を許すと。
こちらで在留する事を許しましょうという法案ですね。

それで私ここでひとつ申し上げたい事なんですが、もちろん拉致の問題も解決しなくてはいけません。
もう一つなんですが、ここで日本としてですね。
脱北者を助けると言う法律・法案で・・・(聞き取れず)をつけて、それに対して動くと言う事はとても大切な事だと思うんですね。
なぜかと申しますと、これまで私も韓国の人たちにたくさん会って来ました。
それはこの問題に関る前からもいろんな所で韓国の人たちに会って来ました。

で、大体ですね。
皆さんもご経験ある方もおられるかもしれませんが、やはり豊臣秀吉の話から始まるわけですよ。
日本人は悪い人ですね、と言う話から始まってとくとくと歴史の話をされるんですね。
で私が「お前500年前生きてたのか?」と、「俺は生きてないよ」と。
「過去の事を言われても私は責任取れません、ただこれからの未来に向けては責任を取ることは出来ます」ということで、いつも韓国人とはだいたい朝までかかる口論になってしまうんですが、そういう状況の中でですね。
今回、その日本と言う国が朝鮮半島の人たちを保護する為に、法律を作ると言うのはですね。
大変意義のある事だと思うんですね。

歴史問題、認識をですね。
に対して、あの国の、韓国も含めて朝鮮半島の認識を変えると言う事は本当に難しい事だと思うんですね。
ただ、これからの将来とか未来を作っていくと言う事は、若い世代を始めとして出来る事だと思うんですね。
ここでそういった朝鮮の人たちを助けると言う法律を日本が作る事によって、本当にですね。
拉致の問題だけじゃなくて、更に大きな大局的な立場に立った場合、100年後200年後にですね。
相手は500年前の話を言ってるわけですから、100年後200年後にですね。
いや、ちょっと待てよと。
俺たちはあの時にこういう法律を作って、北朝鮮の人たちを救ったじゃないかと。
そういう事をですね、言える法律だと思うので、是非皆さんも、もちろん拉致の解決は当然の事です。
ですが、もう少し大局的な観点からですね。
こういった難民の問題と言うことにも目を配って頂いて、ご理解を頂けたら大変私は感謝いたします。

時間ももう無いようですが、最後にですね。
この脱北者の取り組み、国際的な取り組みなんですが、3月にベルギーで国際会議が開かれました。
これは今までの会議と違って、今まではこんな酷い状況がありますよと言うような、状況を説明するばかりだったんですが、今回はちょっと一歩踏み出しまして、金正日を国際法廷で裁こうじゃないかと決議案が出まして、国際法の専門家の弁護士さんたちが集まって今後ですね。
金正日を国際法廷に引きずり出そうと言う枠組みが出来ました。

更にその後には国連、今民間レベルですから、その後は国連のですね。
オランダのハーグにある国際犯罪法廷に持って行こうと言うような枠組みも出来ています。
先月ですか、ユーゴスラビアのミロシェビッチがですね。
あの中で亡くなりましてね。
と言う事は、国家元首級の人をですね。
迎え入れる施設があそこに空いている筈なんですね。(笑い声)
ということは、そういう事でですね。
是非あそこに金正日をぶち込もうと(拍手)、いうように私は思っております。

どうも今日はありがとうございました。(拍手)

・・・この後主催者の挨拶などがあって、講演会は終了・・・
   


このテキストは話しの花束ぴろんさんの労作です。

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日本再生フォーラム鈴木智さん(2)

『鈴木智さん(特定失踪者・鈴木賢さんの兄)の訴え 2』

アピールの方は以上なんですけども、私思いますのに。
先ほど来荒木代表、本間さんの方から大変力強い話がございましたが、現在このまま推移しますとある日ある時、国が国民が大きな後悔の念を持たざるを得ない日が来るんじゃないかと言う事でもって、大変危惧しております。
そういう意味で、少なくともですね。
北朝鮮の理不尽な発言については、国のトップがもっともっと心の底から怒りを持って強硬に抗議を発信すると言う事が大事じゃないかと思います。

最近お話を伺ってますと、お話を聞いてますと、国のトップの言動と言うのは大変熱い物が感じられません。
そういう点でですね。
少なくとも日本人の生命と安全を守る国の最高責任者の発言とは思えません。
少なくとも、国のトップと国民の世論との間に非常にギャップがあるんでは無いかと思います。
この隙間を北朝鮮は突いているんじゃないかというふうに思えてなりません。

そういう意味では「拉致被害者救出緊急事態特殊法」とでも言いますか、そういった物を制定して頂いて。
少なくとも国のトップと国民が同じ方向で向き合って同じ犯罪への目に立って、この問題に対処して行く時期では無いかと考えておりますので、これからも出来るだけ精一杯のご支援を頂いて、一人でも多くの方のご協力を頂きながらこの市民活動の輪を広げていきたいと言うふうに思っております。
本日はどうもありがとうございました。(拍手)


このテキストは話しの花束ぴろんさんの労作です。

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日本再生フォーラム生島馨子さん

『生島馨子さん(特定失踪者・生島孝子さんの姉)の訴え』

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こんにちは。特定失踪者・生島孝子の姉、馨子(けいこ)でございます。どうぞよろしくお願いします。 妹は1972年渋谷区笹塚、新宿の駅から3つ目ですね。のところで、日中にいなくなりました。

それから33年経って北朝鮮での目撃証言を得ました。妹が失踪した当時母は入院しておりましたが、33年後に(孝子さんが)北朝鮮で目撃されたと言う証言を得て、母はとても喜びまして、自分が33年間生きていると信じて生き延びてきた事を、自分自身をとても褒めて喜んでいました。33年生きていて良かった、会えるんじゃないか?会いたい会いたいと言いながら、でもその目撃証言を得て3ヵ月後に、会いたい会いたいと言って力尽きて亡くなってしまいました。 その母の無念さを皆様に知って頂く事で、孝子を取り返す運動につなげていきたいと思って、自費出版をする事を決意したんですが、母の無くなった当時、特定失踪者と言うことがまだ世の中に余り知られていない為に、言って良いのかどうか?と言う疑問がありました。不安がありました。それと、家族会になんで入らないの?と言われた事もありまして、当時の状況から特定失踪者の母がこのように残念な思いをして死んでいきましたと言うふうに言う事が憚られたんですね。

それでも何か家族としては、残された私としては何か母のためにしてあげたいと思って、このような本を出版いたしましたが、1年経って見るともうちょっと『特定失踪者である妹の孝子という者の母親であった』と言う事を、ハッキリ書けばよかったかな、と思ってます。ですからこれの中にはその事は殆ど触れてなくて、『母親がこういうふうに我慢して33年間生きてきた』と言う事だけを中心にして書きました。 今日この場に主催者の方、またご出席の皆様のご好意に甘えまして、このつまらない本をちょっとご紹介させていただきます。こんな中身の薄い物を1400円も出すのはちょっと憚られると思われる方は、ネット本に入れましたので、ネットで500円で見て頂きたい。それもちょっとねと言う方は、そういう思いで私が、母の思いを世の中に知って頂きたいと言う事だけで、こんな本を出したという事をチラッと思っていただけると、ありがたいと思います。どうもいろいろありがとうございます。

よろしくお願いします。(拍手)

・・・資料紹介・・・

氏     名: 生島 孝子

ふり  がな: いくしま たかこ

失踪年月日: 昭和47(1972)年11月1日

生年  月日:昭和16(1941)年6月14日

性     別:

当時  年齢 :31

身長   体重:公開 第1次公開

当時   身分: 港区役所麻布支所交換手

失踪   現場: 東京都渋谷区失踪状況 当日、一日の年休届けを出し勤め先を休む。朝、同居していた妹に「夕方に電話があったら出かける」と言っていた。衣類の入れ替えをし、夕方クリーニング店に衣類を出している。孝子さんは翌日出勤時に着る服を揃えておいて出かけていた。その夜何の連絡もなく帰宅せず。翌2日夜、自宅に電話があり、しばらく無言の後、「今更仕方ないだろ」と男性の声とともに切れた。平成16年9月29日、警視庁に告発状提出。

特定失踪者問題調査会HPより引用

◆参考資料

「うらさんの願いはダイヤモンドになって」特定失踪者・生島孝子さんの姉、生島馨子さんの著書紹介
★「うらさんの祈りはダイヤモンドになって」電子版出版のご案内

このテキストは話しの花束ぴろんさんの労作です。

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2006年5月 8日 (月)

日本再生フォーラム大越宏子さん

『大越宏子さん(特定失踪者・江原信明さんの姉)の訴え』

司会鈴木智さん :次にはですね、特定失踪者の江原信明さんのお姉さんでございます、大越宏子さんです。

0000739m

大越宏子さん

こんにちは。(拍手) こちらが私の弟の江原信明です。(弟さんの写真を掲げる)1988年の5月9日に大宮の方にちょっと遊びに出かけます、と言う事で出て行ったきり、本日まで何の消息もございません。両親も警察やら友人やらいろいろ捜しましたけども、全然手がかりになるような事はひとつもありませんでした。

そして特定失踪者問題調査会の方で、取り上げて頂き今日に至っております。警察も・・・(聞き取れず)ですけど、銀行の口座ですとかいろいろ両親も調べたりしたんですけども、何の動きも無い。全く手がかりがつかめなかったんです。それで、万が一拉致と言う可能性もあるんじゃ無いか?と言う事で、姉の私が今ここでこうしてお願いしているわけでございます。これからも市民の皆様が関心を寄せて頂く事で、少しでも早く解決出来る日が近付くと思っております。どうぞこれからもよろしくお願いします。(拍手)

・・・資料紹介・・・

氏    名: 江原 信明

失踪年月日: 昭和63(1988)年5月9日

ふりがな : えばら のぶあき

生年月日: 昭和34(1959)年9月12日

性      別:

当時年齢: 28

身      長: 177センチ

体      重: 63キロ

公      開: 第4次公開

当時身分: 農業特徴 髪は多めでややくせがある。白髪が多かったので黒く染めていた。前歯は銀色のものをかぶせていた。タバコ、酒はほとんどやらない。電気工事士、アマチュア無線、普通自動車の免許あり、趣味は釣り 失踪現場 埼玉県南埼玉郡白岡町の自宅失踪状況 「たまには大宮にでも行って映画を観てくる」と白岡町の実家を出たまま失踪。

※情報は特定失踪者問題調査会HPより

司会鈴木章さん: 先ほどお話しました7名の特定失踪者の中で藤田進さん、佐々木悦子さん、新木章さん。この3人は拉致が濃厚と言う事でもって、政府のほうに認定を申請して頂いているという状況でございます。続きまして、埼玉では無いんですけども東京の方で(失踪をした)生島孝子さんのお姉さんを紹介します。


 蒼き星々 掲示板(サブボード)より

このテキストは話しの花束ぴろんさんの労作です。

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日本再生フォーラム佐々木アイ子さん

   『佐々木アイ子さん(特定失踪者・佐々木悦子さんの母)の訴え』

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皆さん、今日はありがとうございます。(拍手)
特定失踪者問題調査会でお世話になっております、佐々木悦子の母でございます。
いつもご支援ありがとうございます。

先ほど荒木先生から短波放送「しおかぜ」のお話がありましたが、家族からの手紙の代読を荒木先生には一生懸命に読み上げて頂いております。
また1月からは家族の声も流しております。
長い長い年月の中、本当に月日が経っているんだなと。
皆さん、家族の中には亡くなった方がたくさんおります。
本当に辛い事です。

うちの場合もそうなんです。
悦子が失踪してから5年後、やはり娘の安否を気遣って、本当に心労心労で(主人は)5年後に亡くなりました。
本当に無念でなりません。
私は主人のために、悦子が日本に帰るまでこの目で悦子を見届けるまでは、死ぬ事は出来ません。
頑張り続けます。
皆様これからもご支援の程よろしくお願いします。(拍手)

・・・資料紹介・・・

氏    名  佐々木 悦子
失踪年月日 平成3(1991)年4月22日
ふり    がな ささき えつこ
生年   月日 昭和38(1963)年12月6日
性         別 女 当時年齢 27
身         長 162センチ 体重 52キロ
公         開  第1次公開
当時   身分  埼玉銀行パート
特         徴 左目の下に泣きぼくろあり、両手共ふっくらとしているが指先が細い。
失踪  現場  埼玉県浦和市
失踪  状況 「仕事へ行く」と言って埼玉県浦和市の家を出たまま失踪。当日は休みをとっていた。平成16年1月29日、埼玉県警に告発状提出。

特定失踪者調査会HPより


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日本再生フォーラム 飯塚耕一郎さん

  『飯塚耕一郎さん(田口八重子さん長男)の訴え』

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ご紹介を頂きました、田口八重子の長男で飯塚耕一郎と申します。
本日はお招きを頂きまして、誠にありがとうございます。
本来ですとうちの親父、副代表の飯塚繁雄の方がお伺いする所、ちょっと私用がございまして、こちらの方へは私及び私の伯父の方が代わりに出席をさせて頂きました。

本日はまず荒木先生の方にとても有意義なご講義を頂きましたけども、まず家族会としての総意と言っている部分はこの2~3年まったく変わっていないと思っています。
まず早期の経済制裁を求めたい、この一点に尽きると思います。
皆さん、この言葉に関してはもしかしたら耳にタコが出来てしまう、それくらいのお話かと思いますけども。
ここには早期経済制裁を実施しないといったいどう言う事が起きるか?と言う部分が、本日皆様にお配りいただいているこの資料の中にとても分かりやすくまとまっていると思います。

こちらの資料の方の5ページ目、まさに家族会が言いたいことがかなり集約されていると思います。
まず経済制裁を行わなくてはいけないと言う部分に関してはまず一点、国家の意思を発信させるという観点、ここの部分にまず尽きると思います。
日本がこの問題に対してこの事件に対してどれだけ怒っているか?と。
そういった部分を犯人の北朝鮮に告げなければいけない。
そうでないと別に犯人の方としては、日本が怒っていないと。
別に人質を帰さなくても日本は何も言って来ないと。
お金は出来るだけ出してくれるというずるい態度、北朝鮮のずるい態度ですね。
ずるい態度がこれまでの歴史どおりに北朝鮮によって・・・(聞き取れず)しまうという問題があります。

もうひとつ違った観点で申しますと5ページの一番上、2004年の11月日本政府の制裁予告と言う部分がありますけど、この時期に細田官房長官の方から「迅速且つ誠意ある対応が無ければ厳しい対応を取らざるを得ない」という発言をしております。
今、2006年の4月です。
一年半以上、こういう「迅速且つ誠意ある対応を取っているのかどうか分からない政府というふうに、私としては考えられます。
この1年半と言う長い時間は、果たして短いスパンなのでしょうか?
ここの部分は私は疑問に思います。
逆にこの1年半、何もしてこなかったと言う部分はますます北朝鮮に対する認識として、やはり拉致問題というのは日本は重要視していないと言う考えが定着してしまいます。
これは時が経てば経つほどそうだと思っています。

こういう観点からまずそういう、単独であろうが共同であろうが何でも構いません。
日本としての意思を発信する。
政治的な発言をして発信すると言う経済制裁を行うべきだと、この点を改めて私は皆さんにお伝えしたいと思います。
また、実際に私たち個人レベル民間レベルでは、じゃあ政府は経済制裁に全く動かない。
我々はどうすればいいのか?何をすれば良いのか?と言う疑問が湧いてくるかと思います。

それは前回は、私もこちらの日本再生フォーラムさんの方に参加させていただいた時も申し上げましたが、まず政府に対して我々の意思を発進する事が大事であると。
荒木先生も先ほど仰っていましたけど、この問題に関して動かすと言うのはやはり国民の民意と言うか、感情の部分がまさにこの活動、運動の大きな源、源泉かと思います。
その源である皆さんのひとりひとりから政府に対して手紙でもメールでも電話でも結構です。
政府に対して何故拉致問題を早く解決しないのか?何故経済制裁を実施しないのか?と言う部分を政府に発信していただければと思います。

これは横田拓也さんのお話ですけども、横田拓也さんはかつて日本政府に対してメールを何百通何千通と出しました。
あるときに、今安倍官房長官ですけど、安倍さんと初めてお会いした時に安倍さんからのまず一言は「君が横田拓也君か?メールは見ているよ」と言うふうに仰って頂いたというお話があります。
やはり日本政府には毎日何百通も何千通も連絡が来ると思いますけども、やはりこの拉致問題に対して解決をしたいという意思を持っている方は、必ず我々拉致問題を解決したいと思う気持ちに同情している人の発進や意思と言うのは、どのくらい忙しくても汲み取ってくれると思います。
ですので皆さんも無駄な事とは思わず、政府に対して発信していただければと思います。

これまでは私の家族会の立場として申し上げましたけど、やはり私個人として申し上げれば、今こちらにも写真がありますけども、実際私どうしても田口八重子さんと言ってしまいます。
どうしても母とは呼べません。
今年で29歳になりますけども母と一緒に居たのは、たった生まれて1年の間しか母子として一緒に居た事がありません。
当然1歳ですから、記憶も何もありません。
その様な状況で親父、副代表である飯塚繁雄に育ててもらって、何不自由なく育てて頂きましたけど、親父にはいっぱい親孝行的な物をしていきたいと思います。
旅行とかお袋と行って来なよと言って促してあげたりとか、体の心配をしてあげたりとか、巨人が負けているからどうするんだと愚痴を聞いて上げるとか、そんな下らない事までだいぶ話せるようになりました。

ただ、親父に対してはそう出来るんですけども、田口八重子さんに対しては何も出来ていません。
まだ家族である、「お母さん」とすら一言も彼女に伝えてあげる事が出来て上げられてないのが、現状です。
正直、その部分については複雑な気持ちがあります。
やはり一度も見た事の無い人なので、その人を本当に「お母さん」と呼べるのか?と言う複雑な思いもある一方で、やはり自分の事お腹を痛めてを産んでくれた母として、拉致をされた時の北朝鮮の海岸の所で、「私には子供が居るので」と人目を憚らずにお腹を出して妊娠線を北朝鮮の工作員に対して(見せて)訴えて「だから日本に返して」と。
「是が非でも帰りたい」と言う気持ちを嘆願したという、まだ見ぬ母に対してはやく親孝行をひとつ、何でもいいから出来ればと。
でもやはりその前にまずは「お母さん」と呼んであげたいと思っております。

私が今現状、日本政府はこの問題に対する大きな動きはございません。
この事件は1年半近く、こちらの資料に書いてありますけども細田官房長官の発言以降、対北朝鮮に対する政治的な発信と言うのは、政府としての発進はほぼ皆無だと私は思っています。
この停滞している中でここまで家族会の運動が盛り上がったのは、やはり皆さん国民一人一人の方々のご協力とお声の発進があったからこそだと思います。

私が親孝行でも何でもないんですけど、田口八重子さんに対して直接「お母さん」と呼んであげられるように、何とか頑張っていきたいと思います。
それには皆様のご協力とご理解とご発信が必要だと思っています。
どうぞよろしくお願いします。
ありがとうございました。


このテキストは話しの花束ぴろんさんの労作です。

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2006年5月 7日 (日)

日本再生フォーラム本間勝さんの訴え

本間さんは、本当にお人柄が優しく、おおらかなかたです。
小泉首相への怒りもはっきり表していますが、だからといって人に強要するようなところもなく、誰とでも気さくに拉致のことをお話になります。

大人であり、純粋であり、奥行き深く、懐大きく、 そして、その情は限りなく妹に注がれていると私は生で感じています。

本間さんは、本当に心の奥底から、八重子さんを救いたいのです。

その気持ちがあふれ出るような、切々とした訴えです。

どうか耳を傾けてください。


『本間勝さん(田口八重子さんの兄)の訴え』

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どうも今日はこんなに多数の皆様方、日本再生フォーラムの講演会に来て頂きまして、拉致問題に対し興味を持っていただくことに対しましてありがとうございます。

今日は本来であれば家族会の副代表である、私どもの一番上の兄貴・飯塚繁雄が来てお話すべき所なんですが、親戚にお祝い事がありまして、そちらの方にどうしても出かけなければいけないという事で私がちょっとお話をさせて頂きます。

私の妹の八重子という、そこに写真もあるんですけども、昭和30年生まれで昭和53年に・・・(聞き取れず)に拉致をされてもう28年、今50歳ですね。
50歳になる所なんですが家族を、ここに来ております当時1歳でした耕一郎君と3歳のお姉さんを残して、北朝鮮に非情にも連れて行かれて現在に至っている状態です。
本当に早く耕一郎君の胸元へ母親である八重子を飛び込ませてやりたい。
早く抱きしめて上げさせたいと、本当にそれだけです。

私どもの方も段々年をとって来ております。
北朝鮮と言うのはそういう暮らしが悲惨な、食料も無いとかね。
ごく一部の平壌に住む特権階級・軍隊・そういった人たちだけが安穏と、人よりはレベルの高い生活をしているという事を聞いております。
ですから八重子はそういった組織の一員として働かされているとは言え、平壌からは多分遠くの山間部に収容されて人目の見難いね。
日本人がいると言う事が分からないような山間部に多分収容されているんではないか?と現在思います。

八重子はですね。
蓮池さんたちと一時期同じ所の収容所に生活をしていました。
蓮池さんたちは労働党の情報部の工作員とかいった政治軍事大学の先生をやっていたと言う所にいたみたいなんですけども、八重子は工作員教育、大韓航空機爆破の金賢姫を教育した、というひとつの工作員教育に携わさせられたという所なんですけども。
ある時期から労働党から離れて、軍隊の組織である人民軍の総参謀部・総政治局と言う所に、敵工局というのがあるそうですね。

当初は蓮池さんからね。
聞いておったんですが、敵工地に八重子さんは回されていますよと言う話だったんですが、どうも聞きますと敵工地ではなくて敵工局だと。
今言った人民軍の総参謀部の政治局の中の敵工局にいると。
その組織は何をやっているか?と言いますと宣伝工作ですね。
政治工作です。
韓国に対する対南工作、それから人民軍のですね。
日本軍が攻めて朝鮮半島に来た時に、「どう対処すればいいか?」というようなマニュアル的な本を作る。
そういう事もやってる所なんだそうです。
対南のラジオ放送局もやってる所だと。
今は平壌放送の一部でもそういった事をやってるそうです。

この話はですね。
先日12日に、田町の東京の友愛会館と言うところで集会があったんですが、今度新たにですね。
ラジオ放送、「自由北朝鮮放送」と言う組織、支援日本委員会と言うのが設立されたんですね。
西岡先生が日本側の委員長になられるんですけども、そういった韓国側の自由放送の責任者の方(=金聖民代表)が、北朝鮮の軍隊の将官の方だと言うことでしたので、私は人民軍の生の組織の人だったらそういった話も聞けるかなと思って質問をしました。(※本間さんの質問の様子は下記の参考過去エントリー参照の事)
そしたら今言われるような話なんですね。

それで蓮池さんたち5人は帰って来られましたけど、うちの妹田口八重子の事とか有本さんとか増元さんと言った人たちは帰って来られないわけなんですが。
要するに公開できない秘密を知っている部署にいる人間は出さないんじゃないか?と。
出さないだろうと、いうような話をしておりました。

先ほど話の出ました金正日の料理人、藤本健二さんが逃げて帰って来られたんですけども、ああいう人は金正日の料理の仕入れ、食材を仕入れるために外国に行けた訳ですね。
それを利用して脱出できたというような話なんですね。
うちの妹も、非情にもですね。
私も工作員になって海外に出られればね、逃げるチャンスもあるんじゃないか?
工作員にしてください、と言うような事を訴えたそうです。
そしたら周りの人が、そういう人間性も見ての話なんでしょうけども「あなたはとても工作員にはなれませんね」と言うような話だそうです。

先ほどの自由北朝鮮放送と言うのは、設立されて近々中波で放送するわけなんですが、目的の若干的なことを紹介させて頂きますと、自由北朝鮮放送を通じて金正日政権幹部に拉致被害者救出に対する日本人の不退転の決意を伝える。
被害者の保護、救出や情報提供に協力すれば報償を与える事を伝えると、攻めの姿勢で放送をやるということですね。
自由北朝鮮放送を通じて北朝鮮住民に国際社会の動き、民主政治の思想とか金正日政権の政治宣伝の嘘を伝えて北朝鮮の自由化に備える。
そういった目的を持って放送を始めると言うことです。

しおかぜの方でも我々の拉致被害者の名前・特定失踪者の名前を放送していただいて、荒木さんがアナウンサーやっているんですけども、深夜11時からそういった放送を聴いておりますと涙の出ない時はありません。
本当にもう「元気でいてね」「きっと取り返すからね」そういった声が、皆同じ声を上げております。

私も経済制裁が何故いけないんだろう?と常々思っていますけど、国民の皆様70%以上が経済制裁をやるべきという支持を頂いているにも拘らず、小泉さんが腰が引けているから経済制裁は実行できない、と思ってます。
どこにこれは原因があるのかな?
対話と圧力と言って、対話だけ重視していれば・・・・・(聞き取れず)日朝の友好関係を保ちたい。
ただそれだけなんですね。

後はちょっと穿った所ですけども、在日の朝鮮総連に対して相当気を使っている。
そういった人たちに直接関る経済制裁を控えているんでは無いか?と、決断出来ないんではないか?と思っております。
朝鮮総連からかなり日本の国会議員に金が相当ばら撒かれているみたいですけども、そういった人たちが経済制裁を声高に声を上げない。
それがひとつの原因かな?と言う、私なりの穿った気持ちでいます。

先日10日からですか。
6者協議のメンバーが東京に集結して、国際学術会議・北東アジア協力対話という対話の元に集まりましたけども、北朝鮮は金融制裁を解除、ただそれだけで対話に乗ってこない。
もう、アメリカはそんな話にはならないと。
金融制裁と核の問題は別個なんだから6者協議は当然やる。
早く出て来いという事を強く言ってるんですけども、金融制裁を解除して欲しいという話は、本当にあの体制が存続するのに危ない。
金が軍資金が凍結されて金正日の手元に残っていない。
それだからそれに絞ってですね。
動いているんではないかと思います。

金融制裁の解除、それがかなりの効果を持ってこれからそれでもって体制が、金正日が倒れて民主的な体制が出来れば我々拉致被害者の家族が出てこられると思いますけども。
そのとき無事でいられるかというのもちょっと心配なところなんですが、先ほどの自由北朝鮮放送の中でね。
日本人に危害を加えたら容赦しないよと、それを強力に言っております。
と言う話です。

私も北朝鮮の体制が崩れて、北朝鮮の内部に入って行ける時があればと言う事で、遅ればせながらですね。
韓国語、本当に初期的な入門なんですけども、東京にある家政大学というのが十条にあるんですけども、そこで韓国語の入門の日常会話程度を話せるように勉強して、それで北朝鮮に入って八重子を探す。
日本人を探す。
そういったことに命をかけようかと、そういった決意で私はいます。
遅かれ早かれ体制の崩壊は来ると思います。
来て欲しいと思います。

あと万景峰も当初4月の11日、新潟港に入港する予定だったそうなんですが、保険の証明書の交付が国交省から出ないために引き延ばしされたと。
それで24日に第一回の入港があるそうです。
これも早くこの船は、大型の工作船に間違いないんです。
藤田進さんがこの船で北朝鮮に連れて行かれたとか、そういった話もありますけども、一方的な北朝鮮に利するだけの船なんですね。
日本人がそれに乗って自由往来、そんな出来る船じゃないんです。

先ほど深井(明・埼玉県議会議員)先生が新潟の方に万景峰の入港阻止の集会に声高に抗議してきたと。
私も入港する度にですね。
兄貴と交代で入港阻止の集会に声を上げてきました。
万景帰れ!日本人を返せ!
あの白い1万トン級のでかい船体を見ると、本当に物悲しくなってきます。

新潟港に入港する時はですね。
海上保安庁の大型の巡視艇、最近は余り大型の舟は使わないでいるんですけども、そういう船が先導して入って来るんですね。
で、ゴムボートで新潟港の河川の周りを周回して危険物は無いか?
そういった行動をしながら守られながら入港してくるんですよ。
あの船は民間の船という事になってますよね?万景峰号は?
そんな民間の船だったら、危険だったら、当然入港させないのが筋だと思うんですよ。
日本は、海上保安庁はそれを守ってあげなければと行き来出来ないような、そんな状態だったらば入港させない。
と言うのが一番だと思います。

それから最後にですね。
西村眞悟先生が弁護士法違反で捕まって、一時臭い飯を食べてきた所なんですが、今現在は国会に戻って活躍をしていますが。
この拉致被害者救出の運動の発端と言うのは西村眞悟先生が国会で声を上げ、それで周知して戦ってたからこそ、現在につながってるんですね。

弁護士法違反と言う罪は罪なんですけども、それにあまり足を引っ張らないで、ますますこれからも国会でも継続して拉致被害者救出運動に携わって頂きたいなと。
また皆さんのそういった目で見て上げて頂きたいと思います。
西村眞悟先生、大阪で裁判を受けるわけなんですが、罪は罪としてなるべく穏便にお願いしますと。
我々拉致被害者の救出から考えれば無くてはならない人なんですと、言う事を最後にお願いして終わります。
ありがとうございました。(拍手)


参考過去エントリー

06/4/12質疑応答通訳:西岡力氏;参照

蒼き星々掲示板(サブボード)参照


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このテキストは話しの花束ぴろんさんの労作です。

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2006年5月 6日 (土)

日本再生フォーラム 荒木氏講演質疑応答

質疑応答 回答者:荒木和博氏 

※この講演会での質疑応答は事前に質問を文書で出しておき、その中から荒木氏ご本人が質問を選んで回答するという形式を取っています。
従ってこの質疑応答は質問の朗読・回答どちらも荒木氏ご本人が行っているのですが、テキスト上では質問と回答の区別をつけて、読んで分かりやすいように文章の構成をしております。
その事を予めご理解の上でテキストをお読み下さるよう、お願い申し上げます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

たくさんご質問を頂きましてありがとうございます。
できるだけお答えをしたいと思います。

★質問1
まず、経済制裁はなぜ出来ないのか?
ご家族に対して説明はなされているのか?という事でございまして。

★回答
このご家族に対する説明の方は、誤魔化そうと・・・・・・・・・。(聞き取れず)
政府は経済制裁を出来ない理由を説明していない。
なぜか?というということで、これは私どもも良く分かりません。
ある意味でかなり執拗に、断固として経済制裁をしたくないと言う意思を感じます。

北朝鮮は逆にですね。
経済制裁の動きがあった一昨年の、てか3年前の年末くらいですか?
経済制裁の動きがあって公安がですね。
審議をされていると、いう時に何をやったかと言うと、平沢勝栄さんあるいは山崎拓さんと中国でのですね。
会談をやりまして、そして一昨年の5月ですか?
子供さんたちを返してきたということで、おそらく経済制裁をやられては絶対に困るというものがあるんだと思います。
困ると言うものがあるので、日本の側にもとにかく「これだけはしないで貰いたい」と言う事をいろんなルートを使って言っているんだろうと思います。
これが経済制裁と言うが進めば、非常にいろんな物が変わって参ります。
それをしない・させないという事は単に北朝鮮側の意向と言うことと日本の政権だけの意向じゃなくて、ひょっとしたらそれ以外の意思も働いているのではなかろうか?と。

一つは中国はやはり経済制裁させたくないでしょうし、韓国もさせたくないと思うんですが、場合によったらひょっとしたらアメリカも何かあるのかな?と、いう感じもちょっとしたりしております。
これは正直言って絶対こうだと言う回答は私にもございません。
アメリカがやってる事はですね。
金融制裁、この偽ドルやなんかの問題につきましてこれは北朝鮮に対してどの程度の効果があるか?
また日本政府はこれに呼応した動きをすると思われるけれども、アメリカに加えて日本政府の圧力はいまひとつ及び腰である。
この理由は何か?と言うご質問がありまして、ですからやっぱり経済制裁への及び腰だということにはいろんな事が、さっき言った様な事もありますし、場合によったら何かの脅迫をされているのかもしれない。

例えば東京中枢でですね。
かつてのオウムのサリン事件とか、ああいうのに匹敵するものとか、あるいは新幹線に爆弾を仕掛けるとかですね。
そういうような事で大混乱を起すと、あるいは原発を狙ったテロであるとか、そういう事をやるぞと言うような脅しもされている可能性もあるのではないだろうか?と思います。
これは一つや二つではない、と言うことだろうと思っております。

★質問2
それから、北朝鮮の体制が崩壊すると直前に拉致被害者への危険が及ぶ可能性がある、と言うことは無いだろうか?と言う事で。

★回答
これはもう相手が向こう側にいる限りは、その可能性は最後の最後まで絶対に捨て切れません。
それをどうするか?
じゃあ穏便にやれば取り返せるか?と言うと取り返せない。
取り返せないどころか時間が経てばですね。
その前に、場合によっては命を落とす人が出てくる可能性もございます。
ですからここはですね。
もう気合でやるしか仕方が無いです。

かつて9.17の時にですね。
あの飯倉公館で、私ご族と一緒に政府からの宣告みたいな物を聞いておりまして、そして最初に横田めぐみさんのご両親、双子の弟さんと一緒に呼ばれてですね。
「めぐみさんは亡くなっております」と、言う話を聞いたときは私はですね。
これは拉致の救出運動に関っている者は、誰も大なり小なり皆心の底にあると思うんですが、この救出運動で北朝鮮を刺激して拉致被害者に危害が加わるんじゃないだろうか?
言う思いがこれ当然あるわけでございまして、あの時はですね。
これは本当の事になってしまったんだと、自分のやってる事は人殺しだったんだと言う思いでですね。
本当に茫然自失と言う思いをした記憶があるんですが、これから先だって、そういう事を思う事が無いという保障は正直言って全くございません。

そうなったらばどうしなければいけないか?
と言うことの最低限の一応覚悟をしてやっていくつもりでございますけども、そのときに、ともかくそうしないようにする為には何が必要か?
絶対にこれ何が必要か?と毅然たる態度が必要です。
もし日本人がですね。
一人にでも手をかけたらばただではおかない。
非常に言い方がキツイ言い方をすれば、「お前ら皆殺しにしてやる」と、北朝鮮の幹部をですね。
それくらいの事を言う事は絶対に必要です。

その代わりもし日本人の拉致被害者を助けてくれたらば、それはもう絶対に我々としては身柄を保護するという事をですね。
飴と鞭の両方を、こういうのを対話と圧力と言うんですね。
こういうのを使わなければいけない。
我々が絶対に取り返すんだと、言う事の意思を明らかにしている限りはそこは、北朝鮮の高官も手を出しません。
あの国のやり方からすると、今までのいろんなやり方をみてますとね。
こっちが強い時は絶対に強く出ません。
必ず引き下がります。
こっちが弱くなると偉そうな顔をする。
言う事ですので、ここは一種のチキンゲームみたいな気持ちでですね。
最後まで徹底してやるという事が必要では無いだろうか?と思います。

★質問3
それから、世論の大切さも国民一人一人の気持ちが大切なのも分かりますが、トップが代わる事で随分違うのではないかと思う。
誰が総理大臣になったらば被害者が帰ってくると思うか?

★回答
いいご質問がございました。
これは全くそうなんですけども、ある意味で言うと小泉さんのときにですね。
北朝鮮が拉致を認めて5人が帰って来たと言うのは、もちろんそういう時代になっていたと言う事もありますが、たまたま今の総理大臣がですね。
外交に全く関心が無い人であったと、尚且つしかも総理大臣になる時に、誰もあの人が総理大臣になるとは思っていなかったために、北朝鮮側はマークしていなかった。
いう事がございます。

これから先今言われている4人はですね。
皆それなりにそれぞれ北朝鮮側がマークをしておりまして、それがどれくらいの力があるか分かりませんけども、しかしですね。
それは誰がなってもそれほど極端な違いは、良い意味でも悪い意味でも私は無いんじゃないか?と思っております。
もちろん個人的に親しいとかそういう意味で言えば、安部さんにやって貰いたいとか、いう思いはありますけども、しかし安倍さんだったら全て上手く行くか?と言ったら私はそんな事は絶対にありえないと思っております。
安倍さんだってご出身の選挙区の下関というのはですね。
極めて北朝鮮とつながりの近い地域でありまして、安倍さんの選挙地盤の中にもそういう物は入っている。
安倍晋三さんが選挙に出るはるか前から出来ていたつながりでございまして、そう簡単にいくら本人がそういう意思があったとしても簡単には切れるものではない。
ですから、それでも切って貰いたいと思いますけど、これはそれだけの問題ではないと思います。

こういうふうに変わってこなかった問題と言うのはですね。
例えば金丸信ですとか野中広務ですとか田辺誠ですとか、そういう名前がいろいろ出て参りますけど、もし今まで逆にですね。
そういうそこに出て来た政治家の一人が悪くて、そうなっている問題であればその政治家が失脚したり死んだりすれば問題は解決していたはずです。
少なくとも大きく動いているはずです。
それが動かない。
金丸信が失脚しようが何をしようが事態は極端に前には進まなかった。
これはいったいどういう意味があるのか?

これはもっとですね、個々の政治家ではない、この国の戦後60年の政治構造の中に深く根ざした物があるということでございまして、これはですね。
そう簡単には引っくり返せるものではない。
変えて行かなければいけないものでありますけども、そう簡単に出来る事ではない、と言う覚悟を持って当たるしかない。
いう事ではございます。
その辺の事はタケマサ議員(?)に頑張って頂くと致しましてですね。

しかし、それでも尚且つ拉致問題がこれだけ大きな問題になって来ていると言う事はどういう意味があるのか?
これは国民の声です、断然、何をさておき。
国民の声があってですね。
これはこんな事は許しておけないと、いう事があったからここまで動いて来たんです。
それが無ければ政府だけで勝手に動くなんて言う事はありえない。

尚且つ、それと一緒にですね。
マスコミの方々がこれを報道してくれた。
いろんなこと文句を言う方はもちろんおられますし、いろんな立場の人いるわけですけども、しかしそれでもですね。
マスコミの中でこの問題何とかしたいと思ってる方が何人もおられて、その方が報道してくれたという事によって、更に多くの方がこれを知る事が出来た。
いう事は間違いなく言えると思います。

そういうものが更に大きな流れを作って行ったということでございまして、これは私は度々こういう席で報道関係の方が来ておられれば言っているんですが、報道関係の方々もこれはもちろんお仕事でやるわけで、そのお仕事の中で良い仕事を残していただければいいんですが、その書いていただく活字の一文字。
あるいは映して頂くテレビの画像のホンの5秒の画像が与える影響がいかに大きいか?
それによって動かす、その意味で言えばマスコミの方々も、やはりこの拉致の救出と言う第一線に立っているということは言えるのではないだろうか。

ですからここにおられる皆さんでもですね。
是非新聞とかテレビとか、そういう物で拉致問題でですね。
いい報道があったと言うのを御覧になった方は、それぞれの会社にですね。
電話して頂いて、「あの番組は良かった、この記事は良かった」という事を言ってですね。
「是非もっと頑張ってやってください」という事を応援をしてあげてください。
そういう事をやることによって、何とかしようと思っているマスコミの方々にですね。
追い風を与えることが出来るのだというふうに思っております。

で、質問の話に戻りますけども、ですからそういう流れはいろんな事があっても簡単に消えないと思います。
ですからこれから先、誰が総理大臣になってもですね。
私はこの拉致問題は前に進むだろうと思っておりますし、そうさせなければいけない。
いうふうに考えているわけでございます。

★質問4
それから北朝鮮の体制崩壊の可能性は?と言うことのご質問がございます。
その時の難民の問題とか、その事が出てございます。
また最近報道されています、金正日の義理の弟の復活等々についてのご質問がございますので、まとめてお答えしますと。

★回答
今金正日の義理の弟、張成沢と言いますが、この人が1月の末に復帰をして参りました。
私は、結論から言いますとこの張成沢の復帰と言うのはおそらく中国の差し金だろうというふうに思っております。
どうしてか?
一番最初に出てきたのは旧正月の日の宴会と言いますか、観劇と言いますか何かイベントがありまして、旧正月を祝うイベントがありまして、そこに金正日が座っている後ろに張成沢が立っていた。
言うのが写されてこれが復活という事になったんです。
その後、金正日の出張と言うのに同行しているのが報じられたというのもあるんですが。

非常に印象的だったのは、一番最初に写真の出たその時ですね。
この旧正月のお祝いと言うのはどういう会だったか?
普通日本で報道されているのでは全く分からないと思いますが、あの時に金正日の隣に座っていたのは中国の大使です。
で、労働新聞の記事を見ますとあの時にですね。
大使の隣はおそらく顔は良く分かりませんが間違いなく大使夫人だと思います。
こっちは金正日の部下と言うか軍の幹部なんかが座っている。
記事を見てもですね。
その時の中国の、平壌にいる外交官から仕事で来ている人から留学生から皆集められたんです。
一番最後終わった時にはその中国の人が、劇の主役なのか分からないけど芝居のそういう人たちに、花束を進呈したと書いてある。
それはつまり、中国に向けてある意味で中国を接待する集まりだったわけですね。
その後ろに来ていたと言う事がどういう意味があるか?

そして3月になりましてから中旬に張成沢は中国を訪問しました。
この事については私が気がついている限りでは、北朝鮮では報道していません。
しかし中国政府はちゃんと報道している。
で、金正日が回ったところと同じ所を回ったと言われております。
北京市の共産党の代表と会った事も書いてありますが、もっと重要な人とも会っているんだと思います。

こういうことは全て北朝鮮に対しておそらく、ここから先は完全な推測なんですが、張成沢を通して金正日をと言うか北朝鮮をコントロールしようとしているのではないか?いうふうに私は考えています。
それだけ金正日のリーダーシップは低下している、と言うことでありまして、バランスさえ崩せばいかにも簡単にあの体制を倒してしまう事が出来るというふうに感じます。
ただし、放ったらかしてもいつまで経っても中々崩壊しない。

これはあの国は朝鮮半島と言うのは、周囲が日本と中国とロシアとアメリカと言う4つの国に囲まれておりまして、どこかが面倒を見てしまう。
言う事があってですね、放っぽっといても中々潰れない。
私はもう十年以上前にですね。
北朝鮮はすぐにでも潰れると、1年以内に潰れる事に10万円賭けてやると、10年以内に潰れる事に100万円賭けてやると言いまして、誰も賭けに乗らなかったお陰で助かったんですけども(笑い声)、やはり考え方を変えまして待っていてもしようが無いから潰してしまおうと、言うふうに考え方を変えた次第でございます。

あと難民の問題があるんですが、今、後ほどお話をされます野口さんなんかが北朝鮮難民救援基金でですね。
難民で出た方の保護を一生懸命やっておられます。
中にはすでに100人くらい日本に帰って来ている在日朝鮮人の帰国者などがいると、言う事なんですが、更に出るんじゃないかと言われます。
しかし、私はですね。
一時的にはともかくとして、朝鮮半島の外に難民が出るという事はですね。
逆にかなり激減をするのではないか?と思っております。

と言うのは朝鮮半島で、北朝鮮で、今の体制が潰れてしまえばあの北朝鮮の中で十分飯が食えるんです。
あの体制があるから飯が食えない。
体制が潰れてしまってが開放政策が戻ればですね。
わざわざ危険を冒して中国へ出て行って苦労をする必要はなくなります。
そうなれば私は逆に戻る人が多くなるのではないだろうか?と思っています。

ただし、韓国に対しては離散家族とかがありますから、南に行く人は相当いるだろうと思います。
それから日本に対してはやはり在日朝鮮人の帰国者などでですね。
帰ろうとする人はいると思います。
その数、かつて入管では30万くらいと予測しておりまして、ひょっとしたらそれくらいになるかもしれませんが、それは日本の人口1億2千万5百万から考えれば30万の在日くらい帰国出来ない事はない。

まぁいろいろ問題は起きるかもしれませんが最終的には出来るだろうと言うふうに思っておりまして、そういう支援作業は韓国政府は北朝鮮を大韓民国の領土だと言って韓国の憲法に書いてありますから、それは韓国はやるしかない。
それから日本に帰ってくる人たちについてはこれはやっぱり日本がやるしかないだろう、と言うふうに思います。

日本に関係なく来る人についてはですね。
一般の難民の保護という事になりますけども、それはやはりそれなりの保護はしなければならない、というふうに私は思っております。
しかしいずれにしても日本に出来ないような事ではない、と言うふうに思います。

★質問5
それから、帰って来た5人が発言しないのは北で脅かされているからじゃないだろうか?
それから日本の中にも北のシンパが相当いるということで、これですが。

★回答
それは間違いなくあると思います。
ただ、安明進さんの話ですけども、彼に言わせるとやはり蓮池さんは特に彼は北朝鮮の中で対日工作の要員の教育をやっていると。
だからいったい日本の中でどれ位工作員がいて、彼らがどれくらいの事が出来るか?と言う事は当然知っているはずだと。
だからそう簡単に喋らないんじゃないでしょうか?というのが安さんの言い方なんですけども、それ以外にもいろいろ彼から聞くとやはり彼らが喋れないように二重三重四重にですね。
北朝鮮はタガをはめた上で日本に送り返しているという事は、間違いないだろうと言うふうには思います。
しかし、それでも尚且つやはり彼らは喋ってもらった方が、彼ら自身が北朝鮮の体制から自由になれると私自身は思っています。

★質問6
それから「金正日の料理人」藤本健二さん、著書の内容は本当か?と言うことなんですけども。

★回答
私も一回あの人にお会いした事がありますが、書いてある事自体に嘘はそんなに少なくとも無いんではないか?と思います。
ただ、書いて無い部分でですね。
かなりあの人はいろんな物を見ていると、あるいはいろんな事を知っているはずだと思います。
本人が喋りたいという思いがあるみたいですけども、やっぱり躊躇している事はいろいろあるというふうには気がついています。

★質問7
それから、久米さんのケースで警察庁長官賞をもらったのはいくつになるか?と。

★回答
警察の中でも、これ何とかしないといけないと思ってる人はたくさんいるのは間違いないですね。
これは本当にですね。
一生懸命苦労している方おられます。
それは私たちも本当に頭の下がる思いなんですけども、それだけでは中々上手くいかない。

あと警察にとってはですね。
ひとつは検察がブレーキのネタになっていることがある。
検察が逮捕状とかをですね、中々出してくれない。
結局、だから裁判が維持できなかったりすると検察にとってマイナス・減点になってしまうので中々ちゃんとやらないと言う事がありまして、これが非常に警察にとって困るという事もあるというふうに聞いています。

★質問8
それから、日本が弱いという事の原点は金丸訪朝時にあるのではないか?ということで。

★回答
あの人がいろんな物を貰ってきたりとかですね。
いろんな事をしたと言うのは事実でございますので、そういうことの中でいろんな弱みがあるという事は間違いが無いと思います。
これは北朝鮮だけではなくてですね。
どこかの総理大臣が中国の女性と大変仲良くなってしまったりですね。
そういう事はたくさんあるわけですね。

山崎拓さんなんかもあの人もほとんど・・・(聞き取れず)みたいな者ですから、北朝鮮に限らずいろんな所でいろんな事があるんでしょうが、そうすると沢山弱みを握られている。
しかし、そういう弱みを握られるなどと言うのは政治家にとっては当たり前の事でありまして、しかしこれも図々しくやると言う事が本当は必要では無いだろうか?と言うふうに思います。

ちなみに昔ですね。
若い方は覚えてらっしゃると思いますが、私のおりました民社党に春日一幸 という元委員長がおりまして、この人は特に女性関係が非常に華やかだった方でありましてですね。
あるとき、皆もう知っていた。
ある地元で演説をしたときにですね。
共産党の人間がですね。
「妾はどうした?」ってですね、野次を飛ばしたんですが、それに対して春日さんはですね。
「いやありがとう、お陰で元気にやっております」と(笑い声)いうふうに答えてですね。
これで話が続かなかったと。
山崎拓さんもですね、あれだけやるんだったらそれくらい堂々とやって貰いたいものだと思うんですが、ちょっと若干・・・(聞き取れず)な感じが致します。

それはともかくとしてですね。
ちょっとですね、そういう弱みがある事は事実なんですが、しかしそういう物だけでですね。
動かないと言うのは許されないだろうと思います。

★質問9
それからめぐみさんが金正日王朝の誰かに日本語を教えていたのではないか、と言う話が・・・(聞き取れず)本当にあるか?でございますが。

★回答
これはおそらく大体間違い無いだろうと思います。
ジョンチョルかその下のジョンウン、あるいは両方に教えたんではないだろうか?
そういうこともあるのがやっぱり北朝鮮側がですね。
出せない理由なのでは無いだろうかな?というふうに私は思っております。
まぁ理由のひとつですね。

★質問10
それから、よく国交正常化といいますけども国交正常化すれば拉致問題は解決するか?と言う事で。

★回答
そういう事をいう人がいます。
国交正常化したら自由に行き来出来るようになる。
そうしたら探せるんじゃないだろうか?いう事はありますが、これはですね。
全く嘘です。

例えば日本と台湾の間だって国交はありません。
国交無くったってですね。
お互いに自由に行き来が出来る、どこにでも行ける。
で、例えば中国と北朝鮮の間と言うのは国交が、一番強い関係があるわけですが、それだからといって中国人が全く自由に北朝鮮のどこにでも行けるか?と言えばそういうわけではない。
と言う事でございまして、そういう事は国交とは全く関係が無いわけでございます。

北朝鮮と日本の国交正常化の前にまずやらなきゃいけないのは、北朝鮮と日本をそれぞれ正常化していくということでありまして、日本と北朝鮮がちゃんと正常になればですね。
おのずから国交正常化は簡単に実現するということでございます。

★質問11
それから平沢勝栄議員が外国との折衝は二元外交と言う事で、拉致議連の事務局長を辞めたけども、なんで二元外交では悪いのか?
外務省が過去にどんな事をしたのだろう?と言う事でございます。

★回答
ここは確かにですね。
ちょっと難しい所で、外交のやり方の中に政争は水際までと言いまして、与野党が戦っていたとしても外交については、やはり外国に対しては一致してやらなければいけない。
これがひとつ当然の事ではありますが、それ以外の外交の仕方、いろいろなですね。
民間のルートとかそういう物を使ってやるという事も、有効に使える場合には使った方が良いのは事実だと思います。

ただ、個別的に言えば平沢勝栄さんのやったこと自体はあの時に、逆にですね。
正攻法から押すと言うやり方、特に経済制裁とかそういうことをやる事によってですね。
押して行こうと言うやり方に対して、ブレーキをかけることに結果的にはつながってしまった。
と言うことがあったと言う事だろうというふうに思います。

あの時、ですから3年前の年末から一昨年の4月頃にかけてはですね。
北朝鮮側もとにかく出来るだけいろんな手を使おうと思っていろんな事に手を伸ばしておりました。
私、見ていてですね。
なんでこんな事まで手をかけるんだろう?と思うほど、NGOから何からいろんな所へ手を出して日本とのルートを探っておりました。
それだけ北朝鮮にとってはこの拉致問題でですね。
経済制裁をかけられるのが怖かったということだろうと思います。

だから、だとすればあの時にこっちから手を差し伸べてはいけなかった。
もっと締め付けて北朝鮮が本当に逃げられないようにしなければいけなかった。
そのときにある意味で言えば手を差し伸べてしまったような形になってしまったという事だろうと、言うふうに私は思っています。

★最後にまとめ

大体ご質問のお答えは以上だったろうと思いますが、ともかくですね。
この経済制裁の問題なんかは効き目があるから相手側はですね。
効き目が無いと言うんですね。
北朝鮮側は経済制裁なんかやられたって全く意味が無い。
我々は心配ない。

あるいはアメリカがやって来たら直ちにですね。
100倍1000倍にして返すんだと、言う事を言ってるわけですが、こういう事を言ってる時は大体向こうは怖がっている時です。
北朝鮮と言うのはですね。
直ちにアメリカ帝国主義を倒してとか日本軍国主義は粉砕してとか言う事は、しょっちゅう労働新聞なんかを読めばですね。
毎日のように出て来る。

放送にはですね。
あの絶叫しているおばさんが出て(笑い声)しょっちゅう言ってるわけでございますけども、あんな物はですね。
アメリカ帝国主義を粉砕する、日本帝国主義を打倒すると言う言葉はですね。
おはようございます、こんにちは位に還元しておけばいいだけの話でありまして、たいした意味は無い。
言うことですから余り気にしないでですね。
向こうが怖がっているんだと言う事を逆にこちら側がしっかり理解して、有効なカードを使っていけばいいのでは無いだろうか?と言うふうに思います。
以上です。(拍手)


このテキストは話しの花束ぴろんさんの労作です。

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2006年5月 5日 (金)

日本再生フォーラム 荒木和博氏(1)

日本再生フォーラム第17回講演会 (06.4.16 JACK大宮ビル5階にて)
「拉致問題を通して日本のあり方を考える 第6弾 
~北朝鮮による拉致を二度と許さないために~」より

『荒木和博 特定失踪者問題調査会代表の講演 その1』

本日はお忙しい中、多数の皆様お集まり頂きまして本当にありがとうございます。
また、この会を主催するに当たりまして竹本代表を初めと致します、日本再生フォーラムの皆様のご尽力に心より敬意を表する次第でございます。

これから私がお話いたしますのは、今日ですね。
特に中心的な題は「拉致を二度と許さないために」と言う事でございまして、主にこれからどういうふうにするべきかという事について話をさせて頂きたいと思いますが、皆様なんと言いましてもこの所出ておりますキム・ヘギョンさんと韓国人拉致被害者・金英男さんのDNAの鑑定の結果等々をですね。
この事が大変ご関心を持っておられると思いますので、ちょっと最初にこのことに触れておきたいと思います。

この事が明らかになったのは先週辺りから、先々週ですか。
辺りからちょっと話が出るんではないか?と言うことを言われておりました。
正式に発表がありましたのが11日でございまして、この時に政府がそのDNA鑑定の結果、キム・ヘギョンさんの血液とそして金英男さんと言う、昭和で言うと53年の8月5日に韓国の西海岸の島から拉致された当時工業高校の高校生です。
このDNA鑑定の結果ですね。
二人の間に血縁関係がある事が確認をされた、と言うような報道でございました。

この(DNA鑑定を)2ヶ所やってほぼ間違いが無い、と言うような事でございましてですね。
私たちにとりましてはご存知の無い方もおられるかもしれませんが、特定失踪者のDNA鑑定の問題と申しますと、山梨県の甲府市で失踪された山本美保さんの事について、山梨県警が行ったDNA鑑定と言うのはですね。
どうも余りにもちょっと信用できないと。
言う物がありますので、DNAと聞いただけでちょっと?マークがつくんですが、今回の調べ方等々からするとやはり間違いないだろうと言うふうには思っております。
ですから少なくとも一時期、横田めぐみさんと金英男さんの間に夫婦の関係が存在したという事は間違いが無いかと思います。

で、もともとこの情報は去年の12月にですね。
韓国の拉致被害者家族会、韓国では拉致被害者の家族の会が3つありまして、そのうちの一つの拉致被害者家族会の崔成龍さんという代表が発表をした。
これは一昨年の2004年の9月、中国で情報をですね。
北朝鮮の高官から得たと、言う事で発表した情報だったんですが、それが確認されたと言う事でございます。

ちなみに去年くらいからですね。
ニュースにもちょっと出たようですが、蓮池薫さんが横田めぐみさんのご主人は韓国人の拉致被害者であるということを言っていたと、言う話もございました。
ですからその二つのソースがあったわけですが、今回これが確認をされたと言う事です。

私が調査会のメールニュースでですね。
書いたんですが、蓮池さんは帰ったときにですね。
帰国した時に横田さんのご両親ともそれから双子の弟さんにも会っている。
その後も何回か会っている訳ですが、最初の内はですね。
めぐみさんのご主人は拉致被害者の韓国人であると言う事は一言も言っていません。
一昨年くらいから、ちょっと周辺には漏らし始めたという話を聞いておりますが、結局ですね。
横田さんのご両親はあるいは弟さんたちは直接は彼らからそういう話は聞いていない、と言う状態であると思います。

で、ここにおられる皆さんもいろいろなお気持ちの方がおられると思いますが、私もこういうことばかり言っておりますんで、相当彼らからは煙たがられているようなんですけども、あのですね。
ちゃんと言うべきですよね?こんな事は、当たり前の話で。
最初からそんな事を分かっているなら、分かってないわけが無い。
彼らは一緒に暮らしていたわけですから、一緒に暮らしていたのが嘘であれば分かりませんけど、本当に一緒に暮らしていたのであれば、当然一緒に暮らしていた人間が同じ朝鮮語で話をしていたって、それがただの元々の北朝鮮の人なのか?
拉致された韓国人なのか?くらいはですね。
わかんないはずが無い。
ですから帰国した当時すぐにですね。
それを教える事が出来てもおかしくなかったと言うふうに思います。

あの当時彼らが言っていた事は殆ど横田めぐみさんの事についての証言ばかりでございまして、そのあとポツリポツリと田口八重子さんについての証言ですとか出て参りましたけど、あの時はめぐみさんの事ばっかりでございます。
それはどういう事を意味するかと言いますと、この横田めぐみさんの事を出すことによりまして、横田さんのご両親をピョンヤンに呼ぶと。
そこで横田めぐみの墓と言うものでも作っておいてですね。
そこで拝ませて、キム・ヘギョンさんと感動の対面をさせて、それを持って拉致問題はおしまいと言うふうにしようとしていたんだろうと思います。
彼ら自身はちゃんとそういうふうに喋れと、言う事のシナリオに従って喋ったんだろうと私は思っております。

しかし、これはある程度仕方が無い部分があります。
当然そういうような事をですね、しなければ北朝鮮が出すはずもありませんから、ある程度は仕方がなかったと思うんですが、それにしてもここに来てからもう3年半経つわけですが、その頃になってこういう事が出てくるということ事態がですね。
やはりどう考えてもおかしいんではないか?と思うんです。

それからですね。
ちょうど蓮池さんが拉致されたのと金英男さんが拉致された頃がほとんど同じ時期です。
7月の末と8月の初めですから。
で、つまりご両親はこの二人の息子をそれぞれ二十何年前待ち続けたんですね。
蓮池さんのお母さん、ハツイさんなんかは最初の内はですね。
本当に、こう言っては失礼ですが、錯乱状態に近いような状態になってしまったという話を聞いております。

そういう状態の中で苦しんで、しかし息子を何とか取り返したいと言う思いでですね。
お母さんは一生懸命やってこられて、そして現実に息子さんを取り返す事が出来たんですが、同じ苦しみを受けているお母さん、崔桂月さんに対してですね。
もっと早く本人から直接ですね。
連絡を取って上げられなかったもんだろうか?と、そういうことを私は未だに非常に疑問に感じております。
彼らにすればもちろん言い分はあるんでしょうけども、しかし普通に考えてですね。
やっぱりおかしいんじゃないかな?と言うふうに私は思っております。

彼ら自身は特にですね。
今まで喋ってない事は非常にたくさんあります。
彼ら自身は政府に対しては殆どみんな喋ったと言うような事を言っておりますけども、そんな事絶対にあるわけは無いです。
もちろん、喋れない事もあるんでしょう。
それはまぁ認めますけども、しかし、それはそれとしてですね。
それにしても彼らが全部喋ったと言う事は嘘だとしか言いようが無い。

彼らの中でもですね。
特に地村さんご夫妻とか、あるいは曽我さんなどはですね。
何かあれば柏崎に連絡を取って、そして喋っては駄目というふうに言われると喋らない。
こういうような話を私はいろんな所から聞いております。
ならば、やっぱり蓮池薫さんがですね。
それなりの責任を持って対応をするべきであろうと言うふうに思っております。
こんな事を言うのは大体私とあと何人もいませんので、言えば嫌われるんですけども、そんなのんびりした事も言っていられませんので、この場を借りてもですね。
ちょっと申し上げておきたい、と言うふうに思っております。

そうしないと、まさに、今回の金英男さんの件でもそうですが、こういうことが明らかになってからですね。
なんだあいつ等話してなかったじゃないかと言う話になってくる。
これ日本人の、韓国人にも酷い話ですけど、例えば日本人の拉致被害者の人で特定失踪者の中の人とかですね。
当然蓮池さんは藤田進さんなんかを見てるはずなんですが、見ていないと。
やがて別の所から明らかになったときにですね。
なんだ、何であの時言わなかったんだ?という話になれば、彼ら自身の立場の方が危なくなる、非常に悪くなるということもあるわけで、やはりいろいろ問題はあるんでしょうけども、しっかりとそこは話をして貰いたいという事をですね。
本当に切実に感じております。

しかしこういうふうになる事の理由がいったいどこにあるのか?
まさにこの国の根本に関る問題である、と言う事であります。
この国がもうちょっとしっかりしていれば、彼らはもちろん拉致をされる事は無かったでしょうし、拉致をされてももっと早く取り返す事が出来たでしょうし、こんなに多数の方々が拉致をされる事もなかったであろうと言うふうに思います。
もちろん拉致をしたのは北朝鮮と言う極めて異常な体制の国がやった事ではございますけども、一方でその拉致をやらせてしまった言う意味でですね。
日本と言う国も極めて異常な国である、というふうに言わざるを得ません。

田口さんの拉致もおそらく今まだいろんなこと分かってない事がたくさんあると思うんですが、横田めぐみさんの拉致もですね。
複数の筋から私が聞いている話では、昭和52年11月15日のあの拉致をされてから間もなくの時点で日本政府の上の方はですね。
もう北朝鮮による拉致だと言う事は認識していたと言う話がございます。
おそらく私はそれは間違いが無いだろうと思っています。

で、しかしその後ずっと言って来なかった。
平成9年にこれが明らかになったためにですね。
政府は拉致であると言い始めたわけでありますが、これを民間の方で明らかにしていなければですね。
未だにおそらく横田めぐみさんはただの失踪した中学一年生の少女、と言う事であったのではないだろうか?
もちろん今帰国している5人も帰ってくる事はなかっただろう、と言うふうに思うわけでございます。

で、どういうふうにこの国がおかしかったのか?と言う事を知る上でまずですね。
北朝鮮がどういうことを今までやって来たか?と言うようなことについてのお話をして行こうと思います。

ちょっと遠くの方は分からないかもしれませんが、これは北朝鮮の潜水艦です。(写真を一枚掲げる)
今から11年前にですね、東海岸に工作員を侵入させるためにやって来てですね。
そしてそこで波が高かったので座礁して、帰れなくなったという潜水艦でございます。
事件を覚えていらっしゃる方もおられるんじゃないかと思います。
この時にこの潜水艦に乗っかっていた乗員はですね。
全部上陸をいたしまして半分はその場で集団自決をする。
残りは皆山の中に逃げ込んで、そして一人が捕まりまして残りの13人だったかな?
が射殺されて、一人はどうも北朝鮮に逃げ帰ったらしいと、言うふうに言われております。

で、この潜水艦、近くじゃないと分からないと思いますが、前に魚雷の発射管が無いんですね。
ここから見えませんがこの反対側、右舷の船首の方にですね。
一ヶ所だけハッチが、魚雷発射管みたいな場所に付いています。
それが何かと言うと工作員が脱出する為の、つまり上陸したりするときのですね。
ここから出て水中スクーターのようなそういう物で海岸に入る。
そのためのハッチが一つだけ付いております。
他にはこの船にはですね。
魚雷もないし、それ以外の武装もしていない。
もちろん銃とかですね、そういう物は持ち込んでいたんですけども、その船自体には直接くっついてはおりません。

それはいったいどういう事を意味するのか?と言いますと、この潜水艦がいわゆる普通の海軍が戦闘をやったりするために使う船では無いと言うことですね。
この潜水艦の目的と言うのは韓国に工作員を送り込む、偵察を行う為の潜水艦だと言う事です。
北朝鮮の工作活動と言うのは、ですからたまたまいろんな事をやってる中で必要性に応じてついでにやると言う事ではなくて、工作活動をやること事態が彼らにとって極めて重要な物のひとつである。
それは韓国の中の政権を転覆させて、そして南を共産化統一をするという北朝鮮の国家目標に基づいたものですけども、そういう物に基づいて作られていると言う事です。

韓国はそれに対抗する為にこうやってですね。
海岸に韓国の東、西、南の海岸と言うのはほとんどこういう鉄の柵が巡らされております。
韓国へ行かれたら海岸の方で人目の無い所でもずっとこう言うのが通ってますから、御覧になったら良いと思いますが、かなりしっかりとした鉄の柵で上には鉄条網が巻かれております。
こういうものがずっと渡されている。
こう言うのがあっても潜水艦が来たら平気で入ってくるんですね、北朝鮮の工作員と言うのは。

それと今、埼玉には海はありませんけども、この茨城でも千葉でもですね。
海岸線にこんな物あるか?と言うと、どこにも無いわけでございます。
この中には、これもちょっと小さくて分かり難いと思いますが、ここの端の所にですね。
韓国軍の警備・・・(聞き取れず)があります。
ここには実弾を込めた銃を持った兵隊がですね、警備をしている。
それから海も船がパトロールをしている。
こういうふうにやってる中ででもですね、平気で入って来る、と言う状況です。
それと日本の状況を比べてみるといったいどういうものか?と言うのは非常にお分かりになるだろうと思います。

で、日本には、今潜水艦はひょっとしたら使ってるのかもしれませんけども、基本的にはこのこういう工作船ですね。
こういう物で入って来ているという事が多い。
最近一応(潜入は)止まってるんじゃないか?と言う話も有りますが、ちょっと詳しい事は分かりません。
使える時は、また使ってくると思います。

この工作船は今横浜のですね。
観光地になっています赤レンガ倉庫がありますが、あの先に海上保安庁の施設がありまして、そこで展示をしてあります。
ゴールデンウィークにでも横浜の方に遊びに行かれたらちょっと足を伸ばしてですね。
30分くらいで見れますので、行って御覧になったら良いと思います。
陸の上に上げてありますから、非常に大きく見えます。

船の事をお分かりの方ならすぐ分かると思うんですが、この船の船首の形状は非常に尖ったV字型の形状をしております。
これもさっきの潜水艦と同じように、漁船を改造したとかそういう片手間仕事でやった物では無いと言うことです。
完全に工作活動をやるために、特に日本に工作員等を送り込むために作った船だと言うことですね。
この船は時速で言いますと大体40ノット(1ノットは1.852キロメートル毎時、40ノット=時速約74キロメートル)以上のスピードが出る。
この船の後ろの方が観音開きで開きまして、工作小船という、ちょっと上から見ますとですね。
普通のポンポン船にしか見えない船が出てくるわけですが、この船はもっとスピードが速くて50ノット(=時速約79キロメートル)くらいのスピードも出して走ることが出来る。
そういうような船ですね。
この船で沖合い500メートルくらいまで行って、それからゴムボートに乗り換えて上陸をすると、言うようなパターンが非常に多いというように聞いております。

荒木氏講演2


このテキストは話しの花束ぴろんさんの労作です。

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日本再生フォーラム 荒木和博氏(2)

   『荒木和博 特定失踪者問題調査会代表の講演 その2』

そういう事をやられても、大部分は少なくとも今までは分からなかった、と言うことであります。
前に私がインタビューをした事のある工作員は一回日本に入った事があるそうですけども、日本に入るときは何を持って行ったか?と聞いたらですね。
食料と無線機だということで、武器は持って行かなかったのか?と聞いたらば、持っていかない。
日本では絶対に見つかる心配が無い。
見つかっても捕まる心配が無い。
捕まってもスパイを取り締まる法律も無いから、自由に一年位したらすぐに出て来られるという事でございます。

実際にスパイを防止する法律がありませんので、これは佐々淳行さんの本にも書かれていたことですが、捕まえた者はですね。
工作員をどういう法律でやるかと言うと、出入国管理法違反とかですね。
そういう法律で捕まえるんですね。
で、そうするとですね。
例えば無線機でも持ってたとすると、刑が終わった後で強制的に出国させるんですが、その時に無線機も持たせて帰すんですね。
そうしなければいけないという、以外に親切な国でございます。

で、しかしこっちが親切にしていてもですね。
相手はそういう中でゴムボートに乗って、あるいはこういう水中スクーター、これはさっきの工作船の中にあったものです。
こういうゴムボートもあった。
こういうものでですね、自由に入って来ると言う事でございます。
あの工作船の中にどういう物があったのか?と言いますとこれもちょっと遠くて見難いと思いますが、これがまず12点、対空機関銃ですね、がついている。
これが上についてます。
これは海上保安庁の巡視船と交戦した時は、使ってはいなかったようです。

しかしこの中で自衛隊の経験がある方がおられればお分かりになると思いますが、私なんかが訓練で使う7.62ミリですね。
64式小銃は倍くらいの弾丸を使うわけでありまして、これがいくつか当たればですね。
完全に体は粉々におそらく吹っ飛んでしまうと思います。
それから他に積んでいたのは無反動砲とかですね。
地対空ミサイルがありまして、地対空ミサイルの方は2発くらい発射(ボタン)を押したようですが、幸いにして当たらなかった。
こう言うのが一発でも巡視船に当たっていれば、巡視船の装甲と言うのは海上自衛隊の船とは違って薄いですから、おそらく一発で撃沈されてみんな死んでるかと思います。
数人の怪我人だけで済んだのはある意味奇跡に近い。

この船はどうして沈んだかと言うと、海上保安庁の船の銃撃を受けて沈んだんじゃないですね。
自分から自沈してます。
それは船内に自爆スイッチがあってですね。
それを押すと船底に穴が開いてそれで沈むという事になっている。
だから我々は日本の国は平和だと思ってますが、その平和なはずの国にですね。
自分が死ぬ事を覚悟して、そして当然こういうものを使って人を殺傷して当たり前だと思って入って来る連中がいるんです。
と言う事は少なくとも理解をしておかなければいけない。

で、この状態は別に今始まったわけではないです。
はるか昔からずっとそうだったんです。
ずっとそうだったんですけども、問題はそれをですね、この国の政府が一切明らかにして来なかったと言う事に問題があるわけでございます。
昔は確かに日本の中にも、例えば社会党が非常に強くてそういう北朝鮮のですね。
北に対する批判的な事をやれば直ちに大騒ぎをすると、言うような時がございました。
そういうのは確かに警察にとっては非常にしんどかったんだと思いますけど、しかしそれだけで責任が逃れられるはずの物ではなかったと思います。

横田めぐみさんの事件が起きたのは昭和52年の11月でございます。
それから半年ちょっと後に田口八重子さんの事件が起きる。
横田めぐみさんの前年が藤田進さんでございますけども、そういうふうにしてこの時期ですね。
いろいろ続いていたと。
しかしその時点では日本の政府はですね、全くこれが北朝鮮の拉致だということは発表をいたしておりません。

田口八重子さんの事件が分かったのはどうして分かったかと言うと、大韓航空機の爆破事件で犯人金賢姫が証言をして、そして自分は李恩恵という名前で呼ばれていた日本人の女性から日本語とか日本の風習を学びました、と。
いう事をいって、それから調べてやっと分かったわけですね。
それが無ければ分からなかったわけです。
もし例えば大韓航空機の爆破事件が成功して金賢姫が平壌に戻っていたりとか、あるいは逆にですね。
毒薬を飲んでその場で死んでいれば、誰も今は田口八重子さんはただの失踪した女性としかおそらくなっていないだろう、と言うふうに思います。

もし例えば、この日本の国は災害の多い国でございます。
台風だとか地震だとかですね、水害だとかそういう物が非常に多い。
しかし我々比較的そういうものに慣れております。
どこかでこの関東地方にも大地震は来るだろうという思いはある。
あるいはですね、台風は毎年夏になればしょっちゅうやってくる。
やってくると分かっていればその備えをするわけですね。
台風が今沖ノ鳥島のどこに来ているとか、沖縄に上陸したとかですね。
そういう話を聞けば、あとこれくらいで来るかも知れないというふうに思って、それならば出かけるのを控えようとか、そういう準備をするわけであります。

もしあれがですね。
例えば天気予報で日本は明日も明後日もずっと快晴が続くでしょうと、言っていた所に突然台風がやって来てしまったら、どういう事になるか?
地震の方は確かに全く予知が出来ない物でありますけども、しかしそれでも地震がしょっちゅう来るものだと思っていれば、例えば地震があったときにすぐに火を消すと。
あるいはこういうふうにして上から落っこちてくる物から身を防ぐという事は、皆さんも大体お分かりになっていると思います。
それを何も言わないで、日本には地震なんか絶対に来ませんと、言っていた時に地震が来たときはどうなるか?
それはもう想像以上の大惨事になると言う事はお分かりです。
それがまさに拉致についても起こったという事でございます。

現在政府の認定している拉致被害者、昭和52年に一番最初は東京の三鷹市役所のガードマンだった久米裕さん。
それから11月に横田めぐみさんですね。
そして昭和53年に田口八重子さん。
それから神戸の田中実さん。
そして・・・(聞き取れず)福井の小浜の地村保志さん、それから奥さん浜本富貴恵さん。
その後が蓮池薫さん、それから奥さんの奥土祐木子さん。
そして鹿児島の市川修一さん、それから増元るみ子さん。
それから曽我ひとみさんとミヨシさん。
そして昭和55年に原敕晁さん。
それから・・・(聞き取れず)前ですけど、石岡享さんと松木薫さん、お二人はスペインで拉致されている。
原敕晁さんは辛光洙が背乗りをやった相手ですね。
58年に有本恵子さん。
これで16人、この16人と言うのが現時点の政府の認定者です。
しかしこの政府の認定者でですね。
日本で例えばマスコミが誰も何も言わない時、これは拉致だと明らかにしたケースがいったい何件あるか?と言うと実はひとつもない。

久米裕さんのケースはですね。
久米さんがお金を借りていたサラ金の業者というのが在日で、この在日の業者がですね。
北からの指示を受けて久米さんを騙してそして能登半島に連れて行って船に乗っけると言う事をやりました。
これも遠くて見えないと思いますが、場所はですね。
こういう入り江になった所です。
能登半島の舟隠しと言うふうに通常地元の人は言うようですが、こういうところに連れて行ってそこで船に渡したと。
本当にですね、周りが人気もいなくなるとですね。
本当に見つからない。
良くこんな場所を探したんだなぁと言うような場所です。

実はこの(久米さんを)連れてきた李と言う在日はですね。
妹さんか何かが確か帰国をしておりまして、その帰国をしている妹さんを人質にして要は協力をさせられたと言うことなんですね。
しかし事件の直後に久米さんが拉致された直後に捕まっておりまして、自供をしている。
自供しているんですが結局、警察は立件したかったようですけども、どうも検察が言う事を聞かなかったらしい。
言う事で結局そのまま釈放されまして、今に至るまでも結局全く一度も久米さんの拉致についてで、罪を負ったことはありません。
今でも東京の西東京市で普通の日本人として、名前は日本名になっていると思うんですが、普通の市民として暮らしております。

横田めぐみさんの事件は、これは月刊現代コリアのですね。
平成8年の10月号に載った朝日放送の石高健次さんの論文が元になって明らかになったケースでございます。
これは最初は石高さんの論文では誰かと言うことは分からなくて、中学一年生の女の子が1970年代の後半に日本海側のどこかで拉致をされていると言う情報でありました。
その事を元にして調べた結果、これが横田めぐみさんである事が分かった。
そして平成9年の2月3日に、去年弁護士法違反で捕まった西村眞悟衆議院議員が、予算委員会で質問をしてくれまして。
そして同時に朝日新聞のアエラとそれから産経新聞の本紙が報道してくれた事がきっかけとなってですね。
非常に大きな話題となって、この事が元になって家族会も出来、そして救出運動もスタートしたということなんですね。

この事件はさっき言いましたように、事件の起きた当時からこれが北朝鮮による拉致だと言う事はどうも分かっていたらしいという事でございます。
これが分かってたんならこの後も分かってた。
田口さんだけは分からなかったかも知れませんけども、少なくともアベック拉致も当然起きた当時から全て分かっていたはずです。

田口さんの事件はさっき言いましたように、これは大韓航空機爆破事件の金賢姫が喋ったから明らかになったわけです。
田中実さんの事件と言うのは、これは神戸のラーメン屋さんの店員ですけども、ラーメン屋の主人がこれが在日で、これも北から指示を受けて自分のところの店員をヨーロッパに旅行させるということで、騙してオーストリアに送ってですね。
そこから拉致をさせたという事件でございます。
これはそのラーメン屋の店主と同じ北朝鮮の秘密組織にいた人が、もう亡くなりましたけど張龍雲さんと言う方が自分で手記を書きまして、その中で田中実拉致を書いたんで明らかになった。

それからこの地村さん、浜本さん、蓮池さん、奥戸さん、市川さん、増元さん。
あと富山で未遂事件と言うのが一件ありますけどもこれは全部ですね。
昭和55年の1月7日に産経新聞がスクープをして明らかになったケースです。
ちなみに(拉致された日は)7月の7日、31日だったかな?
8月の12日。

7月の15日に富山県の高岡市で海水浴をしていたアベックが狙われて、そしてこれが未遂に終わると言う事件が起きております。
この間富山の救う会の方が、富山県警の警備部長と会った時に、警備部長はですね。
この事件がこのアベック拉致、特に高岡の未遂事件を北朝鮮による拉致だと認識したのは、この田口八重子さんの大韓機爆破事件があった時だと、言うふうに言っていたそうです。

全くの嘘です。
よくも・・(聞き取れず)くてですね。
私その場にいたら張り倒してやろうかと思いますけども(小さな笑い声)、この高岡の未遂事件の時に人を捕まえて入れた袋とか、あるいは手錠のような物がですね、見つかってそれでこの一連の事件が北朝鮮の拉致事件だと分かってるんです。
その時にわかんなかったはずが無い。
そう言うふうにですね。
変なふうに誤魔化すのはこっちがますます警察に不信感が起きてしまって、そのうちに私は捕まるかもしれませんがその前にたくさん喋っておこうと思うんですけども(小さな笑い声)、ともかくですね。
この事件は産経のスクープで分かった。

原敕晁さんになり代わった辛光洙、最近良く出てくるんですね。
報道を見ると何でも言ってると思うんですが、この辛光洙と言うスパイが韓国に1985年・昭和60年に入ってですね、そして捕まると。
そこで原敕晁になり代わったこの拉致の事を話している。
それによって明らかになったわけです。
つまり辛光洙が捕まってなければ原さんの拉致も分からないわけです。

それから石岡さん、松木さん、有本さん。
このケースについてはどういうことかと言うと、石岡さんが東ヨーロッパの人にですね。
手紙を渡して出国してからこの手紙を投函してくださいと、言った手紙が札幌の自宅に届いて、その手紙の中に今平壌にいると。
そして松木さんと有本さんと一緒にいるということが書いてあったんです。
それによって明らかになるわけですよね。
これがもし石岡さんの手紙が届いていなければこの3人もですね。
拉致とは疑われていない可能性が極めて高い。

そうやって見てくるとですね。
この中で誰も分かっていないのに、日本政府の方でこの人は拉致ですと発表したケースと言うのは実は残念ながら無いということです。
無いと言うのはどういう事を意味するのかと言うと、これ以外にもたくさんあるということです。
ここに出て来ている人たちと言うのは要は仕方がないから認定してしまったと、言う人ですね。

この曽我ひとみさんなんかに至ってはですね。
ともかく、こっちが何も言わないのに向こうが出して来ちゃった訳ですから。
つまり誘拐犯の方がですね。
警察が何も言っていないのに、いや実は私誘拐をしましたって言って出て来ちゃったと。
それでああこれは誘拐事件だと言ったような物ですからね。

曽我ミヨシさんは一緒にいなくなってるんで、日本政府は拉致というふうに言ってるわけですけども、しかしその所はですね。
このような状況である、と言うことです。
これがまだ残念ながら今のところ我が国の現状です。
何でこんな事になったのか?と考えますと、昔から分かってましたとしか思えない。
分かっていて、しかしもう今は明らかには出来ない。

大体現場のいろんな警察の特にOBの方とか、いろんな方に話を聞きますとやはりですね。
全国で「このケースは拉致だったんではないかな?と言うふうに思うんだけれども、上に上げたら潰されてしまった」という話はあちこちで聞きます。
ケースによってはですね。
警察の人が私らにですね。
「あの人は拉致だと思うんだけど、何で情報を上の方に持っていかないんでしょうね?」と話が来たりですね。
物によってはですね。
調査会に失踪者のご家族の方に書いていただく調査票というアンケート用紙の様な物があるんですが、あれを警察の人が書いてくれたとかですね。
そういう話はございます。

場所に寄っちゃ警察でですね。
「うちの子供は拉致じゃないでしょうか?」と相談に行ったら、「いや調査会と言うのがありますよ」と紹介して頂いたり、別に紹介料を取ってるわけじゃありませんが、とにかくですね。
嬉しいような悲しいようなこういう話がございます。

荒木氏講演3


このテキストは話しの花束ぴろんさんの労作です。

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日本再生フォーラム 荒木和博氏(3)

『荒木和博 特定失踪者問題調査会の講演 その3』

で、こういうことですから実際にはかなり多いんじゃないか?と言う事でございます。
特に今話題になっています元NHKのワシントン支局長の手島さんのですね。
「ウルトラ・ダラー」と言う小説がございまして、この中に印刷関係者で拉致されている人がいる、と言う話が出てきております。

これは印刷関係の人はですね。
たくさん拉致をされているのではないか?と言うのは、特にうちの専務理事の真鍋が中心になって調べている事なんですが、手島さんと真鍋が会って話もしていますけど、私がちょっと思ったのはですね。
手島さんの所に入ってきた情報と言うのは、我々が言っていた情報が回りまわって手島さんの所に来ていたとすれば、元の出元は同じですから
が、しかし他のルートから入ってきた情報であれば、全然別の所からの情報が重なったと言う事であれば、やはりかなり信憑性が高いのではないだろうか?と言うふうに思います。

100%と言う確定は出来ないんですけども、やはりですね。
今のところ感触では別々のルートから来た情報であるというふうに言える。
で、もしこれが本当に別々のルートであったと言う事であれば確度が高くなりますし、確度が高くなるとどうなるか?というと、印刷工・印刷関係の技術者でいなくなってる方々、だいたい70年前後くらいです。
この拉致を見ていただいて分かるように政府認定者というのは昭和52年・1977年スタートでございまして、これは一般的に言われるのは1976年に金正日が工作機関に対して指示を出して、そして日本人化を進めよと。
外国に行ったときに、日本とかあるいは南朝鮮に行ったときに、そこの人間になりきれる工作員を作れというふうに言った事が元でですね。
始まったというふうに一般的には言われているわけでありますけども、それ以前に組織的な拉致があったという事になります。

我々は元から、これより遥か前からですね。
ずっと拉致は行われていると思っているんですが、この時に日本人化教育の教員としてまとめて連れて来たのと同じように、もっとそれより前、つまり金日成が・・・(聞き取れず)機関にも金正日よりはるかに影響力があった時代から、そういうふうに例えば印刷工が足りないなら印刷工を連れて来いというような指示に基づいて、組織的な事が行われていたとすると、やはりこの拉致自体がですね。
そんな金正日ひとりがどうこうと言うような問題ではない。
北朝鮮と言う国家体制事態から出てきた問題だという事に間違いなくなるわけです。
明らかになれば本当に大変な事だと思います。

そうするとここから先にずっとやっていて、その中にも組織的な拉致があるとすれば、この後も当然組織的な拉致が行われているはず、でございます。
佐々木悦子さんなんかはもう90年代、比較的近い事件でありますけども、やはりですね。
そういうこと自体があってもおかしくない。
そうすると場合によったら2000年以降に、あってもおかしくない。
ひょっとしたらこれから先にあってもおかしくない、という事に当然なってくると言う事です。

これはですね、ともかくその中のほんの一部で、出したくないんだけどもうこうやって出て来てしまったから認定をしたと、言う事なんだろうと思います。
一番最後に認定されたのは田中実さんが去年の4月ですけども、それまでにちょうど一年前ですね。
その前と言うのは9.17で曽我さんなんかが出てきて、曽我さんを認定した時。
石岡さんなんかもまだそのとき認定していませんでしたから、曽我ひとみさんとお母さんと、それから石岡さんと松木さんを4人認定して15人になった時から、2年半かかってやっとですね。
田中実さん一人。

ところが田中実さんは拉致をした犯人と言うのが二人日本国内にいるんですよ。
韓竜大と曹廷楽というのがいるんですけども、しかしそこは一切手をかけていない。
原敕晁さんだってある意味で主犯とも言える、原さんが勤めていた中華料理店はいまだに普通に営業していて、そして店主はそのまま罪にも問われていない。
この間ガサ入れはありましたけど、しかし罪には問われてはいない。
と言うような状態がずっと続いて来てしまっているという事でございます。
ですからね、こういう事をともかくどうにかしていかなければ問題は絶対に解決をしない。

非常に不謹慎な話かもしれませんが、「踊る大捜査線」という織田裕二が(主演した)あれで行きますと、織田裕二がもし公安の刑事で、なにか拉致事件を見つけたと。
それで「あれは拉致でしょ?」と言うふうに言うとですね。
袴田課長とか神田署長がですね。
「いや青島君、あの人は自分でいなくなったんだからね」と(笑い声)言う事でですね。
それで交通課にでも回されてしまうというような、そういうパターンになってるんじゃないだろうかな?と言うふうに思います。
そういう状態で次に来るとですね。
次に受けた人間は「これはとんでもない話だ」と思っても、「いや、俺の時に起きた事じゃないよ」と言う話で、「前に起きてる話で、こんな物自分は対応取れないということで・・・(聞き取れず)を次々送ってしまう。
どんどんたまっていくわけです。

小泉さんは結局なんだったか?と言うと、おそらくですね。
あの人は、元々外交のことなんか全く関心の無い人でしたから、しかしそれが何か声がかかってですね。
ちょっと拉致の事で上手く行くかもしれないと、言う事でやってみたと。
9.17の頃になってですね。
初めてどういう事だったのか?と言うのが分かったんだと思います。
どうもパンドラの箱をこう開け放ってしまったじゃないかと。
で、ばっと見たらとんでもない物が詰まっていたと。
で慌てて蓋を閉めてしまったと。
ところが蓋が締め切れなくて出始めてしまったので、そう言うのがこうやって出て来ている事だということで、小泉さんからすれば「俺は関係ない」と。
「元々何十年前からやってる話でそれまで解決しなかったのが悪いんだから、俺がそんな事解決する必要は無いじゃないか」という事ではないだろうかな?と私は思っています。

現在この拉致問題の解決をですね。
どういうふうにやってるかと言うと、今言ったように警察がとにかく中心になって捜査をする。
そしてこれは拉致間違いないと言うふうになったらですね。
これは内閣が内閣の責任でですね、認定と言うのをやります。
そうするとですね、これを外務省が北朝鮮に交渉する。
この枠組みが今ほとんど変わらない状態で続いて来ております。

ところが実際にはですね。
警察がやるとどうなるか?と言うと結局ですね、ほとんどのケースは認定は出来ないんです。
と言うのは例えば横田めぐみさんの事件は昭和52年の11月の15日。
この中にはまだ生まれていない方もたくさんおられると思いますが、生まれていた方でもですね。
昭和52年の11月15日に何をしていましたか?と言われてですね。
あの日は昼頃起きて仕事をしてその後どこへ飲みに行って、と話が出来ればそれだけで十分飯が食える。
そしてそんな人がいるわけが無い。

ところが警察は基本的にはどこでどういうふうに連れて行かれたか?と言う事が分からないと拉致認定が出来ないと言うのが基本的な考え方です。
ところがいなくなった時にですね。
今日ここにも特定失踪者のご家族とかたくさん来られていますし、田口さんもそうなんですけども、皆さんですね。
いなくなる理由が大体分からない訳なんです。
皆さん、全く北朝鮮と関係ない。
だからまさかね、北朝鮮に拉致されてるかもしれませんなんて事を言った人はほとんどまずいないですね。
我々のリスト、450人の中にも今の政府認定のご家族の中にも。

そうするとどうなるか?というと大抵殆ど大人ですから。
横田めぐみさんみたいに中学一年生の女の子であれば、これは事件性があるといって調べますけども、そうでもなければですね。
「いやそれは嫌な事でもあったんでしょうから、もうちょっとしたら戻って来ますよ」と言うふうにいわれて大体おしまいです。
警察もですね。
年間に8万人から9万人、行方不明者の届けがあります。
ですからとてもそんな物を調べちゃいられない。
事件だと思わなければそれでおしまいだと、いう事になってしまうわけで、例えば拉致がこれだけあったとしても今から警察が拉致認定できるのは氷山の一角だけです。

氷山の一角を内閣に出す。
どうするかと言うと政府の方はですね。
ここでもし拉致認定をして、拉致被害者の数を、その認定者の数を増やしてしまうとまた北朝鮮が硬化する、態度が。
態度が硬化してしまうと国交正常化も滞るし、あるいは拉致の解決にも悪影響を及ぼす。
いう事になって中々認定しません。

この間外務省が北朝鮮に出した36人のリスト、あれは公式には30数人となってますが、36人ですね。
36人と言うのはこの中で調査会の1000台番リスト、埼玉で言えば佐々木悦子さんと新木章さんと藤田進さんですか。
を入れた方々ですね。
それに加えて小住健蔵さん、これもまた最近名前の良く出て来た朴と言う工作員ですね。
なり代わった小住健蔵さん。
そして福留貴美子さん、二人を入れて36人になるんですが、この小住さんについては警察はですね。
一昨年くらいの時点では内閣の方に政府の方にこれは認定すべきです、というふうにどうも言っているようです。
しかし、認定をしない。
田中さんと小住さんと二人出したらしいんですけども、結局田中さんだけ認定と言う。
その状態で外務省は北朝鮮に交渉する。

ところが北朝鮮にはですね。
対しては今のところ経済制裁とかそういう圧力をかけてはいない。
圧力をかけないで北朝鮮に話をして話を聞くか?と。
北朝鮮に「こういう人たちについてを拉致しているでしょ?」と、「戻してください返してください」と言って、「分かりました、返しましょう」と言う国であれば初めから拉致なんかするわけ無いんですね。
相手は詐欺師と暴力団一緒にやってるような国ですから、こういうところに力使わないで返してくれと言ったって返してくれるはずが無い。

去年の6月に参議院の内閣委員会で民主党の森ゆうこ議員が質問をしまして、当時の細田官房長官に「どうやって取り返すんですか?」と言う事を質問しました。
そのときに細田さんの回答はどういう回答か?と言うと、

「相手も国家で向こうにいる人は権限は皆向こうが持っているんだから、粘り強く話をして分かりました、やってました、返します、と言ったら取り返します」

と、こういう事を言ってるんですね。
永田某のガセメール事件でですね。
大騒ぎをしている暇があったらこういう時にですね、大騒ぎをしなきゃいけない。
本当だったらばこの答弁一つだけで政権が倒れたっておかしくないような答弁なんですが、残念ながらマスコミでもどこも書いていませんし、殆ど相手にしなかった。

しかし、ああいうふうに相手に言われてですね。
つまり「向こうにいる人は向こうに全部権限があるんですか?」と言う事はどういうのか?というと、「拉致をされてしまったらば、もう煮て食おうと焼いて食おうと北朝鮮の勝手ですよ」と言ってるのと同じです。
これはまさに日本政府が「我々は絶対に拉致被害者を取り返さないぞ」と、言う事を国民に向けてですね。
断言したのに等しい、と言うほどひどい話です。
しかし現状は今もそれ程変わっていない。

そういう状態の中でですね。
どういうふうにしなければいけないのか?と言うのがやはり問題としてあるわけでございます。
ともかくこのやり方だけ続けていたって、いつまでも解決しません。
この間の原敕晁さんの関する大阪のラーメン屋のガサ入れとか朝鮮商工会のガサ入れ、何でそんな物ガサ入れしたんだろう?と思います。
だって事件が起きてからもう26年、辛光洙が捕まってから21年経ってるんです。
行ったってですね、ラーメンの汁くらいしか残っていない。(笑い声)

それなのにですね、しかも(ガサ入れを)やりながら誰も捕まえてないです。
誰も捕まえてないのはどういうことか?と言うと、それは現場でやってる人は一生懸命やってるんでしょうけども我々が見たらですね。
そんな物ただ警察が一生懸命やってますと言う事を言いたくてやってるんじゃないか?と言わざるを得ないわけでございます。
それじゃ困るんですね。
尚且つ、もしそれで犯人が捕まった所で原敕晁さんが帰ってくるわけではない。

これは日本国内の事件としてやってるから問題なので、安全保障上の問題であるというふうに捉えなければですね。
問題は解決しない。
これは北朝鮮と言う国が国家目的の為にやっている一種の戦争です。
だからそれに対するちゃんとしたやり方をしなければですね。
誰も返って来ないです、わけでございます。

それはどういう事を意味するか?と言いますととこれはですね、例えばこういう事です。
埼玉は海が無いから、海のあるところでですね。
どこかの海岸にどこかの軍隊が100人くらい上陸してきたと、そこに陣地を作って占領して、当然銃とか撃って周りに死傷者が出るわけですね。
それをどう対応するか?
警察が対応するとどうなるか?と言うとそこへ警官がやってきてですね。
誰が誰を撃ったかとか、こいつが殺人罪だとかこれが傷害罪だとかですね。
司法検分をしてそういう事をですね。
捕まえようとする事になっちゃうわけです。
警察はそう言うのが仕事ですから。

しかしそんな事をやっていてですね。
じゃあ問題解決するか?解決するわけないですね。
そのときは同じ武器を持っていたとしてもそれは軍隊と警察の全くの違いと言うのは、警察と言うのは武器を使って法秩序を回復すると言うのが目的ですけども、軍隊と言うのは基本的にですね。
敵を制圧すると言うのが目的で使い方が全く違う。
その相手を制圧してですね。
そして排除しなければいけない。
そうしなければ問題は解決しない。
ところが今この拉致問題をやってるのは拉致と言うのは国家の安全保障にも拘らず、警察だけがここをやっている。

内閣の中に専門幹事会と言うのがございます。
それは鈴木官房副長官と言うのをトップとして各省庁が入ってですね。
拉致問題についてのプロジェクトチームをやってるんですが、今年の1月になるまでですね。
この中に防衛庁は入っておりませんでした。
文部科学省は入るんですよ?入ってるのにも拘らず、防衛庁は入っていない。
やっと1月の末に入りました。

ところが今度はですね。
このプロジェクトチームの中に北朝鮮の情報収集をやるチームと言うのを作ってるんですが、今度はこの中から防衛庁は排除されている、いうことです。
警察というところはですね。
元々内務官僚と言うのは、この中にも警察の方おられるかもしれませんが、元々軍隊と言うのが嫌いですから、出来るだけ排除したいと言う思いが働くんでしょうけども、そういうふうにやってしまっているわけでございます。
しかし問題は安全保障の問題だというふうに解決をしていかなければいけない。

そうすると何が必要かと言うと、情報の収集、これはともかく必要です。
いったいですね。
日本の国内でどんなに調べたって分からないです。
北朝鮮のどこに田口さんがいるのか?
北朝鮮のどこに佐々木悦子さんがいるのかと言う事をですね。
調べていかなきゃ、問題は前に進まない。

今までこの話は全部点でした。
そういう点を何とか結びつけて面にしていくという努力をしなければいけない。
我々もそれを今遅まきながらですね。
もう一回今まで出て来た情報をひっくり返して、その間をつなぎ合わせようとしているわけでございます。

荒木氏講演4


このテキストは話しの花束ぴろんさんの労作です。

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日本再生フォーラム 荒木和博氏(4)

『荒木和博 特定失踪者問題調査会代表の講演 その4』

それから私たちは現場で現地での向こう側からの情報のルートと言うのは非常に弱い。
今日野口さんもお見えですけど北朝鮮難民救援基金の協力も頂いたりしながら、情報を何とか接収をするということを進めている、と言う事でございます。
この情報を元にして誰がどこにいるかと言うのを調べていく作業をしていかなければいけない。
これは外国の情報ですからね。
こういうのをやるのは、私は日本の官庁であれば自衛隊かそうでなければ公安調査庁あたりがやるべきだと思います。
公安調査庁は公安調査庁で、拉致を専門にやってる方々何人もいますので、とにかくどこでも良いんですけど、情報をしっかりまとめると言う事の必要があるだろう。

そしてそれからもう一つは北朝鮮の拉致被害者の情報だけではなくて、北朝鮮内部の情報をしっかり掴んで置く。
そういう中でですね、もし北朝鮮の体制崩壊と言う事があった場合、これは今日ちょっとお話しする時間もありませんけども、金正日体制が崩れる言う事があったときには、これは邦人保護と言う観点で救出をするしかない。
これは誰が行くのか?と言うとですね、これは八百屋さんや魚屋さんが行ったって仕様が無いので、軍隊が入るしか仕方がありません。
自衛隊が行くという事でございます。

ちなみにこの埼玉出身の参議院の山根議員さんが、この間3月の8日に参議院の予算委員会で拉致問題について質問してくださいまして、このとき初めてですね。
防衛庁長官が拉致被害者の救出について答弁をしました。
初めてです、これまで。
ただ今までの大体決まってた事が、そんなに足を踏み外した物ではありません。
こういう事態が起きた時に外務省の要請を受けて、そして安全が確保される限り行きますと、いう事でした。
安全が確保されるなら別に軍隊が行く必要は無くて、誰が行ったっていい訳ですね。(笑い声)

安全が確保されないから軍隊が行くんですけども、取り合えずですね。
答弁自体は不満なんですけども、しかし少なくとも防衛庁長官がですね。
答弁をする事になったのは、いくらか前に進んだと言う事だろうと思っております。
これをやってきたと言う必要があります。
そのためにどこがどういうふうにとか、港がどうなってるとか、そういうことを調べていく。

それから更にですね。
もう一つ更に進んで自衛隊を使った救出作戦という事になりますが、それは北朝鮮の中にいる人と連絡が取れて、その人が多少の危険は覚悟して脱出すると言う意思があると確認された場合、やるわけですが、これはもうギリギリの所まで秘密にしておかざるを得ませんので、公公然と そういう準備を始めておく必要が私はあるというふうに思います。
こういうことを私が言うとですね。
最近でもこういうところで話をしてもですね。
余り抵抗感がなくなりました。

昔は話していても、いやそう言ったって憲法が引っかかるのどうのと言う方があるわけでございますが、憲法に引っかかかるくらいであればですね。
我が国の憲法どこがどうなんだと、軍隊なんていらない事になってますから、自衛隊なんてどう考えたって私憲法違反だと思っているんですね。
しかし私も憲法違反の存在のごく一部でございまして、じゃあ今の日本でですね。
自衛隊は憲法違反だから無くしてしまえと言ったらどうなるか?と言うと、そっちの方がよっぽど問題にされると言う事でありまして、現実問題としてはこういう時のためにですね。
軍隊が存在するわけですよね?当然。
こういう時に、本当に困っている人苦しんでいる人がいるときに、助けられないような軍隊だったらですね。
年間何兆円もお金を出す必要は無い。
それこそ税金泥棒以外の何物でもないわけで、そうじゃないとするためにはですね。
しっかりこういうことをやるようにしなければならないし、当然それに対して国民の側もバックアップをしていかなければいけないだろうと思います。

ちなみに戦前ですけども、日米戦争が始まる前、昭和15年に日本の北洋漁業の漁船がソ連に拿捕されたと言う事件がありました。
そのときに青森の大湊にいた艦隊ですね。
それは明治時代に設計されたボロボロの駆逐艦ですけども、その駆逐艦隊がカムチャッカまで行ってですね。
その捕まえられている所の港の前で派手に演習をやりました。
言う事をやったらすぐにソ連はですね、返して来たと言う話でございまして、それはソ連からすると日本海海戦でですね。
コテンパンにやられたと言う恐怖感があったせいだと思いますが、こっちから行ったのはボロボロの船でもですね。
すぐに返してきたと言う事でございまして、いろんな形でそういう物はちゃんと使わなければいけないというふうに思っています。

そしてこういうことをやっていく中で、何を目指していくか?
当然日本人の拉致被害者の全ての救出、これは当然ですね当たり前の話です。
全てというのは今我々の特定失踪者のリストにも載っかっていない人ですね。
それはどういうことかと言うと、例えば久米さんにしても原さんにしても田中実さんにしても、身寄りの無い人を狙った拉致です。
だからこれ、成功していればですね。
我々の所に誰も分からない。
日本の中で誰も拉致をされた事を知らない人と言うのが明らかにいるんです。
しかし我々は日本国民の責任においてこの人たちを全て取り返さなければいけません。
それをやる。
この全てを取り返して日本人拉致問題の解決と言うことです。

もちろん終わって帰ってきた後でですね。
いろんな問題が起きると思いますが、ともかくそこまでは絶対にやらなくてはいけない。
これが実現するとどうなるか?と言うと、日本人だけではなくてですね。
他の国の、韓国なんかも含めてですね、他国人の拉致被害者の問題もですね。
並行して当然解決をしていく。

つまり全ての日本人拉致被害者の問題が解決するというのは、要は向こうに入って自由に中を探してくる事が出来なければいけません。
と、これは向こうの体制が倒れていなければいけないわけでして、そうなれば他の他国人の拉致の問題も解決をしていく。
同時に北朝鮮の中の人権問題、今たくさんの人が北朝鮮を逃れて非常に苦しい思いをしているわけですけども、その北朝鮮の人権問題も当然解決の方向に向かうということでございまして、これは全部含めてやるという事でなければ意味が無いわけでございます。
物理的に言っても日本人の被害者だけ取り返して終わりと言う事は有り得ない事なんですが、やはりですね。
ここまで持ってくる事を考えておく必要はある。

今北朝鮮を巡る状況と言うのは非常にですね。
混乱した状況です。
中国が北朝鮮の中にどんどん手を突っ込んでですね。
人事まで引っ掻き回しています。
経済的には中国との国境辺りはですね。
殆ど植民地化されているような状態で、土地を買い漁ってですね。
鉱山をどんどん買って、商人がどんどん入っている。
しかし中国にとって見ればですね。
これ一つ間違えると、中国の歴史と言うのは朝鮮半島に手を突っ込んだときに王朝が倒れている歴史でありまして、そう言うふうになり兼ねない。

アメリカはアメリカで、今非常にこの問題どうにかしたいと思ってますが、しかし爆撃したりとかですね。
手荒な事を使う力はアメリカには残っていません。
韓国は今はもう北朝鮮に対してはですね。
何でも言う事を聞くと言う状態です。
ある意味で言うとですね、日本は非常に筋を通している。

金正日と言うのは日本よりは中国の方が嫌いですから、中国にうるさい事を言われたくない。
だから今話として時々出ている、第3次の小泉訪朝、場合に寄ったら例えば横田めぐみさん一人を返してくるんじゃないか?とかそういう話があるんですが、こういうのは全て9.17の時と同じでともかく日本にですね。
と手を結ぶことによってアメリカからの圧力を抑えて、金を取って、そして中国との関係をもうちょっとバランスを保ちたい。
言う事の表れだろうと思います。
これは100年前、大韓帝国が潰れていった時の状況と非常に良く似ています。
おそらくああいうような事のようになるんだと思います。
ただ100年前と違うのは、日本の中にはですね。
極左から極右まで全部含めて大部分の日本人は二度と戦争なんかしたくないと思っている点ではですね。
これは国民的なコンセンサスでございまして、そういう事は有り得ないですけども、しかしあの国が潰れていく時の状況と非常に良く似ている。

ですからこういう時に我々はですね、こっちで受身になっていて良い状況になるのを待っているのではいけない。
これはこっちからどんどん打って出て、そしてあの体制を揺すぶってですね。
そして倒してしまって拉致被害者を取り返す、と言う事をやっていかなければいけないと思います。
外務省がけしからんとか、警察が駄目だとか言う事だけをいくら言っていても問題は絶対に解決しません。
こちらから手を突っ込んでですね、解決をしていくしかない、と言う事でございます。

今度我々一日一時間半ですね、短波放送でラジオを流しております。
「しおかぜ」という名前でですね、報道で御覧になった方もおられるかもしれませんが、夜の11時から12時とそれから早朝の4時から4時半まで、5.89メガヘルツで流しておりまして埼玉でも聞こえると思いますので、もし短波が入るラジオをお持ちでしたらね。
一度聞いて頂きたいと思います。
この放送は今まで拉致被害者の方々、特定失踪者の方々のお名前の読み上げとか、あるいはご家族からのお手紙の代読、そしてここにも何人もおられますが、ご家族からの直接のメッセージを流しておりました。

これはこれから先も続けるんですが、これに合わせてもっと強いメッセージを出していこうという事でですね。
明日、月曜日からですね。
一部放送を変えまして、月曜日の11時から11時半、これは朝鮮語。
それから火曜日の11時から11時半までが英語。
水曜日が日本語ということで、ニュースの解説みたいな時間を作りまして情報を流していこうというふうにしています。
明日、朝鮮語放送は私が流すんですけども、この中にはですね。
この間山根さんが質問してくれた国会での状況などを伝えるのと同時に、北朝鮮の幹部に対してともかく今の内に日本人拉致被害者の救出を手伝った方が身の為ですよと、いうですね。
半ば脅迫みたいな物ですが、こういうのを入れて流します。

英語の方は、これはですね。
これは逆に短波放送と言うのは非常に遠くまで届きまして、アメリカとかヨーロッパとかオーストラリアでも受信されたと言う報告が入っております。
ですから英語圏の人々に拉致とはどういう事なのか?と言う事を流す放送を行う。
日本語は、日本の中でも結構聞いておられる方もおられますし、それからもちろん拉致被害者日本人の方は分かるわけで、それを流していくという事をですね、やりまして。
そしてさっきのこのような状況になった場合はですね。
今度は拉致被害者の方々にどこに集合してくださいとか、どこで待っていますとか言うような事の情報をですね。
流すように使っていきたい、と言うふうに思っております。

ともかくそういう事をやってですね。
戦わなければ、我々自身の安全も絶対に守れることは出来ない。
こういうのを放ったらかしてしまえば、また次の被害者がこの埼玉でも出るかもしれません。
ですからそういうのを止める為にはですね。
こちらから戦っていくしか方法がない、と言うふうに思っております。

後でお話いただきます野口さんは、北朝鮮からも指名手配されていまして、それは大物だからと言う証拠でございまして、私なんか残念ながら指名手配して頂いておりませんので(小さな笑い声)、頑張って何とか向こう側のリストに載ってですね。
気合を入れてやっていきたいと思いますが。(笑い声と拍手)
例えばですね、今必要なのは我々のあるいは我々の子どもがですね。
次の世代を守るために戦う姿勢がなければですね、我々自身の安全も守れない。

お配り頂いた物の中にもちょっと書いてあるんですが、とにかく日本と言う国はですね。
良かった悪かったという事については色々それはもちろん評価がありますが、ともかくですね。
60年前に世界中の大国を相手にして戦った国です。
アメリカも含めて世界中の国でですね。
全ての大国と戦った国と言うのはどこにもありません。
日本しかない。

アメリカと戦った時だってですね。
陸軍と海軍が喧嘩をしながら戦争をやってるわけですね。
陸軍が潜水艦と航空母艦を作った国なんて日本しかありません。
と言うほど仲が悪くてそれで戦争をやりながらですね。
アメリカ相手にして4年間戦った。
アメリカ以外の国には負けていないわけですね。
と言うだけの日本がですね。
しかし、あの戦争についてだけはいろいろな評価があります。

この北朝鮮の問題は我々がやられている被害者です。
しかも例えば日本人を拉致をしてそれによって金正日がですね。
北朝鮮の国民を救おうとしたとか言うのであれば、許す事は出来ませんけどもしかしまぁ、理屈としては分かると。
ところが日本人を拉致して他の国の人も拉致してそして、尚且つ北朝鮮の一般の国民もですね。
とんでもないひどい目に遭わせておいて、自分達だけ贅沢をしているということから考えたらですね。
我々にとって何もですね、恥ずかしい問題は何一つ存在しないわけでございまして、あの体制をどうにかしてしまうという事についてですね。
躊躇をする必要はまったくないし、そしてこの国の力からすればですね。
そんな事は簡単に出来るはずだとそういう事を思って、みんなの力を集めていくという事が重要だと思います。

北朝鮮にとって見れば、9.17の時に非常に困ったと。
ブッシュ政権が出来てですね。
ひょっとしたら爆弾を落とされるかもしれない。
金は無い。
と言う状況で仕方が無いから日本と手を結ぶしかない。
手を結ぶときに拉致問題が、日本から外務省の田中均さんか誰か分かりませんが、とにかく拉致問題認めてくれと。
拉致を認めてくれたらば、これで日朝国交正常化があっという間に進むんだと言われたわけです。
それでそうかと言う事でですね。
認めてしまったら大騒ぎになって逆にマイナスになる。

そこでもう一回ですね。
認めたんだから、5人だけ一回返してくれと。
生きてると言う5人だけでも返してくれと、戻してくれたらすぐに2週間くらいで北朝鮮に戻すと。
そうしたら次はあっという間に国交正常化が進むからやってくれと言うふうに言われてですね。
じゃあそうかといって返したら戻さない。
更にですね、拉致問題どんどん酷くなって行く。
と言う事でですね、一昨年だったらば子供たちを返してくれれば後は大丈夫だという話だと思って返してみたらばそうも行かない。
と言う事で、北朝鮮からすれば騙されたと言う思いが非常に強いわけです。

日本人の強い所はですね。
皆それぞれ勝手な事をやっていてもですね。
お互いに何の指揮命令系統が無くても同じ方向に動くとなれば、それが最大限上手く行くという特性があります。
それが半分皮肉を込めて言えば、上手く行かなかった事もあるんですが、とにもかくにもこういう問題はですね。
解決をしていくという事に今ある意味で言うと、絶好のチャンスだと思います。
我々どうしてもこの国の力を過小評価してあれが無いから駄目なんだとか、これが無いから駄目なんだとかですね。
マスコミが悪い外務省が悪い、何が悪いこれが悪いと言いながらですね。
言い終わったら一杯やるかと言えば飲んでおしまい、と言う事が非常に多いんですが、実際にはそうではなくてこの国の力をですね。
今こそ試されている時で、その力は十分に我々にはあります。

ある力を使うかどうかの問題であって、それは我々の決断だと言うふうに私は思っています。
もう少しで私は問題解決できると思います。
年内に全部解決してみせると言うことを言っているわけでございますけども、それはもちろん解決したとしても私の力でやるわけではない。
国民全体の力でやるわけですが、そういうところまで私は迫っていると思います。
絶対に出来ると確信を持って、今後とも拉致問題の解決にご協力をお願いしたいと申し上げまして、私の話を終わります。
ありがとうございました。(拍手) 

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このテキストは話しの花束ぴろんさんの労作です。

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